第二新卒におすすめの業界一覧!自分に合った業界を選ぶためのコツも紹介

第二新卒 おすすめ業界

    第二新卒の転職におすすめの業界・職種についてプロが徹底解説します。

    また、自分に合った業界や仕事の選び方や転職を成功させるコツについても紹介します。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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第二新卒の転職はチャンスが多い

学校卒業後1~3年以内の若手社会人を対象とする「第二新卒」は、きちんと対策をすれば理想通りの転職を叶えることは可能です。

過去は第二新卒に対して「やめとけ」「厳しい」などネガティブな意見もありましたが、第二新卒の転職状況は改善しています。

末永雄大 末永

近年は若手社会人の意識変化から入社数年以内の早期離職が増えていること、第二新卒に注目する企業が増加していることなどを背景に、第二新卒の転職はチャンスが広がっているといえますね。

第二新卒は具体的な実務経験よりも入社意欲やポテンシャルを意識する企業が少なくありません。未経験歓迎の求人も多くあるので、未経験の業界業種への転職によるキャリアチェンジも挑戦しやすいのが特徴です。

ただ、大手企業や人気企業は新卒採用で十分な人員が確保できるため、第二新卒枠は欠員が出た場合の補充となる傾向にあります。大手企業や人気企業は求人自体が限定的なので転職難易度が高くなる点は注意しましょう。

末永雄大 末永

とはいえ、「大手企業=自分に合った企業」とはいえません。企業規模で求人の選択肢は絞らず、幅広い求人を比較検討すると、自分に合った職場に出会うことができますよ。

第二新卒とはどのようなものかは、以下の記事で詳しく解説しています。気になる人は併せてご参照ください。

また、第二新卒の転職を成功させるためには、転職のプロである転職エージェントを活用するのが近道です。

あなたに合った求人の紹介から選考対策まで、転職活動を幅広くサポートしてもらえるので、積極的に活用しましょう。

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第二新卒の転職に向いた業界の特徴

第二新卒の転職におすすめの業界に当てはまる特徴を紹介します。

具体的な業界職種を検討する前に、特徴を押さえておくと転職の失敗を防ぎ、理想通りの転職を実現しやすくなりますよ。

若手育成に力を入れている業界

若手育成に力を入れている業界は、第二新卒が未経験分野で安心してスキルアップできる絶好の環境です。

入社直後から充実した研修制度やOJT、メンター制度が整備されていることも多く、仕事の基礎から実務まで段階的に学べますね。

末永雄大 末永

さらに、定期的な評価制度が用意されていたり、明確なキャリアパスが定義されていたりと、企業全体で若手の成長を支援する風土が根付いていることも多いです。


専門性の向上や将来的なキャリアアップなど、実力を着実に積み上げられる点も魅力ですよ。

柔軟でチャレンジ精神を重視する業界

柔軟でチャレンジ精神を重視する業界は、従来の枠にとらわれず新しい発想を積極的に受け入れるため、第二新卒にとって挑戦しやすい環境です。

社員それぞれのアイデアや改善提案を歓迎してもらえたり、フラットに意見交換ができたりと、上下関係があまり厳格でなく、失敗を恐れずにチャレンジできる文化は魅力ですね。

末永雄大 末永

自分の成長を実感しながら、さまざまな業務に挑戦できるため、経験を積みやすく、長期的なキャリア形成においても大きなメリットを受けられるのがメリットです。

経験よりもポテンシャルを重視する業界

社会人経験が浅い第二新卒にとって、異業種転職では具体的な実務能力や専門性の少なさが不安材料となりがちです。

一方で、経験よりもポテンシャルを重視する業界では、過去の実績よりも今後の成長可能性や学ぶ意欲、チャレンジ精神が評価されるため、未経験でも入社しやすいといえます。

ポテンシャル採用を行う企業は、入社した社員のスキル不足を前提としているので、基礎から丁寧に指導する研修制度やOJTを用意しています。

末永雄大 末永

必要なスキルは入社後に着実に習得できる体制を構築していることも多く、実務能力やスキルに不安を感じる第二新卒も安心して応募できますね。

市場成長性や将来性が期待できる業界

市場成長性や将来性が期待できる業界かは、第二新卒が意識したいポイントです。

将来性のある企業は経営基盤がしっかりしており、市場変化に対しても強いです。将来的に業績が悪化したり、業界そのものが衰退するリスクを避けられるので、安定して働き続けることができますよ。

