PwCコンサルティングへ転職!中途採用の難易度や英語の必要性も解説!

PwCコンサルティングへ転職!中途採用の難易度や英語の必要性も解説!

    PwC Japan(プライスウォーターハウスクーパース)などのコンサルティングファーム は、転職先としても非常に人気があります。

    ただ、コンサル業界は、転職難易度そのものが高いため、しっかりと転職対策が必要です。

    今回はそんなPwCコンサルティングへ転職したい人向けに、気になる「転職難易度」「PwCへの転職を成功させるコツ」などを徹底解説していきます。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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PwCコンサルティングの転職・中途採用難易度

PwCコンサルティングは世界的なコンサルティングファームなので、転職難易度は非常に高いです。

PwCコンサルティングは世界四大監査法人(Big4)の一角を担う「PwC(プライスウォーターハウスクーパース)」を母体とするコンサルティングファームです。同じく会計事務所グループに関連する以下コンサルティングファームとともにコンサルBig4ファームとよばれています。

  • デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)
  • KPMGコンサルティング
  • EYストラテジー・アンド・コンサルティング
  • PwCコンサルティング合同会社(PwC)

経営戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供するPwCコンサルティングは、コンサル業界を目指す人であれば知らない人はいないであろう人気企業です。

そのため、新卒採用・中途採用ともに倍率が高く、コンサル経験があったとしても簡単に入社できる企業ではありません。

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PwCコンサルティングへの転職を志望する場合は、とくに入念な対策が必要です。

【必見】PwCコンサルティングの求人が増加中

そんな難易度が高いPwCコンサルティングですが、2023年7月時点ではPwCコンサルティングはかなり積極的に採用を検討しています。

大手転職エージェントであるdodaでは、7月に増えた新たな求人も含めてなんと100件以上の求人が公開されています。

しかもコンサルティング経験が必須要件でない職種であったり、英語力が必要ない職種も確認できているので今なら挑戦できる職種が見つけられる可能性が高いです。

なのでまずはこちらからdodaで求人をチェックしてみることをおすすめします。その上で必要であれば転職エージェントにも登録しあなたの挑戦をサポートしてもらいましょう。

コンサル転職に強い転職エージェントはこちらで詳しく説明しています。ぜひご覧ください。

PwCコンサルティングへ転職しやすい人の特徴

PwCコンサルティングは戦略の立案から実行まで(Strategy through Execution)の全フェーズを一貫してサービス提供できるコンサルティングファームです。

経営戦略や事業戦略、組織再編、業務・IT改革(DX推進)など、PwCグループを含む各領域のプロフェッショナルがグローバルに協力・協業しながら顧客の課題解決に尽力します。

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そのため、突出した高いスキルや業務経験はもちろんですが、優れた成果を創出する個人の能力・行動特性も重視されるのが特徴です。

非常に勉強熱心な社風であるので、自分の専門分野のスキルを磨きつつ、前向きに仕事の幅を広げられる人はPwCの転職はスムーズに進みます。

また、グローバルにチームを結成し、知見を共有しながらプロジェクト推進するので、各社員の多様性や専門性を認め、お互いをプロフェッショナルとして尊重できる人は入社後も活躍できるでしょう。

PwCコンサルティングの転職には英語力は必要?

応募職種にもよりますが、応募時の必須要件に「英語ドキュメントのリーディング」が指定されており、英語のライティング・オーラルコミュニケーションができればより望ましい、とあります。

外資系の会社の割には英語ができなくてもなんとかなるという意見もありますが、海外赴任や海外のプロジェクトに携わるためには相応の英語力が必要です。社内の教育制度として、英語プログラム(英語学校費用補助、サマースクール研修など)、社内英語研修なども用意されているので、継続的に英語力を磨く姿勢・意欲が求められているといえるでしょう。

