派遣から正社員になる!転職のプロが成功させる方法を伝授!

    会社という組織に縛られることなく、また正社員としての責任からも解放される派遣という働き方を選ぶ人もいますよね。

    でも、一定の年齢以上になると、「安定した雇用」「将来のことが不安」といった悩みから正社員になることを考える人は多いです。

    今回は、派遣から正社員になる方法について分かりやすく説明していきます。

    ぜひ、参考にしてみてください。

この記事を書いた人
末永 雄大
アクシス代表取締役社長。リクルートキャリアで様々な企業の採用支援を経験、MVP6回受賞。転職エージェントや有料転職相談サービス「マジキャリ」など複数サービスを展開。Youtubeの総再生数は200万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」

派遣から正社員になることで変わること

派遣社員から正社員になると、労働環境などに違いが出てきます。また派遣社員でいることのメリットも失われてしまう可能性もあります。

以下から派遣社員から正社員になることのメリットとデメリットを紹介していくので、正社員になるべきかの判断材料にしてください。

正社員になることのデメリット

正社員になることで以下のようなデメリットが発生する場合があります。

ぞれぞれ詳しく解説していきます。

会社に合わせた生活になる

派遣から正社員になると、勤務時間は会社の規定に合わせることになります。派遣では勤務時間や残業時間などある程度の希望を通せる場合もありますが、正社員では会社のルールに従って働きます。

今までの勤務時間で働いていきたいなら、正社員になる際も今までの時間で働けないか交渉する必要があります。交渉したからといって、必ず条件を受け入れてくれるとは限りません。

正社員として働くなら、労働時間など自分が働いていける環境なのかも考えなくてはいけませんよ。

簡単に辞めにくい

仕事を辞めたくなったら契約を更新しなければ辞められる派遣と比べ、正社員は契約期間が定められていないため、派遣と比べると退職しにくいです。

正社員として働きだしてから、ワークライフバランスなどに不満を持ち退職したいと思っても簡単には退職できないのも正社員のデメリットといえます。

転勤がある企業の場合勤務地が変わることがある

正社員として勤務し始めた企業が転勤がある場合、転勤によって勤務地が変わる可能性があります。

元から派遣として働いていたなら、ある程度職場が変わることに慣れている人もいますが、転勤では地方に職場が変わることもあります。

正社員になり安定した給与で持ち家を持ちたいや子供がいる人などは、正社員として働こうか迷っている企業に転勤があるかどうかをしっかりと調べてください。

もし転勤があるなら、自分のやりたい事や家族の事情などを考慮し本当に正社員として働くかどうかを考えてみましょう。

派遣よりも給与が悪くなる可能性がある

正社員になったからといって給与が上がるとは限りません。むしろ交通費などは支給される代わりに基本給が下がることもあります。

派遣と比べると正社員は交通費の支給や家賃補助など、福利厚生の面で充実していることが多いですが給与に関しては正直企業次第で変わります。

企業によってはボーナスや退職金が出ないこともある

正社員になることにより、ボーナスや退職金を期待している人も多いかと思いますが、企業によってはボーナスや退職金が支給されないこともあります。

正社員として働こうか悩んでいるなら、求人やコーポレートサイトなどを確認し、ボーナスや退職金が支払われるかどうかを確認しておきましょう。とくにベンチャー企業の場合はボーナスや退職金が支払われないことが多いので注意してください。

正社員になることのメリット

正社員になるデメリットを紹介してきましたが、正社員には以下のようなメリットもあります。

給料や雇用などが安定している

正社員のメリットとして、給与や雇用の安定が挙げられます。派遣から正社員を目指す人の多くは、この安定感を求めている人が多いかと思います。

また派遣と違い正社員だと雇用期間に制限もなく、同じ企業で安定して仕事をできるというメリットもあります。

ただし仮に派遣先から直接雇用の打診があったとしても、直接雇用では契約社員やアルバイトも含まれています。

派遣先から直接雇用の打診があったとしても、まずは雇用形態が正社員かどうかを確認しておきましょう。

福利厚生などの待遇が良くなる

正社員になれば派遣社員よりも福利厚生が充実していることが多いです。家賃補助や育児休暇などの手当も受け取れる可能性があります。

とはいえ福利厚生は企業ごとに導入しているものが違います。自分が求める福利厚生があるのかどうか、正社員として働く前に企業の求人やコーポレートサイトなどで確認しておきましょう。

