第二新卒での異業種転職は可能!狙いやすい業界業種やアピールポイントを紹介
第二新卒でも異業種転職は可能なのかプロが解説します。
また、未経験OKの狙いやすい業界・職種や、企業が求めるスキル、効果的なアピール方法もあわせて紹介します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
第二新卒で異業種への転職は可能?
結論からいうと、第二新卒で異業種への転職は可能です。
大学卒業後1~3年以内の若手社会人を対象とした第二新卒は、最低限のビジネスマナーや特定業務の経験があることで、新卒・既卒に比べて教育コストを抑えられます。企業側のメリットも多く、第二新卒の採用に力を入れる企業も増加していますよ。
実際に「マイナビ 企業人材ニーズ調査(2024年版)」では、調査対象の1,859社のうち、第二新卒の採用を考えている企業は8割を超えていることからも、第二新卒の注目度の高さが分かりますね。
また、第二新卒は具体的な実務経験やスキルよりも、ポテンシャルを重視する企業も多く、全くの未経験の業界・業種であっても転職は十分に可能です。
ただ、第二新卒での転職は新卒採用と比較すると求人の選択肢が限られたり、転職理由を注視されたりと、第二新卒ならでは特徴も多くあります。転職活動をスムーズに進めるためには第二新卒に特化した選考対策は欠かせません。
特に幅広い求人を多く保有する大手総合型転職エージェントや、20代の若手社会人向けの転職エージェントであれば、第二新卒向けの求人を多く保有しています。
転職支援のノウハウも豊富なので、転職活動に不安や悩みがある人は前向きに活用しましょう。
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第二新卒とはどのようなものかは、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は併せてご参照ください。
第二新卒・中途採用で未経験者を歓迎する企業は多い
大手転職サービスのマイナビが調査した「中途採用状況調査2024年版(2023年実績)」によると、20代の採用に積極的と回答する企業が約9割、中でも6割以上の企業では未経験の採用に積極的と回答しました。
年代 | 採用に積極的 | 経験者採用に 積極的 |
未経験者採用に 積極的 |
---|---|---|---|
中途採用全般 | 91.8% | 76.9% | 48.4% |
20代 | 89.7% | 69.3% | 61.2% |
30代 | 91.0% | 72.3% | 51.4% |
40代 | 81.9% | 66.2% | 35.4% |
50代以上 | 66.2% | 50.6% | 29.3% |
出典:マイナビ「「中途採用状況調査2024年版(2023年実績)」」 |
過去には第二新卒が「厳しい」「やめとけ」とされることもありましたが、近年では第二新卒の柔軟性や成長性にメリットを感じ、新卒と同様に積極的に採用する企業は多くあります。
求人の選択肢は徐々に増加傾向にあることから、第二新卒の転職機会が広がっているといえますね。
第二新卒の未経験者歓迎の求人も多い
第二新卒向けの求人は増加傾向にあり、未経験者を歓迎する求人も多くみられます。
実際に、大手転職サービスのdodaで、未経験者歓迎や第二新卒向けの求人を検索すると以下のような結果でした。
件数(全保有件数に対する割合) | |
---|---|
dodaの全保有求人数 | 251,227件 |
職種未経験歓迎 | 43,026件(17%) |
業種未経験者歓迎 | 54,121件(21%) |
学歴不問 | 124,343件(49%) |
「第二新卒」のキーワード検索結果 | 27,171件(10%) |
2025年2月時点 |
第二新卒向けの求人だけでも全国2万件を超えており、未経験歓迎の求人も多くあります。勤務条件や働き方など希望条件を指定して求人を探すことも可能なので、第二新卒で異業種への転職も十分に実現可能ですよ。
また、doda以外にも第二新卒に特化した求人サイトや転職支援サービスも増えています。
それぞれ保有する求人は異なるので、気になるサービスは複数登録するのがおすすめです。
転職サービスの会員のみが参照できる非公開求人を含め、多くの求人を比較しながら、自分にピッタリの求人を探すことができますよ。
