サイボウズへの転職方法！中途採用の難易度・求人情報を徹底解説！

サイボウズへの転職難易度

サイボウズの中途採用の難易度は職種によって異なりますが、そこまで高くはないです。

というのもサイボウズでは多種多様なポジションで募集をおこなっており、求人数が多いからです。

サイボウズの求人が増加中

求人数の多いサイボウズですが、サイボウズは2023年7月時点では普段よりも積極的に採用活動を行っています。

これまではIT転職やエンジニアに特化した転職エージェントであるレバテックキャリアのみで技術職の募集を行っていましたが、2023年7月時点では大手転職エージェントであるリクルートエージェントで技術職以外の求人もおこなっています。

学歴不問であったり、未経験OKのポテンシャル採用の求人も確認できているので、今なら普段より挑戦できる職種が見つけられる可能性が高いです。

まずはこちらからリクルートエージェントの求人をチェックしてみることをおすすめします。その上で必要であれば各転職エージェントにも登録し、あなたの挑戦をサポートしてもらいましょう。

【採用方式別】サイボウズに転職する方法

ここではサイボウズが実施している採用方法別に特徴や転職を成功させるポイントを紹介していきます。

サイボウズは多様な採用方法を実施しており、以下の3つの方法があります。

キャリア採用

キャリア採用はその名の通り、希望職種と同じ業界・業種での就業経験のある人が利用できる方法です。当然高い経験値とスキルが求められます。

それにサイボウズのキャリア採用を利用する転職者は実力を持っている人が多いので面接でいかに適切にアピールできるかも非常に重要になってきます。

ポテンシャル採用

ポテンシャル採用では、求職者の年齢や過去の経験に縛られず、サイボウズに興味を持っている人向けのチャレンジ採用枠です。

興味はある職種だけど、その職種のキャリア採用の募集要項に満たない人や、これまでとは違う職種にサイボウズでチャレンジしてみたい人を対象としています。

自分の経歴に自信はないけど新しい職種に挑戦してみたい方はポテンシャル採用を利用してみましょう。2023年6月現在でポテンシャル採用で募集される職種は以下のものがあります。

なお、ポテンシャル採用は、U-29(ユニーク)採用の年齢制限を撤廃し、名称を変更した制度になります。

そこで面接対策を徹底的におこなうためにも転職エージェントを利用することをおすすめします。

実際、サイボウズはdodaの「転職人気企業総合ランキング(2020年)」で75位、IT・通信部門では11位にランクインしているほど、転職先として人気があります。

つまり、即戦力として活躍できる経験・スキルを持った優秀な人材の応募が殺到しやすいということでもあります。必須要件は低めに設定されていますが、人気があるので倍率はどうしても高くなってしまいます。

他の優秀な人材がライバルとなるため、サイボウズの内定を獲得するためには事前の準備と対策が必要不可欠です。

一人で準備した面接対策で内定を獲得できるほどに応募するライバルは甘くないです。

また、転職するべきか迷っている人はサイボウズからスカウトされる可能性があるビズリーチに登録して、スカウトを待ちながら情報収集をするのがオススメです。

とはいえ、転職エージェントのメリット・デメリットをちゃんと確認してから相談をしたい人は、こちらの記事にまずは目を通してみてください。

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転職エージェントのデメリット・メリットは？プロが徹底解説します！

複業採用

今の仕事を続けながら、サイボウズでも働きたい人向けに複業採用をおこなっています。

複業採用は自分自身のキャリア開発の一環、あるいはサイボウズへの共感を前提として複数の仕事を持ちたい人で、就業している企業で複業(副業)が許諾されている人を対象としています。

対象職種には制限はなく、どの職種にも応募できます。サイボウズへ転職せずに、それでもサイボウズへ働きたいと考えている人は複業採用での応募を検討してみると良いでしょう。

