イベントナースってどんな仕事?求人の探し方や看護師資格を生かした副業を解説
看護師資格を生かした副業として人気の「イベントナース」ってどんな仕事?「イベントナース」とはどのような働き方なのかを現役転職エージェントが徹底解説します。
仕事内容やメリット・デメリット、求人の探し方などもご紹介します。
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イベントナースとは
イベントナースは、ライブ・コンサート、お祭り、スポーツイベントなど多種多様なイベントの救護室・医務室・託児所などで救護を担当する看護師です。
イベントの救護室を訪れるイベント参加者の簡単な応急処置が主な仕事内容なので、医療行為は行わず、重傷者および重病者については救急搬送の手配または近隣の病院への案内をします。
救護者がいなければ基本的には待機業務となるため、病院勤務の看護師と比較すると体力的・精神的なストレスを感じにくく、多くの看護師にとって人気のある働き方です。
末永
イベントナースとツアーナースの違い
イベントナースと似たような看護師として「ツアーナース」があります。
ツアーナースとは、学校の遠足・修学旅行、旅行会社主催のパッケージツアーなどに帯同し、ツアー参加者の体調管理・応急処置を担う看護師です。
イベントナースと同じく、ツアー参加者に付き添って健康状態を管理したり、病気やケガが起きないようにアドバイスをしたりと、健康管理や予防対策が仕事内容となります。
ツアーに帯同する必要があるので、数日間から1週間など拘束時間が長く、イベントナースと比較すると平均給与額はツアーナースの方が高い傾向にあります。
末永
契約先や仕事内容、拘束時間、場所などの条件によって報酬額は大きく変わるので、あくまでも参考値ですが、1日の平均給与はイベントナースが1万円程度、ツアーナースが1万2千円~1万4千円程度というのが目安となるようです。
末永
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イベントナースのメリット・デメリット
イベントナースとして働きたいなら、メリット・デメリットの両面を把握するのが重要です。
ここからはイベントナースのメリット・デメリットをそれぞれ解説します。
イベントナースとして働くことのメリット・やりがい
イベントナースとして働くメリットは以下が挙げられます。
- 働き方を調整しやすい
- ストレスを感じにくい
- 新たな経験・人脈が得られる
大きなメリットは、自分のライフスタイルに合わせて働き方を調整しやすい点です。
たとえば、普段は病院勤務の看護師として働いている人が休日にイベントナースとしてダブルワークをするケースや、フリーランスの看護師が夏場や年末年始などで集中的に働くなど、都合のいいタイミングで単発のイベントナースの仕事を受けることが可能です。
また、イベントナースは病院勤務と異なり、「単発の仕事」「救護者がいなければ基本的には待機業務」となります。
末永
そのため、看護師同士の人間関係による悩みを抱えたり、多くの患者を抱えて日々走り回ったりと、精神的・肉体的なストレスを感じにくいのもメリットです。
末永
ほかにも、空き時間でイベントを楽しめたり、イベント運営の裏側を知れたりと、病院勤務では得られない体験や人脈作りができるのもメリットでしょう。
イベントナースとして働くことのデメリット・注意点
イベントナースとして働くデメリットは以下のようなものが挙げられます。
- 拘束時間が長い
- 臨機応変の判断・対応が求められる
- イベント当日の勤務キャンセルは原則不可
イベントナースの大きなデメリットは拘束時間が長いことです。
数時間から数日までイベント内容によって拘束時間はさまざまですが、居住地から離れたイベント会場の場合は移動時間を含めると多くの時間を拘束されることになります。
拘束時間が長い割に、1日1万円程度の報酬額となるため、イベントナース専業で働くのは難しく、ダブルワークや副業として働いている看護師が多いようです。
また、救護室は看護師が1~数名で担当することも多く、医師や他の医療スタッフがいないこともあります。
末永
そのため、限られた人数・医療資材の中で、熱中症や脱水症状、転倒によるけがなど救護者状況を的確に判断し、速やかに応急処置・救急搬送の手配を進めるのが必要です。
看護師としての技術や業務経験を求められることも多く、責任の重さをデメリットに挙げる人もいます。
末永
イベントナースに興味があるものの本当に応募すべきなのか悩んでいる場合はプロに相談してみることをおすすめします。
イベントナースとしての働き方や今後のキャリアについて気軽に相談することができます。
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イベントナースになる条件
