【元リクが解説】リクルート中途採用の志望動機の例文!作り方やポイントも紹介!
リクルートの志望動機の書き方を例文付きで解説します。
あわせて志望動機作成時のポイントや落とされる志望動機の特徴も解説します。
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リクルートは志望動機作成時の注意点は?
・応募ポジションとマッチした志望動機を作る
・なぜリクルートなのかを明確にする
・自分の言葉で言語化する
リクルートは志望動機の何を見てる?
・論理的思考力
・将来のビジョン
・ポータブルスキル
【全ポジション共通】リクルートの志望動機作成時の注意点
この記事を読んでいる人には、リクルートに転職するための志望動機をまさに今から作ろうとしている人もいると思います。
リクルートの志望動機を作る際、以下の3点は絶対に忘れないようにしてください。
応募ポジションとマッチした志望動機を作る
リクルートの志望動機を書くにあたって重要なポイントは、応募ポジションに合った志望動機を書くことです。
どういうことか解説しますと、まずリクルートの応募ポジションは、「雇用形態×応募領域(商材)×応募職種」の3つの要素から構成されます。
3つの雇用形態
- GE職(正社員)
- SE職(地域・職種限定正社員)
- KS職(契約社員)
応募領域の例
- HR・人材(リクルートエージェント、リクナビなど)
- 住宅領域(スーモ)
- ビューティー領域(ホットペッパービューティー)
- 飲食領域(ホットペッパーグルメ)
- 業務・経営支援(Airペイ、Airレジなど)
応募職種の例
- 営業企画
- インサイドセールス
- 事業企画
- マーケティング
応募領域・応募職種に関しては、ここで紹介したのはほんの一例です。

末永

リクルートはその応募者の価値観を知るために、「なぜそのポジションなのか」を説明することを必ず求めます。
また、応募しているポジションに対して的を射ない志望動機だと、業務に対する理解が浅いのではないかと思われる可能性があります。
応募ポジションの情報を集めたい人は、転職エージェントのような企業に詳しい人に相談するのがおすすめですよ。
なぜリクルートなのかを明確にする
志望動機に応募職種との親和性を盛り込むことができたら「なぜリクルートではないといけないのか?」を考えてみましょう。
他の企業でも希望している業界・職種で働くことはできますが、その中でも「なぜリクルートなのか」を明確化することで説得力のある志望動機になります。
リクルートが良い理由の例
- 若手のうちから活躍できる機会が欲しいから
- 多角的に事業を展開している企業で働きたいから
- ハイレベルな社会人に囲まれて仕事をしたいから
- 起業を応援してくれる会社で働きたいから
- 自分への期待値の高い環境で仕事をしたいから
「似た事業を○○社でもしてるけど、どうしてリクルートなの?」という質問が来ることもあるので、自身が希望する領域の競合他社を意識すると良いでしょう。
自分の言葉で言語化する
リクルートほどの人気企業ともなると、面接官が時には何百もの履歴書や職務経歴書に目を通しますが、似たような言い回しはぼんやり覚えられ、コピペはすぐに見つかります。
リクルートは志望動機を通して応募者一人一人が持つ価値観を知りたいため、他人の言葉を流用するような人ではなく、多少拙くても自分の言葉で伝えるのが大切です。

末永

とはいっても、志望動機なんてめったに書きませんし、初めての転職活動で何を書けばよいかわからないという人も多いです。
そのような人は、リクルートに特化した転職対策をおこなうプロに相談することで、リクルートで評価される志望動機の書き方を1から教えてもらえます。
中でも、すべらないキャリアエージェントは10年以上にわたり転職支援をしており、過去2年間でリクルートの内定実績は約190件あります。
無料でご利用いただけるので、効率よく転職活動を行いたい人はぜひ転職対策を受けてみてください。
すべらないキャリアエージェントについて、さらに詳しく知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
自己分析についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせてご覧ください!
【雇用形態別】リクルートの志望動機のポイント
ここでは、具体的な志望動機の書き方を、リクルートの3つの雇用形態(KS社員・SE社員・GE社員)の順に紹介します。
「なぜわざわざ分けて解説するの?」と思う人もいますが、実はリクルートでは志望動機において重要な点が雇用形態ごとに異なります。
そのためこの記事では、雇用形態ごとに解説していこうと思います。
KS職(契約社員)
契約社員では、学歴や経歴を一切問わない代わりに、成長意欲や「リクルートを使ってどのようになりたいか?」という価値観の部分が重視されます。
そのため、KS社員の転職においては以下の3点が重要です。
- なぜ契約社員で働きたいのか
- どういうスキルを身につけたいのか
- 有期雇用に対する覚悟

