【臨床検査技師向け転職サイト】おすすめランキング9選!
臨床検査技師の転職について就職・転職支援のプロが徹底解説!臨床検査技師の転職市場の状況や年収アップの方法も語ります。
プロの目線から臨床検査技師の転職に必要なスキルやや転職サイトの使い方も解説しています!
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
臨床検査技師の就職・転職サイトのおすすめランキングTOP9
臨床検査技師での転職は、臨床検査技師に特化したエージェントを使うのがおすすめです。
ひとえに臨床検査技師といっても様々な業務があります。
自分が行いたい業務や理想の働き方を叶えるためにも上手に転職エージェントを利用して転職を成功させましょう。
ここでは臨床検査技師の転職に強い転職サイトをランキング形式で紹介します。
【1位】レバウェル医療技師
レバウェル医療技師は、臨床検査技師専門の転職サイトです。
病院・クリニック・医療研究機関・薬剤メーカーなど医療に関わる幅広い求人を扱っています。
高い給与や働きやすい条件の求人を豊富に扱っています。
また、サイトに登録することで一般には後悔していない非公開求人を見ることができます。
それだけでなく、臨床検査技師専門のアドバイザーが転職の相談にも乗ってくれます。
登録はLINEで気軽にできるため、転職する際には登録しておいて損はないサイトです。
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
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おすすめ度 | 4.9 |
勤務可能地域 |
47都道府県 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟・富山・石川・福井・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 |
特徴 | 医療に関わる幅広い求人を扱っている |
求人数 | 非公開 |
公式サイト | レバウェル医療技師 |
2024年9月時点の求人数 |
【2位】KJB検査技師人材バンク
検査技師バンクは、株式会社エス・エム・エスが運営している転職サイトです。
検査技師の求人のみを集めており、転職のしやすいサイトと言えます。
扱っている求人は病院のものが多い傾向にあります。また、登録すると地域ごとの担当がつき、自分が希望する地域の特色を理解した担当がサポートに当たってくれます。
webから30秒で申し込みができるため、転職する際には登録しておいて損はないでしょう。
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
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おすすめ度 | 4.8 |
勤務可能地域 |
47都道府県 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟・富山・石川・福井・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 |
特徴 | 検査技師の求人のみを集めている |
求人数 | 4,868件 |
公式サイト | KJB検査技師人材バンク |
2024年9月時点の求人数 |
【3位】臨床検査技師JOB
臨床検査技師JOBは、株式会社SEプラスが運営する臨床検査技師特化の転職サイトです。
臨床検査技師の転職を専門に扱っているため、臨床検査技師の転職を知り尽くした担当者が転職をサポートしてくれます。
また、臨床検査技師JOBのオリジナルツールで、気軽に電子履歴書や職務経歴書を自動作成できます。
webやLINEでの相談も可能で、『忙しいが転職がしたい!』人におすすめの転職サイトです。
運営会社 | 株式会社 SEプラス |
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おすすめ度 | 4.7 |
勤務可能地域 |
47都道府県 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟・富山・石川・福井・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 |
特徴 | 臨床検査技師の転職を知り尽くした担当者が転職をサポートしてくれる |
求人数 | 2,454件 |
公式サイト | 臨床検査技師JOB |
2024年9月時点の求人数 |
【4位】マイナビコメディカル
マイナビコメディカルは、大手人材紹介会社マイナビが運営する転職サイトです。
医療分野に特化していて、臨床検査技師の求人も2,239件と多く扱っています。
様々な業界の転職に関わった担当者がサポートをしてくれます。加えて医療機関からの信頼も厚く、紹介してくれる求人も高条件のものが多いです。
担当者が転職になれており、条件の交渉も行ってくれるため、より好条件で働きたい人にはおすすめです。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
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おすすめ度 | 4.6 |
勤務可能地域 |
47都道府県 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟・富山・石川・福井・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 |
特徴 | 臨床検査技師の求人も多く扱っている |
求人数 | 公開求人数:46,304件 臨床検査技師の求人数:2,239件 |
公式サイト | マイナビコメディカル |
