ニートは職業訓練校に通うべき?おすすめの資格コースも紹介!

ニートは職業訓練校に行くべき?メリットとおすすめコースを解説

    ニートだけど職業訓練校に行くべきか、迷っていませんか。利用できる制度の違いやメリット・デメリット、月10万円の給付金がもらえる条件、目的別のおすすめコースまで、就職を成功させるコツとあわせて解説します。

末永雄大 この記事を書いた人

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現インディードリクルートパートナーズ)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
詳細プロフィールamazon
...続きを読む

ニートも職業訓練校に通える?知っておきたい2つの制度

職業訓練校は、長く働いていないニートでも通えます。ただ、利用できる制度は人によって変わってきます。

職業訓練には公共職業訓練と求職者支援訓練の2つがあり、ニートの多くは後者が中心です。まずはこの違いを押さえましょう。

公共職業訓練(離職者訓練)

公共職業訓練は、雇用保険(失業手当)を受け取っている離職者が主な対象です。受講料は基本無料で、テキスト代だけ自己負担になります。

前の会社を辞めて失業手当をもらっている人なら、訓練を受けている間も手当が延長される場合があります。

ただ、長く働いていなかったニートは、失業手当を受け取る資格がないことも多いです。その場合は、次の求職者支援訓練が選択肢になります。

求職者支援訓練(ニートはこちらが中心)

求職者支援訓練は、失業手当を受け取っていない人向けの制度です。ニートやフリーター、自営業を廃業した人などが対象になります。

職歴がほとんどない人でも申し込めるのが特徴です。受講料は無料で、パソコンや介護、Webなど幅広い分野のコースがそろっています。

一定の条件を満たせば、訓練を受けながら毎月給付金を受け取れる仕組みもあります。失業手当の対象にならないニートにとって、現実的な入り口になります。

ハローワークでの職業訓練の申し込みや給付金の流れは、こちらの記事でも解説しています。

ニートが職業訓練を受けるメリット・デメリット

職業訓練には、生活を立て直しながらスキルを身につけられる良さがあります。

一方で、通えば必ず就職できるわけではありません。判断材料として、メリットとデメリットを整理します。

職業訓練を受けるメリット

ニートが職業訓練を受ける一番のメリットは、無料で実践的なスキルや資格を身につけられることです。

  • 受講料が無料でスキルや資格を学べる
  • 条件を満たせば月10万円の給付金を受け取れる
  • 朝から通うので生活リズムが整う
  • 同じ目標を持つ仲間ができる
  • 訓練期間は履歴書の空白を埋められる

長く家にこもると生活リズムが崩れ、就職活動そのものが進めにくくなります。決まった時間に通う習慣がつくだけでも、面接に向けた準備の土台ができます。

仲間と励まし合える環境も、1人で就活する不安をやわらげてくれます。

職業訓練を受けるデメリット

一方で、職業訓練を修了しても就職が保証されるわけではありません。ここを誤解すると、遠回りになってしまうことがあります。

  • 修了しても就職できるとは限らない
  • 申し込みから受講開始まで時間がかかる
  • 選考(面接)で落ちることもある
  • 訓練期間中は就職が後ろ倒しになる

厚生労働省の令和6年度求職者支援訓練の実施状況によると、職業訓練を受けてから3ヶ月以内に就職できた人は約60%となっています。職業訓練が100%就職を保証するものではないことが分かります。

また、職業訓練は申し込んでもすぐ始まるわけではなく、選考や開講時期の関係で1ヶ月以上待つこともあります。

その間に就職できる力がある人には、訓練に通う数ヶ月がかえって遠回りになる場合もあります。自分に本当に必要かを見極めることが大切です。

なお、職業訓練を修了した後の就職先ですが、基本的には自分で探すことになります。ハローワークから求人を紹介してもらうことも可能ですが、ブラック企業の求人が多いです。

「どこでも良いから」と就職先を決めてしまうと、早期離職に繋がる可能性があるため注意が必要です。

一人で求人を探したり就職活動をおこなうのが不安な人は、ニートの就職支援に特化した就職エージェントの利用がおすすめですよ。

受講中の生活費は?職業訓練受講給付金(月10万円)の条件

職業訓練を受けている間の生活費が不安な人も多いと思います。

求職者支援訓練では、一定の条件を満たすと職業訓練受講給付金として月10万円が支給されます。あわせて通所手当も上限月42,500円まで受け取れます。

厚生労働省の求職者支援制度によると、主な支給条件は次の通りです。

  • 本人の収入が月8万円以下
  • 世帯全体の収入が月30万円以下
  • 世帯全体の金融資産が300万円以下
  • 原則として訓練の全日に出席している(やむを得ない場合も8割以上)

実家暮らしの場合は、世帯収入に家族の収入も含まれる点に注意が必要です。家族の収入が基準を超えると、給付金は受け取れません。

その場合でも受講料は無料なので、給付金なしで通う選択肢は残ります。条件に当てはまるか不安な人は、申し込み前にハローワークで確認しておくと安心です。

【目的別】ニートにおすすめの職業訓練コース

職業訓練には多くのコースがありますが、就職につなげやすいのは需要の高い分野です。

やみくもに資格を取るより、どんな仕事に就きたいかを先に決めてからコースを選ぶと失敗しません。狙い目になる3つの分野を紹介します。

事務・経理系(簿記・MOS)

