旧リクルートテクノロジーズに転職するには?内定獲得の秘訣を徹底解説

リクルートテクノロジーズに転職するには?内定獲得の秘訣を徹底解説

    「旧リクルートテクノロジーズに転職してみたいけど実際どうなの?」といったお悩みを、今回は解決していきます。

    私はリクルートの中途採用面接官の経験もあり、その立場から今回は解説をしていきます!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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株式会社リクルートテクノロジーズは、組織再編により2021年4月以降、株式会社リクルートとなっております。

旧リクルートテクノロジーズの転職難易度

転職エージェント末永 末永

結論、旧リクルートテクノロジーズの転職難易度は高いと言えます。

2021年の組織再編でリクルートテクノロジーズがリクルートに合併される前の話ですが、中途採用は主に経験者採用をおこなっていました。

というのも、リクルートグループ全体のITの基幹部分を担っているグループ会社でしたので、経験が豊富なエンジニアやプロジェクトマネージャー経験者を採用していたのです。

ですが、中には難しいと言われてもリクルートを目指したい転職者はいると思います。私もリクルートに転職するというのは、それほどの価値があると思います。そこで、コツを二つご紹介します。

転職エージェントを利用する

これは経験者採用に限った話ですが、倍率が高いため、経歴に自信があったとしても転職エージェントに頼るのが無難な選択です。

というのも、スキルを重視される他の企業と違い、リクルートではスキルと同じ程度、マインドも重視されるからです。

せっか貴重なスキルがあってもマインド面の言語化が足りなかったことが原因でお見送りになってはもったいないので、適切な対策で変えられる部分は積極的にエージェントを利用してしまうことをおすすめします。

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他の企業を経由して旧リクルートテクノロジーズに転職する

未経験の場合や、経験者でも求人の要件に満たない場合は、他の企業の中からリクルートテクノロジーズの業務内容に近い職種を経由してリクルートテクノロジーズに応募する方法があります。

リクルートは、遠回りをしてでも転職する価値のある企業だと思うので、実際にこの方法をとる転職者も大勢います。

この場合も転職エージェントを利用することがおすすめです。どの企業の求人に応募すれば、リクルートテクノロジーズで求められる経験が身につくか、転職者個人には判断がつかないからです。

弊社のすべらないキャリアエージェントでは、いくつかの企業を経由したキャリアアップ転職のサポート実績も豊富ですし、リクルートへの転職支援にはリクルートから【リーディングエージェント】を受賞した実績もございます。

完全無料で利用できるので、お困りの際は以下からお気軽にご相談ください。

弊社エージェントのポイント

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そもそも旧リクルートテクノロジーズって何をしてる会社?

旧リクルートテクノロジーズは、IT・ネットマーケティング領域のプロ集団として、技術開発・提供を行い、IT企業とも呼ばれる、リクルートのビジネスを支えています。

簡単に言えば「リクルート内のシステム会社」といった感じです。

自らの事業を持たず、IT・ネットマーケティング分野で横断的にソリューションを提供しています。

社風・カルチャー

リクルート内のシステム会社になりますので、各事業会社との連携も多いです。20〜30代の社員が多く、元気でワイワイした雰囲気で、体育会系の社員が多いです。

部署によっては忙しい時期もあるようですが、産休・育休後の復帰社員100%や、フレックスタイム制など、割と自由で働きやすい環境になっています。

仕事のやりがい

自ら手を挙げることで、どんどんチャレンジをさせてくれ、上司もチャレンジを応援してくれます。

しかし、逆を言えば自分のやりたいことが明確でなかったり、言われたことしかできないという指示待ちをしてしまう人は、あまり大きな仕事をさせてもらえず、やりがいを感じれないかもしれません。

転職後のキャリア形成は?

旧リクルートテクノロジーズでは「キャリアパス」という制度があり、理想のキャリアパスを描くことができるよう、定期的にフォローを行っています。

技術を手段にするジェネラリストか、技術を極めるスペシャリストかを選ぶことができ、1度決めたキャリアパスは、状況に応じて自由に変更することが可能です。

詳しくは、リクルートのコーポレートサイトを参考にしてください。

今後の事業課題は?

