【2024年11月版】看護師転職サイトおすすめランキング18選！口コミから比較

	転職サイト	最短内定獲得期間
1位	マイナビ看護師	最短1週間
2位	レバウェル看護	最短10日〜3ヶ月程度
3位	看護roo!転職	最短1ヶ月〜3ヶ月程度
4位	看護師ワーカー	最短1ヶ月
5位	ナースではたらこ	最短2ヶ月
6位	ナース専科 転職	3週間〜1,2ヶ月
2024年11月時点の求人数

努力次第ですが、看護師向け転職サイトの中には最短で当日に内定を勝ち取り、翌日から入職というケースもあります。

ただし、看護師が転職活動にかかる平均期間は3ヶ月といわれています。転職活動の期間が短いとミスマッチが生じやすいので注意が必要です。

電話なしで利用できる転職サイトを選びたい看護師におすすめ

ここからは電話なしで利用できる転職サイトを紹介します。

仕事が忙しくてキャリアアドバイザーと面談の日程が合わない場合や自分のペースで転職活動を進めたい看護師におすすめです。

看護roo!転職では、「エージェント求人」と「直接応募求人」の2種類があり、「電話なし」と「電話あり」のどちらを利用することもできます。

以下の記事では電話なしで利用できる看護師の転職サイトを詳しく説明しています。ぜひ参考にご覧ください。

職場の内部事情に熟知した転職サイトを選びたい看護師におすすめ

ここからは職場の内部事情に熟知した転職サイトを選びたい看護師におすすめの転職サイトを紹介します。

職場の環境を深くしってから入職したい人は、職場の内部事情に詳しい転職サイトを利用するのがおすすめです。

見事1位に輝いた看護roo!転職は、上場企業の中でも最も高い市場である「東証一部上場企業」であることから、職場の内部事情にも圧倒的に強いのです。

看護師の状況別｜転職サイトランキング

このパートでは、看護師の状況に多いブランクありのおすすめ転職サイトTOP3をランキング形式で紹介します。

ブランクがある看護師は「そもそもブランク可の求人があるのかな？」「子育てがブランクの理由になるか不安」などの悩みを抱えていることが多いです。

看護師の年代別｜転職サイトランキング

看護師向けの転職サイトはどの年代でも利用できるのですが、取り扱っている求人の種類によって登録すべき転職サイトは異なります。

年代別おすすめ転職サイトランキングで紹介した転職サイトの特徴を詳しく知りたい人はこちらから確認してみてください。

看護師1年目の転職については下記の記事で詳しく解説しています。

看護師の職場別｜転職サイトランキング

看護師と言えば病院が真っ先に思い浮かぶ転職先ですが、病院だけでも診療科ごとに求人の募集があります。

上記を参考に、自分が希望する施設の求人数が多い転職サイトに登録してみてください。選択肢が広がれば、希望にあった案件に出会いやすくなります。

ここからは、一般企業、学校や保育園で働きたい看護師におすすめの転職サイトを紹介します。

企業で働きたい看護師におすすめ

ここからは、看護師の資格を最大限活かして民間企業の一般職に就きたい人が使うべきおすすめの転職サイトおすすめTOP3をランキング形式で紹介します。

一般企業で働きたいと考えている看護師はぜひ登録を検討してみてください。

看護師向けの転職サイトに掲載されている一般企業の案件は、看護師の資格を活かせるものが多いです。

ただし、そういう案件は人気集中し競争も激しくなるので、1件でも多くの求人に出会うことが大切です。そのためには看護師ワーカー(旧：医療ワーカー)・マイナビ看護師を併用するのがおすすめです。

教員・保育園看護師におすすめ

教員(看護専任教員/養護教諭=保健室の先生)へ転職したい場合は、大手総合型転職エージェントがおすすめです。

看護師向け転職サイトは基本的に医療・介護・保育領域の求人しか取り扱っていません。教員向けの求人はないので、看護師を辞めて違う業界・職種へ転職したい人、一般企業などを検討している人は幅広い業界・職種の求人を扱う総合型転職エージェントの登録・利用を検討してみてください。

