ウェディングプランナーから異業種に転職する方法!

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アクシス(株)代表  末永雄大

アクシス(株)代表  末永雄大

新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。 2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。 ■Yahoo!ニュース(個人):IT/キャリアコンサルタントが語る「働き方3.0」 ■オールアバウトガイド:「キャリアプラン・転職ノウハウ」ガイド

こんにちは、自立型人材の転職・キャリア支援に特化した転職エージェント、末永雄大です。

ウエディングプランナーに未経験(保育士、看護師、販売職の方等々)だけどチャレンジしたいという方が非常に多く、相談者さんの中には、別の仕事からこの仕事に転職して給与が下がっても問題ないという人もいらっしゃるくらい魅力的な仕事です。

また仕事の大変さと待遇のバランスが取れていないのでは? ともいわれる仕事ですが、人の幸せのお手伝いができる仕事であることから、大きなやりがいと満足感を得ている方が非常に多い様に見受けられます。

ウェディングプランナーは非常に人気のある職業ではあるのですが、異業種に転職したい方が多いのも事実です。

実際、現役のウェディングプランナーの方から弊社に転職相談を頂くことも非常に多いですね。

ウェディングプランナーは中途採用で高く評価されており、弊社がサポートさせて頂いたウェディングプランナーの方は、ほぼ全ての方が転職を成功しています。

 

それでは、ウェディングプランナーからの転職を成功させるポイントを解説していきましょう。

ウェディングプランナーによくある転職理由

①激務

ウェディングプランナーの仕事は結婚式という人生の晴れ舞台を演出するとても華やかなイメージがありますが、結婚する2人がどのような式を思い描いているのかを引き出し、それを形にする仕事であるが故に一般に考えられている以上に激務です。

会社で定められた勤務時間は一日8時間、週40時間が通例ですが、シフト制であることが多いため、変形労働時間制としているケースが多い職場です。

変形労働時間制というと飲食店等で勤務の経験がなければ馴染みが無い勤務体系ですが、簡単に言うと、一定期間内で平均して週40時間を超えなければ、特定の日や週に法定労働時間以上の勤務をすることができる制度です。

言うなれば、不規則な勤務を会社が認め、単日の勤務時間が8時間以上になることを前提にした勤務体系と言えます。

なぜ、そのような勤務体系となっているかというと、結婚式を挙げる2人と企画を詰めていくのは主に週末であることが多く、平日であれば会社の勤務が終わった比較的遅い時間になることが多いからです。更に、結婚式自体も気候が安定する春や秋に偏りがち。

そのような状況から、勤務そのものが不規則にならざるを得ません。また、結婚式の多い時期は、式の前後を含めた1ヵ月は休みもなかなか取れません。残業も145時間で、帰宅が深夜になることもざらにあります。

週末に休みが取れないと、友達付き合いが疎遠になったり、帰宅時間が遅いと食事のバランスが偏ることが多くなるため、仕事を通じて溜め込んだストレスの発散にも苦労することになります。

そのような環境から、身体的にも精神的にもこの仕事は激務であると言えます。

②薄給

ウェディングプランナーとして注目されている人は高額な収入を得ている場合もありますが、全体的に薄給と言えます。(年収は250万円から450万円と言われています。)

業務内容の考えると、条件が良い仕事とはいえないのが現実です。(もちろん経験の差により年収には幅があり、長年この仕事に従事すればするほど、収入もアップします。)

職場のパターンとしては大きく2つあります。

  • ホテル

ホテルで結婚式を企画する部署は宴会担当になります。ホテルの給与レンジは年齢にもよりますが、300万円から400万円前後。ホテルはどちらかというと、ホテル間の転職を通じてキャリアップを図ることが多いため、報酬は低く抑えられています。

