自分の市場価値の高め方|診断方法や転職における希少性についてプロが解説
市場価値がどういうもか、おすすめの市場価値診断方法や自分の市場価値を高めるにはどうすればいいのか具体的に解説します。 また、市場価値が高い人の特徴についても紹介。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
ネットで手軽にわかる市場価値診断ツール
転職者
転職者
食いっぱぐれたくないから市場価値を上げたい!でもどうやって上げあられるのかわからない…
と考え、自分の市場価値を知りたいという人向けに診断方法をご紹介します。
インターネットで気軽に自分の市場価値を診断することができます。
ミイダス
ミイダスは、いくつかの質問に回答することで、類似したユーザーの年収の実績をもとに市場価値がわかります。
自分の担当してきた業務内容に応じて質問内容が適宜変わるため、他の診断ツールよりも精密な市場価値の診断ができるでしょう。
市場価値診断の回答が終了した後に、会員登録するかしないか選ぶことができ、そのまま登録すると自分が活躍できる可能性の高い会社からスカウトが来る仕組みになっています。
ミイダスの情報
- 所要時間:5分〜10分
- 料金:無料
- 会員登録:不要
- 運営会社:株式会社ミイダス
ミイダスの評判・口コミについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。
geech job
geech jobは、ITエンジニア、Webデザイナーに特化した市場価値診断ツールです。
事業開始から20年以上、ITフリーランス専門エージェントとしてIT市場の流れに身を置いてきたギークス株式会社が運営するからこそ、精度の高い市場価値診断になっています。
質問内容は「経験があるorなし」の2択で回答できるので、手短に市場価値を診断することができます。
geech jobの情報
- 所要時間:5分
- 料金:無料
- 会員登録:事前に個人情報の入力が必要
- 運営会社:ギークス株式会社
パソナキャリア
パソナキャリアは、6つの質問に回答すると自分の市場価値や推定年収がわかります。
質問数が少ないので、かなり手短に診断することが可能です。
また、診断後にスカウトサービスに登録するかしないか決められるので、自分の市場価値や推定年収を確認した上で、転職活動を始めることができます。
パソナキャリアの情報
- 所要時間:3分
- 料金:無料
- 会員登録:不要
- 運営会社:株式会社パソナ
パソナキャリアの評判・口コミについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。
doda
doda会員186万人の独自のデータから、査定年収を出すことができます。
転職エージェントやスカウトサービス、キャリアコーチング事業など様々な人材サービスを展開しているパーソルキャリア株式会社だからこそ、独自のデータから市場価値や査定年収を割り出すことが可能です。
また、dodaアカウントを持っていればそれでログインできるので、少ない質問を回答することで市場価値や査定年収がわかるので気軽に調べることができます。
dodaの情報
- 所要時間:3分
- 料金:無料
- 会員登録:事前に個人情報の入力と会員登録が必要
- 運営会社:パーソルキャリア株式会社
dodaの評判・口コミについて、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もチェックしてみてください。
LAPRAS
LAPRASは、「技術力のスコア化」や「企業からのスカウト」からエンジニアの市場価値を分析してくれます。
また、あなたの情報に関心を持った企業から転職や副業に関するスカウトやカジュアル面談のオファーを受け取ることもできます。
自分の市場価値診断から効率的な転職活動まで一気通貫でおこなえるため、転職を視野に入れているエンジニア向けのツールです。
LAPRASの情報
- 所要時間:5分
- 料金:無料
- 会員登録:事前に会員登録が必要
- 運営会社:LAPRAS株式会社
1対1でより正確な市場価値診断
先ほどのパートで市場価値診断ツールを紹介しましたが、診断ツールは正確な市場価値がわかるというわけではなく、蓄積されているデータの中での相対評価での市場価値しかわかりません。
末永
より正確な市場価値を診断したいのであれば、キャリアに精通するプロに相談することがおすすめです。
市場価値診断ツールは傾向値しかわからないですが、キャリアのプロに相談することで個人の経歴やスキル、キャリアプランなどを総合的に評価し、その人にとって最適なキャリアパスを提案することができるからです。
