社内SEの仕事内容とは?未経験からの転職例や役立つ資格も紹介

社内SEの仕事内容とは?未経験からの転職例や役立つ資格も紹介

    「社内SEはどんな仕事なんだろう?」「いまは異業種で働く未経験でも活躍できるのか?」など社内SEに興味があれど、転職活動となると二の足を踏んでしまう方は少なくありません。

    この記事では、業界未経験の方に向けて社内SEの概要から、経験者の事例やキャリアパスまでわかりやすく解説します。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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社内SEとは?

社内SEとは、企業内部でシステムの開発や運用、保守を担当するシステムエンジニアのことを指します。自社のIT環境を最適化し、業務効率の向上や経営課題の解決に貢献する役割を担っています。

社内SEの主な業務には、社内システムの企画・開発・運用・保守・ヘルプデスク対応・セキュリティ対策の実施などが含まれます。

企業規模や業種によって具体的な業務内容は異なりますが、自社のITインフラ全般を管理し、社員がスムーズに業務を遂行できるように支援するのが主な仕事です。

末永雄大 末永

社内SEは1つの企業に深く関わることになるため、企業にマッチした人材であることが求められます。


しかし、企業風土や雰囲気など企業が公開している情報だけでは、企業と自分がマッチしているか判断することは難しいです。


転職エージェントは企業の内情まで知っていることが多いため、社内SEになりたいと思っている人は転職エージェントを利用してみるのも良いですね。

自分の強みやキャリアの方向性を言語化したうえで、企業との相性まで踏まえて転職活動を進めたい人は、プロに相談してみると判断材料が集まりやすくなりますよ。

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社内SEと情シスの違い

社内SEと情シス(情報システム部門)は密接に関連していますが、厳密には異なる職種です。情シスが組織や部門を指すのに対し、社内SEは個人の職種や役割を表します

情シスは企業全体のIT戦略の立案や実行、システム導入の意思決定などを行う部門です。社内SEは情シス部門に所属して、具体的なシステム開発や運用、保守などの技術的な業務を担当します。

ただし、中小企業などでは情シス部門と社内SEの役割が明確に分かれていない場合もあるため、1人で両方の機能を果たすケースもあります。

末永雄大 末永

社内SEと情シスは車の両輪のような関係です。


情シスが全体の方向性を決め、社内SEがそれを技術面で支えています。この連携がうまくいくと、企業のIT活用が大きく前進します。

社内SEと常駐SEの違い

社内SEと常駐SEの最大の違いは、勤務先と業務対象にあります。社内SEは自社に所属し、自社のシステムのみを扱います。

一方、常駐SEは派遣元の企業に所属しながら、顧客企業に常駐してシステム開発や運用支援を行います。

以下の表に、社内SEと常駐SEの主な違いを簡単にまとめました。

項目 社内SE 常駐SE
所属 自社 派遣元企業
勤務先 自社オフィス 顧客企業
業務対象 自社システムのみ 顧客企業のシステム
キャリアパス 自社内での昇進が中心 様々な企業・プロジェクトを経験

出典:客先常駐SEって実際どう?社内SEとの違いや向いている人について解説

社内SEは自社の業務に精通し、長期的な視点でシステム改善に取り組めるメリットがあります。

一方で常駐SEは、多様な企業やプロジェクトを経験できるため、幅広いスキルを身につけやすいという特徴があります。

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社内SEと常駐SEは、どちらが優れているというわけではありません。


自分の志向や目指すキャリアに合わせて選択することが大切です。社内SEなら企業への貢献度が見えやすく、常駐SEなら多様な経験を積めるのが魅力ですね。


どちらの働き方が自分に合っているか迷う人は、転職エージェントなどの転職に詳しい人に相談に乗ってもらうこともおすすめですよ。

社内SEと常駐SEのどちらが自分のキャリアにフィットするかは、中長期のキャリアゴールから逆算して考えると判断しやすくなります。

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社内SEの主な仕事内容

社内SEは、企業内のIT環境を支える重要な役割を担っています。その仕事内容はさまざまで、企業のデジタル化や業務効率化に大きく貢献しています。ここでは、社内SEの主な仕事内容について詳しく解説します。

インフラ構築と運用の管理

社内SEの重要な業務の一つが、企業のITインフラの構築と運用管理です。

業務内容には、以下のようにITインフラに関する幅広い作業が含まれます。

  • サーバー環境の構築と管理
  • ネットワーク機器の設定と最適化
  • クラウドサービスの選定と導入
  • 仮想化環境の構築と運用
  • データベースの設計と管理