2024年9月時点の求人数 |
【5位】ジョブメドレー
ジョブメドレーは、株式会社メドレーが運営する求人サイトです。
医療介護従事経験者が運営しているため、医療従事者が知りたいような情報が多く掲載されています。
ジョブメドレーはサイトに登録することで掲載前の求人を紹介してもらえるのはもちろん、事業所からスカウトが来ることもあります。
また、雇用形態や給与形態の条件を絞って求人を検索することができ、自分の理想の求人が見つけやすいです。
手間をあまりかけずに転職がしたい人にはおすすめの転職サイトです。
運営会社 | 株式会社メドレー |
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おすすめ度 | 4.5 |
勤務可能地域 |
47都道府県 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟・富山・石川・福井・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 |
特徴 | 医療従事者が知りたいような情報が多く掲載されている |
求人数 | 臨床検査技師の求人数:1,394件 |
公式サイト | ジョブメドレー |
2024年9月時点の求人数 |
【6位】リクルートエージェント
リクルートエージェントは、人材大手の株式会社リクルートが運営する転職サイトです。
転職支援の実績はNo.1で、業界に精通した担当者がサポートしてくれます。
数多くの支援実績をもとに、書類作成や面説の対策、企業情報の整理など充実したサポートをしてくれます。
また非公開求人の数も多く、他では見られない求人に出会える可能性も高いです。
転職が初めてで不安という人や、より良い条件で働きたい人におすすめの転職サイトです。
運営会社 | 株式会社リクルート |
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おすすめ度 | 4.4 |
勤務可能地域 |
47都道府県 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟・富山・石川・福井・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 |
特徴 | 他では見られない求人に出会える可能性も高い |
求人数 | 公開求人数:457,300件 非公開求人数:238,530件 臨床検査技師の求人数:469件 |
公式サイト | リクルートエージェント |
2024年9月時点の求人数 |
【7位】doda
dodaは、人材大手のパーソルキャリア株式会社が運営する転職サイトです。
求人検索の条件での絞り込みがしやすく、自分に合った求人が探しやすいです。
加えて、事業所から直接スカウトが来るサービスもあり、登録しておくだけでも転職活動が進みます。
また転職支援ツールも充実しており、キャリアタイプの診断や合格診断、モヤモヤ解消診断など役立つコンテンツが多くあります。
登録もwebで1分と簡単にできるので、登録しておいて損はない転職サイトです。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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おすすめ度 | 4.3 |
勤務可能地域 |
47都道府県 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟・富山・石川・福井・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 |
特徴 | 役立つコンテンツが多くある |
求人数 | 公開求人数:260,280件 臨床検査技師の求人数:377件 |
公式サイト | doda |
2024年9月時点の求人数 |
【8位】パソナキャリア
パソナキャリアは、人材会社大手の株式会社パソナが運営する転職サイトです。
パソナキャリアは多くの非公開求人を扱っており、求人の80%が非公開です。
非公開求人には質や高く、給与も高いものが多く、転職後の年収アップ率は67%となっています。
加えて担当者のサポートも手厚く、企業側の目線も考慮したアドバイスをもらうことができます。
年収を上げたい、手厚いサポートを受けて転職したい人にはおすすめの転職サイトです。
運営会社 | 株式会社パソナ |
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おすすめ度 | 4.2 |
勤務可能地域 |
47都道府県 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟・富山・石川・福井・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 |
特徴 | 求人の80%が非公開である |
求人数 | 求人数:50,000件以上 臨床検査技師・工学技士の求人数:61件 |
公式サイト | パソナキャリア |
2024年9月時点の求人数 |
【9位】メディカル技師ワーカー
メディカル技師ワーカーは、株式会社トライトが運営する臨床検査技師に特化した転職サイトです。
様々な雇用形態の求人を扱っており、自分に合った求人を探しやすいです。
加えて、臨床検査技師に特化しているため病院の情報を多く持っており、次の職場の選び方や自分に合う求人の見つけ方を教えてくれます。
臨床検査技師の業界に特化したサポートが受けたい人にはおすすめの転職サイトです。
運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
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おすすめ度 | 4.1 |