末永

リクルートのKS社員に応募している時点で、3年という期間で何かを達成したい候補者とみなされるため、自分のありたい姿と現実とのギャップを埋めるために、「なぜ契約社員なのか?」「そのポジションでどういうスキルが身につくのか」が重要です。
また、「限られた期間の中で一つの仕事をやり切りたい」という意欲が伝わるので、有期雇用に対する覚悟が間接的に伝えられるとより良いです。
契約社員への転職を考えている人はリクルートへの転職に強い転職エージェントを利用するのがおすすめですよ。
SE職(地域・職種限定正社員)
SE職の志望動機のポイントも、KS社員の1点目、2点目と共通していますが、その上でさらに考えて欲しいのは以下の2点です。
- 現職・前職の経験がどう活かせると思うか
- その地域にどう貢献したいか

末永

SE職は契約社員とは異なり、経歴もある程度見られるため、現職・前職の経験を志望動機に盛り込む必要があります。
もちろん、そのほかのスキルでも応募ポジションとの親和性を見つけて書いてみるといいですよ。
また、エリアに密着して働く社員という特徴を活かして、その地域にどう貢献したいかまで伝えられると良いです。
GE職(正社員)
実は、総合職であるGE社員の志望動機が最もノーマルな志望動機です。
そのため、「身につけたいスキル」「活かせる経歴」などの基本的なことを述べたうえで、以下の2点を意識すると良いでしょう。
- マネジメントへの興味関心
- 志望事業に対する思い

末永

GE職では昇進すればほとんどの場合マネジメント業務を避けられないため、マネジメントをすることに対してどのように思っているのかは企業側としては知っておきたいという狙いがあります。
ただし、マネジメントに関することは必須というわけではないので、面接で聞かれたときように用意しておけば大丈夫です。
志望事業に対する思いのほうが実は重要で、リクルートで携わりたい領域にどのようなインパクトを与えたいのかを具体的に話せるといいです。
リクルートの志望動機の例文
リクルートを志望している人向けに、志望動機の例文を2つほどご紹介します。
- メディア事業の志望動機(ホットペッパーなど)
- 旧リクルートキャリアの志望動機(リクルートエージェントなど)
メディア事業の志望動機例文
私はメディア事業に携わりたいと思い、貴社を志望しております。私は前職でもメディア事業に従事しており、昨年は年間の売り上げ目標◯◯円に対し、120%での達成に貢献いたしました。社会人として一つの節目を迎えたと思ったので、この度の転職では、前職の経験を活かしてより大きな規模のメディアの運営に携わりたいと思っています。貴社の運営しているメディアは国内一のプラットフォームと考えております。これは、私が将来の目標としている「世の中に大きなインパクトを残す」ことに合致しているので、貴社のメディア事業への転職を希望します。
旧リクルートキャリアの志望動機例文
私は貴社の人材領域の法人営業を志望しております。前職では食品の法人営業に従事していましたが、食品という商材の性質上、自分の営業としてのスキルをさらに高めることが難しいのではないかと感じるようになりました。そのため、無形の商材で自分の営業としてのスキルを高めたいと思い、転職を決意しました。人材業界を志望するのは、貴社の「価値の源泉は人」という理念に共感したからです。貴社の人を大切にする風潮に、自分に最適である成長環境があると感じられ、また「マネジメント人材になりたい」という自分のもう一つの軸も叶えられると感じ、貴社を志望しております。