事務職を目指すなら、簿記や経理を学べるコースがおすすめです。職業訓練を通じて日商簿記やMOS(マイクロソフトのオフィス資格)を取得できます。

事務や経理の仕事はどの会社にも必要とされ、求人が安定しています。とくに経理は経験者が求められやすい職種です。

未経験から簿記2級まで取っておくと、派遣などで実務を積んだあとに正社員も目指しやすくなります。パソコンが苦手でも基礎から学べます。

ニートにおすすめの資格は、こちらの記事でも紹介しています。

IT・Web系(プログラミング・Webデザイン)

手に職をつけて長く働きたいなら、IT・Web系のコースも選択肢になります。プログラミングやWebデザインを基礎から学べ、未経験者向けに設計されたものが多いです。

IT業界は人材不足が続いており、未経験でも採用されるチャンスがあります。学んだ内容を作品としてまとめておくと、面接でアピールしやすくなります。

ただ、訓練だけで即戦力になるのは難しいため、就職後も学び続ける姿勢が求められる分野です。

介護・医療系

早く就職したい人には、介護・医療系のコースが向いています。介護職員初任者研修などの資格を取得でき、修了後すぐ働き始めやすいのが強みです。

介護業界は人手不足が深刻で、未経験やニート期間がある人でも採用されやすい傾向があります。

体力的な負担はありますが、資格があれば全国どこでも働ける安定感があります。人と接する仕事にやりがいを感じる人に向いています。

職業訓練校に行ったほうが良いニート・行かないほうが良いニート

職業訓練は、誰にとっても正解というわけではありません。

自分の状況によっては、すぐ就職活動を始めたほうが早く正社員になれることもあります。タイプ別に向き不向きを整理しました。

職業訓練校に行ったほうが良い人

職業訓練が向いているのは、就職に向けた土台づくりから必要な人です。次のような状況に当てはまる人は、通う価値があります。

  • 昼夜逆転など生活リズムが崩れている人
  • 職歴や資格がなく、アピールできる武器がない人
  • 特定の分野で手に職をつけたい人

長くニートだった人ほど、いきなり毎日働くハードルは高く感じます。職業訓練に通えば、生活リズムを整えながら就職への助走をつけられます。

学べる内容と行きたい仕事の方向性が合っていれば、訓練で得たスキルがそのまま就職活動の強みになります。

末永雄大
すべらないキャリアエージェント代表 末永雄大

採用で評価されるのは資格そのものより、動いて得た経験です。

資格集めを目的にせず、就きたい仕事から逆算してコースを選んでください。

職業訓練校に行かないほうが良い人

逆に、すぐ就職を目指せる人は、無理に職業訓練を受ける必要はありません。とくに次のような人は、訓練がかえって遠回りになりやすいです。

  • 29歳以下で、既卒3年以内の人
  • すでに就きたい仕事が決まっている人
  • できるだけ早く働き始めたい人

20代で既卒3年以内なら、未経験でもポテンシャルを見込んで採用される可能性が十分にあります。

職業訓練は最低でも3〜6ヶ月かかるため、その期間に就職できる力がある人には時間のロスになりかねません。

資格は就職してから取ることもできるので、まずは就職活動を優先するほうが効率的です。

ニートが何歳まで就職を目指せるかは、こちらの記事で詳しく解説しています。

職業訓練だけで就職できるとは限らない|就職エージェントの併用がおすすめ

ここまで見てきた通り、職業訓練を修了しても就職が保証されるわけではありません。スキルを身につけたあと、それを内定につなげる就職活動は別に必要です。

実際に、ニートやフリーターの就職支援に特化したエージェントを併用すると、内定率を上げやすくなります。

就職エージェントは、希望を聞いた上でマッチしやすい求人を紹介し、面接対策や書類添削まで無料でサポートしてくれます

1人で就活するより、自分に合った企業を見つけやすくなります。ニートからの就職に強い3社を紹介します。

ニートが使うべき就職支援サービスは、こちらでも詳しくまとめています。

UZUZ(ウズキャリ)

UZUZは、20代の既卒や第二新卒、フリーターのサポートに特化した就職エージェントです。とくにIT・Web業界の営業職やエンジニア職の求人が多いです。

書類選考の通過率や入社後の定着率が高い実績を公表しており、1人あたりのサポートが丁寧と評判です。

職業訓練でITやWebを学んだ人なら、学んだ内容を活かせる求人を紹介してもらいやすくなります。

UZUZ

多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス

※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。

UZUZ

おすすめポイント

  1. 既卒・早期離職経験のあるカウンセラーが同じ目線でアドバイス
  2. 平均20時間の丁寧なサポートで内定率UP!1年後の定着率は96.8%!
  3. IT業界・Web業界の求人を数多く保有
※登録後、キャリアアドバイザーが電話にてご状況をヒアリングさせて頂きます