勤務可能地域 |
47都道府県 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島・新潟・富山・石川・福井・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・鳥取・島根・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知・福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄 |
特徴 | 次の職場の選び方や自分に合う求人の見つけ方を教えてくれる |
求人数 | 非公開 |
公式サイト | メディカル技師ワーカー |
臨床検査技師の求人数/有効求人倍率は?
臨床検査技師から転職するためには自分の周りにどれくらいの求人があるのか、そこにどれくらいの人が集まっているのかを知ることも大切です。
主要都市別の求人数
都市別の求人数は下記の表の通りです。
KJB検査技師人材バンク | 臨床検査技師JOB | |
---|---|---|
北海道 | 165件 | 48件 |
宮城 | 75件 | 42件 |
東京 | 861件 | 556件 |
大阪 | 384件 | 181件 |
福岡 | 118件 | 92件 |
2024年9月時点の求人数 |
都市別で見ると臨床検査技師の求人には地域差があることがわかります。
働く場所を優先せず臨床検査技師で転職を考えている人は東京や大阪だと多くの求人があり、より自分に合う求人が見つかる可能性が高くなります。
また、求人サイトによっても扱っている求人には差があります。求人数はもちろん、求人の特徴や担当者の質も転職の成功には大きく関わります。
総合的に見て自分と合うと感じた転職サイトを見つけることが転職成功につながります。
全国の有効求人倍率
厚生労働省が発表している全国の有効求人倍率は1.32倍です。
これに対して臨床検査技師の全国の有効求人倍率は1.42倍です。
上記の数字からも分かるように、臨床検査技師の有効求人倍率は高くなっています。よって比較的転職はしやすいと言えます。
しかし、求人が多いとどの求人に応募するか迷うこともあるでしょう。また未経験可や給与・福利厚生が良い求人にはすぐに応募が集まります。
自分が求める条件を明確にし、優先順位をつけ自分に合った求人を見つけましょう。
臨床検査技師が転職サイトを使うメリット5選
臨床検査技師から転職をする際に転職サイトを利用すると様々なメリットがあります。転職サイトを上手に利用して転職を成功させましょう。
1. 条件に合った求人を探せる
転職サイトを利用することで自分が希望する求人を見つけやすくなります。
転職サイトは個人情報や自分の希望する条件を登録して利用します。その情報をもとに担当者がつきサポートをしてくれます。
担当者はこれまでに多くの転職支援をしてきているため、内部情報に詳しく転職が有利になる情報を手に入れることができます。
また、担当者に今後のキャリアアップを見越して転職したい、エコーを経験したい、転職をするか迷っているといった相談をしながら進めることもできます。
末永
2. 臨床検査技師に特化したサポートが受けられる
サイトに登録することで臨床検査技師の転職に詳しい担当者からサポートを受けることができます。
転職サイトには総合型と特化型があります。総合型は様々な業界の求人をまとめて取り扱います。一方、特化型は特定の業界の求人のみを扱います。
総合型も支援はしてくれますが、特化型は数多くの臨床検査技師の人の転職をサポートしてきた経験と実績があります。
求人募集をしている企業や病院の雰囲気を知っており、書類や面接のポイントもおさえています。
また、転職サイトを利用することで今後の長期的なキャリアプランを考えた上での転職が可能になります。
転職サイトに登録することで今の仕事を継続するべきか、転職を進めるべきかも担当者に相談しながら進めることが可能です。
転職活動が初めての人はもちろん、初めてでない人でも転職するべきなのか、自分は転職できるのかという不安はよく聞かれます。
末永
サポートを受けることで転職の成功率を上げることはもちろん、転職後のミスマッチも減らすことができます。下記には上手な転職サポートの使い方に関する記事です。あわせて読んでみてください。
3. 効率的に転職活動ができる
転職サイトに登録することで効率よく転職を進めることができます。
自分で求人を検索すると、大量の求人の中から、自分に合った求人を探す必要があり、時間と労力がかかります。
しかし転職サイトに登録をしておくと、多くの求人情報から自分の条件に合ったものを提案してくれます。
また、エージェント型の転職サイトでは履歴書や経歴書の添削をはじめ、面接対策や面接の日程調整を行ってくれます。
仕事が忙しすぎて転職を考えることができない人もエージェントを利用することで転職が可能になります。
それだけではなく、エージェントは結果が出る時期も調整して面接の日程を調整してくれます。
内定が出た会社を比較して、転職先を決めることができます。
4.交渉をしてもらえる
転職支援のある転職サイトでは、年収交渉をおこなってくれます。
転職をしたことで前職より年収が上がった、自分が経験したかったことができるようなった人もいます。
しかし条件面や給与面の話を選考を受けながらするのは難しい人もいます。実際に自分で条件面の交渉をしてトラブルになったこともあります。
そのため、給料面や条件面で転職を考えている人やより良い条件での転職を考えている人には転職サイトの利用がおすすめです。
1人で転職活動をおこなうよりも、高年収・好条件で転職ができます。
5. 非公開求人を紹介してもらえる
転職サイトに登録することで非公開求人というものを紹介してもらうことができます。
非公開求人とは、サイトなどには掲載されていない求人のことです。