末永

志望動機に限らずですが、必ず結論⇒理由⇒具体例⇒結論の順番で書しくようにします。
ここで紹介したのはあくまで一例です。先ほども解説しましたが、志望動機は自分の言葉でりましょう。
リクルートの志望動機の作成手順3ステップ
リクルートの志望動機のポイントがわかったところで、実際に志望動機を作成するための3ステップをお伝えします。
1.自己分析
まず、最初にして最も重要なのが自己分析をすることです。
企業の情報は後からいくらでも手に入れられますが、自己分析は自分自身が頭を働かさなければできないので、早めに始めることをおすすめします。
自己分析をすることで以下のような点を客観的に知ることができます。
- 自分の性格
- 強み・弱み
- 価値観
- 選択する際のくせ

末永

志望動機という文脈においては、「どうして成長したいのか?」を考えるのがリクルート転職において大きなテーマです。
特に、成長したいと思う原体験を幼少期まで遡って深掘ると、自分がどういう思考の過程を辿ってリクルートを志望するようになったのかがわかり、面接官にも伝えやすくなります。
「自己分析が一人でできない」「前やったけど非効率的だった」と考えている人は、一度転職のプロである転職エージェントと共に自己分析をやってみるのがおすすめです。
弊社でも転職エージェントを運営しており、10時間の面談を通して徹底的な自己分析をおこない、志望動機の作成も効率的に行えます。
企業研究で企業が求める人材像を知る
自己分析が一段落したら、企業研究にも目を向けます。
企業の基本情報や理念を調べることももちろん重要ですが、おすすめは社員インタビューなどを読んで実務の解像度を上げることです。
ちなみに、元リクルートの面接官の私が思うリクルートが求める人物像は、以下のような人です。
リクルートが求める人物像
- 行動力の伴った成長意欲のある人
- 素直な人
- 論理的思考力のある人

末永

転職エージェントなどの企業に詳しい人材を利用すれば、企業研究もできますし、ついでに「自己分析の結果、こういう思考・志向があるのですが、転職先としてリクルートはどう思いますか」と聞けば、プラスαの情報まで手に入れられます。
自分の強みと企業が求める人材像が一致する点を探す
最終的に志望動機に落とし込む際には、下記の図のように、自分の強みとリクルートが求めている人材像が一致しているところを探しましょう。

これは自己分析と企業研究の結果からわかった、自分がリクルートに入社するメリットと、リクルートが自分を採用するメリットの重なる部分、ともいえますね。

末永

クライアント(=リクルート)はあなたを採用することには前向きなので、採用コストを回収できる人材だとアピールできればいいわけです。
そのためにはリクルートにとってどのようなメリットがあるのか(=求める人材に当てはまるのか)を説明するとともに、自分にもどのようなメリットがあるのかを説明することであなたを採用する理由の説得力が増します。
リクルートでお見送りになる志望動機の特徴
次に、リクルートでお見送りになりやすい志望動機の特徴をご紹介します。
ここまで読んで、「自分は完ぺきな志望動機が書けた」と思っていても、実はお見送りされる欠点があったということもあるので、必ず確認してください。
- 一貫性がない
- 成長意欲が感じられない
- 他責思考
志望動機に一貫性がないと、「論理的思考力が弱い」「解像度が浅いから一貫性がないのではないか」と思われてしまいます。結論⇒理由⇒具体例の順を意識する、より丁寧な企業研究をするなどの対策が必要です。
リクルートは「成長したい」と強く考えている人材しか採りません。それが企業の成長にもつながると考えているからです。そのため、志望動機から成長意欲が感じられない場合や、将来のビジョンが不明瞭な場合はお見送りになりやすいです。リクルートの転職に詳しい人にチェックしてもらうのが望ましいです。
他責思考がつい現れやすいのは退職理由です。面接では志望動機とセットで聞かれやすく、うっかり「職場の人間関係が悪くて」や「給料が上がらなくて」など、環境のせいにしてしまうと他責思考が強いのかなと思われてしまいます。このようなケースは、環境を改善しようと努力したエピソードを添えるといいですよ。
リクルートの志望動機づくりに困った時の解決策
この記事では志望動機のポイントをたくさん紹介してきましたが、これはあくまで一般的なもので、転職者一人ひとりに最適化された内容ではありません。
独自の志望動機づくりに迷ったら、やはり転職エージェントに相談するのがいいと思います。