結論から言うと、看護師資格を保有していれば、イベントナースとして働くことができます。
また、イベントナースが求められるスキルや経験は、大きく以下の4つです。
- 適切な応急処置ができる
- 疾患についての幅広い知識がある
- 冷静かつ的確な対応ができる
- スピード感を持って自主的に行動できる
イベントナースは周りを巻き込んで一丸となって仕事を進めていくことが多く、高いコミュニケーション能力が求められます。必要に応じて提案などができると尚良いでしょう。
イベントナースは、看護師の経験や知見を生かし、楽しみながら働けるとても魅力的な仕事です。
副業に興味がある人、病院やクリニックの職場環境に嫌気が差してしまった人は必見と言えます。
末永
イベントナースの優良案件を賢く探すには、看護師に特化した求人サイトやサービスを利用するのがおすすめです。
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イベントナースに必要な資格・スキル
イベントナースとして働くには、看護師免許が不可欠で、逆にそれ以外に絶対に必要な資格・スキルや経験はありません。
ただ、重傷者・重病者が出た場合には咄嗟の判断と対応が求められるため、2年~3年程度の業務経験があると歓迎されやすく、特に救急看護や外来勤務などの臨床経験があると即戦力として働くことができます。
ほかにも、「保育士免許がある」「外国語対応も可能」なども応募時にプラスになりやすいので、しっかりとアピールしましょう。
また、イベントナースをする上で役立つ能力を以下にまとめました。
- 判断力
- 観察力
- コミュニケーション能力
- 状況把握能力
- 適応力
末永
基本的には、看護師免許さえあればイベントナースとして働くことができます。
空き時間を有効に使いたい人や副業にチャレンジしてみたい人は一度イベントナースに挑戦してみるのもありですね。
イベントナースの仕事内容
イベントナースの仕事内容は、イベント救護室や医務室に常駐し、体調不良や怪我をしたイベント参加者の対応に当たることですが、具体的には以下の3つの仕事内容があります。
それでは、それぞれの仕事内容について詳しく説明していきます。
応急処置
イベントナースの主な仕事内容の1つは、体調不良や怪我をした人の応急処置を行うことです。
具体的な処置でいくと、熱・頭痛・吐き気などに対する内科的処置、切り傷・擦り傷・やけどなどに対する外科的処置をします。
基本的にイベントナースでは医療行為は行わず、簡単な処置しか行わないので、経験が浅い看護師でも求人に応募することができます。
状況確認
体調不良や怪我をした人の応急処置に続いて、イベントナースはその場の状況確認も行わなくてはなりません。
救護室に来た人の既往や内服薬の確認、同伴者・保護者への確認、急変時の状況を見ていた人への聞き取りなど、その場の状況を把握することがイベントナースには求められます。
そのため、イベントナースには変化を察知する観察力や状況把握能力が必要です。
救急搬送の要請
3つ目の仕事内容は、重傷者及び重病者の救急搬送の要請です。
医療行為を行わなければならないほどの重傷者・重病者の場合は、病院への引き継ぎを行うため、救急搬送の要請をしなければなりません。
この要請が遅れてしまうと、容態が悪化し最悪の場合死に至ってしまうので、イベントナースには咄嗟の判断力も求められます。
末永
看護師免許があればイベントナースになることができますが、緊急対応が必要となることも多いので、適切な対応ができる判断力や対応力が求められます。
求人によっては看護師としての業務経験が2~3年以上と応募条件が設けられていることもありますね。
イベントナースに向いている人の特徴
イベントナースに向いている人の特徴は以下の通りです。
- 好きなときに単発・短時間で働きたい
- 普段と違う環境も楽しめる・順応できる
- さまざまな経験を積みたい
- 救急看護や外来勤務の経験がある
- イベントやお祭りが好き
- 体力に自信がある
イベントナースが病院勤務の看護師と大きく違う点は、働き方が自由であるという点と職場環境が頻繁に変わるという点なので、好きな時に働きたい人・さまざまな環境に順応できる人は特にイベントナースに向いています。
また、普段の業務以外でいろんな経験を積みたい人や、イベント事が好きな人もイベントナースに向いています。
末永
向き不向きを判断するには実際にやってみるのが1番です。
イベントナースは単発で仕事ができるので、普段は病院勤務の人も副業やダブルワークとして短時間・1日だけのイベントから試してみるのがおすすめですよ。
イベントナースで働く際の注意点
イベントナースとして働く際に気を付けたい注意点を2つ紹介します。
案件が少ない時期がある
イベントナースはイベントの開催時期に合わせて募集されるので、時期によって求人数にバラつきがあります。
