リクルートの平均年収は1119万円!職種・役職・年齢別の給与も解説!
株式会社リクルートの職種や年次別の平均年収と共にボーナスや退職金ついて詳しく解説します。
また、リクルート社員の年収に関する口コミや給与を決める評価制度も併せて紹介していきます。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
リクルートの平均年収は1119万円
リクルートの平均年収は2023年3月期の有価証券報告書によると1,119万円となっています。
一方、日本の一般会社員の平均年収は2023年のdodaの調査によると414万円であり、比較すると2倍以上であることがわかります。
また、異業種ですが医師の平均年収が1,028万円とのことですから、リクルートの平均年収は医師の平均年収以上なのです。
ではここで、リクルートと一般会社員の過去5年間の平均年収推移を見てみましょう。
年度 | リクルート | 一般会社員 |
---|---|---|
2019年3月期 | 964万円 | 408万円 |
2020年3月期 | 950万円 | 409万円 |
2021年3月期 | 997万円 | 403万円 |
2022年3月期 | 1,138万円 | 403万円 |
2023年3月期 | 1,119万円 | 414万円 |
出典:リクルートホールディングス決算・各種レポート
常時、リクルートの年収が一般会社員の2倍以上を保っていますが、特に2023年度は2.7倍となっています。
リクルートの年収が高い理由
リクルート社員の年収が高い理由は、成果に対してきちんと給与を支払うことを会社側が約束しているからです。
リクルートは個人が自分自身の力を発揮できるように、会社が提供するものとして以下の3つのPROMISEを定めています。
3つのPROMISE
- 能力開発・チャレンジできる機会
- 安心安全を前提により柔軟に、よりクリエイティビティ高く個々人の働き方を選択しやすい環境
- Pay For Performance
つまり、1で能力開発や新しい仕事にチャレンジする機会の提供を約束し、2で新しい働き方の推進を約束しています。
そして3で「期待する役割や成果に対してきちんと報酬で報いる」とし、その約束を守っているから年収が高いのです。
年収が高いホワイト企業には優秀な人材が集まります。
優秀な人材が集まってくれば、転職難易度が高くなってしまうのは必然と言えるわけです。
末永
末永
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リクルート公式のベストエージェント!リクルートの採用決定実績が豊富です。
以下の記事でリクルートへの転職について詳しく解説しているので、興味のある人はご覧ください。
リクルートの年代別平均年収
2024年8月時点の口コミサイト「エンゲージ 会社の評判」に投稿されている年収データを参考に、年代別の平均年収を紹介します。
世代別 平均年収 |
リクルート 平均年収 |
リクルート 最高年収 |
一般会社員 平均年収 |
---|---|---|---|
25~29歳 | 544万円 | ---万円 | 382万円 |
30~34歳 | 620万円 | 1,200万円 | 434万円 |
35~39歳 | 714万円 | 1,600万円 | 471万円 |
40~44歳 | 824万円 | 1,800万円 | 502万円 |
若手の活躍を応援している会社ではありますが、やはり勤続年数の高い社員の給与は高くなる傾向にあるようです。
では、転職の際に節目の年齢として意識されることの多い30歳~34歳に注目してみましょう。
30歳~34歳のリクルート社員の平均年収は620万円、一般社員の平均年収は434万円ですから、単純計算で1.4倍であることがわかりますね。
リクルートの役職別平均年収
リクルートの役職ごとの平均年収は以下のようになっています。部署によっても差はありますが、参考までにご覧ください。
メンバー | 500-550万円 |
---|---|
チームリーダー | 700-900万円 |
グループマネージャー | 1,000-1,200万円 |
部長 | 1,300-2,000万円 |
リクルートでは一般的な会社にある「課長」といった役職がありません。
その代わりにマネージャーが課長のポジションになります。マネージャーに上がると、多くの場合年収が1,000万に到達します。
そして、リクルートは年功序列ではなく実力主義の企業なので、年齢が若くても高い年収をもらえるチャンスが大いにあります。
一例ですが、仕事ができる20代がマネージャークラスまで昇進したり、30代前半で部長に昇進する場合もあります。
