転職エージェントが語る!35歳の転職を成功させるには?

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アクシス(株)代表  末永雄大

アクシス(株)代表  末永雄大

新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。 2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。 ■Yahoo!ニュース(個人):IT/キャリアコンサルタントが語る「働き方3.0」 ■オールアバウトガイド:「キャリアプラン・転職ノウハウ」ガイド

こんにちは、自立型人材の転職・キャリア支援に特化した転職エージェント、アクシス代表の末永 雄大(すえなが ゆうた)です。

「転職したいけど、年齢的にも転職できるか不安」「今の会社に居続けるべきか迷っている」と考えているかもしれません。

今回は35歳の転職について転職エージェントの立場から情報を発信したいと思います。

35歳転職限界説は本当?

35歳転職限界説は崩壊しつつある

ひと昔前までは「35歳転職限界説」は本当でした。

しかし、現在では35歳以上の方でも転職をすることが当たり前になってきています。

背景としては以下のような要因があります。

  • 終身雇用の崩壊が始まっている
  • 雇用市場の流動性が高まってきている

 

電車の中の広告でも、転職に関する広告を見かける方は多いのではないでしょうか?

中途採用に積極的な、外資系やベンチャー企業など実力を重視する企業は、35歳以上の人を積極的に採用する傾向があります。

35歳以上の方は未経験業界・職種への転職は難しい

意外と一般には知られていませんが、転職業界の常識として以下があります。

  • 職種を変える転職は基本的には25歳まで
  • 業界を変える転職は基本的には29歳まで

 

転職市場で一番人気なのは25〜28歳です。

「経験を積んだ30歳前後の人達の方が転職市場で評価されるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、第二新卒や若手層の人達が転職市場で一番人気です。

第二新卒や若手の方は、新卒で入った会社に染まりきっておらず、転職してもすぐにカルチャーフィットすると期待されます。

一方で、30歳を超えると会社の色に染まっているケースが多いです。

採用担当者は実力があったとしても、「なんだか使いづらそうだな」「うちの会社には合わなそうだな」と感じてしまう可能性があります。

従って、35歳を超えてしまうとどうしても、スキルや経験という側面だけでなく、カルチャーフィットという観点で敬遠されてしまうケースがあります。

なぜ35歳の転職は大変なの?

求職者の希望条件が高くなるから

35歳という年齢は、ご家庭やお子さんがいるという方もいらっしゃるかと思います。

家のローン・子供の養育費・老後の蓄えなど、自分のことだけではなく、家庭のことも考える必要がありますよね。

家庭を持つと「家族を養うためにある程度稼ぐ必要がある」というように意識が変わる方が多いかと思います。

転職に関する意思決定を自分だけの一存でできないケースが多いので、結果として転職に対するハードルが上がってしまいます。

企業が求めるハードルが高いから

35歳の転職者に対して企業は、即戦力・特別なスキルを持っていることを求められます。

ご存知の通りほとんどの企業・組織はピラミッド構造です。

ピラミッドの下層部(若手)は、ボリュームが多いです。

一方で、上層部(管理職)に行くにつれて先細りになります。

35歳の転職は、ピラミッドの上部の人材を求めています。

若手の転職に比べると、パイが小さくなるのも、35歳の転職が難しくなる1つの原因です。

また、忘れがちな視点ですが、面接官は。「同年代の自社の社員と比べてあなたは何ができるのか?」という視点を持っています。

面接の際は、「自分が持っている強みだが、転職先の社員が持っていない強みは何か?」を意識しましょう。

どういうスキルがあれば35歳で転職できるの?

業界・職種を超えたポータブルスキル

適切な目標を

即戦力として活かせるスキルや経験

企業は転職者には即戦力を求めています。

したがって、転職先の企業で活かせるスキル・経験を持っていることを伝えましょう。

例えば営業職が市場で評価されるような経験は以下のような場合に結果を出していると評価されます。

  • 法人対象の新規開拓事業
  • 市場に競合製品が数多くある
  • 市場に競合となる販社が数多くある 

 

自分の過去の経験を振り返って、企業にアピールできるポイントを整理しておきましょう。

マネジメント経験

企業は、35歳以上の方に管理管理能力・マネジメントスキルを求めます。

「営業成績が良いからどの企業にも転職できるはずだ」と思っていても、どの企業に行ってもでは「組織のマネジメントはできますか?」とマネジメントスキルを求められます。

営業などの、1つのスキルを極めても、社外で評価されるスキル・経験を持っていないと、残念ながら転職市場では評価を受けることはできません。

35歳転職で転職をするべき人・すべきでない人

転職すべき人は?

今の会社で出世することが難しい場合

以下のような場合は転職を検討してもいいかもしれません。

  • 役員が中途採用で占められている場合
  • 客観的にみて自分の能力が同世代の社員と比べて劣っている場合
  • 自分とは正反対のタイプが出世している
  • 50歳のポストが少ない場合 

 

上記のようなケースは結果を出しても将来のキャリアパスが頭打ちになる可能性が高いです。

転職を検討してはいかがでしょうか

会社の将来性が不安な場合

ニュース・新聞で見かける通り「終身雇用の崩壊」「3人に1人が生涯で転職を経験する時代」です。

新卒で入社した企業が、定年を迎えるまで倒産しない保障はどこにもありません。

日本を代表する電機メーカーが、経営危機に陥っているニュースは記憶に新しいかと思います。

「10年、20年前と比べてみて、売り上げが傾いてきている。」

「他社は順調な売上があるのに、自社の売上は落ち続けている」

会社が将来性に不安を抱えている方も転職を検討されてもいいかもしれません。

明確な目標がある

「〇〇をしたいが、会社の規模や事業内容、経営資源などの様々な点を考慮したが、自社では達成できそうにない」

というポジティブな場合は第三者・採用担当者も納得できるので、転職してもいいかもしれません。

転職するべきではない人は?

転職理由がネガティブな場合

「職場の人間環境が悪いから」「残業時間が多いから」などは、他責に感じられるので、面接官の印象が悪いです。

転職先でも、同じ理由でやめられてしまうのではないか?」と思われてしまいます

もう一度、「なぜ転職したいか?」を自分の整理してみてはいかがでしょうか?

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35歳の転職を成功させるには?

同業界・同職種を狙う

上でも述べましたが、基本的には、35歳の転職では、同業界・同職種での転職が基本になります。

自分のこれまでの経験やスキルが十分に発揮できる企業はどこなのか?を吟味した上で転職活動を行ってください。

高望みしすぎない

「家族のために年収は落とせない」「家族との時間が欲しい」「やりがいのある仕事にある仕事につきたい」など転職には様々な条件があるかもしれません。

しかし、「あれも欲しい、これも欲しい」と全ての条件を満たすような転職はかなり厳しいことを心得てください。

年収が良い仕事は、責任が重くハードワークを強いられる可能性がありますし、やりがいのある仕事は、年収が想像するよりも低いかもしれません。

「これだけは絶対譲れない」という物を1つ決めて転職をすると、転職を成功に導く可能性を高めることができますよ。

転職エージェントを利用する

35歳の転職について情報を発信してきましたが「結局自分は転職すべきなのか?」「自分が転職をしたら年収をあげることができるのか?」「転職を相談したいけど誰にも相談できない?」という方は多いかと思います。

転職に対すハードルは、年々高くなって行きます。

エージェントに悩みを相談して「結局、今の企業で一生懸命働く気持ちに慣れた」という気持ちになれるかもしれません。