例えば、梅雨時期にあたる6月~7月の平日はイベント自体が少ないので、イベントナースの求人も少なくなります。
一方で、夏休みや春休みなどの長期休暇や、年末年始やゴールデンウィークなどは全国各地で多くのイベントが開催されるため、求人数も多くなります。
単発の仕事なので融通が利く分、いざ働きたいという時に求人がない場合も考えられるので注意しましょう。
末永
イベントナースとして、仕事内容・エリアなどの希望条件に合った求人を探したいなら、転職サイトに複数登録したうえで、こまめに求人情報をチェックすることが重要ですね。
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公務員看護師は副業禁止
国公立の病院や医療施設に勤務する看護師は「公務員」という扱いです。
公務員が遵守すべき国家公務員法第103条、地方公務員法第38条では、「営利目的での活動を行ってはならない」と記載されており、「営利目的での活動」に副業が該当するため、基本的には副業は禁止されています。
公務員看護師としてみなされるのは以下のような職場です。
国家公務員
- 国立病院機構
- 国家公務員共済組合連合会(KKR)所属の病院
- 国立がん研究センター
- 国公立の大学病院
- 厚生労働省(国立ハンセン病療養所、看護系技官)
- 防衛省(自衛隊病院)
- 法務省(医療刑務所)
- 宮内庁(宮内庁病院)
地方公務員
- 県立・市立病院、診療所
- 公立教育機関
- 児童福祉機関
- 保健所、保健センター
- 保育園・幼稚園
副業していることが職場に知られてしまうと、減給や停職、最悪の場合は免職になる可能性もあるので注意が必要です。
末永
また、私立病院に勤務する看護師であっても、就業規則で副業を禁止している場合は、公務員看護師と同様にイベントナースとして副業をすることはできません。
よくよく就業規則を確認しておきましょう。
イベントナースの求人の探し方
イベントナース求人の探し方は、「看護師向け転職サイト・エージェントに相談する」「看護師向けの派遣会社に登録する」の主に2つです。
ここでは、2つの探し方について詳しく説明していきます。
看護師向け転職サイト・エージェントに相談する
確実に希望条件にマッチする求人を探したい、今後のキャリアプランも含めて相談に乗ってほしいと考えている人は看護師向けの転職サイト・エージェントに相談するのがおすすめです。
転職サイトや転職エージェントは求職者の転職活動を支援するためのサービスで、それぞれの大まかなサービス内容は以下の通りです。
- 転職サイト(求人サイト):
インターネット・Webに様々な業界や職種の求人を掲載しているサービス。求職者は掲載されている求人から応募したい案件を自ら選び、直接企業とコンタクトを取っていきます。 - 転職エージェント:
キャリアアドバイザーが企業と求職者の間に立ち、求職者の希望条件などをもとにマッチする企業をつなぐサービス。キャリアアドバイザーは面接対策や内定後の条件交渉など、入社まで全面的に支援してくれます。
また、転職サイト・エージェントを使うことには、以下のような具体的なメリットがあります。
- 隙間時間で利用できる
- 非公開求人を紹介してもらえる
- 地方に住んでいても利用できる
- 求人先の情報を深く知れる
- プロのアドバイザーから無料で転職サポートを受けることができる
- 利用者にあった求人を見つけられる可能性が高い
転職サイト・エージェントによって受けられるサービスの質や求人内容も違うので、比較検討するためにも2~3社複数登録することをおすすめします。
末永
特に、転職エージェントは、「転職のプロ」であるキャリアアドバイザーがすべてサポートしてくれるので転職成功率が上がり、働きながらでもスムーズに転職活動を進められますよ。
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看護師の転職ノウハウについては、以下の記事でも詳しく紹介しているので、併せてチェックしてみてください。
看護師向けの派遣会社に登録する
看護師向けの派遣会社に登録し、イベントナースの仕事を紹介してもらう方法もあります。
ただし、派遣会社が主に扱うのは病院やクリニックの派遣先が多く、必ずしもイベントナースの仕事を紹介してもらえるわけではありません。
また、単発の仕事で自分のライフスタイルに合わせやすいイベントナースは派遣看護師の間でも人気があり、希望するイベントナースの求人に、なかなか出会えない可能性もあります。
末永
複数の派遣会社に登録するとともに、転職サイトや転職エージェントを併用することで、イベントナースの求人に出会える確率を高めることができますよ。
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イベントナース以外の看護師向け単発案件
イベントナース以外にも、単発の仕事はいくつかあります。ここでは代表的な単発の求人案件を紹介します。
