弁護士におすすめ転職サイト・エージェント8選!賢い利用方法も伝授
弁護士に強いおすすめ転職エージェント・転職サイトを厳選して紹介します。各転職エージェントの求人数、おすすめの人などを徹底比較!
さらに選ぶ際のポイントや利用するメリットなども解説しています。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
弁護士に強いおすすめ転職エージェント6選
弁護士経験者が転職エージェントを選ぶ際には、弁護士に特化しているところから選ぶのがおすすめです。
専門特化している転職エージェントは弁護士や管理部門の転職に熟知したキャリアアドバイザーがサポートをしてくれます。職種に対する理解が深く、会社ごとの詳しい情報をもっているのが特徴です。
社内弁護士や法務部はポジションが限られているため、全体的に求人が少ない傾向にあります。特化型転職エージェントは保有している案件が少なくなる場合があるので幅広い企業と取引のある大手総合型転職エージェントのリクルートエージェント・dodaも利用すると良いでしょう。
特徴 | 求人数 | |
---|---|---|
MS-Japan |
▶︎高年収 ・管理部門 ・企業内法務 |
10,590件 |
JACリクルートメント |
▶︎高年収 ・経験者 ・企業内法務 |
常時15,000件以上 |
弁護士ドットコム キャリア |
▶︎知識豊富 ・手厚いサポート ・法律事務所 ・企業内法務 |
求人多数 |
NO-LIMIT |
▶非公開求人多数︎ ・満足度が高い ・法律事務所 ・企業内法務 |
323件 |
LEGAL JOB BOARD |
▶スピーディー︎ ・士業最大級 ・対策に自信アリ |
2,000件以上 |
アガルートキャリア |
▶非公開求人多数︎ ・法律事務所 ・企業内弁護士 ・PEファンド |
非公開求人多数 |
2024年10月時点の求人数(非公開求人除く) |
MS-Japan
MS-Japanは管理部門・士業に特化した転職エージェントであり専門性の高いサポートを受けることが可能です。弁護士や公認会計士、税理士の資格を活かせる求人も多いですね。
末永
運営会社 公式サイト |
株式会社MS-Japan https://www.jmsc.co.jp/ |
---|---|
得意領域 | ●事業会社の管理部門、士業に特化 |
求人数 |
公開求人数:10,590件 法務系求人:1,229件 弁護士資格必須:452件 |
対応エリア 拠点 |
●関東・東海・関西の主要都市中心 |
2024年10月時点の求人数 |
末永
MS-Japanは幅広い職種で応募可能ですので、弁護士転職を検討している人は必ず登録してほしい転職エージェントです。
おすすめの人
●数年の実務経験がある人
●専門性の高いサポートを受けたい人
●年収やキャリアアップしたい人
実際にMS-Japanを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
40代・女性
満足度4:☆☆☆☆
MS-Japanは他のエージェントとは違い、管理部門を専門としているため経理や財務などの案件が多いと感じました。
とくに関東や人口の多い都市の案件は多く、選択肢は非常に多かったです。専門分野の求人で探すなら、MS-Japanを利用した方が希望の案件に出会えるチャンスが多いと思います。
評判・口コミ
30代・男性
満足度4:☆☆☆☆
MS-Japanは経理に使える資格や実務経験がある人向けの求人が多いです。キャリアプランに沿ったアドバイスも的確で、レジュメの作成や面接対策なども丁寧に対応してもらえます。
転職セミナーや個別相談会も定期開催しており、転職に関する悩みを解消してもらえる機会が多いです。バックアップ体制も手厚く安心して利用できます。
評判・口コミ
30代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆
MS-Japanは管理部門を経験している人向けの転職エージェントです。経理や人事、財務向けの求人が多いと思います。経験がない人は利用しづらいですが、経理の経験を生かしてキャリアアップしたい人には良いサービスです。
JACリクルートメント
