リクルートの社風ってどんな感じ?元社員が紹介します!

リクルート出身の筆者が、リクルートの社風の特徴や合う人・合わない人について解説します!
リクルート独自の制度についても紹介してます!
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リクルートの社風の特徴7つ
社風1.圧倒的当事者意識
リクルートを志望する人なら、「圧倒的当事者意識」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。
末永
圧倒的当事者意識とはつまり、「自分でモチベーションを保ち続けられる人」と言い換えられます。そのためには以下のような積極性が大切になります。
- 自分から業務を探して取りに行く
- 目的意識がしっかりしていて、業務を自分事として考えられる
このような人の根底には何があるかというと、「明確な目標やビジョン」です。目標が明確なので、業務を全て自分ゴトとして捉えて遂行できるんです。
実際に、リクルートは「リクルートを踏み台にしてステップアップしたい」と考える人を採用しており、リクルートに入ることを目的化している人や、環境依存思考のある人はリクルートの社風に合わないかもしれません。
社風2.なんでなんで思考
「なんでなんで思考」とは、全ての事柄に対してwhyを深堀していく文化です。
末永
この文化には質問を具体化して、深堀りして本質的な問題を発見する事が出来るという理由があります。
このおかげで仮説の精度が上がり、結果的に生産性も上がります。
ちなみにこれは中途採用面接でも発揮されます。面接官の質問への答えに対して、さらになんで?なんで?と深掘りされるのでしっかり対策しておきましょう。
社風3.商売人思考
「商売人思考」とは言葉の通りですが、商売人としての肌感を大切にするという文化です。
末永
リクルートでは新人の内から積極的に現場に飛び込み実践的な経験を積ませるという文化があります。
これは実践を伴わない机上の空論ではなく、それよりも徹底的にリアルな感覚を突き詰めていて、実際に泥臭いどぶ板営業を大切にしているリクルートのこだわりにあります。
最近は分業化・仕組み化が進んだことにより、少し傾向が変わってしまったようですが、部署によってはこのような泥臭い営業手法が色濃く残っていることもあります。
社風4.スタンス・マインドに徹底的に向き合う
「スタンス・マインドに徹底的に向き合う」があると、社員の仕事に対しる「やらされ感」がなくなり、会社全体の成長に繋がっています。
末永
リクルートには社員の仕事のスキル・能力だけでなく、マインドやスタンスまでも指摘する、少しおせっかいなカルチャーがあります。
自分自身の課題と徹底的に向き合わざるを得ない状況に追い込まれますが、実際に素直に受け入れる人が多いのもリクルートの特徴です。
このカルチャーの顕著な例は、新人研修のJDPが挙げられます。入社して約半年後に実施される研修なのですが、いわゆる360°評価のようなものが実施されます。
社風5.逆算思考
末永
リクルートでは新人でも自分で目標を考え、逆算して行動計画を考えさせられます。
これを習慣づけると、どのように自分で生産性を上げるかを考える癖がつくのです。
こうすることでモチベーションが上がり、達成確率も上がるだけでなく、誰かから指示をもらって着手するというルーティーンワークから抜け出すことができ、クリエイティブに仕事をすることができます。
このような風土があれば、社員もよりやりがいを感じることができますよね。
社風6.顧客の負に向き合う
6つ目の社風は「顧客の負に向き合う」です。
ここでの「負」は顧客の「課題」のことです。リクルートでは顧客の課題にフォーカスして議論する人が多いんです。
末永
リクルートでは新人でも自分で目標を考え、逆算して行動計画を考えさせられます。
これを習慣づけると、どのように自分で生産性を上げるかを考える癖がつくのです。
この「顧客の負に向き合う」というスタンスは、お客さんに喜んでもらい、それを自分のモチベーションにして自分も成績を上げる、というメリットがあるのです。
社風7.社員皆経営者主義
社員皆経営者主義とは社員全員が経営者のつもりで仕事に取り組むための行動指針で、この言葉はリクルートを退社し、独立することを奨励しています。
末永
通常の企業であれば「3年で退社して、起業します」と面接時に発言すると、長く働いてもらえないのかとお見送りになることがあります。
しかし、リクルートでは喜んで採用し、退職金を用意する制度を整え、その人の意志が叶うように応援してくれます。
さらに、若いうちから責任のある大きな仕事を与えて、成長をさせようとする文化もあり、ビジョンのしっかりしている社員へのバックアップが手厚いです。
リクルートの社員同士は「お互いに協力し、助け合う仲間」という文化があります。
また、リクルート社員は「で、最近どう?」が口グセで、リクルートには面白い仕事がないか聞きあい、競争する風土があります。
切磋琢磨できる環境が営業力を高め、ネットワークを広げていきます。
以上7つが、私末永が感じたリクルートの主な社内文化・社風です。これらの社風に共感できる人は、リクルートに歓迎され、そうでない人と比べて転職しやすいです。
ところで、これをお読みのあなたは、以下の質問に答えられるでしょうか?
