自動車整備士の資格を生かせる仕事13選!未経験で選考に受かるコツも解説!
自動車整備士の資格を生かせる仕事は数多くあります。本記事では、資格を生かして活躍できる職種を13個厳選して、転職のプロ目線から徹底解説していきます。
そのほか、転職に役立つ資格や転職成功のコツなど、さまざまな情報を紹介していきます。
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【資格必須】自動車整備士の資格を生かせる仕事13選
労働環境の過酷さや給与・休日などの条件の悪さから、自動車整備士としてのキャリアを諦めてしまう人も多くいます。しかし、せっかく取得した整備士資格や経験をリセットして転職してしまうのも勿体無いと感じる人も多いでしょう。
しかし、整備士の資格を生かせる仕事は他にもたくさんあるので、正しい情報収集と転職活動をすれば他の職種でも十分に活躍できます。
この章では、仕事を辞めようか悩んでいる自動車整備士向けに、スキルを生かせる仕事を紹介していきます。
1.サービスアドバイザー(フロント業務)
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
400万円〜600万円 | ●お客様対応(受付業務) ●整備士との連携 ●アフターフォロー ●見積・請求・売上管理 |
サービスアドバイザー(フロント業務)は、自動車整備工場やディーラーの窓口としてお客様対応をおこなう仕事です。主に、お客様から車の点検・修理・車検などの相談を受け、整備内容の説明や見積もりの作成を行います。
また、整備士と連携しながら作業内容の指示や進捗管理を行い、作業完了後はお客様に車の状態を説明し、引き渡しをします。
さらに、電話対応や来店予約の管理など、事務的な業務も担当します。お客様と整備現場をつなぐ「橋渡し役」としての役割が求められます。
2.自動車検査員
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
350万円〜850万円 | ●車検(継続検査)の実施・判定 ●検査記録簿・書類作成 ●整備士・フロントとの連携 ●不正防止と法令遵守の確認 |
自動車検査員は、車検時に法令に基づいて車両の保安基準適合性を確認する専門職です。主にブレーキやライト、排ガスなどの検査項目を点検し、合否の判定を行います。
また、検査結果を記録し、必要に応じて整備士に整備指示を出します。検査業務だけでなく、書類の作成や運輸支局への提出も担当します。
公務員のように勤続による昇給幅が大きく、数十年にわたる勤務をしている人は年収ベースで数百万円の差が出てくるのも特徴です。
自動車整備士としての実務経験を積むことで、より高度な故障診断や電装系の作業にも対応できるようになります。
実際に、自動車整備士と自動車検査員の仕事内容には似ている部分も多く、整備士としての経験を直接的に生かせる職種の1つといえます。
3.ロードサービススタッフ
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
280万円〜740万円 | ●トラブル現場への急行 ●応急対応・トラブル解消 ●車両のけん引・搬送 ●お客様対応・報告業務 |
ロードサービススタッフは、車のトラブルが発生した現場に駆けつけて対応する仕事です。
バッテリー上がり、パンク、鍵の閉じ込み、ガス欠などの応急処置を行います。必要に応じてレッカー車で車両を搬送することもあります。
お客様の不安を和らげる丁寧な対応や、安全確保も重要な役割です。24時間対応の体制が多く、迅速で確実な対応力が求められます。
管理職やマネージャーになれば昇給幅も大きいので、ミスなく仕事をこなせるかなどの評価項目に関しては常に気を配っておきたい職種です。
自動車整備士の資格は、車の構造や整備に関する専門知識を現場で直接活かせます。
点検・修理作業を正確にこなせるため、即戦力人材として好条件の企業も探しやすいのでおすすめ職種の1つです。
4.カスタムショップ・チューニングショップスタッフ
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
450万円〜1,000万円 | ●カスタム・チューニング作業 ●整備・車検対応 ●お客様対応・ヒアリング ●パーツの調達・管理 ●広報・SNS・イベント参加 |
カスタムショップ・チューニングショップスタッフは、車の外装・内装や性能パーツの取り付け・調整をおこなう仕事です。お客様の要望を聞き、理想のカスタムカーを形にする提案や作業を担当します。
エアロパーツ取付、足回りの調整、ECUセッティングなど専門的な作業も含まれます。
パーツの仕入れや販売、在庫管理も業務の一部で、車好きなお客様とのコミュニケーション力も求められます。
ショップ店員だと高い給与は望めませんが、店長になったりショップが有名になったりすれば1,000万円以上の給与も狙えます。その点では、非常に夢のある職種だといえます。
自動車整備士の資格があれば現場での点検や修理作業、また顧客への説明も正確かつ安全におこなえるので、サービスアドバイザーとしての役割も果たせます。
また、自動車業界内でのキャリアアップがしやすく、工場長や技術指導者、さらにはカスタムやチューニングショップでの専門技術者としても活躍の幅が広がります。
5.板金・塗装業
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
350万円〜430万円 | ●へこみ・傷などの修理 ●外装の塗装仕上げ ●見積もり作成 ●保険会社とのやり取り ●整備部門やディーラーとの連携 |
板金・塗装業のスタッフは、事故や傷で損傷した車のボディ修理を行います。まず、へこみやキズの修復作業を板金技術で行い、形を整えます。この段階では、鉄板の引き出しや溶接、パテ埋めなどの技術が必要です。
その後、塗装工程に移り、車の元の色や艶を再現するために塗料を調合し、塗装ブースで塗装作業を行います。
