Webディレクターの将来性・需要・キャリアパスをプロが徹底解説
Webディレクターの将来性や需要について、転職のプロが徹底解説します。
また、Webディレクターにおすすめのキャリアパスや独立したら稼げるのかについても分かりやすく説明します。
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Webディレクターの需要は大きい
転職市場において、Webディレクターの需要は大きいです。
需要が大きいと言われても、ぶっちゃけどれぐらいなのかわかりにくいので、求人で同じクリエイティブに分類されていることが多いWebデザイナーと求人数をそれぞれ比較してみました。
2020年1月22日時点のマイナビエージェント、レバテックキャリアに掲載されている求人を上記のグラフにまとめています。
マイナビエージェントが保有しているWebディレクターの求人数は272件、Webデザイナーが160件で、112件もの差があります。
dodaはWebディレクターが422件、Webデザイナーが355件、67件もの差があります。
レバテックキャリアはWebディレクターが126件、Webデザイナーが112件、14件もの差があります。
転職エージェントによって得意領域があるにも関わらず、Webディレクターの求人のほうが多いということは、それだけ需要も大きいことがわかると思います。
Webディレクターの将来性は高い
Webディレクターは需要だけでなく、将来性も高い職種だと言えます。
なぜ、Webディレクターの将来性が高いと言えるのか、その理由を2つに分けて説明します。
1.WebディレクターはAIに代替されにくい
Webディレクターとは、プロジェクトの監督・指揮・管理をおこなう人のことです。つまり、プロジェクトに関わるエンジニア、デザイナーなどをまとめる、いわばプロジェクトのリーダー的な存在です。
プロジェクトが円滑に進むように設計や進捗管理をするのは当然ですが、何よりもメンバーをまとめるコミュニケーションが求められます。
コミュニケーション能力はAIに代替されないので、Web系の職種の中でも将来性が高い職種の1つだと言えます。
具体的にどのような仕事があるのか、以下にまとめてみました。Webディレクターはプロジェクトのディレクションをおこなうのが主な業務ですね。
Webディレクターの業務内容
- スケジュールの進行管理
- コンテンツの品質管理
- メンバーの選定
- クライアントと現場スタッフの橋渡し
Webプランナーと兼任する場合は、Webサイトのコンテンツを企画したり、クライアントへの提案も仕事内容に含まれます。具体的には以下のような仕事も加わります。
Webプランナーを兼任する場合
- 企画書の作成
- 取材・撮影
- 要件定義
2.Web開発案件がなくなることはない
地球の文化レベルが近代まで後退することもない限り、Web開発案件はなくなることはないです。
Webサービスを活用したい企業は年々増え続けており、ビジネスにおいて必要不可欠となっています。そのため、案件が減るということは考えにくいですね。
そして、1つのWeb開発案件に対して、基本的に1人以上のWebディレクターがつくので仕事はなくならないでしょう。
求められるスキルは年々変わっていっているので、時代に合わせて付加価値のあるスキルを身につけていけば、この先も十分稼ぐことができると言えます。
Webディレクターのキャリアパス
Webディレクターは異業界への転職は少なく、同じ業界内で転職するケースが多いです。
Webディレクターの転職先は、大きく3つの業態に分けることができます。
- Web制作会社
- 広告代理店、マーケティングコンサル会社
- 自社でプロダクトを運営する会社
Wedディレクターとしての経験・スキルが十分にある人は、Web制作会社への転職はおすすめできません。なぜなら、Web制作会社は言われたモノをただ作るだけなので、キャリアパスに繋がる経験を積むことができないからです。
また、ビジネスモデル的にいかに安く、たくさん作れるかが重要になってくるため、激務薄給になりやすいです。
Webディレクターのキャリアパスとしておすすめなのは、2番の広告代理店・マーケティングコンサルティング会社と、3番の自社でプロダクトを運営している会社です。Web制作会社よりも難易度の高い仕事に関われるだけでなく、Webマーケター的な思考、役割も求められるため、年収も上がりやすいです。
Webディレクターの年収について、詳細を知りたい人は以下の記事もおすすめです。
Webディレクターの転職にはエージェントがおすすめ!
Webディレクターが転職をする際、転職の専門家である転職エージェントを利用することをおすすめします。
先ほども紹介したように、Webディレクターを採用している業態は大きく3つに分かれています。どの業態へ転職すれば、キャリアアップや年収アップできるのか、自分だけではなかなか判断することができません。
また、転職エージェントは詳細な企業情報や求人情報を持っているので、担当キャリアアドバイザーから自分の指向性に合った求人を紹介してもらえるため、転職後のミスマッチを防げます。
そこで現役のキャリアアドバイザーである筆者がWebディレクターの転職におすすめのエージェントをいくつかピックアップしてみました。
転職エージェントはそれぞれ異なる特色があるため、大手転職エージェントの中から2〜3社、特化型転職エージェントの中から1社程度、複数登録し、最終的に自分と相性の合う1社に絞り込むと納得のいく転職ができておすすめです。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
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Webディレクターが独立すれば年収1000万も可能
Webディレクターが独立すれば、年収1000万円を稼ぐことも可能ですが、場合によります。
Web制作会社のWebディレクターが独立しても、年収1000万円を稼ぐことはできません。高い営業力があって、良い案件を受注できるスキルがあれば、不可能ではありませんが、現実的に考えて難しいです。
広告代理店、マーケティングコンサルティング会社、自社でプロダクトを運営している会社のWedディレクターが独立した場合は、年収1000万円を稼ぐことは可能です。
なぜなら、会社員としての市場価値が高いのと、独立して市場価値が高いのはイコールだからです。
フリーランスとして稼げるWebディレクターになりたいのなら、以下のスキルと経験は身に付けるようにすると良いでしょう。
- 対人折衝力
- 営業力
- コミュニケーション能力
- クライアントの事業分析
- 見積もりを出す力
フリーランスとして独立すると、仕事を取ってくる力として対人折衝力や営業力、コミュニケーション能力が必要になってきます。
また、クライアントの事業分析ができると、クライアントの事業に精通することにもなるため「こうやったらもっと儲けられますよね」といった提案ができるようになります。
見積もりを出す力は忘れがちですが、価格交渉を上手くできるようになれば、安く買い叩かれないような提案をすることもできます。
独立するのならフリーランス専門サービスがおすすめ
フリーランスを専門にサポートしているレバテックフリーランスでは、Webディレクターの案件も多数取り扱っています。
レバテックフリーランスでは、スキルや希望に合った案件を高い専門性を持ったコーディネーターが提案をしてくれます。案件の提案だけでなく、企業との年収交渉や契約なども代行してくれ、非常に便利なサービスです。
利用すれば自分で企業に対して営業をする必要はなくなるので、余計な時間や負担を減らすことができます。
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