30歳ニートでも就職できる?無職から正社員を目指すポイントを解説
30歳でニートや無職になってしまった人でも、正社員になれます。
この記事では就職・転職支援のプロである人材紹介エージェントが、30代のニートにまつわるあらゆる情報の解説をしています。内閣発表の基本データから就職できる方法まで、一挙に紹介します。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
「30歳ニート」ってどうなの?
30歳になってもニート・無職でいる現状は、一体どのようなものなのでしょうか。
そこで最初に30歳のニートにまつわる様々な情報、データをまとめました。
【内閣府公表】30代ニートの人数と割合
30代のニートの人数と、30代人口に占めるニートの割合については、内閣府公表の令和4年「子供・若者白書」をもとにグラフを作成したので、それを見ながら解説していきます。
30代のニートの人数
2021年のニート全体数(20~39歳)64万人のうち、30代のニートの数は34万人となっており、ニート全体の53%を占めています。
例年と比較しても、20代は29万人前後で推移しているのに対して、30代は35万人前後で推移しています。30代の方がニート・無職の割合は多いことがわかりますね。
30代全体人口に占めるニートの割合
30代全体人口に占めるニートの割合は、平均2.5%です。
年代別の割合に有意な差は無く、大体2.5%前後で推移しています。
【内閣府公表】30代でニート・無職を続ける理由
30代であってもニートを続ける理由についても、内閣府公表の令和4年「子供・若者白書」のデータもとに解説していきます。
上記の表をまとめると、30代がニートや無職を続ける理由は以下の4つが挙げられます。
- ケガや病気
- 出産や育児
- 探しても見つからなかった
- スキルに自信がない
- 急いで就職する必要がない
「希望する仕事がない」20代の多さと「探しても見つからなかった」30代の多さから、20代のうちはある程度の希望や条件のもと就職活動をするもうまくいかず、30代の今探しても見つからない現実と直面している、という背景もうかがえます。
スキルに自信がないことと、急いで就職する必要がない点においては、20代も30代も共通のようです。
末永
というのも、以下4つの就職エージェントはスキルに自信のない方のサポートに定評のあるエージェントで、正社員・非正規問わずこれまでの経験を活かした企業へのアピール方法を指南してくれるからです。
ただ、20代支援がメインの就職エージェントで30歳はサポートしてもらえるギリギリのラインになるので、早めに相談するのがおすすめです。
正社員経験が少ない人におすすめエージェント
-
UZUZ
平均12時間以上の手厚いサポート!高卒・既卒・フリーターからの正社員転職に強み -
ハタラクティブ
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ニートと正社員の賃金格差
ここでは、独立行政法人労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2021」と「民間給与実態統計調査結果(令和2年分)」を参考に、ニートや無職を含む非正社員の生涯年収と平均年収の違いを紹介します。
ニートと正社員の生涯年収
正社員とニートでは、生涯年収に約1億円もの差が生じます。
正社員 | 非正社員 | |
---|---|---|
男性 | 2億5,000万円 | 1億3,000万円 |
女性 | 1億8,000万円 | 1億円 |
上記の表を見てみると、ニートや無職を含む非正社員と正社員の生涯年収に大きな差があるとわかります。
ニートと正社員の平均年収
さらに平均年収についても、ニートや無職を含む非正社員と正社員とでは、大きな差が生じていることが以下に挙げたグラフからわかります。
こういった低水準の賃金や、後述する雇用の不安定さから、ローンの審査が通りにくくなる弊害もあります。
ニートのデメリット
経済的に困窮する
ニートということは、無収入ということですので、ご自身の国民年金の支払いを猶予しているでしょう。
今は親の年金等に助けられているかもしれませんが、親が他界する頃、就職先もないまま自身の年金も受け取れず、、となると生計を立てる手段は生活保護のみになります。
ちなみに生活保護も、収入がない人なら誰でも受給できるわけではありません。
ケガや病気が無く働ける状況だとケースワーカーに判断されれば、就職を促されます。
よって、ニートのままでは最低ラインの生活を担保することすら困難になるのです。
保障が受けられない
ニートや無職を含む非正規雇用者には、保障がありません。
社会保険の加入を自分自身でしなければならず、受けられる福利厚生は正社員よりも少ないです。
弊害が大きい例だと、病気や怪我で働けなくなっても、傷病手当金などの保障を受け取ることができません。
