リクルートの志望動機|中途採用で注意すべきポイント

リクルートへの転職の志望動機|中途採用が注意すべきポイント

    今回は、リクルートへの転職を希望しているけど、志望動機をどう書けばいいのかわからない人向けに、テンプレート・例文付きで書き方のポイントを解説しています。

    お見送りになりやすい人の特徴や、FAQも併せてご紹介しています!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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リクルートの志望動機の最重要ポイント

転職エージェント末永 末永

まず初めに、リクルートの志望動機を書くにあたって最も重要なポイントをお伝えします。


それは、応募ポジションにあった志望動機を書くことです。

リクルートの志望動機を書く際は「雇用形態×応募領域(商材)×応募職種」を意識することが最も重要です。

というのも、リクルートは多くの事業を展開しているため、その商材ごとに志望動機を書く必要があります。

また、雇用形態もGE社員、SE社員、KS社員とあるため、特にSE社員・KS社員の場合は必ず面接で聞かれるポイントなので意識しておきましょう。

ポジションが多く、応募者の価値観を知りたいリクルートでは「なぜそのポジションなのか」を説明することが重要なのを覚えておきましょう。

リクルートの志望動機の基本的なポイント

志望動機を作る際は、どのようなポイントを押さえればいいのかを知ってから書くと何度も何度も書き直さずに済みます。

ですのでまずはポイントを見てから、書き方をご紹介しますね。

応募ポジションとマッチした志望動機

先ほどと重複しますが、応募しているポジションとマッチした志望動機を作ることが基本です。特に未経験の場合は、どうしてその業界・職種なのか、その職種で活かせるスキルはなんなのかを整理しておく必要があります。

これは多角的に事業を展開し、多くの職種間で協働しているリクルートだからこそ整理しておかなければならないポイントです。

応募しているポジションに対してすっとんきょうな志望動機だと、業務に対する理解が浅いのではないかと思われる可能性があります。

例えば、営業は営業でもどのような営業スタイルなのか、何を売る営業なのかでアピールするべきポイントは違います。

こういうスキルがあるよ!とアピールしているのに、それが活かせない業界・職種に応募して実際に配属になっても、活躍できない可能性が高いのでこの点が厳しく見られています。

応募ポジションとマッチした志望動機は、自分が活躍人材であることの論理的な証明にもなります。

自己分析と企業研究を徹底して、ブラッシュアップすることが大切です。

なぜリクルートなのか?

志望動機に業界・職種との親和性を志望動機に盛り込むことができたら「なぜリクルートではないといけないのか?」を考えてみましょう。

他の企業でも希望している業界・職種で働くことはできますから、その中でもなぜリクルートなのかを明確化することで、説得力のある志望動機になります。

それだけでなく、リクルートは一貫性を大事にしている企業なので、転職を決めて、面接を受けるからには「どうしてリクルートじゃなくちゃいけないのか?」を答えられない転職者のイメージはあまりよくありません。

以下で、これまでご支援してきた転職者の「なぜリクルートなのか?」を一部ご紹介します。

  • 若手のうちから活躍できる機会が欲しいから
  • 多角的に事業を展開している企業で働きたいから
  • ハイレベルな社会人に囲まれて仕事をしたいから
  • 起業を応援してくれる会社で働きたいから
  • 自分への期待値の高い環境で仕事をしたいから

特に大事なのは、同業他社を意識することです。リクルートにはたくさんの事業があり、それぞれ同業他社も変わってきます。

「似た事業を○○社でもしてるけど、どうしてリクルートなの?」に答えられないといけません。

ここがうまく言語化できない人は以下の記事をご覧ください!

自分なりに言語化する

最後にポイントとなるのは、自分の言葉で書き起こすことです。

使い古された表現かもしれませんが、これが重要なのは、リクルートほどの人気企業ともなると面接官が時には何百もの履歴書や職務経歴書に目を通しているということが背景にあります。

似たような言い回しはぼんやり覚えられてしまいますし、コピペはすぐに見つかってしまうと思ってください。

それよりも、多少つたなくても自分の言葉で伝える方がよほど印象に残ります。

ですが奇をてらって悪目立ちしたくないというのもよくわかります。独自の志望動機でありながら、論理は通っている、いい塩梅を狙いたいですよね。

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そこで、手前味噌で恐縮ですが、弊社のすべらないキャリアエージェントがおすすめです。


