既卒はdodaを利用できる?現役の転職エージェントが徹底解説!
既卒がdodaを利用するべきなのか、現役の転職エージェントが徹底解説します。
また、dodaを上手に活用するための方法などについてもご紹介しています。
すべらない転職が紹介するサービスの一部には広告を含んでおり、当サイトを経由してサービスへの申込みがあった場合には、各企業から支払いを受け取ることがあります。ただし、ユーザーの利益を第一に考え客観的な視点でサービスを評価しており、当サイト内のランキングや商品の評価に関して影響を及ぼすことはございません。
doda(デューダ)の基本情報 | |
---|---|
運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://doda.jp/ |
業種 | 全業界・職種 |
求人数 | 280,340件(2025年1月時点) |
対応地域 | 全国・海外(国内拠点は24ヶ所) |
電話番号 | 0120-122-151 |
更新日 | 毎週月曜日・木曜日 |
登録免許 | 有料職業紹介:13-ユ-304785 |
既卒とは?
既卒の定義は、転職支援サービスや企業によって曖昧ですが「すべらない転職」としては、既卒を以下の条件に定義しています。
- 大学卒業後に就職をしなかった人
- 大学卒業後に就職し、1年未満で退職した人
既卒でもdodaは利用できる
結論から申し上げると、既卒でもdodaを利用することはできます。
ただし、既卒といっても職歴なしかどうかで使えるサービスが変わってくるので、注意が必要です。
名称が同じで非常に分かりにくいのですが、パーソルキャリアが運営するdodaという人材紹介サービスは「エージェントサービス」と「求人サイト」の2つに大きく分かれています。
さらにエージェントサービスは「dodaエージェント」と「doda新卒エージェント」に分かれます。
-
dodaエージェント
中途者向けの転職エージェント -
doda新卒エージェント
新卒者向けの就職エージェント -
doda求人サイト
求人情報を掲載している求人サイト
厳密には上記のように分かれているのですが、dodaは会員登録をすれば、エージェントサービスと求人サイトの両方が使えるようになるため、混同してしまう人が多いですね。
既卒が利用できるdodaのサービス
では、具体的に職歴がある場合とない場合に分けて、既卒が使えるdodaのサービスを紹介していきます。
職歴がある場合
大学卒業後に1度でも就業経験のある既卒は、dodaエージェントの利用がおすすめです。
前提として、中途者向けの転職エージェントは正社員・派遣社員・契約社員のいずれかの就業経験がある人を対象としています。
職歴なしの既卒でも登録自体はできますが「紹介できる求人がない」と言われてしまい、サポートを断られてしまうケースがよくあります。
dodaにキャリアカウンセリングを断られてしまう理由や、その他既卒におすすめのエージェントについては下の記事で詳しく解説しています。
職歴がない場合
大学卒業後に就業経験がない既卒は、doda新卒エージェントとdoda求人サイトがおすすめです。
dodaの新卒エージェントサービスでは、学校卒業後3年以内の既卒でもサポートをしてもらえます。
しかし、doda新卒エージェントはあくまでも新卒をメインにサポートしているため、扱っている求人も新卒向けのものが多いです。
そのため、同じエージェントを使うのであれば、UZUZのような既卒の就職に特化したエージェントを利用したほうが良いですよ。
また、doda求人サイトは既卒向けの求人も掲載されているので、職歴のない既卒者でも利用自体はすることができます。

ただ、求人サイトは志望企業への応募やスケジュール調整、履歴書・職務経歴書の作成、面接対策など、すべてを自分1人でやらなければなりません。
気軽に求人を検索できるのはメリットですが、プロから手厚いサポートを受けたいなら、就職エージェントの利用をおすすめします。
正社員経験が少ない人におすすめのエージェント
-
UZUZ
平均12時間以上の手厚いサポート!高卒・既卒・フリーターからの正社員転職に強み -
マイナビジョブ20’s
未経験OKの求人が7割以上!新卒支援実績No.1のマイナビによる20代向けエージェント -
ハタラクティブ
大手企業が運営している老舗の転職エージェント!未経験から挑戦できる求人多数
dodaが既卒におすすめな理由
dodaを利用したいと思っている既卒者に向けて、筆者がおすすめする理由を以下にまとめました。
それぞれについて、以下で詳しく解説していきます。
幅広い求人を比較検討できる
業界最大手であるリクルートエージェントには及びませんが、それに次ぐ20万件以上の求人を保有しているのがdodaの強みです。
というのも、前述したようにdodaはエージェントサービスと求人サイトが一体となっているため、求人検索とアドバイザーへの相談が同時にできるだけでなく、あらゆる業種を網羅した幅広い求人案件が集まっているからです。
そのため、他社と比べても多くの求人の中から比較検討できるので、とくに転職が初めてという既卒にもおすすめだと言えますね。
下の記事では、dodaとリクルートエージェントの比較をしています。どちらか1社に決めたい人は参考にしてみてくださいね。
アドバイザーが求人を絞り込んでくれる
初めて転職活動をする既卒者の中には「どうやって求人を選べばいいかわからない」という人もいると思います。
その点、dodaはアドバイザーがあなたの希望をヒアリングした上で、希望に沿った求人を絞り込んで紹介してくれるので、ある程度絞り込まれた中から選びたいという人にもおすすめできます。
それだけでなく、書類添削や面接対策などのサポートも充実しており、その甲斐もあってdodaは顧客満足度No.1を誇っています。
dodaの書類選考の通過率を上げるコツについては下の記事もあわせてご覧くださいね。
入社後もサポートしてくれる