【転職パターンごと】第二新卒者に対する企業の評価
第二新卒者は企業側にもメリットの多い存在として、採用に前向きな企業は増えています。とはいえ、全ての第二新卒にポジティブな印象を抱くわけではなく、転職パターンごとに企業からの評価を分類することができます。
ここでは各パターンで企業からの評価や、企業担当者に好印象を与えるためのアピール方法を解説します。
同業種・同職種からの転職
第二新卒で同業種・同職種への転職は「企業から最も評価されやすいパターン」です。
同じ業界・同じ職種での実務経験があるため、業務知識やスキルが即戦力として期待される傾向にあります。特に、前職での具体的な実績や、業界特有の専門知識・資格を持っていれば、さらに評価が高まりますよ。

末永

好印象を与えるには、現在の職務での具体的な成果や改善事例を数字やエピソードで示すとともに、転職後にさらに成長し、より大きな貢献ができるという将来ビジョンを明確に伝えることが効果的です。
特に、「前職と同じことをやりたい」という消極的な理由ではなく、「さらなるスキルアップを目指したい」といった前向きな意欲を示すことが重要ですね。
同業種・異職種からの転職
同業種での異職種への転職は、業界知識を活かしながら新たなキャリアチャレンジとして、企業から好意的に評価されます。
業界内での経験があるため業界特有の商習慣や専門用語を理解していることは大きなアドバンテージであり、新しい職種でも早期の戦力化が期待できますよ。
とはいえ、これまでとは異なる職種への転職となるため、職務に必要な専門知識やスキルを懸念される場合があります。

末永

転職活動では業界知識を持つ強みや、職種を変更することに対する明確な動機を示すことが重要です。
たとえば、営業職から企画職への転換であれば、「顧客との接点で得た市場ニーズを商品企画に活かしたい」といった具体的なビジョンを示すことで、職種変更の必然性と意欲を効果的に伝えることができますよ。
異業種・同職種からの転職
異業種でも同職種での転職は職務経験が直接活かせるため、企業からは前向きに評価されます。異なる業界での経験が新しい視点や手法をもたらす可能性があると期待されることも多いですね。
ただ、業界固有の知識や慣習については知識不足と見なされる恐れがあります。業界への適応力が問われることが多いので、対策は欠かせません。

末永

異業種・同職種からの転職活動では職種の専門性や実績を具体的に示すとともに、志望業界について自主的に学んでいる姿勢を示すことが重要です。
また、前職で培った経験やスキルが、新しい業界でどのように活かせるのかを具体的に説明できると、より説得力が増しますよ。
異業種・異職種からの転職
異業種・異職種への転職は、一見すると最もハードルが高く見えますが、第二新卒という若さと可能性を評価する企業も少なくありません。
特に、汎用的なビジネススキルや、意欲的な学習姿勢を持つ人材は評価されます。第二新卒での異業種転職も十分に実現可能だといえますね。
ただ、転職先で即戦力として活躍できるのかや、専門性の面で疑問を持たれることもあります。

末永

異業種・異職種への転職は、これまでの経験から得たスキル(コミュニケーション能力、問題解決力など)と、新しい環境での活躍イメージを具体的に説明しましょう。
加えて、志望業界・職種について独学で学んでいることや、関連する資格取得への取り組みなども、積極性をアピールする材料となりますよ。
異業種転職を実現するために必要なスキル・特性
基本的なビジネスマナーを習得している
第二新卒は一定程度の社会人経験があることから社会人としての基礎がしっかり身に付いているかが見られています。
異業種転職で前職から業界や職種が変わったとしても、最低限の礼儀作法、敬語の使い方、服装や時間管理、メール・電話対応など、基本的なビジネスマナーがあれば安心してすぐに業務に取り組めると評価されますね。
特に、第二新卒は社会人経験があることが強みとなるので、基本的なビジネスマナーを習得済みであることは面接などでしっかりとアピールすることが重要です。
柔軟性や伸びしろがある
異業種転職においては、これまでの経験や知識だけではなく、未知の環境や新しい業務に対してどれだけ柔軟に対応できるかが重要です。
