機械系エンジニアの年収は?実態・将来性・年収アップの戦略も紹介
自身の年収や市場価値、今後のキャリアに不安を抱いている機械エンジニアの人も多いでしょう。
実際、年収が1000万円に到達することも十分にありえます。
本記事では、「業界・職種・年齢別の機械系エンジニアの年収」「やめとけといわれる機械系エンジニアの実態や将来性」「年収アップのためにできること」について解説します。
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【業界・職種・年齢別】機械系エンジニアの年収
厚生労働省の「job tag」によると、機械設計技術者(機械系エンジニア)の平均年収は606.2万円です。
国税庁の「民間給与実態統計調査」による日本の平均年収460万円を上回ります。
しかし、実際の年収額は業界や職種、年齢により異なるのが実情です。
機械系エンジニアの年収は、業界全体の利益率や技術の専門性、個人の経験値が複雑に絡み合って決まります。
そのため、成長著しい業界や大規模な企業ほど給与は高くなる傾向があり、年齢や経験を重ねて任される責任が大きくなるに伴い、年収も上昇していくのが一般的です。
ここでは、機械系エンジニアの年収相場を業界・職種・年齢別に紹介します。
業界別|機械系エンジニア年収相場
機械系エンジニアの年収は、所属する業界によって異なります。
厚生労働省の「job tag」によると、半導体製造装置やプラントエンジニアリング、総合電機メーカーといった業界は、他の分野に比べてとくに年収が高い傾向にあります。
その理由は、業界の収益構造やプロジェクトの規模に違いがあるためです。
経済産業省の「半導体・デジタル産業戦略」を見ても、半導体関連業界は技術革新が著しく、高い利益率を誇り、その利益は従業員の給与に反映されやすくなっています。
また、プラントエンジニアリング業界は、海外での大規模プロジェクトが多く、1プロジェクトあたりの契約金額が大きいため、高い専門性を持つエンジニアの給与水準も自然と高くなるのです。
以下に、代表的な業界の年収の目安をまとめました。
業界 | 年収の目安 | 特徴 |
---|---|---|
半導体製造装置 | 700万~1,200万円 | ・技術革新が激しく、世界的な需要が高い ・高利益率 |
総合電機メーカー | 600万~1,000万円 | ・事業範囲が広く安定 ・大手企業が多く、福利厚生も充実 |
自動車・自動車部品 | 550万~900万円 | ・EV化など変革期 ・大手と中小の差が大きい |
産業用機械・ロボット | 550万~850万円 | 工場の自動化ニーズで安定した需要がある |
医療機器 | 600万~950万円 |
・高齢化社会で需要拡大 ・高い専門性が求められる |
参考:厚生労働省「job tag」
職種別|機械系エンジニア年収相場
機械系エンジニアのなかでも、研究開発や設計といった上流工程の職種ほど年収が高くなる傾向にあります。
上流工程の職種である研究開発や製品設計は、製品のコンセプトや基本性能を決定する、いわば「付加価値の源泉」だからです。
より高度な専門知識や創造性が求められ、プロジェクトの成否を左右する重要な役割を担うことから企業に高く評価されます。
以下は、機械系エンジニアの主な職種の平均年収です。
職種 | 平均年収 | 仕事内容(一例) |
---|---|---|
産業用ロボット開発技術者 | 689.8万円 | ロボットの構想、設計、制御プログラム開発など |
自動車開発技術者 | 658.2万円 | エンジン、シャシー、内外装などの設計・開発・実験 |
精密機器開発技術者 | 615.1万円 | カメラ、時計、医療機器などの精密な機構設計 |
機械設計技術者 | 606.2万円 | 産業機械や工作機械などの全体設計・部品設計 |
生産・品質管理技術者 | 565.6万円 | 生産ラインの効率化、品質基準の策定・維持管理 |
参考:厚生労働省「job tag」
現在の職務内容から、将来的なキャリアや年収にどう結びつくのかといった視点を持つことが重要です。
「上流の仕事に挑戦したい」あるいは「今の専門性を別の形で活かしたい」と考えているなら、一度キャリアプラン全体を見直すことをおすすめします。
キャリアプラン見直しの際は、業界動向や求人情報を幅広く把握できる転職エージェントを活用すると、自分では見つけにくい選択肢にも出会えます。
製造業やメーカーに強いエージェントについては、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてくださいね。