PwCへの転職を考えている人へ

ここからはPwCに転職したいと思っている人を3つのパターンに分けてそれぞれが取るべき具体的なアクションを紹介していきます。

今すぐにでもPwCに挑戦したい人

これまでの経歴に一定の自信があって今すぐにでもPwCコンサルティングに挑戦したい人は、コーポレートサイトからあなたに合った職種を見つけてエントリーしましょう。

またそれなりに経歴はあるものの、募集要件に年数が足りない、一つだけ募集項目が満たせていない等の場合は【戦略コンサルタント】Strategy&のような抽象的なスキルを求める職種に挑戦するのがおすすめです。

【戦略コンサルタント】Strategy&の募集要件

  • 課題解決力
  • ロジカル・シンキング、分析力
  • 高度なコミュニケーション能力(日本語必須)
  • チームワーク
  • リーダーシップ

「何もスキルがないからこの職種に応募しよう」という意図でない限り、しっかりとあなたのスキルを活かして挑戦しやすい職種になっています。

コンサルに転職したい人

現職がコンサルだからそれを活かして今よりも良いコンサルに行きたいという理由でPwCを検討している人は無理に挑戦しても内定を獲得できる確率は低いです。

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その業界のトップ企業でなくともあなたに合った企業は必ず存在します。


それにコンサルから異業種に転職することも不可能ではなく、むしろ転職しやすい可能性が高いです。

とはいえ自分に合った企業を見つけることは難しいです。

そこで転職エージェントを利用してみましょう。転職エージェントはあなたの求める条件を把握した上で大量の求人からあなたに合った企業をピンポイントで提案してくれます。

まずは一度転職エージェントに登録して相談してみましょう。

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転職したいけどどうしたら良いわからない人

純粋なあこがれからPwCに転職したいと思うものの、今の自分には挑戦するハードルが高すぎて何をするべきかすらわからないという方も転職エージェントに相談してみましょう

転職エージェントはあなたのこれまでの経歴や今の状況、そして何よりPwCに転職したいという想いを踏まえてこれからのキャリアプランを一緒に考えてくれます。

当然その中であなたに合った企業がPwC以外にあった場合、その企業に向けてのサポートも行ってくれます。

一人で悩んでいる時間がもったいないので、まずは一度面談してみましょう。

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PwCコンサルティングの選考フロー・面接内容

ここからは、しっかりとPwCコンサルティングが求める職務経験を積んでおり、PwCコンサルティングへの転職を検討している人に向けて、選考フローや面接でよく聞かれる質問内容を解説します。

面接フローは応募者の経歴や希望ポジションによって選考プロセスは変わるので、確実に紹介した通りになるとは限りません。また、リファラル採用(社員に人材を紹介してもらう採用手法)を積極的に推進している企業なので、リファラル採用かそれ以外なのかでも変わります。

そのため、今回は実際に選考を受けて採用された人の選考プロセスを紹介しますので参考にしてください。

転職エージェントから応募

  1. 書類選考
  2. 1次面接:マネジャー1名
  3. 2次面接:マネジャー1名
  4. 3次面接:人事1名
  5. 最終面接:パートナー1名

リファラル採用

  1. 書類選考
  2. 1次面接:人事1名
  3. 2次面接:現場職員1名
  4. 最終面接:役員1名

面接回数は2~4回、筆記試験やWebテストはありません。

PwCコンサルティングの面接でよく聞かれる質問

PwCコンサルティングの面接では、志望理由や前職の業務経験のほか、以下のような質問をされる可能性があります。

  • コンサルタントの役割とは?
  • 事業会社とコンサルティングで求められている結果の違いは?
  • (プロジェクトマネジメントの立場だった場合)部下・後輩に対してどのような対応・管理をしているか?
  • 今後のIT業界のトレンドはどうなっていくと思うか?
  • 日本で働く上で一番我慢できない嫌いなことは何か?
  • 業務改善した経験はあるか?
  • 現職は何か役職についているのか?
  • チームスポーツをしたことはあるか?

