サーバーエンジニアの転職事情|求められる経験・スキルを解説

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サーバーエンジニアの転職事情について現役のプロが徹底解説します。

求められるスキル・経験、未経験でも転職できるのか、資格は取得すべきなのかなどを分かりやすく説明します。

サーバーエンジニアの転職に求められる経験・スキル

サーバーエンジニアの転職では2〜3年以上の経験年数が求められます。

大手企業への転職を考えているのなら、3〜5年の実務経験はあって当たり前の世界です。

求められるスキルですが、ぶっちゃけ会社によって異なります。サーバーエンジニアの求人票に目を通し、とくに多かった必須スキルを以下で紹介します。

求められる必須スキル・経験

  • サーバー構築経験
  • チームでの開発経験
  • サーバーにおけるいずれかの経験
    設計、構築、運用、保守
  • 業務系アプリケーションの開発経験
  • フロントエンド領域での開発経験

求められマインド

  • 新しい技術を学ぶのが好きな人
  • チームワークを大切にしている人
  • アウトプットにこだわりがある人
  • コミュニケーション能力が高く、周りを巻き込んで仕事ができる人
  • 好奇心や探究心がある人
  • 積極的に仕事に取り込める人

求められるスキル・経験は企業によって異なるので、気になる求人票はしっかり確認することをおすすめします。

大手企業が求めるスキル・経験

大手企業は中小企業よりも転職難易度が高く、求めるスキルや経験も高い傾向にあります。

どれぐらいのスキル・経験を求められるのかについて、簡単ですが紹介します。

キーエンス
年収:1,000~1,400万円
必須要件 ・システム開発のスキル、経験
・クラウドを用いたサービスインフラの開発、運用経験
・チーム開発経験
・自ら積極的に業務に取組める人
・コミュニケーションスキルが高い人
歓迎要件 ・データサイエンティストとして機械学習システムと連携して開発・運用した経験
・大規模データを支える基盤開発経験
・DMP構築、運用経験
・プロトタイプ開発経験
・統計や機械学習の基礎的な知見
富士ソフト
年収:380~800万円
必須要件 ・製品の仕様検討から市場投入までのプロセス経験
・ネットワークに関する知見がある
・インフラ基盤の導入知識を持っている
・ソフトウェア開発経験
・実務経験は5年以上
歓迎要件 ・マイクロソフト製品の設計、構築、導入経験
・Microsoft サーバーOS設計知識、構築経験
・Microsoft サーバーOSアップグレード設計知識、構築経験
・プレゼンテーション経験

未経験でサーバーエンジニアへ転職するのは可能

中途の場合、未経験からサーバーエンジニアへ転職するのは可能ですが、相当の努力が求められます

未経験からサーバーエンジニアへ転職する具体的な方法には以下の2つがあります。

どちらも相当の覚悟と努力が求められるイバラの道であることは覚悟しましょう。

  1. 誰でも採用する激務薄給の会社へ入る
  2. 独学でスキルを身につけて特定派遣で経験を積む

会社から給料をもらいながら、サーバーエンジニアとしてのスキル・経験を身につけたい場合は誰でも採用する激務薄給の会社に転職するしか方法はありません。

激務薄給な会社で現場に派遣され、そこでガムシャラに2〜3年働き、サーバーエンジニアとしての経験を積んでから転職するのが未経験からサーバーエンジニアになるオーソドックスな方法です。

激務薄給な会社へ入るのが難しい場合は、お金を払ってプログラミングスクールで基礎的なスキルを身につけてから、特定派遣会社に入り、同じく2〜3年経験を積む方法があります。

派遣される現場は大手企業の下請けが多く、そこで大手企業で通用する経験を積むことができます。ちなみに大手企業の下請けとして派遣される現場には、日立や金融会社などがありますね。

仕事を発注している大手企業は予算があるのもあり、下請け会社は未経験でも人材が欲しいので、努力する覚悟があれば未経験でもサーバーエンジニアになるチャンスはあります。

経験を積んだあとのキャリアステップ

激務薄給の会社もしくは特定派遣で2〜3年、しっかり経験を積めば、IT企業やメガベンチャーへ転職できるようになります。

実際に未経験からスタートした人でよくあるキャリアステップは、経験を積んでからゲーム会社へ転職するケースが多いです。

ゲーム会社はイベントなどでユーザーの大量アクセスがあるため、サーバーが落ちないように投資をする必要があります。普通のサイトよりもアクセスの増減が激しく、サーバーサイドの技術がとくに求められています。

