旧リクルートキャリアへの転職|元社員が解説する年収や選考情報
旧リクルートキャリアへの転職を検討されている人向けに、リクルートの元社員が選考の対策や年収、評判、福利厚生について余すことなく解説します!
旧リクルートキャリアの転職難易度は高い
旧リクルートキャリアの転職難易度はかなり高いです。
人柄やマインドのみならず、地頭の良さも問われるため、リクルートグループの中でもとくに難易度が高い企業だと言えます。
面接では、考え方やキャリアビジョンなどを突っ込んで深掘りされることが多いため、他社とは毛色の違うリクルート特化の面接対策が欠かせません。
また、書類選考を含め、1度お見送りになると基本的に1年以内は再応募・エントリーができないため、万全な対策をした上で選考に臨みたいですね。
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旧リクルートキャリアの会社概要と事業内容
まずはじめに、旧リクルートキャリアの基本情報について整理し、会社の全体像を掴んでみましょう。
会社名 | 株式会社リクルートキャリア |
---|---|
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
設立 | 1977年11月28日 |
資本金 | 6億4335万円 |
代表取締役社長 | 佐藤学 |
従業員数 | 4150名(2020年4月1日時点) |
取扱高 | 1413億8277万円(2020年3月期) |
事業内容 | 社員募集領域における人材採用広告事業/斡旋事業 |
リクルートキャリアは、リクルートグループにおける人材紹介事業を担っています。
人材業界のリードカンパニーとして、「リクナビ」「リクナビNEXT」などの求人メディアや「リクルートエージェント」という国内最大手の人材紹介事業を運営しています。
また、旧リクルートキャリアは会社設立以来、統合や合併で何度も社名変更してきた歴史があります。
直近の動向をみても、2006年に株式会社リクルートエージェントに社名変更したのち、2012年10月には、株式会社リクルート社のHRカンパニーと、株式会社リクルートエージェントが統合し「株式会社リクルートキャリア」に社名変更されています。
旧リクルートキャリアの平均年収
リクルートの気になる年収事情ですが、中途入社の場合、スタートが540万円程度になります。
入社後、活躍次第で600〜700万円ほどに上がります。
マネージャーに昇格すると、1000万〜1200万円ほどに上っていく人もいます。
旧リクルートキャリアだけでなく、リクルートホールディングス全体の年収をまとめた記事もございますので、参考にしてみてください。
旧リクルートキャリアの選考情報
それでは早速、旧リクルートキャリアの選考情報をお伝えしていきます。選考突破のポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
まずは、選考フローを確認していきましょう。
リクルートの選考フロー
リクルートの選考は、以下の通りで進みます。
- 採用ページからエントリー
- 書類選考
- SPI・筆記試験
- 一次面接(人事もしくは現場マネージャー)
- 複数回の面接
- 最終面接(部長もしくは役員)
基本的に、面接は複数回にわたって実施されます。
詳しい面接対策は以下の記事に詳しく書いてありますので、参考にしてみてください。
旧リクルートキャリアの面接対策
まず基本的にリクルートでは経験やスキル以上に、人物面をシビアな目線で評価されます。
そして、一般的な企業の面接とは異なり、志望動機を聞かれることはありません。
面接官は、面接を通して転職者の価値観を探ってくるため、自分軸を定め、質問に答えていくことが大切です。
実際に、旧リクルートキャリアの面接で多い質問例をいくつかご紹介します。
- なぜ前職を退職され、現職に転職されたのでしょうか?その際にはどういった基準で企業を選定されたのでしょうか?
- 今までで1番印象に残っている出来事・頑張ったと思える事はなんですか?
- 結果ご縁があり、入社された場合は、どんなことをやっていきたいですか?それはなぜですか?
人によって聞かれることは違うので、必ずしも上記の事項が聞かれるというわけではありません。ただ、多くの質問において「なぜ」と深掘りされる傾向にあるので、自己分析や事実の整理が非常に大切です。
これまで数多くのリクルート採用決定者を出してきた実績を元に万全な面接対策をおこなうので、本気でリクルート転職を目指す人におすすめできる自負がございます。
旧リクルートキャリアへの転職成功事例
選考情報を聞くと、旧リクルートキャリアへの転職はかなりハードルが高いと感じるかもしれませんね。
そこで、弊社すべらないキャリアエージェントが実際に支援した方の転職事例をご紹介させていただきます。
ご自身の経験などと照らし合わせ、転職活動の参考にしてみてください。
現職の営業にやりがいは感じていましたが、年功序列で保守的な風土だったので、もっとスピード感のある成長がしたく転職を決意しました。
上記の転職理由をもって選考に臨んだAさんでしたが、転職成功には以下の課題がありました。
・新規開拓の営業は未経験
・年齢も比較的高く、人材紹介への業務イメージが弱い
そんなAさんでしたが、下記対策をメインにおこなったことで、見事内定を獲得し、年収アップで転職成功を収められました。
・過去のエピソードをもとにリクルートキャリアの業務親和性を言語化し、バイタリティの高さや活躍イメージをアピール
・担当キャリアアドバイザーの原体験を交えながら業務イメージを説明し、志望動機と業務への紐づけをする
旧リクルートキャリアの社風・残業・福利厚生
