営業から事務への転職は可能?転職のプロが成功させるコツを大公開!

    突然ですが、皆さんは、文系新卒の7割が営業職に就くと言われていますが、ご存知でしょうか?

    弊社に転職相談してくださる人も、営業職の人が多くなっています。

    しかし営業が合わない、キツイと思われ、営業以外の職種、特に事務職へキャリアチェンジを希望されている人、とくに女性の人は多いと思います。

    そこで、今回は「営業から事務」への転職・キャリアチェンジを検討しているという人へ向けて、転職の難易度や転職理由・志望動機の考え方についてプロの視点でレクチャーします。

この記事を書いた人

末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の採用支援を経験。
2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。
Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」
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営業から事務への転職は可能?

営業から事務への転職は不可能ではありませんが、簡単ではありません。

理由としては、まず事務職の求人は数が非常に少ないからです。少ない求人に応募が殺到してしまうため、倍率も非常に高くなってしまいます。

また、営業をやっていた経歴から体育会系だと思われてしまい、事務職に向いていないと判断されることもあります。営業職から事務職になりたい場合は「前の仕事を通して、事務職に活かせるスキルも身につけた」と相手にきちんとアピールする必要があります。

また、事務職は女性というイメージが強く、男性が事務職に転職したい場合は後述の「事務職に必須の資質・スキル」を持っているということをアピールできないと、厳しいでしょう。

難しいとはいえ「どうしても事務に転職したい!どうしたらいいの?」という人のために、順を追って転職のノウハウをお伝えしていますので、ぜひ最後まで目を通してください。

末永

事務職の求人は数が少なく、また倍率も高いため、転職エージェントを味方につけて応募書類の添削や面接対策をしっかりすることをおすすめします。

事務系職種の豊富なエージェントを利用することで、求人サイト等には掲載されていない非公開求人もみることができるので選択肢の幅が広がりますよ。

事務系職種が豊富なエージェント

  • リクルートエージェント
    業界No.1の求人数。1万件を超える事務求人を保有
  • doda
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  • マイナビ 女性の転職
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事務職の仕事内容

営業職から事務職に転職するためには、事務職についてきちんと把握していないといけません。

営業職から転職しやすい事務職として以下の3つがあるので、それぞれの仕事内容について解説しますね。

1. 一般事務

一般事務は、さまざまな事務作業を担当します。

一般事務の仕事の最大の特徴は幅の広さです。さまざまな立場の人を支援する業務内容です。

高度な専門性は不要で、より専門的な業務や困難な業務は総合職の社員が担当します。

また、権限や責任の範囲は限定的です。ルーティンワークを除き、自分の責任で意思決定をおこなうことはほとんどありません。

2. 経理事務

経理事務の業務には、大きく分けて、日々の経理業務、月次の経理業務、年次の経理業務の3つがあります。

日々の業務としては、現金の出納管理や立替経費の精算業務、伝票の記帳・整理が代表的なものです。

月次の業務としては、取引先への請求・回収および給料の支払い、取引先への支払業務などがあります。

年次の経理業務としては法人税や消費税の確定申告、株主総会での計算書類の報告や予算管理などがあります。

3. 営業事務

営業事務とは、見積書や請求書の作成、商品の受発注、顧客やスケジュールの管理、在庫・納期・出入金管理、伝票の作成、データ入力など営業活動に関わる事務全般をおこないます。

事務職に必須の資質・スキル

事務職にはどのような資質やスキルが求められるのでしょうか?

物事をコツコツ進められる人

まずは、物事をコツコツと進めることが好きな人が向いています。

一般事務、経理事務、営業事務それぞれによっても違いがありますが、例えば、経理事務だと毎日、そして毎月おこなう業務は決まっています。

その決められた業務をコツコツ進めることが苦痛な人は向いていないでしょう。黙々とコツコツこなしていける人が経理事務に向いています。

人を支えることに喜びを見出せる人

人を支えることが好きな人も事務職に向いていると言えるでしょう。

とくに営業事務では営業職の人のサポート業務をおこなったりもします。営業職をサポートすることにやりがいを感じることができると働きがいもあるでしょう。

柔軟性

一般事務では、さまざまな事務作業を担当します。急に急ぎのタスクが入ってくることもあります。そのときも焦らず柔軟に対応する力が必要になってきます。

PCスキル

PCスキルは必要になってきます。ExcelやWordはもちろんのこと、会社特有のソフトがあるかもしれません。ショートカットキーも使いこなして、効率良く作業をしないとタスクが追いつきません。

転職理由・志望動機はなりたい自分像から逆算!

応募書類や面接で必ず聞かれる「転職理由」と「志望動機」です。でも「どう考えたらいいか、わからないよ…」という人も多いのではないでしょうか?

転職理由は「なりたい自分像から逆算」して考えると良いでしょう。

なりたい自分像から逆算すると、転職しないといけない理由が明確になり、説得性が増します。

なりたい自分から逆算して転職理由を考える際は、以下の3ステップで考えると良いでしょう。

  1. 10年後にどのような人材になりたいか、どんな生活を送っていたいか。
  2. 1で考えたなりたい自分像は今の職場では実現不可能なのか?それはなぜか?
  3. 1で考えたなりたい自分像は応募先の企業で本当に実現できるのか?それはなぜか?