ここでは、キャリアのプロとの面談をもとに市場価値を診断することができるサービスを解説します。
キャリアコーチングサービスを利用する
末永
「自分の正確な市場価値を診断したい」「転職する前に自分の市場価値を知りたい」という人はキャリアコーチングサービスがおすすめです。
キャリアコーチングとは、専任のコーチとマンツーマンで面談をおこない、自分のキャリアのついての悩み相談やキャリア設計をしてもらえるサービスです。
キャリアコーチと面談をおこない、自己分析を通じてスキルや経験、強みの棚卸をしてくれます。
面談で見つかった個人の経歴やスキル、キャリアプランなどを総合的に評価し、その人にとって最適なキャリアパスを提案することで市場価値を正確に診断知ることができますよ。
また、キャリアコーチングには、自己理解やキャリアビジョンの設定なども含まれるため、今よりもっと市場価値を高めるためにはどうしたら良いか具体的なアドバイスを受けることができます。
つまり、キャリアコーチングを利用することで、ツールのような「誰かと比較した時の市場価値はどうなのか」ではなく「転職市場において市場価値はどうなのか」を明確にすることができ、さらに市場価値を上げるためのあなた専用のキャリアプランも設計してくれます。
末永
キャリアコーチングならマジキャリがおすすめです。
マジキャリは、キャリアコーチング業界で唯一、10年以上転職エージェント事業を運営してきたため転職・キャリアの知見が豊富にあります。
だからこそ、自分の市場価値を見極め、どのように市場価値を上げていくべきか、どこに転職すると市場価値がもっと上がるのかをアドバイスしてくれます。
末永
今ならキャリア相談1回無料でお試しできるので、気になった人はお早めにお問い合わせください。
正確な市場価値を知りたい人におすすめ
-
マジキャリ
キャリアのプロがあなたの市場価値、今後の市場価値の上げ方をアドバイスします
以下の記事ではキャリアコーチングについて、業界のプロが厳選したキャリアコーチングサービスを紹介しています。
キャリアコーチングを受けてみたいという人はぜひあわせて読んでみてください。
転職エージェントを利用する
転職エージェントとは転職希望者の経歴や希望に合わせて求人紹介から面接対策、スケジュール調整までおこなってくれる転職支援サービスです。
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーがこれまでの実績や直近の転職市場の状況を踏まえてアドバイスしてくれるので、そのアドバイスから客観的にあなたの市場価値を確認することができます。
たとえ今すぐ転職したいという人でなくても、自分の市場価値が気になる人は1度相談してみるのも良いでしょう。
とくにリクルートエージェントやdodaなど全業界・職種の転職事情に精通しているエージェントがおすすめですね。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
以下の記事では、実際に転職エージェントを利用するときの注意点を紹介しています。
これから転職エージェントに相談しようとしている人はぜひあわせて読んでみてください。
スカウトサービスを利用する
スカウトサービスは、登録するとあなたの経歴に合わせてヘッドハンターからスカウトが届くので、スカウト数やスカウトの内容から自分の市場価値を測ることができます。
とくにおすすめなのがビズリーチという、転職サイト・転職エージェント・スカウトサービスの要素を併せ持つ転職支援サービスです。
一般的に転職サイトは求人情報のみを提供しているのですが、ビズリーチでは登録しているヘッドハンターや転職エージェントから転職サポートを受けることができます。
登録しているのは中堅もしくは個人でやっているヘッドハンターばかりなので、大手では取り扱っていない独自のコネクションから獲得したレアな求人と出会える可能性が高いです。
求人企業とは「●●さんの紹介なら!」という親密な関係性を築いているので、相性の合う優秀なヘッドハンターと出会えれば非常に良いサポートが受けられます。
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
-
ビズリーチ
年収600万円以上の求人が多数!企業とヘッドハンターから直接スカウトが届く -
JACリクルートメント
国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有
以下の記事ではスカウトサービスについて紹介しています。スカウトサービスを使って転職を考えている人は読んでみてください。
そもそも市場価値とは?どうやって診断できるの?
