35歳から転職は厳しい?未経験業界は?成功ポイントを徹底解説!

35歳から転職は厳しい?未経験業界にいける?成功のポイントを徹底解説!

    今回は35歳で転職するべきなのか悩んでいる人向けに、転職の難易度や35歳女性の転職事情、転職を成功させるポイントなどを転職支援のプロである転職エージェントの視点から解説していきます。

    「年齢的にもう失敗できない…」と思っている人は必見です!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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人物 転職者

もう35歳だけどまだ転職ってできるのかなぁ…?

このように転職したいけど年齢が気になるという人も多いと思います。

データで見た時、令和元年に厚生労働省が発表した雇用動向調査結果の概況によると35歳〜39歳の転職入職率は男性で8.9%、女性で10.2%となっており、35歳〜39歳全体だとおよそ10人に1人は転職しています

しかし、10人に1人と言われてもそれが多いのか少ないのかわからないという方もいるのではないでしょうか。

そこで、今回は10年以上キャリアアドバイザーとして転職サポートをしてきた私が、35歳の社会人に向けてリアルな転職事情をお伝えしていきます。

転職活動を進めるうえで役に立つノウハウもお伝えしているので、35歳で転職を考えている人はぜひ参考にしてください!

この記事のまとめ

・35歳で転職するには高度な専門スキルとマネジメント経験が求められる
・35歳女性の転職は出産や育児の予定も踏まえて評価される
・35歳で転職しても出世できるとは限らない

35歳「転職限界説」って本当?

人物 相談者

35歳「転職限界説」というのを聞いたことがあるのですが、これは本当なのでしょうか?

転職エージェント末永 末永

結論から言うと、半分本当で半分嘘です。35歳からの転職は本人のスキルや経験によって難易度が変わってきます。

なぜなら、企業は中途採用で即戦力になれる人材を求めており、35歳になるとマネージャーとしての期待値も高まってくるからです。

転職市場における年齢ごとの基準をまとめたものが、以下になります。

  • 23歳:入社1年目ですぐにドロップアウトしたと見なされ、転職は非常に不利
  • 24〜27歳:未経験でも第二新卒層として採用されやすい
  • 30〜33歳:業界・職種経験はあって当たり前で、できればマネジメント経験を持っていてほしい
  • 34歳〜36歳:業界・職種経験はあって当たり前で、さらにマネジメント経験があることも当然になる
  • 37歳以上:そもそも転職が難しくなり、よほどの専門能力やマネジメントの高い実績がないと、転職が難しくなる

このように、転職市場において20代・30代は小刻みに評価が変わり、求められる経験が大きく異なってきます。

そのため、希望する業界・職種の実務経験や専門スキル、チームのマネジメント経験があれば転職は可能ですが、未経験の場合だと転職するのはかなり難しいでしょう。

また、マネジメント経験や業界経験がある35歳もそうでない35歳も、これまでの経験を的確に表現することが当然として求められます。その対策のために転職エージェントを利用するのは一つの手です。

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転職のプロである転職エージェントは、企業が魅力的に感じるアピール方法を熟知しています。利用することで有利に選考を進めることができますよ。

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35歳前後の転職について気になる方はこちらの記事もご覧ください。

35歳の未経験転職が難しい理由5選

先ほど35歳を過ぎると未経験からの転職が難しいとお伝えしましたが、ここからは具体的になぜ難しいのか、その理由を紹介していきます。

主な理由は以下の5つです。

1つずつ解説していきます。

既存社員と比較される

実務経験のある既存社員と未経験の転職者を比べた時、未経験の転職者を採用するメリットがないため選考でお見送りになるケースが多いです。

成長途中の企業や大手企業では毎年新卒採用をおこなっており、新卒でも2〜3年ほど実務経験を積めば立派な経験者として認められることがあります。

厳しく聞こえますが、実務経験があって今後の伸び代も期待できる若手社員がいるのであれば、ひと回り以上年齢が上で、歳相応のスキルがない転職者は採用する理由がないと判断されるのが実情です。