JACリクルートメントはハイクラス領域では最大手の転職エージェントです。高年収帯や管理職などの求人をメインで取り扱っています。
末永
実務経験者を対象としているので、年収600万円〜1,500万円以上の求人が多いです。今よりも年収を増やしたい弁護士・法務経験者におすすめです。
末永
JACリクルートメントは弁護士経験者だけでなく各業界にも精通したキャリアアドバイザーが丁寧にサポートしてくれるため、利用者満足度が非常に高いです。
運営会社 公式サイト |
株式会社ジェイエイシーリクルートメント https://www.jac-recruitment.jp/ |
---|---|
得意領域 | ●ハイクラス層 |
求人数 | 公開求人数+非公開求人数:常時15,000件以上 |
対応エリア 拠点 |
●全国・海外 |
2024年10月時点の求人数 |
末永
JACリクルートメントは日系企業の他に外資系企業の求人が多いのも特徴です。外資系企業の企業内弁護士も選択肢に入れたい人は利用してみると良いですね。
おすすめの人
●年収500万円以上で収入を増やしたい人
●マネジメント経験や一定の専門スキルがあり、キャリアアップしたい人
●外資系やグローバル企業へ転職を考えている人
●スペシャリストを目指したい専門職の人
実際にJACリクルートメントを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
30代・女性
満足度4:☆☆☆☆
私の意見や考えを尊重し、気持ちを理解した上で求人を紹介してくれたように思います。
JACリクルートメントは1人のキャリアコンサルタントが全行程をサポートしてくれるので、企業側に私の魅力を売り込んでくれました。求人自体は少ないのですが、しっかり向き合ってくれるので満足しています。
評判・口コミ
40代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆
JACの良いところは求人の質が高いところです。待遇の良い案件が多く、普通に探したら見つからないような求人が多くありました。
担当者が親身になって私の希望にあう求人を探してくれ、さらにその求人へのアプローチも迅速でした。スキルや経験がないと選べる求人が少ないので、他の転職エージェントも併用すると良いと思います。
評判・口コミ
40代・男性
満足度5:☆☆☆☆☆
良い点は他の転職支援サービスとは一線を画す求人案件の質、細やかな転職支援があげられます。とくに英語力を活かした転職はニッチな市場になるので、そこに対応可能な点は高評価です。
弁護士ドットコムキャリア
弁護士ドットコムキャリアは日本最大級の法律相談ポータルサイトである「弁護士ドットコム」が運営しているサービスです。
弁護士ドットコムキャリアは士業の転職支援に特化しており、担当のキャリアアドバイザーも士業への知識が豊富ですので丁寧なサポートを受けることができるでしょう。
また、転職エージェントサービス以外にも弁護士転職ガイドとして転職成功事例やコラムを多数掲載しているので弁護士転職への理解をより深めることができますよ。
末永
ただ弁護士ドットコムキャリアは総合型転職エージェントなどに比べると求人数は少ないので実務経験がある場合、求人数が多いJACリクルートメントやMS-Japanなどの転職エージェントも一緒に利用するといいでしょう。
運営会社 公式サイト |
弁護士ドットコム株式会社 https://www.bengo4.com/ |
---|---|
求人数 | 求人多数 |
対応エリア | 全国 |
2024年10月時点の求人数 |
NO-LIMIT
NO-LIMITは株式会社アシロが運営している法律事務所・インハウスローヤー・法務部の求人を専門的に扱う特化型の転職エージェントです。
NO-LIMITは士業の転職支援に特化しており2024年10月時点で書類通過率90%以上の支援実績があります。面接対策などの手厚いサポートを受けたい場合、適している転職エージェントと言えます。
NO-LIMITでは、年収2000万円を超える求人も保有しています。年収アップを追い求めたい人にもおすすめです。
末永
ただ、年収アップが目的の場合、求人数も豊富なJACリクルートメントも一緒に登録することでより幅広い求人を見ることができますよ。
運営会社 公式サイト |