また、外資戦略系コンサルの選考などで出題される「フェルミ推定」や「ケース面接」などがおこなわれる場合もあります。論理力やコミュニケーション能力、思考力を問う質問で、合否の決め手になるわけではないですが、事前準備が必要です。

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PwCコンサルティングの面接対策ではよく聞かれる質問を意識する必要があります。そのためには自己分析企業研究をしっかりとおこなうことが大切です。


自己分析と企業研究をしっかりおこなえば、PwCにマッチする志望動機自己PRが考えられるようになります。

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自分で面接対策ができるか不安な場合は転職エージェントを積極的に利用してみましょう。


転職エージェントは企業の詳細な情報を持っているだけでなく、人事に刺さるポイントも把握しています。利用すれば選考通過率を高められますよ。

おすすめの大手総合型転職エージェント

面接で見られているポイントやよく聞かれる質問について知りたい人は以下の記事も読んでみてください!

PwCコンサルティングの企業情報

世界四大監査法人(Big4)の1つでもあるPwCコンサルティングの企業情報について詳しく紹介していきます。

会社名 PwCコンサルティング合同会社
(PwC Consulting LLC)
本社所在地 〒100-0004
東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One タワー
設立 1983年1月31日
代表者 大竹 伸明
社員数 3,250人
(2021年6月30日時点)

ここからはPwCコンサルティングの企業理解を深めるため、事業内容や業績を解説します。

事業内容

事業内容のコンサルティング事業について詳しく説明していきます。

PwCコンサルティングのコンサルティング事業の内分けは以下の通りです。

ストラテジーコンサルティング

100年にわたる戦略コンサルティングファーム(Strategy&)の強みと、総合コンサルティングファームとしてのDX、M&A支援・定型・再編含む変革実務に関わる強みを生かして、クライアント企業の「信頼の構築」「ゆるぎない成果」の実現に貢献する。


  • 主なサービス
    会社・事業戦略、組織戦略、イノベーション戦略、テクノロジー戦略、グローバル戦略など

マネジメントコンサルティング

経営課題解決のためにクライアントのグローバリゼーション、デジタリゼーション実現に向けた変革を支援する。


  • 主なサービス
    デジタルファイナンス戦略支援・実行支援、デジタルマーケティング、M&A支援、最新テクノロジーを活用したソリューションの提供、ビジネスアプリケーションの導入など

テクノロジーコンサルティング

ビジネスにおけるテクノロジー専門チームとして、IT戦略・企画構想からデータ&アナリティクス、サイバー、クラウドなどのIT技術に関する多様なサービスを提供する。


  • 主なサービス
    テクノロジーアドバイザリー、データ&アナリティクス、サイバーセキュリティ&プライバシー、エマージングテクノロジーなど

エクスペリエンスコンサルティング

PwCが長年にわたって培ってきた「ビジネスについてのナレッジと経験」「テクノロジーの知見」「エクスペリエンス創出のアイデア」を融合し、クライアントが提供すべき顧客体験の実現を支援する。


  • 主なサービス
    AI経営支援、BXT(ビジネス、エクスペリエンス、テクノロジー)プログラムの提供・スプリント実施など、エクスペリエンストランスフォーメーション支援、エクスペリエンスリサーチ実施、ブランド調査・分析、顧客理解・調査・分析など

売上業績と今後の事業課題

PwCコンサルティングの属するPwC Japanグループが公開している「PwC Japanグループ アニュアルレビュー 2021」によると、PwC Japanグループ全体の業務収益は右肩上がりです。

2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
売上高 1,466億 1,647億 1,867億 2,056億

コロナ禍の状況においてもコンサルティング部門の事業業績は堅調に増加しており、またビジネス拡大のため積極的に投資をおこなっています。

とくに、注力している領域はDX(デジタルトランスフォーメーション)をはじめとするテクノロジー領域です。全従業員を対象にしたトレーニングプログラムやツールの提供など、デジタル人材育成およびテクノロジーへの投資を推進し、環境変化に柔軟に適応できる組織作りを進めています。

