証券マン必見!激務を回避する3つのポイントを転職のプロが解説!
証券マンがなぜ激務になりやすいのかその理由を分かりやすく解説します。
他にも気になる解決方法や忙しい職場を避けるコツもご紹介します。証券会社からの転職を考えている人は必見です!
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証券マンは部門にもよるが基本的に激務
結論からいうと所属部門にもよりますが、証券マンは想像通りもしくは想像以上の激務といえます。
以下に証券マンのスケジュール例をリテール部門、リサーチ部門、インベストメントバンキング部門ごとにまとめました。各部門のスケジュール例を見れば、証券マンがいかに過酷な仕事であるのかが分かると思います。
現在証券会社に勤めている人は、ぜひあなたの1日と比較してみてください。
リテール部門
リテール部門は主に個人を相手に、口座開設の営業や証券の販売・コンサルティングをおこなう部門です。
顧客を訪問できない時間帯である深夜や早朝までの残業はありませんが、それでも10時間を超える長時間労働をこなしています。
厳しい個人の販売ノルマが設定されているため、目標達成のためには残業せざるを得ないといった状況に陥りがちです。
業務内容 | |
---|---|
6時〜8時 | 始業時間の1〜2時間前に出社し、朝残業をおこなう。 |
8時〜9時 | 始業時間からは顧客への電話営業を開始する。 |
12時頃 | 昼休みは昼食を急いで取り、すぐにデスクへ直行し、顧客への電話営業を再開する。 |
15時頃〜 | ノルマ達成のめどがつくか後場が終わり次第、外回りに出発する。 |
20時頃 | 帰社し、残務処理や明日の準備をおこなう。 |
ノルマが稼げていなければ追加の電話営業をおこなう。 | |
22時過ぎ | 退社 |
リサーチ部門
リサーチ部門とは、金融経済や株価についての分析をおこなう部門です。
直接商品を販売するような業務ではないため、リテール部門のように毎日ノルマに追われることはなく、比較的余裕を持って仕事ができるといえます。
ただし下記のスケジュールは決算発表のない1日の例で、発表のある月には業務量が急増して忙しくなるといった特徴があります。
業務内容 | |
---|---|
7時半〜8時半 | 朝一番で社内営業向けの会議に参加する。電話での参加も多い。 |
9時〜12時 | 企業を訪問し、機関投資家とのミーティングをおこなう。 |
12時〜13時 | 時間昼休憩をとる。 |
13時〜18時 | 休憩後は企業訪問を再開し、機関投資家とのミーティングを実施する。 |
18時頃 | 帰社し、何もなければそのまま退社する。 |
インベストメントバンキング部門
インベストメントバンキング部門とは、M&AやIPO、資金調達に際して企業のサポートをおこなう部門です。
リテール部門よりさらに稼働時間が長く、下記のスケジュール例のように仕事以外の時間がほとんど取れない場合もあります。
また、企業経営に影響を与える業務内容のため仕事のスケールが大きくなり、業務量が他の部門よりも多くなってしまう傾向があります。
スケジュール例のような度を過ぎた長時間労働が横行している場合もあり、3部門の中でもっとも激務になりやすいのはインベストメントバンキング部門といわれています。
ただし働き方改革により、こういった労働環境は年々改善されつつあるようです。会社によっては19時退社ができるところもあります。
業務内容 | |
---|---|
8時~10時 | 企業情報の調査を開始する。 |
10時~20時 | その後はミーティングや営業、資料作成などの雑務をこなす。 |
20時~翌朝5時 | 上記の作業を続ける。 |
翌朝5時~8時 | 帰宅してシャワーを済ませ、ただちにオフィスに戻る。 |
8時~ | 翌日の勤務を開始する。 |
証券マンを激務と感じる3つの理由
証券マンが激務と感じる理由は人によって異なりますが、概ね以下の3つに分けられます。
それぞれの理由について、なぜ激務と感じるのか以下で詳しく解説します。
厳しいノルマがある
証券会社の営業は、前述の3部門のうちリテール部門に所属しています。
リテール部門では1日、1週間、1月ごとに厳しいノルマが課せられており、常にノルマに追われて仕事をしています。