リクルートエージェント

リクルートエージェントは転職者の約8割が利用する定番転職エージェントです。

総合型転職エージェントの中では最大手で、日本全国の幅広い業界・職種の求人を取り扱っています。医療業界以外の求人も豊富にあるため、看護師を辞めて違う業種へ転職したい人におすすめです。

運営会社 公式サイト	株式会社リクルート https://www.r-agent.com/
求人数	公開求人：485,900件 非公開求人：240,980件 医療・医薬業界：22,082件
対応職種	IT・Web業界、不動産・建築、メーカー、人材、広告、コンサルティング、商社、金融・保険、医療・医薬品など
対応エリア 拠点	全国・海外 拠点：東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡
プライバシーマーク	認定番号：17000021
厚生労働省認可	有料職業紹介事業：13-ユ-313011
2024年11月時点の求人数

こんな看護師におすすめ

看護師から転職したい看護師

どれを使って良いのか迷っている看護師

初めて転職エージェントを使う看護師

たくさんの求人を提案してもらいたい看護師

リクルートエージェントへの
登録はこちら(公式サイト)

そんなリクルートエージェントの評判・口コミを知りたい看護師は以下の記事をご覧ください。

doda(デューダ)

dodaはリクルートエージェントに次ぐ業界2位の支援実績を保有する大手総合型転職エージェントです。全業界・職種の求人を豊富に保有しており、人気の企業の求人から、未経験からチャレンジ可能な案件も多数あります。

運営会社 公式サイト	パーソルキャリア株式会社 https://doda.jp/
求人数	公開＋非公開求人：260,660件 医薬品メーカー業界：1,752件 病院・大学病院・クリニック：926件
対応職種	建設・プラント・不動産、メーカー、広告・メディア、IT・通信、商社、人材、金融、医療・医薬品、コンサルティング、小売、運輸・物流など
対応エリア 拠点	全国・海外 拠点：東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡
プライバシーマーク	認定番号：10860051
厚生労働省認可	有料職業紹介事業：13-ユ-304785
2024年11月時点の求人数

こんな看護師におすすめ

看護師から転職したい看護師

どれを使って良いのか迷っている看護師

初めて転職エージェントを使う看護師

ある程度絞り込んでから紹介して欲しい看護師

dodaへの
登録はこちら(公式サイト)

dodaの評判・口コミは以下の記事にて紹介しています。興味がある看護師は利用前に目を通しておくと良いでしょう。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは新卒領域に強みを持っているマイナビが運営しているため、20代若手におすすめの転職支援サービスです。

運営会社 公式サイト	株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/
求人数	求人多数
対応職種	メーカー・製造業、IT・通信、Web・広告・ゲーム、不動産・建設、人材サービス、金融、商社、医療・医薬・介護、教育、小売・運輸・物流・飲食、コンサルティング、機械など
対応エリア 拠点	全国・海外 拠点：東京/神奈川/北海道/宮城/愛知/京都/大阪/兵庫/福岡
プライバシーマーク	認定番号：10821880
厚生労働省認可	有料職業紹介事業：13-ユ-080554
2024年11月時点の求人数

こんな看護師におすすめ

20代で転職を考えている看護師

20代でキャリアの展望が漠然としている看護師

大手で手厚いサポートを受けたい看護師

マイナビエージェントへの
登録はこちら(公式サイト)

