Javaの転職市場は?大手に受かる秘訣や未経験で働ける方法を紹介
Javaの転職市場は?大手に採用されたい!未経験で働きたい!など、様々なパターン別に解説しています。
その他、必要な経験・スキル、資格はいるの?気になる年収や需要・将来性についても紹介しています!
Javaエンジニアの転職に求められる経験年数は2〜3年!
Javaエンジニアとして転職する際に、企業側から求められる実務経験年数は約2〜3年で、開発・プログラミングの経験があると良いです。
倍率が高い、人気企業の場合は、3年ほど経験があることが基準となってきます。
逆に、そこまで倍率の高くない企業であれば、経験が1年程度だとしても書類選考を通過し、面接をしてみても良いかな?という流れになる可能性があります。
この場合は面接官にしっかりと学習意欲をアピールすることで、内定をもらえる可能性が高いです。
Javaエンジニアに転職するために必要なスキルは?
Javaエンジニアに転職するためには、プログラミングを書くという開発工程ができることが前提の必須条件となります。
その他、あると良いスキルは以下のようになっています。
バージョン管理やチーム開発のスキルがある
バージョン管理やチーム開発のスキルは、重要視されることが多いです。
フリーランス出身のエンジニアや社内でエンジニアは自分1人だったという人は、バージョン管理やチーム開発をしたことがないので、減点ポイントとして見られる場合があります。
また、チーム開発経験のあるエンジニアは、GitHubのIDを持っていることが常識でアピールポイントとなるので、履歴書・職務経歴書にIDを書くと良いです。
実際に、エンジニアの面接では履歴書・職務経歴書にGitHubのIDを書いている人がほとんどで、自分が趣味で書いているプログラミングやソースコードをアップしたりして企業にアピールしています。
チーム開発経験やGitHubのアカウントがないと、倍率の高い人気企業の場合はアピールポイントがないので、転職するのに少し苦労します。
逆に通常の企業であれば「プログラミングができれば十分」と、採用される場合もあります。
上流工程ができる
上流工程をやっていた経験は加点ポイントとなります。
上流工程には以下のようなものがあります。
- 要件定義
- 仕様設計
- マネジメント
- プロジェクト管理
上記の内容をやっていたかどうかで、採用されるかどうかの差が生まれます。
求人の中には「上流工程ができないと採用しない」という企業もあるくらい、重要視される部分です。
業務管理ソフトやECサイトなどを作った経験がある
以下3つのカテゴリーは、親和性が高いほど良いです。
- 大規模のWEBポータルサイト
大手企業のWEBポータルサイトを作っていた…など - ECサイト
決済機能を作っていた…など - 業務管理ソフト
経理・顧客管理・人事管理ソフトを作っていた…など
上記3つのカテゴリーのどれが経験あるのか、を求められます。
ちなみに、スマホアプリの開発経験はあってもなくても良いです。なぜなら企業にもよりますが、スマホアプリの開発経験はそこまで重要視されません。
応募企業と相性の良いフレームワークが使える
フレームワークは同じものを使っていると評価されるので「応募したい企業がどのフレームワークを使っているのか?」「自分が使えるフレームワークと同じなのか?」「または相性が良いのか?」という点を、事前に調べておくと良いです。
Javaでよく使われる代表的なフレームワークには以下の5つがあります。
- Play Framework
- Spring Framework
- Apache Struts
- Wicket
- JSF
とはいえ、いくつかあるフレームワークの中で「このフレームワークは違うからダメ」というわけではありません。
フレームワークは同じものを使っていればより評価され、違うものを使っていたからといって減点になることはないです。
Javaのフレームワークについては、以下の記事も参考にしてみてください。
Javaエンジニアの転職に資格は必要?