特に、前職での経験が短い第二新卒では、固定観念に縛られていない点が評価されます。また、失敗を恐れず新しいことにチャレンジする姿勢や、素直に指導を受け入れる謙虚さが求められますね。
これまでの慣習にとらわれず、新たなルールや業務プロセスに迅速に順応する柔軟性と、積極的に学び、成長していく意欲・能力があることを示しましょう。
応募書類や面接では、前職で新しい課題に取り組んだ経験や、困難を乗り越えて成長した具体例を示すことで、自身の柔軟性と成長意欲をアピールすることができますよ。
キャリアプランが明確
第二新卒での異業種転職を成功させるためには、明確なキャリアプランを持っていることが重要です。なぜ今の時期に異業種に転職したいのか、その業界を選んだ理由、そして中長期的なキャリアビジョンについて、説得力のある説明を準備しましょう。
第二新卒に対して企業担当者は「またすぐに辞めてしまうのでは?」と懸念を抱きやすい傾向にあります。
キャリアプランを明確にしたうえで、納得感のある転職理由を伝えましょう。
企業は採用後も長期的に育成し、組織に貢献してもらえる可能性が高いと判断するため、転職成功可能性を高めることができますよ。
第二新卒の異業種転職でおすすめの業界・業種
第二新卒での異業種転職を目指すなら、未経験者を歓迎する業界・職種を選択するのも効果的です。
マイナビが公開する「「中途採用状況調査2024年版(2023年実績)」」によると、異業種から多くの求職者を採用した業界は以下の通りです。
業界・業種 | 異業種からの平均採用人数 |
---|---|
営業 | 1.3人 |
管理・事務 | 1.0人 |
医療・福祉 | 0.9人 |
企画・経営 | 0.8人 |
電気・電子・機械・半導体 | 0.8人 |
販売・フード・アミューズメント | 0.7人 |
コンサルタント・金融・不動産専門職 | 0.7人 |
ITエンジニア | 0.7人 |
技能工・設備・配送・農林水産 | 0.7人 |
WEB・インターネット・ゲーム | 0.6人 |
クリエイティブ | 0.5人 |
公共サービス | 0.5人 |
建築・土木 | 0.5人 |
医薬・食品・化学・素材 | 0.5人 |
美容・ブライダル・ホテル・交通 | 0.4人 |
保育・教育・通訳 | 0.4人 |
出典:マイナビ「「中途採用状況調査2024年版(2023年実績)」」 |
異業種からの採用人数が多いのは「営業」「管理・事務」「医療・福祉」の順で、これらの業界・業種は未経験者の転職にも寛容であるといえますね。
ここでは、調査結果も踏まえ、第二新卒の異業種転職でおすすめの業界・業種を紹介します。
営業職
営業職は、企業や個人に対して自社の製品やサービスを提案・販売する仕事で、新規顧客の開拓や既存顧客との関係維持、クロスセルやアップセルの提案など、業務内容は多岐にわたります。
営業職は第二新卒の異業種転職先として人気が高く、多くの企業が積極的に採用を行っています。
第二新卒で営業職が未経験であってもコミュニケーション能力、課題発見力、提案力といった活かせる点、入社後に手厚い研修やOJTを通じて即戦力に育ててもらえる環境が整っている企業が多い点があげられます。
さらに、営業職はチャレンジ精神や成果に対する意欲が評価されやすく、早期にキャリアアップが狙える職種ですよ。
事務職
事務職は基本的なビジネススキルがあれば業界を問わず転職しやすい職種の一つです。
Excel・Wordなどの基本的なPCスキルや、文書作成能力、スケジュール管理能力といった汎用的なビジネススキルは社会人経験の浅い第二新卒でも評価されやすい傾向にありますね。
また、第二新卒は前職での経験を通じて基本的な業務の流れを理解していることが評価されます。
事務職を狙うなら、正確性や効率性を重視する姿勢、チームワーク力、業務改善への意欲などをアピールできると、より評価が高まりますよ。
医療・福祉
医療・福祉業界は人手不足が深刻な業界の一つであり、異業種からの転職者も積極的に受け入れています。
資格取得が必要になる職種(看護師やリハビリ職、保育士など)も多いですが、介護職や医療事務など未経験から始められる職種も少なくありません。また、高齢化社会の進展に伴い、今後も安定した需要が見込めるのも魅力ですね。
第二新卒は前職での社会人経験が活かせる点で評価されやすい傾向にあります。特に、コミュニケーション能力や責任感、チームワーク力は、医療・福祉の現場で重要視される要素です。
