2019.07.24

派遣から正社員になる!転職のプロが成功させる方法を伝授!

この記事を書いた人

アクシス株式会社 代表取締役

末永雄大

Suenaga Yuta

Profile 新卒でリクルートキャリア入社。その後、サイバーエージェントにて集客支援を行う。
2012年転職エージェントとしてアクシス株式会社を設立。
Yahoo!ニュース(個人)・オールアバウトガイドなどのメディアに転職のプロとして記事を寄稿している

会社という組織に縛られることなく、また正社員としての責任からも解放される派遣という働き方を選ぶ人もいますよね。

でも、一定の年齢以上になると、「安定した雇用」「将来のことが不安」といった悩みから正社員になることを考える人は多いです。

今回は、派遣から正社員になる方法について分かりやすく説明していきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

派遣でも正社員になれる!

派遣社員から正社員になることは、ズバリ可能です。

業種や職種によって異なりますが、現在のキャリアや保有するスキルが活かせる仕事を選ぶのが1番最適です。

今まで経験が活かせるため、未経験業界や職種よりも転職に成功しやすいからです。

派遣から正社員になる4つの方法

派遣から正社員になれて喜んでいる男性

では、派遣から正社員になる方法を具体的に4つご紹介します。

4つのパターンの中から自分に合った選択肢を選んでみてください。

1.今の職場で正社員を目指す

今の職場が良い環境で、ぜひ派遣先で正社員になりたいと思った場合、まずは派遣先で派遣社員から正社員に登用された人がいたか調べてみましょう。

会社によっては、派遣社員や契約社員などが応募できる正社員登用制度を設けている場合があるからです。

正社員登用制度を使って正社員を目指す場合、年齢制限などの条件があることが多いです。

また、通常の中途採用として採用試験を受けることが一般的なので、制度の内容はしっかりと確認するようにしましょう。

ちなみに、人材派遣会社の派遣期間内に契約を打ち切って、派遣先の正社員になることは派遣元から契約違反を問われることがあるため、注意が必要です。

正社員登用制度がない会社でも正社員になることは可能ですが、過去に派遣社員から正社員になった実績がないとハードルはかなり高くなります。

なぜなら派遣社員を正社員にするのは、企業の経営判断に関わることなので、簡単に変えることができないからです。

2.紹介予定派遣を使う

紹介予定派遣は、派遣先の企業で正社員登用することを前提で派遣する仕組みです。

最長6ヶ月の間に、それぞれが雇用すべきなのか・働き続けるべきなのかを判断し、労働条件など双方の合意があって正社員として登用されます。

特徴的なのは、正社員として入社する際の労働条件の交渉を派遣会社に任せることができる点です。

紹介予定派遣で正社員を目指す場合、業務を行うスキルだけでなくコミュニケーション力や責任感などもしっかりチェックされるのを忘れないようにしてください。

3.派遣会社の社員になる

派遣先での評価が高い人材であれば、派遣元の会社でコーディネーターや営業として正社員へ登用される場合もあります。

この場合、実際に派遣として働いていたので、そのときの経験を活かしたアドバイスや営業ができそうですね。

評価が高く、優秀な人材なら自分の会社で働いて欲しいと思うのは自然なことです。

また派遣社員の種類でも説明しましたが、人材派遣会社の正社員でありながら、別の会社に派遣されて働くという働き方もあります。

とくに「特定派遣」なら、派遣先で契約を打ち切られても、雇用元から給料が支給されるので安心です。

4.転職活動をして正社員を目指す

ぶっちゃけ、正社員を目指すのであれば一から転職活動をするのが良いと考えています。

現時点で関わりのある会社で正社員を目指す場合、派遣先の会社や派遣会社に選択肢が限定されてしまいますよね。

一方、一から転職活動をすれば選択肢が広がりますし、未来を見据えて前向きにキャリア形成していくことができます。

業界・職種も一から選ぶことができるので、自分の将来を見つめ直す機会にもなるでしょう。

派遣から正社員の面接で聞かれる質問

派遣から正社員になるために面接対策をしている女性

派遣社員から正社員を目指すのであれば、会社の面接を受けることが必須になりますよね。

正社員が転職するときと比べると、面接で見られるポイントが異なります。

このトピックでは、面接でよく聞かれる4つの質問と回答のポイントをご紹介します。

質問1:なぜ派遣社員という働き方を選んだのか

様々な働き方がある中で「なぜ派遣社員という働き方を選んだのか」という質問はよくされます。

この質問を通して、面接官は「仕事に対する考え方・価値観」を見ます。

それを踏まえ、自分がなぜ派遣社員という働き方を一時的に選んだのか説明するようにしましょう。

ただ、「希望して派遣社員になったわけではない」といったネガティブな方法へ話を展開しないように注意が必要です。

たとえ、成り行きで派遣社員になったとしても、「この環境を活かして、自分をどう成長させようとしたのか」など、ポジティブな内容に話を展開させるようにしましょう。

質問2:派遣社員を通じてどのようなスキルを身に付けたのか