毎日の厳しいノルマを達成するには、常に顧客を新規開拓しなければなりません。そのため、営業方法としては飛び込み営業が基本です。
飛び込み営業ではほとんどの場合、その商品を必要としていない人を相手に売り込みをかけなくてはなりません。したがって、飛び込み営業での受注率は、当然ながら既存の顧客を相手にするよりも低いです。
このように飛び込み営業で新規顧客を獲得するのは難しいため、中にはノルマを達成できない証券マンも出てきます。ノルマが達成できないと社内での評価が下がることもあり、精神的な負担につながってしまうのです。
場合によっては、上司など周囲の圧力が負担になるケースもあるでしょう。こういったノルマ未達成のプレッシャーに追い詰められる日々が続くと、激務と感じることが多くなります。
労働時間が長い
先ほど説明したように、インベストメントバンキング(IB)部門の労働時間は非常に長い傾向があります。朝7時に出社し、21時〜23時に退社する証券マンがほとんで、中には深夜まで働く人も珍しくありません。
しかし、このような長時間労働はひと昔のことで、最近では働き方改革の推進により、残業時間に関しては改善している企業も増えてきています。
転職・就職のための情報サイト「キャリコネ」によると、2020年12月時点の「証券会社の残業時間ランキング」は以下のようになっています。
企業名 | 残業時間 (1ヶ月の平均) |
|
---|---|---|
1位 | 丸三証券 | 13.2時間 |
2位 | 大和証券 | 19.8時間 |
3位 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 26.5時間 |
4位 | 岡三証券 | 27.8時間 |
5位 | 野村證券 | 27.9時間 |
1位の丸三証券は1ヶ月の平均残業時間が13.2時間で、20時間未満となっています。というのも丸三証券は19時完全退社を徹底しており、部署によっては毎日定時退社できるという声もあります。
残業が多い企業もありますが、ひと昔の長時間労働に比べると、証券マンの労働環境は徐々に改善されてきていると言えます。
クレーム対応が発生する
クレーム対応をしなければならないことも、激務に感じる原因の1つです。証券会社が取り扱っている商品は証券です。証券は商品の性質上、利益が出ることもありますが、もちろん出ないこともあります。
ただ顧客の立場からすると、貴重なお金を証券会社に預ける形になるわけです。証券を購入したのに利益が出ないと「証券マンから儲かるって聞いたから買ったのに、話が違う!」と、損をしてしまった思ってしまうものです。
このように利益が出なかったことでクレームにつながってしまうケースがあり、その際は顧客への手厚いフォローが必要になります。
末永
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証券マンとして働くメリット
証券マンは激務ですがその一方で証券マンとして働くことで得られるメリットはたくさんあります。
以下では証券マンとして働くことによるメリットを4つ紹介していきます。
年収が高い
マイナビによると証券会社の平均年収は513万円で、業種別のランキングでは3位です。
国税庁によると日本人の平均年収は467万円なので証券会社の平均年収513万円は高水準であることがわかります。
また他業種と比べて年収アップもしやすく、30代になるまでに300万円近く年収が増えることも珍しくはありません。中には30代で年収1000万円達成する人もいます。
証券マンという職種は他業種と比べて激務ですが労働条件よりも給与面を重要視する人におすすめできる職種です。
専門的知識とスキルが身に付く
証券会社で働いていればまず第一に資産運用をはじめとした金融の知識が身につきます。
現在老後への不安から資産運用への需要は高まっており、自分で資産運用をする際に証券会社で働いた経験は大きく役立ちます。
その他にも会計知識や税金の知識もつけることができ、転職に役立ちます。
会社からの給料だけでなく自分でもお金を稼ぎたい人や将来転職を検討している人は証券マンとして働くことで、必要なスキルや知識が身につきます。
結果が給与に反映される
証券会社の営業職は営業の結果が自分の給与に反映されやすいです。