夜勤専従
夜勤専従とは、名前の通り夜勤を専門とする働き方のことです。
勤務時間は施設によって異なりますが夕方~翌朝が多く、3交代制の場合は夜間~翌朝のシフトもあります。
日勤と比べると夜勤手当や深夜割増賃金が加算されるので給与は高くなる一方で、夜勤シフトは看護師や医療スタッフが少ないこともあり、1人当たりの業務量は多くなる傾向にあります。
また、生活リズムが崩れやすく、肉体的・精神的負担も大きいので、体力に自信のある人・自己管理ができる人におすすめです。
介護福祉施設
特別養護老人ホームや有料老人ホーム、デイサービスなどの介護施設で働く看護師も単発で求人募集されることもあります。
介護施設では、介護スタッフと協力して入居者の身体介護をしたり、医療や看護の立場から健康管理や医療行為をおこなったりと、利用者の生活を多方面からサポートする役割を担います。
平日17時までなど規則的な勤務体系の求人が多く、基本的には健康な施設利用者の健康管理が中心となるので、ワークライフバランスを意識した働き方を目指す人にはおすすめです。
単発案件として求人も見つかりやすいので、転職サイトで求人をチェックしてみましょう。
訪問看護
自宅療養や在宅療養を求める患者さんの自宅に訪問して、看護ケアを提供するのが訪問看護です。
基本的に、夜勤がなく、労働時間や日数も自分の希望に応じて選択しやすいため、家庭や子育てと両立しながら働くことが可能です。
ただ、訪問看護は基本的に1人で担当することになるので、状況に応じて適切に判断・対処する能力が必要です。
ワクチン接種
学校や企業、自治体などの集団接種会場でワクチン接種を行う看護師も単発案件として募集があります。
実際に、新型コロナウイルスワクチン接種では全国各地で多くの集団接種が実施されたため、看護師の単発案件も多く募集されていました。
仕事内容は「問診票の確認」「ワクチンの分注・充填」「ワクチン接種・接種後の経過観察」などで、各役割ごとにマニュアルがあるので、それに沿って仕事を進めます。
日中帯の業務で残業はほぼなく、高給与となりやすいので、看護師にも人気の案件です。
検診センター
検診センターでの単発案件は、健康診断・人間ドックをおこなう施設にて検査の処置やサポート・事務作業を担う働き方です。
検査の処置やサポートでは、採血・血圧測定・身長や体重測定、各種検査実施・サポートが主な業務となります。
検診センター勤務は検診を目的としているので比較的健康な人が多く、救急看護や外来・病棟勤務などの看護師と比較すると、高度な看護技術や業務経験を求められることは少なく、精神的負担は少なめなのが特徴です。
末永
ただし、看護師からの人気も高く、日本看護協会によると検診センターの求人倍率は0.3倍でした。
複数の転職サイトに登録し、非公開求人を含めてより多くの求人を探すようにすると、希望条件に合致する単発求人が見つかりやすいですね。
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- 現場の看護師さんからヒヤリングしたリアルな情報が知れる
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- 病院以外の働き方や今後の看護師としてのキャリアについても相談可能
イベントナースに関するよくある質問
イベントナースを検討している人が疑問に感じやすい内容をQ&A形式で紹介します。
ツアーナースは看護師としての臨床経験は必要か
転職者
イベントナースは看護師としての臨床経験は必要ですか?
末永
臨床経験があったほうが、仕事はしやすいですね。
イベントナースは、イベント会場の救護室において参加者の簡単な応急処置が主な仕事ですが、重傷者および重病者の救急搬送手配をすることもあります。
適切な状況判断・対処が求められるので、募集条件として2~3年以上の臨床経験を指定している求人もあるようです。
派遣と単発バイトの違い
転職者
派遣と単発バイトは何が違うのでしょうか?
末永
派遣は派遣会社と雇用契約を結び、イベント会場などの勤務先に派遣される働き方です。対して単発バイトは勤務先が雇用主となります。
1日から数日間の求人案件として働くのは同じですが、派遣の場合は派遣会社の社員として働くため、ひと月あたりの基本給は決まっています。
対して、単発バイトの場合は依頼ごとに報酬額が設定されます。
末永
ほかにも、派遣看護師は「派遣会社が派遣先を探してくれる」「社会保険や税金は派遣会社社員として実施される」のに対して、単発バイトは「自分で好きな仕事先・仕事内容を選択できる」などの違いもあります。
イベントナースはイベントごとに1日から数日間の単発の仕事として求人サイトなどで募集されています。
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