通院や治療費の支払いを考えると、経済的に困窮することは避けられないでしょう。
年齢を重ねると再就職が難しい
ある程度歳を重ねてから再就職を目指しても、苦戦を強いられるでしょう。
何度かお伝えしている通り、ニートや無職でもある程度就労先があるのは、若手としての戦力やポテンシャルが認められている間だけです。
ましてや、スキルや経験を必要としないいわゆる肉体労働の就労先しかない場合、体力に衰えが出る年齢に近づくほど採用が望めなくなります。
そのほかニートや無職のデメリットをはじめとしたニートの末路について気になる人は、以下の記事を読んでみてください。
30歳ニートから正社員への就職は難しい
30歳のニートや無職にまつわる様々な情報を知ったところで、次は就職を視野に入れた方向けの情報も解説していきます。
最初に厳しいことをお伝えしますが、30歳ニートから正社員への就職は非常に難しいです。
なぜなら、企業が経験やスキルのない人を採用するのは、一般的に20代までだからです。
実際、労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状」のデータからも、20代と比べて30代の就職率が大幅に下がっていることが分かります。
年代(男女別) | 正社員移行率 |
---|---|
15歳~19歳 | |
20歳~24歳 | |
25歳~29歳 | |
30歳~34歳 | |
35歳~39歳 |
20代のうちは経験やスキルがなくても、柔軟性や伸び代といった、いわゆる若手のポテンシャルに期待して採用してもらえます。
ですが、30代になると、スキルを活かした即戦力採用が前提となり、それに加えてマネージャーやリーダーとして活躍してくれそうな人を採用したいニーズが高まり、職歴のない人はほとんど採用されなくなります。
とはいえ、1度でも正社員経験がある人や、未経験でも30歳であるうちは、まだポテンシャル採用のチャンスはあります。
末永
30歳の人が残りわずかなポテンシャル採用のチャンスを生かすなら、ニートの就職支援に強い就職エージェントのサポートを受けることをお勧めします。
自分1人での対策が難しい自己PRの作成や面接対策のサポートを受けることで、難易度の高い30歳の転職を成功に近づけることができます。
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30歳ニートが就職する前に考えるべきこと
30歳ニート・無職の人が就職する前に考えるべきことは、これまでの職歴の有無によって変わってきます。
そこで、以下の2パターンに分けてそれぞれ詳しくお伝えしていきます。
30歳ニートで職歴なしの人
はじめから正社員で働くのはハードルが高いですし、たとえ正社員として就職できても、働くのが嫌になってしまったら元も子もありませんよね。
そうなってしまわないためにも、まずはアルバイトから始めるのも良いですし、派遣として無理なく働き始めるのもアリです。両親は正社員として働くことを望んでいると思いますが、あくまでも自分のペースで進めていくのが良いですよ。
ニートの人が社会復帰する方法や、実際に社会復帰した事例を以下の記事で紹介しています。
30歳ニートで職歴ありの人
基本的に年齢を重ねれば重ねるほど企業からの採用ハードルは上がっていくので、現時点で就職を考えている人はすぐ就職活動を始めるようにしましょう。
実際、私も10年以上転職支援をおこなってきましたが、ニートである期間が長引けば長引くほど就職率が下がっていく傾向にありました。
ただし、前職で体を壊してしまった人や、鬱病や適応障害、自律神経失調症などの精神疾患がある人の場合は、無理をせずにしっかりと治療に専念しましょう。
回復して余裕ができたら、正社員への就職を目指して行動を起こしていくのが良いですね。
実際に空白期間の長さによって、どのくらい就職率が下がってしまうのかについて解説している記事があります。
30歳ニートの就職手段
それではここで、30歳ニートで就職を目指す際の手段をいくつかご紹介します。
就職エージェント
いま30歳もしくは30歳未満であれば、就職エージェントのサポートをおすすめできます。
ただ、20代支援がメインの就職エージェントにおいて、30歳はサポートしてもらえるギリギリのラインになる、ということは強調させていただきます。
ではなぜ30歳でぎりぎりの就職エージェントをおすすめするかというと、就職エージェントはハローワークや求人サイトと比べてブラック企業が少ないことや、キャリアアドバイザーと二人三脚で選考対策が行える、などのメリットがあるからです。
以下で私のおすすめエージェントを紹介するので、少しでも早めに登録しましょう。
UZUZ
UZUZは創業者が元既卒で苦労した経験があり、新卒至上主義を覆したいという想いから就職サポートがスタートしています。過去に就活で挫折したり、短期離職を経験したアドバイザーが多く在籍しているため、ニートと同じ目線で真摯に向き合ってくれます。