仕上がりの美しさや車両の安全性を保つために、細かい調整や高い技術力が求められる仕事です。顧客の車を新品同様に蘇らせるやりがいのある仕事でもあります。
自動車整備士が持つ故障箇所を見つける能力があれば、板金や塗装でも一定の成果を上げるまでにそれほど時間はかからないはずです。
また、自動車に直接触れられる仕事なので、整備士としての仕事に合わなくても車が好きな人にぴったりの仕事です。
6.自動車保険の損害調査員(アジャスター)
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
350万円~1,000万円 | ●事故現場の調査 ●車両の損害状況の確認 ●関係者へのヒアリング ●調査報告書の作成 ●保険金支払いの適正化支援 |
自動車保険の損害調査員は、事故や故障が発生した際に現場や修理工場を訪れ、損害の状況を確認・調査する仕事です。
事故車の損傷箇所や修理内容をチェックし、適正な保険金額を算出します。保険契約内容との整合性を確認し、不正請求の防止にも努めます。
修理業者やお客様とのやり取りも多く、丁寧な対応力が求められるなど、保険会社の信頼性を支える重要なポジションです。
特に大手保険会社であれば部署異動があり、能力を認められれば重要なポストで活躍できる可能性もあります。全ての部署で整備士の資格を生かせるわけではありませんが、条件面では期待値が高い職種です。
自動車整備士の資格は、車の点検や修理に必要な専門知識・技術として現場で即戦力になるため、サービスアドバイザーや自動車検査員など、他職種へのステップアップにも活かせます。
ハイブリッド車やEVなど最新技術への対応も可能なので、幅広い業務を担当することができる点でもキャリアアップへの道が開けやすいですよ。
7.カーシェア・レンタカーの車両管理
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
350万円〜540万円 | ●車両の点検・整備管理 ●車両の清掃・洗車 ●予約・利用状況の管理 ●トラブル対応・事故対応 ●車両の配置・移動調整 |
カーシェア・レンタカーの車両管理スタッフは、車両の点検・清掃・整備スケジュールの管理をおこなう仕事です。
利用前後の車両にキズや故障がないかを確認し、車内外の清掃を行います。定期点検やオイル交換などの整備スケジュールを管理し、安全な状態を維持します。タイヤの摩耗やバッテリーの状態など、細かなチェックも日常的に行います。
貸出・返却後の車の状態確認や、トラブル発生時の対応だけでなく、車検や定期整備の手配や故障車の修理依頼も重要な業務です。
また、車両ごとの利用頻度や修理コスト、保険料などを把握し、コストパフォーマンスの高い運用を目指します。古くなった車の入れ替え(リース・売却)や、新規車両の導入計画も関わることがあります。
自動車整備士はオイル漏れ、異音、タイヤ摩耗などの異常を早期に発見・判断可能で重大なトラブルの予防につながるため、整備士の視点を持った車両管理者は重宝されます。
将来的に整備部門のリーダー、品質管理担当、車両導入担当など上位職へのステップアップが目指せる点でも、整備士にとっておすすめ職種の1つといえます。
8.教習所の整備担当
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
380万円〜500万円 | ●教習車の日常点検 ●車検や定期点検のスケジュール管理と実施 ●故障や異常時の迅速な対応と記録の作成 ●洗車・清掃やタイヤ交換などの軽作業 |
教習所の整備担当の業務は、主に教習車両(普通車・二輪車・大型車など)の安全性を保つための点検・整備・修理をおこなう仕事です。
日常的な点検や清掃に加え、車検や定期点検のスケジュール管理、故障時の迅速な修理対応も重要な役割です。教習に支障が出ないよう、常に車両のコンディションを良好に保ち、安全に使用できる状態を維持することが求められます。
また、整備記録の作成や管理、必要に応じて外部業者との連携など、裏方から教習業務を支える責任あるポジションです。
整備士の資格があれば、教習車の不具合を正確に診断して整備や部品交換を迅速かつ安全に行える即戦力として活躍できます。
近年はハイブリッド車や電気自動車(EV)などの整備が増えており、次世代車両の整備に必要な追加講習や資格取得にもスムーズに対応できる可能性が高いといえます。
9.自動車整備専門学校の講師
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
300万円〜600万円 | ●自動車整備に関する授業の計画と実施 ●実習用車両や機材の管理・準備・点検 ●学生への技術指導や就職相談・サポート ●資格試験に向けた指導と対策講座の実施 ●オープンキャンパスなど教育活動への参加 |
自動車整備専門学校の講師は、学生に向けて自動車整備に関する理論や実技の授業をおこなうのが主な仕事です。
国家資格取得を目指す学生に対して、エンジン・シャシ・電装・故障診断などの整備の基礎知識から応用技術まで丁寧に指導します。
実習では実際の車両や整備機器を用い、工具の使い方や安全な作業手順、点検や修理の実践的なスキルを指導します。
実習用の車両や工具の準備・管理から就職活動のサポートや生活指導、学校行事への参加なども求められるので、自動車整備士よりも幅広い経験ができます。
自身の経験を活かして未来の自動車整備士を育てる仕事なので、同じ技術を活かしながら全く違うやりがいを感じられます。
さらに、教習所やレンタカー会社で車両管理や整備をおこなう仕事にもつながり、キャリアアップや関連資格取得の基盤にもなります。
10.自動車関連メーカーのフィールドエンジニア
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
460万円〜900万円 | ●ディーラーや整備工場への技術サポートやトラブル対応 ●車両や部品の不具合調査・原因分析と改善提案 ●新製品やシステムの使用方法・整備方法の説明や講習の実施 ●顧客や現場の声を開発・品質管理部門へフィードバック ●出張ベースでの現場対応や、報告書・技術資料の作成業務 |