マイナビエージェントの評判・口コミが知りたい看護師は以下の記事も合わせてご覧ください。

看護師を辞めて違う仕事へ転職したい、看護師から転職したい人は下記の記事でも詳しい方法を紹介しています。

看護師の雇用形態別｜転職サイトランキング

看護師は正社員(正職員)のほかに契約社員・派遣社員・パート・アルバイトといった幅広い働き方があります。

これらの働き方は育児や介護と仕事を両立させたいなど、雇用形態次第でワークライフバランスを保って働きたい看護師に人気があります。

雇用形態別おすすめ転職サイトランキングで紹介した転職サイトの特徴を詳しく知りたい人はこちらから確認してみてください。

看護師の働き方の中に派遣社員やフリーランスがあります。おすすめの派遣会社やフリーランス看護師について詳しく知りたい人は下記の記事を参考にしてみてください。

看護師の勤務形態別｜転職サイトランキング

看護師の勤務形態は「日勤のみ」「2交替制」「3交替制」の3つに分かれています。勤務形態によって働き方が大きく変わるため、転職サイトを選ぶ際にも気をつけておきたいポイントです。

勤務形態別おすすめ転職サイトランキングで紹介した転職サイトの特徴を詳しく知りたい人はこちらから確認してみてください。

派遣・単発バイト｜看護師転職サイトランキング

派遣や単発バイトの案件を探している看護師は下記の転職サイトがおすすめです。

派遣や単発バイトの案件は、柔軟な働き方をしたい看護師や、復職やブランク明け、家庭との両立を考えている看護師に人気のある案件です。

派遣・単発バイト別おすすめ転職サイトランキングで紹介した転職サイトの特徴を詳しく知りたい人はこちらから確認してみてください。

単発派遣やアルバイトについて、詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

看護師の資格別｜転職サイトランキング

看護師は大きく正看護師と准看護師で資格が分かれています。保有している資格によって応募できる求人は異なるので、自分が持つ資格の案件を多く保有する転職サイトに登録することが大切です。

資格別おすすめ転職サイトランキングで紹介した転職サイトの特徴を詳しく知りたい人はこちらから確認してみてください。

看護師の地域別｜転職サイトランキング

求人は首都圏や都市部に集中しやすく、地方は少ない傾向にあります。都市部で転職を考えている看護師ならどこを利用しても良いのですが、地方の場合はしっかり選ぶことが大切です。

エリア別おすすめ転職サイトランキングで紹介した転職サイトの特徴を詳しく知りたい人はこちらから確認してみてください。

東京・大阪・福岡・北海道で看護師におすすめの転職サイトや転職事情について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事もおすすめです。

看護師が転職サイトを利用するメリット

看護師が転職サイトを利用するメリットは「転職活動の手間が減る」「仕事しながら転職活動できる」「客観的に求人を選定してもらえる」など、人によって様々なメリットが得られます。

数あるメリットのなかでも、看護師が転職サイトを利用するメリットを6つ紹介します。

利用料・費用がかからない

看護師が転職サイトを利用するメリットは、最後まで無料でサービスを利用できる点です。

看護師が最後まで転職サイトを無料で利用できる理由としては、別にお金を払っている人がいるからです。

無料でありながら、様々なサポートを受けることができるので、使わない手はありません。

書類選考の通過率が上がる

書類選考の通過率が上がるという点も看護師が転職サイトを利用するメリットと言えます。

なぜなら、転職サイトによっては、エージェント機能がついているものもあるからです。

エージェント機能を使えば、転職のプロであるキャリアアドアイザーが徹底的な転職支援をしてくれるだけでなく、履歴書と職務経歴書の添削をおこなってくれるので、書類選考の通過率を上げることができます。

また、キャリアアドバイザーは、求人元の欲しい人材を把握しているだけでなく、どのポイントを見て評価してくれるかも把握しており、それに沿ったアドバイスもしてくれるので、選考通過率をグッと高められます。

選考にどうしても落ちてしまう、選考通過したいと考えている看護師は、エージェント機能がある転職サイトに登録するのがおすすめです。

非公開求人に出会える

転職サイトに登録すると非公開求人に出会えるというメリットもあります。

非公開求人とは、Webやホームページなど一般的に公開されていない求人のことです。閲覧できるのは転職サイトに登録した人だけなので、公開も限定的です。そのため、競争率が低く好条件の案件が多いのが特徴があります。