上記の作業を通じて、社内SEは企業の業務を支える基盤を整備し、安定的なIT環境を提供します。

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インフラ構築は社内SEの腕の見せどころです。コスト効率と将来の拡張性を考慮しながら、最適な環境を設計することが求められます。

システムの運用保守

社内SEは、構築したシステムの運用と保守も担当します。これは単なる維持管理だけでなく、システムの安定性向上や性能改善なども求められます。

システムの運用保守の業務内容を以下にまとめました。

  • 定期的なシステムチェックとメンテナンス
  • パフォーマンス監視と最適化
  • セキュリティパッチの適用
  • バックアップとリカバリの管理
  • システムの更新と改善提案

社内SEはシステムの安定稼働を確保し、社内のIT業務の継続性を支えています。

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システムの運用保守は地道な作業ですが、企業活動の土台を支える重要な仕事です。


問題を未然に防ぐ予防保守の視点と、障害時に迅速に対応できる技術力の両方が求められます。

ユーザーサポートとトラブルシューティング

社内SEの重要な役割の一つに、社内ユーザーへのサポート提供があります。日々発生するIT関連の問題や疑問に対応し、スムーズな業務遂行をサポートします。

  • ヘルプデスク対応
  • ハードウェアやソフトウェアの不具合対応
  • ユーザーアカウントの管理
  • IT機器の設定サポート
  • 社内システムの操作方法の説明

社内SEは社員のトラブル対応も受け持つことで、IT活用を促進して業務効率の向上に努めています。

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ユーザーサポートは技術力だけでなく、コミュニケーション能力も問われる仕事です。


技術的な問題を非技術者にも分かりやすく説明する力や、ユーザーの立場に立って考える姿勢が重要です。

社内ネットワークの監視とセキュリティ管理

企業の重要な資産である情報を守るために、社内SEは社内ネットワークの監視とセキュリティ管理を行います。サイバー攻撃や情報漏洩のリスクが高まる昨今、ネットワークセキュリティの重要性は年々増しています

社内SEが受け持つセキュリティ関連の業務内容は以下の通りです。

  • ファイアウォールの設定と管理
  • 不正アクセスの監視と対策
  • ウイルス対策ソフトの導入と管理
  • セキュリティポリシーの策定と運用
  • 社員向けセキュリティ教育の実施

これらの取り組みによって、社内SEは企業の情報資産を守り、安全なIT環境を維持します。

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セキュリティ管理は社内SEの重要な責務の一つです。技術的な対策はもちろん、社員の意識向上も大切な仕事です。


常に最新の脅威に関する情報をキャッチアップし、適切な対策を講じる能力が求められます。

ソフトウェアやツールの導入と管理

社内SEは、業務効率化や生産性向上のために、適切なソフトウェアやツールの導入と管理を行います。これには、オフィスソフトから業務特化型のアプリケーションまで、幅広いソフトウェアの管理が存在します。

社内に適したソフトウェアを管理する業務には、以下のような作業があります。

  • 業務に適したソフトウェアの選定
  • ライセンス管理
  • ソフトウェアのインストールと設定
  • バージョンアップ管理
  • 使用状況の分析と最適化提案

これらの業務を通じて、社内SEは社員が効率的に業務を遂行できる環境を整備します。

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ソフトウェア導入は、単に新しいツールを入れるだけでなく、業務プロセスの改善につなげることが重要です。


コスト面だけでなく、使いやすさや他システムとの連携なども考慮し、総合的に判断する目が求められます。

社内SEの1日の仕事内容例

社内SEの日常業務は、企業のIT環境を支える多くの作業で構成されています。

システムの安定稼働を確保しつつ、ユーザーサポートや改善活動を行うなど、バランスの取れた業務遂行が求められます。ここでは、社内SEの典型的な1日の仕事内容を紹介します。

サーバーの稼働状況チェック

社内SEの1日は、サーバーの稼働状況チェックから始まります。企業のIT基盤を支える重要な作業なので、稼働状況確認は朝一番に行われることが多いです。

毎朝、システムの健全状態を確認し、潜在的な問題の早期発見を目指します。

異常が見つかった場合は、迅速に対応策を講じることで、業務への影響を最小限に抑えます。

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サーバーの稼働状況チェックは、社内SEの朝の日課とも言える重要な業務です。


