警備員から転職 おすすめ

警備員から転職は可能?おすすめ職種7選と活かせるスキルを解説

    警備員から転職したいけれど、経験が活かせず難しいのではと不安に感じていませんか。

    この記事では転職の難易度から活かせるスキル、おすすめ職種7選、年代別の転職方法、評価されるポイントまで解説します。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現インディードリクルートパートナーズ)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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警備員から転職は可能?難易度と結論

警備員から他の仕事に移りたいけれど、本当にできるのかと不安な人は多いです。結論から言うと、警備員からの転職は十分に可能です。ただし難易度はやや高めなので、仕事選びは慎重に進めるのがおすすめです。

難しいと言われるのは、警備の仕事で身につくスキルが特殊で、他の業界に応用しにくいからです。同業への転職以外は未経験扱いになりやすく、オフィスワークへ直接移るのはハードルが上がります。

ただ、未経験でも挑戦できる職種を選べば、可能性は大きく広がります。とくに20代から30代前半なら、企業はスキルよりも将来伸びるポテンシャルを重視して採用してくれるからです。

実際、企業が中途採用の選考で重視しているのは、専門的な経験よりも仕事への姿勢や人柄です。以下は選考で重視した点をまとめたものです。

中途採用で重視した点 割合
職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 72.7%
コミュニケーション能力 66.9%
マナー・社会常識 58.1%

出典:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査」

業務経験や資格といった専門スキルの重視度は下がり、姿勢や対人面が評価されているのがわかります。このスキルは大きく2つに分けて考えると整理しやすいです。

ポータブルスキル

業種や職種が変わっても持ち運べる汎用的なスキルのこと。コミュニケーション力や責任感などが当てはまります。

テクニカルスキル

その仕事特有の専門スキルのこと。警備の巡回ノウハウや警備員検定などが当てはまります。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

警備の仕事でスキルがないと悩む人はとても多いです。

でも巡回や受付で培った責任感や対応力は、どの職場でも通用するポータブルスキルなんですよ。

自分の強みは自分では気づきにくいものです。プロと一緒に言語化したいなら、マジキャリのようなキャリアコーチングに相談すると、自己分析から転職先選びまで一貫してサポートしてもらえます。

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キャリアコーチングをもっと知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

警備員が転職したいと感じる主な理由

警備員として働くなかで、ふと転職を考える瞬間ってありますよね。まずは多くの人が抱える代表的な理由を整理してみます。自分の気持ちを言葉にできると、転職の軸も見えてきます。

警備員が転職を考える主な理由

  • 夜勤や不規則なシフトで生活リズムが崩れる
  • がんばっても給与が上がりにくい
  • 決まった業務の繰り返しでやりがいを感じにくい
  • IT化が進み将来性に不安がある
  • 立ち仕事や夜勤で体力的にきつい

こうした不満は、裏返すと転職で叶えたい条件そのものです。夜勤がつらいなら日勤中心の仕事を、給与に不満があるなら成果が反映される仕事をと、次の軸に変換できます

大事なのは、不満をひとくくりにせず要素ごとに分けて考えることです。多くの人は不満が限界を超えてから動くため、現職のすべてが嫌に見えてしまいがちです。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

たとえば夜勤がつらいのか、給与が低いのか、人間関係なのかで打ち手は変わります。

本当の理由を取り違えると、転職しても同じ悩みを繰り返してしまうんですね。

警備員から転職する際に活かせるスキル

警備員の経験は活かせないと思われがちですが、言葉にして整理すれば立派な武器になります。ここでは他の仕事でも通用する4つのスキルを紹介します。

警備員が転職で活かせるスキル

  • 状況判断力・危機対応力

  • コミュニケーション力

  • 責任感・注意力

  • 体力・忍耐力

1つ目は状況判断力です。トラブルや異常を素早く察知し、その場で判断して動いた経験は、営業や接客など臨機応変さが求められる仕事で高く評価されます。

2つ目はコミュニケーション力です。受付や巡回で来訪者や通行人に対応してきた経験は、対人スキルとして販売や介護の現場で活きてきます。

3つ目は責任感と注意力です。人や施設の安全を守る仕事で培った集中力や誠実さは、ミスが許されない事務やドライバーの仕事で強みになります。

4つ目は体力と忍耐力です。長時間の立ち仕事や夜勤を続けてきたスタミナは、現場仕事や体を動かす職種で採用の後押しになります。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