非公開求人は転職サイトが保有しており、その転職サイトだけが保有する独自求人なども多くあります。

非公開求人は、基本的に転職サイト・転職エージェントが取り扱っています。そのため、転職サイトに登録することで非公開求人も紹介対象となるので選択肢が広げられます。

求人先の詳しい情報を得られる

看護師が転職サイトを利用することで、求人先の詳しい情報を得ることができます。

マイナビ看護師が発表する「看護師白書2022」でもわかるように、看護師がストレスを感じる要因として「上司や同僚との人間関係(62.4%)」、「仕事の内容(50.3%)」、「仕事量の多さ(47.2%)」であることがわかります。

つまり、あれば転職を選択したとしても、新しい環境を求めていく上で、求人先の詳しい情報は必要不可欠であることがわかりますね。

転職サイトの担当者からは、求人先の取材内容や実際に見た人間関係など詳しい情報を得られ、転職サイトサイトによっては、実際に働いたことのある看護師の口コミなども見ることができます。

応募が簡素化できる

転職サイトを利用すると、求人への応募を簡単に済ませることができます。

転職サイトでは、履歴書や職務経歴書を1度登録しておくと、再登録不要でボタン1つで応募することができるようになります。

転職サイトを利用しないと、応募したい求人に対して1件ずつ電話やメール、応募フォームで連絡し応募手続きをしなければなりません。

忙しい看護師にとって、電話やメールを繰り返すことなく、応募が簡素化できる点ではかなり転職活動もしやすくなります。

相談相手ができる

転職サイトに登録し、エージェント機能を利用することで相談相手を得ることができます。

厚生労働省の「看護職員就業状況等実態調査結果」の看護師が就業継続など相談する内容と相談相手に関する調査で、「相談したことはない(27.3%)」という回答があり、相談相手として「職場の上司(43.4%)」、「職場の同僚(17.2%)」であることがわかりました。

職場の上司や同僚などを相談相手にしている人のなかには、「相談相手がいない」ため職場の上司や同僚に話を聞いてもらう人もいるようです。しかし、職場や同僚などは必ずしも客観的な立場でアドバイスしてくれるとは限りません。

その点、転職サイトを活用すれば、専任の担当者がプロ視点で客観的にアドバイスにのってくれます。

看護師が転職サイトを利用するデメリット

看護師が転職サイトを利用するメリットもあれば、もちろんデメリットもあります。

転職サイトを使うなかでデメリットを感じる点は人それぞれありますが、実際に利用する人がデメリットと感じる点を紹介します。

求人が多すぎて選ぶのが大変

看護師が転職サイトを利用するデメリットは、求人が多すぎて選ぶのが大変なことです。

なぜなら、転職サイトから何百何千件ある求人案件からある程度目星を立てる必要があるからです。

仮に2つの求人だとしても迷う人が多い中、膨大な数の求人から納得のいく転職ができる人は自分の意思が明確になっている人だけです。

求人サイトの闇に気づきにくい

求人サイトの闇に気づきにくいという点も転職サイトを利用するデメリットと言えます。ここで言う闇とは釣り求人のことです。

ちなみに、そもそも病院側が釣り求人を出す理由は、事実を伝えてしまうと応募する看護師が減ったり他の病院に採られてしまうことがあるからです。

以下のような意思決定はしないように注意してください。

みなさんにお伝えすると「そんなことはありえない」と口を揃えて言うのですが、いざ自分が当事者になるとやってしまう人がいるため注意が必要です。

働いている人の印象だけで決める具体例は「イケメンがいたので勢いだけで入職してしまう」「面接した人の印象が良かったのでそのまま入職してしまう」です。

また、実際の手取りや年収はしっかりと計算しておくことをおすすめします。

この場合の想定年収は417万円です。計算方法は、(月給30万円＋家賃補助2万円)×12ヶ月＋(基本給22万円×賞与月数1.5ヶ月)=417万円になります。

この場合の想定年収は456万円です。計算方法は、(月給35万円+平均残業代3万円+固定手当0万円)×12ヶ月=456万円になります。

トラブルが起きても自分で対処しないといけない

トラブルが起きても自分で対処しないといけないという点も転職サイトを利用するデメリットと言えます。

例えば、求人サイトに「アットホームな会社でみんなの仲が良いです」と記載が書いてあったが実際には違ったという場合でも「選んだのはあなたですよね？」と一発で反論されてしまうのです。