この作業を通じて、システム全体の健康状態を把握できるので、問題の早期発見・対応につながります。

ネットワーク機器や通信状態の監視

サーバーチェックに続いて、社内SEはネットワーク機器や通信状態の監視を行います。これは、社内の情報流通を支える重要なインフラの安定性を確保するための作業です。

監視作業は自動的なものもありますが、定期的に人の目で確認することでネットワークの安定性と安全性を維持しています。

また、定期的な監視データの分析により、将来的なネットワーク増強の必要性を予測することも可能です。

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ネットワーク監視は、問題が発生してから対応するのではなく、予防的に行うことが重要です。


日々の監視データを蓄積し、傾向分析を行うことで、将来的な不安点を予測し、先手を打った対策が可能になります。

サービスやシステムの最適化

日常的な監視業務の後、社内SEはサービスやシステムの最適化作業に取り組みます。

現状の分析に基づいて、システムのパフォーマンスを向上させたり、新たな機能を追加することで社内システムの強化を目指します。

例えば、システムの最適化作業には以下のものがあります。

  • データベースのチューニング
  • アプリケーションの性能改善
  • ストレージ容量の最適化
  • 新機能の実装と検証
  • セキュリティパッチの適用

これらの作業を通じて、システムの効率性と機能性を継続的に向上させ、ビジネスニーズの変化に対応します。また、定期的な最適化により、システムの長期的な安定性と拡張性を確保することができるようになります。

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システムの最適化は、社内SEの技術力と創造性が問われる重要な業務です。


単に現状の問題を解決するだけでなく、将来的なビジネスニーズを予測し、先を見据えた改善を行うことが求められます

ユーザーからの問い合わせ対応

社内SEの重要な業務の一つが、ユーザーからの問い合わせ対応です。これは1日を通して発生する可能性があるため、迅速かつ適切な対応が必要です。

ユーザーからの問い合わせでよくある内容と対応例を表にまとめました。

問い合わせ内容 対応例
パスワードのリセット 本人確認後、パスワードをリセットし、安全な新パスワードの設定方法を案内
ソフトウェアの動作不良 リモートで状況を確認し、必要に応じて再インストールや設定変更を実施
新規ソフトウェアの導入相談 業務内容をヒアリングし、適切なソフトウェアを提案。導入手順も説明
ネットワーク接続トラブル ネットワーク設定を確認し、必要に応じて現地で機器の確認や設定変更を実施
セキュリティ関連の質問 セキュリティポリシーに基づいて適切なアドバイスを提供し、必要に応じて教育を実施

社内SEはユーザーの業務効率向上を支援し、IT環境に関する不安や疑問の解消をサポートします。

また、頻繁に発生する問題については、FAQの作成やユーザー向け講習会の実施など、予防的な対策も行うこともあります。

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ユーザーサポートは、技術力だけでなくコミュニケーション能力も問われる重要な業務です。


技術的な問題を非技術者にも分かりやすく説明する能力や、ユーザーの立場に立って考える姿勢が求められます。

社内SEに求められるスキル

社内SEは、企業のIT基盤を支える重要な役割を担っています。そのため、技術的なスキルはもちろん、コミュニケーション能力やプロジェクト管理能力など、多くのスキルが求められます。

ここでは、社内SEに重要とされるスキルについて詳しく解説します。

インフラエンジニアとしてのスキル

社内SEには、インフラエンジニアとしての幅広いスキルが求められます。これは、企業のIT基盤を設計・構築・運用するために不可欠な能力です。

例えば、インフラエンジニアスキルとして以下のようなものがあります。

  • クラウド環境の設計と構築スキル
  • 仮想化技術の理解と実装能力
  • データベース管理スキル
  • システム監視と運用管理スキル
  • 障害対応と復旧スキル

上記スキルを駆使して、社内SEは安定的で効率的なIT環境を構築し、維持します。

近年では、クラウドサービスの活用が増えているため、AWS、Azure、Google Cloudなどの主要なクラウドプラットフォームに関する知識と経験も重要視されています。

また、IaC(Infrastructure as Code)などのインフラの自動化の実装能力も重要なスキルとなっています。

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インフラエンジニアとしてのスキルは、社内SEの基礎となる重要な能力です。


