2019.07.23

ミドル層の転職は厳しい?上手くいかないケースから学ぶ成功術!

この記事を書いた人

アクシス株式会社 代表取締役

末永雄大

Suenaga Yuta

Profile 新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。
2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。
Yahoo!ニュース(個人)・オールアバウトガイドなどのメディアに転職のプロとして記事を寄稿している

35歳〜54歳のミドル世代の転職が成功するのかどうか、気になっている方も多いのではないでしょうか。

また、未経験でも異業界・職種への転職は成功するのか、ミドル層になるとどんなことが求められて、どの部分が重視されるのかなど、他にも不安がありますよね。

今回は、そんなミドル層の転職について、解説していきたいと思います!

ミドル層の転職は難しい

ミドルの転職者がノートパソコンを見て悩んでいる

ミドル層の転職は、難しいケースも多いです。
なぜなら、「会社のカルチャーに馴染みにくいんじゃ…」と懸念する企業が増えるためです。

「考え方などが頑固になっていないか?」と懸念されることも多いため、柔軟さや何でも挑戦できるという意欲をアピールできないと転職は難しいと言えます。

特に未経験業界・職種への転職は基本的に難しく、転職しやすいと言われている営業でも厳しいのが現状です。

とは言え、法務や経理、海外営業、マーケティング、店舗開発などのスペシャリスト採用や、マネジメント経験を活かした管理職採用はニーズがあり活況です。

30代の転職について、もっと知りたい方は以下の記事もご覧ください。

30代の転職って不利!?成功を掴むコツを転職のプロが解説します!
35歳以上でも転職できる!成功するためのポイント大公開

転職成功・年収アップしやすい転職パターン

ミドルの転職での成功率のグラフ

転職成功・年収アップしやすい転職パターンは、「同業界・同職種への転職」「現職に近い業界の【新規事業責任者】への転職」の2つです。

同業界・同職種への転職

同業界・職種への転職は比較的年収が上がりやすいです。

なぜなら、これまでの経験を活かせるので即戦力の人材として評価されるからです。

もちろん、スキルや経験があることが前提になります。具体的には、3〜5年くらい経験があると良いですね。

さらに、ライバル会社の管理職や経営に関わっていた人は、非常に貴重なので歓迎されます。

現職に近い業界の「新規事業責任者」

現在勤務している会社に近い業界の「新規事業責任者」がベストな理由は、新規事業だからまだ役者が揃っていないため、ポジションがあるからなんです。

さらに、これまでの経験を活かしつつ、新しくさらに経験が積めることも理由の1つです。

ただ、事業の知識だけではなく、ゼロベースで新しいものを生み出すノウハウ・能力も求められることになります。

やりがいはありますが、「新規事業責任者」に求められるものは多いので、非常に大変であるという点は、きちんと認識しておく必要があります。

ミドル層の転職で気をつけること

ミドル転職のcheckリスト

ミドル層の転職で気をつけることは、「高望みをしないこと」と「明確な課題がないのに転職しないこと」です。

なぜなら、勤務条件を高望みをしてしまうと求人が見つからず、次の転職先が決まるまでの期間が長くなってしまうからです。

また、明確な課題がないのに転職をすると、会社の雰囲気が合わない、思ったように活躍できないなどの理由により、また転職することになってしまいます。

ミドル層の転職で上手くいかないケース

ミドルの転職に失敗したビジネスウーマン

ミドル層の転職で上手くいかないケースってどんなものだろう…。

そんな風に悩んでいる方もいると思います。失敗しないためにも知っておきたい、そう考えている方に向けて、上手くいかないケースを大きく5つに分けてご紹介します。

この5つについて、次で詳しく解説していきますね!

自分が恵まれていることに気づいていない

自分が恵まれていることに気づいていない、というミドル層の方が多く見られます。

例えば、現在勤務している企業でもらっている給与が高いため、それが当たり前になってしまっていることが挙げられます。

転職する際に、今と同じ給与を希望するなど、条件を高望みをしてしまう傾向があるため、転職に失敗してしまうんです。

未経験業界・職種への転職へ挑戦しようとする

基本的にミドル層の未経験業界・職種への転職が難しいにもかかわらず、チャレンジしようとして失敗してしまう方も多いです。

未経験業界・職種を希望するということは、年収も当然現在の仕事より低くなります。それなのに希望給与額を下げようとしない方が多く見られますね。

未経験であることをきちんと理解し、年収が下がってしまうことを受け入れなければなりません。

自分のスキルセットが言語化できていない

自分のスキルセットが言語化できていないのも、転職が失敗してしまうよくあるケースです。

キャリアの棚卸しができていないので、何が自分の強みなのか第三者にきちんと説明することができないんです。

スキルセットが言語ができていないとなれば、転職の面接でも伝えられないため、転職失敗につながってしまいますよね。

スキルに一貫性がない

スキルに一貫性がない、これは大手企業に長期勤めてきた方が該当するかと思います。様々な業務に携わり、そのやってきたことを強みだと思ってしまっているケースです。

確かにその会社内での価値や評価は高く、頼られてきたこともあると思いますが、転職市場価値としては高くないのが現状です。

なぜなら、色々やってきたと言っても、そのスキルには一貫性がなく、第三者が評価に困るからなんです。

傲慢な態度や偉そうな態度をとる

まれに、傲慢な態度や偉そうな態度を取る方も見られます。
例えば「前職ではこんなことをやってきたんだ」「こういうやり方でやっていた」と口にすることですね。その結果、転職先で衝突する可能性もあります。