末永
マネージャーや部長にキャリアアップすることを見据えてリクルートに転職するのも一つの手です。
ただ転職の際の志望動機がマネージャーや部長になるためだと、成長意欲や熱意のある人材を採用したいリクルートの面接では高評価は得られません。
そのため、自分のキャリアプランを明確に描き、通過点の一つとしてマネージャーなどの役職を目指したいと伝える必要があります。
しかし、キャリアに関する知見が深くないと一人で明確なキャリアプランの設計をおこなうのはかなり難易度が高く、現職で働きながらだとなお難しいです。
そこで転職・キャリアのプロである転職エージェントを活用することをおすすめします。
中でも特に弊社のすべらないキャリアエージェントは逆算型のキャリア形成を得意としており、転職者のありたい姿から逆算してキャリアプランの作成を徹底サポートさせていただきます。
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リクルートの職種別平均年収
続いてリクルート年収について、職種別にも見てみましょう。
2024年8月時点の口コミサイト「エンゲージ 会社の評判」に投稿されている年収データを参考に、職種別の平均年収を紹介します。
下記の職種別平均年収は現役社員・元社員の回答を元に算出されており、役職や在籍期間によっても変わりますが、参考までにご覧ください。
職種 | 平均年収 | 平均年齢 |
---|---|---|
営業系 | 592万円 | 31.3歳 |
企画・事務・管理系 | 780万円 | 34.9歳 |
エンジニア系 | 830万円 | -----歳 |
営業の年収が低く出ているのは、契約社員(KS職*)の数値入っているからと考えられます。
*KS職:3年間の有期契約社員のこと。
営業職は目標達成によって評価が付きますので、年収には差が生じます。
実際、営業職の中で年収1,000万を超える若手社員もいますよ。
リクルートと競合他社の年収比較
そもそも人材業界の給与水準が全般的に高いのでしょうか。ここでは競合他社とリクルートの平均年収を比較していきます。
リクルートと同じ人材業界のパーソル、パソナ、エン・ジャパンの3社との年収を以下で比較してみました。
各社とも2023年8月時点で提出されている最新の有価証券報告書の平均年収を元にしています。
パーソルホールディングス | 812万円 |
---|---|
パソナグループ | 619万円 |
エン・ジャパン | 539万円 |
人材業界全体の給与水準が際立って高いということではなく、リクルートだけが1,000万円台に突入していることがわかります。
営業収益から見てもリクルートは3兆4千億円、パーソルホールディングスが1兆3千億円で、他は7,000億円以下という業界の状況であり、規模的な面でもリクルートが独走していることは明らかです。
ちなみに平均年収が同等レベルの他業種企業を見てみると、サントリーHD、ソニーグループ、武田薬品工業などの企業名が挙げられます。
リクルートの給与・評価制度
本項目では、リクルートの年収はどのように決定されるのか、その評価制度について解説します。
評価制度は以下の2点があげられます。
それぞれ見ていきましょう。
ミッショングレード制
ミッショングレード制は、リクルート独自の人事評価制度のことです。
年齢や入社年次、経験、性別に関わらず、半年ごとに個人の能力に基づき、更なる成長に向けて職務価値を設定をするものです。
高い価値の職務を担う個人には高いミッションが設定されます。
半年でどのレベルの仕事まで任せることができるかを設定して、グレードによって報酬が決められている制度です。
末永
日系企業であるリクルートですが外資系のような制度を導入しています。
実力主義であるリクルートらしい制度ですね。
このミッショングレード制のために、20代後半で1,000万もらえる人もいるとのことです。
インセンティブ制度
インセンティブとは、目標を達成した際に給与に上乗せされてもらえる報酬のことです。
ただし、配属先によってはインセンティブ制がないところもあるようです。
営業職等には必ず数値目標があり、達成すると高いインセンティブが付与されます。
逆に未達だとインセンティブ無しという現実に直面します。まさに実力社会ですね。
リクルートのインセンティブは、個人の売上達成だけでなくチームでの達成率や他の努力目標も評価される点が特徴的ですね。
末永
インセンティブは、目標を達成している人しかもらうことはできません。
とにかくバリバリ働いて給与が欲しいという人にはありがたい制度ですね。
リクルートの残業代・ボーナス・退職金
