第二新卒で転職すると年収が下がるって本当?転職のプロが徹底解説!
今回は第二新卒で転職すると本当に年収が下がってしまうのか詳しく解説していきます。合わせて、第二新卒の年収を上げる方法や年収交渉の注意点についても紹介していきます。
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第二新卒とは
第二新卒には、既卒と同じく明確な基準はありません。ただ、一般的には、学校を卒業して1年〜3年以内の25歳前後が第二新卒枠に該当すると言われています。
第二新卒について詳しく知りた人は、以下の記事もご覧ください。
第二新卒の平均年収
年齢別の平均年収を以下の表で紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
年齢/平均年収 | 全体 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
22歳 | 296万円 | 311万円 | 282万円 |
23歳 | 314万円 | 330万円 | 300万円 |
24歳 | 342万円 | 361万円 | 325万円 |
25歳 | 358万円 | 379万円 | 339万円 |
26歳 | 379万円 | 402万円 | 357万円 |
この表からも分かるように、第二新卒と言われている20代の年収は350万円前後のためそこまで高いとは言えません。
第二新卒で転職する人は、新卒時の時よりも年収が下がってしまうのではないかと不安に感じている人もいると思います。
以下で第二新卒の年収は下がってしまうのか解説していきますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
第二新卒は年収が下がるって本当?
次に、第二新卒は年収が下がるというイメージが世間では持たれていますが、実際のところはどうなのか解説していきます。
結論、第二新卒で転職する際に年収が下がるかどうかは状況によって異なり、必ずしも全員が下がるわけではありません。
第二新卒は年収が下がると言われている理由としては、以下の2点が挙げられます。
転職先の業界・職種
スキルと経験
1つ目の「転職先の業界・職種」ですが、金融業界やIT業界への転職では高給与が期待できる一方で、小売業や教育業界への転職では年収が下がる可能性があります。
2つ目の「スキルと経験」という部分では、転職に活かせるスキルや経験がある場合は年収アップの可能性があります。
一方で、前職での経験やスキルがあまりない場合、新卒と同等の扱いを受けることが多いため、年収が今と変わらないもしくは下がることがあります。
このようなことから、第二新卒で転職すると年収が下がるかどうかはその人の状況次第ということになります。
そのため、年収が下がるか不安な人は自分がどのパターンに当てはまるか考えてみましょう。
第二新卒の人は今回の転職が初めての人が多いと思いますが、初めての転職は不安だらけですよね。
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第二新卒におすすめの転職エージェント・転職サイトについて、以下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
第二新卒の転職で給与を上げる方法
第二新卒では給与を上げたいと思い転職を考える人も多いと思いますが、どうしたら給与が上げることができるのか把握した上で転職活動をおこないましょう。
ここでは、第二新卒が年収を上げる方法を3つ紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
高給与の業種・職種への転職
第二新卒の転職で給与を上げる方法として挙げられるのは、そもそも給与の高い業種や職種へ転職することです。
前職が高給与の業種・職種でない場合、未経験でも給与アップを目指せる可能性があります。特に、金融・不動産・コンサルタント業界や、SE・営業職は高給与が期待できる分野です。
高給与な業種例
-
高給与な業種例
金融系
不動産
コンサルタント -
高給与の職種例
SE系
営業系
これらの業界・職種が高給与である理由は、責任の重さと専門性の高さにあります。
例えば、金融や不動産業界では、大きな金額を扱うため責任が大きく、専門知識が不可欠です。ITエンジニアや経営コンサルタントは市場での需要が高いものの、人材が不足しているため、高給与での採用が進んでいます。また、営業職ではインセンティブ制度により成果次第で年収が大幅に上がることもあります。
未経験からでも挑戦しやすい環境が整っている職種もあり、例えばSE職では、ITスキルの需要増加に伴い、未経験者向けの研修制度を整えた企業が増えています。しかし、高給与の仕事にはプレッシャーや業務負担の増加といったリスクも伴います。
そのため、「給与を上げたい」という理由だけで転職を決めるのではなく、自分の適性や歩みたいキャリアの方向性を明確にすることが大切です。そのためには、事前に自己分析をしっかり行い、納得のいく転職をできるようにしましょう。自己分析の方法が分からない方は、以下の記事も参考にしてください。
継続的なスキルアップ
2つ目の方法は、継続的なスキルアップです。
第二新卒は社会人経験が中途と比べて短いため、スキルが十分に身についていないケースや、未経験の業界職種に挑戦する人も少なくありません。
そのため、資格取得などを通じて自主的にスキルを身につけることは、第二新卒の転職活動において大きなアピールポイントとなります。