例えば、DeNAグリーサイバーエージェントコロプラといったゲームが主力事業になっている企業は、安定してゲームを配信できるようにインフラ面にコストをかけており、サーバーエンジニアの募集枠も多いです。

ゲーム会社以外であれば、Yahooやメディア系企業、金融系企業の求人も豊富にあります。

未経験の状態ではこれらの企業には転職できないため、激務薄給の会社もしくは特定派遣で覚悟を持って経験を積めば、将来的には大手企業へ転職することも可能です。

サーバーエンジニアの転職で資格は有利になる

実際の現場で資格が役に立つかと言われると話は変わってきますが、面接においては有利に働きます

難しい試験をパスし、資格を取得できているという点で、エンジニアとして必要な知識を有している証明になるので評価されます。とくに未経験からサーバーエンジニアへ転職したい人には有効です。

ただ、サーバーエンジニアで評価される資格は難易度が高く、簡単に取得することはできません。

経験者でもしっかり勉強をしなければ取得できないので、勉強に時間を費やすべきなのか、それとも実際の現場に入ってスキル・経験を積むべきなのかをよく考えることをおすすめします。

念のために、サーバーエンジニアの転職で評価してもらえる資格を以下でいくつかご紹介します。

資格以外にもセキュリティの知識やプログラムコードの読み書きができるといったスキルなども持っていると、サーバーエンジニアとしての価値が高まり、面接で良い評価をしてもらえます。

なぜなら、データベース・Web・アプリケーションなど、世の中にはさまざまなサーバーがあるからです。どれか1つだけでなく、複数のサーバーを扱える人材のほうが重宝されます。

サーバーエンジニアの求人を探すときの注意点

サーバーエンジニアはネットワークエンジニアやインフラエンジニアと混同されやすく、求人を探す際には注意が必要です。

実際、サーバーエンジニアとネットワークエンジニアを合わせてインフラエンジニアと呼ぶケースもあります。

それぞれの業務領域が曖昧な部分が多く、サーバーエンジニアがインフラやネットワーク周りの業務も担当するケースがあるので、求人票で業務内容をしっかり確認するようにしてください。

職種 仕事内容
サーバーエンジニア ・サーバー機器の構築作業
・サーバーの運用・保守作業
ネットワークエンジニア ・ネットワーク設計
・ネットワーク構築
・ネットワーク監視・運用
インフラエンジニア ・ITインフラの設計・構築
・ITインフラの運用・保守

例えば、募集職種がサーバーエンジニアだったとしても、求められるスキル・経験に「ネットワーク構築経験3年以上」とあれば、ネットワークエンジニアとしての業務があると考えたほうが良いでしょう。

ネットワークエンジニア、インフラエンジニアについて、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。

関連記事ネットワークエンジニアへ転職!気になる年収やキャリアパスなどを解説!
関連記事インフラエンジニアへ転職するには?未経験でも内定獲得できる方法を大公開

サーバーエンジニアの平均年収は467万円

dodaが発表している「平均年収ランキング 最新版【職種別】(2020年版)」によると、サーバーエンジニアの平均年収は467万円です。

全国の平均年収が441万円なので、サーバーエンジニアのほうが年収が高いことが分かります。

サーバーエンジニアは企業の規模によって年収に大きな開きが出ます。人件費にお金をかけられる大手企業であれば年収1000万円を目指せますが、そこまでコストをかけられない中小企業の場合は700万円ぐらいが限度です。

サーバーエンジニアの年収について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もおすすめです。フリーランスとして独立した場合の年収や年収を上げる方法などを解説しています。

関連記事サーバーエンジニアって年収どれぐらい?給料がUPするコツを大公開!

サーバーエンジニアは需要と将来性しかない

サーバーエンジニアの需要は、今後なくなることはありません。

なぜなら、パソコン・スマホ・ゲーム機など、どの機器でも必ずサーバーを通らないと通信ができないからです。サーバーはIT社会を支えるインフラとして必要不可欠なものなので、この先も需要はあります。

ただ、サーバーの運用・保守しかできないエンジニアの需要は減っていきます。その理由としては、クラウドの普及により、運用業務の自動化が進んでいるだけでなく、サーバー機器の保守が必要なくなるからです。