株式会社アシロ https://asiro.co.jp/ |
---|---|
求人数 | 公開求人数:323件 弁護士:323件 法務:116件 パラリーガル:15件 |
対応エリア | 首都圏中心に全国各地 |
2024年10月時点の求人数 |
LEGAL JOB BOARD
LEGAL JOB BOARDも弁護士・司法書士・測量士など士業の求人を専門的に扱う特化型の転職エージェントです。
LEGAL JOB BOARDは転職エージェントサービスに加えて求職者と採用担当者が直接やりとりできるダイレクトリクルーティングサービスがあるのが特徴です。
LEGAL JOB BOARDでは、登録後2営業日以内に求人提案が行われるのでスピーディーに転職活動を行いたい場合適しているエージェントと言えますね。
運営会社 公式サイト |
株式会社WILLCO https://willco-inc.jp/ |
---|---|
求人数 | 2,000件以上 弁護士:641件 司法修習生:138件 インハウスローヤー:382件 |
対応エリア | 全国 |
2024年10月時点の求人数 |
アガルートキャリア
弁護士専門の転職エージェント「アガルートキャリア」は、株式会社ファンオブライフ(多数の司法試験合格者を輩出するオンライン資格試験予備校「アガルートアカデミー」を運営する株式会社アガルートのグループ会社)の運営する転職エージェントです。
大手法律事務所、人気企業の企業内弁護士、PEファンド、ベンチャーキャピタルなどの非公開求人を多数保有しています。
運営会社 公式サイト |
株式会社ファンオブライフ https://www.funoflife.co.jp/ |
---|---|
求人数 | 非公開求人多数 |
対応エリア | 全国 |
2024年10月時点の求人数 |
弁護士に強いおすすめ転職サイト2選
転職エージェントの他に転職サイト(求人サイト)も弁護士の転職で役立つサービスですが、単体で利用するのはおすすめしません。使うときは転職エージェントとセットで利用したほうが良いです。
というのも転職サイト(求人サイト)は求人情報のみを提供しているサービスだからです。転職エージェントのように希望にマッチする求人の提案、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、年収の代理交渉といったサポートはおこなっていません。
末永
また、弁護士のように専門スキルが必要な職種はライバルが優秀である可能性が高く、容易に転職するのが難しいです。
プロのサポートを受けることで、自分の魅力を最大限アピールできるようになり、ライバルに差をつけられるようになります。
そこで弁護士に強いおすすめの転職エージェントと同様に、転職サイト(求人サイト)も厳選してみました。それぞれの特徴と公開求人数を以下の早見表にまとめています。
特徴 | 求人数 | |
---|---|---|
ビズリーチ |
▶︎ハイクラス ・法務 ・コンプライアンス |
294,630件 |
リクルート ダイレクトスカウト |
▶︎ハイクラス ・弁護士 ・弁理士 |
394,760件 |
2024年10月時点の求人数 |
ビズリーチ
ビズリーチは転職を考えているすべての人におすすめのスカウト型転職サイトですが、とくにハイクラス層向けのサービスです。
末永
弁護士の経験を活かしてワンランク上のポジションへ転職したい人、年収500万円以上を目指している人におすすめです。
実はビズリーチは転職サイトだけでなく、転職エージェント・スカウトサービスの要素も併せ持つ転職支援サービスで、ヘッドハンターや企業の人事からのスカウトで転職を成功させた人が多いです。
末永
また、ビズリーチに登録しているヘッドハンターは独自のコネクションで得た求人を取り扱っているので、大手転職エージェントや転職サイトにはないレアな案件を紹介してもらえる可能性があります。
登録したら絶対に利用しないといけないのではなく、良いスカウトが届くまで待つという使い方もできます。
運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp/ |
---|---|
得意領域 | ●IT・インターネット、メーカー、サービス、コンサルティング、流通・小売、金融、メディカル、不動産・建設、商社等 |
