
【やめとけ?】Webディレクターはなくなる?需要・将来性・年収を転職のプロが解説
Webディレクターの将来性や今後の需要について、現役キャリアアドバイザーが解説します。
AIによる代替リスクが低い理由、平均年収447万円のデータ、キャリアパスの選び方まで、2026年の最新情報をもとにWebディレクターとして長く活躍するための実践的な情報をまとめました。
Webディレクターの需要は大きい
転職市場において、Webディレクターの需要は引き続き大きいです。
需要が大きいと言われても、ぶっちゃけどれぐらいなのかわかりにくいと思うので、同じクリエイティブ職の中でよく比較されるWebデザイナーと求人数を見比べてみました。
※dodaの2026年上半期転職市場動向レポートを元に作成
Webデザイナーの求人はAIツールの普及により定型業務が代替され、減少傾向にあります。一方でWebディレクターは、プロジェクトが複雑化し多様なデジタルチャネルの統合が進む中で、今後も求人が増加することが予想されています(doda 2026年上半期転職市場動向レポート)。
同じWeb系の職種でも、こうはっきりと明暗が分かれています。Webディレクターという職種が転職市場でいかに求められているか、おわかりいただけると思います。
Webディレクターの将来性は高い
Webディレクターは需要だけでなく、将来性も高い職種だと言えます。
なぜ将来性が高いと言えるのか、理由を2つに分けて説明します。
1. WebディレクターはAIに代替されにくい
Webディレクターとは、プロジェクトの監督・指揮・管理をおこなう人のことです。エンジニアやデザイナーをまとめるリーダー的な存在で、プロジェクトが円滑に進むよう設計・進捗管理をしながら、何よりメンバーをまとめるコミュニケーションが求められます。
AIに代替されやすいのはパターンの決まった反復作業です。対して、Webディレクターの仕事の本質は「人をまとめること」と「判断すること」にあります。この2つはAIにとって現時点では難しい領域です。
| AIに代替されやすい業務 | AIに代替されにくい業務 |
|---|---|
| 定型レポートの作成・集計 | クライアントとの要件定義・合意形成 |
| バナー・LPの自動生成 | チームの調整とマネジメント |
| コーディングの一部作業 | プロジェクト全体の優先順位判断 |
| 簡単なライティング・コピー | トラブル時のリカバリーと意思決定 |
Webディレクターの仕事は、表の右側にあたるものが中心です。AIがデザインや開発の定型業務をこなせるようになった今だからこそ、それらを束ねて成果につなげるディレクターの役割は、むしろ重要性が増しています。
具体的にどのような仕事があるのか、以下にまとめてみました。
Webディレクターの業務内容
- スケジュールの進行管理
- コンテンツの品質管理
- メンバーの選定
- クライアントと現場スタッフの橋渡し
Webプランナーと兼任する場合は、Webサイトのコンテンツを企画したりクライアントへの提案をおこなうことも仕事の範囲に含まれます。
Webプランナーを兼任する場合
- 企画書の作成
- 取材・撮影
- 要件定義
2. Web開発案件がなくなることはない
Web開発案件は、今後もなくなることはないと見ています。
Webサービスを活用したい企業は年々増え続けており、ビジネスにおけるWebの重要性はますます高まっています。また、1つの案件に対して基本的に1人以上のWebディレクターがつくため、案件数が増えれば増えるほど需要も比例して拡大します。
求められるスキルは時代によって変わっていきますが、逆に言えば変化に合わせてスキルを更新していける人は、この先も安定して仕事を得やすい職種です。
Webディレクターの年収はどれくらい?