総務省のクラウドサービスの利用状況

総務省が発表している「クラウドサービスの利用状況」によると、クラウドサービスを一部でも利用している企業は年々増加しています。

2016年は46.9%の企業が利用していたのに対し、2017年には56.9%も増加しています。1年で10%も増えており、これは今後も加速していくでしょう。

そのため、クラウド上でサーバーを構築できるサーバーエンジニアは重宝されるので、将来性は十分にあると言えます。

サーバーエンジニアの転職面接のポイント

サーバーエンジニアの転職面接で押さえておくべきポイントを3つに分けてご紹介します。

また、サーバーエンジニアが転職する際につまずきやすいポイントについても説明します。

面接の基本的な流れや逆質問の答え方についてなど、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もおすすめです。

関連記事転職面接でよく聞かれる質問集!成功率を上げる対策法を徹底解説

志望動機

サーバーエンジニアの志望動機で面接官が知りたいのは、主に以下の3点です。

  1. ツライ仕事をやり抜く覚悟はあるのか
  2. 自社とマッチしているか
  3. 本人の希望とマッチしているか

志望動機を考える際には、上記の3点を意識して考えるようにしましょう。

その上で、企業がどのような人材を求めているのか、たくさんの企業がある中でなぜ自分はこの会社を選んだのかを明確にし、具体的なエピソードを交えて話せるようにすると良いです。

基本的な志望動機の考え方について、もう少し詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。

関連記事【回答例付】プロが教える転職面接で面接官に響く志望動機の考えかた!

転職理由

転職理由はウソをつかず、本音を話すようにしてください。

印象が良くない転職理由だとウソをついたり、ごまかしてしまう人もいるのですが、本音を話さないほうが印象が悪いです。

「本音かどうかなんて判断がつかないでしょ?」と思われますが、面接官はこれまで多くの面接をやってきており、応募者が本当のことを言っているのかをすぐに見抜くことができます。

ウソをついてごまかしてしまうと、本当のことを言ってないから判断ができない=お見送りになってしまうケースが非常に多いです。

本音で話す際に大切なのは不満をただ言うのではなく、建設的でポジィティブな表現に言い換えるだけで面接官の印象が良くなるのでおすすめです。

転職理由の考え方について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。

関連記事転職理由を面接で上手く伝える方法!面接官にハマる回答例付き!

自己PR

自己PRでは「仕事と関連する強み」と「強みの活かし方」の2つを意識して話すようにしましょう。

面接での自己PRは面接官に「自分を採用すると、どのようなメリットがあるのかをPRする場」です。そのため、雇いたい!と思ってもらえるような魅力的な強みを強調して伝える必要があります。

求人票やコーポレートサイトなどを見て、求人企業がどのような人材を求めているのか、自分のスキルや経験をどのように活かせるのかを具体例を交えながら話せるようにしておくと良いです。

自己PRの考え方について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。

関連記事【例文付】転職が成功する自己PRを書く3つのポイント

つまずきやすいポイント

サーバーエンジニアが面接でつまづきやすいのは、以下の4つが多いです。

  1. 傲慢でマナーが悪い
  2. 目を合わせずにコミュニケーションを取る
  3. 自分のやりたい技術ばかりをアピールする
  4. 清潔感がない

面接では身だしなみやマナーもしっかり確認されるので、清潔感のある服装で行くようにしてください。また、面接官と目を合わせられない人は、俯いたり、違うところに視線を移すのではなく、面接官の首元を見るようにすると良いです。

自分のスキルに自信があると、ついつい傲慢な態度になってしまう人もいます。しかし、会社では他の人と協力して仕事をおこなわなければならず、傲慢な態度が過ぎると協調性のない人だと思われてしまいます。

一緒に仕事をしたくない人と思われてしまえば、どんなにスキルがあっても意味がありません。そのため、面接では謙虚な姿勢を忘れないようにしてくださいね。

面接のマナーや服装について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もおすすめです。

関連記事転職面接で失敗しない基本のマナー!入室から服装まで徹底解説!
関連記事転職面接で迷う服装|男女別に印象が良くなる選び方などをご紹介!

面接の成功率を高めたいなら

面接での成功率を高めたいのなら、転職エージェントを頼ることをおすすめします。

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また、企業に合わせた面接対策もおこなってくれ、どのように答えれば面接官の印象が良くなるのかを教えてくれます。

利用する転職エージェントはエンジニアの転職に強く、IT・Web業界に特化したところが良いです。IT業界に特化した転職エージェントは、元エンジニアや業界に精通したキャリアアドバイザーがサポートしてくれるのでおすすめです。

筆者としてはIT業界に特化した転職エージェントの中から2社、大手転職エージェントの中から2社程度複数登録することをおすすめします。複数登録すれば、それぞれを比較しながら1番良いところにサポートを依頼でき、効率良く転職活動ができるからです。

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