また、成長企業は業務拡大や新規事業展開が盛んであり、最新技術やサービスを取り入れています。

第二新卒の柔軟な発想やチャレンジ精神が評価されやすく、若手のうちから新しいスキル習得や実績を積むことができるため、将来のキャリア形成に大きなプラスとなりますね。

末永雄大 末永

変化の激しい環境ではあるものの、成長企業の一員として日々の業務に刺激があります。モチベーションが維持しやすいこと、昇給やボーナスなど成果に応じたインセンティブを得られやすいのも、魅力的な職場だといえますね。

第二新卒の転職におすすめ業界

第二新卒の転職に向いている業界の特徴を踏まえて、具体的におすすめの業界を6つ紹介します。

業界名 若手育成制度
の充実度
キャリアアップ
の明確さ
柔軟な働き方
・組織文化
業務の多様性
・経験の幅
給与・福利厚生
IT・
ソフトウェア
Web/デジタル
マーケティング
広告・
クリエイティブ
ベンチャー・
スタートアップ
コンサルティング
人材・教育関連

比較表を参考にしながら、自分の希望に近いものを選ぶと、目指すべき業界を探しやすくなりますよ。

ここからは、それぞれの業界について特徴やおすすめポイントを詳しく解説していきます。

IT・ソフトウェア業界

デジタル化が加速する現代社会では、IT・ソフトウェア業界は安定した需要のある業界です。

第二新卒の学習意欲や成長意識が高く評価されやすく、未経験者を歓迎する企業もあるので、キャリアチェンジを実現しやすいのも特徴ですね。

また、IT・ソフトウェア業界で求められる「基礎的なITリテラシー」や、業務に必要な「プログラミング知識」「プロジェクト開発スキル」などは、充実した研修制度を備えている企業は多くあります。

研修後もOJTで実務をこなしながら着実にスキルアップできる環境なので、経験が浅い若手でも比較的スキルを磨きやすいのがおすすめポイントです。

末永雄大 末永

IT・ソフトウェア業界はリモートワークやフレックスなど柔軟な勤務形態が他業界よりも定着しています。ワークライフバランスを重視する若手にとって魅力的な環境だといえますね。


また、給与水準も比較的高く、スキルアップに応じたキャリアアップも期待できます。

Webマーケティング・デジタルマーケティング業界

オンラインビジネスの急成長に伴い、Webマーケティング業界の需要は増加傾向にあります。

SEO対策、SNS運用、コンテンツマーケティングなど、専門分野は多岐にわたり、第二新卒でも自身の興味や適性に合わせた職種を選びやすいのがメリットですね。

業界の変化は速いですが、新しい知識やスキルを習得していくことに前向きな人は、第二新卒であっても市場価値の高い人材へと成長できます。

末永雄大 末永

Webマーケティング・デジタルマーケティング業界は、若手の新しいアイデアやチャレンジ精神が評価されやすい業界です。


第二新卒の若さや行動力は大きな強みとなりますよ。

広告・クリエイティブ業界

広告・クリエイティブ業界は、個性や創造力が評価される業界です。

代表的な職種である広告デザイナーやグラフィックデザイナー、プランナー、ディレクターなどは、どの職種も独創性やクリエイティビティが重視されるので、第二新卒ならではの斬新なアイデアやセンスは歓迎されやすいですね。