他の候補者と比較される

既存社員だけでなく、他の候補者と比べられて採用されないケースも多いです。

転職市場では何年もその業界・職種で経験を積んできた人と中途採用枠を争うことになります。人気企業になればなるほど、経験豊富な転職者が応募する傾向にありますね。

経験豊富な転職者と未経験の転職者を比べた時、やはり未経験の転職者を採用するメリットがないので、選考でお見送りになるケースが多いのです。

求人数が少ない

20代と比べたときに求人数が少ないのも難しいと言われる原因です。

実際に大手転職サイトでも、20代と30代を比較したとき30代向け求人の方が少なくなります。

さらに未経験となるとより求人数は少なくなるでしょう。狭い枠の中で多くの人が争わなければいけないので難易度は高くなりますね。

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それでも転職をお考えの方は、転職エージェントの利用がおすすめです。なぜなら転職エージェントは通常の転職サイトでは見つからない非公開求人を持っているからです。

例えば、転職エージェント大手であるリクルートエージェントでは、2月時点で非公開求人は約28万件存在します。公開求人数が約35万件ですので、ほとんど同じ数の求人が存在しているのです。

またエージェント経由ですので、応募者数も公開求人ほど多くなく難易度は低くなると言えるでしょう。

マネジメントしづらい

例えば、ベンチャーのように平均年齢が若い会社では、マネジメントする人が20代という可能性があります。こういった場合に懸念されるのが、自分より年上の人をマネジメントすることへの抵抗感です。

また、ある程度社会について学んできている35歳という年齢だからこそ、自分の価値観が強く会社に馴染むことができないかもしれない懸念点が生まれ、お見送りになるケースがあるのです。

給料制度の都合

企業の中には年齢が上がるごとに課長やマネージャーなど何かしらのポジションを与えて、それに応じた給料を支払っている企業も存在します。

このような給料制度を用いている企業では35歳で未経験だと、年齢的には何かしらポジションを与えたいがそこに見合ったスキルがなく、給料を与えるのが難しいと判断されることが多いです。

また、転職者から「給料が低くても構わない」と申告されたとしても企業側の配慮により、お見送りになるというケースもあります。

35歳の転職を成功させるポイント

続いて、難しいと言われている35歳の転職を成功させるポイントについて紹介していきます。

実務経験がある場合とない場合に分けて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

希望する業界・職種での業務経験がある場合

繰り返しになりますが、企業は中途採用で即戦力となる人材を求めています。

そのため希望する業界・職種での業務経験があるならば、これまでどのような実績を残してきたのか具体的にまとめておきましょう。

実績があっても面接官に伝わらなければ即戦力として期待してもらえない可能性があるので、面接の事前準備が大切になってきますね。

面接準備をする際、転職エージェントを活用するのがおすすめです。転職エージェントと協力して行うことで1人で対策をしていたら気づくことができなかった点に気づくことができます。

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転職エージェントは面接準備だけでなく、入社までの全ての準備をサポートしてくれます。また無料で相談することができるので気軽に登録することができます。

とくにリクルートエージェントdodaマイナビエージェントなどの大手エージェントはこれまで何千人もの転職支援をしてきた成功ノウハウを持っているので質の高い準備をすることができるのではないでしょうか。