また、就職エージェントを利用しないニートの内定率が34%〜45%であるのに対し、UZUZの内定率は86%と非常に高く、本気でニートから正社員を目指している人におすすめです。
ポイント
- 平均12時間をかけた丁寧なサポート
- ビジネスマナー研修などの講座あり
- IT・Web業界への転職が得意
- 採用成功率86%、入社後の定着率96.8%、利用満足率83.6%と非常に高い
運営会社 | 株式会社UZUZ 公式サイト:https://uzuz.jp/ |
---|---|
求人数 | 非公開 |
対応職種 | ITエンジニア/接客・販売/営業/製造エンジニア/その他 |
取引社数 | 3,000社以上 |
内定獲得期間 | 平均1ヶ月程度 早いと1週間程度 |
対応エリア 拠点 |
首都圏/関西 拠点:東京/神奈川/千葉/埼玉/大阪 |
2024年11月時点の取引社数 |
こんな人におすすめ
・未経験からチャレンジしたい人
・正社員経験がなく、経歴に自信がない20代ニート
・長い時間かけて、より丁寧なサポートを受けたい人
マイナビジョブ20's
マイナビジョブ20'sでは、20代の就職事情に精通したキャリアアドバイザーによるサポートを受けることができます。
世界中で数千万人が受検する適性診断も受けられるので、自分に合った企業が見つかりやすく転職定着率は93%を超えています。
また、マイナビジョブ20'sの取り扱い求人は70%が未経験OKの求人ですので、これまでの経歴に自信がないニートにはおすすめです。
ポイント
- 20代の就職定着率93.6%
- マイナビグループのノウハウを活用
- 数千万人が受検した適性診断を実施
運営会社 | 株式会社マイナビワークス 公式サイト:https://mynavi-job20s.jp/ |
---|---|
対応職種 | IT・通信系/機械/電気・電子/素材/経営企画/営業職/クリエイティブ |
取引社数 | 多数 |
内定獲得期間 | 平均2ヶ月 |
対応エリア 拠点 |
全国 拠点:東京/神奈川/大阪/兵庫/愛知 |
こんな人におすすめ
・マイナビグループのノウハウを活用したい人
・自己分析に役立つ適性診断を受けたい人
ハタラクティブ
ハタラクティブは、ニートなどの正社員経験が少ない20代向けの就職サポートを得意としている就職エージェントです。
大手人材会社レバレジーズが運営していることもあり、20代を中心とした未経験向けの求人数は業界トップクラスで多く、4,530件保有しています。
面接対策から履歴書・職務経歴書の添削など、内定獲得までニートの就職活動を徹底的にサポートしてくれるので、初めて就職活動をするニートにもおすすめです。
ポイント
- 求人の80%以上が正社員未経験でOK
- 大企業への内定率86.5%
- 40種類以上の職種と幅広い業界の求人あり
- 最短2週間で内定獲得
運営会社 | レバレジーズ株式会社 公式サイト:https://hataractive.jp/ |
---|---|
求人数 | 4,630件 |
対応職種 | 接客・販売/営業/ITエンジニア/製造エンジニア/その他 |
取引社数 | 非公開 |
内定獲得期間 | 最短2週間 |
対応エリア 拠点 |
首都圏/東海/関西/九州 拠点:渋谷/立川/池袋/秋葉原/さいたま/千葉/横浜/名古屋/大阪/神戸/福岡 |
2024年11月時点の求人数 |
こんな人におすすめ
・キャリアに自信がない20代ニート
・正社員になりたいフリーター、ニート、既卒、高卒
・首都圏や関西圏の求人を見つけたい人
キャリアスタート
キャリアスタートは設立以来既卒・ニートなど20代若手の就職支援を専門としてきた就職エージェントです。
10年以上に渡って20代を中心とした若手のサポートをしてきたキャリアコンサルタントによる模擬面接や独自ツールを用いた自己分析・適性検査によって内定率は86%、入社後定着率は92%を誇っています。
他にもキャリアスタートでは、1万人以上の転職支援から生まれた「転職成功BOOK」の配布や新型コロナウイルスの影響で内定取り消し・失業となった20代向けの支援サービスなど、既卒・フリーターの就職活動を多角的にサポートしてくれます。
ポイント
- マンツーマンによる徹底された選考対策
- 10年以上の支援から生まれた独自の自己分析を実施
- 「転職交流会」にて同じ境遇の方と交流可能
運営会社 | キャリアスタート株式会社 公式サイト:https://careerstart.co.jp/ |
---|---|
対応職種 | IT・Web/販売/人材/介護/管理/営業職/エンジニア |
取引社数 | 多数 |
内定獲得期間 | 最短2~3週間 |
対応エリア | 東京/神奈川/埼玉/千葉/大阪/愛知/福岡/北海道 |
こんな人におすすめ
・自分に向いてる仕事を見つけたい人