特に、高給与の業界・職種で紹介した不動産業界やSE職では、宅建やITパスポートといった資格の取得が必須条件となるケースもあります。これらの資格を取得することで、転職時の評価が高まるだけでなく、入社後の昇格や昇進のチャンスも広がります。
また、転職後も継続的にスキルアップを図ることが重要です。
入社先後の業務に関係するスキルや知識を習得し続けることで、専門性が深まり、より責任のある業務を任される可能性が高まります。その結果、昇給や昇進の機会に繋げることができます。
そして、目先の年収アップだけを目標にするのではなく、長期的なキャリア形成も視野に入れた上でスキルを磨いていくことが大切です。
転職エージェントの活用
3つ目の方法として、転職エージェントの活用する方法を紹介します。
多くの第二新卒は職務経験が浅く、実績やスキルが不足しているため、個人での年収交渉は難しい傾向にあります。さらに、自分の強みを的確に伝えられないことや、市場価値を正しく把握できないことも交渉を不利にする要因です。
しかし、転職エージェントを利用すれば、キャリアアドバイザーが企業の特徴や市場を踏まえ、年収交渉を代行してくれます。例えば、候補者の強みを効果的に伝える資料を作成したり、過去の採用データを基に具体的な提案を行うことで、交渉をスムーズに進めます。
その結果、転職エージェントを活用すれば年収アップの成功率が高まり、希望に近い条件での転職が実現しやすくなりますよ。
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第二新卒の転職で年収交渉を成功させるポイント
結論から申し上げると、第二新卒の転職で年収交渉をすることは可能です。
しかし、第二新卒の人は経験が浅いため年収交渉の難易度は高くなります。とはいえ、適切なアプローチをすることで年収アップの可能性は十分にあります。
以下で効果的な年収交渉のポイントについて解説していきます。年収交渉を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
年収交渉のタイミング
まず、年収交渉のタイミングですが、最終面接や内定が出る前におこないましょう。
選考の途中で年収交渉をおこなうことで、企業側も柔軟に対応できることや、希望年収がかなわなかったことで辞退したとしても企業に迷惑がかかりにくいです。
しかし、一次面接でいきなり年収の話をしてしまうと、この人は業務内容に関心がないのかなと思われてしまい、印象が悪くなってしまいます。
なので、できれば二次面接以降で交渉するようにしましょう。
自己アピール
自己アピールでは、前職での実績や経験を具体的にアピールすることがポイントです。
自己アピールでは、前職での実績や経験を具体的に伝えることが重要です。特に第二新卒の場合、実績が少ないことを不安に感じるかもしれませんが、工夫次第で十分に強みをアピールできます。
例えば、「入社1年目ながら業務改善の提案を行い、書類処理の時間を20%短縮した」「先輩社員に積極的に学び、通常1年かかる業務を半年で習得した」といった努力や成長の過程を示すと、主体性や学習意欲が伝わります。
また、「初めての営業で成果が出ず苦戦したが、上司や顧客の声を参考に提案方法を改善し、3カ月後には契約件数を倍増させた」といったエピソードを交えると、課題への対応力もアピールできます。
第二新卒ならではの柔軟性や吸収力を武器に、自分の強みを具体的に伝えるようにすると面接官も自社の仕事とフィットする部分を見つけることができますよ。
自己アピールの方法について以下の記事でも詳しく説明しているので、ぜひ参考にご覧ください。
業界研究
次に年収交渉のポイントとして挙げられるのが、希望している業界の研究をきちんとおこなうことです。
まずは、志望先の企業の業界や職種の平均年収を厚生労働省の賃金構造基本統計調査や転職サイトなどを用いて調べましょう。
例えば、転職サイトのdodaやマイナビ転職では職種別や年齢別の平均年収が公開されており、現実的な年収の目安を把握することができます。
また、業界や職種の平均年収と比べて、大きく乖離した非現実的な金額を提示している場合には注意しましょう。
例えば、業界平均が500万円の職種で800万円以上を希望すると、企業側に不信感を持たれる可能性があります。
そのため、希望年収は平均年収の範囲内かやや高めに設定し、その理由をしっかり説明できるように準備をしておきましょう。
交渉の仕方
交渉の仕方としてポイントなのが、いきなり具体的な金額を提示しないことです。まずは、その企業の給与面の仕組みについて聞くようにしましょう。
例えば、「基本給と手当の内訳について詳しく教えていただけますか?」「昇給の基準やタイミングはどのようになっていますか?」といった質問をおこなうことで、条件の詳細を明確にすることができます。
同じ月給25万円でも、「基本給が25万円」の場合と「手当込みで25万円」では昇給や賞与の計算に大きな差が生じるため、事前に確認しておくことが重要です。
また、どのような条件を満たせば給与が上がるのかについても質問してみましょう。
例えば、「資格取得による昇給制度はありますか?」や「業績による昇給はありますか?」といった聞き方が効果的です。
これらの条件を把握した上で交渉を始めることで、自分のスキルや経験がどのように評価されるのか、より的確にアピールできますよ。
第二新卒で年収が下がることが不安な人へ
第二新卒の人で、転職することによって年収が下がってしまうのではないかと不安な人は、転職エージェントを利用するのがおすすめです!
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