年齢別|機械系エンジニア年収の推移
機械系エンジニアの年収は、年齢に伴う経験やスキルの蓄積により上昇する傾向が強く、とくに30代から40代にかけて大きく伸びます。
下表は、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」をもとにした、機械系エンジニアの年代別平均年収の目安です。
年代 | 年収目安 |
---|---|
20代 | 350万~500万円 |
30代 | 500万~700万円 |
40代 | 650万~850万円 |
50代以上 | 800万円~ |
参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
20代で基礎を固めたあと、30代でプロジェクトの中核業務を担い、40代ではリーダーや管理職として責任ある立場を任されます。
経験年数が増えることで任される役割が高度になり、それに伴って役職手当などが付与されることで年収が上がっていくのが一般的です。
企業規模別年収格差の実態
規模が大きい大手企業ほど、年収は高くなる傾向にあります。
資本力のある大手企業のほうが、大規模なプロジェクトを手がけることで高い利益を上げやすく、賞与などで社員に還元できることが要因です。
厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、企業規模別の賃金(月額)には以下のような差があります。
企業規模 | 平均賃金(月額) |
---|---|
大企業(従業員1,000人以上) | 34.8万円 |
中企業(従業員100~999人) | 30.3万円 |
小企業(従業員10~99人) | 28.4万円 |
参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」
上記の表を参考に年収を考えた場合、従業員数1,000人以上の大手企業は、100人未満の中小企業に比べて100万〜200万円以上高くなります。
さらに、大手は福利厚生や退職金制度も充実していることが多く、生涯年収で考えるとその差はさらに大きくなる可能性があります。
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機械系エンジニアの転職についてエージェントへの相談を検討している人は、以下の記事も参考にしてみてください。
機械エンジニアはやめとけって本当?実態と将来性
インターネットで検索すると「機械系エンジニアはやめとけ」といったネガティブな意見を目にしますが、一部の側面を切り取った意見に過ぎません。
実際には、AI時代でもEVや半導体など成長産業では機械系エンジニアの需要が高まっています。
機械系エンジニアの技術は、自動車や家電、インフラや医療など、私たちの生活をあらゆる場面で支えており、社会にとって不可欠な存在です。
ここでは、機械系エンジニアの実態と将来性として、以下の点について解説します。
年収1000万円到達の可能性
結論から言うと、明確なキャリア戦略があれば、機械系エンジニアの年収が1000万円に到達することは十分に可能です。
実際に、40代や50代で年収1000万円を超えるエンジニアもいますし、ハイクラス向けの転職サイトでは年収1000万円以上の求人もあります。
年収1000万円の可能性を実現するための、機械系エンジニアのキャリアパスは複数存在します。
以下はキャリアパスの一例です。
キャリアパスの一例
- 大手メーカーでプロジェクトマネージャーや管理職に昇進する
- 特定の技術分野を極めて、代替不可能な「技術スペシャリスト」になる
- より高い報酬を提示する外資系企業へ転職する
- 技術コンサルタントとして独立する
大切なのは「どのルートで年収アップを目指すのか」ということです。
今のうちから目標達成までの道のりを意識することが、5年後、10年後の自分を変えます。
業界の成長性と年収への影響
EV(電気自動車)や半導体、産業用ロボットや航空宇宙、医療機器といった成長分野では、将来的に高い年収を得られる可能性が高まっています。
脱炭素化によるEVシフトや工場の自動化・人手削減の高まりといった社会情勢が、これらの分野で活躍する機械系エンジニアの需要を押し上げているためです。
需要が高い成長業界では、優秀なエンジニアを確保するため、企業はこぞって高い給与水準を提示する傾向があります。
以下は成長業界の一例です。
主な成長業界