PwC Japanグループ

PwC JapanグループはPwCグローバルネットワークの日本における関連会社の総称です。

PwC Japanグループの主な法人を一覧にまとめて紹介します。

  • PwCあらた有限責任監査法人
  • PwC税理士法人
  • PwC弁護士法人
  • PwCアドバイザリー合同会社
  • PwC総合研究所合同会社
  • PwCサステナビリティ合同会社
  • PwCビジネスアシュアランス合同会社
  • PwCビジネスソリューション合同会社

PwCコンサルティングの中途採用・求人情報

PwCコンサルティングでは、インダストリー(産業)別、ソリューション別にコンサルタント職の募集を実施しており、公式サイト上でも数多くの職種で中途採用求人が掲載されています。

ここでは、インダストリー別・ソリューション別のそれぞれ1つずつコンサルティング職の求人情報を紹介します。

なお、コンサルタント職以外には、募集件数は少ないですが、エンジニア職やデザイナー職の募集もあります。

インダストリー別の中途採用・求人情報

PwCコンサルティングのインダストリー別で募集のある職種は時期によって異なります。ここでは2022年8月時点で求人のある職種を一部抜粋して一覧にまとめてみました。

  • 銀行業界コンサルタント(FS-Banking)
  • 証券業界&資産運用コンサルタント((FS) CM&AWM)
  • 製造業 R&D/PLM コンサルタント(IPS)
  • 自動車業界コンサルタント(IPS-Auto)
  • 流通・消費財業界コンサルタント(CM)
  • ヘルスケア・医薬・ライフサイエンスコンサルタント(HIA)
  • テクノロジー業界コンサルタント(TMT-Tech)
  • 公共・官公庁コンサルタント(PS)

インダストリー別の募集なので、前職の業務経験・スキルを元に応募したいポジションを選択できます。

ここでは、コンサルティングファーム出身者から未経験者の人まで幅広く対象としたポジションである、「自動車・製造業/エネルギー業界コンサルタント」を紹介します。

募集要項
職種 自動車・製造業/エネルギー業界コンサルタント
仕事内容 製造業、エネルギー業界向けに、戦略策定、業務改革、システム導入など幅広いコンサルティングプロジェクトに従事する。
必須スキル ●社会人経験5年~10年程度
●大卒以上
歓迎スキル ●論理的思考能力
●自分の考えを伝えるコミュニケーション能力
●会議のファシリテーション能力
●ビジネスレベルの英語力
●MBA
●海外赴任経験
●製造業クライアントにプロジェクトマネジャーとしてプロジェクト提案/デリバリーをおこなった経験
●製造業クライアントのアカウントマネジャーとして、強いリレーションシップを築いた経験など
勤務地 東京、名古屋、大阪、福岡
勤務時間 標準労働時間:1日7時間
※フレックスタイム制あり(コアタイムなし、7:00~22:00の間に就業)
※リモートワークあり
給与 月給制:経験、能力を考慮の上、報酬規定による
業績賞与:年1回(業績・貢献度に応じて支給)
昇給:年1回

ソリューション別の中途採用・求人情報

PwCコンサルティングのソリューション別で募集のある職種は時期によって異なります。ここでは2022年8月時点で求人のある職種を一部抜粋して一覧にまとめてみました。

  • 企業変革・戦略コンサルタント(Strategy-TS)
  • X-Value&Transformationコンサルタント(Strategy-XVT)
  • テクノロジーアドバイザリーサービスコンサルタント(TDC-TAS)
  • Data&Analyticsコンサルタント(TDC-D&A)
  • SAPコンサルタント(ET-ES)
  • クラウドトランスフォーメーション・コンサルタント(ET-CT)

