freeeに「マジ価値」を求めて転職すると後悔するのはなぜ?やばい?激務?中途採用の難易度も解説!

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freeeへの転職で最も後悔しやすいパターンは、「マジ価値」という言葉を「顧客それぞれに最適なものをカスタマイズして提供できる」と誤解して入社してしまうことです。
確かにfreeeは「マジ価値(本質的な価値を追う姿勢)」を掲げていますが、同時にエンジニアリングへのリスペクトが強く、「プロダクト起点」の志向性が強い会社でもあります。
そのため、顧客から細かい要望があっても、「それはプロダクトが目指す全体最適とは異なる」と判断されれば対応できません。この「目の前の顧客を救いたいのに、プロダクトの仕様や方針の壁に阻まれる」というジレンマで、入社後にミスマッチが判明するケースは少なくありません。
本記事では、こうしたfreeeの「リアルな裏側」を踏まえた上で、本当にマッチするのはどんな人なのか、そして内定を得るにはどうすれば良いかを包み隠さず解説します。
freeeはどんな会社?魅力は?
freeeの魅力
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「高年収」
平均年収716万円!SaaS業界でもトップクラスの水準 -
「徹底した顧客志向」
「マジ価値」が共通言語!社内政治よりユーザーを優先する文化 -
「圧倒的な市場価値」
中小企業へのコンサルティング営業を通じて、地に足のついた課題設定・解決力が身につく
freee株式会社は、「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げ、クラウド会計ソフトを中心としたバックオフィス業務の効率化サービスを提供するSaaS企業です。
本社は東京都品川区アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21階にあり、従業員数は1,722人(※2024年6月末時点)です。
末永
freeeの最大の魅力は、徹底した「本質的価値へのこだわり」です。
「ユーザーのためになるか」が全ての判断基準になります。
社内調整や形式的な資料作成に疲弊している方にとって、顧客への価値提供に全力を注げるこの環境は、非常に刺激的で自身の市場価値を大きく高める経験になるでしょう。
freeeが「やばい」「激務」と言われる理由は?
ネット検索で出てくる「やばい」「激務」というワード。その中身は、労働環境やカルチャーなど多岐にわたりますが、共通しているのは「入社前のイメージとのギャップ」です。
ここでは、入社後に後悔しやすい6つの「やばい正体」を、事実ベースで解像度高く解説します。
「やばい」の正体1:残業時間が多く、激務
個人の裁量は大きいですが、それは「成果への責任」とセットです。繁忙期やリーダー職になれば、月80時間近い残業が発生するケースも珍しくありません。「自由」という言葉の甘い響きだけを信じると痛い目を見ます。
末永
「定時で帰りたい」「安定したペースで働きたい」という公務員的な思考の人は合いません。勝負所では時間を忘れてコミットできる、仕事好きな「ワーカーホリック」な気質がある人だけが、この自由を楽しめます。
「やばい」の正体2:リモートワークが禁止のため、ライフステージに合わせた働き方ができない
SaaS=リモートという常識は捨ててください。freeeは現在、「原則オフィス出社」へと大きく舵を切っています。「雑談からのイノベーション」を重視するためですが、効率重視のリモート派には苦痛でしかありません。
末永
通勤時間を「無駄」と感じる合理主義者はやめておきましょう。画面越しでは伝わらない「熱気」や「空気感」を共有することに価値を感じられる人でないと、ただのストレスになります。
「やばい」の正体3:大学生のサークルようなノリが肌に合わない