この質問は

  • なぜ、弊社を選んだのか
  • 弊社でどのような活躍ができるのか
を確認するために質問されます。

派遣社員でもリーダー的な役割を任されることはあるので、自分が選んだ働き方で身に付けたスキルを積極的にアピールするようにしましょう。

アピールできるスキルが思い浮かばない場合は、今の派遣先でおこなっている業務からアピールできる部分を探すようにしてみてください。

質問3:困難な状況にどのように対処するか

この質問では、「採用後、会社に定着する人材」かを確認するために聞かれることが多いです。

派遣社員は正社員と働き方が変わってくるので、そのギャップですぐに辞めてしまうこともあります。

簡単に諦めない姿勢をアピールするために、過去の経験から具体的な内容を準備しましょう。

定着の部分でいうと、転勤の可否や5年〜10年後のキャリアビジョンも併せて確認されます。

事前に家族で転勤や勤務時間についての話をし、同意を取り付けておくとスムーズです。

質問4:なぜ正社員として働きたいのか

この質問も「長く働いてくれる人材なのか」を確認するために質問されます。

たとえば、子供が成長して、手がかからなくなったのをきっかけに、正社員として責任ある立場で自分のスキルを高めたいといったポジティブな説明をするのがポイントです。

また、自分が会社との関わりの中でどのように成長し、キャリアを築いていきたいのかも考えるようにしてください。

ちなみに面接でよくある失敗は、事前に準備した回答にこだわるあまり、質問と回答がかみ合わないことがあります。

対策をすることは良いことですが、丸暗記した回答がよくあるものだった場合、面接官はどこまでが本当の話なのか分からなくなり、不採用になる確率が上がります。

どこにでもあるような模範回答ではなく、自分自身の言葉で「どのような働き方をしたい」のかを話すことが何よりも大事です。

厳しいことを言いますが、あなたが正社員として転職する場合、競争相手はこれまで正社員としてバリバリ働いてきた人たちになります。

その上、面接では「これまで派遣だったのに何で正社員になりたいの?」と厳しい質問を必ずされるので、派遣から正社員を目指す方は大きなハンデを抱えていると言えます。

そのようなハンデの差を埋めるためにも、転職エージェントの自己分析や面接対策のサービスをフルに活用することをオススメします。

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派遣から正社員を目指す際の履歴書・職務経歴書の書き方

派遣から正社員を目指す際は、面接対策だけなく履歴書・職務経歴書もしっかり作り込むことが重要です。

履歴書・職務経歴書を作る際は、以下のようなポイントを意識してください。

履歴書の書き方

派遣社員から正社員を目指す際、履歴書では以下の3つのポイントを意識しましょう。

履歴書のポイント

  1. 登録だけを記載し経験社数は細かく書かない
  2. 志望動機は企業と接点を持たせる
  3. 自己PRはどのように業務に取り組んできたのかを書く

特に気をつけたいのが、職歴欄で経験社数を細かく書きすぎないことです。

過去働いた全ての会社を書いてしまうと「転職回数が多い人」といった印象を与えてしまいますよね。

ですので、派遣の登録のみを記載して、「主に3社で勤務」と書き加える程度にするのが良いです。

転職の履歴書はどう書く?書類選考で落ちないための完全マニュアル!
【フリーター向け】企業への履歴書はラブレターのように書くべし!

職務経歴書の書き方

続いて職務経歴書の書き方ですが、以下の5つのポイントを意識しましょう。

職務経歴書のポイント

  1. 具体的に書く
  2. 定量的に書く
  3. 相対的に書く
  4. 求められるスキル・経験に合わせて書く
  5. 成果でストーリーを伝える

簡潔にまとめると、会社が求める人物像を把握して、自分のことを分かりやすく魅力的に伝えるのが重要だと言うことです。

職務経歴書の書き方の詳細を以下の記事でまとめていますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

人事の目に留まる転職の職務経歴書の書き方完全ガイド

派遣社員と正社員の違い

ここまで「派遣から正社員になる方法」について具体的に紹介してきました。

「派遣社員として働き続ける未来」と「正社員として働いていく未来」のどちらが幸せになれるのかを考えておく必要がありますよね。

ということで、ここからは「派遣社員と正社員の違い」について理解を深めていきましょう。

派遣社員と正社員の大きな違いは、雇用主があげられます。

正社員の場合は企業から直接雇用されて働くのですが、派遣社員の場合は人材派遣会社が雇用主となります。

そして人材派遣会社から人手の足りない企業へ派遣されるのです。

正社員と派遣社員は雇用主が違うので、待遇面でも以下のような違いが出てきます。

派遣社員 正社員
雇用主 人材派遣会社 勤務している会社
雇用期間 あり なし
福利厚生 人材派遣会社の福利厚生が利用可能 勤務している会社の福利厚生が利用可能
賞与 基本的に賞与と退職金なし ボーナスが別途支給されることもある 会社の評価制度による
副業 可能 会社の規定による

