旭硝子(AGC)へ転職するには?評判や選考難易度なども徹底解説!
- 今回は、世界最大手のガラスメーカー旭硝子(AGC)についてまとめました。
旭硝子(AGC)って何をしている会社?
硝子事業とディスプレイ事業を展開している世界最大手のガラスメーカーです。
高い省エネ性能の板ガラス「アトッチ」を筆頭に、最近では硝子製品にとどまらず、ディスプレイや半導体製造を支える電子部材などを製造販売しています。
社名は、2018年7月に「AGC」に変更しました。
たくさんある旭硝子(AGC)のグループ会社
日本、アジア、アメリカ、欧州、中東アフリカの30を超える国と地域に、204社のグループ会社があり、世界で事業を展開しています。
アジアの高成長を取り込むため、アジアを中心に多くのグループ会社があります。
旭硝子(AGC)の直近の業績は?
2017年の売上高は14,635億円です。
「ガラス」「電子」「化学品」の3分野での売上は増加していますが、メインのガラス部門は、プラズマテレビが衰退し、液晶テレビのガラス基板の販売価格も値下がりしたため苦戦しています。
化学品については東南アジアでの需要が拡大しているので、フッ素関連の既存製品の売上げが過去最高益と伸びています。
今後は、フッ素樹脂などの化学品事業で大幅な増益を狙っています。
旭硝子(AGC)の仕事内容・職種
旭硝子(AGC)の仕事内容について、技術系と事務系に分けて紹介します。
技術系
- 開発
旭硝子(AGC)の基盤技術に関わる「基礎研究」「生産プロセス開発」「商品開発」があります。
その他、プラント設計やメンテナンス、顧客へのテクニカルサービスなど幅広い業務があります。
- 製造エンジニア
プラントの管理運用、商品の製造と提供が主な業務です。品質の高い商品を効率よく、環境に優しく製造することを求められます。
社内の製造・技術を検討して、日々改善していかなければなりません。
- 情報システム
世界中に拠点がある旭硝子(AGC)で、情報を共有し管理できる最適なシステムを企画立案する業務です。
- 知的財産
特許出願業務の他、知的財産戦略の立案をおこないます。
- 技術営業
技術系の視点で顧客からの問い合わせに対応し、製品を提案します。
また、研究開発やマーケティング部門と情報を共有して、新製品の開発をサポートします。
事務系
- 営業・マーケティング
事業範囲が広い旭硝子(AGC)では、製品を元に新しいビジネスを生みだすことが求められます。
- 人事・総務、法務
グループ全体の制度を策定し、安定した運用体制を構築して会社全体をサポートします。
- 経理・財務
通常の経理財務業務以外に加えて、海外拠点の業務も担っているため、海外へ派遣される機会も多くあります。
- 購買・物流
原材料の調達以外に、購買先の選定や交渉、新興国での物流システム構築など多岐にわたる業務です。
旭硝子(AGC)の将来性は?
硝子事業で世界トップシェアの会社ですが、硝子分野だけでなく、電子・化学品と幅広い事業領域があり、相乗効果で新しい製品を生み出すことができます。
また、これまで積極的に海外に投資をしてきた結果が出始める時期を迎えています。
2025年までに「高収益のグローバルな優良素材メーカー」を目指し、M&Aも積極的に行い成長を加速させる方針を打ち出しています。
旭硝子(AGC)の仕事のやりがい
生活の中で、自社製品が使われている商品を目にすることも多く「自身の関わった製品が世の中に出ていることがやりがい」という声が多くあります。
また「若いうちから海外に出るチャンスがあり、世界で活躍する場を得られる」というグローバル展開をしている会社だからこそ感じられるやりがいもあります。
旭硝子(AGC)の評判
旭硝子(AGC)の評判について、以下の項目に分けて詳しく紹介します。
社風
創造の精神である「易きになじまず難きにつく」という社訓があり、難しいこと、新しいことにチャレンジすることを推奨している旭硝子(AGC)では、部下が上司に意見を言いやすい雰囲気があります。
年功序列の風土は残っていますが、若手にもやる気があれば、プロジェクトマネジメントなどを任せてくれます。
休日
年間休日は120日以上です。年末年始、GWに1週間以上の休みがあり、夏期休暇は連続休暇を奨励しています。完全週休2日制で、有給も取りやすいようです。
残業
平均残業時間は月24.1時間です。自分の裁量で仕事を進められる分、部署により仕事量が平準化されていないという口コミもあります。
その他の制度
一般的な福利厚生があります。
その他、フレックスタイム制度もあり、特出すべきは、年間最大12万円の選択型福利厚生制度「カフェテリアプラン」です。この制度はほとんどの社員が利用しています。
旭硝子(AGC)の面接・SPIなど選考難易度
「考える力」「自分の意見を持つ」「チャレンジ精神・実行力」の3つが必要だとしています。
硝子事業から他の事業へシフトしている旭硝子(AGC)では、新しいビジネスの種を生み出せる人材を求めています。
面接では今までやってきた業務、得た知識を問われる他、新しいことに挑戦する積極性があるかどうかを見られます
旭硝子(AGC)の年収・給与相場
平均年収は約801万円です。
化学メーカーの中ではトップクラスの給与です。
旭硝子(AGC)に転職後のキャリア形成は?
ビジネスモデルを構築できる人材育成を目的に入社後、研修を受けられます。
旭硝子(AGC)では人事ローテーションは部門を超えておこなっていないので、スペシャリストを育成する方針です。
また少数精鋭主義なので自分でやらなければならないことも多く、専門知識や経験以外にも高いビジネススキルが身に付きます。
旭硝子(AGC)に転職をするには?
旭硝子などの大企業の求人は、大手の転職エージェントか、大企業に強い中小エージェントに非公開求人として、依頼することが多いです。
そのため、旭硝子(AGC)の求人を把握するためにも、転職エージェントに登録することをおすすめします。
以下に筆者がおすすめする転職エージェントをいくつか紹介します。気になるものがあれば、2〜3社に複数登録してみましょう。
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