Javaエンジニアの転職に、資格はあってもなくても良いです。
ちなみに、Javaの資格には以下のようなものがあります。
-
Oracle認定Javaプログラマ
試験区分:Bronze、Silver(国際試験)、Gold(国際試験) -
Javaプログラミング能力認定試験
試験区分:3級、2級、1級(実技試験)
資格があれば、スキルの証明や自分の実力を試すきっかけにはなりますが、Javaエンジニアの場合はあまり重要視されません。
資格をまったく評価されないというわけではないですが、企業側は資格よりも、経験やスキルを重視しています。
未経験でJavaエンジニアへの転職は可能?【パターン別】
未経験でJanvaエンジニアに転職できるかどうか、以下3つのパターンに分けて解説します。
自分に当てはまっているものを参考にしてください。
他の言語を使ったことはあるがJavaはやったことがない
企業によりますが「PHPやRubyなど他の言語を使っていた経験があるなら良い」と、内定をくれる企業はあります。
とはいえ、人気の企業や大手企業だと、Javaが使える人限定で求人を出している場合がほとんどです。
様々な言語の中でもJavaやCはゼロベースから書くので難易度が高く、JavaやCを経験してから別の言語を使うほうが勉強がラクだと言う人が多いです。
逆にPHPやRubyからJavaやCを使おうとすると、勉強が難しく苦労するケースが多いです。
Javaプログラミングは学んだことあるが実務経験がない
プログラミング教室に通っていたことはアピールにはなりますが、残念ながら実務経験としては認められないので、人気の企業や大手企業から内定をもらうのは難しいです。
常駐エンジニアとして働ける派遣や、大手企業の下請け会社であれば働ける可能性はありますが、激務薄給のブラック企業なケースが多く、挫折してしまう人が多いです。
とはいえ、開発をやらせてくれる企業で数年激務に耐え抜き経験を積めば、その後フリーランスになったとしても一気に年収が上がり、下克上ができるという特殊な業界でもあります。
人を育てるカルチャーのあるベンチャー企業などに巡り会えれば、人柄を見てくれて内定をもらえるというケースもあります。
プログラミング自体が未経験
プログラミング自体が未経験という人は、プログラミング教室に通い、知識を身につけるところから始めましょう。
「プログラミング自体は未経験だけど、やる気はあります!」と企業にアピールしても「パソコン1台あればプログラミングはできるのに、自分で書いた経験がないって本当にやる気があるの?」と思われてしまい、お見送りになってしまいます。
また、プログラミングをやったことがない人が陥りやすいのが、エンジニア業界とのミスマッチです。
実際にプログラミングを勉強しようと思っても、独学ではなかなか難しく、精神的にもツラく挫折してしまう人が多いので、TECH::CAMPというプログラミングスクールに通って、プロに学んでから転職することをおすすめします。
スクール受講後の就職率は98%を誇り、エンジニア未経験からの就職・転職にオススメのプログラミングスクール。
独学で挫折してしまう人が多い中、受講者の96%がカリキュラムを完了し、卒業できている。
ポイント
- 独学で挫折する人が多い中、TECH CAMPの修了率は96%
- カリキュラムの修了後の就職率は98%という安心感
こんな人がおすすめ!
- プログラミングを1から教えて欲しい人
- 未経験からエンジニアとして就職したい人
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Javaエンジニアの年収は552万円
2017年に求人検索エンジンのがスタンバイが、エンジニアの言語別年収ランキングを公表したところ、Javaの平均年収は552万円でした。
Scala | 626万円 |
---|---|
Python | 601万円 |
Kotlin | 577万円 |
Swift | 562万円 |
Ruby | 562万円 |
Java | 552万円 |
Perl | 551万円 |
C言語 | 538万円 |
JavaScript | 536万円 |
PHP | 522万円 |
エンジニアの中では平均的な年収ですが、国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、平成30年度時点で日本の平均年収は約441万円なので、一般的に見ればJavaの年収は高いと言えます。
Javaの年収が高い理由としては、大手企業の多くが取り入れている言語なため、自然とJavaの年収レートも高くなっています。
Javaの年収について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
そもそもJavaエンジニアの需要や将来性は?
プログラミング言語別に求人数をまとめているNojovによれば、2020年1月16日時点で、Javaの求人数は数ある言語の中で2番目に求人数が多いので、Javaは非常に需要のある言語だといえます。

Javaエンジニアの求人について、レバテックキャリアで調べてみたところ、以下のような企業の求人がありました。
Javaエンジニアを募集している企業
Javaエンジニアの求人は、1度耳にしたことのあるような、大手企業・人気企業の求人が非常に多いです。
また、Tiobeのデータによると、Javaの需要は2017年に大きく落ちていますが、徐々に取り戻しています。

新しい言語の登場などにより一時は需要が落ちたものの、大手企業や人気企業はJavaを使っています。
また、Javaは取得するのに難易度が高く、短期間で取得できる言語ではないのでその分求人数が増え、需要と将来性のある言語と言えます。
Javaの将来性については、以下の記事も参考にしてみてください。
Javaエンジニアとして転職を検討している人へ
Javaエンジニアとして働きたいなら、転職エージェントを活用することをおすすめします。
Javaエンジニアは大手企業や人気企業の求人が多く、そういった求人は倍率が高いので、たくさんの転職者の中に埋もれないためにしっかりと面接対策をしておく必要があります。
しかし、企業が面接でどんな質問をしてくるのか?どういう人材を求めているのか?という点を自分で調べるには限界があります。
転職エージェントは無料で面談を通じてあなたの条件や経験・スキルに合った企業を選定してくれて、転職に関する様々な相談に乗ってくれます。
面接対策はもちろん、履歴書・職務経歴書の添削や企業の採用担当者にあなたの魅力をアピールしてくれます。
以下はおすすめの転職エージェントです。転職エージェントは1社だけに登録するのではなく、2〜3社に複数登録をし、自分にマッチする転職エージェントを選ぶと内定獲得率は上がる傾向にあります。
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未経験からJavaエンジニアを目指すなら
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Javaは非常に難易度が高いので、独学で習得するのは困難です。TECH::CAMPでは、プロのエンジニアが高く評価している教材を使い、プログラミングの基礎を教えています。
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