サイボウズに転職しやすい人の特徴

サイボウズは営業職やエンジニア職を多く採用しており、これらの職種で即戦力として活躍できるスキル・経験がある人は転職しやすいです。

営業職であれば、何かしらの法人営業経験があると採用されやすいです。IT・Web業界での法人営業経験があるとなお良いです。

面接では一定のスキルのアピールはもちろん、地頭の良さをアピールできるエピソードを用意しておくと良いでしょう。そのためには、自己分析を徹底的におこなってください。

他のITベンダーと比べ、高度なITスキルの法人営業経験は求めていません。営業の提案の幅や深さがそこまでではないので、高度なSaaS営業を経験した人からすると物足りなさを感じる可能性はあります。

サイボウズの中途採用・求人情報

転職先として人気があるサイボウズでは多種多様なポジションでの募集をおこなっています。

2023年6月時点でキャリア採用の募集がある職種をサイボウズの採用ページで確認してみたところ、大きく3つの分野で求人がありました。

実際にどのような職種の募集があるのか、サイボウズの採用ページにある求人票をもとに以下で紹介していきます。

今回紹介する求人情報は、あくまでも2023年6月時点での募集職種です。時期によって大きく変わる可能性があるので最新の情報を確認するようにしてください。

エンジニア職

サイボウズのエンジニア職のキャリア採用は以下の募集があります。

今回はこの中から「フロントエンドエンジニア(kintone)」の募集要項を紹介します。

kintoneのフロントエンドエンジニアでの募集ですが、開発は複数名で進めていくため、業務内容はサーバーエンドとフロントエンドの両方です。

より多くの人にkintoneを使ってもらえるように、新規機能の開発や既存機能の改善を担当します。

フロントエンドエンジニア(kintone)の募集要項について、さらに詳しく知りたいのならサイボウズの求人ページも確認してみてください。

ビジネス職

サイボウズのビジネス職のキャリア採用は以下の募集があります。

今回はこの中から「営業」の募集要項を紹介します。

サイボウズの営業職は営業経験を必須としておらず、未経験からでも採用される可能性がある職種です。

サイボウズの営業は全国のパートナー(販売代理店)を通した間接販売と、顧客へダイレクトにソリューション提案をおこなう直接販売の2つがあります。

営業の募集要項について、さらに詳しく知りたいのならサイボウズの求人ページも確認してみてください。

コーポレートスタッフ

サイボウズのコーポレートスタッフのキャリア採用は以下の募集があります。

今回はこの中から「財務経理担当」の募集要項を紹介します。

サイボウズの財務経理担当は事業環境の変化を資金・会計・税務面でサポートしていきます。本社とグループ子会社の財務経理業務を担当します。

財務経理担当の募集要項について、さらに詳しく知りたいのならサイボウズの求人ページも確認してみてください。

サイボウズの面接傾向・よく聞かれる質問

サイボウズへの転職面接ではよく「今までで1番失敗したことと、それに対してどのように対応したか」が聞かれます。

サイボウズではカルチャーとして、公明正大を掲げており、情報の公開やウソをつかないことをモットーとしています。

そのため、面接では過去の失敗や苦労から、本当にウソをつかずに素直に働ける人材かを見極められる傾向にあります。

また、同様に社内の共通言語として「アホはいいけど、ウソはダメ」という言葉もあるので、すべての質問に対して素直な自分を見せることを意識しましょう。

サイボウズの選考フロー

実際にサイボウズへ転職する際の選考フローは以下のような流れで進んでいきます。

サイボウズへの転職ではまず書類審査があり、この審査はおよそ1週間ほどで結果がわかります。

そのあとは基本的に3回の面接を経て内定を獲得しますが、人によっては面接回数が増減する場合もあるので、どの面接であっても手を抜かずに対策するようにしましょう。

ちなみに、複業採用もキャリア採用と同様の流れで進んでいきます。

また、転職するべきか迷っている人は、大手企業からスカウトされる可能性があるビズリーチに登録して、スカウトを待ちながら情報収集をするのがオススメです。

サイボウズの企業情報

2022年12月末時点

サイボウズは日系のグループウェアでいうと老舗ですが、考えが古い企業ということはなく、積極的に新しいことにチャレンジしている会社です。

新しいPR施策や人事制度を発表し、世の中を驚かせています。新型コロナウイルス感染拡大により、テレワークの導入が進む中で「がんばるな、ニッポン」というCMが印象として残っている人も多いですよね。