末永雄大 末永

広告・クリエイティブ業界はチームでの仕事が多く、プロジェクトごとに多様な業務に関わりながら仕事を進めます。


コミュニケーション能力に自信のある人や、幅広い経験を積みたい人にはおすすめの業界ですよ。

ベンチャー・スタートアップ企業

ベンチャー企業やスタートアップ企業では組織の規模が小さい分、一人ひとりの裁量と責任が大きく、成長機会が多くあります。

新規事業の立ち上げや、市場開拓など、チャレンジングな仕事に携わることができ、第二新卒の意欲的な姿勢が高く評価されますよ。

また、実績よりも新しいアイデアや行動力が重視されるので、第二新卒を積極的に採用する企業も少なくありません。

末永雄大 末永

ベンチャー・スタートアップ企業はリスクがあるものの、自らの力で事業を推進し、達成感を味わえる点が大きな魅力ですよ。

コンサルティング業界

コンサルティング業界は、高度な分析力と問題解決能力を養える環境です。

経営戦略、業務改善、システム導入など、幅広い分野でのコンサルティング業務を通して、ビジネススキルを身に付けられますよ。

第二新卒採用に積極的な企業も多く、論理的思考力と学習意欲があれば、未経験からでもスタートできます。多様なクライアントとの協働を通じて、コミュニケーション能力や提案力を磨くことができるので、将来的なキャリアの選択肢も広がりますよ。

末永雄大 末永

コンサルティング業界は体系的な研修制度やメンター制度が整っており、若手の育成に力を入れている企業も多くあります。第二新卒でも基礎から実践的なスキルを身につけやすいのが魅力ですね。

人材・教育関連業界

人材・教育業界は、人々のキャリア形成や能力開発を支援する重要な役割を担います。

採用支援、研修サービス、教育コンテンツ開発など職種は多様で、第二新卒の経験を活かせる場面が多くありますよ。

たとえば、自身の転職経験を活かしてキャリアアドバイザーや教育研修の企画・運営を担当するなど、経験・スキルを活かしながら、人の成長に関わる仕事ができる点が魅力ですね。

末永雄大 末永

人材・教育関連業界は、社員育成やキャリア支援に注力している企業が多く、若手の成長をサポートする仕組みが整っています。


自身のキャリア開発を業界全体で支援する環境が用意されているので、第二新卒にもおすすめの業界です。

第二新卒の転職におすすめ職種

第二新卒の転職では職種を軸に転職先を探すのも有効です。そこで、第二新卒でもおすすめできる職種を6つ紹介します。

各職種とも、第二新卒の「柔軟性」「学習意欲」「ポテンシャル」を最大限に活かしながら成長できる環境が整いやすいものをピックアップしたので、参考にしてくださいね。

職種 業務内容 おすすめポイント
営業職 顧客への提案および折衝
数値目標達成を目指す営業活動
第二新卒で応募できる求人が豊富
実力次第で年収アップ・キャリアップが狙いやすい
マーケティング職 市場調査、戦略立案
デジタル媒体運用およびコンテンツ制作
最新のマーケティング手法やスキルを実践的に学べる
第二新卒の感性やアイデアも強みになる
ITエンジニア プログラミング
システム開発などソフトウェア開発
未経験者向けの教育体制が整備されており成長機会が豊富
業界需要も高い
事務職 書類作成、データ入力など
定型業務を中心とした業務プロセスの遂行
安定した業務環境でワークライフバランスを実現しやすい
第二新卒のビジネススキルが活かしやすい
カスタマーサポート
・カスタマーサービス
顧客問い合わせ対応、問題解決
フィードバック収集など
コミュニケーションスキルを活かしやすい
第二新卒歓迎の求人も豊富
コンサルタント クライアントへの課題解決提案
戦略立案、分析業務
多業界のプロジェクト参画により実務経験を積みやすい
マネジメント職へのキャリアパスも明確