末永
そもそも市場価値について注意してほしいのが、年収=市場価値というわけではないということです。
末永
というのも市場価値というのは、特定の会社に限らず社外でも評価される経験やスキルのことを指します。
なので、いくら有名企業の役職者で高年収であっても、社外でも通用スキルを持っていないのであれば、市場価値が高いとは言えません。
以下の2人を比べてみてください。
Aさん
・28歳
・有名大学出身
・最大手百貨店の店長5年経験
・年収550万
Bさん
・28歳
・無名大学
・無名ネット広告代理店法人営業5年経験
・年収400万円
Aさんの方が年収は高いですが、市場価値が高いのはBさんの方です。
なぜならBさんは、無形商材の法人営業という汎用性の高い経験を積んでいるので、会社を選ばずともどこに行っても活躍することができる可能性が高いからです。
一方でAさんは業界最大手の百貨店店長なので、年功序列で年収やポジションが上がったり、その企業でやっていける力、つまり社内価値が高いので、汎用性の高いスキルは持ち合わせていません。
市場価値と社内価値
- 市場価値:特定の会社に限らず、持ち出せるスキルで、業界や企業を跨いで横展開が可能なもの
- 社内価値:特定の会社のみで通用するスキルや経験
末永
つまり、市場価値が高い=どこでも通用する、汎用性の高いスキルを持っているということです。
次のパートでは、市場価値を上げやすい人の特徴を紹介します。
市場価値を上げやすい人の特徴
ここからは、市場価値を上げやすい人の特徴を紹介してます。
繰り返しになりますが、市場価値とはどの業界や職種でも活用できるスキル・経験のことです。
そのため専門性や希少性が高く、かつどの業界や職種でも活用できるスキル・経験を持っている人は市場価値が上がりやすいです。
また、需要が大きい市場で活用できるスキル・経験がある人もニーズが高いので市場価値を上げやすいです。
市場価値を上げやすい人の特徴
- 需要が大きい市場を扱っている
- 希少性が高いスキルと経験を持っている
- その分野で高い専門性や成果・実績がある
- スキルや経験に再現性がある
末永
ここで一点注意していただきたいのが、需要が高い市場を扱っていて希少性の高いスキルや経験を積める仕事についても、その分野で成果や実績を残していないと市場価値を上げることはできないということです。
そのため市場価値を上げるためには、大前提として自分に合った仕事を選ぶことが大切です。
仕事で強みを活かすことができれば成果を残したり、周りから評価されやすくなります。自分の苦手分野で市場価値を高めていくのは難しいでしょう。
そのため、市場価値を高めたい!という人はまず自分に合った仕事を見つけることから始めましょう。以下の記事で「自分に合った仕事の見つけ方」「自分に合った仕事に就くことでなぜ市場価値が上がるのか?」について解説しているのでぜひ読んでみてください。
末永
実際にどのように自分の市場価値を上げていくか、次のパートで紹介します。
市場価値の上げ方
市場価値を上げるには、「希少性を高める」「キャリア戦略を立てる」ことが必要です。
むやみに仕事を選んだり、とりあえずネームバリューがある、給与が良い企業を選ぶのではなく、市場価値を上げるための戦略が必要です。
希少性を高める
市場価値を上げるには、まずは「需要が大きい仕事に関わる」「他の人では代替できないスキルや経験を積む」の2つの要素を併せ持つ、「希少性の高い人材」になることが重要です。
以下でそれぞれの具体例を紹介していきます。
需要が大きい市場の例
- 不動産売買
- システム開発
- 人材採用
- 広告マーケティング
他の人には代替できないスキル・経験の例
- 高額な商品・サービスを扱う仕事経験
- 新しい知識や情報を駆使した仕事経験
需要が大きい市場で仕事をすると、その商品を必要とする顧客の数が大きいので、その市場経験があると企業が欲しい人材になれます。
さらに、他の人では代替できないスキルを持っている=専門性が高いので、希少性が高い人材と認識されます。
末永
市場価値を上げたい人は、まずは希少性が高い仕事に就きましょう。