特に、クラウド環境の知識は今や必須といえるでしょう。ただし、技術の進歩は早いので、常に新しい技術やトレンドをキャッチアップする姿勢が大切です。

ネットワークやサーバーの知識

社内SEにとって、ネットワークやサーバーに関する深い知識は必要不可欠です。

バックエンドの知識は企業のIT基盤の中核を成すものであり、その設計・構築・運用・トラブルシューティングを行うためには、包括的な理解が必要となります。

ネットワークとサーバーに関するスキルは以下の通りです。

分野 必要な知識・スキル
ネットワーク TCP/IPプロトコル、ルーティング、スイッチング、VLANの設定、ファイアウォールの管理、VPNの構築
サーバー Windowsサーバー、Linuxサーバーの管理、仮想化技術、ストレージ管理、バックアップ・リストア
トラブルシューティング ネットワーク障害の切り分け、サーバートラブルの原因特定と解決
パフォーマンス最適化 ネットワークトラフィック分析、サーバーリソース最適化
セキュリティ ネットワークセキュリティ設計、サーバーのセキュリティ強化

これらの知識とスキルを身につければ、社内SEは企業の通信インフラとコンピューティングリソースを効果的に管理し、安定的なIT環境を提供できます。

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ネットワークとサーバーの知識は、社内SEの仕事の根幹を成す重要なスキルです。


特に、クラウド環境が普及した現在でも、オンプレミス環境の知識は依然として重要です。


両者のメリット・デメリットを理解し、企業にとって最適な環境を提案できる能力が求められます。

セキュリティ対策スキル

サイバー攻撃の脅威が増大する現代において、社内SEのセキュリティ対策スキルは極めて重要です。企業の重要な情報資産を守り、安全なIT環境を維持するためには、幅広いセキュリティ知識とスキルが求められます。

社内SEは多層的なセキュリティ対策を実施し、企業のIT環境を外部の脅威から守ります。また、内部からの情報漏洩リスクに対しても、適切な対策を講じる必要があるでしょう。

さらに、個人情報保護法などのセキュリティ関連の法規制に関する知識も重要です。これらを理解し、コンプライアンスを確保するのも社内SEの重要な役割の一つです。

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セキュリティ対策は、社内SEにとって最も重要な責務の一つです。


技術的な対策はもちろん、人的な対策も含めた総合的なアプローチが求められます。


特に、新しい脅威は日々発生しているので、常に最新の情報をキャッチアップし、適切な対策を講じる能力が重要です。

社内SEの平均年収

社内SEの平均年収について、複数の調査結果を参考に見ていきましょう。求人サイトや転職サイトのデータによると、社内SEの平均年収は概ね500万円前後となっています。

社内SEの年収は様々な要因によって大きく変動します。例えば、年齢別の平均年収は以下の通りです。

年齢 平均年収
20代前半 約344万円
20代後半 約414万円
30代 約510万円
40代以上 約619万円

出典:転職会議

この数字から、年齢とともに年収が上昇していく傾向が見て取れます。特に20代後半から30代にかけての上昇率が高くなっています。

社内SEの仕事が向いている人

社内SEは、企業内のIT環境を支える重要な役割を担っています。しかし、この職種が全ての人に適しているわけではありません。ここでは、社内SEの仕事に向いている人の特徴を詳しく見ていきましょう。

問題解決が得意で柔軟に対応できる人

社内SEの仕事において、問題解決能力と柔軟性は非常に重要です。日々発生する様々なIT関連の問題に対して、迅速かつ効果的に対応する必要があります。

社内SEの仕事では、システムの不具合やユーザーからの急な要望など、予期せぬ事態が頻繁に発生します。

そのため、柔軟な思考と対応力は必須のスキルです。

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問題解決能力と柔軟性は、社内SEにとって非常に重要な資質です。


日々変化するIT環境に適応し、常に最適な解決策を提供できる人材が求められています。

コミュニケーション能力がありサポートが好きな人

社内SEは、技術的なスキルだけでなく、高いコミュニケーション能力も求められます。社内の様々な部署の人々と協力しながら業務を進める必要があるからです。

社内SEは、ヘルプデスク業務や社内システムの利用方法の説明など、社員のサポート業務も担当します。

そのため、人々を助けることに喜びを感じる人にとっては、非常にやりがいのある仕事となるでしょう。

末永雄大 末永

コミュニケーション能力とサポート精神は、社内SEの成功に不可欠な要素です。


技術的な知識を持っているだけでなく、それを他者に分かりやすく伝え、サポートできる能力が重要です。


また、ユーザーの立場に立って考えられる姿勢も大切ですね。

安定した環境で長期的に働きたいと考えている人

社内SEは、一般的に安定した就業環境で長期的に働くことができる職種です。特定の企業に所属し、その企業のIT環境を継続的に支援するため、長期的な視点でキャリアを築くことができます