弊社ではリクルートの選考対策に特に力を入れているので、最適な志望動機を作るサポートができるんです。

もちろん、他社のエージェントでも志望動機を一緒に考えてくれるところはあります。ただ、転職者からのヒアリングが不十分だったり、リクルートへの転職支援を片手間にやっていると、志望動機で評価されるポイントを理解していない場合が多いんです。

その反面、弊社でしたら自己分析に平均で10時間以上をかけています。それを志望動機のほか、リクルートのあらゆる面接質問対策に活かしています。

また、リクルートは弊社の主要な転職支援先です。人事とのコネクションも厚いのでどのようなポイントで転職者を見ているのかを熟知しており、納得感のない志望動機になってしまう懸念はありません。

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リクルートの志望動機の書き方テンプレート

上記でリクルートの志望動機のポイントがわかったら、それらを意識して実際に志望動機を書いてみましょう。

具体的な手順は、下記を参照してくださいね。

自己分析

リクルートへの転職に限らず、まずは何よりも大事なの自己分析です。個人的には、転職を決意したらまず自己分析から始めることをおすすめします。

企業の情報は後からいくらでも手に入れられますし、他の人から聞くこともできますが、自己分析は自分自身が頭を働かさなければできないからです。

また、時間をかければかけるほど深まっていきやすいものでもありますし、何より企業研究から始めてしまうとその企業の理念に引きずられてしまうことも多いです。なので転職活動の初期から自己分析を始めておいた方がいいですよ。

志望動機という文脈においては「どうして成長したいのか?」を考えるのがリクルート転職において大きなテーマです。

特に、成長したいと思う原体験を幼少期まで遡って深掘ると、自分がどういう思考の過程を辿ってリクルートを志望するようになったのかがわかり、面接官にも伝えやすくなるのでおすすめです。

企業研究・企業理解

自己分析が一段落してきたら企業研究にも目を向けてみましょう。この記事をお読みの人であればまずはリクルートですね。

企業の基本情報や理念を調べることももちろん重要ですが、おすすめは社員インタビューなどを読んで実務の解像度を上げることです。

あるいは、転職エージェントに相談するのもありです。「自己分析の結果、こういう思考・志向があるのですが、転職先としてリクルートはどう思いますか」と聞けば+αの情報まで答えてくれるはずです。

このように得た情報から、リクルートや、転職を希望している部署の基本的な情報をつかむと同時に、どのような特性を持つ人がリクルートで活躍しているのかを見極めましょう。

自分の強みとリクルートが求めている人材像が一致しているところを探す

最終的に志望動機に落とし込む際には、下記の図のように、自分の強みとリクルートが求めている人材像が一致しているところを探しましょう。

これは自己分析と企業研究の結果からわかった、自分がリクルートに入社するメリットと、リクルートが自分を採用するメリットの重なる部分、ともいえますね。

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ちなみに、リクルートは求める人物像を公式で発表していないので、企業研究の過程から自分で考えるしかありません。


参考までに元社員の私が考える、求める人物像をお伝えしますが、自分なりに考えてみて面接官に伝えた方がポイントは高いですよ。

リクルートが求める人物像

  • 行動力の伴った成長意欲のある人
  • 素直な人
  • 論理的思考力のある人

面接は自分という商材を売りに行く営業だと思いましょう。クライアント(=リクルート)はあなたを採用することには前向きなので、採用コストを回収できる人材だとアピールできればいいわけです。

そのためにはリクルートにとってどのようなメリットがあるのかを説明するとともに、自分にもどのようなメリットがあるのかを説明することであなたを採用する理由の説得力が増すのです。

【雇用形態別】リクルート志望動機の書き方

今度は具体的な志望動機の書き方を、KS社員、SE社員、GE社員の順に紹介していきます。

とくにKS社員、SE社員としてリクルートの中途採用の面接を受けようと考えている場合は必見です!