責任ある仕事を任される

正社員になるとより責任ある仕事を任されるようになる可能性があります。派遣社員の多くは決まった仕事内容のみを派遣会社と契約していることが多く、契約外の業務は任されません。

正社員になると今まで携わってきた業務以外の仕事を任される可能性があり、自分自身のキャリアや視野が広がるかもしれませんね。

昇格や昇進できる

正社員になり働いていけば、そのうち役職がついたりと昇格できる可能性があります。

昇格の基準は企業により年功序列なのか業務評価での昇格かが変わってきます。自分が求めているのはどっちの評価制度なのかをよく考え、正社員になる企業を選ぶと良いです。

派遣から正社員になる方法

では、派遣から正社員になる方法を具体的に4つ紹介します。

4つのパターンの中から自分に合った選択肢を選んでみてください。

今の職場で正社員を目指す

今の職場が良い環境で、ぜひ派遣先で正社員になりたいと思った場合、まずは派遣先で派遣社員から正社員に登用された人がいたか調べてみましょう。会社によっては、派遣社員や契約社員などが応募できる正社員登用制度を設けている場合があるからです。

正社員登用制度を使って正社員を目指す場合、年齢制限などの条件があることが多いです。また、通常の中途採用として採用試験を受けることが一般的なので、制度の内容はしっかりと確認するようにしましょう。

ちなみに、人材派遣会社の派遣期間内に契約を打ち切って、派遣先の正社員になることは派遣元から契約違反を問われることがあるため、注意が必要です。

正社員登用制度がない会社でも正社員になることは可能ですが、過去に派遣社員から正社員になった実績がないとハードルはかなり高くなります。

なぜなら派遣社員を正社員にするのは、企業の経営判断に関わることなので、簡単に変えることができないからです。

紹介予定派遣を使う

紹介予定派遣は、派遣先の企業で正社員登用することを前提で派遣する仕組みです。

最長6ヶ月の間に、それぞれが雇用すべきなのか・働き続けるべきなのかを判断し、労働条件など双方の合意があって正社員として登用されます。

特徴的なのは、正社員として入社する際の労働条件の交渉を派遣会社に任せることができる点です。

紹介予定派遣で正社員を目指す場合、業務をおこなうスキルだけでなくコミュニケーション力や責任感などもしっかりチェックされるのを忘れないようにしてください。

派遣会社の社員になる

派遣先での評価が高い人材であれば、派遣元の会社でコーディネーターや営業として正社員へ登用される場合もあります。この場合、実際に派遣として働いていたので、そのときの経験を活かしたアドバイスや営業ができそうですね。

評価が高く、優秀な人材なら自分の会社で働いて欲しいと思うのは自然なことです。

また派遣社員の種類でも説明しましたが、人材派遣会社の正社員でありながら、別の会社に派遣されて働くという働き方もあります。

とくに「特定派遣」なら、派遣先で契約を打ち切られても、雇用元から給料が支給されるので安心です。

転職活動をして正社員を目指す

ぶっちゃけ、正社員を目指すのであれば1から転職活動をするのが良いと考えています。

現時点で関わりのある会社で正社員を目指す場合、派遣先の会社や派遣会社に選択肢が限定されてしまいますよね。

一方、1から転職活動をすれば選択肢が広がりますし、未来を見据えて前向きにキャリア形成していくことができます。

業界・職種も1から選ぶことができるので、自分の将来を見つめ直す機会にもなるでしょう。

派遣から正社員になりやすい人の特徴

派遣から正社員になりやすい人の特徴としては、5点があげられます。

年齢が若い

20代など若い年齢であれば、実務スキルよりもポテンシャルで評価される可能性があり、派遣から正社員になれるチャンスがあります。

また業務の吸収力や素直さという面でも評価されることもあります。

即戦力である

30代など年齢が高くなってくると、スキルが重要視されます。ポテンシャルで採用される20代とは違い、30代になると企業は中途者に即戦力であるかどうかを求めているためです。

自分で自信のあるスキルや、企業から求められるスキルを身につけている人は30代になっても派遣から正社員として採用される可能性が高まります。

適応能力が高い

派遣から正社員になりやすい人の特徴として、適応能力が高い人があげられます。

理由として正社員は同じ業務をこなし続ける派遣と違い、未経験分野などマルチに業務をこなしていく必要があるためです。

マルチに業務をこなしていくためには適応能力が必要になってくるため、適応能力が高ければ高いほど企業から評価されやすくなってきます。

コミュニケーションが取れる

コミュニケーションがちゃんと取れる人も、正社員として雇用してもらえる可能性があります。

コミュニケーションは円滑に仕事をしていくには必要な能力ですし、他の社員とも良好な関係を築いて行くのにも重要です。

とはいえコミュニケーション能力がいくら高くても仕事の能力が低いと、正社員として雇用されるのは難しいかもしれません。ですが、反対に仕事の能力が高くてもコミュニケーションが上手く取れない人も正社員として雇用されるのは難しいでしょう。

