SaaS企業の選び方を解説!転職で失敗しないためのコツも紹介
SaaS企業の選び方を現役の転職エージェントが徹底解説します。
また、転職で失敗しないためのコツや転職する際に気を付けるべき企業、SaaS企業に転職するのにおすすめの転職エージェントも紹介します。
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SaaS企業を選ぶ際のポイント
最近、急激に伸びているSaaS業界に転職を考えている人は多いと思います。
ここでは、SaaS企業に転職する際に見るべきポイントを紹介します。
企業規模と成長性
企業の規模や成長性は、安定性やキャリアパスに大きく影響します。
大手企業は安定した基盤を持ち、福利厚生や教育制度が整っていることが多いですが、業務範囲が限定される場合があります。
一方、スタートアップや中小企業は成長の余地が大きく、幅広い業務に携わるチャンスがありますが、安定性に欠ける場合もあります。
自分自身のキャリアの目標や働き方に合わせて、企業の規模や成長性を検討しましょう。
事業領域
SaaS企業が提供するサービスの対象領域は多岐にわたります。
自社の製品が多くの業界で活用できる汎用的なものなのか、特定の業界や業務に特化したものなのかによって進むべき方向性も変わってきます。
自分がどのような事業領域の企業に進みたいのか、また向いているのかを検討することも重要です。
企業文化
企業文化は、働きやすさや長期的なキャリア形成に大きく影響します。
例えば、フラットな組織構造やオープンなコミュニケーションを重視する企業もあれば、年功序列で階層的な組織を重視する企業もあります。
また、リモートワークの推進度合いやワークライフバランスへの取り組みも企業によって異なる点です。
企業の情報収集をする際に、自身の価値観や働き方に合った企業文化を持つ企業を選ぶことが大切です。
SaaS企業の職種の選び方
SaaS企業に転職するとは言っても、SaaS企業にも様々な職種が用意されています。
ここでは、SaaS企業にある4職種の業務内容とどのような人が向いているのかを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
インサイドセールス
インサイドセールスは、電話やメール、オンライン会議ツールを活用し、非対面で見込み顧客とコミュニケーションを取る役割を担います。
マーケティング部門が獲得したリード(見込み客)に対してアプローチを行い、ニーズのヒアリングや情報提供を通じて商談の機会を創出し、フィールドセールスへ引き継ぐことが主な業務です。
非対面でのコミュニケーションが主となるため、電話やメールでのやり取りに抵抗がなく、顧客の課題やニーズを的確に引き出すヒアリング能力が高い人が適しています。
また、地道な作業を苦にせず、着実に努力を積み重ねることに面白さを感じる人も向いていると言えるでしょう。
フィールドセールス
フィールドセールスは、インサイドセールスから引き継いだ見込み顧客に対して、直接訪問や対面での商談を行い、提案やクロージングを担当します。
顧客の課題を深く理解し、自社の製品やサービスでどのように解決できるかを提案することが求められます。
フィールドセールスに適しているのは、対面でのコミュニケーションが苦にならず、顧客の表情や反応から意図を汲み取り、柔軟に対応できる人です。
また、論理的な根拠に基づいて、説得力のある提案を進められる人もフィールドセールスに向いています。
カスタマーサクセス
カスタマーサクセスは、契約後の顧客が自社の製品やサービスを効果的に活用できるよう支援し、満足度の向上や継続利用を促進する役割を担います。
具体的には、顧客の利用状況をモニタリングし、課題があれば解決策を提案し、必要に応じてトレーニングやサポートを提供します。
顧客との契約継続や延長はもちろん、利用単価のアップやオプション販売を含めたアップセルの獲得も重要なミッションです。
顧客の成功を自分の喜びと感じられる共感力が高い人や、問題解決に積極的に取り組める人が適しています。
また、顧客との長期的な関係構築を重視し、忍耐強くサポートできる人もカスタマーサクセスに向いています。
エンジニア
SaaS企業のエンジニアは、クラウド上で顧客に提供するSaaS製品の設計・開発・テスト・保守を担当します。
フロントエンドやバックエンドの開発、インフラの構築、セキュリティ対策など、多岐にわたる技術的業務が中心です。
また、製品の品質向上や新機能の実装、技術的な課題の解決にも取り組みます。
エンジニアに適しているのは、プログラミングやシステム設計に興味と情熱を持ち、技術的な問題を解決することに喜びを感じる人です。
さらに、最新の技術動向に敏感で、継続的に学習しスキルを向上させる意欲がある人もエンジニアに向いています。
SaaS企業を選ぶ際に失敗しない方法
SaaS企業を選ぶ際に失敗しない方法を紹介します。
自己分析を徹底する
転職する際に重要なのは、まず己を知ることです。
自身の強みや価値観、キャリア目標を明確にすることで、適切な企業選びが可能になります。
これにより、自分自身がどのような職種や業界に向いているのかが明確になり、企業とのミスマッチを防ぎ、入社後のギャップを減らすことができます。
転職成功の鍵となるのは、自己分析を通じて、自分の適性や希望を理解し、将来のビジョンがイメージできる企業を選ぶことです。
転職エージェントを利用する
転職エージェントは、求職者の要望や適性を把握した上で、最適な求人を紹介してくれます。
また、求職者個人では得られない企業の内部情報や非公開求人を提供してくれるため、より精度の高い企業選びが可能です。
