リクルートでは多様な働き方ができる!週休3日制度や残業のリアルを紹介

リクルート 働き方

    リクルートが提供する多様な働き方について元リクの現職転職エージェントが徹底解説します。また、社員が利用できる仕事と両立するための制度や残業時間についても併せて解説しています。

リクルートの働き方

リクルートの働き方は激務・忙しいといわれることが多いです。

実際にリクルートへの転職を支援する中で、「リクルートは激務ですか」と聞かれることが少なくありません。

しかし、実際にリクルートで働いていた私は、忙しいのは確かですが、激務ではないと思っています。

ここでは、その理由を紹介します。

リクルートには充実した休暇制度がある

リクルートが激務ではないと考える理由は充実した休暇制度があるからです。

本当に激務なら、休むことはできないし休暇制度を充実させる必要もありません。

休暇制度を充実させているのは「個」の尊重をかかげるリクルートだからこそできることです。

「よく働きしっかり休む」このメリハリのついた働き方こそがリクルートが掲げる働き方の実際です。

リクルートでは、「働く日も、休む日も、柔軟に」という考え方を大事にしているため、休暇制度の整備を進めています。

プライベートやライフイベントとの両立ができるように、社員を支える仕組み・制度を整えています。

例えば、年間休日が145日もあるのに加えて、さらにSTEP休暇やアニバーサリー手当を提供しています。

リクルートの休暇制度 休暇の特徴及び内容
STEP休暇 ・リクルート独自の福利厚生の代表格といえる休暇制度
・在籍3年ごとに1回取得できる休暇でき、暦⽇で14〜28⽇(休⽇を含む)の範囲で任意に取得可能
・従業員がリフレッシュして、生産性を高めて働けるように提供されており、プライベートでの旅行や自己成長のための学びの場に利用するなど使い道は自由
ストック休暇 ・年次有給休暇の未消化分を、上限40⽇積⽴できる休暇
・本来であれば2年で消えてしまう未消化の有給休暇が無駄になることがなく、急な休みが必要になったときに積み立てた有休を生かすことが可能
アニバーサリー手当 ・4月1日時点で在籍1年以上の社員を対象に、年次有給休暇を連続4日以上利用することで5万円が支給される
・1年度に1回、毎年度利用することができるため有給休暇の取得率が高く保たれている
出産育児休暇 ・妊娠〜育児期間の多様なシーンで活⽤できる休暇
・男性も利⽤可能。初回付与時点での末⼦の年齢と週所定勤務日数に応じて、最⼤40⽇付与される
ケア休暇 ・家族のケアの際に使⽤できる休暇
・介護認定不要で、ペットのケアでも取得可能
・最大で年5日付与される

リクルートの休暇について、詳しく知りたい人は以下の記事もご覧ください。

仕事も私生活も充実させるという社風がある

リクルートには、仕事もプライベートも充実させるという考えの人が多く、実際にそういう社風がありました。

リクルート側も、仕事も生活も充実させられる他社がうらやむような福利厚生を提供しています。

リクルートと聞くと「仕事命」のような考え方の人が集まると考えられがちです。

実際にリクルートで働く中ではそのような人もいましたが、チームメンバーと上手に調整したり、メリハリを付けて仕事を終わらせて、家族との時間を作ると考えている人も多かったです。

そのような社風があるために、有給を取得するときも上司やチームメンバーから嫌な顔をされることはなく、逆に有給の取得を促されるような職場でした。

リクルートは「個の尊重」を重要視しています。

従業員の「こうしたい」「こうありたい」といった自主性を会社として引き出しながら、互いに応援・尊重し合える風土づくりに力を入れており、そのリクルートならではの風土を用意しつつ、誰もがメリハリをつけて働けるように働き方に関する福利厚生を整えています。

