警備員から転職は可能?おすすめの仕事&評価されるポイントも解説!

警備員から転職 おすすめ

    警備員から転職したい人に向けて、おすすめの業種や方法をはじめ、面接時に評価されるポイントや注意点などについて解説します。

    また、実際に転職した人の体験談やよくある質問も合わせてご紹介します!

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末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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警備員から転職することは可能

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結論から申しますと、警備員から転職することは可能です。


ただし、転職難易度としては結構高めとなるので、仕事選びは慎重におこなうのが良いでしょう。

なぜなら、警備員は特別なスキルを身につけることが難しい職種だからなんです。また、他の仕事で警備員としての経験を活かしにくいです。そのため、一般的なオフィスワークの仕事に転職するということは厳しいと言えますね。

ですが、未経験でも挑戦できる職種でしたら転職できる可能性は大いにあります。

実は、企業は若手の転職者に対して専門的なスキルや即戦力を求めている訳ではなく、将来的に活躍できそうなポテンシャルを秘めているかを重要視しているんです。

厚生労働省の「平成30年若者雇用実用実態調査」の若年労働者の採用状況によると、20代が採用時に求められるスキルは以下のようになりました。

採用選考にあたり重要視した点 pt
職業意欲・勤労意欲・チャレンジ精神 77.9
コミュニケーション能力 71.7
マナー・社会常識 62.9
採用選考にあたり重要視しなかった点 pt
業務に役立つ職業経験・訓練経験 10.7
従順さ・会社への忠誠心 20.5
学歴・経歴 25.4

つまり、20代・30代前半の転職では業務の専門的なスキルや経験ではなく、仕事に対するスタンスやコミュニケーション能力があるかどうかを評価されます。

スキルというのは2つに分けて考えることができ、採用選考で重視されるスキルはポータブルスキルに該当し、重視しないスキルというのはテクニカルスキルに該当します。

ポータブルスキル

特定業務に紐づかず、どの業務にも汎用できるスキルのこと(ビジネスマナー、コミュニケーション力など)

テクニカルスキル

業務をおこなう際に必要な専門スキルのこと(営業力、マーケティング力など)

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転職におけるスキルがないと悩む人の多くがテクニカルスキルをみて、自分にはスキルがないと悩んでいます。

しかし、これまでの警備員の業務経験や学生時代の経験を経て培ったポータブルスキルというのは誰にでもあるはずです。

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徹底的な自己分析であなたのポータブルスキルを見つけ、警備員からの転職サポートはマジキャリへご相談ください。

マジキャリは、担当コーチと1対1で自己分析をおこない、あなたの志向性や適性を加味したキャリアプランの設計や転職サポートを得意としているキャリアコーチングサービスです。

マジキャリは、「キャリアアップが見込めない」「体力的に厳しい」といった警備員ならではの仕事・キャリアの悩みを解消しつつ、理想のキャリアを実現するためのサポートをします。

ポータブルスキルをアピールするポテンシャル採用は20代・30代前半を過ぎてしまうと転職したくても求人がなかったり、条件が悪い求人しか転職できないというリスクもあるので、できるだけ早い段階で行動に移した方が良いです。

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キャリアコーチングについてもっと知りたい人向けに、以下の記事でおすすめサービスを紹介しています。 ぜひ読んでみてください。

警備員から転職する際におすすめの業種

警備員から転職する際にどんな業種がおすすめなのか、事前にある程度知っておきたい部分ですよね。

同業の仕事を選ばなければ未経験からチャレンジできる業種がおすすめです。具体的には以下に挙げたようなものですね。

  • 営業
  • 販売・接客
  • 飲食
  • コールセンター
  • 介護
  • 清掃
  • ドライバー

警備員の経験やスキルは他の仕事では活かしにくいので、本当にゼロベースで未経験から受け入れてもらえるところを選ばないと、警備員から転職するのは厳しいでしょう。

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未経験でも転職できる可能性があり、将来的な選択肢を広がられる職種でおすすめなのは営業職ですね。その中でも可能性がより高いのは個人営業や有形商材を扱う営業です。


