コロナ禍での転職についてキャリアのプロが徹底解説!

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    こんにちは、すべらない転職の末永です。

    コロナ禍では求人数が減っており、「競争率が高くてどこにも内定をもらえないのでは?」と心配する人もいるでしょう。

    そんな人のために、キャリアのプロがコロナ禍での転職状況について解説します!

この記事を書いた人
末永 雄大
アクシス代表取締役社長。リクルートキャリアで様々な企業の採用支援を経験、MVP6回受賞。転職エージェントや有料転職相談サービス「マジキャリ」など複数サービスを展開。Youtubeの総再生数は200万回以上、Yahooニュース・東洋経済オンラインでも情報発信。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック」

コロナ禍での有効求人倍率の現状

一般職業紹介状況(令和2年10月分)

景気が反映されやすい指標である、有効求人倍率に着目して新型コロナウイルスの感染拡大による影響を解説していきます。

一般職業紹介状況(令和2年10月分)によると、コロナの影響が出始めた2020年1月から同年9月まで、有効求人倍率は右肩下がりで推移していることが分かります。

【補足】有効求人倍率とは

有効求人倍率は、企業からの求人数(有効求人数)に対して、ハローワークに登録されている求職者がどれくらいいるのかを示す指標です。

有効求人倍率が1より低ければ、求職者数を求人数が下回っていることになり、厳しい転職市場であると分かります。

10月の有効求人倍率は1.04と、空前の売り手市場であった2019年末頃と比べると、0.5ポイント以上の大幅な下落が見られます。

しかし9月の有効求人倍率は8月からの減少幅が0.01と小さく、ほぼ横ばいです。求人数も、もっとも低かった6月からは増加していますので、転職市場は緩やかに改善しつつあるといえます。

転職エージェント目線で見るコロナの影響

現役の転職エージェントとして10年以上転職の支援をしてきて、転職事情に熟知している末永はコロナ禍の転職状況について以下のように考えています。

コロナ禍前後で、求人数と求人内容に顕著な差が見られます。求人数は徐々に増えてきているとはいえ、売り手市場であった2019年に比べるとまだまだ少ないのが現状です。

コロナ禍で採用を停止してから、まだ再開に踏み切れていない企業も多いことがうかがえます。

このように企業の余力がない状態ですと、どうしても求人数を絞らなければなりません。そのため、即戦力採用の求人が増えています

即戦力採用では、応募資格が業界経験者のみで設定される場合も多く、例えば営業経験のない人が営業職に挑戦するといった、いわゆるポテンシャル採用を狙うことは例年より難しくなっています。

逆にこの状況下で、採用を強化している企業もあります。こういった企業は経営基盤がしっかりしていると捉えられるので、優良企業である可能性が高いです。

そもそも人材業界からすると、2019年までの10年間は異常な好景気だったと認識されています。

筆者を含む転職エージェントを含む人材業界のプロ達の多くは、現在の転職市場について、不況というよりはむしろ通常状態に落ち着いただけであると見ています。

コロナ禍での転職がチャンスな2つの理由

一般にはコロナ禍の不況で転職には向かない時期だというイメージがありますが、筆者をはじめ、人材業界のプロからするとそれほど悪くない印象を持っています。

それどころか、この特殊な状況は見方によってチャンスとも取れるため、コロナ禍だけを理由に転職を諦めるのはもったいないといえるでしょう。

ここではそのように考えられる理由をお伝えします。

体力があり将来を見据えた企業が多い

コロナ禍は、優良な企業を見分けるチャンスともいえます。

コロナ禍での外出やイベントの自粛により、業績が悪化している企業も少なくありません。

しかし、この状況下で求人を出せる企業は、経営が安定しているか、将来を見据えて人材確保を続けている優良企業である可能性が高いです。

就職氷河期に採用に消極的だった企業が、中堅社員の不足に頭を悩ませているのは、広く知られた問題です。将来同様のことが起こらぬよう人材確保を続けられるのは、体力がある企業だといえるでしょう。