KS社員

KS社員は、期間限定の契約社員のことです。

採用スタンスとしては、学歴や経歴を一切問わず、その分成長意欲や「リクルートを使ってどのようになりたいか?」という価値観の部分が重視されます。

このようなKS社員の転職において重要なのか主に3点です。

  1. なぜ契約社員になってまでスキルを身につけたいのか
  2. どういうスキルを身につけたいのか
  3. 有期雇用に対する覚悟

1点目のポイントは、1次面接で必ず聞かれます。

リクルートのKS社員に応募している時点で、3年という期間で何かを身につけ、達成したいという意欲がある候補者だとみなされます。

そのため書類でも面接でも、自分のありたい姿と現実とのギャップを埋めるために、リクルートで何を身につけるのか?を深掘りされます。

2点目は、どのような業務を想定しているのか、その業務に適性があるかを判断するために質問されます。事前に志望動機に盛り込んでおくといいですね。

3点目はプラスアルファで盛り込むと、限られた期間の中で、一つの仕事をやり切りたいという意欲が伝わるので、より良いですよ。

SE社員

SE社員の志望動機のポイントも、KS社員の1点目、2点目と共通しています。その上でさらに考えて欲しいのは以下の2点です。

  1. 現職・前職の経験がどう活かせると思うか
  2. その地域にどう貢献したいか

1点目に関して具体例を挙げると、マーケティングの思考を活かした仕事をした経験のある人は、それを志望動機に入れてみましょう。

例えば応募しているのがじゃらんの営業だった場合、掲載するホテルや旅館の課題を理解・分析して広告文を変えるマーケティングのような考え方が必要になるんです。

このように現職・前職の経験を志望動機に入れる必要があるのは、SE社員は正社員なので経験が求められ、KS社員とは違ってライバルとなる他の転職者も自分のスキルをアピールしてくるからなんです。

そのため、差をつけられないように、この点はマストで入れましょう。

もちらん、そのほかのスキルでも応募ポジションとの親和性を見つけて書いてみるといいですよ。

2点目はエリアに密着して働けるSE社員ならではのポイントです。SE社員という雇用形態を選んだ理由にも直結するので、ここも必ず押さえておきましょう。

GE社員

GE社員も、KS社員の1点目、2点目、SE社員の1点目は必ず志望動機に入れましょう。これらは志望動機の基本的なポイントです。

それに加えて、GE社員は総合職であることを踏まえ、以下の2点も盛り込みましょう。

  1. マネジメントへの興味関心
  2. 志望事業に対する思い

1点目のマネジメントは、総合職なので昇進すればほとんどの場合避けられません。

マネジメントをすることに対してどのように思っているのかは企業側としては知っておきたいという狙いがありますが、これは面接で聞かれたら答える程度で構いません。

重要なのは2点目の志望事業に対する思いです。

教育領域のスタディーサプリに携わる職種を志望している場合、例えば下記のような動機が考えられます。

現職は塾業界で企画をしておりますが、業務をしていくうちに、塾などの教育業界でDX化が進めば受験生の学習効率が上がるだけでなく、地方学生の教育格差の是正にもなるのではないかと考えるようになりました。


しかし、現職にはその機会がないため、貴社のスタディサプリの普及につとめるとともに、いずれ教育業界のDX化にも携わりたいと思います。


貴社のプラットフォームでなら、地方間の格差だけでなく、教育の経済格差の是正にも取り組めるのではないかと考えているため、志望いたします。

このように、リクルートで携わりたい領域にどのようなインパクトを与えたいのかを具体的に話せるといいですよ。

リクルートの志望動機で重視されているポイント

志望動機はここまでご紹介した内容に則って書くのがベストですが、その際、リクルートでどのようなポイントがチェックされているのかも確認して欲しいと思います。

せっかくいい志望動機が書けても、リクルートでは採用条件が独特なために的外れになってしまう可能性があるので、志望動機がある程度できてきたらこちらも確認してください。

論理的思考力

リクルートでは、どのような場面でも論理的思考力が求められます。というのも、リクルートでは論理的思考力は目標達成のために必要な能力の中でも、特に大事だと考えられているからです。

例えばお客さんにサービスを売る際、リクルートでは法人相手に無形商材を売る仕事が多いので、お客さんにどのようなメリットがあるのか数字を踏まえて説明する能力が求められるほか、取引先の会社の中のたくさんの人に納得してもらえる説明をしなければなりません。

また、社内でも論理的思考力は重視されます。頻繁に目標達成に向けて上司と壁打ちする機会があるのですが、その際に「どうしてこのスケジュールで達成できるのか」「このスケジュールを予定通り進められるのか」を聞かれます。

こちらも数字を含めて論理的に説明することが求められます。目標達成が成長につながると考えている会社なので、面接や書類選考の段階でも論理的思考力をチェックされているというわけなんです。

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書類選考や面接で論理的思考力をアピールする方法は「結論→理由→具体例→(結論)の順で話す(書く)」ことです。