例えば、個人営業なら不動産や日用品など一般消費者に対しておこなう営業が挙げられます。


一方、有形商材の営業であれば、自動車や家電製品など形のあるものを売る営業が挙げられますね。

ただし、一般的に未経験でも挑戦しやすい営業職でも中難易度以上の求人は難しいと言えます。具体的には、法人営業や無形商材を扱う営業、大きな企業などですね。

自分に合った仕事を見つけるためには

自分に合った仕事を自力で見つけるのは大変ものです。そんなときにおすすめなのは転職エージェントです。

転職エージェントではその人の希望をしっかりとヒアリングした上で、最適な求人の紹介をしてくれます。求人紹介だけでなく、履歴書・職務経歴書の書き方、面接対策などもおこなってくれるので、警備員から転職する際にも心強い存在です。

警備員から転職した人など、さまざまなサポート実績がある転職エージェントがとくにおすすめです。

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警備員から転職する方法

警備員から転職する方法ですが、年齢や経験によって大きく異なってきます。分かりやすいように、以下の表にまとめてみました。

20代〜30代 リクルートエージェント
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マイナビエージェント
40代〜50代 リクナビNEXT
ハローワーク
役職経験あり ビズリーチ
リクルートダイレクトスカウト

30代までの人には転職エージェントの利用がおすすめですね。転職エージェントは数多くありますが、ここで大事なのは得意領域が異なるため、自分の希望にあった求人を保有しているエージェントを選ぶことです。

その中でも具体的には求人数が多く支援実績が豊富なリクルートエージェントdodaマイナビエージェントの利用をおすすめします。

一方、40代〜50代の人には転職サイトまたはハローワークがおすすめです。転職サイトといっても色々ありますが、40代〜50代の人におすすめなのは求人数が多いリクナビNEXTです。

役職がある人や専門性の高いスキル・知識を持っている人、現在の年収が500万円以上であれば、ハイクラスやエグゼクティブ・ミドルを専門にして特化しているビズリーチなどがおすすめですよ。

また、ハローワークを利用して転職するのもアリですね。様々な職種の求人があるので、地元で求人を見つけたい人に最適です。さらに、ハローワークに掲載されている求人は転職回数や職歴が短い人でも採用している企業が多くあるため、経歴に自信のない人でも採用される傾向が高いですよ。

さらに詳しくハローワークでの転職について知りたい人は、ぜひこちらの記事にも目を通してみてください!

警備員から転職する際に評価されるポイント

警備員から転職するときに評価されるポイントがあれば、その点についても知っておきたいところですよね。

警備員から転職するときに評価してもらえるポイントは、有事の際に臨機応変に対応した経験や他の人と比較してより慎重かつ素早く仕事をしていた経験などですね。

上記に合わせて、任されたことだけではなく自ら率先しておこなっていたことなどもあれば、お話をしてアピールするのが良いでしょう。

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また、26歳くらいの人でしたら、学生時代に経験した部活やスポーツ、アルバイトなどの話もしっかり取り込んでお伝えするのもアリですよ。

また、大事になるのが「なぜ臨機応変に対応できたのか」という過去の原体験の情報やあなたの価値観をセットにして回答すると、あなたが仕事にどのような考えを持っているか・何にやりがいを感じているかが見えてくるのでおすすめです。

表面的な志望動機を伝えても、面接官側としてはどうしても抽象的かつ一般的に聞こえてしまうので、自分の想いを証明するために、そう思う理由や根拠を過去の原体験を交えながら、あなたオリジナルの志望動機や自己PRを伝える必要があります。

とはいっても、なかなか仕事でのやりがいなんて簡単に思いつかないですよね。

キャリアが多様化・複雑化した現代において仕事のやりがいを見つけるのは極めて難しくなっています。

もちろん1人でも警備員からの転職活動を進めることはできますが、「転職活動で通過率が上がる志望動機を作りたい」「自己分析のサポートをしてほしい」という人はマジキャリへの相談をおすすめします。

マジキャリは、専任のキャリアコーチが一緒に幼少期〜現在まで一緒に振り返ってくれます。 あなたの過去を一つ一つ深掘りをおこなうことで、あなたの人生を網羅的に、かつ徹底的に振り返ることができます。

そのため、転職で求められている志望動機を自分の言葉で語ることができるだけではなく、自分のことをよく理解した上で面接に臨むことができるため、受け答えに納得感があり面接の通過率が格段に上がりますよ。

