未経験からSaaS営業に転職!転職難易度や業務内容を徹底解説
- 未経験からSaaS営業に転職する方法がわかる!
- SaaS営業の職種と業務内容がわかる!
- SaaS営業への転職成功確率を高める方法がわかる!
未経験からSaaS営業に転職する方法について現役の転職エージェントが解説します。
あわせて、求められるスキルややりがい、デメリット、市場価値、平均年収なども解説しています。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
SaaSとは?
これまではソフトウェアの外部ソフトを購入してPCなどにインストールすることが主流でしたが、SaaSの登場によりいつでもクラウド経由でインターネットにインストールすることができるようになりました。
例えるなら、SaaS登場前はスマホのアプリをお店で購入してスマホにインストールしていたが、SaaS登場後はスマホ上でアプリをインストールして使用できるようになったというイメージです。
未経験からSaaS業界に転職は可能?
SaaS業界への未経験転職は、営業経験者はもちろんのこと、営業未経験者でも可能です。
なぜなら、SaaS業界は常に人手不足なので、未経験でも活躍できそうな人材を募集しているからです。

末永

業界全体の成長率がとても高く、業界の成長に労働力が追いついていないからです。
SaaS業界は、「1回買って終わり」のビジネスモデルではなく、低価格のサブスク型のビジネスのため、利用者から人気なんです。
満足度を高めて、多くの人に継続利用してもらうため、価値を届ける営業、導入後の支援を行うサポート、サービスの機能改善など全てのプロセスで多くの人手が必要となりやすい業界なんです。
しかし、人材不足だからといって、全ての職種で未経験者を募集しているわけではないんです。
次は、SaaS業界に未経験転職しやすい職種について紹介します。
SaaS業界に未経験転職しやすい職種
全職種のうち、未経験転職がしやすい職種は営業系のインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの3つです。
それ以外の職種は専門職となるため、「無形商材の営業経験がある人 or 経験者」が応募にあたっての必須要件となっていることが多いです。
SaaS業界の職種一覧
- インサイドセールス
- フィールドセールス
- カスタマーサクセス
- 営業企画
- マーケティング
- プロダクトマネージャー
- エンジニア
- UI・UXデザイナー
次に、未経験転職を成功させるために、職種別で選考で意識すべきポイントを説明します。
未経験でSaaS業界に内定するための戦略
各職種の仕事内容と得られるスキルを踏まえて、選考で見られるポイントについて解説します。
インサイドセールスの内定戦略
仕事内容
インサイドセールスは電話やメールなどを利用して成約に繋がりやすい見込み客を下記のフィールドセールスへと流す営業手法です。内勤型営業とも言われています。
自社サービスで課題が解決できる顧客を見定めることで、フィールドセールスの受注率が上がり企業の売り上げにも繋がります。
得られるスキル
インサイドセールスは、ただのテレアポではなく、数字に基づいて営業プロセスを改善していくことが求められるため、関係構築力だけではなく、企画力も身につけることができます。
- 短時間でのニーズ特定力
- 効率的な営業プロセス設計
- 数字管理とKPI改善
- 顧客情報の収集・分析力
見られるポイント
面接官は、あなたの成果を出した経験やプロセス、全体の話しぶりから下記の項目をチェックしています。
- 目標達成に向けてやり切る力がある
- 自分起点で顧客を巻き込んでいくコミュニケーションスキルがある
- 短期間で顧客との関係性を築く力がある
- 目標から逆算して行動できる力がある
フィールドセールスの内定戦略
仕事内容
フィールドセールスは顧客と商談を行い、商品やサービスを提案して受注を決める仕事です。
インサイドセールスによって商談アポを獲得した顧客に対して商談を行いますが、インサイドセールスよりも顧客と話す時間が長いため、難易度が高いです。
得られるスキル
フィールドセールスは、顧客と直接商談を行うため、高度なコンサルティングスキルとヒアリング力が身につきます。
- コンサルティング営業力
- 顧客の潜在ニーズを特定するヒアリング力
- タスク管理能力
見られるポイント
面接官は、面接官は、あなたの成果を出した経験やプロセス、全体の話しぶりから下記の項目をチェックしています。
- 顧客の課題を発見し解決策を提案する力がある
- 論理的に物事を説明できる力がある
- 商談プロセスを管理し継続できる力がある
カスタマーサクセスの内定戦略
仕事内容
カスタマーサクセスは顧客を成功・成長させるために自社サービスを最大限活用できるように支援するという役割です。
サービス利用の満足度を高めて解約率を減らすといったアフターサポートが目的です。
得られるスキル
カスタマーサクセスは、顧客の成功を数値で測定し、データに基づいて継続的な価値提供をおこなうため、分析力と提案力の両方が身につきます。
- データドリブンな顧客分析力
- アップセル・クロスセル提案力
- 顧客との継続的な関係構築力
見られるポイント
面接官は、あなたの成果を出した経験やプロセス、全体の話しぶりから下記の項目をチェックしています。
- データを分析して課題や改善点を発見できる力がある
- 長期的な視点で顧客との関係を構築できる力がある
- 長期的な視点から、顧客への価値提供を行う力がある

末永

弊社では、未経験で大手SaaS企業へ転職成功した支援実績がありますので、もし興味がある人はぜひご相談ください。
【支援実績企業】
Smart HR、SanSan、ログラス、jinjer、freee
こんな人におすすめ
❐書類通過率は大手の6倍、内定率は4倍
❐転職の意思が固まってなくてもOK!