-
半導体業界
巨額の設備投資をおこなっており、製造装置を設計するエンジニアの価値は高騰している -
EV開発
従来のエンジン設計者だけでなく、バッテリーの冷却システムやモーター、軽量化ボディを設計するエンジニアが新たに求められている -
医療機器分野
少子高齢化に伴い、医療機器の需要が増加、高精度な機械設計や開発を行う機械系エンジニアの活躍が期待されている -
製造業
IoT技術を活用した生産ラインの最適化やAIによる品質管理など、スマートファクトリー化が進んでいる
最先端の分野でこそ、機械工学の知識や能力を発揮できる可能性があります。
自身のスキルが高く評価される分野を知ることが、賢いキャリア選択の第一歩です。
AI時代における機械系エンジニアの価値
「機械系エンジニアとしての仕事がAIに奪われる」と心配する必要はありません。
むしろ、AIを「優秀な部下」として使いこなすことで、機械系エンジニアの市場価値はさらに高まります。
AIが得意なのは、過去のデータにもとづいた最適化や、膨大な計算処理といった「作業」です。
一方で、顧客のニーズを汲み取って新しい製品コンセプトを創造する仕事や、複数の物理的な制約の中で最善の設計解を見つけ出す仕事は人間にしかできません。
AIの登場により、エンジニアは単純作業から解放され、より創造的で付加価値の高い業務に集中できるようになります。
AIの進化を恐れるのではなく、「新しいツールをどう使いこなして自分の価値を高めるか」という視点を持つことが重要です。
これからの時代は、AIにはできない発想力や課題解決能力を磨き、テクノロジーを味方につけられるエンジニアが求められます。
製造業への転職を希望している人は、以下の記事で製造業の求人が多いおすすめのサイトやエージェントを紹介しているので、チェックしてみてください。
機械系エンジニアの年収アップのためにできること
機械系エンジニアが年収を上げるためには、2つのアプローチ方法があります。
年収を上げるアプローチ方法
- 現職で専門性を高めて社内価値を向上させる
- 自身の市場価値を高く評価してくれる環境へ転職する
ここでは、機械系エンジニアの年収アップの具体的なアクションとして、「昇進・昇給」「資格取得」「転職」「市場価値の把握」についてそれぞれ解説します。
専門性を高めて「昇進・昇給」を狙う
着実な年収アップ戦略は、今の職場で専門性を深めて実績を出し、昇進・昇給を狙うことです。
ひとつの分野で深い知見を持つエンジニアは、組織内で代替不可能な存在となり高く評価されます。
また技術力だけでなく、後輩育成やチームをまとめるマネジメントスキルを身につけることで、リーダーや管理職への道がひらけ、役職手当による確実な年収アップが見込めます。
現職で「昇進・昇給」を狙うために有効な実績例
-
担当製品の改善提案を積極的におこないコストを削減する
-
新しい解析ツールを導入して開発効率を上げる
昇進や昇給を狙うなら、会社に貢献する実績を作ることが大切です。
評価面談の場では、成果を具体的な数字でアピールすることがポイントになります。
年収アップに直結する「資格」を取得する
技術や能力の客観的な証明になるスキル・資格の取得は、年収アップや転職活動を有利にする重要な要素です。
企業によっては、特定の資格に対して手当の支給をしたり、昇進の必須要件としている場合もあります。
また、転職市場においては、専門性の高さをアピールする材料となり、ポジティブな印象を与え、より良い条件での採用につながるケースも多いです。
年収アップにつながる資格として、以下のものが挙げられます。
年収アップにつながる資格
-
技術士(機械部門)
・機械系資格の最高峰
・コンサルタントとしての独立も視野にいれられる -
機械設計技術者試験(1級・2級)
・設計能力を総合的に証明
・転職で有利に働く -
エネルギー管理士
・省エネ関連の専門家
・工場などでの需要が高い -
CAD利用技術者試験
・設計の基礎スキルを証明できる
・未経験からの挑戦もしやすい
「何か行動したいけれど、何から手をつけていいかわからない」と感じているなら、資格の取得を目標にするのがおすすめです。
学習を通じて自身の知識が体系的に整理されることで、自信につながります。
より待遇の良い業界や企業へ「転職」する
業界や企業規模によって年収の幅は異なります。
現職での年収アップに限界を感じる場合、給与水準の高い成長業界や、より規模の大きい企業へ「転職」することが、効果的かつ即効性のある年収アップの手段です。