ここで、旧リクルートキャリアの労働環境についてみてましょう。
労働環境で気になる点は以下の3つです。
- 社風
- 残業時間
- 福利厚生
社風
リクルートは大手企業でベンチャー的な社風なので、どこの企業へ行っても馴染みやすいです。
上司と部下の距離は意外にも近く、皆さんが思っているよりもフラットな組織です。
一般企業と比較して、リクルートは特殊なカルチャー・社風と言われています。
リクルートグループ全体の社風についてもっと詳しく気になる人は以下の記事を参考にしてください。
残業時間
比較的働きやすい環境で、労働時間については会社側のフォロー体制が整っています。
ただ、まったく忙しくないわけではないので、20時〜21時くらいには帰れるといった感じですね。
福利厚生
旧リクルートキャリアには、一般的な企業とは少し違う福利厚生があります。
特徴的な制度をいくつか挙げてみましょう。
- 在宅勤務制度
- 時短勤務制度
- アニバーサリー休暇
- リフレッシュ休暇
- GOAL IN BONUS
在宅勤務制度
育児・介護などの事情により、オフィスで仕事をすることに制約のある従業員を対象にルールを定め、在宅での仕事を認める制度です。
時短勤務制度
育児・介護中の従業員に対して、勤務可能な時間や期間についてルールを定め、短時間勤務を選択できる制度です。
アニバーサリー休暇
有給休暇の取得促進を目的とした休暇制度で、年1回連続した4営業日以上の有給休暇を取得すると、アニバーサリー手当金6万円が支給されます。
リフレッシュ休暇
日常生活から離れて心身をリフレッシュし、中長期的な次の飛躍に備えるための休暇制度で、3年毎に連続した5営業日の休暇を取得でき、リフレッシュ手当24万円が支給されます。
GOAL IN BONUS
組織としてお互いを信頼し、高め合い、刺激し合う関係性のある土壌を創るため、所属組織の目標達成度合いに応じて、年間最大10万円が支給されます。
旧リクルートキャリアで働く人の口コミ
ここで実際に、旧リクルートキャリアで働く人の口コミを紹介します。
女性でも働きやすい環境のようですが、自分自身が成長したいと思えないと、周りの成長に追いつかないという成果主義な部分もあるようです。
大手の会社ですし、お客様からの期待も大きく、仕事をやり遂げたときの達成感はものすごく気持ちが良いです。
年齢は関係なく、完全成果主義!仕事が多少忙しくても、仲間と一緒に頑張れる人には適した会社なのではないでしょうか。
とにかく自分自身のスキルを身につけて、成長したいと思い旧リクルートキャリアに転職しました。
ただ、大手だからといって会社にいるだけでは成長できません。自分で成長したいと強く思わないと、取り残されていってしまう会社だと思います。
育児休暇が取りやすい環境です。子供の体調不良や、イベントのときなども、上司が休むようにサポートをしてくれます。
産休から会社復帰した社員は、育児をするための短期勤務が認められています。
育児をしながら、仕事もしたいという人にはピッタリの環境だと思います。
転職者に関わることは、その人の人生を大きく変えることなので、常に緊張感を持って働けます。
ステップアップへの意識が低い人は、伸び悩んで仕事を楽しく感じられないかもしれません。
旧リクルートキャリアに転職後のキャリア形成
旧リクルートキャリアの教育方針は「仕事をしながら教育すること」なので、日々の業務から将来の自分のためになるスキルを吸収できます。
実際に、若手社員からは「チャレンジをさせてくれる会社」だと評価されているようです。
したがって、社員の成長を何よりも大切にする旧リクルートキャリアでは、業務を通じて高い専門性や営業力が自然と身につけられます。
旧リクルートキャリア卒業生は、独立する人が多い!
旧リクルートキャリアでは、独立志向の高い人を積極的に採用しており、実際に独立する人は多いです。
旧リクルートキャリアへの転職を希望される人との面談で「リクルートで経験を積んだ後は、皆さん独立するのですか?」という質問をよくされます。
著者の末永自身も、リクルートを退社後に独立しました。とはいえ、すべての人が独立するというわけではありません。
経営コンサルタント・政治家・社長など、旧リクルートキャリアの卒業者の経歴は多彩です。
成長できることを大切にしている会社なので、日々の業務から様々なことを学んだリクルート出身者は、どの業界でも活躍できます。
旧リクルートキャリアへ転職を成功させる方法
旧リクルートキャリアの選考では、考え方や価値観・スタンス・意欲などの人物面を大切にしています。
そのため、面接を重視する会社なので、転職難易度が高いということをお伝えしました。
旧リクルートキャリアの面接法は独特なので、ノウハウがない人が面接対策をするのは難しいです。
弊社独自に作成をしたオリジナルの質問シート(*1)で選考対策をおこない、多くの転職者様をリクルートへお繋ぎしています。
また、リクルートのほかにも、マイナビやレバレジーズ、ネオキャリアのような人材業界の企業やベンチャー気質な企業への転職支援が得意です。
転職をお考えの人は、ぜひすべらないキャリアエージェントもご検討ください。
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この質問シートは、リクルートへ多数の紹介決定実績があり、リクルートの中途採用面接官の経験もある著者自身が、面接で質問される事が多い内容をまとめたものです。
質問シートは、弊社にご相談された転職者のみにお渡ししておりますが、一部内容をこちらの記事「転職は自己分析が決め手!」にて公開しております。
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