リクルートに第二新卒は転職できる?転職難易度や選考フローを紹介!
第二新卒がリクルートに転職する方法をリクルート出身の転職エージェントが解説します。
また、第二新卒がリクルートに転職するメリットや第二新卒が転職しやすい職種もあわせて解説します。
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弊社ではYoutubeも投稿しており、リクルートへの転職を考えている人に役立つ動画も多数あります!
【パターン別】リクルートの第二新卒での転職難易度
第二新卒がリクルートに転職する難易度を解説する前に、第二新卒がリクルートに転職するには2つのパターンがあることを知っておく必要があります。
第二新卒がリクルートに転職できる方法
- 新卒枠で応募する(入社時30歳以下の人のみ)
- 中途採用枠で応募する
この2つのパターンごとに、難易度や応募するべき人は異なります。
ここでは、それぞれの転職難易度とどちらの枠に向いているのかを解説します。
リクルートに新卒枠で転職する場合の難易度
リクルートに新卒枠で転職するのはかなり難しいです。
東洋経済ONLINEの「入社が難しい有名企業ランキング」では108位にランクインしていることからも、その難易度がわかると思います。
新卒枠の難易度が高い理由
- 優秀な人材が集まる
- 学歴がある程度見られる
リクルートには、「起業のためにリクルートで成長したい」「新卒から裁量をもってバリバリ働きたい」という学生が集まります。リクルートでは、年収・福利厚生が充実していることも学生を惹きつける大きな要因です。
明確な学歴フィルターはありませんが、実際に内定している人をみると、東京大学、早稲田大学、慶応義塾大学などの難関大学出身の人が多いです。
これらの理由により、新卒でリクルートに入社するのはかなり難しいといえます。
そんな新卒枠に応募したほうが良い人は、以下の特徴に当てはまる人です。
新卒採用枠で応募する方が良い人
- (メーカー技術職など)業種未経験でキャリアチェンジをする人
- 他の応募者と競える実績・スキルのない人
- キャリアの方向性が明確でない人

末永

新卒採用枠ではポテンシャルが重視されるため、未経験の職種に転職したい人、特定の実績やスキルがない人は、中途採用者よりも新卒の学生と競ったほうが内定を得やすいです。
また、新卒採用では就職できる職種の選択肢も多いため、まだキャリアの方向性が決めきれてない人も、新卒採用枠で応募するのがおすすめです。
リクルートに中途枠で転職する場合の難易度
リクルートに中途枠で転職するのも新卒枠と同じくらい難しいです。
リクルートは、転職先としても非常に人気があり、応募してくるほかの候補者も優秀な人材が多いです。
一方で応募するポジションによっても難易度は変わり、例えば、総合職であるGE職ではなく3年間の契約社員であるKS職であれば、経歴不問のため難易度も下がります。
そんな、中途採用枠での転職をするべき人は以下の通りです。
中途採用枠で応募する方が良い人
- 業種経験があり、同業種間での転職を考えている人
- 他の応募者と競える実績・スキルがある人
- キャリアの方向性が明確で、キャリアアップを目指している人

末永

中途採用は前職での実績やスキル、経験が評価されやすいため、同じ業種間の転職を考えている人、前職で確かな実績・スキルがある人におすすめです。
また、キャリアの方向性が明確な人も、その経歴を活かせるリクルートの職種に転職するのがおすすめです。
中途採用での転職を考えている人は、下記の記事で網羅的に解説しているので、ぜひ読んでみてください。
リクルートの第二新卒の選考フロー・面接対策
リクルートの第二新卒の選考フローは、正社員(GE・SE)・契約社員(KS)ともに以下のフローで進みます。
正社員の中でもエンジニアなどの職種は異なることもありますが、ここではもっとも一般的なリクルートの選考フローについて解説します。
選考フローの流れ
書類選考&SPI
リクルートの書類選考の通過率はそこそこ高いです。なぜなら、リクルートは対面で相手を知れる面接を重視しているからです。
リクルートの中途採用の書類選考では基本的に学歴・職歴が良くないとだめということはなく、あくまで応募者個人を見ています。
また、リクルートの第二新卒の採用フローではSPIの受験もあり、言語・非言語・性格診断が出題範囲です。
そのため、中途採用のためのテスト対策参考書を使って、ひと通り対策しておくことが必要です。