これはdodaに限った話ではありませんが、転職エージェントは転職者が長く働き続けられるように、入社後も気軽に相談できる体制を用意しています。
主に入社後に感じた不安や悩みなどを、担当のキャリアアドバイザーに相談することができます。
プロに相談することで解決できたというケースは非常に多いので、1人で悩むよりも就職エージェントに相談することを推奨しています。
doda利用の流れは下の記事で詳しく紹介しています。利用の前に気になる点は確認しておくと良いですよ。
既卒が就職エージェントを賢く使うコツ
就職エージェントを初めて利用する既卒が多いと思うので、上手く活用する方法を3つご紹介します。
それぞれについて、以下で詳しく説明します。
就職活動に専念できる環境を作る
就職活動を進める際に大事なことは、きちんと就職活動に専念できる環境を作ることです。
就職活動は交通費やスーツの新調など、意外とお金がかかるものです。また、企業研究や履歴書・職務経歴書の作成、面接の練習など、選考に向けた準備には想定よりも時間がかかります。
エージェントを利用する場合もかかる時間は変わりません。例えば、UZUZの集団形式サポートでは、ビジネスマナーなどを基礎から学べる講座が用意されており、これには1週間ほどの時間がかかります。
中には「1週間も時間を拘束されるの?」と少し戸惑ってしまう人もいると思います。
ただ、費やした時間だけビジネスマンとして必要なマナーやスキルは身につくので、その分内定率が上がる可能性があります。
複数の就職エージェントに相談して1社に絞り込む
就職エージェントは1社だけでなく、複数登録し、その後面談をしてから1社に絞り込むと良いですよ。
なぜなら、就職エージェントによってサポートの特徴や得意な業界・職種が異なるからです。また、担当になるキャリアアドバイザーの経験やスキルによって、サポートの質も変わってきます。
最初から複数の就職エージェントに登録すれば比較しながらキャリアアドバイザーを選べるので、優秀な人にサポートしてもらえる可能性が高まります。
優秀なキャリアアドバイザーと出会えれば、さらに就職の成功率をあげられるので、面倒かもしれませんが、複数に登録することをおすすめします。
dodaと他の就職サービスについては下の記事で詳しく比較しています。あわせてご覧くださいね。
面接対策を徹底的にサポートしてもらう
既卒の面接では「なぜ既卒になったのか」「学校を卒業してから何をしていのか」など、既卒特有の質問をされます。
本当のことを話しても良いのか、それとも濁したほうが良いのか、自分だけで面接対策をしていると、何が正解なのかわからなくなると思います。
そういうときに就職エージェントを利用すると、今までのノウハウからどう答えれば面接官の印象が良くなるのかをアドバイスしてもらえます。
どんなに優秀な人でも、面接での伝え方によって合否が左右されるので、プロのアドバイスを受けながら時間をかけて対策するのが良いですよ。
既卒の面接について以下の記事で詳しく書いていますので、是非参考にしてくださいね。
既卒が利用できる就職エージェント一覧
既卒が納得のいく転職先を見つけたり内定獲得したりするためには、既卒の就職支援に特化している転職エージェントを利用することが重要になってきます。
なぜなら、既卒者は年齢が若くて実務経験が浅かったりスキルが身についていなかったりする傾向にあるからです。転職エージェントを利用すれば、経験の浅さやスキルをカバーできるような転職支援が受けられます。
ただ、既卒に強い転職エージェントとはいえ、得意としている領域や支援の質には違いが生じるので、できるだけ複数登録して相性の良いところに絞って就職活動を進めることを推奨しています。
ここでは、既卒の転職・就職に強みを持っているエージェントをまとめましたので、ぜひサービス内容や担当者との相性を比較しながら、利用先を複数選んでみてくださいね。
大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント
大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。
CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み
おすすめポイント
- リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
- 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
- リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い
業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント
おすすめポイント
- 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
- 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
- たくさんの求人の中から比較検討できる
20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有
おすすめポイント
- 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
- 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
- 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり
既卒・正社員経験が少ない人向けの転職エージェント
未経験OK、正社員経験ナシでもチャレンジできる求人を多数保有!20代で経歴に自信がない方向けに手厚い就職サポートを実施しています。
大手エージェントと合わせて登録しておきましょう。
20代・第二新卒・既卒の支援実績26万人以上!