こちらの動画では、市場価値について詳しく解説しているのでぜひあわせて観てください。
キャリア戦略を立てる
先ほど紹介した「希少性が高い人材」になるために、いきなり市場規模の大きい企業や専門性の高い仕事に就ける訳ではありません。
いきなり100kgのダンベルをあげようとしても身体を痛めたり、持ち上がらないのでまずは軽い重さから挑戦しますよね。
何事も段階があります。
上記のように、いきなり①のwebマーケティング会社のマーケティング担当ではなく、 ①を目指すためにまずは②Web業界の無形商材の法人営業からスタートする、というようにゴールから逆算する必要があります。
ゴールを決めてそこから逆算してからキャリアの方向性を明確にし、実行することで、市場価値をだんだん上げることができます。
末永
キャリア戦略を立てて、自分の市場価値を上げたい人はマジキャリがおすすめです。
マジキャリは、相談者とキャリアコーチとのマンツーマンの面談を通じて、市場価値を診断してくれたり、もっと上げるにはどうすれば良いかアドバイスをしてくれるキャリアコーチングサービスです。
マジキャリを運営するアクシス株式会社は、転職エージェントも運営しているため、市場価値の向上を見据えたキャリア×転職の相談を得意としています。
末永
今なら初回面談のみ無料でお試しできるので、気になった人はお問い合わせください。
市場価値を上げたい20代・30代におすすめ
-
マジキャリ
自己分析を通じて、あなたオリジナルのキャリア戦略を提案します
【デメリット】市場価値が上がらないとどうなる?
ここでは、市場価値を上げていかないとどのようなデメリットがあるか紹介していきます。
「市場価値を上げないとやばいって聞くけど、何がどうやばいの…?」
と思う人も多いかと思うので、具体的にどのようなことが起こりうるのか解説します。
給与が上がりにくい
市場価値が低い人は社内に貢献できるスキルや能力もないので、昇進しにくくなります。
昔は年功序列で社歴が増えるにつれて基本給やボーナスの額も増えていましたが、今は終身雇用が崩壊しているため個人のスキルや能力によって給与が変わる企業も少なくありません。
給料が上がらないことで、仕事に対するモチベーションが下がってしまい、その結果成果を残せないという悪循環になることもあります。
市場価値が低いと発揮できる能力も少なく、中々評価されないため給与が上がりにくいというデメリットがあります。
条件の悪い会社にしか転職ができない
市場価値が低いと給与が上がりにくいということを先ほどお伝えしました。
ただ、「給与が低いからもっと待遇が良いところに転職したい」と考えても、市場価値が低いのであれば、条件が悪い企業(給与が低すぎる、ブラック企業など)しか応募ができません。
企業としても採用費をかけて雇用をするなら、より会社に貢献してくれる人材を選びたいですよね。
社内評価が良くない人が転職市場での評価が良いはずはないので、市場価値が低いと条件の悪い企業しか転職することができません。
リストラの対象になる可能性がある
年齢が若ければリストラの対象にはなりにくいですが、年齢が高くて市場価値が低い人はリストラ対象になる可能性があります。
というのも終身雇用制度の崩壊や人件費削減などが原因で今後も自主退職を促される可能性が高いため、市場価値が低い人はリストラの対象になってしまうからです。
2023年2月下旬以降、米国マッキンゼー・アンド・カンパニーは約2000人、アクセンチュアは1万9000人の削減計画が報じられたように、「日本企業もいつリストラされてもおかしくない」という認識が増えたはずです。
市場価値が低い=会社にとってお荷物社員の順番でクビを切られてしまうのが現実です。
ここまでで説明したように、市場価値が低いことで起こりうるデメリットがあります。
市場価値を上げたい!と考える人向けに、次のパートで市場価値が上がらない会社の特徴を解説していきます。
ぜひ会社選びの際に参考にしてみてください。
市場価値が上がらない会社の特徴
ここでは、何年働いても自分の市場価値が上がらない会社の特徴を解説します。
実際に今あなたが勤めている会社はどうか、当てはまっているものはないか照らし合わせながら読んでみてください。