- あなたはなかなか成果の上がらない同僚・部下にどのような声掛けをしますか?
- あなたは新規の顧客に営業をする際に、どのようなステップを踏みますか?
これらは、実際にリクルートの転職面接でされた質問ですが、多くの人がこのような質問に素早く論理的に返すことはできないのではないでしょうか。
末永
これらの質問に答えるためには「リクルート面接の特徴の知識」と「自分の経験・価値観を論理的に説明するスキル」が必要なのがお分かりいただけたでしょうか。
「やばい、そんなことできない」と思ったあなたには、リクルートに特化した選考対策を利用するのがおすすめです。
リクルートに合う人・向いている人
これまでご説明してきた通り、リクルートの社風は独特です。ですので、どうしても合う人・合わない人います。
以下のような特徴を持っている人はリクルートに向いている可能性が高いです。
- リクルートの社風の特徴6つに共感できる人
- 成長意欲が強い人
- 手段と目的を分けて考えられる人
- 論理的思考力
- リクルートでステップアップしたいと考えている人
まずは何より、先ほどご説明した7つの社風についての理解・共感ができていることが前提です。これらをご一読いただいて、「合わないな」「ついていけないな」と感じた人は向いていないかもしれません。
リクルートに合わない人・向いていない人
逆に、リクルートの社風に合わない人や、向いていない人には以下のような特徴があります。
- 積極性のない人
- 環境依存思考が強い人
- リクルートに入社することが目的化している人
リクルートでは積極性がなく、自己アピールが苦手な人にはあまり向いていません。成果主義のため、待っていても仕事は降りてきません。
「この仕事がしたいです!」とアピールできる積極性がなければ、雰囲気に飲まれてしまい、活躍できないばかりか早期退職につながってしまいます。
リクルート内部の制度
ここでは表彰制度・人事評価制度・早期退職制度の3つについて説明いたします。
| 種類 | 制度名 |
|---|---|
| 表彰制度 | MVP賞 |
| 人事評価制度 | キャリアビュー制度 ミッショングレード制度 |
| 早期退職制度 | 卒業時退職金制度 |
表彰制度
リクルートにはMVP賞という表彰制度があって、顧客やマーケットへの価値向上に貢献した人を対象に、年に1度発表される大規模な表彰をする制度のことです。
営業・商品企画・事業スタッフなど、あらゆる社員が対象になり「新規事業など新しい価値を生み出した」「事業領域を超えて、新たな付加価値を創造した」など、様々な理由で表彰されます。
ステージに上がれた人は名誉を称えられますし、上がれなかった人は「次は自分も表彰されたい!」と、成長に対する意欲が上がります。
人事評価制度
リクルートにはたくさんの人事評価制度がありますが、リクルート全体にある人事評価制度は主に以下の2つです。
末永
キャリアビュー制度は、リクルートによる3年限定の契約社員を採用している制度です。この職種をCV職と呼ぶこともあります。
旧リクルートライフスタイルの美容領域(ホットペッパービューティー)と旧リクルートスタッフィングで募集があります。
この職種は学歴や前職の経験に自信はないけど、ベンチャーっぽいチャレンジングな風土で活躍したいと考えている人におすすめです。
末永
半期ごとに、個人が担う職務の価値(期待成果)にグレードを設ける制度です。そのグレードは、個人の能力見立てに期待値を上乗せして設定します。
担う職務の価値(期待成果)でグレードが決まるため、年次や経験に関わらず、高い価値の職務を担う個人には高いミッショングレードが設定されます。
これも、誰にでも活躍する機会を与えるリクルートらしい制度ですね。
早期退職制度
早期退職制度のメリットは、以下になります。
- リクルートには若くて有能な人が後からどんどん入ってきて新陳代謝が起こる
- 何もしない高給取りや会社にしがみつこうとする人がいなくなる
- 卒業後、独立した人たちと新しいビジネスができる
リクルートは、独立心旺盛な社員が多く、退職のことを「卒業」と呼ぶ文化が根付いていて、この文化は会社側も好ましく思っています。
そのため、卒業を促すために早期退職金制度を整備しています。改訂があったため、減額していますが、それでも魅力的な制度ですね。
| 就業期間 | 退職金 |
|---|---|
| 6ヶ月以上1年6ヶ月以下 | 20万 |
| 1年7ヶ月以上3年6ヶ月以下 | 40万 |
| 3年7ヶ月以上 | 100万 |
ですが、これまであったフロンティア制度、ニューフロンティア制度は廃止されてしまったようです。
リクルートは転職者にも人気ですし、レベルの高いライバルと少ない枠を争わなければなりません。その中で勝ち残るには、リクルートに特化した選考対策を行う必要があります。
しかし、リクルートに特化した選考対策を一人でするのは難しいです。なぜなら、一人で転職活動していても得られる情報やできる対策には限界があるからです。
そこでおすすめなのが、リクルートに特化した選考対策を行うすべらないキャリアエージェント を利用することです。
またすべらないキャリアエージェントは『リーディングエージェント』として、リクルートが契約している転職エージェント200社以上から、最も手厚い支援をしていると評価を受けています。
すべらないキャリアエージェントをご利用いただければリクルートに特化した選考対策を通して、リクルートへの転職成功率アップ に貢献させていただきますのでぜひ一度ご相談ください。
すべらないキャリアエージェントについて、より詳細なサポート内容や口コミが知りたい人は以下の記事もご覧ください!