代表的なSaaS企業
SaaSの代表的な企業としては、以下のような企業が挙げられます。
- Adobe
- Dropbox
国内の企業の場合、有名なSaaS企業は以下の3社が挙げられます。
- サイボウズ
- Sansan
- Freee
ベンチャー企業の場合、有名なSaaS企業は、以下の2社が挙げられます。
- セプテーニ
- ワンスター
ちなみに、バフェットコードによると、国内SaaS企業の売上高ランキングは以下のようになります。
企業名 | 売上高(百万円) |
---|---|
エスエムエス | 45,667 |
オービックビジネスコンサルタント | 33,704 |
ラクス | 27,339 |
Sansan | 25,510 |
サイボウズ | 22,067 |
マネーフォワード | 21,477 |
Appier Group | 19,426 |
フリー | 19,219 |
SREHD | 18,541 |
イーエムシステム | 16,919 |
SaaS業界は、急成長しているため、企業の採用活動も活発に行われていると考えられます。
SaaS業界に興味がある場合は、以下に企業に関してさらに詳しく解説している記事とこちらで紹介した企業の記事を下記から読めます。
ぜひ参考にしてください。
SaaS営業に転職した際のメリット・やりがい
ここからは、SaaS営業に転職した際のやりがいに関して解説していきます。
未経験からSaaS営業に転職を考えておられるなら、やりがいの面も一緒に確認して、業務理解を深めていきましょう。
SaaS営業は、新しい機能や技術がどんどん生まれるので、提案できることの幅や付加価値が広がっていくのが楽しいですよ。
プロダクトが良いものだとすぐに売れますし、営業としてはやりがいが強いと思いますね。
また、SaaS営業は分業化されていますので、ポジションごとの専門性を集中して高められる点も魅力的です。
ほかにも以下のようなメリットがあります。
SaaSは将来性がある
SaaS市場は今後拡大していくことが期待できるので、将来性があるため、転職することをおすすめできます。
実際、日本の行政機関の1つであるデジタル庁が、SaaSの導入を推進しているんです。
スマートキャンプ株式会社が運営しているBOXIL Magazine(ボクシルマガジン)の「SaaS業界レポート2021」公開 - 国内SaaS市場は2025年1.5兆円規模へ【最新カオスマップ】によると、2025年のSaaS市場規模は、2020年度実績の約2倍となる1兆5,000億円規模まで成長が見込まれているとされています。
SaaS市場が拡大されていくとなれば、SaaS営業も待遇が良くなっていくと言えるでしょう。
また、SaaS営業の経験を積んでおけば、今後市場拡大した際に自分自身の市場価値を高められます。
実力と成果で評価される環境
SaaS営業は実力と成果で評価される環境であることも大きなメリットです。
この記事を読んでいる人の中にも、成果に関係のない「上司との飲み会」や「年功序列」といった要素のせいで、正当に評価されなくて悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。
SaaS業界の企業では、そのようJTCあるあるの環境とは異なり、どちらかというと外資系企業に似たような環境で働くことができます。
もちろん、インセンティブなどにより給料に変化はありますが、「今のような環境はやめたいけど、外資はちょっと、、、」という人にはピッタリの業界なんです。
SaaSの企業選びに悩んでいるという人は、下記の記事をご覧ください。
SaaS営業に転職するデメリット・きついといわれる理由
SaaS営業に転職するデメリット・きついといわれる理由は以下の3つが挙げられます。
高い営業力が必要
SaaS営業のきつい理由1つ目は高い営業力が必要とされるところです。
無形商材の法人営業は営業職の中で最も難易度が高いものに分類されるため、かなり高い営業力が求められます。
難易度が高い分市場価値は高まりますが、未経験の場合は結果を出せるまできついと感じるかもしれません。
高いインセンティブが期待できない
SaaS営業がきつい理由2つ目は高いインセンティブが期待できないことです。
