ミドル層の転職は厳しい?上手くいかないケースから学ぶ成功術!

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ミドルの転職

    この記事ではミドル層の転職について解説しています。ミドル層が転職しにくいと言われている理由や選考で内定獲得率を上げるコツ、おすすめのエージェントまで解説しているので、興味のある人はぜひご覧ください。

この記事を書いた人

末永 雄大

新卒でリクルートキャリアに入社。数百を超える企業の採用支援を経験。
2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして年間数百人以上のキャリア相談に乗る。
Youtubeの総再生数は670万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」
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社会人として10年以上経験を積んできたけど、今から転職するのはもう手遅れ?」「40歳からの転職って厳しい?

こんな不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?

この記事では10年以上キャリアアドバイザーとして転職支援をしてきた私が、ミドル層の転職事情についてぶっちゃけでお伝えしていこうと思います。

「転職したいけど年齢が…」と感じている人にとってためになる情報もお届けしていますので、ぜひ参考にしてください!

ミドル層の転職は難しい

転職市場では年齢を重ねるごとに転職が難しくなる

結論から言うと、ミドル層の転職は難しいケースが多いです。

なぜなら、転職市場では年齢を重ねるほど転職者への期待値が高くなり、30代ならスキルや実務経験に加えてマネジメント経験、40代以降はより高度な専門スキルを求められるからです。

そのため、同業界・職種への転職ならまだしも、未経験業界・職種への転職は基本的に難しいのが現状ですね。

また「考え方などが頑固になっていないか?」と懸念されることも多く、意欲や柔軟さ、素直さをアピールできないと転職は難しいでしょう。

末永

ただ、転職自体が不可能というわけではなく、即戦力になれる専門スキルがあればスペシャリスト採用、管理職採用で転職できるケースもあります。

以下からは、ミドル層が転職に成功する方法や、失敗しがちなポイントなどを解説していきます。

ミドル層の転職について、さらに知りたい人は以下の記事もご覧ください。

ここでよくある質問
転職者:そもそもミドル層って何歳から何歳までの人を指すのですか?

末永:一般的に30歳〜54歳までをミドル層と呼ぶケースが多いですね。
もっと厳密に言うと、30代前半はヤング層、50代になるとシニア層やミドルシニア層と呼ばれることもあります。

ミドル層が転職成功・年収アップしやすい方法

続いて、ミドル層が転職を成功させる、年収をアップさせる方法についてお伝えしていきますね。

ミドル層が転職成功、年収アップさせやすい転職パターンは以下の2つです。

それぞれ解説していきます。

同業界・同職種への転職

同業界・職種への転職は比較的年収が上がりやすいです。

なぜなら、これまでの経験を活かして即戦力として活躍できる点を高く評価されるからです。

もちろん、即戦力として期待されるだけのスキルや実務経験があることが前提になります。実務経験でいうと、3〜5年くらい経験があると良いですね。

さらに、ライバル会社の管理職や経営に関わっていた人は貴重なので歓迎されることが多いです。

末永

昨今、経営人材へのニーズが高まり、経営幹部職へのエグゼクティブ転職も活発におこなわれています。

簡単にエグゼクティブへ就けるわけではありませんが、以下で紹介するようなエグゼクティブ採用に強い転職エージェントを活用すると、専門のアドバイザーから支援を受けることができるので転職可能性は高まりますよ。

実際に転職はしなくても情報収集として活用する人も多いので、気になる人は是非登録してみてください。

おすすめの転職サービス

  • パソナキャリア
    オリコン顧客満足度3年連続No.1!年収アップ率67.1%の転職エージェント
  • ビズリーチ
    優秀なヘッドハンターが多数在籍!年収1,000万円以上の求人アリ

現職に近い業界の「新規事業責任者」への転職

現在勤務している会社に近い業界の「新規事業責任者」を狙って転職するのもおすすめです。

なぜなら、新規事業はまだポジションが空いている状態がほとんどのため、キャリアダウンすることなく転職できるからです。

その他、これまでの経験を生かして仕事ができる、自分にとって新しい経験を積めるといったメリットがあります。

ただし、事業の知識だけではなく、ゼロベースで新しいものを生み出すノウハウや能力など「新規事業責任者」に求められるものは多いので、非常に大変であるという点は認識しておく必要がありますね。