旧リクルートテクノロジーズの事業課題は「今やらなければいけないことを定義し、立案・実行し、成果を出すこと」だと言えます。

「定義」「立案」「実行」「成果」この4つのプロセス全てをプロフェッショナルとして、責任を持ち、実施することが重要になってきます。

今後どのような対策を練り、行動していくのか?という点が、大きな課題となってきます。

旧リクルートテクノロジーズの売上推移

売上業績 売上高 営業利益 当期純利益
2018年3月期(第6期) 非公表 非公表 2億2,328万円
2019年3月期(第7期) 非公表 非公表 3億4,689万円
2020年3月期(第8期) 非公表 非公表 2億7,647万円

旧リクルートテクノロジーズが求める人材

旧リクルートテクノロジーズが求める人材は、以下のような人です。

  • 高い当事者意識、強い意志をもって物事に取り組める人
  • 途中であきらめずに、最後まで考え抜き仕事をやり遂げる人
  • 現状に甘んじることなく学び続け、自ら進化しようとする人
  • 周囲からの信頼を獲得し、組織として高い成果を追求できる人

さらに、以下のようにリクルート全体でも求められる人材は共通しています。

  • 明るくガッツがあり、エネルギーレベルが高い人
  • 当事者意識が高い人、他責や環境依存的ではなく自責性が強い人
  • ロジカル・論理的・合理的な人、わかりやすく、論理的なコミュニケーションがとれる人
  • 自分の根源欲求を言語化できていたり、自分を正当に客観評価できる人、メタ認知力の高い人
  • 自分のありたい姿が明確な人
  • 本気度の高い人、口だけでなく自らアクションできる人
  • 素直で柔軟な人、本音で腹を割って話せる人
  • チームワークを大事にする人

上記それぞれのポイントが、高いレベルで求められます

面接を受ける際は、求められる人材の要素を入れ込んで志望動機や自己PRを考えるようにしましょう。

志望動機や自己PRの考え方については、以下の記事を参考にしてください。

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旧リクルートテクノロジーズのキャリア採用情報

旧リクルートテクノロジーズでキャリア採用をしている職種は、以下の通りです。

  • 事業IT(Web・セキュリティ)企画
  • Webマーケティング
  • プロジェクトマネジメント
  • ITアーキテクト・AP基盤
  • セキュリティ
  • コーポレートスタッフ
  • アプリケーションエンジニア
  • ビッグデータ
  • 基幹・勘定・業務系システムマネジメント
  • インフラエンジニア
  • R&D

たくさんの職種があるので、今回は事業IT(Web・セキュリティ)企画とWebマーケティングについて紹介します。

事業IT(Web・セキュリティ)企画

事業IT(Web・セキュリティ)企画からは、IT企画・サービスディレクション(社内SE)を紹介します。

リクルートのサービスにおける企画・開発からリリース後のサービス改善まで、ディレクションを担当しています。

また、Webサービスのリニューアルや新商品・新機能リリース、新サービスのリリースなどにおける、システム企画から開発のディレクションも担当しています。

必須スキル

※経験年数が浅い場合、これから成長したいという意欲の高い人を歓迎

  • SIer、Net系企業等において開発プロジェクトのマネジメント経験がある人
  • 要件定義からリリース後の保守運用まで一通りの開発プロセスの経験がある人
  • システムだけではなく、事業会社のビジネスに興味がある人
  • 企画・開発ディレクションの領域でスキルを伸ばす意欲がある人

歓迎スキル

  • リクルートの主要Webサービスとユーザー規模のWebサービスにおけるエンジニア・PM経験を持つ人
  • 例えば複数にまたがってマネジメントするなどのプロジェクトマネジメント経験がある人
  • ユーザーや顧客に対して直接要件折衝経験がある人
  • 年齢や上下関係などは関係なく、自分自身の意志を強く有し、当事者意識を持って業務にあたることができる人
  • 社会をよりよくしていきたいというチャレンジ精神を持つ人

Webマーケティング

Webマーケティングは、リクルートの各事業会社のサービスの改善を担当しています。

定量・定性両面の観点から、分析・課題設定を行い、UI・UXの改善施策を企画・実行することで、短中長期に渡って事業成長に貢献するポジションです。

必須スキル

  • 定量・定性データ解析からの課題抽出・仮説構築、改善計画・KPI策定の提案と実行スキル
  • プロダクト・サービスのUXからUI設計までより詳細な要件定義策定スキル
  • Webディレクターとして、デザイナー・フロントエンジニア・サーバーサイドエンジニアとの協業、もしくは開発ディレクション・プロダクトマネジメント経験
  • データベースに関する知見やSQLの知識
  • Webマーケティング
  • 集客に関する知識