コミュニケーション能力は、仕事の能力など企業が業務上で求めている能力にプラスしてあると、より正社員として雇用される可能性が高くなると考えましょう。

派遣から正社員の面接で聞かれる質問

派遣社員から正社員を目指すのであれば、会社の面接を受けることが必須になりますよね。

正社員が転職するときと比べると、面接で見られるポイントが異なります。

このトピックでは、面接でよく聞かれる4つの質問と回答のポイントを紹介します。

なぜ派遣社員という働き方を選んだのか

様々な働き方がある中で「なぜ派遣社員という働き方を選んだのか」という質問はよくされます。

この質問を通して、面接官は「仕事に対する考え方・価値観」を見ます。

それを踏まえ、自分がなぜ派遣社員という働き方を一時的に選んだのか説明するようにしましょう。

ただ「希望して派遣社員になったわけではない」といったネガティブな方法へ話を展開しないように注意が必要です。

たとえ、成り行きで派遣社員になったとしても「この環境を活かして、自分をどう成長させようとしたのか」など、ポジティブな内容に話を展開させるようにしましょう。

派遣社員を通じてどのようなスキルを身に付けたのか

この質問は以下の2点を確認するために質問されます。

  • なぜ、弊社を選んだのか
  • 弊社でどのような活躍ができるのか

派遣社員でもリーダー的な役割を任されることはあるので、自分が選んだ働き方で身に付けたスキルを積極的にアピールするようにしましょう。

アピールできるスキルが思い浮かばない場合は、今の派遣先でおこなっている業務からアピールできる部分を探すようにしてみてください。

困難な状況にどのように対処するか

この質問では、「採用後、会社に定着する人材」かを確認するために聞かれることが多いです。

派遣社員は正社員と働き方が変わってくるので、そのギャップですぐに辞めてしまうこともあります。

簡単に諦めない姿勢をアピールするために、過去の経験から具体的な内容を準備しましょう。

定着の部分でいうと、転勤の可否や5年〜10年後のキャリアビジョンも併せて確認されます。

事前に家族で転勤や勤務時間についての話をし、同意を取り付けておくとスムーズです。

なぜ正社員として働きたいのか

この質問も「長く働いてくれる人材なのか」を確認するために質問されます。

たとえば、子供が成長して、手がかからなくなったのをきっかけに、正社員として責任ある立場で自分のスキルを高めたいといったポジティブな説明をするのがポイントです。

また、自分が会社との関わりの中でどのように成長し、キャリアを築いていきたいのかも考えるようにしてください。

ちなみに面接でよくある失敗は、事前に準備した回答にこだわるあまり、質問と回答がかみ合わないことがあります。

対策をすることは良いことですが、丸暗記した回答がよくあるものだった場合、面接官はどこまでが本当の話なのか分からなくなり、不採用になる確率が上がります。

どこにでもあるような模範回答ではなく、自分自身の言葉で「どのような働き方をしたい」のかを話すことが何よりも大事です。

厳しいことを言いますが、あなたが正社員として転職する場合、競争相手はこれまで正社員としてバリバリ働いてきた人たちになります。

その上、面接では「これまで派遣だったのに何で正社員になりたいの?」と厳しい質問を必ずされるので、派遣から正社員を目指す人は大きなハンデを抱えていると言えます。

そのようなハンデの差を埋めるためにも、転職エージェントの自己分析や面接対策のサービスをフルに活用することをオススメします。

転職エージェントの中でもとくにマイナビエージェントハタラクティブUZUZは若手や既卒、フリーターなどの非正規雇用の人に手厚い転職支援をおこなっています。

また、事務系職種に正社員として転職したいと考えている人は、事務系職種の求人を多数揃えているType女の転職エージェントに相談してみましょう。

20代の登録者数No.1!
20代・第二新卒向けの非公開求人を多数保有

ポイント

  1. 新卒サイトの掲載社数No.1!若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
  2. 20代向けの全業界・職種の求人を網羅
  3. 若手層の転職サポート・アドバイスに強い!転職サポートの手厚さに定評あり!