リクルートの残業時間は平均40時間

リクルートの残業時間は月平均で約40時間となっています。

これは、月に働く日数を仮に20日と仮定すると1日の残業時間は2時間ほどということで、人によっては忙しいと感じることもあるでしょう。

夜の10時には社内のシステムが使えなくなるので、強制的に夜遅くまで働かなければならないという環境ではありません。

ただ、週休3日制導入の影響で平日の勤務日の業務時間が増えており、しわ寄せがあるのは確かです。

また、リクルートに限ったことではないかもしれませんが、働く時期により残業時間は変わり、繫忙期は忙しく残業時間も増えるため22時まで働くということもあります。

リクルートへの転職を考える際は、このような働き方が自分にフィットできるかをどうかをよく考える必要があります。

リクルートの週休3日制

リクルートは2016年から働き方改革を進めており、メリハリを付けて働く目的で週休3日制を導入しました。

週休3日制は、2021年4月に導入され、それまでは130日あった年間の休みを145日に増やしました

その代わり年間1,800時間という年間所定労働時間は変えずに、一日当たり7.5時間だった労働時間を、30分増やし8時間にすることにより従業員の給与を減らすことなく週休3日制を実現しています。

また、年間の休日145日の中には「フレキシブル休日」という暦上の休みや有給休暇とは別に、個人で設定できる休日があります。

週休3日制のメリット

実際に、週休3日制を導入したことによって、社員がメリハリを付けて、自律的な働き方ができるようになり、平日の授業参観や入学式など、今まで出られなかった家族のイベントに参加できる社員が増えるといった多くのメリットがありました。

導入当初は、休みが取れるか不安なた従業員も多かったのですが、フレキシブル休暇を人事サイドで上半期と下半期に分けて半分ずつ取得する制度を推進したこと、従業員が各自のスケジュールを組む際にまず休日から決めるなど、人事・現場双方の努力の甲斐もあって、年間休日取得率は初年度98%とかなり高くなっています。

プライベートと仕事の両立をするため、自分でハンドリングしながら、「仕事の時間は思いっきり自分らしく働き、休む時はしっかり休む」そんなリクルートならではの働き方が実現できています。

週休3日制のデメリット

しかし、休みが増えた分、働く日に負担が増えたのも事実で、各自のスケジュール管理の重要性が増しました。

また、カスタマーやクライアントからの要望を即日で対応できなかったり、他の人に託す際の心苦しさがあったりという課題もあります。

そのため、営業などこれまで一人で担当していたミッションをチーム制にするなど、個々の負担を軽減しながらカスタマーやクライアントのニーズにこれまで以上に応えていく努力を続けています。

リクルートの新しい働き方の推進ができている環境を知ると、リクルートへより転職したい気持ちが高まった人もいると思います。

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リクルートの働き方に関する制度

リクルートの大切にする価値観は「個の尊重」です。それを表しているのが、リクルートが社員に提供する働き方に関する制度です。

場所にとらわれない働き方への挑戦や、働きがいの創出など、一人ひとりの自律に期待し、情熱を持って業務に取り組める環境づくりに積極的に取り組んでいます。

主な制度は次の3点です。

理由・回数を問わないリモートワーク

リクルートはコロナ以前から、理由・回数を問わないリモートワークを、全社に導入しました。

部署により当てはまらないこともありますが、基本的にはリモートワークが認められています。

2024年・3月末現在でオフィス出社率は44%です。

リモートワークは、働く場所に制限がないため自分の集中できる環境で働けるので生産性が上がります。単身赴任の必要もなくなり、社員たちのプライベートも守られます。

また、通勤時間が大幅に少なくなることにより、プライベートと仕事の両立が容易になり、ワークライフバランスの実現にもつながります。

さらに、通勤のストレス軽減に加え、空いた時間をスキルアップなどの自己投資に使うことも可能になり、モチベーションアップにもつながります。

リクルートでは2008年から、育児や介護などのプライベートな事情を抱える社員を対象にリモートワーク(テレワーク)を導入していました。15年頃から実証実験をスタートし、オフィスに出社しない働き方ができるよう環境整備を開始しています。 