自分の興味や得意な分野、今後のキャリアビジョンに照らし合わせて、どの職種が最もマッチするかを検討しましょう。

ここからは、第二新卒の転職におすすめの職種を、それぞれ詳しく解説します。

営業職

営業職は、第二新卒が前職での経験を活かしやすい職種の一つです。

法人営業、個人営業、ソリューション営業など、さまざまな分野があり、業界や商材に関する知識は入社後に習得できます。

入社時に重要なのは、コミュニケーション能力、課題発見力、粘り強さなどで、第二新卒でも社会人経験を通じて培った基礎的なビジネススキルを活かすことができますね。

末永雄大 末永

営業職は多くの企業が充実した研修制度を設けており、未経験からでもステップアップが可能です。成果が評価されやすく、実力次第で早期のキャリアアップも期待できる職種ですよ。

マーケティング職

世の中での商品・サービスに対するニーズ・要望が多様化している中でマーケティング職の需要は増加傾向にあります。デジタル技術を駆使して企業戦略に大きな影響を与える人材として多くの企業で引く手あまたの職種ですよ。

デジタルマーケティング、商品企画、ブランド戦略など、幅広い専門領域がありますが、データ分析力、トレンド分析力、クリエイティブな発想力が求められます。第二新卒の若さゆえの柔軟なアイデアと学習意欲は大きな強みとなりますね。

末永雄大 末永

また、前職が営業やカスタマーサポート・販売職といった顧客対応が必要な職種であれば、前職での経験がターゲットの調査や分析に活かせますよ。

ITエンジニア

ITエンジニアは、IT化・デジタル化の進む現代社会において高い需要のある職種です。人材不足から求人数も多いので、前職のスキル・経験が活かせる職場が見つかれば転職はスムーズに進められます。

また、未経験からITエンジニアを目指す場合も、多くの企業が充実した研修プログラムを用意しています。未経験からでもキャリアをスタートしやすい点が、第二新卒におすすめできる理由の一つですね。

末永雄大 末永

ITエンジニアはプログラミング、システム開発、インフラ、AI・クラウドなど専門分野は多岐にわたり、キャリアパスも明確なので自分の興味関心に合わせてキャリア形成ができるのも魅力ですね。


さらに、リモートワークやフレックス勤務など柔軟な働き方が選択しやすいので、ワークライフバランスを重視したい人におすすめできます。

事務職

事務職は書類作成やデータ入力、電話応対などを担う職種で、コミュニケーション能力・PCスキル・基本的なビジネスマナーといった基礎的なビジネススキルが求められます。

第二新卒は短期間であっても社会人経験があり、研修や現場業務の中で基礎的なビジネススキルが身に付いていることも多いです。前職の経験を活かして即戦力として活躍できるので、第二新卒の転職にもおすすめの職種といえますね。

また、事務職は総務、人事、経理、営業事務などの特定分野のスペシャリストとなる道もあります。自身の興味や特性に合わせて業務を専門化させていくことで、将来的な年収アップ・キャリアアップにつなげられますよ。

さらに、事務職では勤務時間が固定されていることも多く、ワークライフバランスを求める人にもおすすめできます。

末永雄大 末永

近年では従来の事務作業に加えて、IT・デジタル技術を活用した業務効率化やデータ管理なども求められています。


前職での経験を活かしながら、新しいスキルを習得できたり、第二新卒のアイデア・行動力を発揮しやすい環境なのも魅力ですね。

カスタマーサポート・カスタマーサービス

カスタマーサポートは、企業と顧客を繋ぐ重要な役割を担う職種です。

電話対応、メール対応、チャットサポートなどの業務形態があり、前職で接客や販売経験がある、コミュニケーション能力が強みという人は、第二新卒の社会人経験を活かせる場面は多いですよ。

