【例文つき】転職面接時のキャリアプランの答え方を年齢別と職種別に解説

転職 キャリアプラン

    【2023年6月更新】

    転職の面接の際に面接官からよくキャリアプランについて聞かれると思います。

    面接官はキャリアプランを聞くことであなたがこの会社で活躍できそうかを見ています。

    そこで今回は、面接官に納得してもらうキャリアプランの回答方法を紹介します。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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転職を成功させるためにはキャリアプランの設計が必要不可欠

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実は、面接官は中途採用の面接ではあなたの文字通りのキャリアプランを知りたいわけではありません。キャリアプランはあくまで知りたいことを聞き出す手段として聞いているだけなのです。

そもそも転職の面接において面接官がみているのは「定着性」と「継続的活躍性」の二つです。

これら二つの項目について様々な質問を通して人材を見極めようとしているのが中途採用の面接です。

キャリアプランというのは「定着性」と「継続的活躍性」に関わってくる項目であるので転職の面接の際には必ず用意しておかなければならないこととなるのです。

キャリアプランを答える際のポイント

先ほども申し上げたように中途採用の面接の際にキャリアプランの回答を通して面接官がみているポイントは定着性と継続的活躍性の2つです。

なので中途採用の面接でキャリアプランを答える際は以下の項目を交えながら答えると定着性と継続的活躍性をアピールすることができ、企業側もミスマッチを防ぐことができます。

  • 転職してどのような経験を積んでいきたいか(業務内容・扱いたい商材・ポジションなど)
  • 現職でキャリアプランを実現できないのはなぜか
  • 転職では自分の強みをどのように活かしたいか
  • 今後、10年後の間にどのようなスキルを身に付けたいか

また、ここで大事になるのが「なぜそう思うのか」という過去の原体験の情報をセットにして回答することです。

なぜなら過去や現在についての質問であればそのまま事実を情報として語ればいいですが、キャリアプランのような未来のことには事実はないからです。

そのため、面接官側としてはどうしても抽象的かつ一般的に聞こえてしまうので、自分の想いを証明するために、そう思う理由や根拠を過去の原体験を交えながら、あなたオリジナルのキャリアプランを伝える必要があります。

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とは言っても、1人でキャリアについて考え、キャリアプランを作成するのは心細いですよね。

キャリアが多様化・複雑化した現代においてキャリアの正解を見つけるのは極めて難しくなっています。

だからと言って、家族に相談しようにも、終身雇用の会社で働いていて転職活動を経験したことがなかったり、コロナ禍の生活によって周りとの関係が希薄になり、なかなかキャリアについての相談相手がいないという人も多いのではないでしょうか?

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もちろん1人でもキャリアプランを立てることはできますが「キャリアプランの立て方がわからない」「転職活動で通過率が上がるキャリアプランを立てたい」という人はマジキャリへの相談をおすすめします。

マジキャリは、専任のキャリアコーチが一緒に幼少期〜現在まで一緒に振り返ってくれます。

あなたの過去を一つ一つ深掘りをおこなうことで、あなたの人生を網羅的に、かつ徹底的に振り返ることができます。

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そのため、転職で求められているキャリアプランを自分の言葉で語ることができるだけではなく、自分のことをよく理解した上で面接に臨むことができるため、面接の通過率が格段に上がります。

今ならマジキャリで、無料相談をおこなっているのでぜひ一度相談してみてください。

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転職のキャリアプランに関してはすべらない転職YouTubeチャンネルでも解説しているのでそちらも参考にしてみてください。

年齢別のキャリアプランの例文

年齢別のキャリアプランの例文を紹介します。

年齢ごとによって求められるスキルや経験が異なるので、現職までで培った経験を活かしつつ、さらなるスキルアップに励んでいくことを面接でアピールしましょう。

20代のキャリアプラン例文

POINT

  • 20代なので意欲的にスキルを磨いていく姿勢
  • 習得したいスキルと、現在の職場では実現できない理由

20代の人の場合はまだ社会人経験が浅く、スキルが豊富にある人材というわけではないと思います。

そのため今後、10年後スキルを磨いていくつもりであることを面接でアピールしましょう。

また、社会人として働く中で若いからこその失敗や挫折もあったかと思います。

その際にどう乗り越えたかを話すことで、企業からは苦労を乗り越え継続して活躍してくれそうな人材だなと思ってもらえます。

30代のキャリアプラン例文

POINT

  • 30代なのでリーダー経験をアピールしつつゆくゆくはマネジメントとしてチームを引っ張っていく姿勢
  • 現職までで得たスキルや知見をまだまだアップデートしていく

30代の人は転職の際、現職までの経験やスキルが重要視されます。

そのため、現職までのスキルや経験をアピールしつつも今後もそのスキルを磨き経験を広げていく人材であることの意欲を面接でアピールしましょう。

また、30代の人もこれまで困難だったことをどう乗り越えたかをもとにキャリアプランを話すことで、面接官はこの会社でも活躍してくれそうな人材だなと思ってくれます。

40代のキャリアプラン例文

POINT

  • 今までのキャリアで得た専門性を生かすかつ新しい知識を得る
  • マネージャーとして部下や組織を引っ張りさらに上位の職種を目指す
  • 今までの経験をもとに新しいチャレンジをする