求人数 |
公開求人数+非公開求人数:294,630件 士業:13,630件 |
更新日 | ●随時 |
2024年10月時点の求人数 |
おすすめの人
●管理職経験者、専門性の高いスキルを持っている人
●中長期的に大手企業へ転職を考えている人
●現在の年収が500万円以上の人
●自分の市場価値を知りたい人
実際にビズリーチを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
30代・女性
満足度4:☆☆☆☆
自分の登録した経歴を見て、いろいろな企業やヘッドハンターからスカウトが届きました。企業の人事からは面接確約のメッセージももらえ、自分の経歴に自信が持てました。
スカウトが届くので自分で求人を探す手間がないのも良いです。面接確約であれば時間も節約できるので使い勝手が良いと思います。
評判・口コミ
30代・男性
満足度4:☆☆☆☆
ビズリーチの良いところは書類選考が免除されるところだと個人的に思っています。最初に登録する経歴が職務経歴書代わりになるので、そこを細かく書く必要はありますが。
評判・口コミ
30代・男性
満足度4:☆☆☆☆
ビズリーチはヘッドハンティング型転職サイトの草分け的な存在であり、登録しているヘッドハンター数も多いです。さらに求人はハイクラスな案件が多いのもよかった点です。
何よりも人事から直接スカウトがくるのが私にとっては1番のメリットでした。
リクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトはリクルートグループが運営するハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイトです。ハイクラス・エグゼクティブ層の転職を専門としたヘッドハンターが弁護士の経験を活かすにはどうしたら良いのかなど、キャリアの相談に乗ってくれます。
末永
リクルートダイレクトスカウトでは年収800万〜2000万のハイキャリア求人を多く取り扱っています。前職で培ってきた経験を活かし、さらなるキャリアアップを目指している人におすすめです。
末永
企業内弁護士や法律事務所はポジションが限られており、基本的に求人は少ないです。弁護士の経験を活かせる転職をするためにはビズリーチも合わせて利用するとレアな求人を逃すことはありません。
運営会社 公式サイト |
株式会社リクルート https://directscout.recruit.co.jp/job_search |
---|---|
得意領域 | ●IT・インターネット、メーカー、流通・小売・サービス、コンサルティング・シンクタンク、不動産・建設、金融、商社、マスコミ・メディア等 |
求人数 |
公開求人数:394,760件 法務/知財:5,346件 弁護士/弁理士の公開求人数:672件 |
更新日 | ●随時 |
2024年10月時点の求人数 |
おすすめの人
●ハイクラスやエグゼクティブ転職をしたい人
●短期集中で期限を決めて転職をしたい人
●副業顧問を考えている人
●年収やキャリアアップしたい人
実際にリクルートダイレクトスカウトを利用した人の口コミは以下にまとめてあります。
評判・口コミ
20代・女性
満足度4:☆☆☆☆
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス人材向けのスカウト型転職サイトなので、20代若手の私には不向きなサービスでした。
しかし、将来のキャリアプランと照らし合わせたときに、どういう経験やスキルが必要なのかは求人票から読み取ることができたので、結果として利用してよかったと思っています。
評判・口コミ
20代・男性
満足度4:☆☆☆☆
高収入でハイクラス向けの求人がメインです。スカウトを送ってきたヘッドハンターとの相性も良く、いろいろな提案をしていただけました。ぼんやりとしたキャリアが話をすることで明確になり、自分にあった企業を選べました。
評判・口コミ
30代・男性
満足度4:☆☆☆☆
ハイクラスに特化した転職サイトなので、転職希望者もそれなりのスキルやキャリアが求められます。スキルやキャリアがある人であれば、登録して数日で数十件のスカウトがきます。