また、未経験歓迎や第二新卒向けの求人も多く、キャリアをスタートさせやすいのも、おすすめポイントです。

末永雄大 末永

カスタマーサポート・カスタマーサービスは、顧客の課題解決や顧客満足度の向上を通じて、やりがいを感じやすい職種です。


また、顧客の声を直接聞ける立場であり、将来的に商品開発やサービス改善にも関われる可能性がある点も魅力ですね。

コンサルタント

コンサルタントはクライアントの経営課題や業務改善のための戦略立案、分析、提案を行う専門職です。

多業界にわたるプロジェクトに参画するため、幅広い知識と論理的思考・分析力が求められますが、第二新卒の前職での経験や視点が、独自の強みとなることも多くあります。

また、多くの企業が第二新卒採用に積極的で、充実した研修制度を設けているので、未経験からでも挑戦しやすい職種だといえますね。

末永雄大 末永

コンサルタントは豊富なプロジェクト経験を積むことで、さまざまな業界や企業の課題に触れることで、ビジネススキルを急速に成長させることができる職種です。


将来的には経営戦略やマネジメント職へのキャリアアップも期待できる職種ですね。

第二新卒の転職でおすすめしない業界

転職先を選ぶ際は、将来のキャリアを見据えた慎重な判断が必要です。

具体的には以下のような業界は注意しましょう。

第二新卒の転職におすすめできない業界の特徴

  • 将来性が低いと言われている業界
  • 残業時間が長く離職率が高い業界
  • 年収の水準が低くて稼げない業界

IT化やAI化により従来の仕事が奪われる業界など「将来性が不安視される業界」は、長期的なキャリアを考慮して転職先を選びたい第二新卒には不向きです。

また、「慢性的な長時間労働や過度な業務負担が常態化している業界」「業界全体の賃金水準が低く、経験を積んでも収入アップが見込みにくい業界」も要注意ですね。

ただし、これらの特徴は業界全体の一般的な傾向であり、同じ業界内でも企業によって大きく状況が異なります

末永雄大 末永

転職先を選ぶ際は、業界動向だけでなく、個別の企業の経営方針・職場環境・福利厚生・キャリア支援制度など総合的に評価することが重要ですよ。

転職をおすすめしにくい業界については、こちらの記事で詳しく解説しています。是非合わせてチェックしてくださいね。

自分に合った業界・企業を見つけるためのポイント

第二新卒の転職を成功させるためには、慎重に転職先の企業を選ぶことが重要です。

特に、自分のスキルやキャリアプランにマッチするか、勤務時間や休日・勤務制度といったの働き方はどうかなど、複数の観点から求人を比較検討することで、自分に合った転職先を見つけることができますよ。

ここでは、それぞれのポイントを詳しく解説します。

自分のスキル・経験を活かせるか

第二新卒の転職先選びでは、これまでの経験やスキルを活かせる環境かが、重要な判断材料となります。

第二新卒で経験・スキルに不安がある場合も、短い社会人経験の中で培った基礎的なビジネススキルや専門知識は貴重な強みなので、自分のスキル・経験を活かしやすい職場を探しましょう。

自分のスキルや経験を活かした転職例

  • 販売職での顧客応対:コミュニケーション力や信頼関係構築力を活かして「営業職」に転身
  • 飲食業の接客:サービス精神や適応力を活かして「プランナー」や「カスタマーサポート」に転身
  • 教師や研修講師:指導力やプレゼン能力を活かして「コンサルタント」に転身

また、前職で感じた課題や改善点への気づきも、新しい職場での問題解決や業務改善などにつながる貴重な経験です。応募書類や面接の場で適切にアピールできれば、職場での活躍をイメージしやすくなるので、ポジティブに評価してもらえますよ。