派遣社員には3種類ある

派遣社員といっても、大きく3種類に分かれます。

  1. 登録型派遣
  2. 常用型派遣
  3. 紹介予定派遣

この中から正社員になれるのは、常用型派遣紹介予定派遣です。

それぞれがどういう派遣なのか、以下で詳しく説明していきますね。

1.登録型派遣

一般的に認識されている派遣社員は、登録型派遣であることがほとんどです。

人材派遣会社に登録し、そこから人手の必要な企業へ派遣されます。

契約で決められた業務のみを担当し、働いた期間だけ給料が発生します。

2.常用型派遣

常用型派遣は別名「特定派遣」とも呼ばれています。

人材派遣会社に登録するのではなく、人材派遣会社に契約社員や正社員として入社し、そこから企業へ派遣をされる形です。

人材派遣会社に登録するのか、入社するのかの違いがありますが、1番の違いは「派遣されていない期間」でも給料が出ることです。

また、人材派遣会社に社員として入社をしているので、登録型派遣よりも雇用が安定しているのも特徴ですね。

3.紹介予定派遣

派遣先の企業で正社員登用することを前提に派遣をするのが、紹介予定派遣です。

派遣期間は最大で6ヶ月間で、その間にお互いに「ここで働きたいのか」「この人を雇いたいのか」を判断し、双方の合意があれば社員として直接雇用されます。

派遣から正社員になるメリット・デメリット

派遣社員から正社員になる最大のメリットは「安定性」です。

雇用期間が決まっている派遣社員と異なり、正社員は会社が倒産しない限り、原則として定年まで働くことができます。

派遣から正社員になるメリット・デメリットを4つご紹介していきますね。

1.生涯年収が高くなる

派遣から正社員になることで、生涯年収が高くなるのは大きなメリットです。

時給ベースだと派遣の方が高いことがあるため、正社員になると給料が下がってしまうと心配する人が多いですが、生涯年収で考えると正社員の方が高いです。

正社員は勤続年数・スキルによって昇給するので、長く働き続けるなら正社員になる方が収入が増えます。

また、GWのような長期休暇や年末年始があってもしっかり給料が支払われるため、生活も安定しますよね。

2.責任が重くなる

正社員になることで、一定の責任を求められるようになります。

任せられる仕事が増えることが多いので、正社員になりたいのであれば一定の覚悟を持っておく方が良いですね。

3.残業・休日出勤を求められる企業もある

正社員は責任が求められるだけに、業務が多忙な時期は休みを取れないこともあります。

また、急ぎの業務がある場合は、休日出勤を求められるケースもあります。

残業や休日出勤が全くない会社は少ないので、ある程度は覚悟しておくのが良いでしょう。

3.転勤する可能性がある

業界や会社によっては、転勤や部署異動が発生したりすることがあります。

自分の希望しない配属や転勤があっても、正社員は会社の判断に従わなければならない場合が多いです。

派遣から正社員になるべき人の特徴

派遣から正社員になった4人組

派遣社員と正社員では、給与や責任の違いなどそれぞれ違った特徴があります。

メリットだけを見れば確かに正社員は魅力的に思えるかもしれませんが、必ずしも正社員がいいというわけではありません。

一人一人のライフワークバランス、プライベートの過ごし方、家庭の事情などによっては、正社員ではなく派遣のほうが働きやすいということもあるのです。

そこで、正社員になったほうがいい人と派遣社員のままがいい人の特徴をまとめてみました。

1.正社員になったほうがいい人

正社員は収入や福利厚生が充実しています。

また、社会的信用度もあるため、クレジットカードや住宅ローンなどの審査が通りやすいメリットがあります。

一方で、仕事に対する責任が増え、成果が求められるようになります。

仕事のために残業や休日に出勤する必要もあるので、対応できる覚悟が必要です。

  • 安定して働きたい
  • 責任感のある仕事がしたい
  • キャリアアップしたい
  • 収入を増やしたい
  • 社会的信用度を上げたい
  • 急な転勤や休日出勤にも対応できる

2.派遣社員のままがいい人

趣味や家族との時間を大切にしたい人は、派遣社員のままのほうが良いでしょう。

また、女性の場合ですが、結婚や出産をして、そのまま家庭に入りたいと考えている人は、決められた期間だけ働けば良い派遣社員が向いています。

  • 決められた1つの仕事に専念したい
  • 決められた期間だけ働きたい
  • 専門的なスキルを高めたい
  • ライフワークバランスを大切にしたい
  • 女性の場合、結婚や出産の予定がある

このように、正社員になることだけが正解とは限りません。

後悔のないように、あなたの将来の目標・ライフプランに合わせた選択をしてください。

「派遣から正社員を目指したい!」という方は、転職エージェントなどの転職支援サービスの利用も検討してはいかがでしょうか?

転職エージェントに使われるな、使え。〜成功のための3つのテクニック〜

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