2019.07.18

美容師から営業職へ転職するには?転職のプロが徹底解説!

この記事を書いた人

アクシス株式会社 代表取締役

末永雄大

Suenaga Yuta

美容師から転職を考える理由の1つに年収の問題があります。平成29年度の厚生労働省の調査によると、男性の平均年収は約316万円、女性は約284万円です。日本の平均年収が約442万円なので、比較するとかなり低いことが分かります。

年収は低く、その上朝から晩まで立ち仕事、手荒れや腰痛にも悩まされて……と美容師から営業への転職を検討する人も多いと思います。

今回は未経験から営業へ転職したい美容師向けに、転職のプロである筆者が「営業職がおすすめの理由」「美容師におすすめの転職先」などを徹底的に解説していきます。

美容師から転職するのなら営業職がおすすめ

髪をカットしている美容師

美容師は専門職であるため、実は異業種への転職はなかなか難しいのですが、その中でも営業職は転職がしやすくおすすめです。

転職しやすい理由としては、美容師の「接客スキル」「コミュニケーション能力」「タフさ」が企業に評価されるからです。

とくに接客スキルとコミニュケーション能力が高く、同じような対人スキルが必要な営業では未経験でも活躍できます。

営業には有形個人営業、有形法人営業、無形個人営業、無形法人営業があるのですが、この中では無形法人営業がおすすめです。

無形法人営業は企業が顧客なので、他の営業よりも難易度が高いのですが、将来的に市場価値の高いスキルを身につけることができます。

色々な営業の説明

有形個人営業 → 不動産・日用品などを一般消費者に対して営業
有形法人営業 → 自動車・家電製品などを企業に対して営業
無形個人営業 → 保険・不動産・ネット回線などを一般消費者に対して営業
無形法人営業 → 人材・広告などを企業に対して営業

無形法人営業についてさらに知りたい人向けに、詳しくまとめた記事をご紹介します。気になる人は、ぜひ読んでみてください。

未経験でも営業職に転職できる?転職のプロがぴったりな業界を大公開

美容師から営業へ転職するときに評価されるスキル

手帳にメモをしている男性
  • 接客スキル
  • コミュニケーション能力
  • タフさ、忍耐力
  • 提案力

髪の毛は数ヶ月に1度カットすれば良いので、リピーターになってもらえるような接客力が何よりも大切な職種です。少しの気遣いで、またあの美容師に頼もう!と思ってもらえるように何をしたのか、面接ではその点を質問されます。

つまり、面接では「接客でどういう点を工夫し、どうなったのか」といったように過程と結果がしっかりと結びつけば、非常に評価されます。

また、美容師はコミュニケーション能力が高い人が多いです。1対1で接客をするため、マニュアル的な会話では次も指名をもらえるような美容師になれません。言葉の節々からそのお客さんに合わせて会話を広げ、信頼関係を構築していきます。これも営業になくてはならないスキルだと言えます。

タフさと忍耐力ですが、美容師は朝から晩まで立ちっぱなしで仕事をしています。有名なお店であれば、食事も取れないほどです。

さらに下積み時代は開店前や閉店後にカットの練習をし、ひたすら技術を磨きます。営業は顧客から罵倒されることもあるので、実はタフさが求められる職種です。

最後の提案力ですが、美容師はお客さんの漠然としたニーズから望んでいる髪型を形にしなければなりません。実は、この提案力は営業でも必要なスキルです。顧客が何を求めているのかニーズを聞き出し、そこから契約してもらえるように提案をする…ってちょっと美容師の仕事に似ていると思いません?

確実に同じではないのですが、このニーズを聞き出すのにコミュニーケーション能力は必要不可欠です。そのため美容師は営業として活躍できる可能性を大いに秘めているのです。

ちなみに、店舗でマネージャーや店長をやっていた場合は、マネジメント能力を評価されます。店舗運営に携わっていれば、その点もアピールすると良いでしょう。

美容師から営業へ転職するときに気をつけること

タブレットを見ながら悩んでいる女性

美容師の対人スキルは営業に向いていますが、次の点を気をつけないと面接でお見送りになってしまうこともあります。たとえ無事に内定を獲得できたとしても、想像と違っていたとミスマッチが生じ、またすぐに転職活動を再開してしまう人も中にはいます。



そうならないように、美容師から営業へ転職するときは以下のことに気をつけてください。

売るという経験がないのがネック

美容室のビジネス形態上、何かを売るという経験はしたことがないと思います。

予約していたお客さんの髪を切るので、どうしても受動的なビジネス形態になってしまうからです。

髪型もお客さんの希望を元に切っていくため、自分から積極的に何かを売るという形にはならないですよね。この部分に面接官は懸念を抱いてしまうことが多いです。

ルート営業のように定期的に得意先を周って受注を取る御用聞きなら良いのですが、自分から新規開拓をして商材を売っていく場合は能動的になる必要があります。

能動的になれるか、そこを面接官は確認したいので「接客で培ったスキルを活かし、顧客のニーズをしっかりと把握して、最適な提案ができるに頑張りたいです」と言えるようにしましょう。