SaaS営業では単発の売り上げが高く無い傾向があり、営業に成功した際にもらえるインセンティブも高くなりにくいのです。
どんどん物を売って大きな収入を得たいという人はSaas営業は向いてない可能性があります。
顧客に合わせた提案が難しい
SaaS営業に転職するデメリット3つ目は顧客に合わせた提案が難しいことです。
SaaS営業に向いてない人の特徴を説明した際の内容と被りますが、SaaS業界は1つのサービスを多くの人に使用してもらおうとするため個別の課題に応じた提案をすることができません。
個別の課題に合わせた解決策を提案するためには1人1人のためにサービスを何百・何千個と作っていく必要がありますが、そのようなコストをかけることはできません。
一定部分妥協してもらいながらサービスを使い続けてもらう必要があるため、真に顧客の幸せを考えている人にとっては歯痒い部分が出てくるかもしれません。
年功序列では無い
SaaS営業のきついといわれる理由4つ目は年功序列では無いところです。
SaaS業界には設立されてあまり年数が経ってない企業が多いです。
そういった企業は年功序列で年齢が高い人に高い給与を与えるのではなく、成果を挙げた人に高い給与を与えようとします。
成果を出せる人であればどんどん給与を増やしていくことができますが、成果を出せない人はいつまで経っても給与が上がらずつらい思いをするかもしれません。
従って転職前に自分がSaaS営業で成果を出せるか判断しておく必要がありますね。
様々なタイプの転職者を支援してきた転職エージェントであればあなたがSaaS営業に転職した後きちんと成果を残し辛い思いをせずに済むか正しく判断してくれます。
特に弊社アクシスのすべらないキャリアエージェントは転職者を転職後までフォローしてきた経験からどういった人がSaaS営業に転職後活躍できるかをわかっています。
すべらないキャリアエージェントは無料でご利用できますので、ぜひご相談ください。
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SaaS業界への転職理由
SaaS業界に転職する人は以下のような理由で転職する人が多いです。
様々な経験を積みやすいから
SaaS業界への転職理由1つ目は様々な経験を積みやすいからです。
現在SaaS業界は市場規模が伸び続けており、今後もその傾向が続くと予想されています。
伸び続けている業界に属している企業は規模が伸びやすいため、様々なポジションが空いていきやすいです。
そのため、未経験のポジションや責任があるポジションに就きやすいのです。
高年収を狙いやすいから
SaaS業界への転職理由2つ目は高年収を狙いやすいからです。
SaaS業界では急成長中のため人手が足りなくなっている企業が多いです。
そのため、優秀な人材を確保するために採用時の年収を高く設定している企業が多いです。
また、急成長中の企業は従業員数に対する利益が大きくなりやすいためその分1人1人の収入が高くなりやすいです。
顧客との関係の強さが売り上げに直結するから
SaaS業界への転職理由3つ目は顧客との関係の強さが売り上げに直結するからです。
SaaS業界のビジネスモデルには長期的に自社サービスを利用してもらって売り上げを上げ続けるという特徴があります。
長期的にサービスを利用してもらうためには、契約後も顧客の課題やニーズに合わせて価値を提供し続けなければなりません。
常に顧客の利益を考え続けて関係を持ちながら価値提供し続けるところに魅力を感じる人も多いです。
SaaS営業に転職後のキャリアパス
SaaS営業ではインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスを行き来してスキルアップをしていくことが一般的です。その他にもキャリアパスが考えられるので3つほどお伝えします。
SaaS営業に転職後のキャリアパス
条件が良いSaaS企業への転職
SaaS企業によって給与やプロダクトなどは様々です。あなたにとって条件が良いSaaS企業を見つけたら転職を検討しても良いかもしれません。
何社かSaaS企業を渡ることによってSaaSセールスのプロ・専門家になるという道もあります。