ソリューション別の募集は特定の産業・業界を持たず、高度な専門スキル・サービスをもってクライアントの課題解決を支援するポジションです。

ここでは、「X-Value & Transformationコンサルタント」の募集要項を紹介します。

募集要項
職種 X-Value & Transformationコンサルタント
仕事内容 PwC国内外事務所の各チームと連携しながら、M&Aの戦略シナリオ立案、DD、PMI、M&A後の価値向上までを一気通貫で支援すると共に、戦略的な提携・グループ再編・異業種連携やそのための経営基盤構築を支援する。
必須スキル ●コンサルティング・アドバイザリーファームにおける業務経験2年以上
●事業会社におけるM&A・アライアンス・PMI経験
●事業会社の経営企画、事業企画、営業企画、財務企画等における業務経験
●クロスボーダー事業・案件に関する業務経験
歓迎スキル ●基本的なビジネスコンサルティングスキル
●問題解決力
●論理的思考力
●コミュニケーション力
●英語力業務遂行を英語で実施することが可能なレベル
勤務地 東京、名古屋、大阪、福岡
勤務時間 標準労働時間:1日7時間
※フレックスタイム制あり(コアタイムなし、7:00~22:00の間に就業)
※リモートワークあり
給与 月給制:経験、能力を考慮の上、報酬規定による
業績賞与:年1回(業績・貢献度に応じて支給)
昇給:年1回

上記の求人はPwCコンサルティングの中途採用ページからでも応募はできますが、転職エージェントを利用したほうが内定獲得率を高められます。応募書類の書き方や企業別の面接対策などのアドバイスを徹底的にしてもらえるからです。

また、紹介していない職種も転職エージェント内で非公開求人として扱われている可能性があるため、チャンスを逃したくない人は尚更利用しておきましょう。

転職エージェント末永 末永

上記で紹介したPwCコンサルティングの職種が気になった人は、コンサルティング業界の求人を数万件以上扱っているリクルートエージェントを利用するのがおすすめです。


また、スカウト型転職サイトのビズリーチも併用しておくと、別のコンサルティングファームからオファーが来て選択肢が広がる可能性もありますね。

おすすめの大手総合型転職エージェント

PwCコンサルティングの採用ページから直接応募するよりも転職エージェントを利用したほうが良い理由について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もおすすめです。

PwCコンサルティングの年収・福利厚生

2023年8月時点でのライトハウスの情報によると、PwCコンサルティング合同会社の平均年収は930万円です。この平均年収の金額は、ライトハウスに口コミを寄せた回答者(65人)の平均年収です。

また、dodaの「平均年収ランキング最新版(業種別)」を見てみると、サービス業界の平均年収は366万円となっています。その中でもっとも平均年収が高いのは、財務・会計アドバイザリー(FAS)で584万円であるというデータが出ています。

PwCコンサルティングの平均年収は、サービス業界全体およびアドバイザリー業界の平均よりも非常に高いことがわかります。外資系企業なので元々のベース給与水準が高いのはもちろん、個人や組織業績が給料に反映されやすいため、実績を残せれば年収アップが期待できるでしょう。

評判・口コミ

30代・男性<br>コンサルタント

30代・男性
コンサルタント

給与の上がり幅は、入社年数(勤続年数)とは基本的に関係ありません。

また、年齢も関係ありません。各職階ごとに給与が決まっています。

なお、同一の職階の中でも4段階ほどに分かれており、半年に一度昇格するチャンスがあります。

ライトハウス

福利厚生

PwCコンサルティングの福利厚生制度は確定拠出年金やカフェテリアプランなど基本的な制度は整備されています。ただし、日本企業のように住宅補助、社員寮、財形貯蓄、持ち株会、ストックオプションなどの手厚い福利厚生制度はありません。

ただ、外資系企業であること、そもそも高年収であることから、福利厚生の充実度をマイナスに捉える口コミは少ないですね。

評判・口コミ

20代・男性<br>コンサルタント

20代・男性
コンサルタント

基本はフルリモートワークで今後もその体制が続く様子。

リモートワークのため夜遅い時間に働けば、昼抜ける等の柔軟な働き方が可能になっている。

また副業も推奨されており申請をすれば副業は可能であるが、実際にしている人は少ないと思う。

ライトハウス
20代・男性<br>営業

20代・男性
営業

カフェテリアプランやさまざまなライフステージに合わせた複数の働き方の選択肢があり、状況に応じて、リモートワークとクライアント訪問、オフィスへの出社を組み合わせるハイブリッドワークが標準的な働き方となっている。

ライトハウス

PwCコンサルティングの年収・賞与・福利厚生について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。

PwCコンサルティングの社風・企業文化・働きがい

PwCの社風・企業文化・働きがいに対する評価をライトハウスから集めてみました。

現役社員・元社員が社風・企業文化・働きがいに対して、どのように思っているのか、参考にしたい人はぜひ目を通してみてください!

