リクルートはどんな会社?魅力を徹底解説!
今回は、多くのサービスを提供するリクルートってそもそも何の会社?という疑問に答えていきます。
多数の事業を展開しているために、多くの転職者がどうやって転職すればいいの?と迷いますが、転職ノウハウ・リクルートに転職するメリットを徹底解説します!
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転職市場において大変人気のあるリクルートですが、事業範囲が広いので、どのような会社なのか、よくわからなくなることもあると思います。
末永
- リクルートがどんな会社か
- リクルートに転職するメリット
- 自分がリクルートに転職するべきかどうか
リクルートの会社概要
まずは、リクルートの会社概要を掴んでみましょう。以下の表は、リクルートのコーポレートサイトをもとに作成しました。
社名 | 株式会社リクルート |
---|---|
英文社名 | Recruit Co., Ltd. |
創業 | 2012年 10月1日 株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立 2018年 4月1日 株式会社リクルートに商号変更 |
本社所在地 | 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
従業員数 | 19,836人 (2023年4月1日現在 / アルバイト・パート含) |
資本金 | 3億5千万円 |
取締役 | 代表取締役社長 北村 吉弘 取締役 淺野 健 取締役 岩下 順二郎 取締役 出木場 久征 取締役 瀬名波 文野 取締役 荒井 淳一 取締役 森 暁彦 |
上場市場 | 東京証券取引所プライム市場(証券コード6098) |
転職をお考えの人でも、上記の内容を全て把握している必要はありません。
ですが念のため、代表取締役の北村吉弘氏、リクルートホールディングスの代表取締役である出木場久征氏の名前は覚えておいてもいいと思います。
リクルートのさらに詳しい情報と、転職の秘訣を知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
リクルートの事業内容
数多くのビジネスを展開していますが、全てに共通しているのは「まだ、ここにない、出会い」という、リクルートの企業理念です。どのサービスも企業と個人を繋ぐことが基盤となっています。
具体的なサービス内容としては、新卒・中途の採用サービス、住まいやファミリー、飲食・美容・旅行などの領域があります。
リクルートの子会社・グループ会社・統合前グループ企業
では、実際にどのような子会社やグループ会社があるのかみていきましょう。
リクルートホールディングスのグループ企業一覧
- 【HRテクノロジー】
- 【マッチング&ソリューション】
- 【人材派遣】
次に、株式会社リクルートのグループ会社を紹介していきます。
株式会社リクルートのグループ企業一覧
リクルートでは、2021年4月に組織再編をおこなっており、一部のグループ企業が株式会社リクルートに吸収されました。そこで、吸収された企業を以下でご紹介します。
統合前グループ企業
以上が、リクルートのグループ会社です。知っている企業も多いと思いますので、リクルートの事業内容をざっと想像できたのではないでしょうか。
リクルートの主なサービス・商材
上記で紹介したグループ会社のサービス・商材の中でも、とくに代表的なものをご紹介します。
転職を希望している会社・部署があれば、業務や商材・サービスの理解は面接でよく確認されるポイントなので、コーポレートサイト等でさらに詳しく確認してみてくださいね。
リクナビ
リクナビは、新卒採用領域で取り扱っているサービスで、現在は株式会社リクルート、かつては旧リクルートキャリアが提供していました。
学生や既卒生をターゲットにしたサービスで、企業とのやりとりや面接・説明会の予約、プレエントリーする機能などがあります。
現在は、マイナビ、ONE CAREERに続いて、業界第3位のシェアを誇ります。
タウンワーク
「バイトするならタウンワーク」でお馴染みのタウンワークは、主にアルバイトやパートなど、生活圏内での仕事を探すためのフリーペーパー・求人紹介サイトです。
バイトルやマイナビバイトなど、他にも多数のアルバイトの求人情報サイトはありますが、とくに勤務地にこだわりのある人が利用しすい無料メディアになっています。
案件数は業界トップを誇り、そのことから利用者の満足度も1位となっています。
またリクルートではindeedも類似のサービスを展開していますが、indeedでの求人掲載がネット上のみなのに対し、タウンワークはフリーペーパーも発行していることが大きな違いの一つです。
じゃらん
じゃらんは国内最大級の旅行予約サイト・旅行情報誌です。2022年の調査では、日本で最も閲覧された旅行情報サイトと推計されました。