リクルートグループ各社の社風
リクルートにはたくさんのグループ会社があります。基本的に社風は大きく変化しないのですが、グループ会社によって少し違うところもあるので、以下の順に解説していきます。
リクルートグループと吸収合併をしたグループ会社については、「旧」と表記しております。
旧リクルートキャリア
- 事業内容:
- 社風:
旧リクルートキャリアは、人材採用広告・斡旋事業をしています。
入社1年目から、どんどん大きな仕事を任され、挑戦の機会を与えてくれます。
旧リクルートジョブズ
- 事業内容:
- 社風:
旧リクルートジョブズでは、アルバイト・パート・派遣・正社員など、様々な雇用領域における人材採用に関する総合サービスを展開しています。
素直に物事を吸収して、周りとの協調性がある人が活躍しています。成果や価値を生み出すことを求められるので、仕事へのモチベーションが高くなるような雰囲気です。
旧リクルートマーケティングパートナーズ
- 事業内容:
- 社風:
旧リクルートマーケティングパートナーズでは、婚活・結婚・出産育児情報、自動車関連情報、進学情報サービスなどを展開しています。
やりたいと思ったことを応援してくれる風土があり、勤務年数に関係なく、挑戦をさせてくれます。
旧リクルート住まいカンパニー
- 事業内容:
- 社風:
旧リクルート住まいカンパニーでは、住宅領域に関わる商品の提供をしています。
新入社員を育成する風土が整っており、定期的に研修を受けることができます。自分が提案したものが、それくらい効果があったのか目に見えてわかるので、分析力を試すことができます。
リクルートマネジメントソリューションズ
- 事業内容:
- 社風:
リクルートマネジメントソリューションズでは、人材開発・組織開発領域における課題解決の支援をしています。
目標達成のため、モチベーションを高く保ちながら仕事をしている人が多いです。
旧リクルートコミュニケーションズ
- 事業内容:
- 社風:
旧リクルートコミュニケーションズでは、クライアントの集客ソリューションやWebマーケティング、メディアの制作・流通・宣伝、カスタマーサポートまでを担当しています。
若手のうちから仕事をたくさん任されるので、成長を実感できる人が多いようです。
旧リクルートテクノロジーズ
- 事業内容:
- 社風:
旧リクルートテクノロジーズでは、リクルート全体のビジネスにおけるIT・ネットマーケティングテクノロジーの開発を提供しています。
それぞれミッションを持って、達成のために考えて動き続けることが求められます。チャレンジすることに関しては、しっかりとバックアップをしてくれる環境が整っています。
リクルートスタッフィング
- 事業内容:
- 社風:
テンプトゥハイヤー(紹介予定派遣)、営業・販促系アウトソーシング、新卒派遣、地域展開など、人材総合サービス業として事業領域を積極的に展開しています。
入社してからすぐに現場で学べるので、早く成長したい人には良い環境です。評価制度がしっかりしているので、データから評価をもらうことができるため、成長を実感できます。
リクルートへ転職を成功させる方法
ここまでリクルートの社風についてお伝えしてきました。
リクルートには仕事に対して意欲の高い社員が多いため将来起業や独立を目指す人には刺激的な環境といえるでしょう。
そんなリクルートの選考では、考え方や価値観・スタンス・意欲の人物面を大切にしています。そのため、個人のことを深ぼった質問が多く、きちんとした対策が必要となります。
弊社では独自に作成をしたオリジナルの質問シートもありますので、リクルートへの転職に興味がある人はぜひ一度ご相談ください。
リクルートについてさらに詳しく知る
リクルートへ転職を検討している人は、以下の記事もご覧ください。リクルートへの転職を考えている人が欲しい情報をご紹介しています!














すべらないキャリアエージェントは元リク出身の私末永の経験を活かしてこれまで数々の求職者をリクルートにお繋ぎしてきました。
そのため、リクルートの転職に関する知見の深さにはかなりの自信があります。