保険の営業って年収いくら?男女・年齢別で平均年収を大調査!
保険の営業職は年収が高いって聞いたけど、インセンティブ制度の印象が強くて、安定しないのでは?と不安を感じている人も多いですよね。
転職するかどうかの判断材料にしたくて、実際に働いている人がどれぐらい年収なのか知るために、この記事を読んでいるのだと思います。
そこで今回は、保険の営業職の年収を平均と年齢別で紹介していきます。保険の営業職に興味がある人は是非確認ください。
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【男女別】保険の営業職の平均年収
2023年に厚生労働省が発表した令和4年賃金構造基本統計調査によると、保険・金融業に携わる男女の平均年収は374万円という結果になりました。その内訳としては、男性が約480万円、女性は約287万円です。
ただ、あくまでも平均なのです。
というのも、保険業界の営業職は基本給+インセンティブ制(歩合制)、もしくはフルコミッション制(完全歩合制)が基本なので、本人の成果に応じて年収が大きく変わります。
末永
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保険会社への転職を考えている人の中には、年収に魅力を感じて転職を考えている人もいるのではないでしょうか?
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というのも、こういった年収アップを軸とした転職は入社後にミスマッチを起こし仕事への満足度を下げかねないからです。
転職エージェントと相談をする中で、「本当に自分は保険営業が向いているのか?」「年収を上げる方法は他に無いのか?」を明確にしましょう。
末永
上記の作業は確かに1人でもできます。
しかし、明確にした上でその志向にあった企業や職種を紹介してくれるのが転職エージェントの強みです。
転職活動をよりスムーズにおこなうことができますよ。
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年齢別の平均年収
同じく、厚生労働省が令和元年に調べたデータを元に、年齢別の平均年収を紹介します。自分の年齢と照らし合わせてみて、確認してください。
【年齢別】男性の平均月収と年収
男性で1番月収と年収が高いのは、50歳~54歳で年収約620万円でした。
月収 | 年収 | |
---|---|---|
20歳〜24歳 | 約19万円 | 約230万円 |
25歳〜29歳 | 約23万円 | 約281万円 |
30歳〜34歳 | 約32万円 | 約388万円 |
35歳〜39歳 | 約39万円 | 約468万円 |
40歳〜44歳 | 約44万円 | 約532万円 |
45歳〜49歳 | 約49万円 | 約588万円 |
50歳〜54歳 | 約52万円 | 約620万円 |
55歳〜59歳 | 約44万円 | 約523万円 |
60歳〜64歳 | 約26万円 | 約315万円 |
65歳〜69歳 | 約22万円 | 約261万円 |
【年齢別】女性の平均月収と年収
女性で1番月収と年収が高いのは、50歳〜54歳で年収約317万円でした。
月収 | 年収 | |
---|---|---|
20歳〜24歳 | 約18万円 | 約211万円 |
25歳〜29歳 | 約20万円 | 約236万円 |
30歳〜34歳 | 約22万円 | 約263万円 |
35歳〜39歳 | 約24万円 | 約286万円 |
40歳〜44歳 | 約25万円 | 約296万円 |
45歳〜49歳 | 約26万円 | 約311万円 |
50歳〜54歳 | 約26万円 | 約317万円 |
55歳〜59歳 | 約26万円 | 約311万円 |
60歳〜64歳 | 約25万円 | 約296万円 |
65歳〜69歳 | 約28万円 | 約337万円 |
雇用形態による給与制度の違い
保険の営業職は、雇用形態が正社員か業務委託かで、仕事内容が同じだとしても給与形態が変わることが多いです。
以下から、その2つでどう変わってくるのかを解説していきます。
正社員はインセンティブの場合が多い
正社員は、基本給+歩合のインセンティブ制度で給与を貰えることが多いです。
基本給でも月給20万以上は貰える企業も結構あるので、安定感があります。
インセンティブ制度は、自分の成果に合わせて給与に上乗せされていくシステムですが、上乗せ額は業界や企業によってバラツキがあります。
一般的には、契約してもらった保険料の金額から約0.3%と言われています。
業務委託はフルコミッションの場合が多い
業務委託として契約している場合、完全歩合制のフルコミッションであることがかなり多いです。
勤務してから数ヶ月から数年は基本給を貰えても、仕事に慣れてくるとフルコミッションにシフトチェンジする企業もあります。
フルコミッション制だと、成果を上げないと給与が発生しなくなってしまうので、安定して給与をもらいたいなら、前もって企業について調べるようにしましょう。
ただ、フルコミッションは大きく成果を出せたらその分、給与の上乗せ額も天井知らずで爆発的に上がっていきます。
自分の営業力に自信があるなら、挑戦しても良いかもしれません。
年収が高い保険会社一覧
次は高年収を狙える保険会社を紹介します。保険の営業職に興味があり、高年収を狙いたい人は是非チェックしてみてください!