成果を多く出せばボーナスや賞与が基本給に上乗せされ、給与がかなり増えます。
成果が給与に直結することでモチベーションが上がり、やりがいを持って仕事に取り組めるようになるのは大きなメリットです。
証券マンに向いてる人
証券マンには激務という大きなデメリットがある一方で高い給与ややりがいなどのメリットがあります。
このことを踏まえて証券マンに向いている人は以下のような人になります。
体力がある人
証券会社の営業職はとにかく体力が必要です。
1日に100件近くの新規開拓営業をこなすことも珍しくなく、心身ともに体力を削られます。
また、退勤後には上司や同僚との飲み会があることが多く、体力を回復する暇も他業種と比べて少ない傾向があります。
体力に自信がある人でなけらばとにかく体力が削られる証券マンとしての生活をこなすことができません。
度胸がある人
証券マンはとにかく数多くの営業をこなし、多くの人に営業をかけるので人一倍度胸が必要です。
冷たい対応をされるのが当たり前な中で毎日電話営業や飛び込み営業をやり続けるにはかなりの度胸が必要ですし、自信の有無が営業の成功にも関わってきます。
どんな相手にも怯まずに営業をかけられる度胸がある人は証券会社で働く素質があります。
目標が持てる人
自分自身の目標を持てるかどうかは証券マンとして仕事を続けるのに重要な指標です。
証券マンとして働く人は日々ノルマ達成のみを目標として働いている人が多いです。
しかし会社が決めたノルマ達成のみを目標にして仕事を続けていると自分が何のために仕事をしているのかわからなくなってしまい、モチベーションの低下につながってしまいます。
自分が証券マンとしての仕事を続けることによってどういった人間になりたいのかという理想像を持てている人はこういった事態に陥らずにすみます。
証券マンとして働く人は会社内での目標ではなく自分の人生の目標をもって働くことを意識しましょう。
証券マンに向いてない人
以上で証券マンに向いてる人を紹介しましたがここからは証券マンに向いてない人の特徴を紹介していきます。
精神的に弱い人
精神的負担が大きい証券マンの仕事は精神的に弱い人には向いてません。
証券会社の営業は新規開拓営業が多く、営業の際に顧客に無視されたり冷たい態度をとられることは珍しくありません。
皆さん自身も電話営業や訪問営業に対し冷たい態度をとったことがある人は多いのではないでしょうか。
そういった状況が続いてもめげずにやっていける精神力が証券マンには必要です。
感情移入しやすい人
顧客に感情移入しやすい人も証券マンには向いていません。
急に電話をかけたり訪問すると相手に迷惑がかかるのではと心配してしまうと営業ができなくなってしまいます。
新規開拓営業はとにかく数をこなす必要があるので営業を躊躇してはいけません。
また、証券マンは顧客に最適な商品でないと認識していたとしてもその商品を売るように指示されていたらなんとしても売らなければなりません。
顧客に感情移入しやすい人は指示された商品を売るのを躊躇ってしまい、ノルマ未達成につながってしまいます。
行動力が低い人
証券会社の営業は行動力が低ければノルマを達成できません。
電話営業でも訪問営業でも1日に百件近くの営業をこなすためにはかなりの行動力が必要です。
また、どのようにアプローチしたら成果を高められるかを考え、実行するのにも行動力が要ります。
行動力が低い人が証券マンとして仕事を続けていくのは難しいでしょう。
末永
ここまでの説明でもしかしたら証券マンに向いてないかも、、、と思った人は多いのではないでしょうか。
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証券マンの激務を解消するための方法
上記のように、証券マンは様々な要因から激務になりやすいです。しかも、証券マンの業務は長時間労働のような体力的なつらさだけでなく、ノルマやクレーム対応といった精神的につらい側面も存在します。
このようなつらさを解消するにはどうすればいいのか、具体的な方法として以下の2つを紹介します。
異動を希望する
激務の原因となる業務が発生しにくい部署へ異動することで、激務な労働環境を解消できる可能性があります。
一口に証券マンといっても、所属部署や業務内容、所属支店によって忙しさやつらさの性質に差があります。そのため、まず最初に自分が激務だと感じる主原因を見極めるようにすると良いです。