ミドル層の転職におすすめの転職エージェント3選

ここからはミドル層の転職にオススメの転職エージェントを3つ紹介していきます。

自分に合った転職エージェントがどこなのか見分けるのは難しいかと思うので、こちらの解説をぜひ参考にしてください。

パソナキャリア

パソナキャリア

パソナキャリアは総合型転職エージェントですが、ハイクラス向けの求人も取り扱っています。

年収アップ率は67.1%で、利用者満足度が非常に高いです。2019年〜2021年のオリコン顧客満足度調査で3年連続で1位に選ばれている実績があります。

また、経理・人事・法務などの管理部門を専門としたチームがあり、元人事といった管理部門経験のキャリアアドバイザーも在籍しています。

転職者を第一に考えた丁寧なサポートをおこなっているので、1つ上のレベルへ転職を考えるミドル層におすすめのエージェントだと言えますよ。

パソナキャリアに相談する

リクルートエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、業界No.1の求人数を誇る国内最大手の転職エージェントです。

実際に2021年7月時点で29万件以上の求人を保有しており、その内の約8割が非公開求人となっています。もちろんハイクラス向けの求人も多数保有していますし、有名企業や人気企業の非公開求人を独占して持っているケースもあります。

その豊富な求人数を強みに、幅広い年齢・職種の人への提案が可能で、転職者の約8割が利用している定番エージェントです。

すぐの転職を考えていなくても、プロのアドバイザーに将来のキャリアの相談するだけでも問題ないので、自分に合った使い方をしてみてください。

リクルートエージェントに相談する

非公開求人は登録をしないと見れないようになっています。転職活動を始める前に、現在どのような優良求人があるのか確認したい人は、是非登録してみてください。

doda

doda公式サイト

dodaは2021年7月時点で12万件以上の求人を保有しており、リクルートエージェントに次いで業界第2位の求人数を誇っています。

またdodaは「手厚いサポートをしてくれる」との口コミが多く、転職者満足度アンケートでは1位を獲得しているエージェントです。

「丁寧なサポートを受けたい」「しっかりと面接対策を進めたい」という人にはおすすめですね。

さらに、dodaはキャリアアドバイザーが転職者に合った求人を絞り込んでくれるので「転職したいけど自分に向いてる仕事がわからない」という人にもぜひ利用してもらいたいエージェントです。

dodaに相談する

ミドル層の転職におすすめの転職サイト5選

こちらでは転職エージェントに引き続き、ミドル層におすすめの転職サイトを5つ紹介していきます。

それぞれ詳しく解説していきます。

ビズリーチ

ビズリーチ

ビズリーチは、株式会社ビズリーチが運営している、エグゼクティブ・ハイクラス向けの会員制転職サイトです。

2021年7月時点で約6万件以上の求人を保有しており、その3分の1が年収1,000万円以上の求人となっています。

会員登録をすると、企業の採用責任者や提携している国内外の優秀なヘッドハンターから直接スカウトを受けられる点が特徴です。

また、ビズリーチは転職者の経歴に合わせてスカウトメールを送って来るので、スカウトメールの通数や温度感から客観的に自身の市場価値を確認することもできます。

転職するか迷っている人はビズリーチで自分の市場価値を確認してから、転職活動を進めるのも一つの手ですね。

ただし、現在の年収が500万円以上でないと、登録してもなかなかスカウトメールが届かないといったケースもあるので注意しておきましょう。

ビズリーチに登録する

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは株式会社リクルートが運営している年収800万〜2,000万円のハイクラス向け求人に特化した会員制転職サイトです。

リクルートダイレクトスカウトは約5分ほどで作成できるレジュメをもとに、3,000人以上(2021年7月時点)のヘッドハンターがあなたの代わりに求人を探して提案してくれます。