  • ウェディング会社

ここで上場しているウェディング会社の年収比較を見てみましょう。

上場しているウェディング会社の年収比較

平均年齢にもよりますが、ホテルより若干高めか変わらない数字と思ってよいでしょう。ホテルは宴会部門であることから結婚式以外のイベントを担当することがあり、幅広い業務をおこなう中で、給料はそれ程高くないが安定しています。

一方、ウェディング会社は結婚式に特化した仕事をすることができるが、契約件数等の成果で支給されるインセンティブが上下することが多く、季節的に結婚式が多い、少ないといった影響を報酬面で受ける可能性が高い職場です。

また、フリーで働く場合、ボーナスはなく安定的に収入を得るためには経験も必要なため、成りたての頃は400万円以上の収入を得ることは難しい立場です。

③女性中心の職場

ホテルやウェディング会社で働くウェディングプランナーは大半が女性。なぜなら、結婚式にこだわりを持って、希望や相談をしてくるのは主に新婦の方です。女性が相談しやすい環境を意識すると、ウェディングプランナーは女性が中心になります。男女比では19で女性の方が圧倒的に多い職場。

それ故に女性特有の人間関係を考えると、気を使う職場と言えます。また、仕事時間が不規則であることに加えて、女性中心の職場であるため、男性との出会いがなく、晩婚になる傾向があります。30代以降で結婚後、子育てが落ち着いた40代で復職するのは体力的にもかなり困難ではないでしょうか。

④お客様のクレームに耐えられない

新郎新婦にとって結婚式の窓口はウェディングプランナーです。式場の手配ミスや進行上の不備についてのクレームはウェディングプランナーが受けることになります。クレームの内容は、飾る花の種類や色といったイメージによるものから、料理の置き方や歩き方といった式場スタッフの対応まで様々。

実際、結婚式に強いこだわりのある人がウェディングプランナーを通じて、高額なお金を式のために使うわけですから、些細なことであってもクレームとして言われることが多いです。

ウェディングプランナーとしては、出来ることは精一杯やっている中で、心無い言われ方でクレームを言われると精神的にはかなりきついですよね。

上記の様な基本条件を変えたライフスタイルにしたいという方の転職の相談に乗ることが多くなってきました。

ウェディングプランナー経験者のアピールポイント

「ウェディングプランナーは転職市場でも評価されている」と冒頭で説明させて頂きましたが、その背景として以下の4つの能力・スキルが評価されています。

礼儀・マナーに関する知識
コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力の高さ
人の人生を左右する責任感の強さ
細やかな気配りや臨機応変な対応ができる

そのような背景から、キャリア設計の観点では、26歳前後まではこれらの力を身につけるためにウェディングプランナーを続ける方が良いです。

一方で、年収アップやキャリアアップを目指す方は、転職を検討してみることをオススメします!

ウェディングプランナー経験者には無形商材の法人営業職がオススメ!

ウェディングプランナーは晴れ舞台の演出に携われるといった華やかなイメージがありますが、これまで見てきた通り、大変な仕事です。もし、ウェディングプランナーの経験がある人が転職を考えるとしたら、どのような仕事が向いているのか。

ウェディングプランナーの具体的な転職先としては、ホテルの飲食部門などセクションを変えるか、セレモニーホール、エステティシャンやキャリアコンサルタントが挙げられます。また、ウェディングプランナーを続けるのであれば、働き方や報酬体系が日本とは異なる海外のホテルやウェディング会社へ転職するのもひとつの方法です。

しかし、アクシスではウェディングプランナー経験者の方には「無形商材の法人営業職」をオススメしています。無形商材とはITやweb、広告や人材などの業界のことです。「キャリアチェンジしたい!」「年収アップしたい!」「仕事の幅を広げたい!」という人には特にオススメです。

理由は以下の6つ。

  • 未経験でも積極的に採用する
  • 専門性を身につけやすい
  • 他社からの引き合い、選択肢を増やしやすい
  • やりがいを感じやすい
  • 中長期的に給与・年収を上げやすい
  • 物売り的な要素が少ない

また、ウェディングプランナーの無形商材の契約率は高いと言われています。

理由は、ウェディングプランナーのコミュニケーション力や責任感の高さなどに加えて、複数の結婚式が持つ個別ニーズを関連部署と調整しながら形にするマルチタスクの能力に長けていることがあります。トータルとしてそのような能力を有する人材は実はとても価値があり、企業側でも求めています。

無形商材の営業職については以下の記事で詳しく説明していますので、ぜひお読みください。

転職するか迷った時はどうすればいい?