SaaSは無形商材です。無形商材の法人営業はキャリアアップにおいてかなり効果的です。SaaS企業に転職するなら法人向けのサービスを提供しているかも注目すべきポイントです。
無形商材の法人営業について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
各チームのマネージャーになる
マネジメント経験を積んでマネージャー・管理職になるのも1つの選択肢です。
裁量権を増やしてセールスチームやカスタマーサクセスチームで人の管理をすることでマネージャーとして昇格することも可能です。
マネジメント経験がない人は、まずマネジメント経験をしてから他社のSaaS企業への転職を検討したほうが、即戦力となるので転職しやすく、面接でのアピール材料にもなって有利になりますよ。
異業種(IT、人材など)に転職する
SaaS以外の営業にも興味があれば異業種に転職するのも1つの選択肢です。
SaaS営業の問題点として「飽き」があります。1つのことに集中して取り組める分、作業的になってしまい飽きることもあります。
他の商材を扱いたい、マンネリ化してきてしまった、という人は異業種を検討しても良いかもしれません。
IT業界や人材は共に無形商材なのでSaaSと共通点があります。SaaS営業での経験が活かされるでしょう。
IT業界や人材業界に興味のある人は、以下の記事も参考にしてみてください。
自分に合ったSaaS企業を見つける上でのポイント
SaaS企業への転職を検討するうえでチェックしておきたいポイントは以下の3つがあります。
自分がやりたい課題解決がSaaSでできるか
SaaSはビジネスの問題解決において非常に有効なシステムですが、万能ではありません。SaaSを導入することで解決に近づく課題もあれば、そうではない課題もあります。
たとえば、「クライアントとのインターフェースを改善したい」という課題がある場合、SaaSのデータベース機能によって顧客データを管理・集約することで潜在ニーズの抽出につなげる、という選択肢があります。
まずはフローチャートを組み立てたうえで問題の本質を洗い出し、解決までのプロセスを複数のパターンに分けてシミュレーションしましょう。
自分の希望する会社にはSaaSの競合優位性あるか
今の時代、日本国内だけを見ても、数多くの大手企業がSaaSを本格的に導入しています。それは当然、ライバル企業の多さにも直結しており、競合他社が多い分野ほど生き残り競争が激化しています。
転職を検討する際にはあらかじめ企業のメイン事業をチェックし、競合他社との優位性を比較したうえで「絶対に勝てる」企業にエントリーしたほうが入社後のキャリアアップにもつながります。
サービス向上のために自分がどれくらい関われるか
転職市場において企業が重視するのはやはり、入社後の貢献度です。システム構築、効果分析、アフターフォローと、SaaS事業のランニングには多くのプロセスがあります。
まずは現時点で持っているスキル、能力、資質を見きわめたうえで、それらの能力を存分に活かせる企業にエントリーしたほうが入社後も継続的に貢献でき、スキルアップもしやすくなります。
SaaS営業への転職を目指している人へ
SaaS営業職に転職するためには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
SaaS営業は今後拡大していく市場なので、SaaS営業に転職したいと考えているライバルは非常に多いんです。
そこで、多くのライバルの中で内定を獲得するためには、面接官に響くアピールをする必要があります。
すべらないキャリアエージェントでしたら、営業職の転職に強く、SaaS営業への転職のための適切なサポートができます。
これまで営業職を希望する転職者を成功へ導いた実績があり、倍率の高いSaaS企業の求人でも内定を獲得できる可能性がアップします。
SaaS営業への転職を考えている人はぜひご利用ください。
営業職でキャリアアップしたい20代のための転職エージェント
弊社は、会社に依存せず、自分の実力や専門スキルでキャリアを築いていける人材のキャリア支援を提唱しています。
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SaaS営業がちょっと気になっていて転職を考えているのですが、どんなことやりがいに感じますか?