そのため、自分では想定していなかった業界・職種の求人をオファーされることもあるので、自分の可能性をもっと広げて転職したい人におすすめです。

「今よりもっと年収を上げたい」「短期集中でスムーズに転職活動を進めたい」という人は、一度リクルートダイレクトスカウトを利用してみてください。

リクルートダイレクトスカウトに登録する

iX転職

iX転職

iX転職はパーソルキャリア株式会社が運営している転職サイトで、 ビズリーチリクルートダイレクトスカウトと同じく、ハイクラス向け求人が多いのが特徴です。

iX転職は求人紹介や選考対策だけでなく、企業との年収交渉や入社に関する手続きを代行してくれるので、日々仕事で時間が取れない人にうってつけの転職サイトですね。

また「企業の評価を気にしてしまって自分から年収交渉を進めにくい」との声をよく聞きますが、自分の代わりにヘッドハンターが交渉してくれるので、安心して転職活動を進めることができます。

ただし、求人数は若干少ない印象なのでビズリーチリクルートダイレクトスカウトを複数登録して、自分の希望条件に近い求人を探すことをおすすめします。

iX転職に登録する

リクナビNEXT

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、株式会社リクルートが運営している、直接応募型の転職サイトです。

業界最大手のリクルートが運営している転職サイトということもあり、掲載されている求人数も国内最大級です。他の転職サイトにはない独占求人も豊富に掲載しています。

勤務地や給与、福利厚生といった様々な条件を絞って求人検索ができる「こだわり検索」機能や経歴を登録しておくことで、企業側からのオファーメールを受け取ることができます。

リクナビNEXTに登録する

en ミドルの転職

en ミドルの転職

en ミドルの転職はエン・ジャパンが運営しており、2021年7月時点で約13万件以上の求人を掲載しています。

en ミドルの転職は約400社もの提携転職エージェントが持つ求人を掲載し、基本的にエージェントを通して求人に応募する仕組みになっています。

また、en ミドルの転職は40代をメインターゲットにした転職サイトであり、専門分野に精通したコンサルタントから転職活動のアドバイスをもらうことが可能です。

ただし、ビズリーチと同様ハイクラス向けの転職サイトなので、年収500万円以下の場合は自分に合った求人を見つけられない場合があります。

心配な場合は、求人掲載数が業界最大のリクナビNEXTにも合わせて会員登録をしておき、希望条件に合った求人レコメンドメールや企業からのスカウトメールを受け取りましょう。

ミドル層の転職は転職サイトと転職エージェントの併用がおすすめ

ミドル層の転職を成功させるためには、転職サイトと転職エージェントの併用をおすすめします。

なぜなら、併用したほうがよりあなたの希望に近い求人と巡り会える可能性が高まるからです。

実際、40代・50代を対象にした求人は少なく、年収600万円以上を対象とした専門職や管理職のハイクラス求人も少ないです。

そのため、多くの求人に出会うためにもミドル層の転職では転職サイトと転職エージェントの両方に登録しておくのをおすすめします。

ミドル層向けの転職サイト・転職エージェントについては以下の記事で詳しく紹介しているので、そちらもぜひ参考にしてください。

ミドル層の転職で失敗しがちなポイント4選

ここからはミドル層の転職で気をつけるポイントについて4つ紹介していきます。

あらかじめポイントを抑えておくことで転職を成功させられる可能性も高まりますので、こちらはぜひ目を通しておいてください。

条件の高望みをしてしまう

ミドル層の中には、今自分がもらっている給料や受けている待遇が恵まれたものだと認識できていない人も多いです。

そういった人は今の給料や待遇を基準にしてしまうので、希望条件を高望みする傾向があります。

希望条件を高望みしてしまうと、その分納得できる求人は少なく転職期間が長引いてしまうので、まずは条件を高望みせず、自分の中で希望条件に優先順位をつけて求人を探すようにしましょう。