自動車関連メーカーのフィールドエンジニアは、主に製品(車両部品やシステム)の導入先であるディーラーや整備工場などに対して、技術的なサポートや不具合対応をおこないます。
現場で発生したトラブルの原因を調査し、必要に応じて改修提案や修理指導をおこなうのが役割です。また、新製品や技術の説明会・講習会を実施し、取引先への理解促進を図ります。
現場で得た情報を社内の開発や品質管理部門にフィードバックすることで、製品改良にも貢献します。基本的に出張が多く、現場対応力とコミュニケーション力が求められる仕事です。
フィールドエンジニアとして経験を積めば開発側に回れるケースもあり、顧客とのコミュニケーションや必要な専門知識が増える代わりに給与の上がり幅は大きくなります。
整備士の経験で培った故障診断力や部品構造の知識は、フィールドエンジニアとして現場でトラブルを素早く特定・解決する力になります。
現場経験があるため、整備工場の担当者やメカニックとの技術的なやり取りがスムーズになるのもメリットです。
11.テクニカルライター
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
500万円〜800万円 | ●自動車や部品の取扱説明書・整備マニュアルの作成 ●技術者向けにサービスマニュアルや修理手順書を制作 ●開発部門や設計者との打ち合わせを通じて技術情報を整理 ●専門用語や図解を使い、誰でも理解しやすい文書に編集 ●最新の技術変更や仕様更新に応じてドキュメントを改訂 |
自動車テクニカルライターは、車両や部品の取扱説明書や整備マニュアルなど、技術文書の作成を専門とする仕事です。開発・設計・整備の各部門と連携し、製品の構造や機能を正確に理解した上で文章や図解にまとめます。
最新モデルの仕様変更や新技術の導入にも対応し、常に情報を更新する必要があります。製品の安全性や品質に関わる重要な文書を扱うため、正確さと論理性が求められる専門性の高い仕事です。
整備士としての現場経験があると、マニュアルに記載する作業手順や工具の使い方、注意点などを、現実に即した形で正確に記述できます。
情報の取りこぼしや誤解が減って制作効率も向上するので、昇進スピードも速くなる可能性もあります。
12.レースメカニック
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
300万円〜600万円 | ●レース車両の整備・点検・修理 ●レース中のトラブル対応や迅速なピット作業 ●エンジンやサスペンション、ブレーキなどの調整・セッティング ●ドライバーやチームと連携し、車両の状態や改善点をフィードバック ●レース前後の車両チェックやデータ収集・分析 |
レースメカニックは、レース車両の整備や点検、修理を担当し、常に最高のパフォーマンスを引き出す役割を担います。
レース中は迅速なピット作業やトラブル対応を行い、車両の安全性と競技力を確保します。また、エンジンやサスペンション、ブレーキのセッティング調整を通じて、ドライバーの要望に応じた細かな調整を行います。
チームやドライバーと密に連携し、車両の状態や課題を共有して改善に役立てます。レース前後には車両のチェックやデータ収集・分析を行い、次回のレースに向けた準備を進める重要な仕事です。
自動車整備士はエンジンや足回り、電装系など自動車の構造や整備に関する専門知識がすでに身についているため、レース車両の高度な整備や修理作業を正確かつ効率的におこなうことができます。
基礎技術と知識をベースに、レース特有のハイパフォーマンス車両に特化した技術を習得していくことで、プロのレースメカニックとして活躍できるのです。
13.バス・タクシー会社の整備士
平均給与 | 仕事内容 |
---|---|
320万円〜460万円 | ●バスやタクシーの定期点検・整備・修理をおこなう ●車両の故障原因を診断し、迅速に対応する ●法令に基づく安全検査や車検の準備・対応をする ●整備記録や報告書を作成し、管理する ●運転手や管理者と連携し、車両の安全運行をサポートする |
バス・タクシー会社の整備士は、営業車両の安全で安定した運行を支えるために、日常的な点検・整備・修理をおこなう仕事です。エンジンやブレーキ、足回り、灯火類などの状態を確認し、不具合があれば迅速に修理します。
また、車検や定期点検に必要な整備作業を法令に従って実施し、記録の管理も担当します。運転手からの車両不調の報告に応じて状況を診断し、安全に運行できるよう調整・整備することも重要な業務です。
常に多くの人を乗せて走る車両を扱うため、高い責任感と丁寧な作業が求められる職種です。
ここまでで様々な職種を紹介してきましたが、どれも自動車整備士の資格を生かせるおすすめの仕事ばかりです。
自分に合う仕事を1人だけで探すには選択肢が多すぎるので、転職エージェントを利用するのがおすすめです。
例えば、リクルートエージェントやdoda、マイナビエージェントなどの大手エージェントなら、「自動車整備士の資格を生かしたい」と伝えたうえで相談すれば幅広い職種から自分に合った仕事を提案してくれます。
また、マイナビメーカーAGENTなら製造業に特化したサービスを展開しているので、就きたい職種がある程度決まっていればこちらもおすすめです。
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自動車整備士からの転職成功のコツやおすすめのエージェントに関しては、以下の記事でも解説しているので参考にしてください。
自動車整備士の資格を生かせる仕事に転職するための6ステップ
自動車整備士の資格を生かせる仕事に転職するためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
本項では、転職を成功させるための6つのステップを解説していきます。
転職エージェントを利用する
まず第一に、自分だけで転職活動を進めるのではなく転職エージェントを利用するのがおすすめです。