末永

書類面接の内容は、一次面接、最終面接の際に面接の材料になるため、自己PRや経歴を書く際は自分が面接でアピールしたいポイントをしっかり記載するようにしましょう。
SPIに関しても、ボーダーは新卒ほど高くはないため、新卒の時全然だめだったという人もそこまで心配する必要はないです。
しかし、SPIのボーダーは募集している職種によって変わること、性格検査はかなり厳しく見られることを念頭に対策は必要です。
録画面接(契約社員採用のみ)
録画面接はリクルートのKS職のみ、0.5次面接の代わりに選択できます。そのため、正社員枠に応募する人は次にお進みください。
録画面接では聞かれることが限られているため、しっかり対策すれば通過することが可能です。
録画面接の質問
- 自己紹介
- 転職理由
- 志望動機
- 自身の強み・弱み
- 希望ポジション
- 希望エリア
この質問内容を一問につき60秒で答えるのがリクルートの録画面接です。変わった質問はないので、対策すれば困ることはないです。
1次面接
一次面接の面接官には人事やマネージャークラスの人が出てきます。
1次面接において重要なのは以下の2点です。
1次面接でみられる点
- リクルートの求める人材に当てはまるか
- リクルートで活躍できるか
特に自身の経験を中心に質問が展開されるため、1次面接では自己理解ができているかどうかが重要です。

末永

また、第二新卒の人は「なぜ新卒の仕事を辞め」「リクルートに転職したいのか」の2点が必ず質問されます。
この質問で面接官に納得してもらえるような解答ができないと、短期離職を懸念されお見送りになるので、念入りに準備する必要があります。
最終面接
最終面接は事業部長やマネージャークラスが面接官になることが多いです。
最終面接で見られるのは以下の点が見られます。
最終面接で見られる点
- なぜリクルートに転職するのか
- リクルートでないとだめなのか
- リクルートにコミットメントできるのか

末永

1次面接で個人の資質を見ているとしたら、最終面接で求められるのはリクルートへの志望度です。
最終面接は雰囲気が堅いため「怖い」と考える人もいます。そのような環境でもしっかり受け答えできるように、しっかりアウトプットの練習をしましょう。
第二新卒でリクルートに転職するのは難しいですが、転職エージェントを用いてリクルートに特化した選考対策を行えば、内定獲得率は高くなります。
転職エージェントは無料でご利用いただけるので、ぜひご利用ください。
第二新卒におすすめのリクルートの職種
ここでは、第二新卒でリクルートに転職することを考えている人におすすめの職種2つを紹介します。
企画営業
企画営業は、担当するエリア内の飲食店・ヘアサロン・ネイルサロン等に対し、グルメ情報サイト「HOT PEPPERグルメ」やサロン情報サイト「HOT PEPPER Beauty」を用いた集客支援と業務支援を実施します。
募集要項 | |
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必須条件 |
・自ら考え、自ら動くことの出来る方 ・常に学ぶ姿勢があり、成長したい意志がある方 ・カスタマーに新しい行動を生み出す「きっかけ」を創りたい方 |
歓迎条件 |
営業経験や接客販売経験等、顧客折衝経験を有する方 ※約6割程度が、営業未経験からの入社ですので、ご安心ください。 |
配属部署 | 飲食Division/ビューティDivision |
雇用形態 |
雇用形態:契約社員 契約期間:1年更新 試用期間:無し |
集客支援と業務支援を並行しておこなうことで、クライアントの課題解決をおこない、総合的に経営全般をサポートする仕事です。
住宅アドバイザー
住宅アドバイザーは、リクルートが提供するサービスのSUUMOに関する業務をおこなうポジションです。
募集要項 | |
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必須条件 |
・会話のキャッチボールが的確にできる方 ・他者に対する貢献にやりがいや喜びを感じられる方 ・周囲と協力しながら、チームで仕事に取り組む姿勢のある方 ・周囲からのアドバイスを素直に受け止め改善することができる方 ・分からないことや不安なことを自己開示し周囲を頼ることができる方 |
歓迎条件 |
・相手の表情や言葉の背景など意図をくみ取ろうとすることができる方 ・目標に対して最後まで努力できる方 ・自身の成長に向けて自ら主体的にPDCAを回せる方 ※住宅業界に関する知識が無くても大丈夫です。ご就業後に研修・業務を通じて学んで頂きます。 大切なのは知識よりも、カスタマーの要望を聞き取り、整理し、導く力です。(メンバーの8割が就業時住宅業界未経験) |
配属部署 | Division統括本部 住まい領域統括 カウンター・請負Division |
雇用形態 |
雇用形態:カウンター社員 契約期間:定めなし 試用期間:あり(6ヶ月) |
予約検討カスタマーへカウンターサービスの魅力を伝え予約の最大化やリフォーム検討中のカスタマー×クライアントのマッチング創出、新築マンションor注文住宅検討中のカスタマー×クライアントのマッチング創出をおこないます。
第二新卒でリクルートへ転職するメリット
ここでは、リクルートに第二新卒で転職することで得られるメリットを紹介します。
- 市場価値を高められる
- リクルート出身の肩書を得られる
- 社員を大切にする環境で働ける
第二新卒がリクルートで働くどの業界・職種でも求められるスキルを身につけられます。そのようなスキルを持っていれば市場価値は高まり、自分の考える理想のキャリアを築きやすくなります。求められるレベルは高いですが、得られることもその分多いです。
「元リク」と呼ばれるリクルート出身者は、多くの企業において高い期待値を持たれます。リクルートで確かな実績を残していれば、転職する際も「我が社でも通用する」と考えられるため転職が有利になります。
リクルートは社員を大切にする企業であり、誰に対しても丁寧な指導や理想のキャリアを築くための支援をしてくれます。また、「個の尊重」という価値観のもと、誰にとっても働きやすい職場づくりや福利厚生を充実させています。