よく「結論ファーストで」と言われるかもしれませんが、それにプラスアルファしたこちらのフレームワークを使って他のライバルと差をつけてみましょう。


この順番は人の思考の流れに合致しているので、相手にとって一番納得感のある伝わり方をするんです。

将来のビジョン

リクルートの面接では、必ずと言っていいほど将来のビジョンを聞かれます。

「将来」が入社直後なのか、10年後なのか、30年後なのかは面接官によるので、短期でも長期でもあらかじめ考えておくことが必要です。

リクルートが将来のビジョンを大切にしているのは、将来のビジョンが明確な方が、成長スピードが速いと考えられているからです。

「将来絶対にこうなりたい!」と強く思っている人の方が、その目標のために何をするべきなのか、主体的に考えて行動していそうですよね。

リクルートでの仕事が将来の目標のためになると思って行動しているの人の方が、一つひとつの業務を自分ゴト化し、必死になって取り組むので成長角度が高いわけです。

このように成長意欲があり、その成長意欲に根拠のある人材を求めているので、将来のビジョンは、リクルートが候補者を見定める際に重要な指標なんです。

参考までに、将来のビジョンの聞かれ方の例を挙げてみました。面接練習などに活用してみてください。

  • リクルートで成し遂げたいことはなんですか?
  • プロフェッショナルとしてのキャリアに限らず、今後の人生の目標を教えてください。
  • リクルートを退社するとき、どのような状態でありたいですか?

スキル

最後に、スキルも重要な要素です。ただ、スキルとは言ってもいわゆるビジネススキルを求めているわけではありません。

もちろん、希望している職種に経験があり、実績も伴っていれば素晴らしいです。むしろそちらの方が内定できる確率は高まるでしょう。

しかし、リクルートが求めているのは関係構築力や課題解決力、完遂力などのポータブルスキルです。

これらは一朝一夕で身につけられるものではない一方で、ビジネスにおいては入社したその日から必要になる能力です。第二新卒採用では特に、これらのポータブルスキルが高いレベルで身についている候補者を選びます。

ポータブルスキルは満遍なく身につけていることが理想ですが、職種によって必要になってくる能力が異なります。

しかし、自分の希望している業界・職種でどのようなポータブルスキルが求められるのかを判断し、それを効果的にアピールするのは至難の業です。

未経験の場合なら、そもそも自分に合う業界・職種も曖昧なまま業務内容の解像度を上げ、自分で「この能力が必要そうだな」と判断し、自分の原体験と照らし合わせてアピールする作業なのですから、難しいのは当たり前です。

ですので、こういった工程を効率化するために転職エージェントを利用するのが賢いと思います。

自己分析さえ納得のいくものができれば、それに合う業界・職種を見つけてもらったり、どの能力が必要で、それをどのようにアピールするかなどは、転職エージェントに任せることができます。

浮いた時間で面接対策などができるので、利用していない人よりも効率的に転職活動ができるのです。

転職エージェント末永 末永

中でもすべらないキャリアエージェントであれば、自己分析のサポートもあるので、より納得感のある志望動機になります。

自分ではできないところを転職エージェントにお願いすると、最短で転職できるので活躍までのスピードも速いです。早く、確実にリクルートに入社したい!と思っている人には本当におすすめのサービスです。

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リクルートの志望動機例文

ここでは、リクルートを志望している人向けに、志望動機の例文をいくつかご紹介します。

ですが、あくまで例文なので多くの人に当てはまる内容を書いています。そのまま使い回すことはせず、自分の言葉で考えることが、内定の秘訣です。

メディア事業の志望動機例文

私はメディア事業に携わりたいと思い、貴社を志望しております。


私は前職でもメディア事業に従事しており、昨年は年間の売り上げ目標◯◯円に対し、120%での達成に貢献いたしました。


社会人として一つの節目を迎えたと思ったので、この度の転職では、前職の経験を活かしてより大きな規模のメディアの運営に携わりたいと思っています。


貴社の運営しているメディアは国内一のプラットフォームと考えております。


これは、私が将来の目標としている「世の中に大きなインパクトを残す」ことに合致しているので、貴社のメディア事業への転職を希望します。

旧リクルートキャリアの志望動機例文

私は貴社の人材領域の法人営業を志望しております。


前職では食品の法人営業に従事していましたが、食品という商材の性質上、自分の営業としてのスキルをさらに高めることが難しいのではないかと感じるようになりました。


そのため、無形の商材で自分の営業としてのスキルを高めたいと思い、転職を決意しました。


人材業界を志望するのは、貴社の「価値の源泉は人」という理念に共感したからです。


貴社の人を大切にする風潮に、自分に最適である成長環境があると感じられ、また「マネジメント人材になりたい」という自分のもう一つの軸も叶えられると感じ、貴社を志望しております。