UZUZに
相談する

ハタラクティブ

ハタラクティブは、正社員経験がない、または少ない20代のサポートを得意とするエージェントです。未経験を歓迎する求人を多く扱っています。

職歴に自信がないニートでも応募できる求人が見つかります。学歴や経歴よりポテンシャルを重視する企業を紹介してくれます。

はじめての正社員就職を目指す人の心強い味方になります。面接が不安な人ほど、対策サポートを活用する価値があります。

ハタラクティブ

18〜20代未経験OKの求人数は業界トップクラス!
人材業界で多数サービスを展開するレバレジーズが運営!若手向け就活支援サービス

※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります

ハタラクティブ

おすすめポイント

  1. 経歴よりも人柄を重視して積極採用する企業を紹介!
  2. 20代未経験の方向けの求人3000件以上
  3. ハタラクティブ独自の自分発見カウンセリングが無料で受けられる!

ハタラクティブに
相談する

ジェイック

ジェイックは、既卒や第二新卒、フリーター向けに就職支援を行うエージェントです。無料の研修を受けてから、企業との面接に進める仕組みが特徴です。

ビジネスマナーや面接の受け答えを基礎から教えてもらえるので、何から始めればいいか分からない人でも安心して進められます。

営業職を中心に、未経験から正社員を目指せる求人がそろっています。

ジェイック

第二新卒・既卒・フリーター・高卒に特化した就職支援サービスとしては老舗。
研修やアフターフォローを通じて同じ境遇で頑張る仲間に出会える

ジェイック

おすすめポイント

  1. ノウハウが詰まったオリジナルのスキルアップ研修が無料で受講可能!
  2. 転職決定後も1年間のアフターフォロー付き。転職先での定着・活躍までサポートしてもらえる

ジェイックに
相談する

ニートから正社員になる具体的な方法は、こちらの記事でも紹介しています。

ニートの職業訓練・就職に関するよくある質問

最後に、ニートの職業訓練や就職についてよくある質問にまとめて答えます。

職業訓練に通っていた期間は履歴書に書けますか?

書けます。職業訓練の受講歴は学歴・職歴欄に記載でき、就職に向けて努力した期間として面接で説明できます。空白期間を埋める材料になります。

ニートでも職業訓練の選考に通りますか?

通ります。選考では就労意欲や訓練を続ける意思が見られます。志望理由と修了後の働き方を具体的に話せれば、職歴がなくても通過を狙えます。

履歴書の書き方に自信がありません。

職歴が少なくても、自己PRや志望動機で意欲を伝えれば問題ありません。書き方のテンプレートを参考にしながら、エージェントに添削してもらうのが近道です。

面接のマナーが不安です。

入退室やあいさつなど基本を押さえれば大きな失敗は防げます。事前に流れを確認し、声に出して練習しておくと本番で落ち着いて臨めます。

まとめ

ニートが職業訓練校に行くべきかは、自分の状況で変わります。

失業手当のないニートは求職者支援訓練が中心になり、条件を満たせば月10万円の給付金を受け取りながら、無料でスキルや資格を学べます

生活リズムから立て直したい人には、心強い選択肢になります。一方で、29歳以下で既卒3年以内など、すぐ就職を目指せる人は訓練が遠回りになることもあります。

大切なのは、就きたい仕事から逆算して進め方を選ぶことです。

職業訓練で力をつけたあとは、ニートの就職に強いエージェントを併用すると、内定までの道のりがぐっと近づきます。

まずは自分がどちらのタイプか見極めることから始めてみてください。

既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント

未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。

UZUZ

多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス

※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。

UZUZ

おすすめポイント

  1. 既卒・早期離職経験のあるカウンセラーが同じ目線でアドバイス
  2. 平均20時間の丁寧なサポートで内定率UP!1年後の定着率は96.8%!
  3. IT業界・Web業界の求人を数多く保有
※登録後、キャリアアドバイザーが電話にてご状況をヒアリングさせて頂きます

UZUZに
相談する

ハタラクティブ

18〜20代未経験OKの求人数は業界トップクラス!
人材業界で多数サービスを展開するレバレジーズが運営!若手向け転職支援サービス

※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります

ハタラクティブ

おすすめポイント

  1. 経歴よりも人柄を重視して積極採用する企業を紹介!
  2. 20代未経験の方向けの求人3000件以上
  3. ハタラクティブ独自の自分発見カウンセリングが無料で受けられる!

ハタラクティブに
相談する

マイナビジョブ20's

20代・第二新卒・既卒の支援実績26万人以上!
新卒支援実績No.1のマイナビによる若手向け転職エージェント!

マイナビジョブ20's

おすすめポイント

  1. 全求人が20代対象で未経験OKの求人が70%以上!
  2. 転職後の定着率93.6%!
  3. 新卒支援実績No.1のマイナビのノウハウを活用!

マイナビジョブ20'sに
相談する

line

line

人気の転職エージェント