今ならマジキャリで無料面談をおこなっているのでぜひ一度相談してみてください。

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警備員から転職する際の注意点

警備員から転職する際に気をつけておきたいことは、おこなってきた経験をなかなか活かせる他の仕事がないという点ですね。

だからこそ、細かいことでも良いので、これまでの経験を洗い出してしっかりと伝えられるように準備するようにしましょう。

また、警備員から転職するときの退職理由として最も多いのは以下に挙げたものとなっています。

  • 夜勤などのシフトがつらい
  • 定型業務が多く暇でつまらない

退職理由・転職理由を面接で伝える際には、上記に挙げたネガティブなものにならないように注意する必要がありますね。

また、オフィスワークやビジネスメールも未経験で仕事のイメージを沸かせるのも大変だと思います。しかし中途で「研修をしてほしい」と言うのはなかなか受け入れてもらえないのが現状なんですね。

そのため、教えてもらうという姿勢ではなく、自ら学んでいく姿勢を見せるようにすると良いですよ。

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とはいえ、自分1人でこれまでおこなってきた経験を棚卸ししたり、自己分析自己PRを考えたりするのは難しいと思うんですよね。


そんな人にこそ提案したいのが転職エージェントなんです。キャリアアドバイザーがあなたの経験・スキルを棚卸しした上で、自己分析自己PRの考え方などをサポートしてくれるため、大きな安心感がありますよ。

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警備員から転職した人の体験談

警備員から転職する前に、実際に転職した人がどんな選択をしたのか知っておきたいですよね。

そこで今回は警備員から転職した人の体験談をYahoo!知恵袋から3つピックアップしてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

約7年前に転職しましたね。普通にエン・ジャパン、マイナビ転職などで普通に探しました。


まぁ、警備会社に勤めてたくらいですから、自分の程度は熟知しているので、 無駄に大手は狙ってませんでした。転職先は30人くらいの企業でしたが、給与も待遇もかなり上がりました。

Yahoo!知恵袋

転職といっても、同じ業種というのが大多数ですが、、、

似ていて別業種というと、警察官になった人がいます。全く別業種というと、警備員時代電気工事士二種を取って、工事屋になり一種も取ってバリバリの電気工事屋になった人がいます。


また、元生コン車の運転手、警備員になったけど「思った以上にきつい」と言って、また元の生コン車に戻った人もいます。

Yahoo!知恵袋

警備員やりながら勉強して宅建の資格とって不動産会社に転職した人がいました。給料かなり上がったって言ってたから成功と言えるでしょうか。

Yahoo!知恵袋

警備員から転職するには

警備員から転職する際に、難易度がどのくらいであるのか、または他職種に転職できるのかどうかなど悩みを抱えている人も多いですよね。中には警備員から転職するのは不利になるのではないか、なんて不安を感じている人もいるでしょう。

だからこそ提案したいのは、内定までしっかり支援してくれる転職エージェントなんです。あなたのこれまでの経験やスキル、希望をしっかりとヒアリングして、一緒にキャリア設計を考えてもらえます。

キャリアアドバイザーはあなたが警備員で経験してきたことを活かせる転職先を提案し、その企業に合わせた履歴書・職務経歴書の書き方アドバイスや面接対策をおこなってくれますよ。

とはいえ、キャリアアドバイザーの質やサポート力には違いがあるため、まずは2社〜3社に複数登録をして自分と相性の良いところにサポートをお願いすることをおすすめします。

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警備員からの転職でよくあるQ&A

警備員から転職するときによくある質問を2つ以下に挙げてみました。その質問にしっかりとお答えしていきますので、ぜひ転職前の参考にして頂けますと幸いです!

人物 相談者

警備会社から別の警備会社に転職はできるのでしょうか?

転職エージェント末永 末永

結論から申しますと転職できます。研修期間が短時間で済むことや即戦力として活躍できることから、歓迎してもらえることが多いんですね。


ただし、企業によっては「競業避止義務」が設けられている場合もあるため、その際には現在の警備会社から別の警備会社へ転職できないので注意が必要です。

人物 相談者

警備員に将来性ってありますか?

転職エージェント末永 末永

警備員は常に人手不足であるため、求人がなくなってしまうということはありません。ホームセキュリティーなど個人住宅でも警備会社を入れることも増えてきていますね。


しかし、近年になってからはIT技術の発展により遠隔監視・警報機などが普及し始めているため、警備員の人数が頭打ちになるケースも考えられます。

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