前提として、異業種への転職となる場合は前提知識がない場合も多く、平均給与や平均休日日数もわからないことが多いはずです。さらに、選考に必要な情報の収集にも自分1人だけだと限界があります。
そこで、以下のようなサービスを実施してくれる転職エージェントの利用が鍵となってくるのです。
- 各業種の平均的な条件の情報提供
- 能力や資格に合わせた職種の提案
- 希望する条件に合わせた求人の提案
- 希望する求人に合わせた応募書類作成サポート
- 面接や面談の対策や模擬面接
自動車整備士の資格を生かせる職種に関しても数多く取り扱っていますので、必要なスキルや入社後にどんな経験を得られるかまで事前に教えてくれます。転職活動のスタートから終わりまで様々なサポートを展開してくれるので、一度利用してみるのがおすすめです。
その中でも、リクルートエージェントやdoda、マイナビエージェントなどの大手エージェントなら幅広い業種の情報を持っているので、仕事選びのスタート段階から手厚いサポートをしてくれます。
他にも、マイナビメーカーAGENTなら製造業に特化しており、業界に詳しいアドバイザーのサポートを受けられます。未経験でも安心して転職活動ができるので、製造業を検討しているなら必ず登録しておきたいですね。
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以下の記事では、製造業向けのエージェントに関する情報を詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
希望する職種を決める
自動車整備士から異業種に転職するのであれば、まずは就きたい職種を選ぶ必要があります。職種を選ぶ際は、以下のようなポイントに着目するのがおすすめです。
- 自身の経験やスキルは何かを理解する
- 自身の希望条件は何かを明確にする
- 自身の強みや弱みは何かを明確にする
例えば、土日祝休みを希望しながら自身のコミュニケーション能力を活かしたいのであれば、自動車メーカー向けの営業職が向いているかもしれません。
️自身の希望や能力を分析した結果、自動車整備士資格を直接的に活かせない仕事が挙がってくる可能性が出てきます。職種は1つに絞る必要はないので、複数の希望職種候補を持っておきましょう。
以下の記事では、適職を見つけるための方法やdodaの年収査定ツールに関して詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
業界研究や企業研究をおこなう
業界や企業に関する研究も、転職活動を成功させるために非常に重要です。同じ自動車業界を中心に探すうえでも、業界の中で伸びやすい分野や廃れていく分野を把握しておけば、職種選びもしやすくなります。
まず業界内でどのような企業が業績を上げており人数を拡大しているか、就職情報サイトや新聞、ニュースサイトなどで情報を集めてみましょう。これに該当する企業であれば、ある程度好条件で入社することができます。
さらに具体的に、気になった分野に対して以下の視点で調査してみるのがいいですよ。
- 何を売っている会社か(商品・サービス)
- 業界内での立ち位置(大手?中小?特化型?)
- 売上高・従業員数・成長性(IR資料や採用HPが参考)
これらを調べたうえで「興味がある」と感じた企業を複数見つけておくと、自分がどんな業種や職種を目指すべきかがなんとなくわかってくるはずです。
以下の記事では、企業研究や業界研究に関して詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
自己分析をおこなう
業界・企業研究が済んだら、自己分析によって活かせるスキルや経験を明確にしていきます。自己分析をおこなえば、なんとなくやりたい仕事を絞った段階から自分ができる現実的な仕事を絞る段階まで進めることができます。
自己分析をスムーズにおこなうには、以下のようなポイントに着目するのがおすすめです。
自己分析の内容 | 詳細 |
---|---|
モチベーショングラフを作る | 過去の気持ちの上下をグラフ化して、自分の価値観を具体化する |
なぜなぜ分析をする | 「楽しかった」「辛かった」などのテーマで「なぜ?」を深掘りして、価値観をさらに具体化する |
Will・Can・Mustのフレームを使う | Will(やりたいこと)・Can(できること)・Must(やらなければいけないこと)を洗い出す |
自己分析をおこなえば、自分の能力や価値観が具体化されるので、どんな仕事を選べばうまくいきやすいかを絞ることができます。
自己分析の方法に関しては以下の記事でも解説しているので、チェックしてみてください。
複数のサービスに登録して求人を探す
自分が目指したい職種を絞ることができたら、実際に求人を探していくフェーズに移ります。自分に合った求人を見つけるなら、以下のように複数の方法で仕事探しをするのがおすすめです。
- 転職サイト
- 転職エージェント
- 知人からの情報収集
転職サイトなどを使って自分1人でも仕事を探すこと自体はできますが、社内の風土や文化などがわからないまま転職活動をすることになります。
転職エージェントも併用して、気になる情報を確認してもらいながら選考を進められれば、より自分に合った仕事に就くことができます。
中には、転職サイトで入りたい企業を絞り、転職エージェントで企業名を伝えて情報収集をするという使い方をする人もいます。
dodaなら転職サイト機能も併用できるので、これを中心に複数のサービスを併用するのもおすすめです。
以下の記事では、転職エージェントの使い方だけでなくおすすめの転職サイトも紹介しているので、併用を考えている人は確認してみてください。
選考対策をおこなう
エントリーしたい企業が決まった段階で、本格的な選考対策をおこなう必要があります。まずは応募書類を仕上げる必要があるので、主に以下のポイントに着目して書類を仕上げましょう。
応募書類 | 対策の内容 |
---|---|