これらはすべて、職種が変わっても持ち運べるポータブルスキルです。

職務経歴書では、どんな場面でどう動いたかという原体験とセットで書くと説得力が増しますよ。

警備員から転職するのにおすすめの職種7選

警備員から転職するなら、同業以外は未経験からのチャレンジが基本です。先ほどの活かせるスキルと結びつく職種を選ぶと、採用の可能性が高まります。以下の7職種がおすすめです。

営業

未経験から挑戦しやすく、将来の選択肢も広げやすいのが営業です。とくに個人向けや、自動車や住宅など形のある有形商材の営業は入りやすい傾向があります。

成果が給与に反映される仕事なので、コミュニケーション力や行動力を発揮できれば、警備員時代より収入を伸ばせる可能性も十分あります。

販売・接客

人と接する仕事が苦でないなら、販売や接客もおすすめです。受付や巡回で来訪者に対応してきた経験は、そのままお客様対応の下地になります。

その場の状況に合わせて臨機応変に動く力も、接客の現場では欠かせない強みとして評価されやすいです。

介護

人手不足が続く介護は、未経験や無資格でも歓迎される求人が多い職種です。周囲をよく見て気配りする力や、責任感を持って人と向き合う姿勢が活きてきます。

働きながら介護職員初任者研修などの資格を取れば、キャリアアップや収入アップも目指せます。

運送・ドライバー

体力に自信があるなら、運送やドライバーも選択肢に入ります。安全を第一に考える意識や集中力は、事故を防ぐドライバーの仕事と相性が良いです。

物流の需要は高く、普通免許から始められる求人も多いため、未経験からでも挑戦しやすい職種です。

施工管理・建設

現場でのトラブル対応や体力を活かせるのが施工管理や建設の仕事です。学歴や経験を問わない求人も多く、若手を育てる前提で採用する企業が増えています。

資格を取得すればさらに評価が上がり、長く安定して働けるキャリアを築きやすいのも魅力です。

事務・オフィスワーク

デスクワーク中心の働き方に変えたいなら、事務やオフィスワークも候補になります。正確さや注意力を求められる場面で、警備で培った丁寧さが活きます。

ただし基本的なパソコンスキルは前提になるため、応募前にWordやExcelの基礎を身につけておくと安心です。

インフラエンジニア

将来性を重視するなら、未経験者向けの研修が整ったインフラエンジニアもおすすめです。夜勤に慣れている警備員は、シフト勤務のある運用監視の仕事に適応しやすい面もあります。

手に職をつけてキャリアアップを狙いたい人にとって、学びながら市場価値を高められる職種です。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

なお、同じ営業でも、法人営業や無形商材、大企業などは中難易度以上になり、未経験からは簡単ではありません。まずは入りやすい職種から実績を積むのが現実的です。

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【年代別】警備員から転職する方法

警備員から転職する方法は、年齢や経験によって最適な進め方が変わります。わかりやすいように、以下の表にまとめました。

年代・経験 おすすめの方法
20代〜30代 リクルートエージェント
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40代〜50代 リクナビNEXT
ハローワーク
役職経験あり ビズリーチ
リクルートダイレクトスカウト

30代までの人には転職エージェントの利用がおすすめです。求人紹介だけでなく、書類の書き方や面接対策まで無料でサポートしてくれるので、未経験からの転職でも心強い存在になります。

なかでも求人数が多く実績が豊富なリクルートエージェントdodaマイナビ転職エージェントは、まず登録しておきたい定番です。

エージェントごとに得意分野が違うため、複数登録して比較するのが失敗を防ぐコツです。使い分けについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

40代から50代の人には、求人数が多いリクナビNEXTのような転職サイトや、ハローワークの活用がおすすめです。ハローワークは地元の求人が豊富で、経歴に自信がない人でも採用されやすい傾向があります。