「マジ価値」「あえて共有」などの独自用語が飛び交い、ウェットな人間関係を好む「サークル活動」のようなノリが非常に強いです。ドライな関係を好む人には、同調圧力が強い「宗教」のように映ることもあります。
末永
「仕事上の付き合いはドライにしたい」という人は孤立します。同じTシャツを着て盛り上がれるような、部活のような一体感を「青春」と思える人には最高の居場所です。
「やばい」の正体4:ノンカスタマイズ製品なので、一定成果が出せると飽きる
freeeはパッケージ製品のため、SIerのようなカスタマイズはありません。「誰に売っても同じ提案しかしていない」というマンネリ感(飽き)は、優秀な人ほど早く訪れます。
末永
毎回違う解決策を練りたい
。決まった型を極め、いかに効率よく売るかという「ゲーム」として楽しめる人だけが、成果を出し続けられます。
「やばい」の正体5:市場が飽和状態で、無理やり売り込むのが得意な人だけが成果を出している
クラウド会計ソフト市場はレッドオーシャンです。「待っていれば売れる」フェーズは終わりました。ニーズがない層に電話し、他社製品をひっくり返す「泥臭い営業」だけが実績を作れます。
末永
「マーケティングでスマートに売りたい」という甘い考えは捨ててください。断られてからが勝負だと思える、執着心の強い「狩猟民族」しか生き残れないフェーズに入っています。
「やばい」の正体6:大企業化に伴い、ベンチャーらしいスピード感がなくなり、分業により成長を感じられない
組織が1,700名を超え、完全に分業化されました。「自分の仕事が会社全体のどこに貢献しているのか見えない」という、大企業特有の歯車感に悩む人が増えています。
末永
「自分が会社を動かしている感覚」が欲しいなら、もっと小さなスタートアップに行くべきです。ここは特定の領域(歯車)でプロフェッショナルになることを割り切れる人のためのステージです。
リアルなfreeeにマッチする人物像
上記の実情を踏まえると、freeeで活躍できる人は非常に限定的です。
freeeに向いている人
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スマートさよりも「泥臭い執着心」がある開拓者
SaaS=スマートという幻想を捨て、レッドオーシャンの中で断られても食らいつくことを「正義」と信じられる人 -
「できない理由」を探さず、「どうやったらできるか」を考える人
プロダクトの仕様という「壁」があっても、運用回避や代替案の工夫で突破することにゲーム性を感じられる人 -
「マジ価値」のために、あえて顧客に「No」と言える人
目の前の要望を叶える(カスタマイズ)ことより、プロダクト全体の進化(全体最適)を優先する勇気がある人
厳しい環境ですが、「整っていないからこそ、自分がやる意味がある」と捉えられる人にとっては、圧倒的に成長できる舞台です。
一方で、以下のようなタイプの方には、ミスマッチになる可能性が極めて高いためおすすめしません。
freeeに向いていない人
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「マジ価値」=「顧客の要望を全て叶えること」だと勘違いしている人
「顧客のために」という善意で、プロダクトの制約を無視した安請け合いをしてしまい、板挟みで苦しむことになります -
「入社すれば会社が育ててくれる」という受け身の優等生
正解のないカオスな環境で、「マニュアルがない」「研修が足りない」と不満を感じてしまう人は活躍できません -
決まったルーティンワークを、ミスなく淡々とこなしたい人
変化の激しい環境を「ストレス」と感じ、自分の担当範囲以外の仕事に「それは私の仕事じゃない」と線を引いてしまう人
freeeの転職難易度は?経歴別で解説!
結論から言うと、SmartHRは人気企業のため転職難易度は「高い」ですが、中途採用を強化しているため転職できる可能性は十分にあります。
- 採用の特徴1:中途採用比率は約90%!中途採用が主流!
- 採用の特徴2:年間400名~500名の採用実績!
- 採用の特徴3:公開求人数も増加傾向!