また、登録されている宿泊施設数も20,000以上に上り、こちらも国内最大級の規模です。
2023年11月時点では、じゃらんnetの開発マネジメント・プロジェクトマネジメントを担うプロダクト開発ディレクターと、旅行情報誌「じゃらん」の編集ディレクターなどを中途で採用しています。
SUUMO
SUUMOは、住まいに関するさまざまな情報を掲載している不動産・住宅サイトです。他社の不動産ポータルが賃貸検索などに特化するなか、借りるだけでなく、買う・建てる・売るニーズにも応えている総合サイトです。
実際にオリコン満足度でも1位を獲得するなど、ユーザーからの支持が厚いのが特徴です。
現在の株式会社リクルート、旧リクルート住まいカンパニーが担当していたサービスです。
旧リクルート住まいカンパニーへの転職を希望している場合、いわゆる不動産営業のようなポジションで採用になることが多いようです。
ゼクシィ
ゼクシィは結婚に関する総合情報サイト、雑誌です。認知度は90%にものぼると言われ、式場の掲載件数・利用率も業界トップを維持しています。
圧倒的な知名度と利用率から、ゼクシィなしではブライダル業界は成り立たないと言われることもあるようです。
近年では婚姻数の減少に伴って、「ゼクシィ縁結び」も展開しています。結婚の前段階の市場でもシェアを伸ばす狙いですね。
リクルートゼクシィなびが提供しているサービスで、現在ではブライダルアドバイザーを中途採用で多く募集しているようです。
ホットペッパーグルメ・ホットペッパービューティー
ホットペッパーグルメ・ホットペッパービューティーは、飲食店や美容院の検索・予約サイトです。
ホットペッパービューティーは美容業界でシェア率1位で、国内最大級のサロン掲載数を誇ります。
一方ホットペッパーグルメは、食べログに次いで2位のシェアがあります。
Airペイ(AirPAY)
最近CMで目にする機会が増えたAirペイですが、カード・電子マネー・QR・ポイントも使えるお店の決済サービスです。
多くの決済サービスに対応しているだけでなく、振り込み手数料・月額固定費が無料で、手数料が業界最安水準なので、利用者の総合満足度は1位です。
実際に、近年多くのお店が導入しているようです。
Airシリーズでは、他にも法人向けにAirインボイス、Airウェイト、Airカードなど、多数のサービスを展開しています。
リクルートのビジネスモデル
これまでご紹介してきたように、多数の事業・サービスを展開しているリクルートですが、そのすべてに共通しているビジネスモデルは「リボンモデル」と呼ばれます。
リクルートによると、「必要な情報を求める個人ユーザーと企業クライアントが出会う場を作り出し、より多くの最適なマッチングを実現することにより双方の満足を追求する」ビジネスモデルを、リボンモデルと呼称するようになったそうです。
元は創業者の江副浩正氏がリクルートを起業した当時、大学新聞の広告営業をしていたのを、マッチングサービスとして他の商材にも横展開しました。
サービスは住宅、美容、旅行、結婚、飲食などの販促領域とリクナビなどを提供している人材領域に分かれ、どちらの領域でもマッチングプラットフォームとともにテクノロジーやデータを駆使して業務運営の効率化を支援するSaaSを提供しています。
現在はAirビジネスツールズが、リクルートが提供している主なSaaSとなっています。
リクルートで働くメリット
この記事を読んでいる人の多くが、リクルートへの転職をぼんやり考えていると思いますので、次はリクルートに転職するメリットを解説します。
ズバリ、リクルートに転職する最大のメリットは、キャリアの選択肢=キャリアパスを最大化できることです。
詳しく解説していきますね。
高度な思考力・ビジネススキルが身につく
まず、何よりの魅力は高度な思考力や、ビジネススキルが身につくことです。
一口にビジネススキルといっても色々ありますが、リクルートで身につきやすいのは「当事者意識」です。
この言葉はリクルートがとても大事にしている概念で、社内でも「圧倒的当事者意識」という言葉をよく耳にします。
当事者意識が身につくことがなぜ魅力なのかというと、当事者意識はあらゆる成果やスキルの大元となるものだからです。
とくにコミット量を大きく左右するのが当事者意識です。一つの仕事に対して当事者意識を強く持っていれば、多くのリソースをその仕事に割き、責任感を持って働くことができそうですよね。
この当事者意識を、圧倒的なレベルで身につけることができるのがリクルートです。
実際に、この当事者意識が元となって高い成果を出している社員が大勢いるので、結果的に市場価値も高くなり、その後のキャリアパスも開けるというわけです。
末永
リクルートの最大の魅力とも言える市場価値の向上ですが、入社後に市場価値を高めるためには、転職活動にも力を入れないといけないことをご存知でしょうか?