フレックスタイム制

フレックスタイム制は、日々の始業・終業時刻や働く時間を、労働者自身が自由に決めることができる制度のことです。

フレックスタイム制は、誰もが柔軟に働く時間を選択できるよう、部署ごとに勤怠ルールを定め各個人の状況に合わせた働き方を推進することで、一人ひとりの自律的な働き方を後押しします。

フレックスタイム制があることで、ワークライフバランスを保つことができます。家庭を持つ人にとっては、家庭の事情に合わせて働く時間を調整できるので、たとえば育児中の人が週に何度か出退勤時間を調整することで夫婦で保育園の送迎を分担できます。

また自分自身のステップアップを考えている人は、資格取得のために週に何度か退勤時間を早めることで、夕方からのスクールに通えるようになります。

このように、各人のライフスタイルにあった働きかたが選べるため、自主性の高まりや、仕事の質・効率が高まります。

時短勤務制度

時短勤務制度によって、仕事の時間とプライベートの時間とにメリハリをつけて育児・介護に専念できるよう、一定期間、勤務時間を短縮することが可能になります。

家庭の事情に合わせて働く時間を調整できるので、育児や介護との両立が可能になります。 

この制度は、以前は育児や介護の事情で辞めざるをえなかった人たちのために作られました。

この制度を利用すれば、育児や介護を理由に仕事を辞める必要がなくなります。

また、育児や介護を抱える従業員は、時間に余裕ができることで、心理的ストレスから解消されモチベーションの維持にもつながります。

2024年3月末時点で848人の時短勤務者が働いており、安心して就労できるため職場環境もよく、従業員満足度も高いです。

リクルートの働き方と社風

仕事をする上で、その会社の社風を知っておくことは大切です。

自分が働く会社の社風を理解しておけば、より力を発揮することができ、多くの成果を出すことができます。

ここでは、リクルートで働いていた私が、実際のリクルートの社風について解説します。

個が尊重される

リクルートでは、「個の尊重」という理念を重要視しています。一人ひとりの個性や価値観、意見を尊重し、各社員が主体的に行動できる環境を作り出すことに重点をおいています。

リクルートの組織文化は、自由で自律的な風土が根付いており、社員が自分らしく働き、自己実現を追求できることが重視されています。

この考え方は、リクルートの多様な事業展開やイノベーションの原動力となっており、 個々の社員が自分の能力を最大限に発揮し、価値を生み出すことを奨励しています。

また、リクルートの社風の中には「圧倒的当事者意識」という考え方があり、常に他人やそのマネジメントに頼らず、自分でモチベーションを上げ続けられる人を常に求めています。

圧倒的当事者意識が高い人は、明確な目標やビジョンを持っています。

目標が常に明確なので、業務を全て自分ごとと捉えて遂行できるのです。

リクルートに入ることを目的とするのではなく「リクルートを踏み台にしてステップアップしたい」と考える人をリクルートは求めています。

一方、働き方に関しては社員一人一人が自律的に働くことができるような制度を設けています。

役職に関係なく意見交換が自由に行われることで、若手社員でも自身の意見を積極的に発信できる環境が整っています。

非常に高い自由度

新人時代から、課長(GM)や部長(MO)に対して、自分の主張を自由にさせてくれていましたし、役職者=偉いと言う考えはなく、「誰が言うかよりも、何を言うかが大事」という考え方が浸透しています。

もちろん、自由と言っても、しっかりと成果を出しているからこそ、権利主張ができるわけで、各自がそれが当たり前であるという認識を持った人が、前提として多いと思います。

「お前はどうしたいの」という言葉に象徴されるように、当事者意識を持っていれば、仕事に自由に取り組むことができます。

仕事の進め方についても決められたものはなく、利益や成果にコミットしているため、自由度がかなり高いです。

また、多種多様なバックグラウンドを持つ中途社員も多いため、前職の業種などに偏りがなく凝り固まった固定観念で行動させられることもありません。

最低限のマナーはもちろんありますが、部長に対しても、あだなで呼ぶようなフラットな風土であり、管理職や上司も友達のように接してくれるため、ランチや飲みに行くのも自然に誘える雰囲気です。