また独占求人というものも存在します。これは特定のサイトでしか取り扱っていない求人のことです。
これらの求人は企業側から、こんな人を採用したいと条件を挙げられていることが多いため条件が良いにも関わらず、倍率が低いです。
サイトによって取り扱っている非公開求人の数や種類が異なるため複数社登録して自分に合うところを見つけることをお勧めします。
臨床検査技師の賢い転職サイトの使い方6選
臨床検査技師の転職で、転職サイトに登録してサポートを受けるだけではサイトに使われてしまいます。
転職を成功させるためには転職サイトを賢く使う必要があります。
転職サイトを賢く使うために下記の6つを意識してみてください。
1. 転職時期を聞かれて場合はできるだけ早くと答える
いつから転職して働くことができるかと聞かれた場合には「良いところがあればすぐにでも転職したい」という意思を見せましょう。
担当者は一度に複数の転職者をサポートしています。転職する意思が強く早くしたいと考えていると伝えることで優先的にサポートをしてもらえます。
担当者は転職が1年より先になると優先度が下がります。さらに求人は3ヶ月を目安に入れ替わりがあるため募集が締め切られてしまいます。
また、優先的にサポートしてもらうことで非公開求人や独占求人に出会うことができる可能性も高くなります。
非公開求人や独占求人は条件がいいにも関わらず競争率は低いためこれらの求人を紹介してもらうことは、転職の成功につながります。
2. 複数の転職サイトに登録する
転職を行う際には、複数の転職サイトに登録しましょう。
なぜならば転職サイトによって、担当者の質、取り扱っている求人の数や種類が異なるためです。
転職サイトは大きく3つに分類することができます。
広い業界・業種を網羅した大手総合型、特定の年代や属性を持った人むけの求人に特化した年代・属性特化型、特定の業界・業種のみを扱う業界・業種特化型です。
どの分類のサイトにもそれぞれ強みと弱みがあり、組み合わせて使うことで上手に転職を進めることができます。
1つの転職サイトのみ登録を行う人がいますが、転職を成功させるためには5〜6のサイトを登録して使うことをお勧めします。
末永
自分に合った担当者に出会い、サポートを受けることでより転職を有利に進めることができます。
また、複数サイトに登録すると求人を見比べることができるため、より自分に合った条件お求人を探すことができます。
3. 資格や経験を正直に伝える
資格や経験を聞かれた際には絶対に正直に答えましょう。
担当者は最初の面談で聞いた資格や経験をもとに求職者に合った求人紹介と面接対策をします。
信頼関係を作るためにも、退職理由や休職期間等は正直に話しましょう。
末永
ここで嘘をつくと、自分の理想と異なる転職先や活躍することが難しい転職先を紹介されてしまいます。
また、嘘をついていたことが発覚した場合、今後サポートを受けられなくなることもあります。
自分が働きやすく、活躍ができる職場を見つけるためにも経歴や資格は正直に答えましょう。
ただし、正直に話すことは重要ですが愚痴や不満ばかりにならないように注意が必要です。
転職してもすぐに辞めてしまいそう、他人に責任を押し付けていると思われると、サポートの優先度が下がる可能性があります。
4. 条件をしっかり伝える
臨床検査技師が転職を成功させるためには、自分の希望をしっかりと担当者に伝えておく必要があります。
ここで条件が伝わっていないと自分に合わない求人を紹介されることがあります。
なぜならば担当者はここで聞いた条件をもとに紹介する転職先を選ぶためです。
以下のことをまとめておくと希望を聞かれた際にスムーズに伝えることができます。
【考えておくとよい条件】
・今後どんなキャリアを考えているのか・希望の勤務地
・希望の年収
・年間の休日数や月の残業時間
5. 担当者との関係性を意識する
担当者との面談や求人紹介をしてもらうときには自分が主権を握り意見を言えるようにしましょう。
紹介された求人が合わないと感じたまま選考を進めることはミスマッチに繋がります。どうしてこの求人が合うと思ったのかを聞き、その上で自分で選考を受けるかを決定しましょう。
もし、担当者に理由を聞いても納得のいく回答が得られなかった場合は、紹介してほしい求人の条件を伝えましょう。
それでも求めている条件と異なる求人が紹介される場合は、担当者との相性が良くない可能性があります。
また自分の意見が言えるようになるために、レスポンスは早めにおこない、決まった日程は守りましょう。
担当者との約束が守れず、担当者に面倒を見てもらっているという意識になると対等に話すことができません。加えてサポートの優先度も落ちてしまう可能性があります。
6. 面接後にフィードバックの確認を依頼する
担当者を通して面接を受けた後には面接を受けた企業や病院からフィードバックをもらいましょう。
なぜならば面接官が持つ懸念点を解消しないと落ちてしまうからです。
懸念点は採用する上でここが気になると面接官が感じたところです。懸念点を解消した上で次の面接に臨むことで合格率を上げることができます。
末永
面接後には必ずフィードバックをもらって面接の質を高めて、理想の働き方を実現しましょう。
臨床検査技師の転職事情
転職を成功させるためには、臨床検査技師の年収相場や転職事情を知ることも大切です。
転職事情を知ることで自分の目指している場所がわかり、求人を選ぶ際の一つの指標になります。
例えば、平均年収が509万円なのに対し、600万円を目指したい場合はキャリアアップが必要とわかります。
また経験を積むために、未経験可の求人へ応募する際には一時的に年収が下がる求人に応募することが必要になる場合があります。
例えば、エコーを経験してみたいと未経験可の求人で509万円よりも高い年収を希望してしまうと求人が見つかりにくくなってしまいます。
このように、自分の希望があったとしても、転職市場の相場的に叶わない可能性もあるので、きちんと転職市場の相場を把握してから転職活動を始めてみましょう。