おすすめの大手総合型転職エージェント

加えて、マネジメント経験もある人は企業やヘッドハンターからのスカウトで転職できるケースも多いので、ビズリーチなどスカウトがもらえる転職サイトもおすすめです。

ハイクラス求人が多い転職サイト

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希望する業界・職種での業務経験がない場合

希望する業界・職種での業務経験がない場合、転職するには以下のポイントを意識しましょう。

  • 希望条件にこだわりを持たない
  • 小規模で知名度の低い会社を選ぶ

即戦力となれるスキルや経験がない場合は、希望条件にこだわりを持たないことが大切ですね。

スキルや経験がないうえに、転職する条件を絞ることでさらに転職の難易度が上がって転職しにくくなってしまうからです。

また、未経験であれば小規模で知名度の低い会社を選ぶようにしましょう。

小規模の会社は大手企業に比べて中途採用のライバルが少なく、人柄と熱意を採用担当にアピールできれば35歳で未経験でも広く検討してもらえる場合があるからです。

基本的に希望する業界・職種での業務経験がない場合は難易度が高いので、転職を成功させるには「社員からの紹介で採用してもらうリファラル採用」や「クライアントに引き抜いてもらう」など転職方法を工夫するのもおすすめですよ。

またそういった手段を持ち合わせていないという人は、先述したリクルートエージェントdodaマイナビエージェントなどの大手エージェントを利用するのも一つの手段です。

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エージェントの強みとして、「非公開求人を持っている」というのがあります。通常の求人では見つけられなかった求人があったりするのでそういったところから納得できる転職ができるかもしれません。

35歳の転職については動画でも解説しているので、こちらも参考にしてみてください。

35歳転職でよくある転職理由4選

35歳で転職を考える人から相談もいただきますが、主にこの4つが多いですね。

1つずつ詳しく説明していきたいと思います。

人間関係の不満

1つ目は、人間関係の不満です。

基本的に同じメンバーで仕事を行わなければいけない事務職などに多い理由です。もしも狭い人間関係の中で関係が崩れてしまうと、苦手意識やストレスを強く感じてしまい、会社へ行くのも嫌になってしまいます。

また「いつも一緒にランチへ行くのが苦痛」や「女性同士のギクシャクした雰囲気が嫌だ」などの声も聞かれます。

転職エージェント末永 末永

こういった環境の問題は自分1人で変えることできない問題でもあるのでなかなか難しいですよね。

キャリアへの不安

2つ目は、キャリアへの不安です。

35歳になると同年代でも昇進する社員がいたりとどうしても周りと比較してしまう気持ちはわかります。

なかには、上司との関係性で、評価の良し悪しが決められてしまうような企業も耳にするのでもし、キャリアを向上させたいという方は早めの行動が必要になるでしょう。

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そういった方にまずおすすめしたいのがビズリーチなどのスカウト型転職サイトへの登録です。

ビズリーチなどのスカウト型転職サイトでは、自分の情報を登録することによってスカウトをもらうことができます。

スカウトの年収やポジションによって現在の自分の市場価値を把握できるため、転職市場における自分の評価を知ることができます。よりキャリアについて深く考えるチャンスになるのではないでしょうか。

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収入面での不安

3つ目は、収入面での不安です。

内閣府の「少子化社会対策白書」によると2019年の第一子出生時の母親の平均年齢は30.7歳です。同年代の人と仮に結婚をして、さらに子持ちであればちょうど小学校入学に近いタイミングです。つまり中長期的に莫大な養育費が必要になってくる時期となります。

現職での収入増加が見込めないとなると、収入増加を望んで転職を考える人も少なくないみたいです。

新しいことを始めたい

4つ目は、新しいことを始めたいです。

35歳は30代半ばという節目の年でここを機にまた新しいことをしたいという相談もよくいただきます。

そういった方は、なぜ現職じゃダメなのかを一度明確にしてみてください。もし、その時に「なんとなく」くらいの考えでしたら一度自己分析をしてちゃんと明確にすることをおすすめします。

なぜなら、安易な異業界への転職はある程度の年収ダウンやミスマッチを引き起こしかねないからです。実際に私が転職のご相談にのった方は、一緒に自己分析する中で本当は転職がしたいわけじゃなかったという気づきを得られていました。

転職エージェント末永 末永

決断の前に、もう一度「なぜ現職ではダメなのか」を考えてみてくださいね。転職してから失敗だったと気づくのはもったいないです。その上で、色々な業界を見てみたいという方に次の章でおすすめの転職先をご紹介したいと思います。