PRが上手いサイボウズは大手企業出身からIT未経験まで、幅広い人材が集まっており、心地良く働けるバランスの良い会社だと筆者は見ています。

事業所とグループ子会社

サイボウズはサービスの未導入層や地方向けにプロモーションをおこなうため、本社以外の事業所が日本国内に7ヶ所あります。

また、サイボウズは国内にとどまらず、サンフランシスコ、上海・深セン、ホーチミンなどの海外にも、グループ子会社を展開しています。

2023年6月時点のサイボウズの子会社は以下の5社です。

今後も製品の多言語化を進めていき、アジアや欧米地域での販売へと尽力していく方針のようです。

海外進出をして働きたい！グローバルな仕事がしたい！と考えている人には、オススメの企業だと言えます。

サイボウズの事業内容・ビジネスモデル

サイボウズは「チームワークあふれる社会」を実現するために、企業やチーム向けの情報共有ツールの開発・販売、人事制度・メソッドの提供をおこなっている会社です。

以下で解説している通り、ツールとメソッドという2つの軸で企業や組織のチームワーク向上を支援しています。

サイボウズの売上推移と事業展望

サイボウズは過去5年間で連続して増収増益をキープしている安定した企業です。サイボウズがクラウド基盤「cybozu.com」上で提供するクラウドサービスの売上が堅調に増加しています。

一方で今後の課題としては、顧客が安心してクラウドサービスを利用できるように、情報セキュリティを含む内部統制体制への信頼性確保が重要になってきています。今後は統制の仕組み化を強化し、内部統制体制の整備が課題だと言えます。

サイボウズの平均年収・福利厚生

2020年3月に公開された有価証券報告書によると、サイボウズの平均年収は約584万円です。

dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、サイボウズが属するソフトウェア業界全体の平均年収は449万円です。

サイボウズと業界全体の年収を比較すると135万もの差があり、サイボウズの年収が高いことが分かります。

サイボウズの平均年収や賞与ボーナスについて詳しく知りたい人は以下の記事も確認してみてください。

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サイボウズは平均年収663万円｜新卒初任給・賞与ボーナスや残業時間も紹介！

福利厚生

サイボウズでは以下のような福利厚生を用意しています。

結婚休暇や育児・介護休暇制度、介護・育児のための時短勤務制度など、事実婚・同性婚・法律婚の区別なく、従業員であれば利用・取得が可能となっています。

多様性を重んじているサイボウズはダイバーシティを推進しています。その結果、女性にとっても働きやすい職場環境になっています。上記のような休暇制度や時短勤務の他に、子連れ出勤制度もあります。

実際、サイボウズは日本における「働きがいのある会社」女性ランキング(2020年版)の会社規模が中規模部門(100～999人)で1位に選出されています。

各種制度・環境

サイボウズでは多様な働き方に対応するため、様々な制度を用意し、働きやすい環境を整えています。

ワークライフバランスに配慮した制度や社内コミュニケーションを活発化する施策などを実施しています。具体的には以下のようなものが整備されています。

サイボウズならではの「育自分休暇制度」は、退社した後、最大6年以内の復職が可能となる制度です。この期間中に転職や海外へ長期旅行をし、さらなるキャリアアップや経験を積むことが可能です。