将来性が高いと言っても、実際に稼げるのかどうかが気になる方も多いと思います。複数のデータをもとに整理してみました。
| 年代 | 平均年収(doda調査) |
|---|---|
| 20代 | 387万円 |
| 30代 | 482万円 |
| 40代以上 | 550万円〜 |
※doda「年収の高い職業は?平均年収ランキング」2024年9月〜2025年8月集計データをもとに作成
全体の平均年収は約453万円(doda調査)で、日本のビジネスパーソン全体の平均429万円を上回っています。また、上流工程への関与やマネジメント経験によって年収の幅が広がりやすく、スキルと経験を積めば700〜800万円台に届くケースも珍しくありません。
Webデザイナーをはじめとするクリエイティブ職全体の平均年収が396万円であることを踏まえると、ディレクターという上流工程を担うポジションとして、相対的に高い水準にあると言えます。
Webディレクターのキャリアパス
Webディレクターは異業界への転職は少なく、同じ業界内で転職するケースが多いです。
Webディレクターの転職先は、大きく3つの業態に分けることができます。
- Web制作会社
- 広告代理店・マーケティングコンサル会社
- 自社でプロダクトを運営する事業会社
ある程度のキャリアを積んだWebディレクターには、Web制作会社への転職はおすすめしません。言われたものを作ることが仕事の中心になるため、ビジネスへの貢献を実感しにくく、市場価値も上がりにくいからです。ビジネスモデル的にも「いかに安く・早く作るか」が重視されやすく、激務薄給になりやすい傾向があります。
キャリアパスとしておすすめなのは、広告代理店・マーケティングコンサルティング会社と、自社でプロダクトを運営している事業会社です。難易度の高い案件に関わりながら、Webマーケター的な視点・役割も求められるため、経験とともに年収も上がりやすいです。
Webディレクターの年収について詳しく知りたい方は、以下の記事もおすすめです。
Webディレクターが独立すれば年収1000万も可能
Webディレクターが独立した場合に年収1000万円を目指せるかどうかは、どのような会社員経験を積んできたかによります。
Web制作会社出身のWebディレクターが独立しても、年収1000万円を実現するのは難しいです。高い営業力があって良い案件を継続的に受注できれば不可能とは言いませんが、現実的には厳しいケースが多いのが実情です。
一方で、広告代理店やマーケティングコンサル・事業会社でのWebディレクター経験を持つ人が独立した場合は、年収1000万円は十分に現実的です。会社員として市場価値が高い人は、フリーランスとしても同様に評価されるからです。
フリーランスとして安定して稼ぐためには、以下のスキルと経験を意識的に積んでおくことが重要です。
- 対人折衝力(クライアントと対等に交渉できる力)
- 営業力(自分から仕事を取りにいける力)
- コミュニケーション能力
- クライアントの事業分析(課題を理解して提案できる力)
- 見積もりを出す力(適正価格で受注できる力)
フリーランスとして独立すると、仕事を取ってくる力として対人折衝力や営業力、コミュニケーション能力が必要になってきます。
クライアントの事業分析ができると「こうすればもっと成果が出ますよ」という上流の提案ができるようになり、単価が大幅に上がります。見積もりを適正に出せることで、安く買い叩かれるリスクも下げられます。
Webディレクターの転職にはキャリア相談サービスがおすすめ!
Webディレクターとして転職を考えている場合、キャリア相談サービスの活用がおすすめです。
どの業態に転職すればキャリアアップや年収アップにつながるか、自分だけではなかなか判断できないことが多いです。キャリアアドバイザーは詳細な企業情報を持っているため、自分の指向性に合った方向性を一緒に考えてもらえます。転職後のミスマッチを防ぐためにも、使わない手はないと思います。
キャリア相談サービスはそれぞれ特色が異なるため、2〜3社に複数登録して比較し、最終的に自分と相性の合う1社に絞るのが、納得のいくキャリア選択をするうえでのおすすめの進め方です。
特に、キャリアゴールから逆算して丁寧にカウンセリングを重ねるすべらないキャリアエージェントのようなサービスは、Web・IT業界でのキャリアアップを腰を据えて準備したい人に向いています。
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