35歳の転職でおすすめの転職先

以下の表で、35歳の転職で狙い目となるおすすめの業界をまとめてみました。

IT業界
Web業界
DX導入支援、ネットワークセキュリティ対策、Web広告運用
電子部品
半導体業界
スマホ・携帯・5G、パソコン・家電、自動車関連
エンタメ業界 ゲーム、動画、漫画、音楽
EC業界 ECプラットフォーム、EC運営代行
倉庫
物流業界
物流一括受託、IT技術の活用、オートメーション化による作業効率化
医療業界 ヘルスケア、ワクチン関連、オンライン診療
フードデリバリーサービス業界 軽貨物業者と提携、日用品デリバリーの拡充
農業業界 AIやドローンを駆使したスマート農業

これらはコロナ禍で巣ごもり需要や新型コロナウイルス対策、リモートワーク需要により、逆に伸びている業界です。新型コロナウイルスの収束は依然と見えておらず、2023年以降も伸びていくと考えて良いでしょう。

とはいえ、35歳は20代と比較すると難易度は高めなので、自分の経歴が活かせる業界を選ぶようにすると良いですね。

スキルを必要とする業界

マネジメント経験や専門性の高いスキルがある場合は、現職の業界と近しい業界を選ぶのがおすすめです。業務内容が近ければ、即戦力として活躍できると採用担当者に判断してもらいやすいです。


経験次第では想定していなかった業界でも評価される可能性があるので、転職の専門家である転職エージェントに相談してみると良いでしょう。

スキルを必要としない業界

専門性の高いスキルや経験がない場合は、スキルを必要としていない業界が狙い目です。


具体的には物流の倉庫管理や警備員などがあります。激務のイメージがある職種ですが、転職エージェントに相談すればワークライフバランスを保って働ける会社を紹介してもらえます。

転職エージェント末永 末永

次にその中でも、IT業界、物流業界、エンタメ業界に焦点を当てて紹介していきたいと思います。業界研究も兼ねてぜひご覧ください。

IT業界

まずはIT業界です。今後も更なる成長が見込まれますので、人材需要が高まっていくでしょう。

実際に「DX白書2021」や経済産業署の「IT 人材需給に関する調査」では、2030年の段階でIT人材は79万人不足することが予想されており、調査時点でもIT人材が不足していると感じている企業の割合が68.9%〜90.3%となっています。

平均年収 436万円
参考:doda 平均年収ランキング
転勤可能性 規模にもよるが、選択可能な場合が多い
未経験転職 ITの中でもインターネット・Web業界、情報通信業界、ソフトウェア業界は挑戦しやすい
ハードウェア業界・情報処理業界は、基本的にどの職種もエンジニア経験が求められるため、未経験からチャレンジするのは難しい

IT業界に興味がある方はこちらの記事もご覧ください。

倉庫/物流業界

IT業界やEC業界の発達を受けて、今後更なる成長が見込まれるのが倉庫/物流業界です。配達物の量に比例してますます倉庫/物流業界従事者の需要は高まっていくでしょう。

そんな倉庫/物流業界の基本情報は以下の通りです。

平均年収 360万円
参考:doda 平均年収ランキング
転勤可能性 全国に拠点がある場合が多く可能性は高い
未経験転職 十分に可能

エンタメ業界

3つ目が、放送やゲーム、玩具などのエンタメ業界です。こちらの業界も、デジタルコンテンツを充実させることによる更なる成長が見込まれるでしょう。

また、元々好きなものがある企業であればやりがいも感じやすいのではないでしょうか。

平均年収 放送業界402万円
ゲーム業界452万円
玩具業界436万円
参考:doda 平均年収ランキング
転勤可能性 メーカーの場合、全国転勤可能性は高い
未経験転職 可能
しかし隣業界の経験や職種経験が一定必要

転職エージェント末永 末永

今回は3つの業界に焦点を当ててみましたが、やはりITなどデジタルに関わる業界は今後も成長が見られそうなことがわかりますね。それでは、次に35歳が転職を成功させるためのポイントについて紹介したいと思います。