このような制度を設けた理由としては、社外で得た新たな経験・スキル・知識を持って復職することで、組織のさらなる強化に繋がると考えているからです。

サイボウズの企業文化・働きがい

転職口コミサイト「ライトハウス」等の口コミ・評判サイトの情報をもとに、サイボウズのカルチャー・働きがいについて、以下の順で解説していきます。

社風・企業文化

サイボウズは「チームワークあふれる社会を創る」という企業理念を掲げており、アプリ開発だけでなく社内でも自主的に体現していく風土があります。

そのため、チームワーク意識が強く、非常に風通しの良い社風であることが特徴です。ただ、それゆえにスピード感が遅いといった声もありました。

また、社員に対してすべての情報を公開し、嘘のない文化が新卒の社員から幹部クラスまで浸透しています。その公開された情報やノウハウをもとに、立場に関係なく発言したり、問題提起ができる透明性の高い社風です。

成長・働きがい

サイボウズで働くエンジニアのやりがいは、なんといっても、社会に与える影響の大きさです。サイボウズの作成するビジネスアプリは数万社もの会社に利用される、とても大規模なアプリです。そのため、それだけ多くの会社へ影響を与えるアプリ開発で社会へ貢献していくことは大きなやりがいです。

一方、ビジネス職においては、営業を強みとする会社ではないので、営業力を生かしたい人よりもマーケやSE志望の人のほうが活躍できるという意見がありました。

また、頑張った分だけ評価される実力主義ではなく、社内アプローチが上手く良好な人間関係を築いている人が出世する傾向にあるようです。

ワークライフバランス

サイボウズの労働環境は非常に良く、ワークライフバランスが取りやすいことで評判です。

サイボウズでは労働時間についてはフレックスタイム制や、時短勤務が認められており、子供がいる家庭であれば子供の送り迎えのあとに出勤することも許可されています。

また、労働時間だけではなく出社/リモートワークの選択肢も豊富で、サイボウズ独自の「働き方宣言制度」では曜日ごとに何時から何時まで働くのか、残業はどれだけの時間までなら可能なのか、リモートで働くのかといった複数の項目から自分の理想とする働き方を宣言し、その通りに働けます。

そのため社員からもワークライフバランスについての評判は良く、実際にサイボウズの離職率は2005年には28%まで達していたものの2012年からは4〜5%を推移しています。

ちなみに参考として、同業界であるサイバーエージェントの離職率は、8.2%です。

入社理由・入社後のギャップ

サイボウズへの入社理由として多く挙げられたのは、「働く環境の良さ」でした。日本一と言っても過言ではないほど、どこよりも働き方改革が進んでおり、「100人100通りの働き方」を発信していることからもわかるよう、自分に合わせた働きかたができることが強い魅力のようです。

部署異動も自由におこなえるとのことですが、給与の上げ幅が少なくなるため、自由と給与とのバランスが大事になってくるでしょう。

退職検討理由

サイボウズの魅力である働きやすい環境も、逆手にとればホワイトすぎる環境と捉えられるのかもしれません。

そうなると、キツイけど必死で乗り越えた先にある達成感を味わいたい人や踏ん張りながら耐え抜く経験を望んでいる人にとっては少し物足りない環境だということがわかります。

また、チーム活動に重きをおいていることが、結果的に意思決定のスピードの遅さに繋がっているという意見もありました。

サイボウズへの転職を成功させるコツ

サイボウズへの転職をするなら、転職エージェントへの相談がオススメです。

転職エージェントは、あなたのキャリアプランをヒアリングして、無料で面接対策をしてくれたり、各日程調整をしてくれたりするサービスです。

実際のところサイボウズへの転職は、コーポレートサイトでも複数の募集があるので応募可能です。

しかし採用情報などを見るだけでは分からない情報もあるので、転職の基礎からサポートをしてくれる転職エージェントを使うことをオススメします。

とはいえ転職エージェントのサービスの仕組み上、サポートの質は担当のアドバイザー次第です。安心して転職のサポートをお願いできる人と出会うには、転職エージェントを複数登録しましょう。

最後に以下で大手転職エージェントをいくつか紹介します。簡単に企業ごとの特徴が書いてあるので、参考にしてください。