それを未然に防ぐためにも、その病院で働いている人に生の声を聞くのがおすすめですよ。

実際に、ウィルクスがおこなったアンケート調査によると、就職時・転職時に「トラブルの経験あり」と答えた人が56.2%おり、トラブルの内容として「在籍企業とのトラブル」が38.3%、「就職先・転職先企業とのトラブル」が36.2%であることがわかっています。

このように転職活動ではトラブルが起こる可能性が高く、油断をしてはいけないことがわかります。

転職トラブルなどについてもっと詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。

自分のペースで転職活動できない

転職サイトでも、求人サイトやスカウト機能を利用すれば、自分のペースで転職活動を進めることができますが、転職エージェントを利用すると、自分のペースで転職活動がしにくくなります。

転職エージェントでは、キャリアアドバイザーのサポートを受け、電話やメールなどコミュニケーションを取りながら一緒に転職活動を進めることになるため、好きなタイミングでエントリーしていくなどがしにくくなります。

自分1人で転職活動を進めたい人は、転職エージェント型の転職サイトではなく、求人サイト型の転職サイトを利用するのがおすすめです。

キャリアアドバイザーとの相性も影響する

転職エージェントは、キャリアアドバイザーが転職活動をしっかり支援してくれるのが便利な反面、キャリアアドバイザーとの相性によって転職活動がスムーズに進むかが変わってきます。

キャリアアドバイザーも人なので、マメに電話やメールで連絡してくれる人、必要最低限の連絡にする人、LINEをメインに使う人、電話をメインに使う人など、やり方も変わってきます。

相性が良くないキャリアアドバイザーに当たってしまうこともあるので、その点がデメリットとなる可能性もあります。

転職エージェントの担当変更については、以下の記事も参考にしてみてください。

看護師が転職サイトの利用で失敗しないためのコツ

看護師が転職サイトの利用で失敗しないためのコツをご紹介してきます。

そもそも、転職サイトを選ぶ際に失敗してしまうと、以下のようなことが起こってしまいます。

転職サイト選びに失敗しないということは、これらの失敗を防げます。

また、転職サイトを選ぶことだけでなく、転職サイトを上手に使っていくことも大切です。

転職サイトを上手に使っていくことで、マッチした求人に出会いやすい、スムーズな転職も実現できるなど、転職活動が成功しやすくなるのです。

看護師が転職サイトを上手に活用するコツは以下の3つです。

転職サイトを複数利用する

転職サイトを複数利用するという点もまた、看護師が転職サイトを上手に利用するコツの1つです。

理由は、転職サイトによって強みが異なるからです。

転職理由を明確にする

看護師が転職サイトを上手に活用するコツは、転職理由を明確にすることです。

なぜなら、転職理由がフワッとしているとまた同じミスマッチを起こしかねないからです。

例えば「人間関係が転職理由です」といった場合、院内の人間関係(上下関係)なのか院外の人間関係(患者のセクハラなど)のどちらかによって、探す条件が変わってきますよね。

転職理由を明確にするには、このように1つ踏み込むことが大事です。

キャリアアドバイザーを味方につける

また、サポートを担当するキャリアアドバイザーを上手く味方にすることも看護師が転職サイトを活用するコツと言えます。

本来であれば、すべての転職者を等しくサポートするのが理想なのですが、ビジネスとして転職支援をおこなっているのもあり、利益に直結しそうな転職者から優先的にサポートすることになってしまうんです。