意識が高い

「リクルートで成長したい」「リクルートでスキルを身につけてキャリアアップしたい」という人たちが集まってくる会社なので、意識が高い人が多い会社です。

リクルートに入社したらそのような人たちに囲まれて働くことになるため、受け身姿勢でリクルートに入りたいという人は、入社後に非常に辛い思いをすることになるかもしれません。

逆に「成長したい」と考えている人にとってはリクルートはこれ以上ない環境です。

リクルートで育児や介護を両立するための働き方・制度

リクルートでは育児や介護を両立しながら働くことができます。

仕事と育児や介護を両立させるための制度について、ご紹介します。

リクルートの出産・育児両立支援制度

リクルートは、2008年から育児と仕事の両立支援に取り組んでいます。

休日・休暇の整備はもちろん、当事者の上司やパートナーを対象としたセミナーや、産休・育休からの復職をサポートする保活(保育園入園活動)支援、病児保育料の補助も行っています。

「リクルートで働くママ」の割合は2024年4月時点で32%となっており、2006年の8%から約4倍に増加しています。

育休の取得率も、女性136%、男性で99%ときわめて高い数値になっています。

また、上記で紹介した「出産育児休暇」の他にもリクルートには様々な支援制度があります。

  • 保険相談窓口「保活のミカタ」
  • ベビーシッター
  • 産婦人科オンライン/小児科オンライン
  • 病児保育利用サポート
  • 提携保育園

ここで紹介した支援制度以外にも、従業員による子育てコミュニティや育児に関する「仕事と育児の両立サポート冊子」の配布などが行われています。

育児と仕事を両立させたいと考えている人にとって、男性・女性を問わず、とても働きやすい環境が整っているといえます。

リクルートの介護・ファミリーケア両立支援制度

リクルートでは、出産・育児に関する制度だけでなく、介護・ファミリーケアに関する制度も充実しています。介護と仕事の両立支援に加え、従業員が家族と考える人のケア(ペットを含む)に利用できる独自のケア休暇 以外にも様々な制度を設けています。