リクルートから与えられる基本給以外に支給される以下の3点について解説します。
1つずつ見ていきましょう。
残業代
リクルートの給与には毎月35時間分のみなし残業代が含まれています。
2024年8月時点の「エンゲージ 会社の評判」によるとリクルートの平均残業時間は40時間とのことです。
固定残業代は「残業がない場合も支給し、残業が35時間を超過した場合は別途支給する」方法で、例えば40時間の残業をした場合は、5時間分の残業代が別途支払われます。
残業時間が0時間であってもみなし残業代はそのまま支払われるので、高い給与水準は保たれます。
ボーナス
リクルートのボーナスは「給与の〇ヶ月分」と約束されておらず、評価別です。A評価の場合、月給1ヶ月程度+業績賞与+インセンティブという形のようです。
エンゲージ 会社の評判では、賞与について以下のような口コミがありました。
口コミ
20代・男性
営業
30代・男性
営業
ボーナスはミッションに対しての評価とインセンティブで構成されていて、ミッションは計画数字の達成率や社内での役割に対しての評価、インセンティブは計画数字の達成に加えてキャンペーンでの活用によって決まります。
エンゲージ 会社の評判他の口コミにはボーナス総額について3ヶ月分や4か月分もらっている人もおり、金額でいうと30万円~350万円もらっている人もいました。
インセンティブによってボーナスには幅があることがよくわかりますね。
退職金
フロンティア制度という年収分相当の退職金をもらえる制度がありましたが、廃止されました。
2021年以降に入社した場合、3年半以上の在籍で100万円が上限となっているようです。
注目ポイントは、リクルートの契約社員であるKS職も契約満了で退職する場合、退職金100万円が出る点です。
リクルートの福利厚生
リクルートは福利厚生も充実しています。
それは、リクルートが個人に提供を約束している「3つのプロミス」の内の1つだからです。
「個々人の働き方を選択しやすい環境」をつくるという方針に則った、福利厚生を以下にまとめました。
特筆すべき点は、年間休日145日という点です。
一般企業の平均110日と比較すると35日も休日数が上回っているのです。
年間で、一か月以上も休みが多い計算になりますね。週単位で計算すると週休2.8日となります。
さらにリモートワークを基本としている点も注目です。本当に「働き方が自由な企業」と言えるかも知れません。
リクルートの福利厚生
- リモートワークの充実
- 居住地の自由
- 通勤交通費の実費支給(申請時に可否の判断)
- フレックスタイム制
- 短時間勤務制度
- 年間休日145日(週休約3日)
- 特別休暇
・STEP休暇
・アニバーサリー⼿当
・ストック休暇
・ケア休暇
・出産育児休暇
(平日9:00~19:00に30分~60分オンラインで実施)
・気軽に質問ができる上、カジュアル面談の後にエントリーできる
その他の休暇制度・サポート
- 産前産後休暇
- 介護休暇
- 公傷休暇
- F休暇(生理休暇)
- 慶弔休暇
- 裁判員休暇
- 転勤休暇
- 海外出張調整休暇
- 母性健康管理休暇
- 育児休暇
- 介護休職
- 労災休職
- 傷病休暇
- 特命休暇
Diversity, Equity & Inclusionに向けた取り組み
- 保活のミカタ
- 提携保育園
- ベビーシッター利用支援
- 病児保育利用サポート
- 産婦人科/小児科オンライン
リクルートの福利厚生については以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある人はぜひご覧ください。
リクルートの年収に関する口コミ
実際にリクルートで働いている人は、リクルートの年収についてどのように考えているのでしょうか。
以下にエンゲージ 会社の評判を参考にリクルートで実際に働いている人の声をまとめました。
リクルートに興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
口コミ
30代・女性
CA
20代・男性
営業
30代・女性
営業
自分の業績で賞与が決まります。
また、評価についても上司と定期的に話すので、透明性は高いと思います。
実力主義ではありますが 成績が上がらない人には気にかけてフォローしてくれる人が多い印象です。
エンゲージ 会社の評判末永
全体的にリクルートの給与や評価制度に納得している人が多かったです。
実力や成績が賞与に反映されるため、そこに働きがいを感じられるに人とっては、これ以上ない職場ですよ。
リクルートのKS職の年収
リクルートのKS職の年収は公に公表されているわけではありませんが、スタートの年収は400万円前後です。