優先してサポートしてもらうコツ

転職サイトを使う上で重要なのは、キャリアアドバイザーに「内定獲得ができそう」「確実に転職してくれそう」だと思わせることです。キャリアアドバイザーにそう思ってもらえれば、他の転職者よりも力を入れて質の高いサービスを提供してもらえる可能性は高いです。

例えば、お子さんが通っている塾で同じ年齢の子どもを担当したとしますよね。1人は好奇心旺盛で気になったことはすぐに質問する生徒で、もう1人はまったくやる気がない生徒だとします。

この場合、力を入れて教えるのは前者の生徒ですよね。やる気があり、成長が見込める人を優先するのは看護師特化の転職エージェントでも同じなんです。

看護師転職サイトを利用し内定獲得するまでの流れ・使い方

ここでは、看護師向け転職サイトを利用する実際の流れを紹介します。

転職サイトを使うと、上記の図のように流れが進んでいきます。そこで、各サポート段階では実際にどのようなことをするのか詳しく説明していきますね。

登録・面談

個人情報の登録が済んだら、電話もしくはメールで初回面談の日程調整をします。

新型コロナウイルスの感染拡大以前は対面での面談が中心でしたが、現在は感染予防のためオンライン面談や電話面談が主流となっているので、なかなか対面ができない看護師も安心です。

求人紹介・選定

キャリアアドバイザーとの初カウンセリングでは、これまでの経験や希望条件をヒアリングされ、必要に応じて自己分析もおこなわれます。

その後、ヒアリングの結果を元に、転職サイトが保有する求人、または非公開求人の中から希望に合った求人が提案されます。

ただの求人紹介だけではなく、求人先の労働環境や職場の雰囲気など、実際に働くうえで参考になるような細かい内部情報も共有してもらえます。

また、実際にそこで働いている看護師の話を聞きたい場合は、転職サイト経由で状況を教えてもらえるので、気になる人は相談してみると良いでしょう。

書類の添削・面接対策

履歴書や職務経歴書の書き方に不安がある人は多いはずです。転職サイトではアドバイスや添削をおこなってくれます。

また、面接対策ではキャリアアドバイザーが過去の転職支援をもとに作成した想定質問集に沿って壁打ちすることができます。面接で重要な自己PRや志望動機に関しても、自分の強みを最大限アピールするコツを伝授してもらえますよ。

模擬面接として練習を重ねることで、本番までに不安要素を取りのぞき、万全の体勢で臨むことができます。

ちなみに選考対策は一度では終わらず、転職活動が無事に終了するまで継続しておこなわれます。

職場見学・面接の同行

看護師向けの転職サイトでは、職場見学や面接の同行など転職支援の一環として提供してもらえます。

職場見学

職場見学は、1度働く環境を直接見ることができるので、ミスマッチを減らすことにつながります。

また、職場見学をすることで以下のようなメリットがあります。

実際に職場を見ることで、自分が働くイメージもつきやすく、ミスマッチやギャップを感じにくくなります。

そんな職場見学ですが以下のような方法で依頼してみてください。

エージェント型転職サイトを利用していたら、直接医療機関に電話やメールで連絡するのではなく、キャリアアドバイザーにお願いするのがおすすめです。

一度お願いすれば、キャリアアドバイザーがその後しっかり調整してくれます。

面接の同行

エージェント型転職サイトによっては、キャリアアドバイザーに面接の同行をお願いすることができます。

面接の同行をお願いすると以下のようなメリットがあります。

面接の同行をしてもらうことで、面接中にフォローしてくれるだけでなく、しゃべりやすい雰囲気を作ってくれるので、緊張してしまう人は面接の同行をお願いするのがおすすめです。