任される仕事がバラバラ
普段の担当業務に一貫性がなく、細かい業務ばかり指示してくる会社にいても市場価値は上がりません。
というのも、市場価値を上げるために専門性が必要ということはすでにお話ししましたが、任される仕事がバラバラだと業務が定着せず、専門性も身につかないからです。
社員のキャリアを考えてくれる会社は、まずは実務をやり切ってからマルチタスクを依頼するはずです。
転職では武器を持つことが大事なので、専門性が身につかない細かい業務しか担当していないと、その会社にいても市場価値が上がりません。
その会社でしか使えスキルしか伸びない
特定の会社でしか使えないスキルを持っていても意味がありません。
終身雇用制度が崩壊した今、転職は市場価値を上げるための手段の一つです。
ただ、その会社でしか使えないスキルしか伸ばしてないと、そのスキルには汎用性がないため、面接官から「活躍出来なさそう」というイメージを持たれてしまい、転職活動が難航してしまい、結局市場価値も上がりません。
どんなに有名企業にいたり、役職をもらっていたとしても、持っているスキルや経験がないと市場価値は上がりません。
すべてマニュアル化して管理している
マニュアル化されていると効率的に仕事ができるので良いですが、あまりにもマニュアル化しすぎている会社にいたら市場価値は上がりません。
なぜなら、マニュアル化されすぎている会社にいると、思考力がつかないからです。
思考力は汎用性のあるスキルのうちの一つで、「売上を伸ばすために何ができるか?」「どうやったら課題が解決されるか?」を考え、実行できると面接官からかなり好印象です。
ただ、会社で仕組み化し、考える時間を削減して成果や売上が出せるような仕組みは会社にとっても美味しいのも事実です。
特に大手企業や歴史の長い企業は社員数が多いため、どうしてもマニュアル化されすぎてしまっている傾向があります。
上流工程や調整業務しか任されない
新卒や経験が浅い社員に対して上流工程や調整業務しか任さない会社にいても市場価値は上がりません。
上流工程の仕事は大手企業などがおこなっていて、市場規模が大きい業界・企業ではありますが、上流で指示を出すだけや調整業務だけおこなっても専門スキルは身につきません。
大事なのは、「仮説→実行→改善→成果」を出すのサイクルを回せる人なので、実行力を身につけるためにも最初は現場の仕事をやり切る必要があります。
最初から上流工程の仕事だけをしたいと言う人も多いですが、市場価値を高めるためには、上流工程や調整業務しかできない会社はおすすめしません。
市場価値を考える時の注意点
自分の市場価値を考える際は以下の注意点を確認してください。
末永
今まで10年以上転職エージェントを運営し、これまでたくさんの人に市場価値の上げ方や診断方法などを相談されてきました。
その時にいつも紹介している注意点です。
転職市場は年齢による出来レースでもある
ここまで読んでくれた人の中で、「転職して市場価値が上がる会社に行こう」と考えている人も多いでしょう。
そんな転職をしたい人は、「転職市場は出来レース」と言うことは覚えておいてください。
転職において年齢というのは大きく影響しており、転職難易度は以下のようになっています。
年齢 | 転職難易度 | 転職時の評価 |
---|---|---|
23歳 |
△ |
社会人1年目ですぐ辞めるとみなされるため難しい |
24歳〜27歳 |
◎ |
未経験でも第二新卒として採用されやすい |
28歳〜29歳 |
◯ |
職種経験が求められるが、なくても比較的採用されやすい |
30歳〜33歳 |
△ |
業界・職種経験はあって当たり前、マネジメント経験があれば◎だが未経験だとかなり難しい |
34歳〜36歳 |
△ |
業界・職種経験、マネジメント経験はあって当たり前。なければ未経験だとほぼ不可能 |
37歳以上 |
△ |
そもそも転職自体が難しい。よほどの専門性やマネジメントの高い実績がないと難しい。 |
末永
若ければの若いほど、即戦力ではなくポテンシャルで採用されるため、いざ市場価値を上げるために転職しようとしても年齢が障壁になる場合があるので注意してください。