また、入社後に未経験者向けの研修や資格支援制度を充実させている施設や企業も多くあります。働きながら専門スキルを磨ける環境が整っているため、キャリアチェンジのハードルは比較的低いといえますよ。
ただし、夜勤やシフト勤務など働き方の面で大きな変化が伴う可能性がある点は注意しましょう。
ITエンジニア
デジタル化の加速に伴い、ITエンジニアは常に人材需要の高い職種です。
技術の進化が早く、常に最新の知識を学び続ける必要がありますが、プログラミングスクールやオンライン学習などは充実しています。未経験でも基礎から着実にスキルを習得できる環境があるのは魅力ですね。
人手不足から未経験の第二新卒も積極的に受け入れているのはもちろん、若さゆえの柔軟性と学習意欲を期待される傾向にあります。
プロジェクトごとにさまざまな関係者と協力しながら業務を進められること、素早く新しい技術を前向きに取り入れられる姿勢は、第二新卒ならではの強みといえますよ。
コンサルタント
コンサルタントは、企業の経営課題や業務改善、戦略立案などに対して、客観的な視点から助言や提案を行う職種です。
論理的思考力やプレゼン能力、問題解決力といった汎用的なビジネススキルを活かしやすいことや、既存の枠組みにとらわれない若い視点や柔軟な発想を活かせることなど、第二新卒でも活躍のチャンスは十分にありますよ。
また、コンサルタントは未経験者向けのトレーニングやOJTが充実している企業も多く、入社後の研修や実務を通じて専門性を高めていくことができます。
第二新卒で異業種転職を実現するためのアピール方法【書類選考】
第二新卒が異業種転職を成功させるためには、入念な成功対策が欠かせません。
ここでは書類選考で必要となる履歴書や職務経歴書の中で、特に注意したい「志望動機」「自己PR」について、それぞれ詳しく解説します。
志望動機
第二新卒での異業種転職において、志望動機は特に重要な評価ポイントとなります。
志望動機のポイント
- なぜ現職から異業種に転職したいのか、その背景やきっかけを明確に伝える
- 前職で感じた課題や、異業種で挑戦したい新たな価値・目的を説明する
- 応募先の業界・企業について十分に調査し、魅力や今後の成長性に触れる
- 前職で培ったスキルや知識が転職先でどのように活かせるかを示す
- 現在の業界を離れる理由を、前向きな表現で説明する
採用担当者は、第二新卒に対して「またすぐに辞めてしまうのでは?」という不安を抱くことが多いです。
そのため、志望動機では転職先に対する本気度や長期的なキャリア形成の意図をアピールし、早期離職の懸念を払拭できるようにしましょう。
また、異業種転職を目指すなら応募先の業界や企業について徹底的にリサーチし、選考の場で未経験の業界に対して深い理解と熱意を示すことが重要です。
そのうえで、前職での経験と応募先業務との関連性を明確にすることで、即戦力として活躍できることを効果的にアピールできますよ。
自己PR
第二新卒の異業種転職において自己PRは汎用的なスキルや経験にフォーカスすることが重要です。
具体的には、コミュニケーション能力、問題解決力、チームワーク力など、どの業界でも必要とされる基本的なビジネススキルを、具体的なエピソードと共に説明しましょう。
また、異業種転職では、転職先で必要な知識や技術を短期間で習得できるかが懸念されます。自己PRとして柔軟性や高い学習意欲をアピールすることで、採用担当者の「すぐに仕事に馴染めるのか」という不安を解消できますよ。
成長意欲を示す自己PRの例文
転職を視野に入れ、IT関連のオンライン講座を修了し、プログラミングの基礎を習得しました。この経験から、新しい環境にも迅速に適応し、必要なスキルを積極的に学ぶ姿勢を証明できると考えています。
自己PRの締めくくりは、前職の経験や強み・スキルを新しい環境でどのように活かしていきたいのか、具体的なビジョンを示すことで、より説得力のあるアピールとなりますね。
志望動機や自己PRなどのアピール方法は、転職のプロである転職エージェントに相談するのもおすすめです。
あなたの強みや経歴を丁寧にヒアリングした上で、効果的な志望動機・自己PR作成のアドバイスしてくれますよ。
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第二新卒で異業種転職を実現するためのアピール方法【面接】