3の「それはなぜか?」が志望動機となるのです。

また、志望動機の考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事転職面接での志望動機の考え方を解説|面接官に響く回答例つき

転職を成功させるなら面接官を納得させろ!

転職を成功させるには面接官が納得できる受け答えができなければなりません。とくに営業から事務への転職の場合、面接官は転職者に以下の2つの懸念をもっています。

1. 意欲はあるの?

営業から転職する場合「ノルマが辛い」「残業したくない」など働くことに対して消極的な転職理由が多いです。

無理やり取り繕っても、面接官は振る舞いや話し方、間の取り方から本当はそう思っていないことを見抜きます。

ですから、実体験や実感と結びつけて転職理由・志望理由を話すことが大切です。

2. 事務に必要な資質・スキルをもっているの?

前述のように営業職経験者は体育会系という先入観を持たれることも多いです。事務として必要なスキル、とくに

  • 地味な作業続けるの本当に苦じゃない?
  • 周りを見て先回りして行動したり、臨機応変に対応できるの?
  • 人を支えること好きなの?わかりやすい成果が見えないとつまらないんじゃないの?

というような点を疑っています。

事務への転職を成功させるには、面接でのやりとりを通して上記2つの懸念を払拭する必要があるのです。

面接が不安な人へ

ここまで質問例を紹介しましたが、「なんて答えればいいかわからない」「緊張して上手く話す自信がない」といった不安を抱えている人もいるかと思います。

面接に自信がある人はそのまま個人で対策を進めても大丈夫ですが、少しでも不安な人は一度転職エージェントに相談してみてください。

転職エージェントでは、過去の質問を踏まえた対策や自己アピールのコツなど面接での答え方についてアドバイスしてくれるので、個人で対策するよりも万全の対策を進めることができます。

転職決定実績の豊富なリクルートエージェントやサポートの手厚さに定評があるdodaなどのエージェントがおすすめです。

NGな転職理由

転職理由はさまざまですが、面接官に伝えてはいけないNGな転職理由があります。NGな転職理由としては、以下の2つがあげられます。

NG① 休日を確保したい

まずは、休日を確保したいという理由です。働く意欲があるのかと疑われてしまいます。

「子供が小さく、育児と両立したい」「両親の介護と両立したい」などワークライフバランスを大切にしたい根拠を示すことが大切です。

NG② 営業職は辛い

「ノルマが厳しい」など、営業職はツライからという理由もそのまま伝えてはいけません。逃げの転職は良い印象を与えないからです。

事務職に転職してもうまくいかないことがあればすぐにやめてしまうのではないかと懸念を抱かれてしまいます。

「営業職が自分に向いていない」と思ったことが転職理由なら「どのような点が自分に合っていなかったのか」「そのギャップから来る不満がなぜ事務職だと解決できるのか」「自分が事務職になることで企業にはどのようなメリットがあるのか」という点を見直して、プラスの転職理由に言い換えることができないか考えてみましょう。

また、転職理由を伝える時には受け身な言い方はしない、前の職場の愚痴にならないようにするという点にも注意が必要です。

この点を注意しないと「仕事でうまくいかないと何でもかんでも他人のせいにする、他責思考の人なんだな」というマイナス印象を面接官に与えてしまいます。

営業から事務への自己PR

自己PRを考える時のコツとしては、共通項を探すことが大切です。

面接官は事務職に必須の資質・スキルを持っているかどうかを見極めようとしてきます。

先述した資質・スキルを前職でのエピソードを用いてアピールしましょう。

具体的な自己PR

前職では営業をしていましたので、営業事務の人のサポートの有難さは十分に理解しています。商品受注の流れは理解しているつもりなので、指示されずとも、自分から業務を進めることができると思います。


また、営業事務に必須のスキルも持っていると自負しております。細かい作業をコツコツ進めることが得意です。


前職では、その日に商談したお客様からの意見を毎日データにまとめていました。MOSや色彩検定の資格を所持しており、資料作成にも自信があります。他部署から資料の作成を依頼されることもよくありました。

事務職への転職を成功させたいならエージェントを活用しよう!

繰り返しにはなりますが、営業から事務職への転職は簡単ではありません。元々事務職の正社員求人が少ない上に、未経験だと事務職として活躍できるスキルがあるか厳しくチェックされるからです。

もし未経験からの転職でも成功させたいと本気で考えているなら、私は転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントでは、未経験でも自分のスキルや経験をアピールできるよう応募書類の添削から面接対策までおこなってくれるので、選考通過率が上がるからです。

転職エージェントは無料でサポートしてくれますし、「登録したから絶対転職」というわけでもないので、一度気軽に相談してみてください。

ただ、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質が異なるので、まずは2~3社複数登録して、そこから自分に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進めていくのがベストですね。

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