末永
逆に言えば、20代のうちから将来の目標を明確にして、そこから逆算した経験、スキルを蓄積し、戦略的に転職していけば市場価値を上げることが十分に可能です。
学歴や資格は関係ない
「転職して市場価値を上げたいと思っても、学歴も資格もない…」と落ち込む必要は一切ありません。
市場価値は、学歴ではなく今までの経験や培ったスキルが見られます。
また、資格に関しても、医者や弁護士など専門的な仕事を除いて、一般企業での採用には資格の有無はほぼ考慮されず、市場価値に影響がありません。
資格の取得にかかる時間は2000時間〜4000時間とされています。
なので、時間をかけて勉強した割に、市場価値に影響がないので、「まずは資格を勉強しよう」という考えは危険です。
つまり、学歴や資格など「勉強すれば手に入るもの」ではなく、「特定の企業に限らず、汎用的で社外に持ち出せるスキルや経験の有無」のようがよっぽど重要です。
自分の市場価値を診断したい人へ
末永
ここまで読んでくれたあなたに、特別なオファーがあります。
末永
自分の市場価値を診断したい人は、最後までぜひ読み進めてください。
「自分の市場価値ってどれくらいなんだろう?」
「このまま今の会社にいても良いのかな?」
と悩む人は多いです。
インターネット上で検索して出てくるような市場価値診断ツールは、あくまで「そのツール内データの中で見た市場価値」でしかないので、厳密にはわかりません。
ただ、終身雇用制度が崩壊したため、会社に依存するのではなく、個人のスキルが重視され、今まで培ったスキルや経験で市場価値が決まります。
末永
本当の自分の市場価値を知りたい人は、キャリアコーチングサービスがおすすめです。
キャリアコーチングサービスは、キャリアのプロとの面談を通じて、キャリアやスキルの棚卸をしてくれます。
さらに、今の自分はどの程度の市場価値なのかを診断した上で、もっと市場価値を上げるにはどうしたら良いかアドバイスをくれますよ。
末永
中でも1番おすすめなのがマジキャリです。
マジキャリを運営するアクシス株式会社は、キャリアコーチング業界の中で、唯一10年以上転職エージェントも運営しているため他のキャリアカウンセリングサービスと比較してもキャリアに関する知識が豊富にあります。
マジキャリは、豊富なキャリア知識を活かし、市場価値を診断し、あなたの年齢や現状に合わせて現実的なキャリア戦略設計してくれます。
マジキャリのコーチはキャリア知見が豊富だからこそ、個人の経歴やスキル、キャリアプランなどを総合的に評価し、その人にとって最適なキャリアパスを提案することが可能です。
末永
今現在、マジキャリは多数の問い合わせをいただいており、対応できる人数には限りがあります。
末永
ただ、この記事をここまで読んでくれた人の中で「市場価値を診断して、もっと上げたい・将来のキャリアについて考えたい」という20代〜30代の人を、20名限定で優先的に初回面談の枠受け付けます。
すぐに枠が埋まってしまうので、気になった人は下のオレンジボックス「マジキャリに相談する」からお申し込みください。
転職を前提としないキャリアコーチングサービス
徹底した自己分析からキャリアプラン設計まで、圧倒的な価値を提供します!
ポイント
- 徹底した自己分析やキャリアの棚卸し
- 中長期的なキャリアプランの作成
- 自社の基準を満たしたキャリアのプロのみ対応
自分の市場価値を上げたい人によくある質問
相談者
自分の市場価値を診断するのにおすすめのツールは何ですか?
末永
市場価値の傾向を知りたい人は、無料で使える市場価値診断サイトがおすすめです。
傾向ではなく、正確な市場価値を知りたい人はキャリアコーチングを利用しましょう。
市場価値診断ツールは一定の参考にはなるものの、個人の状況や目標に合わせた具体的なアドバイスを受けるには限界があります。
一方、キャリアコーチングは個人の状況に応じた的確なアドバイスを受けることができるため、市場価値を正確に把握し、自己のキャリアを最大限に発揮するための道筋を描くことができます。
相談者
自分は年収が高いので市場価値も高いですよね?