ここでは、それらの制度を紹介します。

  • 相談窓口の設置
  • 遠隔介護見守りサービス法人契約
  • 介護代行サービス法人契約
  • 介護における基礎知識と初動についてのハンドブック配布

他にも介護が始まった時の働き方を学ぶセミナーを開催するなど、介護に関する支援制度の整備も進めています。

これらの制度を利用した多様な働き方は、「個」を大切にするリクルートだからこそ可能なのです。

働きやすさとやりがいを両方重視しながら働きたい人は、すべらないキャリアエージェントにご相談ください。

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リクルートの働き方に関する口コミ

リクルートで実際に働いている人は、リクルートの働き方に関してどのように考えているのでしょう。

ここでは、エンゲージ会社の評判を引用して実際の社員の声を紹介します。

評判・口コミ

女性・営業・中途入社

女性・営業・中途入社

休みがとりづらいということは一切なく、半期ごとに与えられる7日間のフレキシブル休暇は好きな時に取れて、休みはかなり融通が利く。

業務上課せられた仕事や目標を達成していれば、働き方や勤務時間は調整がつきやすく、結果さえ出してれば色々といわれることはない。

評判・口コミ

男性・営業・中途入社

男性・営業・中途入社

残業時間が長い部署もあるが、年間休日は145日ありメリハリがつけやすい。

フレックス休暇と言って、半年に7日間休暇を取るのが義務づけられており、社員は休むことに抵抗なくしっかり連休を取っている。

評判・口コミ

女性・企画・中途入社

女性・企画・中途入社

基本的にはリモート勤務が可能です。

出社が推奨される日はありますが、子どもが小学6年生までは時短勤務も可能です。

制度の整い具合は国内企業でトップクラスだと思います。

評判・口コミ

男性・コンサルティング・新卒入社

男性・コンサルティング・新卒入社

オンオフの切り替えが適切にされている企業です。

会社休と有給休暇以外に独自の休暇制度があり、年間休日は非常に多くあります。

繁忙期などは一日の勤務時間が長くなることもありますが、月間の勤務時間を常に確認されているため、勤務時間が長すぎたり、残業時間が異常値になることはありません。

リクルートの多様な働き方、休暇制度については大半がポジティブな意見で、多くの従業員が満足していることがわかります。

一方で、年間休日145日のために出勤日にしわ寄せがいき、平日の残業時間は多いという意見も散見します。

「働く時は働いて、休む時はしっかり休む」各自の仕事の生産性を高めて、自己管理が必要なのはもちろんですが、従業員に対する休日・休暇や働き方に関する制度が充実しているという受け皿がしっかりしているからこそ、働く人のモチベーションも高く保たれています。

リクルートが提供する女性のキャリア支援制度

リクルートは誰にとっても働きやすい環境の整備が進んでおり女性も働きやすいです。

現在リクルートでは、結婚や出産などのライフイベントにより生活の変化を余儀なくされてしまうことの多い女性に対し、様々なキャリア支援制度を提供しています。

2023年4月に時点で、リクルート従業員の女性比率は47.2%です。

リクルートでは、「働く日も、休む日も、柔軟に」という考え方を大事にしています。

柔軟に働くことのできるリクルートは「家庭が大切」でも「仕事もしたい」という女性にとって大変働きやすい環境が整っています。

2023年4月時点でリクルートの管理職の女性比率は30.4%もあります。

リクルートは2030年度までに「取締役や上級管理職の女性比率を約50%」に高めることを目指しています。

そのため、今後も女性の重要性が高まっていくと考えられるため、女性がリクルートで働きやすい環境はますます整っていくと考えられます。

Career Cafe 28

「Career Cafe 28」は、28歳前後の女性従業員を対象に、2012年度に開始した女性のキャリア支援制度です。

「Career Cafe 28」は、自分の強みを把握し、結婚や出産など来るべきライフイベントに備えるためにもキャリアを前倒しで構築することを学び、キャリア形成を前向きに考えるきっかけの場となっています。

どちらかだけを選ばなくていいキャリアの支援ができる会社でありたいという想いからできたのがこの制度であり、開始からの10年間で、国内グループ会社を含む累計1400人以上が自ら応募し、応募が多くて抽選になるくらい人気の高い研修です。

Career Cafe Next Step

「Career Cafe Next Step」は、新たに30歳代女性社員の意識醸成の強化を目指してできた制度です。

結婚・妊娠・出産を終えて、仕事に復帰することの多い30代の女性にとって、次のキャリアについて考える意識を醸成します。

リクルートが今後さらなるリーダーシップの発揮を期待する30歳代の女性社員(一般社員)を対象に、自身の強みの自覚とキャリア構築への主体性を高めてもらうことを目的に実施する選抜型研修です。

「今の職場で自分の強みを発揮できている」「中長期の具体的なキャリアデザインを描けている」と回答する30歳代女性(一般社員)の割合が、同年代の男性社員よりも低く、さらに30代半ば以降低下傾向にあることから始まったのがこの研修制度です。

上長との事前面談を通じて自らの強みと課題を棚卸したうえで研修に臨み、研修後は上長との事後面談をおこない、参加者の女性社員本人と上長の管理職が、ともにキャリアの次のステップを考え、新たな一歩を踏み出すことを後押しする研修です。

Career Cafe 28 BOSS

Career Cafe 28 BOSSは、女性をはじめとして、多様な従業員一人ひとりの成長・活躍を推進するために、管理職へのマネジメント支援を行う制度です。Career Cafe 28参加者の上長を主な対象にした研修で、男性も参加しています。

「Career Cafe for BOSS」では、ジェンダー平等や多様性マネジメント推進の意義、ライフイベントの影響を受けやすい女性従業員の成長を加速させるために現場で実践できるマネジメントなどを、外部講師から学びます。

公募で1,400人以上(国内グループ会社含む、2015年から2022年の累計)の管理職が参加しており、女性の能力を引き出すコミュニケーションや、男女の信頼構築の方法などを学ぶことができます。

