未経験からWebディレクターに転職するにはどうしたらよいの?

Web業界の求人をチェックしていると、必ずと言っていいほど目にするのは「Webディレクター」ではないでしょうか。

Webデザイナーに比べると業務内容がぼんやりしていますよね。「どんな仕事かピンとこない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、Webディレクターについて、特に「未経験でもWebディレクターになるにはどうしたらよいか?」についてまとめてみました。Webディレクターを目指す人の参考になればと思います。

この記事を書いた人
末永 雄大
アクシス代表取締役社長。リクルートキャリアで様々な企業の採用支援を経験、MVP6回受賞。転職エージェントや有料転職相談サービス「マジキャリ」など複数サービスを展開。Youtubeの総再生数は200万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」

Webディレクターって?

ディレクターとは、ディレクション業務をする人のことで「監督」や「指揮する人」を意味しています。

Webディレクターはクライアントの要望と制作スタッフ(デザイナー、ライター、プログラマーなど)をまとめて進行管理、品質管理などをする仕事です。

仕事のスタイル

Webディレクターは、デザイナー、ライター、プログラマー、コーディング担当などのスタッフをまとめ、制作進行をおこなう言わば監督です。

顧客の期待にかなうWebサイトをスケジュールを守りながら作り上げる責任者なので、プロジェクトメンバーの人選や、制作スケジュールの設計・管理、コンテンツの品質管理、メンバーのマネジメントまでおこないます。

ここまでやるわけですから、Webサイトは正に「自分の作品」であり、良い仕事をすれば、後々まで誇れる勲章となるのが仕事のやりがいです。

必要な能力

小・中規模サイトの場合、Webディレクターは複数のプロジェクトを同時に担当することも珍しくありません。

このため、全体のスケジュール設計と管理ができる能力が求められます。現在何がどこまで進んでいるのかということを把握し、これから必要な工程にどれだけ時間がかかるのかを見定め、納期を守りながら仕上げなければなりません。

また同時に品質の高いWebサイトを作り上げるためには、プランニング、デザイン、コンテンツ制作、プログラミング、HTML・CSSコーディング等に幅広い知識が求められます。

それぞれの業務は、人選さえ的確ならば、各パートの担当者に任せればいいわけですから、専門能力を極める必要はありませんが、その分全員としっかりコミュニケーションできる幅の広さが求められるのです。

仕事をする上で1番大きな要素

Webディレクターは、クライアントと現場、また、それぞれの制作スタッフの間の橋渡しのような役割です。そのため、正確に情報を伝え、相手がきちんと理解しているかを確認することが必要です。

クライアントに対してもスタッフに対しても、打ち合わせにきちんと時間をかけ、相互理解がなされている状態を保つことが良い仕事をする秘訣と言えるでしょう。

デザイナーやエンジニアと業務を進行しつつ、上流工程でクライアントや事業責任者とビジネスの方向性を決めるという役割になっていますね。

  • プロジェクトメンバーの人選
  • 制作スケジュールの設計・進行管理
  • コンテンツの品質管理 など

大きくはこれらが仕事になりますが、会社規模・業界などにより違いはあります。

Webディレクターに求められるスキル

複数プロジェクトを同時進行することが多く、Webディレクターは効率のよい管理が求められます。コンテンツの企画を考え、企画書の作成・提案、撮影・取材に携わることもあります。

プランニング業務(プランナー)も兼務したり、技術的な知見(テクニカルディレクターとしての役割)を求められたりすることもあります。

複数プロジェクトを同時に担当することは珍しくありません。このため、スケジュール設計と進行管理のスキルが求められます。その上で、制作スタッフの進捗確認をしながら必要工数を見定めて納期に間に合わせるようにプロジェクトを進行します。

Webディレクターは言わば、クライアントと現場をコントロールするプロジェクトの指令塔ですね。

どうやってWebディレクターになるの?

Webディレクターには、主に下記の2つのケースでなる人がいます。

  1. デザイナーやエンジニアで現場を経験した後にディレクションの立場となるケース
  2. 未経験からWebディレクターになるケース

上記1の現場経験済みのケースですと、アプリケーションやWebサイトなどの開発フローが理解していますので、制作者のスタンスを把握しているのでディレクションがしやすいですね。

ですが今回は、未経験でWebディレクターになるケースとしては、その企業の求めるレベル感にもよって変わってきます。

転職を希望している企業がどのようなサイトを運営しているかもひとつ未経験でもWebディレクターとしてやっていけるかの、ひとつ判断の基準にもなります。

ディレクションをして指示出しをしていく立場になるわけで、現場の統括できるかどうかも転職をできるかを見られるポイントにもなります。

未経験からWebディレクターになるには?

では、未経験からWebディレクターにはどのようになれるでしょうか?

実際、未経験で中途採用をおこなっている企業はあまり多くはないですね。もちろん、まれに「未経験でも歓迎」している企業もあります。

もし中途採用をおこなっている場合は、社内が未経験でも教えてもらえる環境が整っているかどうかを事前にしっかりと把握しておいたほうがよいでしょう。

中途採用は、基本的には即戦力になりますので、教えてもらえる環境が整っていないことのほうが多いです。

異業種からWebディレクターになるパターン

デザイナーやコーディングなどの制作側からディレクター業務のポジションへ。その場合、例えば独学でWeb制作や進行の知識を身につける。

または、同会社の場合は周囲に「ディレクターをやりたい!」と発信して、デザイナーやコーディング等の制作担当の傍ら、先輩ディレクターと一緒にクライアント先へ同行し、ディレクション業務をおこなったりをします。

制作側としてWebディレクターと関わる機会が多いので、普段からディレクションを見て学ぶことができるのは、制作経験者ならではの特権で、ここで学んで経験を積み、その会社でそのままWebディレクターとして活躍するもしくはゆくゆくは「Webディレクター」求人に応募するという流れになるかと思います。

アルバイトからWebディレクターになるパターン

未経験というケースでは、アルバイトからスタートというパターンがあります。

現場でヒアリング、見積り、制作を繰り返してディレクション業務を学びます。もしも小規模の会社であったりすると社内リソースがなくて先輩に教えてもらえる環境ではないので基本的には独学で学ぶことになります。

このような場合は制作全般を経験できる環境で、幅広い知識を身につけられることになり、将来的にはWebディレクターになれる道になるかと思います。

未経験からWebディレクターに転職するにはどうしたらよいの?

多くの場合、Webディレクターは最初は「アシスタントディレクター」からスタートすることが多いようです。アシスタントディレクターの仕事は「ディレクターが本来おこなうべき仕事に集中できるようにサポートすること」になります。

  • 相手が必要なことを理解し、自分の役割もきちんと理解している
  • 相手に上手く伝えるコミュニケーション
  • 独学でも、プログラミングやWebの基本的な知識や技術を学ぼうとする姿勢やその行動力

  • 上記の要素が重要になるのかと思います。

Webディレクターの仕事に興味がある、チャレンジしたいと思っていた、という人は、ぜひ参考にしてください。

関連記事Webディレクターの年収はいくら?必要なスキルや能力を徹底解説!

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