・新生活に向けた準備もサポートしてもらいたい人
・同じ境遇の仲間と繋がりたい人
求人サイト
求人サイトは誰でも利用できる就職・転職支援サービスです。職歴や学歴など経歴に自信がない30代以上のニートでも利用できます。
ニートにおすすめなのは、未経験歓迎の求人を多く取り扱っている大手求人サイトでリクナビNEXT ・dodaの2つです。
ただ、求人探しから応募管理、面接対策に至るまで全て1人で行わなければならないため、応募先企業の情報などの助言を受けながら就職活動することができません。
ニート向け就活サイトのさらに詳しい情報や、活用方法については以下の記事を参考にしてください。
ハローワーク
ハローワークは厚生労働省が運営する公共職業安定所で、零細企業や中小企業の求人票を数多く保有しています。
30歳をはじめとした30代のニートにとって、ハローワークは最もベーシックな就職手段といえます。
というのも、40代以上で職歴がない人でも受かるような求人の取り扱いが多いからです。
求職者の状況に合わせて正社員就職向けた支援プランを作成し、そのプランに沿った職業相談や求人紹介、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策までおこなってくれるのも大きな魅力です。
ただ受かりやすい求人が多い反面、ブラック企業の求人が多いのが難点です。
地域若者サポートステーション
地域若者サポートステーション(サポステ)は、15歳〜49歳までを対象にキャリア相談やコミュニケーション訓練などの就職相談に特化したサービスです。
就業に対する不安をはじめとした、相談窓口としての役割なので、求人紹介はありません。
サポステの実績としては、令和5年度の新規登録者数は約17,000人で、約7割の人がニートを脱出していることや、そのうち82.6%が1年未満で就職を決めていることなどが挙げられます。
ジョブカフェ
ジョブカフェは、都道府県が設置している就職支援サービスです。
就職関係のセミナーや職場体験、カウンセリング、職業相談、職業紹介、保護者向けセミナーも実施していますので、ニートやフリーターを長期間続けていて、まだ社会復帰する自信がない人でも気軽に相談できます。
現在は、日本全国で約46都道府県に設置されていて、ハローワークと併設しているジョブカフェもあります。基本的には県庁所在地にありますが、地域によってはサテライトという出張所を作り、都心部に住んでいない人でも、サービスを受けられるようにしています。
また、これまでに紹介した就職支援のさらに詳しい情報・使い方や過去に正社員経験があるニート向けの情報については、以下の記事にも目を通してください。
30歳ニートが就職を成功させるポイント
ここでは、30歳ニートが就職を成功させるために、心がけるべきことや事前に取り組んだ方がいいことを紹介します。
上記3つの方法について、次でそれぞれ詳しくお話していきますね。
まずはアルバイトや派遣から始める
これまで働いた経験に乏しいニートがいきなり正社員を目指すと、不安や抵抗があると思います。
それでだけでなく、いきなりフルタイム勤務になることで生活リズムが狂ったり、就職先の風土によっては責任の重さがプレッシャーとなり体調を崩すおそれもあります。
その点アルバイトや派遣であれば勤務時間を調整したり、雇用期間も短期から長期まであるため、正社員として就職するまでの訓練をすることができます。
雇用先によっては正社員登用制度を受けたり紹介予定派遣に応募できるところもあるので、そういったところも視野に入れながら求職しましょう。
以下の記事ではニートになったケース別にニートを脱却する方法を記しているので、ぜひ目を通してみてください。
就職しやすい業界や職種を調べる
ニートはスキルや経験で採用をもらうことができないので、未経験でも採用されやすい業界や職種を狙って応募することが重要です。
未経験でも採用されやすい業界というのは、人手不足の業界です。人手不足の業界や職種と、ご自身の希望や体力などのポテンシャルと照らし合わせながら調べましょう。
ニートにおすすめの業界や、あなたのタイプに合った職業について、以下の記事で紹介しています。
職業訓練を受ける
職業訓練とは、就職を視野に入れた資格取得や知識を身につけることを目指す制度です。
短いものでは数日間、長いものでは半年間の期間でカリキュラムが組まれます。
職業訓練はハローワークで求職登録をしていればテキスト代を除き交通費を含めて無償で利用でき、要件を満たせば受講給付金をもらいながら通うことができます。
職業訓練について詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
営業職を狙って応募する
1つ目の方法は、営業職を狙って応募することです。
営業職は未経験からでもチャレンジできる求人が多く、交渉力やスケジュール管理などの様々な仕事に活用できる基礎力を身につけることができます。