弁護士の転職でエージェントを使う時のポイント
弁護士は求人数が少ないため、転職エージェントだけでなく転職サイト(求人サイト)も併用するのがおすすめです。それぞれの特徴を活かし、上手に活用すれば弁護士の転職活動に大きな力を発揮してくれます。
では、どういう点に気をつければ上手く活用できるのかを4つのポイントに分けて解説していきます。
1.転職エージェント・転職サイトの特徴を把握する
末永
弁護士の転職で転職支援サービスを利用する場合、それぞれの特徴と違いを把握することが大切です。
転職エージェントと転職サイトはサービス内容が大きく異なっており、事前に把握しておかないと思ったようなサポートを受けられないといった問題が発生することもあります。
利用するサービスをどちらかに絞り込むのではなく、両方利用したほうが転職活動を有利に進めやすいです。なぜなら、弁護士の求人は少ないため、1つでも多くの企業と出会う必要があるからです。
その際に大切なのは転職エージェントと転職サイトで使い分けることです。使い分けるコツは次で解説します。
2.サービスを使い分ける
末永
弁護士の転職を成功させたいのなら、サービスは使い分けることが大切です。転職エージェントと転職サイトでは根本的に提供しているサービスが異なります。
自分では転職サイトのほうが良いと思っていたとしても、実際は転職エージェントのほうが良いという場合もよくあります。そのため、両方に登録して使い分けるようにするのが賢い活用方法です。
また、転職エージェント・転職サイト(求人サイト)ともに得意な業界や領域が違います。メーカーに強いところもあれば、IT・Web業界に強いところもあります。その業界・領域に強い転職エージェント・転職サイト(求人サイト)のほうがより多くの弁護士の求人を保有しています。
さらに他のサービスでは取り扱っていない、その転職エージェント・転職サイト(求人サイト)にしかない独占求人もあります。このような求人も選択肢に入れるためには、それぞれのサービスに複数登録して使い分けるのが転職を成功へ導くコツです。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
ハイクラス求人が多いおすすめ転職サービス
-
ビズリーチ
年収600万円以上の求人が多数!企業とヘッドハンターから直接スカウトが届く -
JACリクルートメント
国内3位の規模を誇る転職エージェント!年収600万〜1,500万円以上の案件を多数保有
3.正直に相談する
末永
転職では嘘はつかず、正直に相談することが大切です。
とくに転職エージェントを利用する場合はキャリアアドバイザーがこれまでの経歴や希望を確認した上で、最適な弁護士案件を紹介します。ここで嘘をついてしまうと適切な求人を紹介できません。
また、嘘をつかれてしまうと信頼関係を築くことができないため、サポートに力を入れてもらえないと感じる要因にもなります。
スカウト型転職サイトを利用する場合は、これまでの経歴を記入することになります。ここを見て企業の人事やヘッドハンターがスカウトを送るので、嘘の経歴を記入してしまうと難易度の高いオファーばかりで内定獲得に結びつきません。
自分を良く見せようと嘘をついたり、誤魔化してしまう求職者は多いのですが、自分のためにはならないので正直に話すようにしましょう。
4.キャリアアドバイザーを味方にする
末永
弁護士の転職を成功させたいのなら、キャリアアドバイザー・ヘッドハンターを自分の味方にするようにしましょう。
サポートを担当してくれるキャリアアドバイザー・ヘッドハンターは自分を企業へ売り込んでくれるサポーターです。
どの転職エージェントを利用しても転職のサポートをしてくれるのはキャリアアドバイザーです。利用者からしたら「同じ転職者なのだから平等にサポートしてもらえる」と思いがちですが実は違います。
転職エージェントは無料で利用できるサービスですが、それは求職者だからです。求職者の代わりに求人企業が転職エージェント(ヘッドハンター)に成功報酬を支払っているのです。
つまり、求人企業が採用しそうな人材を紹介することが転職エージェントでは重要なのです。このような事情があるので転職意欲が高く、利益に直結しそうな求職者に力を入れたくなってしまうわけです。