末永雄大

末永

メガホン 末永からのアドバイス

各業界や企業が求める即戦力のレベルは異なるため、自分のスキルが十分に活かされる環境なのか、募集要項や企業の研修・育成制度はあるか、などをしっかり確認しましょう。


自分の強みが企業の業務内容や求める人物像と合致しているかを見極め、スキルアップのチャンスがある業界を選ぶことが、転職成功への鍵ですよ。

中長期的なキャリアプランとマッチするか

転職先を選ぶ際は、3年後、5年後の自分のキャリアイメージと合致しているかを慎重に検討することが重要です。

具体的には以下のような観点で確認しましょう。

キャリアプランに合うかの確認ポイント

  • その企業や業界で、どのようなスキルが身につくのか
  • どのようなキャリアパスが描けるのか
  • 昇進・昇給の基準は明確か
  • 専門性を高められる環境があるか
  • 業界の将来性や企業の成長戦略に問題はないか
末永雄大

末永

メガホン 末永からのアドバイス

特に第二新卒では、この転職を通じて築く専門性や経験が、今後のキャリアの土台となります。


自分の中長期的な目標と照らし合わせ、安定して成長できる環境なのかを慎重に検討することが大切ですよ。

働き方が自分のライフスタイルに合うか

企業選びでは、業務内容だけでなく、働き方が自分の価値観やライフスタイルに合っているかの確認も重要です。

ライフスタイルに合うかの確認ポイント

  • 勤務時間、残業時間
  • 休日出勤の有無
  • 有給休暇の取得状況
  • フレックスタイム制度の有無
  • リモートワークの導入状況
  • 育児や介護の両立支援制度の整備状況
  • 副業・兼業の可否

前職での経験を通じて自分に合った働き方のイメージを具体化し、納得のいく働き方が実現できるかを判断することが重要です。

末永雄大

末永

メガホン 末永からのアドバイス

働き方に関する情報は募集要項に十分に記載が無かったり、面接の場で直接聞きにくかったりと、情報収集が難しいこともあります。


転職エージェントを活用すると、自分にピッタリの求人を紹介してもらえるだけでなく、リアルな内部情報を教えてもらえるので、入社後のミスマッチを避けるためにも転職エージェントは積極的に活用しましょう

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第二新卒が転職成功率を高めるためのコツ

第二新卒ならではの若さや柔軟性といった強みを活かすためには、コツを押さえた選考対策が不可欠です。

丁寧に事前準備・選考対策をしておくことで、第二新卒で社会人経験が浅く、スキル・経験に不安がある場合も、スムーズに転職を終えられますよ。

以下の5つのポイントを意識して、計画的に転職活動を進めましょう。

自己分析を徹底し、強みや特性を理解する

前職での経験を振り返り、自分の強みやキャリアに対する価値観を明確にしましょう。第二新卒の場合は社会人経験が短期間の人も多いですが、得られた学びや気づきを整理することは転職成功の第一歩です。

具体的には前職での具体的な業務内容、達成した成果、身につけたスキルを細かく書き出します。特に、どのような場面で成果を上げることができたか、どんな働き方が自分に合っていたかを詳しく分析することが大切です。

末永雄大 末永

仕事を通じて気づいた自分の特性(細かい作業が得意、人とのコミュニケーションが好きなど)も重要な気づきとなります。しっかりと整理し理解しておくことで、転職先選びや面接対策に活かすことができますよ。

キャリアプランを明確にする

転職後のキャリアイメージを具体的に描くことで、目標に向かった効果的な転職活動ができます。まずは、3年後・5年後にどんなポジションで働いていたいか、どんなスキルを身につけていたいかを具体化しましょう。

営業職でのキャリアプラン例

  • 3年後:
    扱う製品・サービスを深く理解し、個人の売上目標を上回り達成することで社内評価を得る。また、後任育成にも前向きに取り組みたい。
  • 5年後:
    チームリーダーとして営業チームのマネジメントや戦略立案を担うポジションを目指す。他部門との連携を強化し、視野を広げたい。

