【2024年最新版】SaaS企業を転職エージェントがランキングで徹底比較！

SaaS企業の売上高ランキング

近年、SaaSは仕事や生活の一部になりつつあり、欠かせないものになっています。

SaaSを導入する企業も増え、SaaS系の企業で働きたいと転職を考えている方も増えているのではないでしょうか？

しかし、「SaaS企業がたくさんありすぎて分からない、比較したい」「SaaS企業の売り上げや年収はどのくらい？」などSaaS企業についての疑問点もあるかと思います。

そこで、SaaSに分類される企業を、売上高ランキングの順でご紹介いたします。

以下では各企業の概要、企業情報、主要なサービスなどについて紹介します。

また、SaaSってそもそも何？という人は、以下の記事で詳しく解説しております。

関連記事

SaaS企業とは？基本情報から転職で気をつける点まで徹底解説します！

エス･エム･エス

SaaS企業における売上高1位はエス・エム・エスです。

エス・エム・エスは2003年に創業し、2008年に上場を果たしています。

主に医療・介護分野で人材・情報通信サービスを提供する企業で、医療・介護の人材紹介の最大手の会社として認知されています。

創業以来19期連続で増収増益を達成しており、現在も成長中の企業です。

「高齢社会×情報」を切り口として「介護」「医療」「ヘルスケア」「シニアライフ」の領域で事業を展開しています。

運営するサービスの数は、国内外で50以上にも及びます。海外でも18の国・地域で事業展開中です。

2024年6月に公開された有価証券報告書などをもとに、エス・エム・エスの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

エス・エム・エスについてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

関連記事

エス・エム・エスへの転職方法！中途採用の転職難易度と面接対策を解説！

オービックビジネスコンサルタント

SaaS企業における売上高2位はオービックビジネスコンサルタントです。

オービックビジネスコンサルタントは、1980年にコンピュータの販売業務やコンピュータプログラムの製作及びシステム設計業務を目的に設立され、1999年に上場を果たしています。

給与や販売仕入管理など企業の基幹業務をサポートするパッケージソフトを開発しているソフトウェアのメーカーです。

有名なサービスとしては、会計ソフトの「勘定奉行」です。

中堅・中小企業を中心に企業の基幹業務に絞った業務パッケージは、すでに累計72万社を超える導入実績を誇り、顧客満足度調査でも高い評価があります。

2024年6月に公開された有価証券報告書などをもとに、オービックビジネスコンサルタントの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

ラクス

SaaS企業における売上高3位はラクスです。

ラクスは2000年に設立し、2015年に上場を果たしています。

また、CMでお馴染みの「楽楽精算」や「楽楽明細」など、さまざまなクラウドサービスを提供する会社です。

累計導入社数は、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」で15,000社、電子請求書発行システム「楽楽明細」で8,000社を突破し、日本の経費精算業務に大きな変化をもたらしてきました。

これらのデジタル化が進む時代において、今後ますます需要が見込まれるサービスです。

2024年6月に公開された有価証券報告書などをもとに、ラクスの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

ラクスについてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

関連記事

ラクスに転職！中途採用の転職難易度や求人情報を徹底解説！

SanSan

SaaS企業における売上高4位はSansanです。

SanSanは2007年に設立し、2019年に上場を果たしています。

SanSanの名刺管理システムは、名刺や企業情報、営業履歴を一元管理して全社で共有して売上拡大とコスト削減を同時に実現する営業DXサービスです。

また、法人向け名刺管理サービス市場で82%のシェアを獲得するなど、企業から高い支持を得ています。

2024年6月に公開された有価証券報告書などをもとに、SanSanの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

SanSanについてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

関連記事

Sansan(サンサン)への転職方法！中途採用の難易度や求人情報を徹底解説！

マネーフォワード

SaaS企業における売上高5位はマネーフォワードです。

マネーフォワードは2012年に設立し、2017年に上場を果たしています。

個人向けや法人向けに金融系のウェブサービスを提供している企業です。

個人向けの家計簿アプリや企業のバックオフィス業務（経理・人事労務・法務・確定申告）をサポートするクラウドサービスを展開しています。

マネーフォワードクラウドは、サポート満足度99％と高い評価があり、多くの企業で採用されています。

2024年2月に公開された有価証券報告書などをもとに、マネーフォワードの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

マネーフォワードについてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

関連記事

マネーフォワードに転職！中途採用の転職難易度や選考対策を徹底解説！

Appier Group

SaaS企業における売上高6位はAppier Groupです。

Appier Groupは2012年に台湾で創業され、2021年に上場を果たしています。

Appierは、人工知能（AI）を使いビジネスの意思決定をサポートするSaaS企業です。

また、アジア太平洋地域や米国、欧州と世界に17拠点を置き、1700社以上の企業に対してデジタルマーケティングにAIを活用したDXのサポートを行っています。

Appierが構築したプロダクトは、企業が顧客の全体像の構築や顧客の好みを理解、行動を予測することで、最終的により良いビジネス成果につながる意思決定を行えるように設計されています。

さまざまな企業でこのプロダクトが取り入れられ、「デジタルマーケティング＋AI」のツールを活用することで、これまでマーケティングに悩んできた企業の課題解決につながる可能性が期待されています。

2024年3月に公開された有価証券報告書などをもとにAppier Groupの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

サイボウズ

SaaS企業における売上高7位はサイボウズです。

サイボウズは1997年に設立し、2000年に上場を果たしました。

「チームワークあふれる社会を創る」を経営理念に掲げ、情報共有で業務の効率化を目指し、4つのグループウェア製品を開発・販売しています。

日経コンピュータパートナー満足度調査では、クラウド情報系サービス部門で4年連続1位を獲得し、業務効率化・内製支援ソフト／サービス部門でも1位を獲得しています。

2024年3月に公開された有価証券報告書などをもとにサイボウズの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

サイボウズについてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください。

関連記事

サイボウズへの転職方法！中途採用の難易度・求人情報を徹底解説！

関連記事

サイボウズは平均年収663万円｜新卒初任給・賞与ボーナスや残業時間も紹介！

フリー

SaaS企業における売上高8位はフリーです。

フリーは2012年に設立され、2019年に上場を果たしました。

「だれもが自由に経営できる統合型経営プラットフォーム」を企業のビジョンとして掲げ、スモールビジネスのサポートを行っています。

また、中小企業や個人向けにクラウドを利用した会計ソフトの提供からビジネスをスタートさせました。

他にもクラウド給与計算ソフトやクラウドマイナンバー管理など、多数のクラウドソフトウェアをリリースしています。

その中で「クラウド人事労務ソフト freee」は、現在国内シェアNo1のサービスです。

2024年9月に公開された有価証券報告書などをもとにフリーの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

フリーについてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事をご確認ください 。

関連記事

freee(フリー)への転職！中途採用の転職難易度・求人情報を徹底解説！

SREHD

SaaS企業における売上高9位はSREHDです。

SREHDは、ソニーのグループ会社で2019年にソニー不動産株式会社からSREホールディングス株式会社へ社名変更と上場を果たしています。

不動産業界や金融機関向けに業務支援型クラウドサービスを提供している企業です。

具体的には、不動産業界をメインに不動産仲介事業やアセット事業、AIクラウドを用いたAI不動産査定ツールの提供などさまざまな事業を展開しています。

2024年6月に公開された有価証券報告書などをもとにSREHDの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

イーエムシステムズ

SaaS企業における売上高10位はイーエムシステムズです。

イーエムシステムズは1980年に設立され、2000年に上場を果たし、医療（クリニック・保険薬局）や介護・福祉業界向けのシステム開発・販売・保守を行う企業です。

具体的には、薬局向けのレセプトコンピュータやクリニックで使用される電子カルテなど、医療関連の情報システム製品を開発しています。

また販売から導入・アフターフォローまで、ワンストップでのサービス提供をして、医療分野の記録・請求のIT化をサポートをサポートしています。

中でも、保険薬局向けのシステムにおいては、業界シェアNo.1の導入件数の実績があります。

2024年3月に公開された有価証券報告書などをもとにイーエムシステムズの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