自身のスキルをより高く評価してくれる環境に移るだけで、年収が100万円以上アップすることも珍しくありません。
とくに、半導体や医療機器といった利益率の高い業界やグローバルに事業を展開する外資系企業は、高いパフォーマンスに対して高い報酬で応える文化があります。
自分の労働と給与が見合っていないと感じるなら、働く場所を変えたほうが良い場合もあります。
「転職」は逃げではなく、自身の価値を最大化するための、戦略的な選択だと捉えましょう。
「転職エージェント」に相談して市場価値を知る
年収アップ戦略を考える上で大切なのが、自身の「客観的な市場価値」を正確に把握することです。
自身の市場価値を知りたい場合は、転職エージェントを活用することをおすすめします。
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市場価値の高め方や各エージェントの評判や口コミを知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
機械系エンジニアの年収アップなら転職エージェント
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転職エージェントを活用するメリット
転職エージェントを活用して年収アップを目指すメリットは以下の通りです。
転職エージェントを活用するメリット
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希望年収の根拠として示すと良い点
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これまでの実績
「〇〇の設計改善で、年間〇〇円のコスト削減」などの具体的な数字 -
取得した資格
専門性の高さを証明する資格 -
同業他社の給与水準
転職サイトなどで調べた、同等スキルを持つ人材の年収相場
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以下の記事は、転職エージェントの選び方について、プロが見分け方を解説しているのでチェックしてみてください。
機械系エンジニアに関するよくある質問
ここでは、機械系エンジニアに関するよくある質問にお答えします。
機械系エンジニアの年収は?
国税庁が公表した「民間給与実態統計調査」によると、機械系エンジニアの平均年収は533万円ですが、年代、業界、企業規模によって異なります。
20代では350~500万円、経験を積んだ40代では650万円以上が目安となり、日本の平均年収より高い水準にあります。
本記事の「年齢別|機械系エンジニア年収の推移」でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
一番稼げるエンジニアは何?
一概には言えませんが、IT分野のAIエンジニアやITコンサルタントはとくに高い年収水準にあります。
機械系エンジニアでも、半導体業界やプラント業界で働くエンジニア、大手メーカーの管理職、外資系企業のエンジニアなどは、年収1000万円以上を稼ぐことが十分に可能です。
本記事の「年収1000万円到達の可能性」でも解説しているので、参考にしてみてください。
機械系エンジニアに向いている人は?
機械系エンジニアに向いているのは、ものづくりが好きで、探求心が強い人です。
また、物理法則に基づいた論理的思考力や、地道な計算や検証を粘り強く続けられる人も適性があります。
機械系エンジニアとITエンジニアの違いは何?
機械系エンジニアとITエンジニアの違いは、主に扱う対象が「物理的なモノ(ハードウェア)」か「情報(ソフトウェア)」かという点です。
機械系は力学などに基づいて製品を設計し、IT系はプログラミング言語を用いてシステムを構築します。
機械系エンジニアの初任給はいくら?
国税庁の「民間給与実態統計調査結果」によると、大卒で約21〜23万円、大学院卒で約24〜26万円が相場です。
専門性が高い分、他の理系職種と比較しても同等かやや高い傾向にあります。
機械系のSEとは何?
機械系SEとは、機械製品に組み込まれるソフトウェア(組込みシステム)を開発するエンジニアを指します。
自動車の自動運転システムや家電の制御プログラムなど、ハードウェアとソフトウェア両方の知識が求められる需要の高い職種です。
同じスキルを持っていても、どの業界を選ぶかによって年収は変わります。
より待遇が良く、専門性が活かせる業界を求める人は、キャリアチェンジも視野に入れましょう。