看護師の勤務形態はどれがベスト?年収や夜勤の回数など徹底解説!

看護師には、日勤、2交替、3交替と3つの勤務形態があります。

それぞれ年収や夜勤の回数など一長一短があるため、どの勤務形態が自分に合うか悩む人へ向けて、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

看護師の約7割が2交替・3交替の交替勤務で働いている

看護師の働き方は大きく分けると日勤のみと交替勤務の2種類があり、日本医療労働組合連合会の「2017年看護職員の労働実態調査」によると、看護師全体のうち65.9%が交替勤務で働いています。

また、交替勤務も2交替と3交替の2種類に分けられます。

まずはどの働き方をしている看護師が多いのか具体的に解説します。

日勤勤務は全体の約2割

医労連によると、日勤のみで働く看護師は全体の18.4%となっています。

交替勤務で働く看護師は全体の65.9%であり、その他の看護師が15.7%となっていることから、夜勤のない働き方をしている看護師は少ないと言えます。

2交替よりも3交替が主流

医労連によると、看護師全体のうち2交替で勤務する人は21.0%であり3交替で勤務する人は44.9%です。

このことから、交替勤務で働く看護師の中でもとくに3交替の勤務が多いことと、2交替で働く看護師は3交替と比べるとおよそ半分しかいないことがわかります。

勤務形態によるシフトの違い

3交替に比べると、2交替は交替の数が少ないため、夜勤の勤務時間が長くなります。

また、2交替よりも3交替のほうが勤務時間がより変則的という特徴もあります。

ここからは具体的に勤務形態別にどのようなシフトになるのかを紹介します。

3交替のシフト例

3交替では日勤、準夜勤、深夜勤と3つのローテーションで動かすのが一般的です。

以下は、具体的なシフト例です。

月曜日 8:00-16:30(日勤)
火曜日 8:00-21:00(長日勤)
水曜日 16:30-0:30(準夜勤)
木曜日 休日
金曜日 8:00-16:30(日勤)
土曜日 0:00-8:30(深夜勤)
日曜日 休日

2交替のシフト例

2交替では日勤と夜勤の交替制になるのが一般的です。

また、夜勤明けは休みになる仕組みが特徴です。

月曜日 9:00-17:00(日勤)
火曜日 16:00-9:30(夜勤)
水曜日 休日(夜勤明け)
木曜日 16:30-9:30(夜勤)
金曜日 休日(夜勤明け)
土曜日 休日
日曜日 9:00-17:00(日勤)

夜勤の回数は病院によって異なる

ここまで紹介したシフトはあくまで1例で、夜勤に入る回数は病院によって異なります。

日本看護協会の「2019年病院看護実態調査」によると夜勤の回数は、3交替の病院では月間7回以上9回未満が全体の60.1%を占めており、平均回数は7.6回です。

一方で2交替の場合、夜勤の回数は4回以上6回未満が全体の62.6%を占めており、平均回数は4.7回です。

2交替のほうが夜勤の回数のみを見ると少ないものの、勤務時間は長いため、簡単にどちらのほうが負担が少ないのかは言えません。

ただ、夜勤の回数が少なかったとしても、実際には連直といい、連続で夜勤をする場合もあるので注意が必要です。

勤務形態ごとの労働環境

勤務形態によって、労働環境がどのように変わるのかを日本看護協会の「2019年病院看護実態調査」と日本医療労働組合連合会の「2017年看護職員の労働実態調査」をもとにして複数の視点から解説します。