履歴書 | ⚫︎誤字脱字に注意する ⚫︎志望動機は「1.結論」「2.理由」の順で記載する |
職務経歴書 | ⚫︎誤字脱字に注意する ⚫︎過去の業務内容や得たスキルを棚卸しする |
志望動機や自己PRを充実させるため、業界・企業研究や自己分析が重要となるので、必ず実施してください。
面接対策では、志望動機や自己PRのさらなる深掘りに加えて、質疑応答の対策も重要です。一般的には履歴書の深堀りや強み・弱みなどを聞かれることが多いですが、質問パターンは企業によって大きく異なります。
自分だけでの個別対策には限界があるので、プロの転職エージェントに意見を仰ぐのもおすすめです。
「この企業はこの質問をしてくる可能性が高い」というデータも持っているので、これだけで内定率を大きく上げることを狙えます。
状況によっては職場見学など、人事担当者との親密性を上げることのできる機会を設けてくれる場合もあり、選考対策を充実させたい人にとって利用価値は大きいので、ぜひ一度利用してみてください。
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【転職にも役立つ】自動車整備士が取得を考えたい資格
自動車整備士が異業種に転職するなら、他にも資格を取っておくと有利です。本項では、自動車整備士が取得を考えたい資格10選を紹介していきます。
2級自動車整備士
平均合格率 | 80%〜95% |
---|---|
必要学習期間 | ⚫︎専門学校卒の場合:2年間 ⚫︎一般受験の場合:実務経験 3年以上+自主学習(6か月〜1年程度) |
資格の内容 | 自動車の分解整備の作業に法的に従事できる |
生かせる職種 | ⚫︎︎自動車整備士 ⚫︎自動車検査員士 ⚫︎損害調査員士 ⚫︎自動車整備専門学校講師 など |
2級自動車整備士は、自動車の点検・整備・修理をおこなう国家資格で、自動車整備士として活躍している人の多くが取得しています。3級と異なり自分の判断でほとんどの整備業務を担当できるので、給与アップや昇進を狙うこともできます。
3級自動車整備士の平均年収は300万円~350万円程度ですが、2級自動車整備士を取得すれば380万円~420万円と80万円程度の年収アップを目指すことができます。
他業種に転職する場合でも3級より2級整備士の方が業務範囲が広がるので、転職前に取得しておくのがおすすめです。
3級の整備士として3年の実務経験を積めば受験資格を得られるので、働きながら資格取得を目指せるのもメリットです。
1級自動車整備士
平均合格率 | 30%〜60% |
---|---|
必要学習期間 | ●通常4年間(2級+1級カリキュラム) ●実務経験7年以上(2級取得後)+試験勉強に1年程度 |
資格の内容 | 電子制御系や故障コード・スキャンツールの診断・整備まで幅広い整備が可能 |
生かせる職種 | ●自動車整備士 ●︎自動車検査員士 ●損害調査員士 ●自動車整備専門学校講師 など |
1級自動車整備士は、自動車整備士資格の中で最上位の国家資格です。電気自動車や水素自動車の整備に必要な知識が証明される資格なので、今後必要性が高くなるとも考えられています。
整備だけでなく後輩指導や整備計画の立案なども担えるレベルの整備士と認められるほか、整備主任者や工場長候補としての道も広がるような上級資格です。
3級や2級自動車整備士と比べて月給数万円の差が出る場合もあるので、自動車整備士の資格を生かした仕事探しの幅を広げるならぜひ取得しておきたいですね。
大型自動車免許・けん引免許
平均合格率 | 90% |
---|---|
必要学習期間 | 10日〜3ヶ月程度 |
資格の内容 | 大型車両やけん引車両の運転を担当できるようになる |
生かせる職種 | ●大型トラックドライバー ●バス運転手 ●けん引車ドライバー など |
大型自動車免許は、車両総重量11t以上の大型トラックやバスを運転できる免許です。けん引免許は、トレーラーなどをけん引して走行する車両を運転するための免許です。
どちらも物流・運送・建設・バス業界などで高い需要があり、運転できる車種が増えることで仕事の幅と選択肢が大きく広がります。
特にけん引免許は所持者が少ないため、資格手当や高収入につながるケースも多いです。大型免許は公共性の高い輸送にも関わるため、社会貢献性も高い仕事に就けます。
危険物取扱者(乙種4類)
平均合格率 | 40〜60% |
---|---|
必要学習期間 | 1ヶ月〜3ヶ月程度 |
資格の内容 | 「引火性の液体」などの危険物を安全に取り扱うための専門知識を証明する |
生かせる職種 | ●危険物取り扱い作業員 ●倉庫管理・物流スタッフ ●運送業ドライバー |
危険物取扱者(乙種4類)は、ガソリン・灯油・軽油などの引火性液体を安全に取り扱うための国家資格です。
主にガソリンスタンド・工場・物流倉庫・整備工場などで必要とされます。乙4は危険物取扱者の中で最も人気が高く、需要が非常に安定しているのが特徴で、就職・転職時に評価されやすく資格手当(月5,000円〜10,000円)が付くことも多いです。
国家資格ながら比較的短期間(1〜3ヶ月)で取得できるなどコスパが良いのも魅力なので、若い層に人気の資格となっています。
電気自動車(EV)・ハイブリッド車関連資格
平均合格率 | 資格により異なる |
---|---|
必要学習期間 | 数日〜数年程度 |
資格の内容 | EVやハイブリッドの整備や開発の知識・技術を証明する |
生かせる職種 | ●ハイブリッド車専任整備士 ●技術アドバイザー ●サービスエンジニア |
電気自動車(EV)・ハイブリッド車関連の資格は、次世代自動車の整備・対応に必要な専門資格で、代表的なものに「低圧電気取扱特別教育」や「ハイブリッド車等の整備業務特別教育」などがあります。
これらの資格を持つことで、EV・HV車の普及により増える高電圧バッテリーや電子制御系の作業が安全におこなえるようになります。
安全管理が厳しくなる中で、労災防止や信頼性向上のために資格保有が必須化される動きもあり、資格保有者はディーラーや整備工場での即戦力として重宝されやすいです。