現在の経歴ごとの難易度とポイントは以下の通りです。
【難易度:高】JTC・有形商材の営業経験者
大手企業の看板や、完成された仕組みの中で営業をしてきた場合、難易度は「高い」です。
freeeが求めているのは「整っていない環境で、自ら課題を見つけて解決する力」です。「会社のブランド力で売ってきた」と判断されると、選考通過は厳しくなります。
ただし、泥臭い行動量や、組織の壁を越えて課題解決に取り組んだ原体験をアピールできれば、十分に内定を獲得することは可能です。
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評価ポイント1:社会人基礎力やマナー
→大手で身についた社会人基礎力やマナーは、顧客対応の質として一定評価されます。 -
評価ポイント2:地道な行動量
→有形商材営業で培った、泥臭い行動力や関係構築力は、freeeの市場開拓フェーズでも強みになります。
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懸念1:受け身の姿勢
→「研修制度はありますか?」といった質問は、「自分のキャリアを会社に委ねている」と捉えられ、マイナス評価になります。 -
懸念2:前例踏襲
→既存のルールに疑問を持たず、思考停止で業務を遂行するタイプは評価されません。
末永
JTC出身者の方が特に気をつけるべきは、「受け身の姿勢」からの脱却です。
「会社がそう決まっていたから」ではなく、「理不尽な環境下でも、自らの意思でどのように行動し、状況を打破しようとしたか」という主体的なエピソードを語りましょう。
【難易度:易~中】無形商材・SaaS営業の経験者
ITや人材などの無形商材営業の経験がある場合、即戦力として期待されますが、それでも難易度は「易~中」です。
freeeの営業は、単なるモノ売りではなく、顧客の経営課題に踏み込むコンサルティング要素が強いためです。
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評価ポイント:ソリューション提案力
→目に見えない価値を、顧客の課題に合わせて提案してきた経験は、即戦力として高く評価されます。
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懸念:思考の深さ不足
→「なぜその提案をしたのか」「顧客の真の課題は何だったのか」を深く語れない場合、思考力が浅いと判断されます。
末永
単なる実績のアピールではなく、「なぜ?」の解像度を高めましょう。
表面的な数値成果だけでなく、その裏にある思考プロセスや、顧客のインサイトをどう捉えたかを論理的に説明できる準備が必要です。
【難易度:易~中】第二新卒者
第二新卒は、若さゆえの「素直さ」「学習能力の高さ」に加えて、「経歴がまだ荒れておらず、短期離職懸念を払拭しやすい」という点で評価され流ため、難易度は「易~中」です。
ただし、freeeは職種経験を必須で求めることが多く、希望する職種によって難易度は大きく変わります。
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評価ポイント:素直さとポテンシャル
→特定の企業文化に染まりきっていないため、freeeのカルチャーを吸収しやすいと期待されます。
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懸念:スキル不足とミスマッチ
→「なんとなく成長できそう」という曖昧な志望動機では、厳しい環境に耐えられないと判断されます。
末永
応募する前に、求人の「必須要件」だけでなく「歓迎要件」も満たせていることが確認できれば、内定を獲得できる確率は大きく上がるでしょう。
また、「なぜ今、freeeなのか」という問いに対し、自身の原体験に基づいた熱意を伝えることが重要です。
FAQ:よくある質問
最後に、freeeへの転職を検討する際によくある質問にお答えします。
freeeの離職率は?
具体的な数値は非公開ですが、人の入れ替わりは比較的早いです。
ただし、ネガティブな退職ばかりではありません。「freeeで力をつけて起業する」「他社のCXOとして引き抜かれる」といった、いわゆる「freeeマフィア」としてのポジティブな卒業が多いのも特徴です。
freeeの選考フローは?
一般的には「書類選考 → 面接(2〜3回) → オファー面談」の流れです。
特徴的なのは、スキルだけでなく「カルチャーフィット」を多角的に見極めるため、現場社員とのカジュアル面談や、実務に近いプレゼン課題が課される場合がある点です。
freeeの最終面接通過率は?
一般的に最終面接の通過率は50%程度と言われますが、freeeの場合はさらに厳しい傾向にあります。
最終面接でも、役員クラスから「なぜ?」「本当に?」と深掘りされ、カルチャーフィットが厳しくジャッジされます。最後まで気を抜かず、自己分析を徹底して臨む必要があります。
freee株式会社の福利厚生は?
ユニークで充実しています。
手作りの食事が提供される社内飲食サービス「燕(つばめ)」や、ドリンク無料、書籍購入補助、部活動支援など、社員のコミュニケーション活性化と成長を支援する制度が整っています。
freee株式会社の将来性は?
極めて高いと言えます。
インボイス制度や電子帳簿保存法などの法改正も追い風となり、クラウド会計ソフトの市場は拡大を続けています。さらに金融事業やHR事業への多角化も進んでおり、日本のスモールビジネスのプラットフォームとしての地位を盤石にしています。
まとめ
freeeは、「チーム一丸となって、本質的な価値を届けたい」と思う人には最高の環境ですが、向いているかどうかがシビアで、細かいミスマッチがよく起こる企業でもあります。
自分の中長期的なキャリアにミスマッチしていないか不安という人は、ぜひ弊社すべらないキャリアエージェントの無料カウンセリングをご利用ください。
- 特徴1:IT/SaaSなどの成長市場に特化!
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