いくら上司にあたる人物が年下だと言っても、転職してきた自分の方が新人になるため、自分が会社に合わせていかなければなりません。

それにもかかわらず、自分に合わせて欲しいという姿勢では、どう考えても上手くいくわけがありませんよね?自分の前職が全てだと思わず、謙虚な姿勢を示すほうが転職成功に近づけます。

ミドル層の転職は転職サイトと転職エージェントの併用がオススメ

ミドル層の転職がおすすめだとオッケーサインを出すビジネスマン

ミドル層の転職を成功させるためには、転職サイトと転職エージェントの併用をおすすめします。

というのも、20代・30代を対象にした求人と比べると、40代・50代を対象にした求人は絶対数が少ないです。

また、年収600万円以上を対象とした、専門職や管理職のハイクラス求人の絶対数も少ないです。

そのため、多くの求人に出会うためにもミドル層の転職では、転職サイトと転職エージェントの両方に登録しておくのがオススメです。

ミドル層の転職にオススメの転職サイト

ミドル層の転職にオススメの転職サイトを利用すれば良いと言われても、どこに登録すれば良いのか自分で判断するのは難しいですよね。

そこで、ミドル層の方にぜひ利用していただきたい転職サイトをいくつかご紹介していきたいと思います。

ビズリーチ

ビズリーチ

ビズリーチは、株式会社ビズリーチが運営している、エグゼクティブ・ハイクラス向けの会員制転職サイトです。

2019年5月時点で約10万件以上の求人を保有しており、その3分の1が年収1,000万円以上の求人となっています。

会員登録をすると、企業の採用責任者や提携している国内外の優秀なヘッドハンターから直接スカウトを受けられる点が特徴です。

自分の市場価値を確かめたいけど、エージェントに行くのは面倒という方にもオススメです。
この人に会いたい!と思えば、その人の経歴に合わせた魂を込めたスカウトメールを送ってきます。 スカウトメールの通数や温度感から、客観的に自身の市場価値を確認することができますよ。

現在の年収が500万円以上でないと、登録ができなかったり、登録したとしてもスカウトが届かないということがあるので注意が必要です。

心配な場合は、求人掲載数が業界最大のリクナビNEXTにも合わせて会員登録をしておくと、希望条件に合った求人レコメンドメールや企業からのスカウトメールを受け取ることができます。

ビズリーチに登録する

en ミドルの転職

en ミドルの転職

en ミドルの転職は、エン・ジャパンが運営しており、2019年5月時点で約8万件以上の求人を保有しています。

en ミドルの転職に掲載されている求人のほとんどは、転職エージェントが保有している求人の情報です。約400社もの転職エージェントが登録しており、基本的にエージェントを通して求人に応募する仕組みになっています。

登録者の平均年齢45歳と、40代をメインターゲットにしたサイトであり、専門分野に精通したコンサルタントから転職活動のアドバイスをもらうことができます。

ミドルの転職も、ビズリーチと同様ハイクラス向けの転職サイトとなりますので、年収500万円以下の場合対象になり得ない場合があります。

心配な場合は、求人掲載数が業界最大のリクナビNEXTにも合わせて会員登録をしておき、希望条件に合った求人レコメンドメールや企業からのスカウトメールを受け取りましょう。

en ミドルの転職に登録する

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、株式会社リクルートキャリアが運営している、直接応募型の転職サイトです。

業界最大手のリクルートが運営している転職サイトということもあり、掲載されている求人数も国内最大級。 他の求人サイトには掲載されていない、独占求人も豊富です。

勤務地や給与、福利厚生といった様々な条件を絞って求人検索ができる「こだわり検索」機能や、経歴を登録しておくことで、企業側からのオファーメールを受け取ることができます。

リクナビNEXTに登録する

ミドル層の転職にオススメの転職エージェント

ミドル層の転職にオススメの転職エージェントも、自分でどれが良いのか見分けるのって難しいですよね。

ミドル層の方が安心して転職活動できるように、ぜひ利用していただきたい転職エージェントをご紹介します。

JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメントは、リクルートエージェントdodaに次ぐ国内第3位の転職エージェントです。

全業界の職種を網羅しているリクルートエージェントdodaと比べて、専門職やマネジメントポジションの求人の他、外資系企業や海外転職に特化したエージェントです。

優秀層の転職支援に特化しているということもあり、アドバイザーやサービスの質も非常に高いものとなっています。

ハイキャリア・ハイクラス案件については間違いなく質や量などのサポートがトップレベルだと言えますが、合理的な社風でシビアに求職者を評価する傾向もあります。

市場価値が低いと判断されると、あまり案件を紹介してもらえないこともあるので、心配な方は他のエージェントや転職サイトとの併用をオススメします。

JACリクルートメントに相談する

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、株式会社リクルートキャリアが運営しています。2019年5月時点で、約10万件以上の求人を保有しており、その内の約80%が非公開求人となっています。

リクルートの強みは何と言っても業界No.1のその求人数の豊富さです。

JACリクルートメントが持っているようなハイレイヤー向けの求人も保有していますし、有名企業や人気企業の非公開求人を独占して持っていたりもします。

その豊富な求人数を強みに、幅広い年齢・職種の方への幅広い提案が可能なので、とりあえず登録しておいて損はないでしょう。

リクルートエージェントに相談する

doda

dodaは、株式会社パーソルキャリアが運営しています。

リクルートエージェントと並び、業界トップクラスの求人数を誇る大手転職エージェントです。

保有している求人数やバラエティは、リクルートと大差ないですが、どちらかというと、リクルートよりもヒアリングを元にアドバイザーが転職者に合う求人を厳選して紹介してくれるスタイルです。

「たくさん求人を紹介されても、自分では決めきれない…」という不安のある方や、リクルートを利用したけどサポートに満足できなかった方などは、dodaへ相談してみると良いでしょう。

dodaに相談する

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