末永

リクルート出身者のポジショントークにはなってしまいますが、本当にメリットは多いと思います。
もちろん、ノルマが高い・忙しいなどのデメリットもありますが、今となっては「リクルートにいたおかげで、、、」となることが多いです。
リクルートが求める第二新卒の人物像
ここでは、リクルートが第二新卒を採用する際に求める人物像について解説します。
- 成長意欲のある人
- 目標が明確な人
- 素直な人
リクルートが第二新卒で転職する人に最も求めているのは成長意欲です。リクルートは成果主義の会社のため、成長意欲があり積極的に行動できる人でないと仕事をもらえません。社員も「将来起業したい」「成長したい」という人しかいないため、成長意欲がない人は、リクルートの雰囲気に合わず早期退職に繋がります。
リクルートはただ自社で働きたい人材を採用したいのではなく、自社を踏み台にしてキャリアアップしたい人を求めています。明確な目標を持たずただ漠然と「成長したい」という考えでリクルートに転職するのではなく、「将来的にこういうことをしたいからリクルートに転職したい」といえる人が面接を通過していきます。
第二新卒は特別な経験やスキルがない人たちだからこそ、実績などより素直に人の話を聞き、それを成長につなげる必要があります。また、素直に人の話を受け入れられない人はチームで動くときに和を乱すと考えられ、そのような人は、チームで動くことを重視しているリクルートの面接官に避けられてしまいます。

末永

リクルートへ転職するのはかなり難しいですが、第二新卒であれば実績よりも熱意やポテンシャルを見られるため、リクルートが求める人物像に当てはまれば転職できる可能性はあります。
第二新卒でリクルートへの転職を成功させるには
冒頭でもお伝えしたように、リクルートに第二新卒で転職するのは非常に難しく、一人で転職活動を進めるのは時間も労力も必要です。
そこで、リクルートに特化した転職のプロを使えば、企業研究から面接対策、さらにはリクルートとの連絡まで、何一つ自分でやる必要はないんです。
「第二新卒というまだ社会に出て数年、転職活動などしたことない」という人ほど、転職のプロである転職エージェントに頼れば効率的に転職活動・内定獲得ができます。