ハローワークでの転職の進め方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

役職経験がある人や現在の年収が500万円以上の人は、ハイクラス向けのビズリーチリクルートダイレクトスカウトが向いています。スカウトを受け取りながら、より条件の良い求人を狙えます。

もし今の働き方に限界を感じているなら、まずは自分に合う求人があるかを知るところから始めてみてください。

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警備員からの転職で評価されるポイントと注意点

警備員からの転職で評価されやすいのは、有事の際に臨機応変に対応した経験や、慎重かつ素早く仕事を進めてきた経験です。任された業務だけでなく、自ら率先して動いた経験があれば積極的に伝えましょう。

大事なのはなぜそう動けたのかを過去の原体験や価値観とセットで語ることです。そうすると仕事への考え方や、何にやりがいを感じるかが面接官に伝わりやすくなります。

表面的な志望動機は、どうしても抽象的で一般的に聞こえてしまいます。自分だけの原体験を交えて理由を語ることで、説得力のある志望動機になります。

一方で注意したいのは、警備員の経験をそのまま活かせる仕事が少ない点です。だからこそ細かいことでも経験を洗い出し、伝えられるように準備しておく必要があります。

デメリット 面接で気をつけたい退職理由

  • 夜勤やシフトがつらい
  • 定型業務が多く退屈だった

退職理由をそのまま伝えると、後ろ向きな印象を与えてしまいます。「規則正しい生活で長く働きたい」のように、前向きな言葉に変換して伝えるのがポイントです。

また、オフィスワークが未経験の場合は、教えてもらう姿勢ではなく、自ら学んでいく姿勢を見せると評価されます。

ここまで見てきた通り、警備員からの転職は自己分析と志望動機づくりが成否を分けます。1人での言語化が難しいなら、マジキャリで専任コーチと過去を振り返り、面接で語れる志望動機を作り込めます。

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警備員から転職した人の体験談

実際に転職した人がどんな選択をしたのか、気になりますよね。ここでは警備員から転職した人の体験談を、Yahoo!知恵袋から3つ紹介します。

約7年前に転職しましたね。普通にエン・ジャパン、マイナビ転職などで普通に探しました。

警備会社に勤めてたくらいですから、自分の程度は熟知しているので、無駄に大手は狙ってませんでした。転職先は30人くらいの企業でしたが、給与も待遇もかなり上がりました。

Yahoo!知恵袋

身の丈に合った企業を狙ったことで、給与も待遇も上げられた例です。大手だけにこだわらないのも1つの戦略といえます。

転職といっても、同じ業種というのが大多数ですが、似ていて別業種というと、警察官になった人がいます。

全く別業種というと、警備員時代に電気工事士二種を取って工事屋になり、一種も取ってバリバリの電気工事屋になった人がいます。

Yahoo!知恵袋

在職中に資格を取り、異業種でキャリアを築いた例です。手に職をつける動きは、警備員からの転職と相性が良いです。

警備員やりながら勉強して宅建の資格をとって、不動産会社に転職した人がいました。給料かなり上がったって言ってたから成功と言えるでしょうか。

Yahoo!知恵袋

働きながら宅建を取得し、不動産業界で収入を上げた例です。目標を決めて資格を取れば、未経験からでも道が開けます。

警備員からの転職に関するよくある質問

最後に、警備員からの転職でよくある質問にお答えします。転職前の参考にしてみてください。

警備会社から別の警備会社に転職はできますか?

できます。研修期間が短く即戦力として活躍できるため、歓迎されやすいです。

ただし競業避止義務が設けられている場合は転職できないので、就業規則を確認しておきましょう。

警備員に将来性はありますか?

人手不足のため求人がなくなることはありません。

ただIT化で遠隔監視や警報機が普及しており、必要な人数が頭打ちになる可能性はあります。

40代・50代でも警備員から転職できますか?

可能です。ただし未経験職種は若手が有利なため、経験を活かせる仕事や人手不足の業界を狙うのが現実的です。

地元の求人が豊富なハローワークの活用も有効です。

警備員から転職できないと言われるのはなぜですか?

警備の経験が他業種で活かしにくく、準備不足のまま応募して苦戦する人が多いからです。

活かせるスキルの言語化と職種選びをしっかり行えば、十分に転職できます。

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