さらに、応募書類の添削や面接対策、企業との調整など、転職活動全般をサポートしてくれるため、効率的かつ効果的な転職活動が実現します。
転職エージェントのサポートを得て、慎重かつ計画的に転職活動を進めることで、SaaS企業への転職を成功させることができるでしょう。
数多くある転職エージェントの中でも特におすすめなのが、弊社のすべらないキャリアエージェントです。
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SaaS企業の例
SaaS企業を選ぶ際にどのようなSaaS企業があるのか気になる人もいると思います。
ここでは、いくつかのSaaS企業を紹介しますので、ぜひ選ぶ際の参考にしてください。
SanSan
Sansan株式会社は、名刺管理を中心としたサービス「Sansan」を提供するクラウドサービス企業です。
デジタル化した名刺情報を、企業内で一元管理することで、企業のDX化や営業支援、マーケティング、リモートワークなど業務効率化のためのサービスを展開しています。
また、インボイス管理サービス「Bill One」や契約データベース「Contract One」など、ビジネスの生産性向上を目指した多彩なサービスを展開しています。
同社のミッションは「出会いからイノベーションを生み出す」ことです。
Sansan株式会社が目指しているのは、ビジネスインフラとして社会・経済の生産性向上に寄与することです。
福利厚生の面でも、Sansanは、社員の有給休暇取得率が高く、育休取得率が女性が100%、男性が64.8%とワークライフバランスも実現しやすい環境にあります。
さらに業務に必要なスキルアップのための費用を会社が負担するなど、社員のスキルアップの向上にも力を入れています。
参照:ワークスタイル | 採用情報 | Sansan株式会社
サイボウズ
サイボウズ株式会社は、クラウドベースのグループウェアや業務改善プラットフォーム「kintone」などを提供し、チームワークの向上を支援しています。
「kintone」は、ノーコード・ローコードで業務アプリを作成でき、顧客管理や業務日報など多様な用途に対応しています。
同社が目指しているのは、「チームワークあふれる社会を創る」というビジョンのもと、ITツールを通じて組織の生産性と働く人々の幸福度の両立です。
働き方に関しては、個人の価値観やライフスタイルにあわせて、勤務時間や場所の希望を伝えることができ、メンバー全員の働き方が全社に向けて公開されているのが特徴的です。
また、サイボウズでは基本的に個人の自由度を尊重し、複業も認めています。また、リモートワーク環境手当など、社員の働き方に対する理解度がうかがえます。
ラクス
株式会社ラクスは、「ITサービスで企業の成長を継続的に支援します」をミッションに掲げ、企業の業務効率化を支援するクラウドサービスを提供しています。
「楽楽精算」は、経費精算業務の効率化を図るクラウド型システムで、多くの企業に導入されているラクスの主力製品です。
また、メールマーケティングサービス「配配メール」や電子請求書発行システム「楽楽明細」など、多彩なサービスを展開し、企業の生産性向上に貢献しています。
福利厚生面をみると、ラクス社員の有給休暇は、90%と高い消化率を示しています。(2024年3月期)
さらに、社員と家族のワークライフバランスの充実に力をいれているのは、私傷病の際や体調不良の際に使える「シックスリーブ制度」という休暇制度や、選択型就業制度である「ラクスマイル制度」を設けていることです。
参照:職場環境・福利厚生 | 株式会社ラクス 新卒採用サイト
転職する際に気を付けるべき企業の特徴
転職する際に気を付けるべき企業の特徴について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
説明される業務内容が曖昧
企業が提供する業務内容の説明が曖昧な場合は注意が必要です。
具体的な仕事内容が示されないまま入社すると、実際の業務が想定と異なり、不満やストレスの原因となる可能性があります。
例えば、求人票や面接で業務内容について質問しても、明確な回答が得られない場合は、入社後に「こんなはずではなかった」となる可能性が高くなるでしょう。
そうならないためにも、取り組む業務内容が明確でない場合には、転職する前に確認しておく必要があります。
労働条件が曖昧
労働条件に関する情報が曖昧な企業も注意が必要です。
求人票や面接で、労働時間や給与、休日、業務内容などの条件が具体的に示されない場合、実際には過酷な労働環境である可能性があります。
具体性が乏しく気合いや根性論を多く語るような企業は少し注意が必要です。
転職活動では、企業から提供される情報の具体性を確認し、不明確な点があれば積極的に質問することが重要です。
また、企業の評判や社員の口コミを調査し、労働環境や業務内容について多角的に情報収集することで、入社後のギャップを減らすことができます。
SaaS企業に転職するなら
この記事を最後まで読んでくださった人の中にはSaaS企業への転職を考えている人も多いと思います。
そのような人におすすめなのが、すべらないキャリアエージェント を利用することです。
弊社のすべらないキャリアエージェント は、SaaS企業への豊富な転職支援実績があります。
すべらないキャリアエージェント のアドバイザーは転職希望者の人に、蓄積されたノウハウを余すことなくお伝えすることができます。
そのため、一人で転職活動を進めるよりも転職の可能性を格段に高めることができますよ。ぜひご相談ください。
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