そのうえで、どのような業界・職種で経験を積むべきか、どのようなスキルアップが必要かを検討するとスムーズですね。

末永雄大 末永

未経験転職も成功しやすい第二新卒という立場を活かし、スキルアップの機会が多い環境や、将来性のある分野への挑戦を考えるのも良いですね。

業界・企業研究をする

第二新卒の転職を成功させるには、志望する業界や企業についての情報収集と分析が欠かせません。業界や企業の特徴を捉え、志望動機や自己PRに反映できると、転職成功率を高められますよ。

企業研究のポイント

  • 業界全体の動向
  • 市場規模
  • 成長性・将来性
  • 事業内容
  • 他社にはない強み
  • 課題・リスク

企業のホームページ・ニュース・社員による口コミサイトなど、さまざまな情報源から情報を集めると、多角的に分析できます。

末永雄大 末永

業界・企業研究を徹底することで、面接時に具体的な質問や志望動機を伝えられます。企業への理解度の高さをアピールできるので、他の応募者との差別化にもつながりますよ。

ポジティブな転職理由にする

転職理由は、面接で必ず問われる重要な質問です。たとえ人間関係などのネガティブな転職理由だったとしても、応募書類や面接の場では次のステップに向けた意欲を伝えましょう

具体的には、前職を退職した理由を将来のキャリアアップや自己成長の機会として、ポジティブな表現に言い換えることが大切です。

たとえば、以下のような転職理由を準備できると良いですね。

第二新卒の転職理由例

  • 前職での経験から自分自身の成長を実感し、さらに新しい環境で挑戦することで、より一層の成長を遂げたいと思っています

  • 自分が得意な〇〇分野が活かせるチームに参加し、チーム一丸となって高い成果を上げたいと思っています

  • 前職では〇〇に携わる中で、もっと多角的な業務を経験したいと感じるようになりました。御社の△△なプロジェクトに挑戦し、自分の可能性を広げたいと考えています

転職理由は入社への前向きな意欲として、しっかりと説明できると良いですね。

末永雄大 末永

前職での経験や学びが、志望する企業でどのように活かせるかも併せて整理しましょう。説得力のある転職理由となるだけでなく、応募先に対して自らの成長意欲とポテンシャルを強調できますね。

入念な選考対策をする

第二新卒が理想通りの転職を成功させるには、入社に対する熱意や意欲を伝えるのはもちろん、社会人経験の中で身に付けたスキルや経験を採用担当者にしっかりとアピールすることが重要です。

履歴書・職務経歴書などの応募書類では、前職での具体的な業務成果や気づき・工夫/改善したポイントを明確に記載しましょう。

実績を○○件や○○%など具体的に数字を使って表現したり、具体的なエピソードを盛り込むことで、採用担当者が具体的にイメージしやすくなるので説得力が増しますよ。

末永雄大 末永

面接対策では、志望動機、前職での経験、将来のキャリアプランなど、よく聞かれる質問への回答を準備します。


また、企業研究で得た情報をもとに、その企業特有の質問にも対応できるよう準備することが重要ですね。

第二新卒の転職を成功させるには転職エージェントを活用しよう

第二新卒の転職を成功させるには、転職のプロである転職エージェントに相談してみましょう。

経験豊富なキャリアアドバイザーが真摯に相談に乗ってくれるのはもちろん、転職活動をスムーズに進めるためのサポートを受けられますよ。

転職エージェントのサポート内容例

  • 求人の選定
  • キャリア相談
  • 履歴書・職務経歴書の書き方アドバイス、添削
  • 面接対策
  • 応募先施設との面接調整やフォロー
  • 職場見学や面接の同行
  • 給料や待遇などの条件交渉
  • 転職後のアフターフォロー など

転職エージェントは各社によってサービス内容や強み、特徴が異なります。自分と相性の良いサービスを選ぶためにも、複数のサービスに登録し、使い勝手を比較していくと良いですよ。

転職エージェントは全て無料で利用できるので、気になるサービスは気軽に登録してみましょう。

大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント

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