技術の最前線に立てる資格として、キャリアアップや専門性強化に非常に有効です。
損害保険募集人資格
平均合格率 | 80%〜90% |
---|---|
必要学習期間 | 3日〜2週間 |
資格の内容 | 損害保険の商品を販売・勧誘するために必要 |
生かせる職種 | ●損害保険会社の営業職 ●保険代理店スタッフ ●自動車ディーラーの営業・保険担当 |
損害保険募集人資格は、自動車保険や火災保険などの損害保険商品を販売・契約できる国家資格です。
保険会社や代理店だけでなくディーラーや整備工場でも活かされることが多く、車検や納車時に保険を提案できる強みを持つ人材になることができます。
取得は比較的簡単で、独学で1〜2週間ほどの勉強で合格可能なうえ、営業や事務といった異業種転職にもつながりやすくキャリアの幅を広げやすいのがメリットです。
中古自動車査定士
平均合格率 | 70%〜90% |
---|---|
必要学習期間 | 1週間〜2週間 |
資格の内容 | 中古車の状態を正確に評価し、公正な査定価格を算出する |
生かせる職種 | ●中古車販売店の査定担当者 ●自動車オークション会社の査定スタッフ ●車両流通業者の査定・評価スタッフ |
中古自動車査定士は、中古車の状態や価値を評価し、正確な査定額を算出する専門資格です。
主に自動車販売店や買取業者で活躍し、車両状態・走行距離・修復歴などをもとに査定を担当することができます。
中古車市場の拡大に伴い信頼できる査定士の需要も増加中で、顧客満足や企業の利益に直結する査定士の目利き力は重宝されています。
中古車の専門知識が身につき業界内での信頼やキャリアアップにつながるほか、市場価値を見極めるスキルによって高収入や独立も目指せる魅力的な資格です。
フォークリフト運転技能講習修了証
平均合格率 | 非公開 |
---|---|
必要学習期間 | 10時間〜20時間 |
資格の内容 | フォークリフトを安全かつ正しく操作するための技能を習得することを目的としている |
生かせる職種 | ●製造工場の資材搬入担当 ●倉庫作業員・物流スタッフ ●配送センターのピッキングスタッフ |
フォークリフト運転技能講習修了証は、最大荷重1トン以上のフォークリフトを安全に操作するために必要な国家資格です。
講習期間は通常4日間程度と短期間で取得可能ですが、物流・製造・建設など幅広い業界で需要が高く、就職や転職の強い武器になります。様々な業界で需要があるため、働く場所や職種の選択肢が広がるのも嬉しいポイントですね。
資格を持つことで企業から資格手当が支給されるケースもあり、収入アップにつながることも魅力の一つです。
電気工事士
平均合格率 | ●第一種:55%程度 ●第二種:60%程度 |
---|---|
必要学習期間 | ●第一種:半年〜1年 ●第二種:3ヶ月〜6ヶ月 |
資格の内容 | 電気設備の工事や保守をおこなうために必要 |
生かせる職種 | ●電気工事士 ●ビルメンテナンス技術者 ●設備管理技術者 |
電気工事士は、電気設備の設置や修理、保守をおこなう専門技術者で、第一種・第二種の国家資格があります。
第二種では主に一般住宅や小規模な店舗、事務所の電気工事が可能で、最大電圧600ボルト以下の設備に限定されており、比較的小規模な工事を担当します。
第一種では、第二種の範囲に加えてビルや工場、大規模な商業施設などの高圧設備(600ボルト超~7,000ボルト未満)を含む幅広い電気設備の工事が可能です。
電気工事士資格は高電圧系統の安全知識も求められますので、整備士として働いている最中でも電気自動車の整備や開発にも生かせるほか、整備工場内にコンセントを設置できるなど何かと役立つことも多いですよ。整備士に比べると電気工事士はスキルによる高収入を狙いやすいので、転職前でも後にでも取得しておいて損はない資格です。
高収入や独立開業の道もあり、将来性の高い職種として注目されているのが電気工事士です。
ITパスポート・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
平均合格率 | ●ITパスポート:50%〜60% ●MOS:80%程度 |
---|---|
必要学習期間 | ●ITパスポート:3ヶ月程度 ●MOS:1ヶ月〜2ヶ月 |
資格の内容 | ●ITパスポート:ITに関する全般的な基礎知識を証明 ●MOS:マイクロソフト製品に関する全般的な基礎知識を証明 |
生かせる職種 | ●システム開発・プログラマー ●プロジェクト管理・営業支援 ●ITマーケティング・企画職 |
ITパスポートは、ITの基礎知識を幅広く学べる国家資格で、初心者でも取得しやすいのが魅力です。
IT業界以外の職種でも役立つ知識が身につき、デジタル社会での基本スキル向上に役立ちます。キャリアの第一歩として評価され、就職や転職活動でのアピールポイントになります。
MOSはMicrosoft Officeの操作スキルを証明する国際資格で、WordやExcelなどの実務能力を示せます。業務効率化や資料作成のスキルアップに直結し、多くの企業で即戦力として認められます。
自動車整備士の資格を活かす開発業務などではパソコン操作も多く、WordやExcelはフィールドエンジニアやカー用品スタッフなどあらゆる職種の人材が使用しています。幅広い業種で生かせるうえに難易度は高くないので、転職前に勉強しておくといいですよ。
このように、自動車整備士と組み合わせると転職がさらに有利になる資格は非常に多くあります。ただし、興味のない業界の簡単な資格ばかりを取得しても転職の役に立ちません。
転職エージェントを活用して、自分の興味のある業界や業種に役立つ資格やスキルに関する情報を集めながら転職活動をしましょう。
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以下の記事では、転職に役立つ資格をさらに多く紹介しています。ぜひチェックしてください。
自動車整備士資格を生かした転職でよくある失敗と対策