ここでは臨床検査技師市場の最新情報を紹介します。
臨床検査技師の転職事情を理解し、自分の条件が適切なのか考えてみてください。
臨床検査技師の年収相場
臨床検査技師の最新の平均年収は509万円です。
日本人の平均年収が443万円のため、平均より66万円平均より高いです。臨床検査技師の平均年収はここ10年増加傾向にあります。
平均年収 | 5,089,200円 |
---|---|
月収 | 347,300円 |
賞与 | 921,600円 |
平均年齢 | 39.8歳 |
勤続年数 | 11.2年 |
よく聞かれる臨床検査技師の転職理由
臨床検査技師から転職を考えている人は下記のような理由で転職を考えています。
【主な転職理由】
・人間関係
・収入に不満がある
・スキルアップがしたい
・体調を崩してしまった
・人間関係
臨床検査技師の仕事は、閉鎖的な空間に複数人が拘束されます。
特定の人との関わりが深くなる中で、トラブルが起こり別な環境で働きたいと考える人が多いです。
・収入に不満がある
20代の収入の伸びがあまりないことから転職をする人が多いです。
20代のうちに業務の幅が広がるスキルを身につけることで、30代からの収入の伸びが期待できます。
また職場の規模によっても収入が大きく変わり、労働と収入が見合わないと考え転職を決意する人がいます。
・スキルアップがしたい
臨床検査技師は専門職のため、自分の能力や知識を向上するために転職を決意する人が多いです。
また勤務を始める前には経験が積めると言われていたにも関わらず、業務の内容が異なるという理由での転職もあります。
・体調を崩した
体調を崩してしまい転職を決意する人が多いです。
人間関係の部分でもあげた環境や夜勤、時間外労働が多いといった理由で心身ともに疲れてしまったという理由から体調を崩してしまいます。
臨床検査技師の経験を活かして企業へ転職
臨床検査技師の経験を活かせば一般企業への転職も可能です。
臨床検査センター、製薬会社、医療機器メーカーは、臨床検査技師の資格を活かして転職ができます。
業務の内容としては、臨床検査センターだと検体の検査、医療関連企業だと医療機器や新薬の説明があげられます。
臨床検査技師は専門職で、経験によって担当できる業務の幅が大きく変わります。
よって前職での経験が転職に大きく影響します。多くの経験を積んでいる人であれば内定も出やすいです。
【実は知らない】臨床検査技師おすすめの転職先
臨床検査技技師の転職には様々な選択肢があります。転職先ごとに特徴があるため、自分に合う転職先を探してみてください。
病院
規模が大きい病院では検査部門で臨床検査技師を募集しています。
教育体制が整っていれば、エコーや他の医療業務の経験を積むことができ、臨床検査技師としての専門性を高めることができます。
その反面、通常業務に加えて、時間外勤務や夜勤が発生しやすいデメリットもあります。
業務内容は血液の採血や輸血、細胞治療、心電図、脳波、超音波など募集している求人ごとに異なります。
病院では未経験からでも採用してもらえることがあり、臨床検査技師の免許を持っていれば採用してもらえる可能性は十分にあります。
クリニック
一般的にクリニックで働く臨床検査技師の数は少ないため、臨機応変な対応やマルチタスクをこなすことが求められます。
クリニックでの臨床検査技師の主な業務は、検体検査、超音波検査などのエコー検査や採血、心電図といった生理機能検査です。
職場によっては、エコー未経験者でも採用していることがあり、教育に注力している職場であればエコーの経験が積めることもあります。
病院との違いはクリニックには夜勤がありません。また休診日が決まっているところも多く、休日やプライベートも大切にしたい人にはおすすめです。
健診センター
健診センターではクリニックよりも専門的なスキルが求められます。
主な業務内容は健康診断や人間ドック、PET健診などです。
具体的に記載すると、身長・体重測定、視力・聴力検査、血圧測定、尿検査や血液検査などの検査、心電図などの生理機能検査をおこないます。
また、乳腺・腹部エコーの対応が必要とされるため、女性の検査技師が多いことも特徴です。
臨床検査センター
臨床検査センターは、医療機関に代わって検体検査をおこなう機関です。
主な業務は、機械で測定した検査の結果をまとめ、報告書を作成することです。病院でも行っている一般検査や血液検査のほか、遺伝子検査、病理検査、微生物検査などの特殊検査もあり、部門ごとに分かれて検査を行います。
特徴として、あらゆる医療機関から検体が集められ、検体数が多くなることが挙げられます。
また検査センターごとに得意分野があり、得意分野を中心に業務を行うため、専門的な知識や経験を深めていくことができます。
資格取得支援を行っている臨床検査センターもあるため、臨床検査技師としての価値を高めていきたい人におすすめです。
臨床開発モニター(CRA)
臨床開発モニターの主な内容は、医療機関を訪問し治験が適切に行われているかの確認とそのデータを回収です。
次に記述する治験コーディネーター(CRC)は治験が行われる病院やクリニックなどの医療機関で働きますが、臨床開発モニター(CRA)は製薬会社や医療機器メーカーの立場で働きます。
また製薬会社とのやり取りが多く、治験コーディネーターよりも企業で働いていると感じやすい職種です。
治験コーディネーター(CRC)
主な業務内容、治験が円滑に行われるように、治験参加のサポートや関係者のスケジュールの管理、治験の運営を行うことです。
臨床開発モニター(CRA)は治験の計画を立て、進捗の確認などを行う医薬品メーカーなどの企業側の業務なのに対し、治験コーディネーター(CRC)は治験が行われる医療機関側の業務です。
また、医師と治験対象者が決める、診察の予定や投薬、検査の予定をもとに予定表の作成や治験対象者の体調の変化や服用状況、症例を記述した書類も作成します。