末永

おすすめは、すべらないキャリアエージェントです。
元リクルートの面接官を務めた私末永が代表の転職エージェントのため、ほかの転職エージェントよりもリクルートへの転職を支援実績が豊富です。
無料でご利用していただけるので、ぜひご利用ください。
リクルートをはじめとする人材業界に特化した転職エージェント
ポイント
- キャリアのプロが膨大な求人の中から最適な1社をご提案します。
- 内定決定率30以上!(業界平均6%)企業情報や転職活動に必要な情報を提供!
- リクルートの面接もう安心!元リクルート社員が徹底分析した対策で内定獲得率UP!
すべらないキャリアエージェントが支援して第二新卒でリクルートに転職した例
ここでは、弊社が支援してリクルートに内定をもらった、第二新卒の転職者を紹介したいと思います。
転職者
- 前職:保険業界/営業職
- リクルートジョブズの営業職
上記の転職理由をもって選考に臨んだAさんでしたが、転職成功には以下の課題がありました。
転職成功までの課題
- 第二新卒のため、短期離職になってしまう
- 個人営業を経験しているため、なぜ法人営業なのか言語化できない
そんなAさんでしたが、「なぜ法人営業なのか」「その先に何を目指しているのか」という点を弊社のアドバイザーとともに深堀りし、面接官に納得してもらえる答えを作りました。その結果見事リクルートに内定しました。
すべらないキャリアエージェントについては、下記の記事で詳細に書いています。
リクルートの第二新卒に関するQ&A
第二新卒で応募できるリクルートの新卒枠ポジションは?
第二新卒で応募できるリクルートの新卒枠ポジションは以下の6つです。
1.ビジネスグロース
2.プロダクトグロース
3.エンジニア
4.データスペシャリスト
5.デザイン
6.ファイナンス
それぞれの職種の詳細については、リクルートの公式を確認するのが安全です。
第二新卒が転職しやすいポジションは?
職種未経験の第二新卒が転職しやすいのはKS職です。
リクルートのKS職とは、リクルートが、学歴・職歴不問で主に第二新卒や20代の若手を対象に3年契約で雇用している契約社員のことで、正社員としての採用はできないが熱意のある人を採用しているため、営業経験者はもちろん営業未経験者でも転職できる可能性があります。
リクルートのKS職は仕事内容が正社員とほぼ同じなため、契約期間満了後には、転職する際に必要なスキルが身に付いており、市場価値も高くなっています。
KS職に関する記事はこちら
リクルートの第二新卒の給与は?
リクルートはミッショングレード制を導入しているため、第二新卒の人は基本最初のグレードの450万スタートです。
ちなみに、リクルートの平均年収は、2024年3月期の有価証券報告書によると約1120万円となっています。
リクルートの第二新卒向けの研修制度は?
リクルートは主に3つの研修制度を提供しています。
1.オンボーディング研修
オンボーディング研修は、入社して間もない人材がリクルートのカルチャー理解をできるように用意された研修プログラムです。
2.RBCオンライン研修
リクルートに転職した第二新卒を含む全社員が500コース以上の幅広いジャンルの学習機会(動画コンテンツ)を所属領域や役割・雇用形態問わず受けるられる制度です。
3.ITブートキャンプ研修
ITブートキャンプ研修は、プログラミング・データベース・WebマーケティングなどITを使ったビジネス推進を学ぶ機会を提供しています。未経験者の第二新卒であっても、一定水準のITビジネス知識理解を習得した上で、実務をスタートできます。
もちろん、リクルートには良い意味でおせっかいな人が多く、質問しに行けば快く答えてくれるので、第二新卒の人でも不安に思う必要はないです。
リクルートの関連記事
リクルートへ転職を検討している人は、以下の記事もご覧ください!
- リクルートの契約社員に関する記事
- リクルートの年収・福利厚生・働き方に関する記事
すべらないキャリアエージェントについてさらに知りた人は、こちらの記事もご覧ください!
すべらないキャリアエージェントについて
<転職理由>
経営者相手やステークホルダーが多い中でより戦略的に考えてお客さんに提案できるような力をつけられる法人営業に挑戦したかったので転職を決意しました。