社内SEは、外部のSEと比較して比較的安定した勤務形態で働けます。

また、一つの企業に長期間勤務すれば、その企業の業務や文化を深く理解し、より効果的なIT戦略を立案・実行できる人材へと成長できる可能性も高まります。

末永雄大 末永

安定志向の方にとって、社内SEは非常に魅力的な選択肢となります。


長期的に一つの企業に貢献することで、その企業のIT環境を深く理解し、より効果的な改善を行うことができます。


ただし、技術の進歩は早いので、安定しているからといって学習をおろそかにしてはいけません。常に新しい技術やトレンドをキャッチアップする姿勢が大切です。

社内SEの仕事は、問題解決能力・コミュニケーション能力・長期的な視点を持つ人に適しています。

これらの特性を持ち合わせている方は、社内SEとして活躍できる可能性が高いでしょう。ただし、どの職種でも同じですが、自己研鑽を怠らず、常に成長を続けることが成功の鍵となります。

未経験からの社内SEへの転職事例

社内SEへの転職を考えている方にとって、実際の転職事例を知ることは大変参考になります。

ここでは、未経験から社内SEへ転職した方や、同業界内で転職した方の事例を紹介します。

評判・口コミ

男性<br>インフラエンジニア

男性
インフラエンジニア

エンジニアにとって市場価値を上げる道は技術的に希少なスキルを身につけるか、数十億レベルの大規模案件をまとめあげるPM力を身に着けるかの2択だと考えているため、最低でもどちらかを満たせる環境であるかを重視した。

ワンキャリア転職(旧 ONE CAREER PLUS)

転職活動で重視したポイント

  • 年収アップ
  • スキル面での成長
  • 企業の安定性・知名度

未経験からの転職でも、これまでの経験を活かせる点は多くあります。

特に、様々な業務を一人で担当した経験や、急な変更に対応した経験は、社内SEとして求められる柔軟性や問題解決能力を示す良い例です。

評判・口コミ

男性<br>インフラエンジニア

男性
インフラエンジニア

同業界での転職のため、現職でのSEとしての基礎知識、経験、そして資格取得による自己研鑽意識があることを伝えたところ、興味を持っていただけた。

ワンキャリア転職(旧 ONE CAREER PLUS)

転職活動で重視したポイント

  • 業務内容
  • ワークライフバランス

同業界内での転職では、これまでの経験や知識が直接活かせるのが大きなメリットです。

特に、継続的な学習姿勢や資格取得への取り組みは、企業側から高く評価されるポイントになります。また、ワークライフバランスを重視した選択は、長期的なキャリア形成を考える上で重要な視点です。

評判・口コミ

男性<br>ソフトウェアエンジニア

男性
ソフトウェアエンジニア

・自分が今取り組んでいる業種において実績があるかどうか、市場においてどのようなポジションにいるかを重視した。

・面接時にお会いする方々の雰囲気から、自分に合っているかどうかを確認するようにした。

ワンキャリア転職(旧 ONE CAREER PLUS)

転職活動で重視したポイント

  • 企業の実績と市場でのポジション
  • 社風や雰囲気の適合性

顧客との直接的なコミュニケーション経験は、社内SEにとっても非常に価値のあるスキルです。

社内の様々な部署とのやり取りや、経営層への提案など、コミュニケーション能力が求められる場面は多いです。

また、企業の実績や市場での位置づけを重視したのは賢明な選択です。安定性と将来性を見極める上で重要な視点だといえるでしょう。

末永雄大 末永

社内SEへの転職を考えている人は、エンジニア向けの転職エージェントの利用がおすすめです。


それぞれの求人に必要なスキルや、自分とマッチしている求人を積極的に紹介してもらえるからです。


未経験の人も経験がある人もどちらも利用しやすいサービスであるため、転職を成功させたい人は転職エージェントの利用をおすすめします。

社内SEとして安定を取るか、技術力を上流の課題解決やITコンサルに活かすかなど、キャリアの選択肢を整理したい人は、プロに相談してみるとイメージが具体化しやすくなりますよ。