新卒支援実績No.1のマイナビによる若手向け転職エージェント!
おすすめポイント
- 全求人が20代対象で未経験OKの求人が70%以上!
- 転職後の定着率93.6%!
- 新卒支援実績No.1のマイナビのノウハウを活用!
多くのメディアに掲載されているUZUZが展開する
第二新卒・既卒・フリーターに特化した就職支援サービス
※サポートエリアが首都圏・関西圏に限られます。
愛知・福岡にお住いの人は、ニート/フリーター/既卒の求人を豊富に保有しているハタラクティブへの登録がおすすめです。
おすすめポイント
- 既卒・早期離職経験のあるカウンセラーが同じ目線でアドバイス
- 平均20時間の丁寧なサポートで内定率UP!1年後の定着率は96.8%!
- IT業界・Web業界の求人を数多く保有
18〜20代未経験OKの求人数は業界トップクラス!
人材業界で多数サービスを展開するレバレジーズが運営!若手向け転職支援サービス
※対象エリアは東日本(渋谷、立川、秋葉原、池袋、千葉、横浜)と西日本(大阪、福岡、名古屋、神戸)となります
おすすめポイント
- 経歴よりも人柄を重視して積極採用する企業を紹介!
- 20代未経験の方向けの求人3000件以上
- ハタラクティブ独自の自分発見カウンセリングが無料で受けられる!
未経験OK求人1,000件以上!既卒・第二新卒・フリーター内定率80%越えの若手専門エージェント!
おすすめポイント
- 若手キャリア支援に特化したコンサルタントによるマンツーマン模擬面接を実施!
- 1万人以上の転職成功談をもとに作成された「転職成功BOOK」がもらえる!
- フリーター・既卒・就職後の早期転職でも応募可能な未経験OK求人多数!
既卒でdodaを利用する際によくある質問
既卒者でもdodaが利用できることやサービス内容などについてお伝えしてきましたが、中にはまだ疑問や不安点を抱えている人もいると思います。
ここでは、既卒者がdodaを活用する際によくある質問をいくつかピックアップして紹介していきます。
dodaはフリーターやニートでも利用できる?
dodaはフリーターでも利用できます。ただ、フリーターから転職できる求人数に限りがあったり、優先的に転職支援が受けられなかったり、デメリットもあります。
とはいえ、転職フェアや転職セミナーなどのイベントに参加できますし、自己理解に役立つ各種診断ツールを活用することができますよ。
dodaの評判や口コミは?
実際にdodaを利用した人の評判や口コミを知りたい人は、口コミサイトやSNSで情報収集するのがおすすめですよ。
弊社でもdodaを利用したい人にアンケートをとって解説している記事があるので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
dodaの「選考終了」は不採用?
dodaの選考終了というステータスは、選考を通過したか落ちてしまったかのどちらかの状況になります。
結果は不明ですが、文字通り選考が終了しており、合否の連絡を待つ段階と言えますね。
詳しくは下の記事をご覧くださいね。
dodaの選考準備中が長い理由は?
dodaで選考準備中の段階が長い場合、一概に要因を特定することはできません。
具体的には応募者のスキルだけでなく、求人の人気度・dodaや企業側の都合・選考プロセスの進捗状況など、多岐に渡ります。
詳しくは下の記事をご覧くださいね。
既卒の就職に役立つ関連記事
就職を目指す既卒に役立つ関連記事を載せておきますので、こちらも合わせて参考にしてください。
一方、1度でも就業経験があれば利用することができるので、職歴のある既卒にはdodaエージェントをおすすめしています。