リクルートゼクシィなびの志望動機例文

私は貴社のリクルートゼクシィなびを志望しております。


前職でウェディングプランナーとして◯年従事しておりましたが、お客様に向き合っているうちに、結婚式場の窮状にも目が行くようになりました。


お客様により多くの式場の選択肢を提供し、式場の魅力がより多くのお客様に伝えられるようになりたいと思い、貴社を志望しました。


日本の結婚市場において大きなインパクトのある貴社でなら、より多くのカップルに価値提供ができると考えたため、貴社の個人営業を志望しております。

そもそもなぜ志望動機が必要なのか?

そもそもどうして志望動機を説明する必要があるんだろうか、と考えてしまったことはありませんか?

リクルートに限らず、中途採用において志望動機が聞かれるのは主に以下の3つを確認する意味合いがあります。

  • 志望度の高さ・企業へのロイヤリティ
  • カルチャーマッチ
  • 定着・活躍性

上記二つの観点を面接・書類選考で確認していて、それらを総合して定着・活躍性があるかを判断しているようなイメージです。

しかし上記のポイントは、一部リクルートには当てはまりません。

特にリクルートへのロイヤリティがあるか、長いスパンでの定着性があるかはほとんど関係ないと言ってもいいでしょう。

といのも、リクルート社内ではリクルートに長く勤めている人をそこまでよく思っていません。それよりも、リクルートで培った能力を社会で活かしてほしい、という考えが根付いているんです。

実際にリクルートは「人材輩出企業」と呼ばれるほど、多くの優秀な卒業生が社会で活躍しています。実は私もリクルートを卒業して起業した一人なんです。

そのため、採用コストを回収する程度には定着・活躍してほしいけど、ダラダラ長く働いてほしいとは人事も思っていないんです。

「リクルートでスキルを身につけて起業したい」という志望動機なら、正直に話すのが吉ですよ。

リクルートでお見送りになる志望動機の特徴

次に、逆にリクルートでお見送りになりやすい志望動機の特徴をご紹介します。

一貫性がない

志望動機の一貫性はの有無は、転職者に論理的思考力があるか、リクルートという会社と応募している業界・職種の解像度が高いかどうかを表しています。

まず前者の論理的思考力は、志望動機の型を確認し、それに当てはめれば解消できる場合が多いです。先ほどお伝えした、「結論→理由→具体例→(結論)」の順番を意識してみてください。

話の流れが途切れないように原体験等を入れ込むと、さらによくなりますよ。

続いて後者の企業・業界・職種への理解度です。これらの理解が浅いと志望動機も浅くなりやすいです。その上文字数を埋めたり、面接の場を持たせようと長くするので、最初と最後で結論が違う、一貫性のない志望動機になってしまうんです。

この場合は志望度が低いと思われたり、転職できても活躍イメージがわかないと思われるリスクが非常に高いです。

特に企業研究が足りていない場合にこのような志望動機になりやすいので、必要な情報を補ってからブラッシュアップしましょう。

成長意欲が感じられない

リクルートは「成長したい」と強く考えている人材しか採りません。それが企業の成長にもつながると考えているからです。

そのため、志望動機から成長意欲が感じられない場合や、将来のビジョンが不明瞭な場合はお見送りになりやすいです。

正直、そもそも成長意欲が高くないのであれば、リクルートに転職してもミスマッチを起こしかねないのでやめておいた方がいいでしょう。

成長意欲はあるのに、面接官にそれが伝わらない場合は自己分析が不足している場合が多いです。

自分では成長したい!と強く感じていても、それを他者に伝えるには、原体験ともっともらしい理由が必要になります。また、熱意を伝えるために話を具体的にする必要があります。