異業種に転職するのか決意がつかない…という時は以下の3つの観点から考えてみましょう。

今感じているやりがいは他の仕事では得られないのか

ウェディングプランナーの仕事は確かに激務だし、報酬も休みも少ないかもしれません。クレームもたくさんもらいます。でも、1組のカップルの幸せそうな笑顔に自分が貢献していると実感できる機会がたくさんあるのも事実。ウェディングプランナーとして様々な能力が自分の知らない内に身に付くのも、この職種の特徴です。

このようなやりがいや、能力が他の仕事で得られるのかを考えてみましょう。やりがいとしての部分は、キャリアコンサルタントやセレモニーホールのスタッフでも感じることができるかもしれません。

「お客様のニーズを聞いて、それを満たすような企画を考えるのが好き」なら、無形商材の営業でもやりがいを感じることができるかもしれません。自分のやりがいや能力を伸ばしていくには、ウェディングプランナーでなければならないのでしょうか?

10年後の自分は想像できるか

10年後の自分にどのようなイメージを持っているでしょうか?ウェディングプランナーのリーダーとして部下にどんどん指示を出して、成績を伸ばしている姿でしょうか?それとも、疲れて仕事に後ろ向きな姿でしょうか?結婚して子供がいるかもしれないですね。

今いる職場が、「自分は10年後に絶対こうなる!」という明確なビジョンが描ける職場か、「今の職場で働き続けた10年後の自分の姿がなりたい人間像か」を想像して、転職を判断するのもひとつの方法です。

抱えている不満は自分で解決できるのか

「よくある転職理由」にも書きましたが、仕事をする上で誰もがそれぞれの立場で不満は抱えています。それらの不満が転職で解決できるのか考えてみましょう。不満の原因が会社の制度や考え方、方針に基づくもので、個人ではどうしても解決できないと判断した場合は転職で解決するのもひとつの方法です。

ウェディングプランナーであれば、繁忙時期や結婚式の日取りを自分がコントロールできるわけではありませんし、給料は会社全体の業績や利益構造に依ることが多いため、一定の水準以上は自分ではどうしようもない問題です。それらの不満が自分の価値観に対してどの程度のウェイトを持つ問題なのかを考えて、我慢できないようであれば転職を考えてみてもよいかもしれませんね。

「それでも決意できない」「自分にあった業界がわからない」という時は

ここまで、ウェディングプランナーについて、仕事のマイナス面とオススメの転職先、転職するか迷った時にどのように判断するのかを説明してきました。

それでも、「今後どうしたらよいのか決められない」「転職先を上手く見つけられるか不安」という時は、転職エージェントのサポートを受けることをオススメします。転職エージェントを利用すれば、公開されていない求人が見つかることも多いですし、転職活動についてあらゆる面からサポートが受けられます。

特に弊社では選考対策だけでなく、キャリア相談や適性を見極めた上でのマッチングにも力を入れておりますので、「転職はしたいけれど、どの会社が自分に向いているかわからない…」という方のお役に立てるかと思います!

ちなみに、本人の適正や将来のキャリアプランを見極めた上で、お仕事を紹介するのですが、ウェディングプランナーの方は、コミュニケーション能力が高い方や、マナーがしっかりした方が多いので、弊社では法人営業職や人材営業職のキャリアコンサルタントなどのお仕事を紹介することが多いです!

 

弊社はウェディングプランナーからの転職実績が豊富ですので、転職を検討している方は気軽にご相談ください。