特徴として、新薬の開発に関われることや治験者と関われることができる点が挙げられます。
アプリケーションスペシャリスト
アプリケーションスペスアリストとは業務上の課題を解決するためのアプリケーションに関して、専門的に活躍する技術者のことをさします。
これまで営業職が行っていたセールスと専門的な知識の掛け合わせの専門知識の部分を担います。
具体的な業務内容は、新薬の説明や医療機器の説明です。
新しい機器の操作説明、機器や新薬のプレゼン、お客様の対応を行うため、担当する医療機器や新薬の理解が必要になります。
人と関わるこやコミュニケーションが好きと言う人にはおすすめです。
胚培養士(他職種)
胚培養士とは、主に不妊治療に携わる仕事です。
主な業務内容は、体外で精子と卵子を受精させて母体に戻す過程で、胚冷凍や胚融解、培養をすることです。
胚培養士になるには以下のいずれかの資格を取得する必要があります。
【必要な資格】
・認定臨床エンブリオロジスト
・生殖補助医療胚培養士
・生殖補助医療胚培養士
ただしこの資格は臨床検査技師だけでなく、様々な医療系の資格を保有している人がとることができます。
臨床工学技士(他職種)
臨床工学技士は医療機器のスペシャリストです。
具体的な業務内容は、医療機器の操作、点検、管理です。
臨床工学技士になるには国家資格の取得が必要です。この資格は最短で1年で取得可能なため、他職種で新たな領域に関わりたいと言う人にはおすすめです。
医療関係の営業
医療関係の営業の業務内容は、製薬会社や医療機器メーカーで会社の商品を営業することです。
臨床検査技師での経験や知識を活かして働くことができます。
また、営業職は営業が取れるとインセンティブとして年収や月収に反映されることが多いです。
これまでの経験を活かして働きたい、お給料を上げたいと言う人にはおすすめです。
一般事務・医療事務
転職業界で事務職は特に女性人気の高い職種です。
一般事務は企業の経営に関わる事務作業、医療事務は医療機関の受付やお金の管理を行う職種です。
医療事務は医療機関での勤務になるため、臨床検査技師として勤務していた時の経験を生かすことができます。
未経験でも長く安定して働くことができるのも魅力の一つです。
臨床検査技師としてのキャリアアップの選択肢4選
臨床検査技師として働いている人の中にはさらに経験や知識をつけてキャリアアップをしたいと言う人が多いです。
ここではキャリアアップに有効な資格を4つ紹介します。
資格を取得することで、検査師としての専門性やスキルを示すことができ、キャリアアップにつながります。
今後さらにキャリアアップをしたいと考える人は参考にしてみてください。
1.認定輸血検査技師
この資格を取得することで、救命の現場で必要とされる高いスキルが身についていることの証明となり、検査師としての価値が高くなります。
認定輸血検査技師の業務は輸血療法で事故や問題が起こらないように管理することです。
具体的には、輸血を受ける人が適切な血液を輸血してもらえるように試験を行って準備をする、輸血後に副作用が出ないか確認するなどが挙げられます。
試験は1次と2次があります。1次試験は約2時間で、マークシートと記述が混ざった筆記試験です。2次試験は実技試験です。
2.細胞検査士
この資格を取得することで、近年需要が増している癌検診の専門性が高い証明となり、検査師として価値が高くなります。
細胞検査士の業務は、癌などの疾患に関する細胞、病原体等を検査によって発見することです。
具体的には、検体を採取し、標本を作成し、それを染色して顕微鏡で観察することで疾患の原因を見つけ出します。
細胞検査士の資格は、臨床検査技師ないし衛生検査技師として主として細胞診検査の実務に1年以上従事した者、細胞検査士養成所あるいは養成コースのある大学の卒業、卒業見込みの者が受けることができる資格です。
3.一級臨床検査士・二級臨床検査士
一級臨床検査士・二級臨床検査士は臨床検査技師の上位に当たる資格で、指導者や管理者を目指すのに有効です。
分野ごとに細分化されていて、1回の試験で1科目のみ受験が可能です。下記が科目一覧です
【資格取得に必要な受験科目】
・微生物学
・病理学
・臨床化学
・血液学
・免疫血清学
・循環生理学
・神経生理学
・呼吸生理学
二級臨床検査技師は臨床検査技師の資格を有していることで受験資格が得られますが、一級臨床検査技師は一定の勤続年数と二級取得後の一定年数勤続の条件があります。
また試験方法は筆記試験と実技試験です。
4.緊急臨床検査士
緊急臨床検査技師は緊急性が必要な場合においても、医師からの要求に迅速かつ適切な検査が行える知識と技術があることを証明する資格で、緊急対応が必要な現場での検査師としての価値を高めることができます。
緊急時に一人で多くの業務を遂行することになるため、この資格を持っていると自信につながります。
試験は筆記試験と実技試験で、筆記試験はマークシートと記述が混ざったものです。
臨床検査技師の将来性
健康への意識が高まっている
近年は少子高齢化や定年の先延ばしの影響もあり、病気の予防や健康への意識が高まりつつあります。
そのため、健康でも念の為、検査を受けておこうと言う人が増えています。健康な人の予防目的の検査は、疾患の早期発見、治癒率向上につながります。
癌検診や生活習慣病の検診の受診率は年々増加しており、臨床検査技師の需要も増加していくと考えられます。
末永
特に、細胞検査士の業務は、日本で三人に一人が癌になるといわれるこの時代ではやりがいのある仕事として関心が高まっています。
細胞検査士の業務は、癌の疑いがある腫瘍を癌かそうでないか診断する仕事です。
また検査の結果をわかりやすく加工したり、医師に説明することも細胞検査師の大切な業務です。
年々検査項目が増加している
健康な人の予防目的の検査は、毎年数多くの項目が追加されています。
臨床検査技師が行う検査は、検体検査と生理機能検査(生体検査)に分類されます。以下が検査の種類です。