受講者からは「女性の能力を引き出すコミュニケーションについて、学んだことを直ぐに実践した。マネジメントで大事にすべきことを学べたので全管理職に受けてほしい」といった声が寄せられています。

リクルートのオフィス環境

リクルートの東京駅八重洲南口直結の本社オフィスのリニューアルが2023年7月に完了し、都内23ヶ所に点在していたオフィスを東京駅の本社オフィス、九段下、田町の3拠点に集約しました。

ここでは、リクルートのオフィスについて紹介します。

CO-ENスペース

リクルートは、多様な個人が社内外の枠を超えて縦横無尽に出会い、協働・協創を生み出す「CO-EN(公園、Co-Encounter)」のような場に会社を進化させていくことを目指して、本社のリニューアルを行いました。

各階の執務スペースのなかに、「集まる」「出会う」を実現する小さいCO-ENスペースを複数造り、仲間や新しい機会に偶発的にも意図的にも出会える場を用意することにしました。

リモートワークを推進しているリクルートですが、オフィスは、集まるための場でありリアルなコミュニケーションを中心に置く場として考えていることがわかります。

リクルートは自律的に働く場所や働き方を選択できますが、オフィスに来ることがメインでサブが自宅などという優先順位はなく、強制やルール化もしていません。

オフィスにやってくる目的は、人に会うこと、アイデアを交換すること、あるいは気分転換や美味しいものを食べに来ることでもいい…という風にとても自由です。

社員食堂(ダイニング)

リクルートの社員食堂リニューアルは、本社リニューアルの一環として行われました。

ダイニングは、日常のランチ使いから会食イベントまで対応できるようになっています。

17時30分以降はバーにもなるので、仕事終わりに仲間と「ちょい飲み」にも利用できます。

こちらも「集まる・出会う場」の仕掛けになればというリクルートらしい思いが込められています。

リクルートの給料・年収

リクルートの平均年収は、リクルートの2024年3月期の有価証券報告書によると1120万円となっており、国税庁の調査にある日本人平均の461万円の2.5倍近くあり、年収は非常に高いといえます。

リクルートの給与は転職先の領域により異なりますが、グレード性を導入しています。

リクルートの年収が高い理由はいくつか考えられますが、主な理由は次の2点です。

  • 事業の利益率が高い
  • 仕事の難易度が高い

リクルートは主に無形の商材を扱っているケースが多く、コストが低く抑えられて利益率自体が高いため必然的に年収が高くなります。

また、若い社員に期待を込めて、早い時期から難易度の高い仕事を任せることによりそれに見合った報酬が払われているからです。

そのため若いうちから活躍して成長したい、高収入を得たいという人にはリクルートは向いているといえます。

リクルートの年収について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

リクルートの契約社員としての働き方

リクルートでは、契約社員(KS職)として働くこともできます。

リクルートのKS職は、リクルートが、学歴・職歴不問で主に第二新卒や20代の若手を対象に3年契約で雇用している契約社員のことです。

KS職は契約社員のため、「正社員と同じ働き方ができるのか」と疑問に思う人もいると思います。

福利厚生などの待遇は正社員より劣りますが、高い水準の待遇を受けることができるため、リクルートのような環境で働きたいという人にはおすすめです。

また、リクルートのKS職は正社員と同じ業務を行うため、転職市場で求められるスキルを身につけることができます。

契約期間が終了する3年後には、KS職で得たスキルを活かして転職するなど、キャリアアップにも大いにつながります。

「リクルートのような環境で正社員と同じような働き方がしたい」「市場価値が上がるスキルを身につけたい」と考えている人は、リクルートのKS職としての働き方を考えてみることをお勧めします。

多様な働き方ができるリクルートに転職する方法

記事を読んで「リクルートのような環境で働きたいけど、どうすればよいかわからない」という人もいると思います。

リクルートに転職したい人には、リクルートへの転職について転職エージェントの利用をおすすめします。

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