面接の同行は、担当のキャリアアドバイザーに同行可能かを確認してみてください。

内定獲得・入社後フォロー

転職サイトのサポートは入社後のフォローまで続く場合もあります。

また転職サイトは入社後実際に働き始めてからもフォローしてくれる体制になっています。不安や悩みを感じたら気軽に相談してみると良いでしょう。

看護師転職サイトのおすすめの選び方3つ

看護師向けの転職サイトを選ぶ上で最も大切なのは、まず各転職サイトの存在を知ることです。

なぜなら「とりあえず知っているところに相談いこう」くらいの姿勢でいると「あれっ、自分が求めていたものと違うんだけど」という不満が起こる可能性が高いからです。

それを踏まえた上で、転職サイトを比較する際に注意すべきポイントは大きく以下の3つです。

上記の比較軸について、詳しく解説していきます。

提案力

転職サイトに登録すると、アドバイザーが求人紹介をしてくれます。

アドバイザーは、求職者に対し親身になって最後までサポートしてくれますが、アドバイザーによってはサービスの提供に差があるので、自分に合った提案をしてくれるアドバイザーにサポートしてもらうと良いですよ。

もし、キャリアアドバイザーと相性が合わない場合やトラブルが起きてしまった場合は、電話やメールなどでアドバイザーの変更をお願いして、自分にあったアドバイザーとコミュニケーションをとることがポイントです。

求人企業数

転職サイトには、どのくらい求人を扱っているのかがサイト内に掲載されています。

サイトの中には、一般公募されている公開求人以外に、一般公募できない非公開求人を扱っているものがあります。

そこで、転職サイトを比較する際は、できるだけ求人企業数の多いところのほうが満足度が高いです。

なぜなら、求人企業数が少ないと企業が同じで職種が違う求人の割合が多く、自分の希望条件にあった求人を見つけられる可能性が低くなるからです。

サポート力

転職サイトに、どの程度サポートしてもらえるのかが重要な要素となります。

その理由は、一気通貫で手厚いサポートが受けられる転職サイトもあれば、求人サイトの様にあっさりした部分的なサポートのみのサービスもあるからです。

つまり、手厚いサポートを望むのか、求人紹介だけでいいのかというニーズによって使う転職サイトを分けると良いですよ。

以下の記事では看護師の複数登録や併用する際の注意点について解説しています。掛け持ちをしながら効果的に利用したい看護師はぜひ参考にしてみてください。

看護師転職サイトを利用する際の注意点

看護師の転職サイトを利用する際に、注意しなければならないことがあります。

転職サイトを登録して、安心してしまう人もいますが、転職サイトやキャリアアドバイザーに言われるがままになってしまうと、結局は転職活動失敗につながってしまう危険性があります。

転職サイトも完璧ではないので、看護師が転職サイトを利用する際の注意点は以下の2つです。

求人情報を鵜呑みにしない

看護師が転職サイトを利用する際の注意点は、求人数を鵜呑みにしないことです。

なぜなら、求人掲載型転職サイトの中にはブラック求人があるからです。しかし、事前に見抜くことができないわけではありません。

ブラック求人を見抜くポイントは大きく以下の3つです。

ブラック企業の特徴についてさらに詳しく知りたい人は、以下の記事もご覧ください。この記事では具体例も紹介しているので参考にしてください。

サイトにおんぶに抱っこになりすぎない

転職サイトにおんぶに抱っこになってしまうのはおすすめしません。

その理由として、転職サイトを使えば絶対に転職できるという保証はないからです。

人というのは「これを使えば絶対にうまくいく」というシステムに頼りがちですが、あくまで有利に転職活動が進むだけで"必ず"というものは存在しないので注意してくださいね。

看護師転職サイトを使わないほうがいい人向けの方法

看護師の転職サイトを使わないほうがいい人向けの、求人サイトや転職エージェントを使わない転職活動方法をご紹介していきます。

基本的には、転職サイトを利用したほうが転職活動も成功しやすくなり、忙しい看護師でも現職で働きながら転職活動ができます。そのため、自力で転職活動をすることはあまりおすすめできません。

