リクルートスタッフィングへの転職|選考難易度や年収を大公開!
こんにちは!すべらない転職の末永です。
「リクルートスタッフィングに転職してみたいけど年収や転職難易度ってどうなの?」といったお悩みを、今回は解決していきます。
私末永はリクルートグループの中途採用面接官の経験もあり、その立場から今回は解説をしていきます!
リクルートスタッフィングの選考難易度
選考難易度は比較的高いです。
というのは、リクルートスタッフィングは、無形商材の法人営業職としての採用がほとんどであり、提案型営業が主になるため、人当たりの良さと同時に、ロジカルさが求められるからです。
しかし、それだけではありません。
リクルートスタッフィングは、書類選考よりも面接を重視する傾向にあり、その中でも転職者の価値観に重きを置いた採用を行うので、人によって相性が分かれると言っても良いでしょう。
自分の軸を持って、今までのキャリアを歩んでいる人には、リクルートの社風がマッチし、同時にしっかりと面接練習をこなすことで転職がうまくいく事例が多くあります。
しかし、自分のこれまでの経験を評価するのはなかなか難しいよ…自分の軸って何…と思う人も多いと思います。
実際、自己評価と他己評価は乖離することが多く、自分だけで判断をくだすのはリスキーです。
そんな時は転職のプロであるエージェントを使うと効果的です。
すべらないキャリアエージェントは、リクルート出身者による面接支援に好評を得ています。リクルートスタッフィングへの適性だけでは無く、自分の市場価値を知りたい人もお気軽にご相談ください!
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基本給+成績に応じて月のインセンティブ+賞与が支払われます。
営業職の場合、20代では600万~700万程度(インセンティブ・賞与含む)となることが平均的ですが、評価次第で上下します。成績はきちんとインセンティブや賞与に反映されるため、20代で800〜1000万円を目指すこともできます。
営業成績はもちろんですがそれだけでなく、周囲を巻き込んで業務を遂行できているのかなど、仕事に対する姿勢や成績以外の観点での評価も含まれます。
人材派遣サービス業界の平均年収が496万円(参考:年収ラボ)であることを踏まえると、給与水準は業界トップクラスであると思います。
ただ、契約社員には賞与はあるものの、昇給制度はないため、正社員と契約社員の年収には大きな開きがあるようです。営業職での中途採用は契約社員のみですので、中途入社の場合は正社員への登用を目指すことになります。
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では、面接で何を意識すれば良いのでしょうか。
まず前提として、面接では本人の志向性、意欲、そしてポテンシャルが何よりも重視される傾向にあります。
相手のことを知りたい!という面接官の思いも強く「なぜなのか」「どうしてそう考えたのか」など突っ込んだ質問がされる傾向もあります。
もう少し具体的にいうと、以下のような観点が重要視されます。
1.明るく元気で前向き
リクルートグループには色んなキャラの人がいますが、印象を操作する人が多いです。だからこそ、したたかにクライアントに合わせたコミュニケーションがとれるのです。
ですから、採用面接時も「第一印象をよくする演出ができるか」「受け身ではなく、自分から先手を打って場をハンドリングできるか」を見ています。
2.ロジカルで簡潔なコミュニケーション
リクルートグループの面接の雰囲気はラフですが、コミュニケーションの受け答えがロジカル(的を得ている)かどうかをきっちり評価しています。営業ポジションはとくに論理的な受け答えができるかが重要なのです。
論理的な受け答えというのは、「結論→理由→ファクト(根拠となる原体験)の順で話せるか」から判断しています。
原体験はその結論に至った根拠となる実体験のことです。実体験がなければ、説得力が欠けた主張になってしまいます。
3.将来のありたい姿からの逆算ができているか
リクルートグループの企業はリクルートに入りたいだけの人を求めていません。リクルートという企業は手段や踏み台にしかなり得ないという考えが根付いているからです。
ですから「リクルートに入って、何をやりたいの?どうなりたいの?」という部分が深掘りされます。
という流れで志望動機を話せること、その主張に矛盾がないことが重要です。
4.将来への本気度
「将来のありたい姿からの逆算ができているか」にも関連してきますが、「将来〇〇になりたい!●●をやりたい!」という目的に対して本気かどうかという観点も見られています。
なぜなら、リクルートには「個の尊重」という価値観を大切にしていて、「自分ごとでも会社ごとでも本気ならば応援する」というスタンスだからです。
将来像ややりたいことだけ言われても、説得力はないですよね。
本気でやりたいことがあるなら全力で応援してくれる会社ですが、本気であることを会社に認めさせる必要があるのです。
本気度というのは下記の点からアピールできます。
- なりたい姿ややりたいことの理由を原体験をともに具体的に話せるか
- 自分の目的を達成するためにPDCAサイクルを回せるか、回しているのか
5.本音で腹を割って話せるか
素直な人間かどうかも重視されています。なぜなら、素直さは成長において重要な要素だからです。
過去の失敗体験を受け入れられるか、できない自分を認められるか、相手の話を真摯に受け止められるかといった観点を面接官は知りたがります。
リクルートスタッフィングの事業内容
事業は主に3点あります。- 紹介予定派遣サービス
- 人材派遣サービス