このように、相対的に優良企業からの求人の割合が増加しており、好条件の求人を探しやすくなっているといえます。

転職において優秀なライバルが減る

コロナ禍では、転職を躊躇する人が多いです。とくに大企業社員は雇用が安定しているため、雇用条件が悪くなるリスクを恐れ、転職に踏み切れない場合があります。

よって、現在の転職市場には出回るはずの優秀な人材が少なく、チャンスと捉えることができます。

ただし、状況が落ち着いてきたとはいえ、求人数は2019年よりも減っています。優秀でなければ採用されにくいことに変わりはありません。

ライバルの絶対数が少ない現在のうちに、例年であれば挑戦しにくい好条件の求人に応募して、自分の市場価値を試してみるのもよいでしょう。

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コロナ禍に強い業界・職種3選

コロナ禍でも経営が安定しており、成長が期待できる狙い目の業界・業種についてご紹介します。

これらの業界・職種は不況に強く、優良な求人と出会える可能性があります。

IT・Web業界

コロナ禍でも業績を伸ばしている業界として、真っ先に思い浮かぶのはIT・Web業界です。

コロナウイルス感染拡大は予断を許さない状況が続いており、外出や対面での接触を極力控えた新しい生活様式が浸透しつつあります。

そのため、動画配信サービスやアプリゲームなど、自宅からでも利用できるWebサービスの需要が急上昇中です。

職場や学校にもオンライン化の波が押し寄せており、テレワークやネット会議、オンライン講義などの導入例が増えています。

Zoomをはじめとしたオンライン会議システムや、ウェブカメラやPCなどのテレワーク用品は、これからさらに導入が進んでいくでしょう。

その中でも、DeNAや楽天などは市場価値が高く、さらにやりがいがある仕事が多いのでオススメです。以下の記事に詳しく書いているので、ご覧ください。

関連記事DeNAに転職したい!選考難易度や面接対策などをプロが徹底解説!
関連記事楽天に転職する方法を解説!中途採用の難易度・ポイントが分かる!

ヘルスケア業界

ヘルスケア業界も業績が伸びています。コロナ患者への対応や感染防止対策で、医療分野の需要が増加しているからです。

医療従業者そのものに加え、PCR検査装置や病床などの医療設備も不足しており、十分に配備されるまで需要があると予想されます。

マスクやアルコールなどの感染対策用品は、医療関係者だけでなく、学校や職場、ライブハウスなど、人が集まるあらゆる場所で導入が進んでいます。

これらは消耗品ですから継続的な購入が期待でき、この先も安定した需要が見込める事業といえるでしょう。

ヘルスケアとITを合わせたヘルステックも、新たに注目されている分野の1つです。

代表的な取り組みであるオンライン診療は、外出自粛や感染リスクの高まりで病院に通いづらいと考える人たちの間で普及が進んでいます。

ヘルステックでは、メドレーがオススメです。以下の記事に詳しく書いているので、ご覧ください。

関連記事メドレーに転職するには?選考難易度や中途採用情報なども紹介!