旧リクルートテクノロジーズの面接難易度

旧リクルートテクノロジーズでは、リクルートのIT技術を一手に担っているため、求められるスキルレベルが非常に高く、選考難易度も高いです。

特に「仕事に対する姿勢に共感できるかどうか」と「ロジカルに物事を考える力」が重要視されます。

基本的な選考フローは、以下の通りになります。

選考フロー

エントリー

書類選考

面接(2~3回)・Webテスト

内定

先端技術や新ソリューションの研究・開発や大規模システムの開発に力を入れているため、尖った技術への興味や大規模開発のPM・PL経験をアピールできると良いです。

面接での質問例

リクルートの面接では、以下のような質問を好んでする傾向があります。

  • なぜそうなの?それを主張する背景や理由、動機付けは?
  • 他にはないの?本当にそうなの?それを主張する前に、他の選択肢と比較し吟味した上での結論なのか?
  • 具体的に言うと?それに対して自己なりの解釈や定義、言語化ができているのか?

上記3つの質問を繰り返すことで、本気度や価値観をあぶり出そうとします。

対策としては、事前準備をしっかりしておくことです。

以下は、リクルートの面接で聞かれる質問をまとめた記事になります。

旧リクルートテクノロジーズの平均年収

リクルートの平均年収グラフ

2018年3月31日の有価証券報告書によると、株式会社リクルートホールディングス全体での平均年収は、約958万円です。

リクルート以外の、マイナビ・doda(パーソルキャリア)・JAC(ジェイエーシーリクルートメント)・パソナの年収を比較すると、リクルートは年収が1番高いことがわかりました。

旧リクルートテクノロジーズの場合、職種によって平均年収が異なります。

上記で解説した、事業IT(Web・セキュリティ)企画とWebマーケティングの年収は、以下の通りです。

事業IT(Web・セキュリティ)企画 Webマーケティング
約544〜1260万円 約544~1152万円

リクルートのミッショングレード制という評価制度で、成果を出せば年収がアップしていきます。

だいたい、30歳前後で約600万〜900万円くらい上がる人が多いようです。

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旧リクルートテクノロジーズの口コミ・評判

旧リクルートテクノロジーズに転職を成功させた人に、実際働いてみてどう思ったか?という評判について聞いてみました。

人物 アプリケーションエンジニア・男性

部署にもよりますが、忙しさに波があって、休日も仕事…ということがたまにあります。

でも別で休日はしっかりと取れるので、ブラック企業のように休めないということは全くありません。

普段通りの忙しさのときは、早く仕事を終わらせたら定時で帰れるので、ワークライフバランスを保つことは可能です。

人物 企画・女性

社内は男性の方が多いですが、男女の評価の差などは特にありません。

女性を管理職に登用したり、活躍できる場を作ろうとはしてくれていますが、人数が少ないのでまだまだこれからといった感じです。

育児休暇などの福利厚生がしっかりしているので、結婚している女性でも伸び伸びと働いています。

旧リクルートテクノロジーズの福利厚生

旧リクルートテクノロジーズには、以下のような福利厚生があります。

  • 組織単位での飲食
  • 結婚祝金・出産祝金
  • 永年勤続祝金
  • ポイント制退職金制度
  • 確定拠出年金制度

福利厚生について詳しく知りたい人は、リクルートのコーポレートサイトを参考にしてください。

リクルートへ転職したい人へ

リクルートの選考では、考え方や価値観・スタンス・意欲の人物面を大切にしています。そのため、面接を重視する会社なので、転職難易度が高いということをお伝えしました。

リクルートの面接法は独特なので、ノウハウがない人が面接対策をするのは難しいです。

リクルートの内定率を向上させるためには、すべらないキャリアエージェントのような転職エージェントを利用することがおすすめです!

弊社独自に作成をしたオリジナルの質問シート(*1)で選考対策をおこない、多くの転職者様をリクルートへお繋ぎしています。

また、リクルートのほかに、マイナビレバレジーズネオキャリアのような人材業界の企業やベンチャー気質な企業への転職支援が得意です。

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この質問シートは、リクルートへ多数の紹介決定実績があり、リクルートの中途採用面接官の経験もある著者自身が、面接で質問される事が多い内容をまとめたものです。

質問シートは、弊社にご相談された転職者のみにお渡ししておりますが、一部内容をこちらの記事「転職は自己分析が決め手!」にて公開しております。

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リクルートへ転職を検討している人は、以下の記事もご覧ください。リクルートへの転職を考えている人が欲しい情報をご紹介しています!

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