未経験業界・職種へチャレンジしてしまう

一般的に未経験業界・職種へ転職できるのは25歳(第二新卒)、遅くても29歳までと言われています。

なぜなら、企業は即戦力になる人材を中途採用したいため、未経験でも採用するのは成長速度の速い20代だからです。

30代を超えると同業界・職種の経験はもちろん、マネジメントスキルなど他のスキルも問われるため、未経験から転職するのはかなり難しいでしょう。

また、仮に未経験から転職できたとしても「会社の雰囲気が合わない」「あまり活躍できない」などの理由でまた転職するケースも多いので、ミドル層で未経験業界・職種へ転職したい人は今一度検討してから意思決定することをおすすめします。

スキルに一貫性がない

例えば大手企業に長年勤めてきたミドル層の中には、様々な業務に携わってきて結局何が自分の強みなのかわからないという人も少なくありません。

そのため、転職活動を始めると面接官に自分の強みをうまくアピールできずにお見送りとなってしまうケースがよくあります。

繰り返しになりますが、企業は中途採用で即戦力となる人材を求めています。

たとえ前職の会社では通用していたスキル・経験(会社内価値)があったとしても、特定の会社に限らず通用するスキル・経験(市場価値)がなければ転職を成功させるのは難しいです。

自分が入社後どのように活躍できるか一貫性を持って主張する必要があるので、選考に臨む前に自分の強みは何か、どうすれば活躍できるイメージを持たせることができるのか整理しておきましょう。

傲慢な態度をとる

いくらこれまでの経歴や実績に自信があっても、選考で傲慢な態度をとるのは控えましょう。

これは入社してからも同様です。たとえ自分の上司が年下であっても、その会社に貢献してきた期間や成果は上司のほうが上なので、謙虚な姿勢を意識することが大切です。

転職してから長期的に活躍するには、自分の前職が全てだと思わず、転職先の風土や仕事の進め方に合わせるようにしましょう。

末永

実際、1人で転職活動をし、無意識のうちにこのような失敗をする人を多く見てきました。

スキルや経験があるのに、上記のような理由で失敗してしまうのはとても勿体無いです。

効率よく転職を成功させたい場合は、やはり自分に合った転職エージェントに頼るのが良いですね。

ミドル層におすすめの転職エージェント

  • パソナキャリア
    オリコン顧客満足度3年連続No.1!年収アップ率67.1%の転職エージェント
  • ビズリーチ
    優秀なヘッドハンターが多数在籍!年収1,000万円以上の求人アリ
  • リクルートエージェント
    業界No1の求人数!充実した求人で転職者の8割が利用する定番エージェント
  • doda
    利用者満足度No.1!面接対策を手厚くサポートするエージェント

ミドル層の転職でよくある質問

最後に、ミドル層の転職に関してよくある質問を筆者である末永が答えていきます!

少しでも皆さんのお役に立てれば光栄です!

転職のきっかけについて

転職者

「家庭環境の変化」「会社への不満」で転職を検討しているケースは実際に多いのでしょうか?

末永

「家庭環境の変化」による転職は、実際女性によくある理由です。

とくに「夫が単身赴任になった」「子供が成長して長時間家を開けられるようになった」などはよく聞きますよ。

「会社への不満」ですが、これは現職のままでは給料の上がる見込みがなかったり、将来性に不安を感じて転職する人は男女問わず多いですね。

転職を失敗してしまう人について

転職者

傲慢な態度を取る人がいるとのことでしたが「前職ではこうだったのに!」といったことを口にする人は本当にいるんですか?

末永

正直、40代で「前職ではこういうやり方だった!」と口にする人は結構多い傾向にありますね。

自分の前職が世の中の全てだと勘違いしていることが原因で周囲と衝突した、というケースも少なくありません。

とにかく転職先では謙虚な姿勢を示すほうが賢明ですね。

転職先の人間関係について

転職者

転職先に馴染むにはどうすれば良いですか?

末永

転職先では年下が上司のケースも多いので、自分から積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。

あとは3ヶ月以内に成果を出すことに集中して、社内の信頼貯金を貯めていくことも重要ですね。

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どの記事にも転職のノウハウが詰まっているので、気になるものがあれば、ぜひ読んでみてください。

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