マイナビエージェントに
相談する

18〜20代未経験OKの求人数は業界トップクラス!
人材業界で多数サービスを展開するレバレジーズが運営!若手向け転職支援サービス

※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります

ポイント

  1. 経歴よりも人柄を重視して積極採用する企業を紹介!
  2. 20代未経験の方向けの求人2300件以上
  3. ハタラクティブ独自の自分発見カウンセリングが無料で受けられる!

ハタラクティブに
相談する

急成長のベンチャーとして、多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス

※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。

ポイント

  1. 自身も早期離職経験があるキャリアアドバイザーが同じ目線でアドバイスしてくれる
  2. 平均20時間にも及ぶ丁寧なサポートで内定率UP!1年後の定着率は96.8%!
※登録後、キャリアアドバイザーが電話にてご状況をヒヤリングさせて頂きます

ウズキャリに
相談する

女性のアドバイザーが担当!女性特有の悩みに寄り添ったきめ細やかなサポートがウリ

※サポート可能エリアが1都3県に限られます。
それ以外の方は、全国規模でサポート可能で、女性向けや事務職求人などの豊富な求人をもつマイナビエージェントリクルートエージェントへの登録がおすすめです。

ポイント

  1. 女性に人気の事務職(総務・庶務・秘書・営業事務・経理事務など)の求人も豊富
  2. 未経験からでも挑戦できる職種も多数!

Type女性の転職エージェントに
相談する

派遣から正社員になるのに迷っている人向けQ&A

派遣から正社員になるかで迷っている人に向け、ネットの情報など駆使に良くある悩みを筆者が回答していきます。

当てはまるものがある人は参考にしてみてください。

給料面での悩み

家庭の事情でどうしてもお金が必要です。

今派遣社員として勤務している会社から直接雇用で正社員にならないかという誘いをいただきました。大変ありがたい話なのですが、正社員になると今よりも給与が下がってしまい生活が苦しくなってしまいます。

とはいえこれから先の将来を考えたら正社員として働いた方が結果として給与は良くなるとは思います。どうしたら良いでしょうか?

転職エージェント 末永

時間軸の問題かなと思います。

短期的に今お金が必要な中では、派遣社員で時給制で業務を行った方が給与が高い場合は多いかもしれません。
正社員になると今より手取りは減るかもしれませんが、より高い成果を出したり、スキルアップしていける可能性があるのであれば、中長期的に見ればリターンを回収できるでしょう。

ただ漫然と雇用形態を正社員に切り替えるから得という発想ではないと思います。
実際に正社員になると給与だけではなく、より難易度の高い仕事を任されたり、部下を育てたり、成果責任を背負ったりと良い事ばかりではないのが現実です。

ただそこで成果を出したりスキルアップできれば、むしろ給与は派遣時代よりも上げていける可能性もあるという事です。 自分の中で正社員になる事で、中長期で回収したいリターンや目的を見据えられれば1つの選択として良いかもしれません。

人間関係での悩み

派遣先から正社員の誘いがありました。ただ今いる派遣先にどうしても苦手な人がいます。

雇用形態としては正社員になりたい気持ちがあるのですが、その人1人のために迷ってしまっています。

転職エージェント 末永

派遣スタッフであれば、期間限定で派遣先や職場を変えやすいところはあると思いますが、 正社員については部署異動の可能性はありつつも、一定ソリの合わない同僚と仕事をしなけえばならないケースは普通にあると思います。

なので、自分がそうした事を前提として受け入れられるのであれば良いですが、別の会社に正社員になってもどこでも起こり得る事なので、それがどうしても受け入れらないのであれば、派遣という働き方を続けていくのでも良いかもしれません。

学歴についての悩み

派遣から正社員になるのに学歴は関係ありませんか?短大卒なのですが、学歴的に正社員になれるのかが不安です。

転職エージェント 末永

基本的には、正社員になる事に学歴は関係ありません。

もちろん一部大企業においては、そもそも正社員や総合職の採用基準として学歴を置いている会社も一部はまだあるかもしれません。そのような大企業でなければ、正社員にする上で学歴を見る事はほとんどないかと思います。

この記事とあわせて読まれている記事 Related

おすすめ人気記事 Popular

運営者プロフィール



アクシス株式会社 代表取締役

末永雄大

Suenaga Yuta

運営会社

Axxis(アクシス)株式会社は「ヒトとITのチカラで働くすべての人を幸せにする。」という理念に基づきキャリア領域で複数のプロダクト・サービスを提供するHRテックカンパニーです。

人気の転職エージェント