原因が分かれば、発生しにくい部署への異動を上司や人事に掛け合うことができます。
ただ、異動は激務を解消するのに有効な手段といえますが、注意しなければならないのは、希望が通るかどうかは会社の都合によって決められてしまう点です。確実に異動できる保証はないため、心身ともに限界が近く、今すぐに現状を変えたい場合には向きません。
転職して職場を変える
同じような部署や業務内容でも、労働環境は会社によって大きく異なります。そのため、転職して職場を変えるのも有効な方法の1つです。
先ほど紹介したキャリコネの「証券会社の残業時間ランキング(2020年12月時点)」では、丸三証券の残業時間は月13.2時間ですが、SMBC日興証券は月41.9時間となっています。
同じ証券会社でもSMBC日興証券は丸三証券の倍以上も残業があります。長い残業時間が半分になれば、今よりもワークライフバランスを保ったゆとりのある生活が送れるようになるのです。
また、転職は異動と違い、自分の意思で進めることができるのもポイントの1つです。
証券マンが激務な職場を避ける方法3選
先ほど、異動と転職はどちらも有効な手段ですが、今すぐ状況を変えたい場合は自分の好きなタイミングで実施できる転職が向いているでしょう。
ただ、せっかく気力と時間を振り絞って転職したとしても、転職先の労働環境が現職よりも悪いと意味がなくなってしまいますよね。そこで、ここからは転職の際に激務な職場を避けるためのポイントについて紹介します。
条件が良すぎる・長期間募集している求人を避ける
転職先を探す際、とくに注意すべき求人があります。それはあまりに好条件であったり、長期間募集している求人です。
一般的な募集より明らかに条件が良いということは、裏を返せばそれだけの好条件でないと応募が来ないということです。すなわち、その好条件でも割に合わない激務である可能性があります。
長期間募集している求人についても、求職者からその条件では割に合わないと判断されていることが予想されます。また、激務により社員の定着率が低い、業務量に対して人員が不足しているなどの理由も考えられます。
ただし全国に支店を持つような大企業であれば長い目で求人を出すことも珍しくなく、一概にすべての会社が激務とはいえません。
条件や業務量を確認する
当然ですが、労働条件や業務量についてはよく確認する必要があります。勤務時間や雇用形態など、詳細までよく募集要項を読み込むようにしましょう。
職場の雰囲気やサービス残業の有無など、求人には書かれていない情報もできる限り確認したほうが良いですね。
転職情報サイトにはその企業で実際に働いたことのある、もしくは働いている人の生きた意見が多く寄せられており、非常に参考になります。
ただし1つ意識してほしい点は、口コミや評価を投稿しているのはその企業に何らかの不満があって退職した人が多いことです。他の口コミと比べて不当に低評価をしている場合、事実と異なる可能性がないか調べてみるなど注意が必要です。
転職エージェントに見極めてもらう
日々の激務をこなしながら、大量にある求人情報を自力で精査するのには限界があります。そんな時に活用してほしいのが転職エージェントです。
通常の転職サービスを利用する場合、転職に関わるあらゆる作業を自分でおこなう必要があります。転職エージェントを利用すると、求人探しや面接日の調整など、これらの面倒な作業の多くをエージェントが担当してくれます。
例えばエージェントに希望を伝えておくだけで、条件に合った求人を代わりに見つけて紹介してくれます。
また、エージェントは採用担当者を含めた社内の人間と実際に付き合いがあるため、職場の雰囲気など内部の情報も数多く持っています。
エージェントとの面談の際にこういった細かい条件の希望まで伝えておくことで、理想の転職先と出会える確率が上がります。
さらに、自分では難しい労働条件の交渉も担ってくれます。給料や入社日など、自分からは提案しにくい要望までしっかり伝えてくれるので、精神的な負担が軽くなります。
エージェントは交渉のプロなので、自分で提案した時よりも好条件での転職が期待できます。
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