社風・企業文化

若手でも意見できる環境である、人当たりがいい人が多いなどの口コミが見られるなど、ギスギスした雰囲気ではなく社員を大事にする環境・文化があることが分かります。

コンサルタント職は一般的に担当業務や業界に関する知識・スキル習得を絶えず実施しなければならない職種ですが、会社としてスキルアップを支援する制度・企業文化が存在しています。

評判・口コミ

20代・女性<br>コンサルタント

20代・女性
コンサルタント

基本的にはオープンです。

割りと日系気質な人もいますが、実力主義です。

人はマイルドで上品な人が多いですし、職業柄気を遣える人が多いので一言で言うと嫌な人がいないです。

ライトハウス
20代・女性<br>コンサルタント

20代・女性
コンサルタント

外資らしく、非常に風通しのいい社風である。

仕事において感情的にならず冷静に対処できる人が多く、社内の対立関係等も見かけない。

飲み会の強要などは無いがだからといってドライな人間関係というわけではなく、声をかければ相談事等には熱心に乗ってくれる人が多い。

ライトハウス
20代・男性<br>シニアアソシエイト

20代・男性
シニアアソシエイト

社員は相対的に人柄が良い人が多い印象。

特にマネージャー以下のタイトルで、高圧的又は一緒に仕事がしたくないと思った人はいなかった。

一方でシニマネ以上になると、癖の多い人が一定数以上いるため、いかにアサインメント会議でそういう上司と働かないように動けるかがポイントになってくる。

ライトハウス

働きがい

クライアントからの感謝、自己成長、プロジェクトの規模感などに魅力を感じている人が多いようです。

また、PwCコンサルティングでは担当クライアントの課題解決だけでなく、社会課題を解決することを重視する文化もあります。そのため社会的なインパクト、貢献度に働きがいを感じるという口コミも多いです。

評判・口コミ

20代・女性<br>コンサルタント

20代・女性
コンサルタント

若手のうちから主体的にタスクを進めていくことが求められ、経営層への報告など責任のある仕事を任されます。

また、取り扱っているテーマも抽象度が高く、難易度の高いテーマが多いので、汎用的な思考力や提案力など現職だけでなく転職後も役立つスキルを習得できます。

ライトハウス
20代・男性<br>アソシエイト

20代・男性
アソシエイト

個人主義というよりは、みんなで協力してカバーし合う風土があります。お互いの得意分野を生かせるので働きやすく、人間関係でのストレスは比較的少ないと思います。

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転職のプロならPwCにはこうやって転職する

転職エージェント末永 末永

最後に絶対にPwCに転職したいという強い意志がある方に向けて、私が最も確実だと考えるPwCに転職するまでのステップをお伝えします。

各領域でプロを求められている

改めて、PwCコンサルティングはインダストリー別、そしてソリューション別にそれぞれコンサルティング業務が別れており、10領域にも及ぶ範囲にコンサルタント職も分かれています。

そしてどの領域も求められている職務経験はかなりレベルの高いものが求められているうえに、コンサルタントとしての適性も高い基準で求められています。

例えば銀行業界コンサルタント【FS-Banking】の募集要項には、ビジネスコンサルティングまたは戦略コンサルティングファームにおける7年以上の実務経験、もしくは金融機関または金融機関向けシステム開発等の期間を含めた10年以上の実務経験が必須経験として定められています。