企業が未経験でも採用している理由としては、単純に成長している企業は営業職がいればいるだけ売り上げが伸びていくからなんです。
逆にそこで経験者を求めすぎてしまうと企業の成長スピードが鈍ってしまうため、積極的に未経験者も採用しているわけです。
末永
営業職の中では難易度が高いですがその分課題発見力や提案力など、どの業界・職種でも活かせるスキルが身に付きますよ。
以下の記事では、営業職についてさらに詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせてご覧になってみてくださいね。
エンジニアなどの専門スキルを磨く
2つ目の方法は、プログラミングなどの専門スキルを磨くことです。
UZUZカレッジでは通常受講料が22万円でしたが、エンジニアへ就職(転職)目的でサービスを利用される人限定で受講料が無料になるキャンペーンをおこなっています。学習からエンジニアとしての転職を見据える人は必見ですね。
またUZUZカレッジでは、言語別の求人数が最も多いjavaに絞って学習するため、短期間で就職までを見据えた内容になっています。
どうせ学習するならそのまま就職したい!独学じゃ挫折したし、プログラミングスクールは費用がかかるし…と思っている人は是非検討してみてください!
受講をすぐに決めなくても、UZUZカレッジのアドバイザーに無料カウンセリングで、今の状況や転職をする上での悩みなどを相談しても良いですよ。
有料のスクールであれば、エンジニアの中でも様々なコースがあるので、こちらのスクールの記事も読んで比較検討してみてください。
30歳ニートがブラック企業に入社しないポイント
30歳でニート・無職になってしまったけれど正社員として就職したいと思ったとき、ブラック企業だけは避けたいですよね。
そこでブラック企業に入社してしまわないために、ブラック企業の特徴を以下に挙げてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
- 職場で日常的に怒鳴り声が飛んでいる
- 残業が異常に多く、常態化している
- 給与が相場よりも異常に低い
- 世間的に非常識なルールや強要事項がある
ニートや無職になってしまった人の中には「自分にはブラック企業のような会社にしか入社できるところがないのでは…」と思い、働くことを諦めてしまう人も多いと思います。
ですが、きちんと求人を見極めることができれば、そんなことはないので安心して大丈夫ですよ。
また、ハローワークを利用する人も多く見られますが、ハローワークはホワイト企業だけではなくブラック企業の求人も含まれていますが、「相場よりも給与が異様に高い」「募集期間が長くて従業員数の割に求人が多い」などしっかりと見極めることでブラック企業の求人を避けることができます。
ハローワークを利用する際にブラック企業の求人を見極めるコツなどについて、以下の記事でさらに詳しく解説しています。ぜひこちらも合わせて参考にしてみてくださいね。
30歳ニートのまとめ
30歳ニートにまつわる情報を、以下の5つにまとめました。
- 30代のニートは34万人いて、30代全体のうち2.5%を占める
- 30歳ニートの就職は非常に難しく、就職率も20代と比べてかなり低い
- 30歳ニートの就職手段は5つあるが、ハローワークが無難
- 30歳は就職エージェント利用のラストチャンス
30歳のニートは一定数存在します。
ですが、就職エージェントの力を借りることができるのは、ニートの中でも30歳がラストチャンスです。
就職エージェントは、ご自身で求人を見極めなければならない求人サイトやブラック企業の求人が紛れている可能性があるハローワークと違い、あなたにとって働きやすい職場の選定を任せることができます。
ほかにも、エージェントは企業の採用担当者と連携しているので、選考情報や面接で評価されるポイントなどを聞き出して効率的に就職を成功させられます。
よって、これらの恩恵を受けられるラストチャンスである30歳のうちに、就職エージェントに相談してみることをおすすめします。
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おすすめポイント
- 既卒・早期離職経験のあるカウンセラーが同じ目線でアドバイス
- 平均20時間の丁寧なサポートで内定率UP!1年後の定着率は96.8%!
- IT業界・Web業界の求人を数多く保有
18〜20代未経験OKの求人数は業界トップクラス!
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※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります
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