しかし、それでもどうしても使いたくない、求人サイトやエージェントは不要だと思うなら、以下のような方法で転職活動をしていくことが可能です。

ここからは、看護師が転職サイト以外の手段で転職する方法について紹介します。

直接応募で転職する

転職サイト以外の方法で看護師が転職するには、直接応募という手段があります。

直接応募には、大きく2つの方法があります。

自分の働きたい医療機関や企業のホームページから直接応募する方法です。

そこで働きたいという熱意を伝えられるため、どうしてもそこで働きたいと考えているならおすすめできる方法ですが、その後の面接対策などを自分1人でやらないといけないので、選考突破できる確率は低くなる可能性があります。

知人紹介は、読んだままです。知り合いや親戚、友人などに紹介してもらい応募をする方法です。事前に、生の声を直接聞けるのがメリットです。一方、デメリットは断りづらいという点です。

また、かかりつけ医に応募するという方法もあります。普段から行っている病院やクリニックであればなんとなくの雰囲気は掴めるので、入職後のギャップやミスマッチが少ないのでおすすめと言えます。

ハローワークを利用して転職する

もちろん、ハローワークに相談し転職するという手段もあります。

ハローワークでは、自分で求人を選定し、気になる求人に応募することができます。

求人サイトと同じく、オンラインで求人を見つけて応募することができるので、求人サイトと同じような使い方ができます。ただし、1度はハローワークへ出向く必要があるので注意が必要です。

また、ハローワークに掲載されている求人は年中いつでも募集されています。

なぜ常に募集がおこなわれているかというと、単純な人手不足と入れ替わりの多さです。入れ替わりが多いということは人が多く辞めていくということの裏返しとも言えます。

ハローワークを使って転職したい看護師は下記の記事も参考にしてみてください。

eナースセンターを利用して転職する

eナースセンターを利用して転職するということも可能です。

「看護師等の人材確保の促進に関する法律」に基づき、都道府県ナースセンターは、都道府県から指定を受けて、各都道府県の公益社団法人看護協会が運営している看護職の人材確保機関。

eナースセンター

ハローワークは一般の職員が対応しますが、eナースセンターは看護職(保健師・助産師・看護師・准看護師)の資格を持つ職員が対応してくれるため、サポートの質はハローワークより高いことが考えられます。

よく「看護の経験もないくせに、なにをアドバイスすることがあるの？」という声が散見されますが、これなら安心して相談することができますね。

転職サイトを使わないで、看護師として転職を目指すならeナースセンターの利用もおすすめです。

看護師転職サイト【よくある質問】

看護師が転職サイトを使って転職活動をする際によくある質問をまとめてみました。

転職サイトで転職を成功させたい、失敗したくない看護師はぜひ参考にしてみてください。

看護師特化の転職サイトは使わない方がいいという口コミについて

看護師特化型転職サイトを使わない方がいいという口コミについて、詳しく知りたい看護師は以下の記事もあわせてご覧ください。

▲よくある質問に戻る

転職サイトと転職エージェントの違い

一般転職での転職サイトと転職エージェントの違いは下記の記事で詳しく解説しています。

▲よくある質問に戻る

転職サイトは無料で利用できる？

転職サイトや転職エージェントに費用(手数料)がかからない理由について、さらに詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

▲よくある質問に戻る

転職サイトを使うと祝い金がもらえる？

▲よくある質問に戻る

看護師向けの転職サイトは地方でも使える？

転職サイトを使って地方へ転職する際の注意点は下記の記事で解説しています。

▲よくある質問に戻る

看護師向け転職サイトを利用できる人

▲よくある質問に戻る

在職中でも転職サイトは利用できる？

看護師のブランク・復職について、詳しく知りたい人は下記の記事も参考にしてみてください。

▲よくある質問に戻る

転職サイトは登録だけでもOK？

転職サイトは登録だけでも良い理由については下記の記事で詳しく解説しています。

▲よくある質問に戻る

転職サイトに登録しているのがバレる？

転職サイトに登録しているのがバレるかについては下記の記事でも詳しく解説しています。

▲よくある質問に戻る

転職サイトの退会方法

▲よくある質問に戻る