転職エージェント末永 末永

どの職種もここまでの年数を必要としているわけではありませんが、最低でも3年ほどの実務経験は確実に求められます。


やはり、年数や経験のせいでかなり募集できる人が限られてしまいますよね。

なのでどうしてもPwCコンサルティングに転職したい人は上記で説明した【戦略コンサルタント】Strategy&のような参加できそうな別職種を探したり、求められるスキルを身につけるために別企業への転職を検討する必要があります。

コーポレートサイトには職種ごとに求める職務経験が丁寧に記載されています。

まずはここで自分がPwCコンサルティングに転職するならどの職種に応募できるのか、もしくは自分に足りないスキルや経験は何なのかを確認してみましょう。

そして、あなたが今までの経験でPwCコンサルティングに応募するライバルに勝つことができるのか一度しっかりと考えてみましょう。

厳しいと感じるのであれば、一度別の会社に転職し、PwCコンサルティングへの転職に自信を持って挑めるような経験を積むことをおすすめします。

勢いで応募して選考に落ち、簡単に目標を失うようなことだけは絶対に避けるべきです。

遠回りになると感じるかもしれませんが、気持ちがあれば転職できるほどPwCコンサルティングは甘くないです。着実に転職できる経験を身に着けていくことが一番の近道です。

転職エージェント末永 末永

ちなみに転職先で得るべき経験は無形商材の法人営業経験がおすすめです。


無形商材の法人営業は、プレゼンテーション力や課題解決力、集団を納得させられる論理的なコミュニケーション力が必要となるからです。

PwCコンサルティング では、高度なプレゼンテーションスキルや問題解決力が要求されるので無形商材の法人営業で培った力は高評価のポイントになるでしょう。

しかし、自分に足りないスキルを身につけるために転職して経験を積もうと思っても、その経験を積むことができる会社を自分で見つけてしっかり内定を勝ち取ることは難しいですよね。

それに一人で転職活動をすすめてしまうと全く内定が出なかったり、自分で調べた内容と入社後の仕事内容が全く違ったりという危険性もあります。

そこで、PwCコンサルティングに転職するための経験を積むことができる企業をしっかりと見つけ、内定を獲得するためにも転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職エージェントを利用すれば、エージェントがPwCコンサルティングに将来転職したいという意図を踏まえて、あなたに足りないスキルや経験を得ることができる転職先を紹介してくれます。

エージェントは紹介先の企業の担当者とも連携が取れているので、当然入社後に仕事のズレが起こることもありません。

数年後にPwCコンサルティングで自分の思い通りの活躍をするためにも、今すぐ転職エージェントに登録しましょう。

おすすめの大手総合型転職エージェント

また、PwCコンサルティングのような人気企業は、ダイレクトリクルーティング(企業側から直接人材をスカウトする採用手法)にも力を入れています。

スカウト型の転職サイトであるビズリーチに登録しておくと、狙っているコンサルティングファームから直接スカウトが届く可能性もあるので、転職エージェントと併用するとなお成功率を上げられますよ。

年収500万円以上の転職を目指す人向け

ハイクラス求人は全体的に少ないため網羅するためにも、転職サイトと転職エージェントは両方に登録しておくのがオススメです。

ビズリーチ(転職サイト)

年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト

登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができますよ。

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おすすめポイント

  1. 企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届く!
  2. 中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメ
  3. 大手エージェントで取り扱っていないような隠れた優良求人が見つかる

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JACリクルートメント

国内3位、高年収求人領域では国内No.1の転職エージェント
外資系企業やコンサル、管理職/専門職への転職サポートに強み(経験者のみ対象)

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  1. 年収600〜1500万円の高年収の非公開求人を大量に保有
  2. 30〜40代のマネジメント層や専門スキルを持った人向けの求人も多数
  3. 業界・職種別コンサルタントによるレベルの高いサポートを受けられる
※正しい連絡先・ご経歴を入力することで、より条件にマッチした求人のご紹介が可能になります

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大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。

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  1. 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
  2. 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
  3. 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり

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