リクルートにはKS職といわれる契約社員制度があり、飲食や美容の領域で、3年間仕事をします。
学歴・職歴不問での募集で、主に第二新卒や20代の若手のキャリアアップを対象にした雇用制度です。
もちろん、成績が良ければそれに応じてインセンティブがあり、契約満了時には100万円のキャリアアップ支援金をもらうことができます。
営業未経験でも応募できるKS職のおすすめポイントは以下です。
- 営業力のスキルが身につく
- 研修が充実している
- 自己成長を目指す先輩や同僚とともにお互いを高め合う風土に身をおける
スタート時だけでなく、研修が充実しており、日々の振り返りを通じて営業力を身に付けることができます。
また、eラーニングシステムを利用し、オンライン講座(例えばマーケティング講座など)をいくらでも受講することができます。レベルアップしたいと考えている人には絶好の環境でしょう。
そしてリクルートの風土を体感し、部活動などを通じてできる繋がりや経験は自分自身の財産になります。
リクルートとの相性が良ければ、年収以上に得るものが大きく、濃い3年間になることは間違いありません。
リクルートのKS職については以下の記事にて詳しく解説しているので、興味のある人は見てみてくださいね。
リクルートに転職した人の年収例
実際にリクルートに転職した人の年収はどれくらいかも気になる点です。
以下にすべらないキャリアエージェントを利用し、リクルートへ転職をした人の年収例をまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。
20代後半男性
前職の年収 | リクルートの年収 |
---|---|
690万円 | 590万円 |
20代後半女性
前職の年収 | リクルートの年収 |
---|---|
550万円 | 590万円 |
20代後半女性
前職の年収 | リクルートの年収 |
---|---|
350万円 | 356万円 |
20代前半男性
前職の年収 | リクルートの年収 |
---|---|
290万円 | 400万円 |
年収がいきなり2倍・3倍になっているということはありませんが、多くの人の年収が前職と比べて上がっていることがわかります。
年収の高いリクルートへの転職を成功させるには
リクルートへの転職を成功させるには、リクルートに詳しい転職エージェントを利用するのが一番の近道です。
弊社のすべらないキャリアエージェント には、リクルートに詳しいアドバイザーが多数在籍しており、リクルートに特化した面接対策を行えます。
以下で、弊社のすべらないキャリアエージェントを利用してリクルートに内定した実例を紹介しましょう。
Tさん前職データ
- 性別:男性
- 年齢:22歳
- 業界/職種:IT業界/営業職
- 年収:280万円
- 転職理由:会社の業績不振、個人営業から法人営業に切り替えて営業としての力をつけたかったから。
Tさん転職後データ
- リクルートグループの部署:リクルートジョブズ
- 業種:営業職
- 年収:400万円
Tさんへエージェントとしての支援
Tさんは新卒で短期離職になってしまうため、人事の人に早期退職した理由を上手く伝えられないという課題がありました。
短期離職だとどうしても再度早期離職してしまうのではないか、と企業から懸念を持たれてしまうからです。
そこで弊社のアドバイザーと共に本人の目指したい姿とそこに向けて必要なスキルを説明できるようにしました。
その結果Tさんは見事リクルートに内定しました。
末永
ここで紹介したのはほんの一例ですが、弊社のすべらないキャリアエージェントは今までの支援経験に基づいて、転職希望者の一人一人が抱える課題を解決することでその希望をかなえてきました。
「リクルートに転職したいけど何をやればいいかわからない」「リクルートに転職したいけど面接が不安」など人によって抱える悩みは様々ありますが、「絶対にリクルートに転職したい」という人は、まずはお話だけでも構いませんのでぜひご相談ください。
リクルートグループへの転職支援が得意なエージェント
ポイント
- 希望や適職にあった厳選した求人のみを紹介するので利用者満足度91%!
- 一人一人に向き合った丁寧なサポートにより内定決定率30%以上!(業界平均6%)
- 元社員が作成した過去の面接出題傾向を対策したシートによりリクルートの内定獲得率UP!
転職難易度が高ければ高いほど入念な面接対策が必要になるのですが、自分一人では転職ノウハウや面接の場数不足により十分な対策をおこなうのが難しいです。
そこで転職エージェントを利用して、過去の転職決定者の傾向や転職の基礎知識、効果的な面接対策法を教えてもらいながら転職活動を進めるのがおすすめです。