- アウトソーシングサービス
紹介予定派遣サービス
企業に派遣される際に、ミスマッチが生じるケースというのは多いと思います。それに対し紹介予定派遣サービスでは、一定期間お試しワーク期間を設定し、求職者と採用企業とのミスマッチを防ぐという事業です。
人材派遣サービス
こちらはまさに想像通り、人材派遣サービスの企画から実行まで幅広く行う事業です。
アウトソーシングサービス
こちらは、クライアント企業の適切な人材の募集から、業務改善・運用まで幅広く対応する事業です。クライアントのの事業戦略、業務特性に寄り添いながら、コストダウン・生産性向上に貢献することを目的に存在します。
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リクルートスタッフィングで働いている人は以下の3つをやりがいとして挙げられることが多いように感じます。
クライアント企業・派遣スタッフ双方から感謝してもらえる
クライアント企業・派遣スタッフ双方を顧客としており、それぞれの顧客満足度を上げるための仕事に取り組むことができます。
取引がなかった企業から契約をとれた瞬間や、苦労して取引にこぎつけた企業から求人をもらえた瞬間は喜びを感じられます。
スタッフとも、単に利害の調整をするだけではなく、その人のキャリア相談までおこなうような関係性を築くことができると、モチベーションが高くなりますよね。
サポートしていたスタッフが派遣先の企業に社員登用されて感謝した瞬間が1番嬉しかったというお声をお聞きしたこともあります。
人の働き方をサポートすることを通して「誰かの人生に影響を与えられる」という点もやりがいに直結するようです。
与えられる裁量が大きい
1人あたりの裁量が大きく、自分自身で考え行動することができるため、成長を感じやすい環境であるという声もお聞きします。
以下のように、新人であっても多くの仕事を任せてもらえることからも、社員1人に与えられる裁量が大きいことがわかるかと思います。
Recruit Staffing Co., Ltd. 新卒採用サイト
若手でも活躍できる環境
M&Aで拡大してきた際、早期退職制度を使ってベテラン社員がやめてしまったため、若手社員が多いです。そのため、年齢に関係なく意見を言うことができ、自分から手を上げれば、新規事業立案のような特殊なプロジェクトにも挑戦できる環境のようです。
実際の現場で若手人材を企画系の部門に登用している点からも、若手人材にもどんどんやりがいのある仕事を任せる社風であることがわかります。
大きな裁量で成長を感じたい人にとって、リクルートスタッフィングは魅力的な企業でしょう。
リクルートスタッフィングの評判・社風・カルチャー・口コミ
ここでは、リクルートスタッフィングの評判やカルチャーについてお話しいたします。
風通しがよく、自由な社風
リクルートグループの中で最も残業時間が少ないリクルートスタッフィング。正社員でも平均残業時間は40h。自由度が高く、フラットな社風です。
悩んだときに周囲の人が「大丈夫?」「今夜飲みに行こう」など声をかけてくれるので1人で抱え込むことが少なく、悩みも共有することができます。
社内の環境も社長・部長など上司の距離も近く、自由に提案・進言できるような組織。風通しがよく、改善提案などはしっかり聞いてもらえることが多いことも特徴的です。
福利厚生
正社員の女性比率は53.8%、管理職に占める女性割合は41.0%と女性社員の割合が高く、男女関係なく、フラットに働ける環境です。
(参考:リクルートスタッフィングの雇用実績)
育児・介護支援制度も整っています。育休については、取得率も高く、制度がきちんと根付いているようです。
時短制度や教育制度も確立されていて、仕事とプライベートを両立できるような体制づくりに力を入れています。
社内制度
特筆すべきは以下の2つの制度だと思います。
キャリアコンサルティング制度
3ヶ月に1度、マネージャーとの面談がおこなわれています。目の前の業務の話だけでなく、将来なりたい姿や自分の強み・弱みを棚卸しして、キャリア戦略をつくることができます。
普段の業務と目的意識を結びつけることができ、高いモチベーションを持って仕事に向き合えるようになると、社員からは高評価されている制度のようです。
GIB制度
GIB(ゴールインボーナス)は全社での通期目標を達成したときに、社員旅行が開催され、全社員にインセンティブが支給される制度です。
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リクルートスタッフィングの選考では、考え方や価値観・スタンス・意欲などの人物面を大切にしています。
転職難易度が高く、面接を重視する会社なので、なかなか自分一人でリクルートスタッフィングへの転職対策をするのは難しいです。
そのため、リクルートスタッフィングに転職をお考えの人は、ぜひすべらないキャリアエージェントをご活用ください。
すべらないキャリアエージェントは、元リクルート社員だからできる独自の転職対策方法を元に転職支援をします。
面接前には、自社で独自に作成したオリジナルの質問シート(*1)を活用し、自己分析の言語化をおこないます。
その結果、これまで多くのリクルートグループへの転職成功実績がございます。
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この質問シートは、リクルートへ多数の紹介決定実績があり、リクルートグループの中途採用面接官の経験もある著者自身が、面接で質問される事が多い内容をまとめたものです。
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