末永

中でも、すべらないキャリアエージェントであればリクルートの中途採用の面接官を務めていた私のノウハウが豊富にあります。
そのため、志望動機の考え方をはじめ、自己分析から面接対策、さらに企業側との連絡まで、一手に引き受けて、効率的に転職活動を進められます。
転職を迷っている段階でも、無料で相談できるエージェントですので、ぜひ以下からお気軽にご相談ください。
リクルートをはじめとする人材業界に特化した転職エージェント
ポイント
- キャリアのプロが膨大な求人の中から最適な1社をご提案します。
- 内定決定率30以上!(業界平均6%)企業情報や転職活動に必要な情報を提供!
- リクルートの面接もう安心!元リクルート社員が徹底分析した対策で内定獲得率UP!
すべらないキャリアエージェントのリクルート転職成功事例
以下では弊社のすべらないキャリアエージェントに転職相談した人で、実際にリクルートへの転職に成功した事例をご紹介します。

Hさん
25歳・女性・大手損害保険企業勤務
前職は事故対応がメインで、お客様にポジティブな価値を提供できないことに悩んでいました。やりがいを求めて転職を決意しましたが、未経験の職種へ挑戦することや、安定した大手を辞めることに不安を感じていました。
担当の方に親身に寄り添っていただき、自己分析を徹底的に手伝ってもらったことで、本当に自分がやりたいことを見つけることができました。
結果、希望していたリクルートグループへの転職を成功させることができ、今は毎日成長を実感しながら働けています。
アクシス株式会社HP上記の想いをもって選考に臨んだHさんでしたが、転職にあたって以下の課題がありました。
転職成功までの課題
- やりたいことが明確になっておらず、キャリアの方向性に悩んでいた
- 営業未経験であり、選考でアピールできる強みや経験を自分自身で整理できていなかった
- 第一志望の最終選考で不合格となり、転職活動への自信を失っていた
そんなHさんでしたが、下記対策をメインにおこなったことで、見事内定を獲得し、納得のいくキャリアチェンジを成功させることができました。
弊社がおこなった対策
- 徹底した自己分析で「将来どうありたいか」を言語化し、ご自身が心から納得できるキャリアの軸を一緒に見つけ出した
- 前職の経験だけでなく学生時代の原体験まで深掘りし、未経験でも営業職に求められる「目標達成意欲」や「タフさ」を定量的にアピールできるエピソードを発掘した
- 夜遅くまで面接の壁打ちを行うなど、技術面・精神面の両方からサポートし、自信を持って転職活動に臨めるよう伴走した
リクルートの志望動機に関するQ&A
リクルートは志望動機を聞かれない?
リクルートでは志望動機を聞かれますが、「志望動機を教えてください。」という直接的な聞き方をされることはあまりないようです。
代わりに以下のような質問形式であることが多いです。
「リクルートで成し遂げたいことはなんですか?」「将来のビジョンと、それを叶えるためにリクルートでできることを教えてください」「前職の経験を、リクルートでどのように活かせるとお考えですか?」
一見志望動機とは関係なさそうな質問ですが、本質は変わりません。志望動機をしっかりと考えておけば、答えられる質問です。
リクルートの志望動機では退職理由も一緒に伝えたほうが良いですか?
これはケースバイケースですが、基本的には一緒に答えなくて良いと思います。
というのも、退職理由まで説明していると説明が長くなってしまい、混乱してしまう可能性があるからです。
実際に面接官も前職を辞めた理由は志望動機とは別で聞くことのほうが多いので、聞かれたことだけ答えるのが無難だと思います。
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