比較する項目は以下の3点です。

夜勤時の拘束時間

夜勤時の拘束時間は、もちろん3交替と2交替で異なるものの、その分休憩時間も変わるため、労働環境としては同じようなものと考えられます。

夜勤の拘束時間は実働時間、休憩時間、仮眠時間に分けられます。

3交替の場合、平均的な拘束時間は8.7時間で、そのうち7.7時間が実働時間です。また、休憩時間は1.0時間で基本的に仮眠時間はありません。

一方、2交替の場合は、平均的な拘束時間が16.2時間で、実働時間は13.9時間です。休憩時間は1.3時間、仮眠時間は0.9時間が平均的です。

3交替に比べると実働時間が長い分、休憩する時間も長いです。

残業時間

残業時間の平均は、日勤で53分、準夜勤で34分、深夜勤で37分、2交替の夜勤では33分です。

夜勤のほうが日勤よりも残業時間は短いことと、夜勤であれば勤務形態が異なっても残業時間が変わらないことがわかります。

また、60分以上の残業をする看護師の割合は、勤務形態別に、日勤の場合40%以上を占めています。準夜勤では約20%、深夜勤務では約10%、2交替では30%です。

身体的な負担

身体的な負担は、3交替と2交替どちらであったとしても一定かかってしまいます。

3交替であれば、1回の夜勤で勤務する時間は短いものの、その分勤務日数が多いです。

一方で2交替であれば勤務日数が少なくはなるものの、1度の勤務時間が長く身体への負担が重くなりがちです。

また、どちらにしても、日勤と夜勤が交互にあるなど、どうしても睡眠時間や身体への負担が重くなるときはあります。

勤務形態による給料の違い

勤務形態による看護師の給料について、医療ワーカー(2020年7月時点)と日本看護協会による「2017年病院看護実態調査」をもとにして解説します。

年収は夜勤ありのほうが約30万円高い

年収は、日勤のみの看護師よりも夜勤のある看護師のほうが30万円ほど高いです。

日勤のみの病院で働いている看護師の平均年収は507万円であり、これに対して夜勤ありの病院で働いている看護師の平均年収は535万円です。

また、2交替と3交替では、夜勤をした分だけ年収が高まるため、一概にどちらの年収が高いとは言えません。

時間あたりの深夜手当は勤務形態によって変化なし

深夜手当としてもらえる金額は勤務形態によって変わるものの、時間あたりで考えると、2交替と3交替どちらであっても変わりはありません。

平均的な手当は、3交替の準夜勤では4,149円、深夜勤では5,066円、2交替の夜勤では10,999円です。

手当のみを考えると2交替が高いように見えるものの、2交替の夜勤では勤務時間が3交替夜勤のおよそ2倍となるため、1時間当たりの金額で考えるとどちらも同じ程度の金額です。

勤務形態ごとのメリット・デメリット

勤務形態のメリット・デメリットについて、日勤・2交替・3交替のそれぞれについて解説します。

基本的にどの勤務形態が良いということはなく、それぞれが一長一短であるため、自分に適した勤務形態はメリットとデメリットを確認して決めたほうが良いでしょう。

日勤のメリット・デメリット

日勤のメリットは勤務リズムを一定にできることです。

ワークライフバランスも整えやすく、リズムの狂いによって体調を崩すこともありません。

デメリットは、夜勤に比べると業務内容が忙しく、残業が増えがちな点です。

また、たとえ残業をしても夜勤に比べると手当が少ないため年収が低くなってしまう点もデメリットです。

2交替のメリットとデメリット

2交替のメリットは、年収が日勤よりも高いことと、夜勤の回数が3交替よりも少ないことです。

そしてデメリットは、夜勤の勤務時間が長い点です。

夜勤中は仮眠を取れるものの、すぐに起きる必要があるため、体力的にも精神的にも負担は大きいです。

3交替と比べると1度の勤務自体は大変ではあるものの、夜勤回数は少ないため、丸1日の休日を確実に欲しい人は2交替での勤務がオススメです。

3交替のメリットとデメリット

3交替のメリットは、夜勤の勤務時間が短い点と、それによって、負担が体力面と精神面ともに2交替よりも軽くなる点です。

デメリットは、3種類の時間帯で働くことによって生活リズムが整えにくい点と、3交替ゆえに夜勤や準夜勤として勤務する回数が増えてしまう点です。

1回の夜勤による負担は2交替よりも少ないものの、その分勤務回数は増えますし、休日も減ってしまいがちなので、夜勤でお金は稼ぎながらも負担を軽くしたい人にオススメの働き方です。

自分に合う働き方に悩んだら転職エージェントへの相談がオススメ

ここまで勤務形態について解説をしたものの、自分にあう勤務形態はなかなかわからないですよね。

そんな人は、転職エージェントへの相談がオススメです。

転職エージェントはあなたがどれだけの年収を稼ぎたいか、どんな労働環境で働きたいのかといった希望をヒアリングして、あなたにマッチした勤務形態を提案してくれます。

また、「夜勤は月に5回までがいい」といった希望があれば、それをもとにマッチした求人も紹介してくれます。

ただ、転職エージェントは担当するキャリアアドバイザーによってサポートの質が変わってくるため、複数登録することがオススメです。

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