ニートの将来はどうなるの?絶望する前に働くべき理由
ニートの将来はどうなるのか、なぜ働くべきなのかを解説します。
また、就職する難易度や面接で必ず聞かれることも合わせて解説していきます。
ニートの将来は真っ暗!今すぐニートを脱出すべき!
まず単刀直入に、ニートのままではダメだろうなと悩み、この先の人生に不安を抱えているなら、今すぐにでも就職活動を始めてニートを脱出すべきです。職歴のないニートは年齢を重ねていくと共に、就職の難易度は格段に上がっていきます。
20代であれば、社会人未経験歓迎の職種はまだ数多くあり、企業側もポテンシャルで採用することがあります。ただ、30代を過ぎてくると企業は即戦力を求め、資格などがあっても実務経験を優先して採用する傾向があります。求人はどんどん減っていき、一般的にやりたい人が少ないような仕事をしないといけなくなります。
20代も30代も手遅れになる前に、早めに行動しましょう。以下から、ニートのままだと将来が危ない理由を解説していきます。
お金が得られないことで起こる将来のリスク
ニートは働いていないので、当然稼ぐことができず、生活費を払えません。ほとんどの人は、親や友人に生活を援助してもらっているかと思います。
ただ、親はいつまでも居続けるわけではありませんし、友人ならいつ愛想を尽かされてもおかしくありません。生活を援助してくれる人がいなくなれば、ニートのままではお金がないので、生活をしていけませんよね。
仮に実家は持ち家だとしても、固定資産税がかかるので、将来的に両親が亡くなってしまったら、税金を支払っていけません。固定資産税の滞納が続いてしまったら、最終的に財産を差し押さえされてしまい、家にも住めなくなります。
また、生活保護を貰えば良いと思っている人もいるかと思いますが、生活保護を受給するには以下の条件をクリアする必要があります。
- 資産で売り払うものはないか
- 両親や親戚からの援助が無理な場合
- 働ける能力がない場合
生活保護を貰うには、家や車を売り払っても生活できない人、両親や親戚もいない人、病気などで働けない人など条件はかなり厳しく設定されています。
将来、生活保護をもらって生活しようと考えている人もいるかと思いますが、実際生活保護を貰うのも簡単ではありません。大半の人の末路は安い給料で職業訓練校で働き、その後は世間一般ではやりたくないとされている仕事をすることになってしまいます。
今のままの生活をずっと続けるのは無理
今あなたが20代や30代だとして、今の生活を将来ずっと続けていくのは不可能です。まず、両親もあなたと同じように年齢を重ねていくので、そのうち定年を迎えます。そうなると、年金暮らしになり収入は減ってしまうので、家計は厳しくなります。
先ほども伝えましたが、両親は定年から数年経てば、あなたよりも早くに他界してしまいます。そうなると、税金や家賃などの支払いはすべてあなたが負担しないといけません。
また、今はまだ両親の他にも友人がいたりして、孤独は感じにくいかもしれませんが、両親の他界後、今は遊んでいる友人も、出世して忙しくなったり、結婚して家庭をもつと自然と疎遠になっていく可能性があります。
現代では、インターネット上で人との繋がりがある時代ですが、金銭面などで困ったときに、ネット上の友人が助けてくれるとは考えにくいです。正直、一生ニートの人生の末路で待っているのは孤独死でしょう。
ニートからの就職は実際かなり厳しい
ニートから就職するのは、実際難易度が高いです。アルバイトを続けていたフリーターでも、期間が長くなっていくと、正社員として就職するのは難しくなります。参考として、フリーター歴ごとの就職率を見てみましょう。
男性 | 女性 | 全体 | |
---|---|---|---|
6ヶ月未満 | 72.5% | 56.5% | 64.0% |
1〜2年 | 60% | 42.9% | 52.5% |
3年以上 | 57.0% | 38.3% | 48.4% |
フリーターでも、期間が3年以上と半年未満では正社員になれる割合が、約20%も下がってしまいます。バイトもせずに無職のままでいると、当然ながらさらに就職できる確率は下がります。
会社は採用した人に賃金を支払う必要があるので、将来戦力になる人材を採用します。20代でもポテンシャルの部分を見られて採用されることが多いので、社会人経験のないニートはかなり不利です。
また、30代になってくると、ポテンシャルよりも即戦力を求めたり、マネジメント経験がある人材を優先的に採用するようになるので、就職するのはさらに難しくなります。
1度も就職の経験がないニートだと、現実的に就職するのはかなり難しいです。
面接でも厳しい見方をされる
就職活動時にニートが正社員の面接を受けたら、厳しい見方をされることは覚悟しておきましょう。とくに「なぜ履歴書に空白期間があるのか」「なぜ無職だったのか」ということは、必ず聞かれます。
面接官が、こういった質問をする意図は「すぐに辞めないかどうか」などの忍耐力や「働く意欲があるか」などのやる気を見たいために、あえて厳しい質問をぶつけてきます。
質問に答えるときは、嘘はつかずに正直に伝えてください。嘘の辻褄が合わなくなれば、嘘だとバレてしまいますし、信用を落としてしまいます。
ニート期間があることを素直に認め、反省して働く覚悟があることを伝えましょう。嘘を付かず変わる覚悟を示せば、誠実さが伝わりやすく、内定を勝ち取ることができるかもしれません。
ニートが就職を成功させるためには
20代のニートであれば就職エージェントを利用すると、就職を成功させられる可能性が高まります。
とくにニートの就職活動に特化した就職エージェントは、ニートを正社員にしてきた実績を豊富に持っています。これまでに培われたノウハウを活かしたサポートによって、就職エージェントを使うと内定獲得率が80%以上まで跳ね上がります。
実際に就職エージェントがどのようなサポートをしてくれるのか、以下にまとめました。
- ブラック企業の求人を徹底排除
- 将来のキャリアに関する相談
- 履歴書・職務経歴書の書き方に関するアドバイス
- 会社に合わせた面接対策
- ビジネスマナー講習や講座などを開催
- 入社後も相談に乗ってくれる
就職エージェントによって細かいサポート内容は異なりますが、基本的には上記のサービスを受けることができます。
しかもこのような手厚いサポートを無料で受けられます。
利用するメリットがたくさんある就職エージェントは、本気で就職したい20代ニートにおすすめです。
そこで20代ニートにおすすめの就職エージェントを2社厳選してご紹介します。どちらかではなく両方とも登録し、それぞれを比較しながら自分と相性の合うエージェントを選ぶと就職を成功させやすいです。
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大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。
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30代以上はハローワークがおすすめ
就職エージェントは20代のサポートに特化しているので、30代以上のニートはハローワークを利用すると良いでしょう。
サポートの質は就職エージェントには劣りますが、豊富な求人があります。ただ、ブラック企業の求人も一定数混ざっているので、しっかりと見極める必要があります。
ブラック企業の見極め方やハローワークの使い方について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事も読んでみてください。
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