そのためには、営業職がどういう仕事なのかをきちんと知っておく必要があります。ただ、年収が良いとか、未経験でも転職しやすいでは長続きしません。

仕事に対するイメージが固まっていない

美容師は店舗で働いているため、オフィスで働くイメージがついていないと、そのギャップで辞めてしまうことがあります。

華やかだと思っていたオフィスワークが想像よりも地味で、激務だった……と自分のイメージと実際の状況にミスマッチが生じてしまいます。

すぐに営業が嫌になって辞めないように、面接ではその点を確認されることがあります。

営業のどういうところがつらいのか、オフィスワークのどういうところが大変なのか、事前に調べて面接では「営業はパソコンを使った業務があるので慣れるまでは大変だと思いますが、形が違うだけでスキルを磨くという点では変わらないので頑張れると思います」といったように答えられると良いです。

 

初めての転職の場合は特に、「面接ではどんなことを聞かれるの?」「答えづらいことを聞かれたらどうしよう」「本当に自分の経験を評価してもらえるのだろうか」など、不安が尽きないという方も多いのではないでしょうか?

そんな方は、転職エージェントに相談をしてみるのも一つの手です。
転職エージェントは、多くの企業の採用担当者からの情報を持っているかつ、多くの転職者の悩みに寄り添い、サポートをしてきた転職のプロです。

客観的にあなたのスキルを評価してくれるほか、面接前にご自身の志向性や考え方の言語化をお手伝いしたり、志望企業の特徴や社風といった情報を教えてもらえたりと、一人で転職活動をするよりも、はるかに「豊富」で「濃い」情報が手に入ります。

手前味噌ではありますが、弊社でも転職エージェントとして、転職者の方のサポートをしております。

納得感の高い転職や意思決定をしていただけるよう、じっくり対話をすることを徹底しており、対面のカウンセリングだけでなく、チャットアプリやメールでのサポート体制を構築し、気軽にやりとりできる体制を整えております。

内定決定までのやりとり文字数は3万字超。「初めての転職で不安が大きい・・・」という方は是非、一度弊社にご相談ください。

美容師におすすめの転職先

メガネを外して微笑んでいる女性

美容師におすすめの転職先ですが、スバリ人材業界や広告業界が良いでしょう。

これらは無形法人営業なので、将来的に様々な可能性が広がっていくのでおすすめです。

とくに「リクルートライフスタイル」のホットペッパービューティーは美容系を取り扱う広告営業で、元美容師だと親和性が高く、内定を獲得しやすいです。

なので美容系の広告営業を目指すのであれば、リクルートライフスタイルが良いと思います。

あとは、あまり求人数は多くないのですが、美容院向けの営業も知識があるため、選考の通過率が高くなっています。

法人営業ではなく個人営業を希望する場合は、不動産業界の仲介から営業のキャリアを積んでくのも良いと思います。

美容師から営業へ転職した後のキャリア形成

たくさんの人がいるビルの前

営業としてのスキルを身につけ、実績を出したあとであれば、なんの実績もなかった美容師の頃と比べてキャリアの幅が広がります。

そのため、転職後は最低3年は頑張って働くようにしましょう。3年頑張れば、必要なスキルが身につき、実績も出せるようになります。

ちなみに営業へ転職した後のキャリア形成ですが、ぶっちゃけ様々です。

転職先の企業でマネジメントをやる人もいれば、有形法人商材から無形法人商材へ転職する人もいます。

中には人事としてのキャリアを歩む人もいますね。勘違いしている人もいますが、人事は営業を経験しなければなれません。人事に関わりたいのなら、まずは営業で経験を積まなければなりません。

このように営業を経験すると美容師から転職しようとしていた頃よりも、選択肢が大幅に増えるので、どんなにツラくても3年は頑張って耐えて働く覚悟を持つことをおすすめします。

美容師から営業へ転職するには

美容師から営業へ転職するには、営業の分野に強い転職エージェントを利用するのが1番です。

弊社では、20代〜30代前半の方を中心に、年間1500人以上からのご相談をいただいております。

これまで、多くの方の転職相談にのってきた経験から、営業に挑戦することのメリットや気をつけるべきポイント、営業職を経由した後のキャリアの可能性について、より具体的で戦略的なお話ができると自負しております。

また、先ほどご紹介した元美容師との親和性が高いリクルートライフスタイルの求人も、もちろんご紹介できます。

ぜひ、転職するか迷っている、営業への転職を検討しているという方は一度弊社アクシスにご相談ください。

転職相談申し込みはこちら

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