35歳女性の転職事情

35歳女性の転職では即戦力となれるスキルやマネジメント経験のほかに、出産や育児など女性のライフイベントを踏まえて評価されることが多いです。

なぜなら、企業側からすると中途採用してもすぐ子育てで離職されたらまた採用活動をおこなう必要があり、余計にコストがかかってしまうという事情があるからです。

現に、内閣府が発表している「令和3年版少子化社会対策白書」によると出生年齢は年々上昇傾向にあり、2019年時点で第1子〜第3子の平均出生年齢が32.4歳と35歳に近い年齢が最も出産・育児に励んでいます。

そのため、35歳女性の転職では出産や育児を踏まえて評価されることが多いのです。

転職エージェント末永 末永

もし1人で転職を行うのが不安という方は、女性支援に強い転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか?


例えばリクルートエージェントが挙げられます。

おすすめする理由は、女性に理解のある職場の提案をおこなってくれるからです。ライフイベントも考慮した丁寧なサポートをおこなってくれるので、お悩みの方は一度相談してみてください。

女性におすすめの転職エージェント

女性におすすめの転職エージェントや転職ノウハウについては、こちらで詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

35歳で転職する際の落とし穴3選

35歳での転職を成功させるにはいくつか注意すべきポイントがあります。

それぞれどのように注意すればいいのか解説していきますので、ぜひ目を通しておいてください。

転職しても出世できるとは限らない

出世するために転職したい人は、現職で出世できる可能性と転職先で出世できる可能性を考えてから意思決定するようにしましょう。

転職したからといって必ず出世できる保証はなく「前職のほうが出世できたかもしれない」というケースもあるからです。

確かに、会社の組織構造上の問題や年功序列の風土など、自分の力ではどうにもできない場合は転職も選択肢として考えられますが「出世できないからとりあえず転職」という考えは注意が必要ですね。

年収や待遇だけで判断しない

転職して年収は上がったものの、仕事にやりがいを感じられず、また転職を検討する人は多いです。

そのため、転職活動を進める際は自分のやりがいなどを明確にして企業選びをするようにしましょう。

年収など合理的な理由も大切ですが、自分のやりがいを重視したほうが自分の幸せにつながる可能性もありますよ。

実際に私がこれまでご支援してきた人で、年収を半分まで下げて自分のやりがいにつながる仕事に転職して、毎日活き活きと働いている人がいます。

一般論や漠然とした理由で転職するのではなく、自分のやりがいや大切にしているものを軸に転職活動を進めましょう。

出産・育児への理解が乏しい企業もある

こちらはとくに35歳女性の転職で注意すべきポイントです。

2021年6月に育児・介護休業法が改正され、より子育てしやすい社会づくりがおこなわれていますが、それでもまだ育児に対する理解度が低い企業も存在します。

35歳女性となると結婚して育児に励んでいる人も多いかと思いますので、転職する前に企業側がどれだけ出産・育児に対して理解があるのか確認しておきましょう。

理解度を確認するには、採用担当から福利厚生について話を聞くだけでなく、実際に子育て中の女性社員がどれくらい在籍しているのかなども参考になりますね。

35歳の転職を成功させたい人へ

ここまで35歳の転職事情について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

35歳からの転職は決して簡単なものではありませんが「それでも転職したい!」という人は一度転職エージェントに相談してみてください。

面接官としては「この人を採用したら即戦力になってくれるか」といったところを重要視しているので「即戦力になれます!」というアピールが必要となります。

うまく伝わるかわからず不安な方でも転職エージェントはこれまで転職支援してきた知識を活かし、あなたの強みが採用担当に響くよう面接対策を実施してくれるので自信を持って自分の強みを伝えられるように成長できるでしょう。

ただ、担当のキャリアアドバイザーによってサポートの質が異なるので、まずは2~3社複数登録して、そこから自分に合ったキャリアアドバイザーと転職活動を進めていくのがベストですね。

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