SaaS企業の年収ランキング

転職では年収アップを目的としている人は多いですよね。

そこで、ここからは平均年収ランキングの上位に入る会社をまとめました。

プレイド

SaaS企業における平均年収額1位はプレイドです。

プレイドは2011年に設立し、2019年にGoogleからの資金調達を受け、2020年に上場を果たしました。

ウェブやアプリ内外のマーケティングにおいて、欠かすことのできない顧客管理を支援して、細やかなカスタマーデータの活用により、集客やWeb接客、LTV向上に貢献しています。

また、プレイドは「データによって人の価値を最大化する」をミッションに掲げ、CXプラットフォーム「KARTE」シリーズの開発・運営を行っています。

サイトやアプリに来訪している人をリアルタイムに解析して良質なCX（顧客体験）の実現が可能です。

多くの企業から支持を得て、顧客中心の企業活動に欠かせないプロダクトを提供しています。

2024年2月に公開された有価証券報告書などをもとにプレイドの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

SaaS業界が位置するIT業界の平均年収は、446万円ですので、比較すると2倍以上の額だとわかります。

スカラ

SaaS企業における平均年収額2位はスカラです。

スカラは1991年に設立し、2001年に上場を果たしています。

ストック型のビジネスモデルであるSaaS/ASPサービスを中心に展開する企業です。

サイト内検索サービスやFAQシステム、IVR（自動音声応答）、ECサイト運営、コンタクトセンターなど幅広く事業を展開しています。

また、スカラは経営理念でもある永続的に繁栄するために、M＆Aを活用しながら会社を経営しているのが特徴的です。

DX 事業を中心に、幅広い事業領域をグループ全体でカバーしています。

2024年9月に公開された有価証券報告書などをもとにスカラの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

トヨクモ

SaaS企業における平均年収額3位はトヨクモです。

トヨクモは、2010年に新規事業立ち上げ専門会社をサイボウズ株式会社の100％子会社として設立し、2020年に上場を果たしています。

2019年に社名をサイボウズスタートアップス株式会社からトヨクモ株式会社に変更しました。

また、経営理念より「ITの大衆化」の実現を目指しており、今までITとは無縁だった人へのアプローチも積極的に行っています。

具体的には、誰でも利用できるように、簡単な操作や必要なものに絞ったシンプルな機能のサービスを作り、30日間無料でサービスを試すことが可能で、かつ低価格での提供をしています。

その代表例として、「安否確認サービス2」は4,000社以上の企業や団体が導入しており、「ITreview カテゴリーレポート」安否確認部門にて、6期連続で顧客満足度No.1を受賞している実績があります。

2024年3月に公開された有価証券報告書などをもとにトヨクモの企業情報を以下で簡単に紹介していきます。

転職におすすめのSaaS企業

上記のランキングには入っていないものの、急成長していたり、成長環境がしっかり用意されているといった理由でおすすめのSaaS企業があります。

私末永の目線から、いくつかご紹介させていただきます。

こうした企業は、中途入社の求人が多く、市場価値の高い人材に成長できる環境があることからおすすめです。

SaaS業界へ転職するなら

SaaS業界へ、後悔なく転職をしたいのなら、転職エージェントの利用をおすすめします。

というのも、転職エージェントは企業の採用担当者と直接連絡を取っているため、その会社の雰囲気や、採用されやすい人物像、インターネットでは公開されていない情報を多く保持しているからです。

SaaS企業は非上場の会社が多く、業界や企業について知りたくてもなかなか情報を得ることができないと感じている人も少なくないでしょう。

エージェントを通じて転職活動をおこなえば、「知らなかった」といった入社後の後悔を防ぐことができますよ。