というのも、市場価値を高めるためには社内で活躍するのは必須条件です。活躍するためには、転職活動の段階でいくつかのことを念頭に入れておかなければなりません。
意識することはいろいろありますが、最も大切なのは自分が活躍できる場所を探すことです。
能力は高くても、それを活かせる場所でなければ、活躍することはできません。
そこで大事になってくるのが自己分析と企業研究です。自分のスキルと、そのスキルを活かせる場所を探すのです。
しかし、自分の強みを見誤っている転職者も多いほか、特に自分がどこで活躍できるかがわからないまま、なんとなく転職活動を進めている転職者も多いです。
そのまま転職すると、活躍できず市場価値が上がらないだけでなく、早期離職につながるリスクもあります。
これらを回避するために、すべらないキャリアエージェントのご利用をおすすめします。
他のエージェントが転職そのものの成功を目的としているのに対し、すべらないキャリアエージェントは転職者の市場価値を高めることをモットーとしている転職エージェントなので、転職後の活躍を前提としたサポートをしているんです。
実際に、弊社でサポートした転職者の入社半年以内の離職率は1.5%で、業界水準の13.9%を大きく下回る実績を残しています。
市場価値を高めたいと考えている人は、ぜひ以下からお気軽にご相談ください。
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成長を応援してくれる環境で働ける
リクルートには「価値の源泉は人」という考え方が浸透しています。そのため、社員のやりたいことを尊重し、どのような内容であっても応援してくれる風潮があります。
リクルートの採用基準の一つにやる気や成長意欲が強いことが挙げられています。そのような人が集まっているので、自分のやりたいことにも貪欲で、他の社員の成長も素直に応援してくれるのです。
実際に、リクルートでは社内での活躍にとどまらず、独立して起業する人が大勢います。現在ビジネス界で活躍している多くの起業家がリクルート出身なんです。
こういった人たちも、リクルート時代の同期の力を借りて起業していたり、起業後に交流を続けている人が多いです。実は私もリクルートを卒業して起業しているのですが、今でも同期とはよく会って、情報交換していますよ!
元リクと呼ばれる人たちはどのような分野で活躍しているのか、活躍の秘訣などは以下の記事をご覧ください!
「リクルート出身」という肩書きが手に入る
最後に、少し生々しい話をしますが、正直「リクルート出身」という肩書きを手に入れられるというのは、今後のキャリアで有利に働きます。
もちろん更なるキャリアアップを目指して転職する場合はリクルートの中でどういう成果を出したのかを見られることなりますが、リクルートの社員への期待値の高さは業界では有名な話なので、不利になることはまずありません。
そればかりか、前職での成果+リクルートで培ったマインドセットを伝えれば、転職先にも好印象を残せます。
実際にリクルートを卒業した元社員はキャリアアップに成功している人がほとんどですし、たくさんの業界で卒業生が活躍しています。
リクルートの社風・文化
リクルートの社風は他の日系企業と比べて大変独特です。先ほどご紹介した「圧倒的当事者意識」を徹底しているのも特徴の一つです。
入社してまもない新人の頃から「お前はどうしたいの?」と聞かれるというのは有名な話です。
これは早いうちから自分で考え、発言に責任を持って仕事に取り組むことを目的としています。常に考えることが要求されるので、高い思考力が身につくのはいうまでもありません。
他にも代表的な社風といえば、逆算思考が挙げられます。
リクルートは、社員全員が高い目標を掲げて仕事に取り組んでいるので、その目標の達成のために逆算計画を立てています。
計画を立てずに闇雲に仕事をしているだけでは達成できないほどの高い目標であることもそうですが、何かを達成するにあたって、論理的に筋道を立てることが求められるので、リクルート出身者は能力が高いと言われるのです。
上記のような社風がありますから、必然的にたくさんの人が一人の成長に関わります。
そのための壁打ちが多かったり、上司からのフィードバックが多いこともリクルートの特徴の一つです。
その他にも、以下のような社風が代表的です。
- なんでなんで思考
- 商売人思考
- 顧客の負に向き合う
上記の社風について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください!
リクルートに転職するならすべらないキャリアエージェント
ここまでお読みいただいている人であれば、リクルートへの転職に興味のある人だと思います。そのような人から、私がよくいただく悩みは「私はリクルートに向いていると思いますか?」です。
もともと優秀な人が集まっているからすごい会社なのであって、学歴・実績がなければお見送りになったり、運よく入社できても活躍できないのではないか、と懸念しているのです。
末永
確かに、リクルートには高学歴だったりと、元々優秀な人も多いです。とくに新卒採用ではその傾向が強いです。
しかし、中途採用、中でも第二新卒採用と契約社員採用では、学歴・実績よりも成長意欲が大きく影響します。言い換えれば、誰にでもチャンスのある会社、ということです。
しかし、転職を考えるなら早めに動き出すべきです。誰でも受け入れている会社ではありますが、年齢は若いに越したことはありません。
そこで、転職エージェントのご利用をおすすめします。
早い者勝ちの転職市場において、自己分析や企業研究のやり方に迷って時間を使ってしまうよりは、そこはプロに任せてノウハウを教えてもらう方が、よほど効率的に転職活動ができます。
中でも弊社のすべらないキャリアエージェントであれば、リクルートに特化した対策を長年実施しているだけでなく、リクルート人事とのコネクションも厚いので、充実した選考対策を実施することができます。
採用が独特なリクルートですから、特化対策をして損はありません。以下からぜひお気軽にご相談ください。
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この記事では、そのような人に向けて、リクルートの概要をわかりやすく解説します。この1記事さえ読めば、以下のようなことがわかります。