第二新卒の異業種転職を成功させるためには、採用担当者と直接コミュニケーションが取れる面接の場を最大限に活かしましょう。
ここでは面接の場で特に意識したいポイントを紹介します。
面接のポイントを詳しく知りたい人は、以下の関連記事も併せて参照してくださいね。
ポジティブな転職理由を伝える
面接では、現在の業界・職種を離れる理由を前向きに説明することが重要です。
「人間関係の悪さ」「労働条件の不満」といったネガティブな理由は避け、「新しい環境でスキルアップを目指したい」「より大きなチャレンジがしたい」など、将来を見据えた前向きな理由を述べましょう。
また、志望業界を選んだ理由も具体的に説明できると良いです。
たとえば「前職での顧客対応経験を活かしながら、より専門的なスキルを身につけたい」「成長市場で自身のキャリアを構築したい」といった具体的なビジョンを示すことで、転職への強い意欲と決意を伝えることができますよ。
特に、業界研究の内容や、志望企業の商品・サービスへの理解を示すことで、より説得力のある説明となります。
好印象を与える面接マナー
異業種転職の面接では、基本的なビジネスマナーが身についていることをアピールすることが重要です。
面接時に意識したいマナー
- 余裕を持って面接会場に到着する
- 業界や企業に合った清潔感のある服装を選ぶ
- 髪型は清潔感があり、顔が見えるようにセットする
- 香水や過剰なアクセサリーは控え、シンプルで好印象な印象を与える
- 明るく前向きな表情を心がける
- 丁寧な言葉遣いと、しっかりと目を合わせたコミュニケーションを心がける
- 適切な相槌やリアクションをとり、コミュニケーション能力をアピールする
- 入室時のノックと挨拶を忘れない
- 退室時は丁寧にお礼を述べる
- 前職の悪口は絶対に言わない
応募者が社会人としての基本的な資質を持ち、企業文化にスムーズに溶け込めるのかをアピールできるので、採用担当者に安心感や信頼感を与えられますよ。
第二新卒の異業種転職を成功させるためのポイント
第二新卒が転職をスムーズに進めるためには、ポイントを押さえた入念な対策が不可欠です。
ここでは第二新卒の転職で特に意識したいポイントを紹介するので、転職に対する不安を解消するためにも、ぜひチェックしてください。
第二新卒が転職を成功させるポイントは、以下の記事でも詳しく解説しています。気になる人は読んでみてください。
キャリアプランを明確にする
異業種転職を成功させるためには、まず自身のキャリアプランを明確にすることが重要です。現在のスキルや経験を棚卸しし、それらを活かせる業界や職種を検討します。
また、5年後、10年後にどのようなキャリアを築きたいのかという中長期的な視点も必要です。
キャリアプランの伝え方例
今後5年間でプロジェクトマネジメントのスキルを徹底的に磨き、将来的には組織の中核を担うリーダーとして成長することを目標としています。
自分が将来的にどのようなキャリアを築きたいのか、どのスキルを伸ばし、どの分野で活躍したいのかを明確にできると良いですね。
キャリアプランが明確であれば採用担当者に対して「ただ漠然と流されるのではなく、計画的にキャリアアップを図ろうとしている」という姿勢を示すことができます。
キャリアプランや目標がはっきりしていると、転職先企業における自己の役割や成長イメージを具体的に描くことができ、面接や応募書類での説得力が増しますよ。
キャリアプランにマッチする企業を厳選する
自身のキャリアプランが明確になったら、それに合致する企業を慎重に選定します。
企業選びのポイントは、業界の将来性、企業の成長性、社風、教育制度、そして待遇面です。特に第二新卒の場合、しっかりとした教育制度があるかは重要な判断材料となります。
企業研究では、公式サイトや求人情報だけでなく、口コミサイトや企業の決算情報なども参考にすると、よりリアルな情報を入手できます。
可能であれば社員との接点を持ち、実際の職場の雰囲気や業務内容について具体的にヒアリングできるといいですね。
安易に求人数の多さや給与の高さだけで判断せず、自身の成長につながる環境を見極めることが重要です。
応募書類や面接など入念な選考対策
異業種転職の選考では、業界知識の不足を他の強みでカバーする必要があります。履歴書・職務経歴書は、前職での経験を新しい業界でも活かせる汎用的なスキルとして表現することがポイントです。