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未経験で社内SEに転職する際に役立つ資格

社内SEへの転職を考えている未経験者にとって、適切な資格取得は大きな強みとなります。

以下では、特に役立つ3つの資格について詳しく解説します。

基本情報技術者試験でITの基礎を習得する

基本情報技術者試験は、ITエンジニアとしての基礎的な知識と技能を証明する国家資格です。この試験は、プログラミング・データベース・ネットワーク・セキュリティなど、ITの幅広い分野をカバーしています。

試験は午前と午後の2部構成で行われ、試験形式は多肢選択式となっています。合格率は例年30〜40%程度であり、一定の難易度がある試験といえます。

  • 試験範囲 IT全般の基本的事項の理解、IT戦略に関する予測・分析・評価 など
  • 試験形式 多肢選択式
  • 受験料 7,500円(税込)
  • 試験時間 科目A 90分、科目B 100分

出典:独立行政法人情報処理推進機構

この資格を取得すれば、ITの基礎知識を体系的に学ぶことができるため、社内SEとして必要な技術的バックグラウンドを証明できます。

末永雄大 末永

基本情報技術者試験は、IT業界での転職を考えている方にとって非常に重要な資格です。


幅広い知識を習得できるため、未経験者の方も自信を持って転職活動に臨めるでしょう。

CCNAでネットワークの基礎スキルを身につける

CCNA(Cisco Certified Network Associate)は、シスコシステムズが認定するネットワーク関連の資格です。

この資格は、ネットワークの設計・構築・運用・トラブルシューティングに関する実践的なスキルを証明します。

CCNAは、ネットワーク機器の設定や管理に強みを持つ資格として知られています。試験は200~300問の多肢選択式問題と、シミュレーション問題で構成されており、120分で解答します。

試験内容 割合
ネットワークの基礎 20%
ネットワークアクセス 20%
IP接続 25%
IPサービス 10%
セキュリティの基礎 15%
自動化とプログラマビリティ 10%

出典:Cisco Certified Network Associate (200-301 CCNA)

CCNAの取得は、ネットワーク関連の業務を行う社内SEにとって大きな強みとなります。実践的なスキルを証明できるので、企業内でのネットワーク管理や構築プロジェクトに携わる際に役立ちます。

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CCNAは国際的に認知度の高い資格です。


ネットワークに特化した知識とスキルを持っていることをアピールでき、社内SEとしての専門性を示すのに最適です。

ITパスポートでビジネスITの基礎知識を理解する

ITパスポート試験は、ITを活用するすべての社会人・学生が備えておくべき基礎的な知識を証明する国家試験です。ITの技術的な側面だけでなく、経営全般やコンプライアンスなどのビジネス面での知識も問われます。

試験は100問の多肢選択式問題で構成され、120分で解答します。合格率は例年60%前後と比較的高く、IT初心者でも取り組みやすい資格として知られています。

  • 試験範囲 ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系
  • 出題形式 多肢選択式(四肢択一)
  • 問題数 100問
  • 試験時間 120分
  • 受験料 7,500円(税込)

出典:ITパスポート試験

ITパスポートは、技術だけでなくビジネスの視点からITを理解することができる点が特徴です。社内SEとして働く上で必要な、経営層とのコミュニケーションや業務プロセスの改善提案などにも役立つ知識を得ることができます。

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ITパスポートは、IT初心者の方にとって最適な入門資格です。


技術面だけでなくビジネス面の知識も身につけられるため、社内SEとしての幅広い活躍に繋がります。まずはこの資格から始めるのがおすすめです。

社内SEとしてキャリアを伸ばそう

社内SEとしてキャリアを伸ばすには、技術スキル・コミュニケーション能力・プロジェクトマネジメントスキルをバランスよく磨いていくことが大切です。

日々の業務の中で意識的にこれらのスキルを向上させる機会を見つけ、積極的に挑戦していくことで、より責任ある立場や高度な役割を担えるようになり、キャリアの可能性が大きく広がっていくでしょう。

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社内SEに転職してキャリアアップを狙う人は、転職エージェントを利用した転職がおすすめです。


転職エージェントは求職者の悩みや希望に沿った転職支援をおこなうため、現実的に可能な範囲でキャリアアップを共に考えてくれます。


自分の希望と能力に合った効率的な転職が可能になるため、転職成功に近づきます。

将来的な目標から逆算した転職支援を得意とするすべらないキャリアエージェントなら、やりとり3万字以上の丁寧なカウンセリングで、社内SEとしての強みをどう活かすか・ITコンサルや上流ポジションへの道も含めて一緒に言語化できますよ。

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