末永
「年収が高い=市場価値が高い」の認識は間違っています。
市場価値が高い状態というのは、特定の会社に限らず、持ち出せるスキルで、業界や企業を跨いで横展開が可能な汎用性の高いスキルを持っていることを指します。
相談者
自分の市場価値を高めるために何をすれば良いですか?
末永
市場価値を上げるには、まずは「需要が大きい仕事に関わる」「他の人では代替できないスキルや経験を積む」の2つの要素を併せ持つ、「希少性の高い人材」になることが重要です。
相談者
自分の市場価値を高められるおすすめの仕事は何ですか?
末永
職種としておすすめなのが無形商材の法人営業です。
「商材の金額が高いケースが多い」
「商材自体に価値はないため有形商材の営業よりも難易度が高いから」
「営業スキルだけでなく、クライアント企業の業界知識も身につくから」
の3つの理由より、無形商材の法人営業は市場価値を上げるのにおすすめです。
無形商材の法人営業についてはこちらの記事でも解説していますので、ぜひご覧ください。
転職を前提としないキャリアコーチングサービス
徹底した自己分析からキャリアプラン設計まで、圧倒的な価値を提供します!
ポイント
- 徹底した自己分析やキャリアの棚卸し
- 中長期的なキャリアプランの作成
- 自社の基準を満たしたキャリアのプロのみ対応
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み
おすすめポイント
- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
- 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
- リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い
20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
おすすめポイント
- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
ハイクラス求人は出回る数が少ない!求人数を網羅するためには転職サイトと転職エージェント両方の登録がオススメ
年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト
登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができますよ。
おすすめポイント
- 企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届く!
- 中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメ
- 大手エージェントで取り扱っていないような隠れた優良求人が見つかる
国内3位、高年収求人領域では国内No.1の転職エージェント
外資系企業やコンサル、管理職/専門職への転職サポートに強み(経験者のみ対象)
おすすめポイント
- 年収600〜1500万円の高年収の非公開求人を大量に保有
- 30〜40代のマネジメント層や専門スキルを持った人向けの求人も多数
- 業界・職種別コンサルタントによるレベルの高いサポートを受けられる
既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント
未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。
多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス
※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。
おすすめポイント
- 既卒・早期離職経験のあるカウンセラーが同じ目線でアドバイス
- 平均20時間の丁寧なサポートで内定率UP!1年後の定着率は96.8%!
- IT業界・Web業界の求人を数多く保有
18〜20代未経験OKの求人数は業界トップクラス!
人材業界で多数サービスを展開するレバレジーズが運営!若手向け転職支援サービス
※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります
おすすめポイント
- 経歴よりも人柄を重視して積極採用する企業を紹介!
- 20代未経験の方向けの求人3000件以上
- ハタラクティブ独自の自分発見カウンセリングが無料で受けられる!
エンジニア・デザイナーの転職に特化した転職エージェント
大手上場企業から人気ベンチャー企業、隠れた優良企業の求人が多数!
エンジニアからPM、コンサルタントまで幅広い求人提案が可能!
おすすめポイント
- エンジニアがスキルアップできる求人多数
- 大手からベンチャー企業まで、コンサル、SIer、WEB系の幅広い求人を保有
- 人気の社内SE求人も多数!働き方に合わせた多彩な求人アリ
エンジニアの求人も豊富に保有している
国内最大級の定番エージェント
おすすめポイント
- エンジニア求人は業界最大の10万件以上!
- プログラマーや品質管理、社内SE、テクニカルサポートなど人気の職種を網羅
- 専門のアドバイザーチームがあり、IT・Web業界ならではのサポートが充実
おすすめポイント
- 保有求人7000件以上の約8割が年収600万円以上のハイクラスIT求人
- 大手IT系・Web系企業からスタートアップまで幅広く網羅
- WEB・アプリエンジニア、インフラエンジニア、PM、ITコン、SEなど多様な職種に対応
自分の市場価値が上がれば、もっと待遇の良い会社に行けるんじゃないか?