効果的にアピールするためには、数字を用いた具体的な実績や、問題解決力を示すエピソードを用意しましょう。業界知識や企業研究も入念に行ったうえで、志望動機や自己PRに反映できるとより効果的ですよ。
面接対策としては、想定される質問に対する回答を準備し、練習を重ねることで自信を持って臨めます。
特に「なぜ異業種に転職するのか」という質問には、説得力のある回答を用意することが重要です。
転職エージェントを活用する
第二新卒の異業種転職では、転職エージェントの活用が効果的です。エージェントは求人情報の提供だけでなく、経験やスキルに応じた企業の紹介、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策まで、総合的なサポートを提供してくれます。
特に、業界未経験でも積極採用している企業の情報を事前に収集できたり、転職エージェントの会員のみに紹介される非公開求人を閲覧できることは大きなメリットですね。
また、経験豊富なキャリアアドバイザーから給与相場や企業の評判など、転職活動に有益な情報を教えてもらうことも出来ます。
どの転職エージェントも全て無料で利用できるので積極的に活用しましょう。
第二新卒で異業種転職を成功させるには転職エージェントを活用しよう
第二新卒で異業種転職を目指しているのであれば、転職のプロである転職エージェントに相談してみましょう。
経験豊富なキャリアアドバイザーが真摯に相談に乗ってくれるのはもちろん、転職活動をスムーズに進めるためのサポートを受けられますよ。
転職エージェントのサポート内容例
- 求人の選定
- キャリア相談
- 履歴書・職務経歴書の書き方アドバイス、添削
- 面接対策
- 応募先施設との面接調整やフォロー
- 職場見学や面接の同行
- 給料や待遇などの条件交渉
- 転職後のアフターフォロー など
なお、転職エージェントごとに保有している求人や、サービス内容・質は異なります。
複数の転職エージェントに登録し、自分に合ったサポートスタイルや求人情報を比較検討することも大切ですよ。
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第二新卒の異業種転職でよくある質問
第二新卒の異業種転職にあたって、多くの人が疑問に感じる事柄をまとめました。
第二新卒で大手企業への異業種転職は可能ですか?
第二新卒で大手企業への異業種転職は可能ですか?
大手企業や人気企業は新卒採用で十分に採用枠が埋まってしまうことも多く、転職市場全体で見ても大企業の第二新卒枠は限定的です。
募集があったとしても、多くの求職者がライバルとなり、経験者が優先されるため、異業種転職を目指す未経験者は不利だといえますね。
とはいえ、大手企業=自分に合う企業とは限りません。企業規模を絞り込みすぎず、幅広く求人を探すことで自分にピッタリの求人に出会うことができますよ。
第二新卒で転職をするかどうか悩んでいます
第二新卒で転職をするかどうか悩んでいます。不安を解消するにはどうすれば良いですか?
大手転職サイトenジャパンの調査では、転職者の約9割が不安を感じているデータもあるほど、多くの人が同じように転職に関する悩みを抱えています。
まずはどんなところに不安を感じているのか明確にしましょう。その上で一つずつ不安を解消していくと、自信をもって転職活動を進められますよ。
第二新卒は新卒採用とも中途採用とも就職事情や採用ポイントが異なります。特徴をとらえた対策が必要です。
第二新卒の転職は誰に相談すればいいの?
第二新卒の転職は誰に相談すればいいですか?
第二新卒での転職に不安や悩みがある人は、転職のプロである転職エージェントに相談するのがおすすめです。転職市場やキャリアの知識、転職活動に精通しているので、実践的なアドバイスがもらえますよ。
対して、相談先としてよくある身近な同僚や上司は転職するという情報がバレて会社に居づらくなったり、評価が下がってしまったりと嫌がらせを受けるリスクがあります。相談先は慎重に選びましょう。
第二新卒の転職成功確率を高めたいなら、転職のプロである転職エージェントを活用するのが近道です。
経験豊富なキャリアアドバイザーによる第二新卒向けの求人紹介から選考対策まで充実したサポートが受けられますよ。