この転職エージェントの事情を理解した上で味方にできれば、優先的に企業内弁護士の良い求人を紹介してもらえたり、選考対策に時間をかけてもらえて納得のいく転職を実現できるでしょう。
転職エージェントを賢く使い倒す方法については以下の記事で詳しく解説しています。
弁護士の転職でエージェントを利用するメリット
弁護士の転職活動で転職エージェントを利用するのには、さまざまなメリットがあります。
- 非公開求人も紹介してもらえる
- 履歴書・職務経歴書の添削、作成アドバイス
- 質の高い面接対策で内定獲得率アップ
- 業界・職場のリアルを教えてもらえる
- 企業の人事に推薦してくれる
- 企業との日程調整・交渉の代行
- 年収・給料や雇用条件の交渉代行
弁護士が転職エージェントを利用する最大のメリットは非公開求人を紹介してもらえる点です。
というのも弁護士の求人は公開求人よりも非公開求人のほうが多い傾向だからです。
末永
特に企業内弁護士や知財系の職種は社内の機密情報を取り扱うため非公開求人で募集されることが多いです。
転職エージェントを利用すれば、このような非公開求人を紹介してもらえるので選択肢の幅を広げられます。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
また、大企業・有名企業のインハウスローヤーや条件が良く応募が殺到してしまう求人も非公開求人になっていることが多いです。
弁護士の転職でエージェントを利用する流れ
弁護士の転職では転職支援サービスの利用は必要不可欠です。中でもプロのサポートが受けられる転職エージェントは必ず登録しておきたいサービスです。
というのも転職エージェントと転職サイト(求人サイト)は提供しているサービスが異なるため、登録後の利用の流れも違います。
ここでは転職エージェントと転職サイト(求人サイト)に分けて、それぞれの基本的な利用の流れを紹介していきます。
転職エージェントの利用の流れ
転職エージェントは総合型と特化型に分かれていますが、それぞれ会員登録後の流れは基本的に同じです。
また、転職エージェントの流れは一般的な転職活動の流れと同じように進んでいきます。つまり、転職エージェントを利用すればプロと二人三脚で転職活動を進めていけるということです。
- 登録・利用申し込み
- 面談
- 求人紹介・応募書類添削
- 応募・書類選考・面接
- 内定・退職交渉
- 入社
サポートは専任のキャリアアドバイザーがつき、内定を獲得して入社するまで付きっきりで進めていくことになります。
末永
面談ではこれまでの経歴や希望、転職理由、今後のキャリアプランなどを深掘りされます。どういう業界で働きたいのか、なぜその仕事をしたいのかなど、詳しく確認されるので準備をしておくと良いですね。
手厚い転職エージェントだと安心して職場で勤務するためにアフターフォローもおこなっており、入社後の悩みを相談できるところもあります。不安に感じた場合はアフターフォローがあるのかも確認してみると良いでしょう。
転職エージェントの利用の流れについては以下の記事で詳しく解説しています。気になる人はぜひ読んでみてください。
転職サイトの利用の流れ
弁護士の求人を扱う転職サイト(求人サイト)の場合は、利用するサービスによって異なりますが、基本的には以下の流れで進んでいきます。
- 会員登録
- 求人検索
- 応募書類作成
- 応募・書類選考・面接
- 内定・退職交渉
- 入社
末永
スカウト型転職サイトだと登録後に職務経歴を記入し、人事やヘッドハンターが見るレジュメをまず作成していきます。その後はスカウトが届くのを待ち、気になるスカウトが届いたら返信をして、ヘッドハンターと面談をします。
ヘッドハンターとの面談では転職エージェントと同じようなことをヒアリングされるので、準備をしておくとスムーズです。なお、求人応募や企業とのやりとりはヘッドハンターが代行してくれるため、転職エージェントの基本的な流れと近いです。
末永
求人検索メインの求人サイトは履歴書・職務経歴書の作成、面接対策、企業とのやりとりをすべて自分でおこなわないといけません。何ヶ月後までに転職しておきたいといった希望がある人は逆算してスケジュールを立てていくことをおすすめします。
すべての転職者向けおすすめ転職サイト
-
ビズリーチ
年収600万円以上の求人が多数!優秀なヘッドハンターからのスカウトが届く -