物流業界

物流業界にも強い需要があります。コロナの影響でネットショッピングが盛んになり、商品の運搬を担当する物流サービスは必要不可欠です。

ビジネスモデルを非対面式に転換するためネットショッピングに力を入れる企業も増え、物流サービスの人員不足に拍車がかかっています。

また、最近ではネットショッピングだけでなく、Uber Eatsなどの料理の出前サービスも身近になってきています。

営業時間短縮による売上の減少対策でテイクアウトをはじめる飲食店も増えており、これらのサービスはさらに利用が促進されていく分野であると予想できるでしょう。

飲食とITの分野では、Rettyがオススメです。以下の記事に詳しく書いているので、ご覧ください

関連記事Retty(レッティ)に転職するには?中途採用情報などを徹底解説

コロナ禍に弱い業界・職種3選

コロナ禍でも安定した業界について取り上げましたが、逆に深刻な打撃を受けている業界もあります。

こちらについては、よほど強い希望がない限り、コロナ禍における転職先には向かないと考えられます。

飲食業界

コロナ禍で打撃を受けたとして、連日報道されているのが飲食業界です。

帝国データバンクの調査では、飲食店の倒産が2020年1〜11月で736件に達したという結果が出ています。

飲食業界の中でも、店舗型の営業スタイルが主体の場合、外出自粛はかなりの痛手です。

休業や営業時間短縮も要請されるなど客足が遠のくばかりで、企業によっては深刻な経営状況に追い込まれている可能性もあります。

売上が減少する一方、従業員の人件費や家賃などの固定費の価格は変わりません。徐々に体力がなくなってきている企業も多いでしょう。

このように外食産業が縮小しているため、農家や漁師など、食材を提供する側にも影響が出てきています。

消費量が少ないままだと食材の市場価格も低下していくことになるので、農家や漁師などの食材提供側も、飲食業界の景気が回復するまでは厳しい状況が続くでしょう。

宿泊業界

宿泊業界も、コロナ禍の影響を大きく受けている業界です。

感染拡大防止の観点から、国内の旅行ももちろんですが、世界各国で国外への旅行を控える傾向が強いです。主要な顧客であった外国人観光客が減少したことにより、宿泊業界の売上は低下しています。

また、オリンピックの延期により、売上の見通しが立たない状況であることがうかがえます。

加えて、感染対策のための費用や人員の確保も重荷となっています。

一般社団法人日本ホテル協会が発行している感染拡大予防ガイドラインでは、館内の消毒や公共スペースへの消毒用品の設置、宿泊客の健康状態の記録などが推奨されています。 これらを日常業務と並行しておこなうことは、企業や従業員の負担になっています。

観光業界

観光業界も、外出自粛によって大きな打撃を受けています。

宿泊業界の項目でも述べましたが、日本に訪れる外国人観光客の数は大幅に落ち込んでいます。

観光業界は建造物や歴史的な資料、自然などを主要な収益源としており、現地を訪問する前提のビジネスモデルです。 そもそも旅行者がいなければ、売上を作ることが非常に難しくなります。

感染が拡大している中なので、国内の旅行客もなかなか戻ってきていないようです。旅行は不要不急のものと認識される傾向があり、周りの視線を気にして旅行に行きづらいという人も多いです。

ワクチンの完成などによって、安心して旅行ができる環境になるまでは、厳しい状況が続くと考えられます。

コロナ禍で転職が成功しやすい人の特徴

コロナ禍でも転職を成功させやすい人はいます。どのような人は転職を成功させやすいのか、その特徴を2つの観点から説明していきます。

現職で数値的な実績を出している人

数値的な実績について話せる人は、転職が成功しやすいといえます。

企業は即戦力を求めて中途採用をおこなうことが多いですが、とくに求人数を増やしにくいコロナ禍では、この傾向が顕著になっています。

実績を出している人材は以前から需要がありましたが、企業から見た価値がさらに高まっています。

数値的な実績を話すことができる場合は、より転職で有利になります。例えば、営業として売上1億円を達成した、など定量的なアピールができれば実績が伝わりやすく、企業から魅力的な人材として見てもらえる可能性があります。

現職の経験を活かせる職種を希望する人

現職の経験が活かせる場合は評価が高くなります。

先ほど説明したように、この不況下のため、多くの企業は即戦力しか採用する余裕がありません。事実として、転職市場において未経験職の求人数は減少している傾向があります。

そのため、現職のスキルや知識がなるべく活かせる転職先を選ぶことがポイントです。

職種が同じであれば、業界をまたいでも転職できる可能性は高いです。

例えば営業の例では、売る商品が異なっても、売り方そのものについては共通している部分があるはずです。現職での経験が転職先のどんな仕事に活かせて、企業側にどういったメリットがあるかを説明できるようにしておくとよいでしょう。

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コロナ禍での転職にはプロの転職エージェントがおすすめ

コロナ禍で転職するには、転職エージェントを活用するのがおすすめです。

なぜなら、この状況下で一般公募は閉めているが、エージェントが持つ非公開求人は閉めていない企業が多いからです。

また、すべらないキャリアエージェントは、中小エージェントならではの強みを活かして、転職者に紹介する企業の選別をおこない、ブラック企業の求人を弾いているので、実質的に優良求人しか保有していないのが特徴です。

他にも、以下のような他の転職エージェントに負けない強みがあります。

  • 転職サイトに載っていない優良求人を保有
  • 志望する企業向けにカスタマイズされた面接練習の実施
  • 転職支援のプロによる転職者の長期的なキャリア設計のコンサルティング

本気で転職を成功させたいと考えている人は、ぜひ1度すべらないキャリアエージェントに相談ください

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