後述しますが、外資系の企業のほうが、コミッション制度やインセンティブ制度を取り入れていることもあり、リスクもありますが成果が報酬に反映されやすく年収も高くなる傾向があります。
以下の表はライトハウスに口コミが投稿されている各保険会社の中で、とくに営業職の平均年収が高かった4社です。この平均年収は2023年9月時点のデータを元に独自に算出しているので、参考程度に見てください。
プルデンシャル生命保険 | 906万円 |
---|---|
メットライフ生命保険 | 662万円 |
ソニー生命保険株式会社 | 744万円 |
アフラック生命保険株式会社 | 610万円 |
この中でもっとも高いのはプルデンシャル生命保険となっています。外資系企業特有のハイリスクハイリターンによる報酬制度であることが特徴です。
日系企業であるソニー生命保険株式会社や、外資系でありながら日本企業文化の強いアフラック生命保険株式会社は、プルデンシャルと比べると少し年収は低いものの保険業界の中では高水準であることに変わりありません。
ただ、平均年収は各営業の業務形態や事業内容などによって変わってくるため、上記の平均年収比較は参考程度で見てください。
末永
上記で紹介したような年収もしっかりしているような企業には、多くの応募が集まり、難易度は高くなりがちです。
転職エージェントを活用すると、企業に合わせて応募書類の添削や面接対策を実施してもらえるので、独力でチャレンジするよりも選考通過率をあげられる可能性があるので、利用を検討してみても良いと思います。
大手企業の求人はもちろん、多くの保険営業の求人を保有している大手エージェントは登録しておいて損はないでしょう。
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外資系生命保険の営業は稼げるがリスクもある
外資系生命保険の営業は独自のコミッション制を敷いている企業が多いです。
入社してから2年間は固定給与は出されるけれど、2年が経過したころには固定給がほとんどない状態になり、ほぼインセンティブで稼ぐというモデルケースが多いです。
トッププレイヤーになると年収1000万円〜3000万円ほど稼ぐ人もいますが、成果が出せずに辞めていってしまう人も多いのが実態です。
リスクもあるけれど、それだけ成果がでた時にリターンは大きいと言えるでしょう。
また、保険業界に限らず、外資系企業は日系企業に比べると待遇や福利厚生が物足りないと言われることがありますが、企業によっては福利厚生が充実していたりするので、一概に待遇が悪いというわけではありません。
例えばプルデンシャル生命では、以下のような福利厚生を導入しています。
- 子どもがいる場合は、9~16時の時短勤務OK(出勤日自由設定も可)
- 100万円の出産支援金、保育園費用最大15万円支給(保育園の80%)
近年では生命保険営業は女性社員も増えてきているため、育児に関する福利厚生はしっかりしている企業も多い印象です。
自分にあった保険営業の求人に出会うには
保険の営業職の年収相場や高収入を狙える保険会社などをご紹介しました。
企業によって給与体系やインセンティブ制度は異なってきますし、社風や働きやすさというのも変わってきます。
実際に自分がどれぐらい稼げるのか、自分にあった会社はどこなのかが知りたいという方は転職エージェントに相談するのも1つの手です。
転職エージェントは、コーポレートやクチコミサイトだけでは手に入らない企業の内部情報や採用情報を持っていて、そういった情報をもとにあなたが活躍できそうな企業を客観的に目利きしてくれます。
面接対策などのサポートも受けられて、志望企業への内定獲得率も上がりやすくなりますので利用してみて損はないと思います。
以下で、保険業界への転職実績のあるおすすめのエージェントを紹介しますので、気になるエージェント2〜3社に登録してみて比較検討してみましょう。
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そのため、入社1年目でも年収1,000万円を超える人が一定数います。
実際、私が過去に相談を受けた転職者の中に年収1,000万円までは到達せずとも、25歳で日本生命に転職し年収540万を勝ち取った人がいました。