検体検査 | 微生物学的検査・血液学的検査・生化学的検査・一般検査・輸血・造血幹細胞移植関連検査・免疫血清学的検査・病理・細胞診検査・遺伝子・染色体検査 |
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生体検査 | 心電図検査・脳波検査・超音波(エコー)検査・磁気共鳴画像(MRI)検査・眼底写真検査・熱画像(サーモグラフィ)検査・呼吸機能検査・聴力検査・味覚嗅覚検査 |
医療機関の検体検査だけでも、現在1,700項目を超える検査があります。
これらの検査結果を診断や治療に生かすために、臨床検査技師の仕事がさらに存在感を増していきます。
臨床検査技師の活躍の機会が広がっている
病気の予防のための検査が増加しているため、臨床検査技師の需要も拡大しています。
これまで臨床検査技師は適切な診断や治療を行うために、病院やクリニックで勤務をしていました。
しかし近年では、検査を専門に行う臨床検査センターだけでなく、一般企業の製薬会社や医療機器メーカーで勤務する臨床検査技師が増加しています。
これにより臨床検査技師の活躍の場はさらに広がっています。
また専門性を高めていくことで、より月給の高い求人にチャレンジする機会も増えます。
転職サイトを有効活用し、自分が活躍できる職場を探しましょう。
資格取得を目指しキャリアアップする
臨床検査技師は、高度な資格を取得することで活躍の機会が広がります。
近年は、医療機関での検査機器が急激に発達しています。
そのため、これまで手動だった検査も自動化され、臨床検査技師は機械で自動化できない知識やスキル、経験がより必要になります。
今後は臨床検査技師の資格と一緒に、細胞検査士、超音波検査士、微生物検査士など専門的で高度な資格を取得することで活躍の幅が広がります。
末永
活躍の幅が広がることで、自分が理想とする働き方を叶えることができます。
派遣として臨床検査技師で働くメリット3選
臨床検査技師の働き方は正社員だけではありません。派遣として働くという働き方も考えられます。
ここでは臨床検査技師が派遣として働くことで得られるメリットをご紹介します。
ライフスタイルに合わせて仕事が選べる
正社員が週5日1日8時間の勤務が基本とされているのに対し、派遣社員は勤務地や日数、時間など様々な項目で自由に働き方を選択することができます。
特に派遣社員は、雇用主が派遣会社のため契約外の業務を行う必要もありません。勤務時間や日数は雇用契約に定められているため、残業や急な出勤の心配もありません。
退職理由で多く見られた時間外労働や過度な残業を強いられる可能性をなくすことができます。
勤務地にこだわりたい人や専門的なスキルを身につけたい人、プライベートと仕事のバランスを大切にしたい人におすすめです。
さまざまな職場で経験が積める
派遣社員は様々な職場で経験を積むことができるのもメリットの一つです。
1つの職場で勤務し続けるとその職場の中ではランクアップしていきますが、他の職場の様子がわからずスキルや経験が不足してしまうことがあります。
また臨床検査技師は様々な資格や経験を持っているとキャリアアップにつながります。
派遣社員として働くことで短期間で様々な経験を積むことが可能です。
また派遣社員の特徴として時間を確保しやすいことも挙げられます。空いた時間で勉強し、資格を取得してキャリアアップを目指すことが可能です。
派遣では様々な規模の会社で働くチャンスがあり、自分のスキルを磨きたい人にはおすすめです。
派遣会社のサポートが受けられる
正社員の場合は、仕事の相談は上司にするしかありません。
しかし職場の上司との関係が悪いと相談が難しい可能性があります。臨床検査技師の転職理由でも職場内の人間関係が挙げられています。
派遣であれば、問題が起きた際は派遣会社が相談に乗ってくれます。相談を聞いた上で勤務先との交渉もしてくれるので安心して働くことができます。
また契約期間が終了しても、派遣会社が次の派遣先との仲介をおこない次の職場探しもサポートしてくれます。
会社によっては研修の制度が整っているとこをもあり、自分がほしいと感じたスキルを学ぶことができます。
転職サイトに登録してからの流れ
将来のキャリア像を考える
転職活動を行う前に今後自分がどのようなキャリアを歩みたいのか、そのために今回の転職ではどんなことを達成したいのかを考えて言語化しておきましょう。
転職活動をする際に言語化しておくと良いことは以下の3つです。
【言語化しておくとよい内容】
・自分の強みと弱み
・将来のありたい姿とやりたいこと
・今回転職しようと思った理由
事前に言語化をしておくことで、どうして転職をするのか、何を目指して転職をするのかという軸が出来上がります。
この軸があることで目先の給与や福利厚生に惑わされず転職を成功させることができます。
転職サイトに登録して事前面談を受ける
転職の軸が決まったら転職サイトに登録して、事前面談を受けましょう。
転職サイトは、総合型と特化型で合わせて3つほど登録しておくことをおすすめします。
なぜならば複数社を比べることでどこのサポートが手厚いか、自分に会う求人が多いかがわか流からです。
複数社のサポートの質や求人の質を比べ、自分に合う転職サイトを見つけましょう。
転職サイト登録後にはサポートを担当する担当者との面談があります。ここで下記のような内容を質問されるので、事前に準備しておきましょう。
【面談までに準備する質問】
・今後のキャリアプラン
・転職理由の確認
・転職後に目指すキャリアの確認
・希望条件の確認
・転職時期
また転職で不安なことがあれば、この機会に質問しておきましょう。面談を進めることでこれまでに気がつかなかった軸や考えに出会うこともあります。
末永
新たに感じたこと考えたことがあれば積極的に担当者に共有しましょう。
求人紹介をしてもらう
担当者は面談で聞いた内容をもとにあなたに合う求人を提案してくれます。
この時、紹介された求人を言われるがままに受けるのではなく、自分に合っているのか考えましょう。