自動車整備士から関連業種に転職しても、後悔してしまう人も多くいます。原因を理解して対策する必要があるので、本項では転職失敗の主な原因と対策を詳しく紹介していきます。
思っていた条件と違った
入社してみると、想像していた条件と異なることで早期退職をしてしまうケースが後を絶ちません。主に以下のような原因で条件に関する勘違いが発生しやすくなっています。
- 週休2日制と完全週休2日制の違いを理解していない
- 固定残業代を理解していない
- 賞与の想定金額を把握していない
例えば、週休2日制は「週に2日の休みが月に1週以上ある」という条件なので、ほとんどの週が週1日の休みになる可能性があります。
また、給与の内訳を事前に確認しておかないと、固定残業代が付いていることにより残業による給与アップが叶えられない結果になってしまうかもしれません。
ほかにも、福利厚生や保険など様々なポイントで隠れた条件不一致が発生する可能性があるので、注意が必要です。
社内風土や人間関係が合わなかった
自動車整備士と違う文化や人間関係が醸成される業種だと、入社後のギャップで退職に繋がってしまうケースもあります。特に、自動車整備士とは異なり女性が中心となる企業では、大きく違う雰囲気に馴染めないかもしれません。
入社前の面接だけでは職場の雰囲気はわからないので、転職エージェントの利用を強くおすすめします。
職場の雰囲気を採用担当者に直接確認してくれるほか、面接では聞きにくい質問まで事前に確認できるのがエージェントの強みの1つです。
また、dodaやリクルートエージェントなどの大手エージェントなら職種ごとの雰囲気の違いを幅広く把握しているので、事前にある程度の絞り込みができます。
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資格を生かせなかった
自動車整備士の資格を全く活かせない職種に転職してしまうと、未経験の状態からのスタートとなってしまいます。その際に、以下のようなデメリットが発生してしまう可能性があります。
- 条件アップを狙いにくい
- 知識やスキルのための学習に時間がかかる
資格を生かした条件アップを狙えるような職種を候補に入れるのはもちろん、資格を直接的には生かせずとも、経験やスキルを活かせる以下のような職種を候補に入れておくのもおすすめです。
- 板金・塗装スタッフ
- 開発・テストドライバー
- ロードサービス・レッカー対応
- カー用品店スタッフ
- 中古車査定士・オークション会場スタッフ
- 自動車部品メーカーの営業・技術サポート
転職活動では10社以上の選考を受ける人も多く、職種自体も1つに絞らずに動くのも間違いではありません。そのため、本記事で紹介している「資格を直接生かせる職種」と「スキルや経験を生かせる業種」の両方を合わせて検討してみるのがいいですよ。
スキル不足で実力を発揮できなかった
自動車整備士は、車に関する知識や整備スキルを活かすことができます。しかし、自動車に関係ない業種や職種を目指す場合、スキルをゼロから会得する必要があります。
半年〜1年かけても新しい仕事に順応できないと、モチベーションが低下して退職に繋がってしまう可能性があります。完全未経験の仕事だと新卒と同程度の給与になってしまう可能性もあるので、給与的にも不利な立場に立たされてしまいます。
そのため、本記事で紹介しているような「整備士の資格を生かせる仕事」を中心に探すのがおすすめです。例えば自動車業界、もしくは製造業であれば自動車に関わらず機械の知識を活かすことができるので、仕事を覚えるスピードもある程度早くなります。
製造業に特化型したエージェントであるマイナビメーカーAGENTが強みを発揮するので、ぜひ利用してみてください。
業界特有の必要スキルや取得が必要な資格などを細かく教えてくれるので、スムーズな転職活動が可能ですよ。
以下の記事では、製造業に転職したい人におすすめのエージェントを紹介しているので、ぜひチェックしてください。
自動車整備士の資格を生かせる仕事に転職するメリット・デメリット
自動車整備士の資格を生かせる仕事に転職する際は、以下のメリットとデメリットを把握しておきましょう。
メリット1:給与や休日などの条件を改善できる
自動車整備士は平均給与が低めで休日が少なく残業も多めなので、転職によって条件を改善できる可能性が高いといえます。例えば、公務員の自動車検査員なら土日祝休みが基本で、かつ定時退社がしやすいので、プライベートを充実させながら働くことができます。
逆に、接客業だと土日出勤になってしまうことも多いので、条件を改善したい場合は業種選びが非常に重要です。
また、事前に転職の優先順位を決めておき、給与や休日などから自分が優先したい条件をはっきりさせておく必要があります。
自分だけでうまく希望条件を決められない場合は、転職エージェントにアドバイスを求めるのがおすすめです。
細かいヒアリングから、自分でも見つけられていない条件を的確に見つけて求人を提案してくれるので、ぜひ利用してみてください。
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メリット2:新たなやりがいや経験を獲得できる
自動車整備士は、転職によって今までとは違うやりがいを見つけられます。
例えば、レースメカニックはモータースポーツが好きな人なら夢を持って働けます。ほかにも、自動車整備士専門学校の講師なら人の成長をやりがいに働くことができます。
整備士資格が必要な仕事でも、今までと同じ自動車の知識を生かすことや顧客とのやり取り以外にも様々なやりがいがあります。
また、整備士の資格を生かせる職種でも新しい環境で学習をする必要があるので、常に「挑戦→成果→評価」のサイクルが発生します。このサイクルが人間としての成長に繋がるので、これをやりがいだと感じる人もいます。
自動車整備士としての仕事に成長を感じず長く続けられないと感じている人は、転職を考えてみるのがいいかもしれません。
デメリット1:職種によっては自動車整備士のキャリアがリセットされる