リクナビNEXT
求人数最大級の就職サイト!未経験歓迎の求人も多数掲載 -
リクルートダイレクトスカウト
転職後の平均年収950万円!リクルートが運営するハイレイヤー向けスカウトサービス
転職スケジュールの立て方について、さらに詳しく知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください。
弁護士の転職におけるエージェント利用の注意点
弁護士の転職でエージェントや転職サイトを利用する人が多いと思いますが、利用の際にはいくつか注意点があります。その中でも1番気をつけたいのは「おすすめランキングを鵜呑みにしない」点です。
「弁護士 転職エージェント」「弁護士 転職サイト」で検索すると、おすすめランキングを紹介する記事が出てきますが、必ずしもおすすめだとは言えません。というのも「弁護士に強いおすすめランキング」はサイト運営者の思惑によって順位を決められている可能性が高いからです。
また、転職エージェント各社で提供するサービスに大きな違いはありません。それよりも担当キャリアアドバイザーとの相性のほうが大切です。サポートを担当するキャリアアドバイザーも人なので、相性の良し悪しは生じてしまうものです。
末永
相性が合う合わないがあるため、同時にキャリアアドバイザーや求人の質を比較できるように、同じタイミングで複数の弁護士特化型転職エージェントに登録することをおすすめします。
この際にランキングの順位ではなく、得意な領域や特徴から選ぶようにすると納得のいく転職エージェントを見つけやすいです。
「おすすめランキングを鵜呑みにしない」という注意点の他に、気をつけたいポイントを2つ紹介します。これから紹介する注意点を逃してしまうと転職活動に支障をきたしてしまう場合もあるので、スムーズに弁護士の内定を獲得するためにもぜひ参考にしてみてください。
サービスを利用できないことがある
転職エージェントでは求人紹介を伴わないサポートはおこなっていないので、選考対策目的での利用はできません。
つまり、先に自分で求人に応募して後から転職エージェントを利用したとしても、転職エージェント経由で応募していないので選考対策などのサポートが受けられないということです。
また、スカウト型転職サイトは登録時に審査があるサービスもあります。経歴や年収の金額によっては審査に通らないことがあるので、注意が必要です。
末永
初めての転職で不安な人は複数の転職エージェントに相談した上で、希望する求人が見つからない場合のみ求人サイトを利用すると良いでしょう。
おすすめの大手総合型転職エージェント
-
リクルートエージェント
業界No1!転職者の8割が利用する最大手の定番エージェント -
doda
顧客満足度トップクラス!サポートが手厚い定番エージェント -
マイナビエージェント
20代支持率No.1!若手を採用したい企業の正社員求人が多数
求人サイトなどからの直接応募について、さらに詳細を知りたい人は以下の記事も参考にしてください。
口コミサイトなども利用して情報収集する
転職エージェント・転職サイトで弁護士の求人に応募して内定をもらって、いざ入社してみたら社風や職場の労働環境が想像と違った、というケースは少なくありません。
末永
そこで、おすすめなのは企業のリアルな情報が得られるONE CAREER PLUSやOpenWorkという転職支援サービスです。企業に勤める社員や元社員から独自に収集した評価や口コミが掲載されています。
「転職体験談」「選考対策」「口コミ」「年収・給与」があり、組織体制・企業文化、働きがい、ワークライフバランスなどの評価・口コミをチェックできるようになっています。
なかなか知ることができないリアルなレビューが多いため、職場の雰囲気が知れて安心できたり企業選びの参考になります。
弁護士転職に役立つ関連記事
転職したい職種がある場合は、以下の記事をご覧ください。
業種別おすすめ転職サイト・エージェント
転職したい業種がある場合は、以下の記事をご覧ください。
MS-Japanは弁護士の転職支援実績も豊富にあり、面接官に刺さる履歴書・職務経歴書の書き方、受け答えなどを伝授してもらえます。弁護士の転職に関する専門性が高く、的確なサポートを受けたい人は登録してみると良いです。