もし冷静に考えて合っていないと感じた場合には、もう一度そのような求人を求めているのか担当者と確認しましょう。
それでも、紹介される求人が自分の希望とずれていると感じる場合は、担当者との相性が良くない可能性があります。
複数サイトに登録しておくことでより相性の良い担当者を見つけ、転職を有利に進めることができます。
求人を紹介してもらったら、面接に向けて対策をしてもらいましょう。転職をサポートしてくれる担当者はこれまで数多くの求職者をサポートしてきた経験があります。
どんなポイントを面接官が見ているのか、どうすれば魅力をアピールできるのかアドバイスをもらうことができます。
ポイントを押さえて対策をすることで転職の成功確率を上げることができます。
面接のサポートを受ける
転職サイトに登録することで面接を受ける際にも様々なサポートが受けられます。
複数の企業の選考を受けていると、日程の調整、把握が難しくなりますが、転職サイトに登録することで担当者が日程の調整をしてくれます。
加えて直接聞きにくい残業時間や給与についての質問も担当者が代わりに質問してくれます。
また面接の対策もおこなってくれます。
転職をサポートしてくれる担当者はこれまで数多くの求職者をサポートしてきた経験があります。どんなポイントを面接官が見ているのか、どうすれば魅力をアピールできるのかアドバイスをもらうことができます。
面接後には企業側が良かったと感じたところ、懸念となったところを担当者を通して教えてくれることもあります。
ポイントを押さえて対策をすることで転職の成功確率を上げることができます。
末永
面接のサポートを上手に使うことで内定の獲得率を上げることがでいます。また上手なエージェントの使い方を下記の記事で紹介しています。
内定後のサポートを受ける
転職サイトのサポートは内定後も続きます。
内定をもらった後には、今勤めている会社を辞める必要があります。そのように進めれば円満に辞めることができるのか、家族への説明の仕方など様々なサポートをしてくれます。
自分が働きたい環境で働くためにも、上手にサポートを利用しましょう。
臨床検査師から多い質問
臨床検査技師の転職は難しい?
相談者
臨床検査技師の転職は難しいんですか?
末永
臨床検査技師の転職は一概に難しいとは言えません。
というのも医療技術者の有効求人倍率は3.11倍と高い状態です。
有効求人倍率は求職者一人当たりにどのくらいの求人があるのかを表した数値であるため、人手不足であることがわかります。
近年の検査需要の拡大と臨床検査技師の働く場所の多様化により、求人も多く掲載されています。
その中でも、エコー経験者を求める求人は多く、エコー経験者の転職は比較的しやすいです。
ハローワークで求人を探せる?
相談者
ハローワークでも求人を探すことはできますか?
末永
ハローワークでも求人を探すことは可能です。
ハローワークは、地元企業の求人を多数保有しています。
自宅の近くの求人を見つ毛たい、職業訓練などのサポートを受けたい人にはおすすめです。
しかし、求人条件と実際の契約条件が異なる、転職サイトに比べて企業の情報が得づらい特徴もあるため、転職サイトと並行して使用することをおすすめします。
新卒から臨床検査技師になれる?
相談者
新卒から臨床検査技師になることはできますか?
末永
新卒でも臨床検査技師の採用はあります。
就職先の教育体制は職場によって異なるため自分がつけたいスキルや経験したいことに合わせて下調べをしておくと良いでしょう。
新卒で病院に勤務する場合は、一般検査、血液検査、生理検査などの部門を順番に回りながら検査業務を学ぶことが多いです。
臨床検査技師転職は男性が不利?
相談者
臨床検査技師転職は男性が不利なんですか?
末永
臨床検査技師の転職では、性別による有利不利はあまりありません。
業務内容として心電図や乳がん検診など患者の身体に触れたり服を脱いで行う生理機能検査があるため、女性臨床検査技師を優先的に採用する職場もあります。
しかし、夜勤をする体力や勤続しやすいことから、男性臨床検査技師も一定の需要があります。
また、生理機能検査がない検査センターや病院での検体検査などの場合、男性も多く勤務しています。
もし性別による有利不利があるのか不安な場合は、一度担当者に質問してみましょう。
紹介される求人は全て応募が必要ですか?
相談者
紹介される求人には全て応募しなければいけないんですか?
末永
全てに応募する必要はありません。
最終的に受けるかどうかを決めるのは自分なので、自分の転職の軸にあっているのかを冷静に判断し、あっていないと感じれば受けなくても大丈夫です。
また、あっていない求人を紹介されたと感じた場合は、一度担当者と受けたい求人の条件を確認しましょう。
臨床検査技師から看護師に転職することは可能?
相談者
臨床検査技師から看護師に転職することは可能ですか?
末永
臨床検査技師から看護師に転職することは可能です。
ただし、看護師になるには資格が必要になります。
そのため文部科学省や厚生労働省が指定する養成所・学校を卒業し、看護師国家試験に合格する必要があります。
年収をアップさせたいのですが可能ですか?
相談者
年収をアップさせることは可能でしょうか?
末永
年収をアップさせることは可能です。
年収アップの方法は主に下記の3つになります。
1 管理職になる
2 関連資格を取得する
3 規模の大きな病院や大手企業に転職する
担当者からの連絡がしつこいと感じたら?
相談者
担当者からの連絡がしつこいと感じたらどうすればいいですか?
末永
担当者は変更することが可能です。
担当者によっては連絡が遅かったり、連絡がしつこかっりすることがあります。
自分と合わない担当者のサポートでは転職がうまくいかない可能性があります。
問い合わせフォームや公式サイトに掲載されている電話番号から担当者の変更を申し出ましょう。
まずは3社ほど転職サイトに登録して、担当者の質や求人を比べてみましょう。