本記事で紹介した通り、自動車整備士としてのキャリアを生かせる仕事は数多くあります。しかし、職種によっては自動車整備士としてのスキルや技術の全てを活かせるわけではありません。
例えば、自動車からバスの整備士に転職した場合、ハイブリッドシステムの整備や自動運転機能の整備などに携わる機会は少なくなります。
他にも、自動車保険の損害調査員に転職した場合は実際の整備作業に携わることはないので、整備技術は落ちてしまうかもしれません。今後、自分で整備工場などを立ち上げたい場合などは、転職せずに整備士の腕を磨くのも重要な選択肢となる可能性もあります。
このように、異業種に転職すると自動車整備士としての仕事内容とは少なからず離れてしまうので、その後のキャリアパスによっては転職先を慎重に考える必要があります。
デメリット2:選考難易度が高い
同業種への転職であれば、これまでに経験したスキルや経験を100%生かして内定を獲得できます。しかし、異業種への転職だと以下のような理由で選考難易度が高くなってしまうのが事実です。
- 経験が評価されづらく即戦力になれない
- 仕事内容のイメージができておらず入社後のギャップに繋がりやすい
- 求められるスキルが異なる
20代であれば人柄やポテンシャルだけで採用される可能性はありますが、30代以降だと経験や業界理解が求められるので未経験の業種に対する内定率は低くなってしまいます。
異業種に転職するのであれば、以下のように自動車整備士としてのスキルや経験を言語化しつつ、自分自身の強みや希望、キャリアイメージを明確化していくことが重要です。
- 転職理由を前向きに整理する
- 自分の経験を言語化する
- 情報収集をしっかりおこなう
自己分析や業種・企業に対する情報収集をおこなうのであれば、転職エージェントなどプロの力を借りるとさらにスムーズに進めることができます。
リクルートエージェントやdoda、マイナビエージェントなら幅広い業種をカバーしているので、どんな職種を目指す場合でも高いサポート力を発揮してくれます。
製造業特化のマイナビメーカーAGENTなら、特に製造業に決めて転職活動をする人に対して適切なサポートを展開してくれるので、希望する業種や業界によって使い分けてみてください。
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自動車整備士の資格を生かせる仕事に関するよくある質問
自動車整備士の資格を生かせる仕事で特に条件のよいものはありますか?
カスタムショップのスタッフ・店長や自動車保険の損害調査員は、整備士の知識を活かしつつ年収1,000万円以上も可能です。
特に、保険会社のアジャスター職は土日休み・高年収で、整備経験者が重宝されます。さらに、専門学校の講師は安定性が高く、経験豊富な整備士に人気の職種です。
自動車整備士の資格を生かさない転職もアリですか?
自動車整備士の資格を使わない転職も、希望条件ややりたいこと次第では全く問題ありません。
整備で培った「論理的思考」「丁寧な作業力」は他業種でも活かせます。無理に資格に縛られず、自分に合った仕事や働き方を選ぶのが大切です。
自動車整備士資格を利用したキャリアパスイメージはありますか?
自動車整備士資格を生かしたキャリアパスイメージは、1つだけではありません。
例えば「整備士 → 検査員 → 工場長 → エリアマネージャー」などの昇格ルートがあります。また、「整備士 → サービスアドバイザー → 営業や本部職」への転身も可能です。
経験を積めば、講師・開業・技術指導員など幅広い道に進めます。
自動車整備士から異業種に転職するのは難しいですか?
自動車整備士の資格やスキルを生かせる業種は限られますが、転職するのが難しいというわけではありません。
本記事で紹介したように、整備士資格をそのまま生かせる職種も10種類以上あるので、選択肢は幅広いといえます。まずは本記事で挙げている職種から、気になる職種を見つけてください。
自動車整備士から転職するのにおすすめの業種はなんですか?
自動車整備士から転職するのにおすすめの業種は非常に多くあります。
例えば、自動車検査員やサービスアドバイザーなど、自動車整備士の資格をそのまま生かせる仕事は非常におすすめです。
また、自動車業界の開発職や営業職など、自動車整備士の資格は直接生かせなくても知識やスキルを生かせるような仕事もおすすめです。
自動車整備士は40代以降でも転職できますか?
自動車整備士としての衰えを感じる人も多い40代以降でも、経験を活かせる職種であれば転職することができます。
完全未経験の職種だと20代〜30代前半までの募集が多いため、自動車業界や製造業などの仕事を探すのがおすすめです。
自動車整備士の資格を生かせる仕事を探すなら転職エージェントを利用しよう
資格を生かして働く自動車整備士は、様々な職種を目指せるため転職市場において有利な立ち位置にいます。職種が違っても、自身の経験やスキル、強みや弱みを的確に伝えられればキャリアアップ転職も成功します。
とはいえ、経験のない業種へのチャレンジは失敗するケースも少なくないので、転職エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。
転職エージェントの選考対策を活用すれば、ワンランク上の企業の選考でも内定率を大きく上げられます。
大手総合型の転職エージェントならサポート経験が豊富で、性格やスキルなどのタイプ別に最適なサポートを展開してくれます。また、製造業特化のマイナビメーカーAGENTなら、専門的な知識をもとに提案してくれるので職種ごとの特徴や働きやすさまで詳しく知ることができます。
併用することで選択肢が増えますので、以下のエージェント情報をチェックして、自分に合ったサービスを複数活用していきましょう。
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大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
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