転職エージェント末永 末永

それらが足りないと「成長意欲が感じられない」と思われ、お見送りになってしまうので、本番に臨む前に、何人かの人に志望動機を確認してもらうのを強くおすすめします。


それがリクルートに関する知識が豊富な人であればなお良いです。

他責思考

最後にお見送りになりやすいのは他責思考が強い人です。

なんでも人のせいにする人と働きたくないのは言うまでもありませんし、他責思考が強い人は、当事者意識が低いと言い換えることもできますよね。

リクルートで有名な「圧倒的当事者意識」という言葉からもわかるように、リクルートでは当事者意識が高い方が成長に繋がると考えられています。

前述したように、成長意欲のない人や、成長する見込みのない人はまず採用されません。誤解のないように、言い回しには特に注意しましょう。

他責思考がつい現れやすいのは退職理由です。面接では志望動機とセットで聞かれやすく、うっかり「職場の人間関係が悪くて」や「給料が上がらなくて」など、環境のせいにしてしまうと他責思考が強いのかなと思われてしまいます。

転職エージェント末永 末永

上記のようなケースは、環境を改善しようと努力したエピソードを添えるといいですよ。


例えば、「一人ひとりの人となりを知るために全員とランチに行った」「自分の成果をアピールして給料につながらないかと交渉した」などが挙げられます。

このエピソードがあると問題が起きた時に自分ゴトとして捉えて行動できるイメージが浮かびますよね。

リクルートの志望動機のFAQ

最後にリクルートの志望動機を作るにあたって転職者からよく寄せられる質問に答えていきます!

リクルートは志望動機を聞かれない?

リクルートへの転職をお考えの人であれば、リクルートでは志望動機を聞かれない、ということを耳にしたことがあるかもしれません。

実際に「リクルート 志望動機」で検索してみると「聞かれない」も検索キーワードの候補になっています。

しかし、これまでご説明してきたように、リクルートでは志望動機を聞かれます。ただし「志望動機を教えてください。」という直接的な聞き方をされることはあまりないようです。

代わりに以下のような質問形式であることが多いです。

  • リクルートで成し遂げたいことがなんですか?
  • 将来のビジョンと、それを叶えるためにリクルートでできることを教えてください。
  • 前職の経験を、リクルートでどのように活かせるとお考えですか?

一見志望動機とは関係なさそうな質問ですが、本質は変わりません。志望動機をしっかりと考えておけば、答えられる質問です。

他にも、書類選考の時点で志望動機を聞かれないこともこの噂の要因のようです。

また、リクルートへのロイヤリティを問われないという意味で、志望動機を聞かれないと考えている人もいます。

先述しましたが、リクルートは志望動機で会社へのロイヤリティや、長く定着することを重視していません。

逆に、なぜ成長したいと思うのか、なぜリクルートで成長したいのかを重視しているので、等身大の回答がしやすく「志望動機が聞かれない」と言われるようになった可能性もあります。

全般的な志望動機の書き方のコツは?

リクルートに限らず、志望動機を書く最大のコツは「なぜ自分がその企業で活躍することができるか」を整理することです。

企業は自社の業績に貢献してくれる人を採用します。そのために必要なのはその人の活躍です。

転職面接を受けている他のライバルよりも自分が有能で、会社の売り上げの向上に貢献することができるとアピールすることができればいいわけです。

会社の売り上げに貢献するための要素はいくつか考えられますね。下記のようなものが挙げられます。

  1. 業務に対する熱量・モチベーションが高く、粘り強く取り組める
  2. 長期的に働き、ロイヤリティ高く会社に還元できる
  3. スキルが高く、即戦力で成果を出せる

これらの要素を志望動機で効果的にアピールし、他のライバルを差をつけることができれば、採用される可能性が格段に高まります。

ただし、これまでもお伝えしてきた通り、リクルートは長期的に働いてくれることを他社ほど求めていないので、②は当てはまりません。

志望動機に迷ったら転職エージェントに相談する

ここまでで志望動機のポイントをたくさん紹介してきましたが、これはあくまで一般的なもので、転職一人ひとりに最適化された内容ではありません。

独自の志望動機づくりに迷ったら、やはり転職エージェントに相談するのがいいと思います。

転職エージェント末永 末永

中でもすべらないキャリアエージェントであれば、リクルートの中途採用の面接官を務めていた私のノウハウが豊富にあります。


リクルートに在籍していたキャリアアドバイザーも多いため、【リーディングエージェント】として、リクルート契約エージェント200社以上から、最も手厚い支援をしていると評価を受けており、弊社が紹介した転職者の方の転職後の活躍も評価いただいております。

また、転職エージェントのほかにキャリアコーチングサービスも運営しているので、その知見を活かした自己分析サポートと、志望動機の作成をしています。

転職を迷っている段階でも相談できるエージェントですので、ぜひ以下からお気軽にご相談ください。

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