会社から40代の人はこれまでの経験を生かし部下やチームを引っ張っていく人材を期待されています。

そのためこれまでの経験を生かし部下の育成やチームを引っ張っていく意欲をキャリアプランでアピールするといいでしょう。

また、これまでの経験を生かしキャリアの横展開や新しいチャレンジをキャリアプランとしてアピールするのも積極性につながるためおすすめです。

職種別のキャリアプランの例文

続いて職種に関するキャリアプランの回答例を紹介します。

職種の場合は挑戦したいと思っているが現職では挑戦できず、その会社では挑戦できることを面接で述べると志望動機に一貫性がでて、面接官も納得してくれます。

営業のキャリアプラン例文

POINT

  • 営業のスペシャリストとして顧客と長く信頼関係を築いていく
  • マネージャーとしてチームメンバーの指導や数字に対しての責任を負っていく
  • 営業で得た知見をもとに人事やマーケティング、営業企画へスキルの幅を広げていく

現在営業職の人はプレイヤーとして営業職を極める、マネージャーとして部下の育成指導に携わる、営業の知見を生かし人事などにキャリアチェンジをおこなうことができるのが特徴です。

いずれにせよ現職までで培ってきた営業スキルをもとに、さらに新たなスキルを獲得していく意欲をアピールしましょう。

事務のキャリアプラン例文

POINT

  • 事務職として資格を取得、知識をアップデートしていく
  • 営業数字改善のための事務作業をおこない自分のスキルを高めると共に会社の利益に貢献していく

事務職として必要なパソコンのスキルなど資格を目標に日々学習する意欲をアピールしましょう。

また、補助業務ばかりでなく事務としても業務改善に携わりたいといった意欲を見せるといいでしょう。

エンジニアのキャリアプラン例文

POINT

  • 特有の工程の技術を高めていくスペシャリストになる
  • フルスタックエンジニアのように開発のすべてをできるよう横にキャリアを広げる
  • 進捗管理や育成ができるようにマネジメントラインへ行く
  • 要件定義など上流工程などができるようなキャリアを積む

特定の領域を極めたり開発の全てをできるようにスキルを広げたり、要件定義などの上流工程に携わることで経験の幅を広げることもおすすめです。

いずれにせよIT業界は技術の移り変わりの早い業界のため、これまでに自ら積極的に技術力を磨いてきたことをアピールし、今後も継続して学んでいくことをアピールしましょう。

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ここまで様々なキャリアプランの回答例を紹介してきましたが面接でキャリアプランを答える際は過去の原体験を理由や根拠にして答えるべきです。

原体験をもとにキャリアプランを作ることで、実現可能性が高く、説得力があるキャリアプランを立てることができます

中途入社の採用現場においては、若いうちに自社ビジネスに関係する経験を積んできた人を採用するのが実情です。つまり、実現可能性が低いプランを丁寧に立てたところで、面接の現場では一切評価されません。

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面接で評価されるキャリアプランを作るならマジキャリに相談しましょう。

マジキャリは、専任のコーチとの自己分析を強みとしており、自分の原体験を徹底的に洗い出すことができます。その上、業界内で唯一転職エージェントとキャリアコーチングを合わせて運営しており、社内にキャリアの知見が豊富にあります。

さらに、企業の人事経験者のコーチも多数在籍しており、そのノウハウを活かして転職活動で面接官に伝わりやすいキャリアプランを作成することができます。

ただいまマジキャリでは、初回無料面談をおこなっております。キャリアプランでお悩みの方はぜひ一度お問合せください。

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キャリアプラン回答のNG例

先ほど面接の際に面接官は文字通りのキャリアプランを知りたいわけではないとお伝えしました。

そこで以下に当てはまるような内容はできるだけ控えたほうがいいでしょう。

プライベートの話ばかりする

「休日は子どもと遊びたい」「老後はゆっくりしたい」など、あまり仕事に関係ない話でキャリアプランを答えるのはやめましょう。

ワークライフバランスを求める気持ちはわかりますが、上記のような回答の場合、ライフが強すぎてしまい面接の際に面接官から「働く気があるのかな」と思われてしまうからです。

先ほども申し上げた通り、中途採用の面接でみられているのは定着性と継続的活躍性なので仕事に絡めたキャリアプランを回答するようにしましょう。

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プライベートももちろん重要ですが、あくまで面接です。仕事に絡めたキャリアプランについて答えることが望ましいですね。

自分のやりたいポジションや仕事へのこだわりが強すぎる

キャリアプランを答える際に明確にやりたい仕事や就きたいポジションを言うべきですが、あまりにも強く主張をするのは控えるべきです。

なぜなら会社都合で希望のポジションとは違うポジションを任されることはよくあります。

その際に希望の仕事ができないときは辞めてしまうのではないかと思われてしまうからです。

実際の面接では、もし会社の都合で別のポジションに配属されたとしてもそのポジションで頑張りますと伝えるといいでしょう。

転職面接での注意点を知りたい人は以下の記事もおすすめです。

キャリアプランの作り方/書き方

面接の際に面接官に納得してもらうキャリアプランを設計するため、以下の3ステップを実行してみてください。

以下のステップは実際に弊社が運営するすべらない転職エージェントでも使用しております。

すでにキャリアプランを設計している人も、改めて以下のステップを試してより深掘りしたキャリアプランを作ってみましょう。

STEP1.自分の現在地を知る

キャリアプランを設計するためには、まずは自分の現在地を知ることから始めましょう。

キャリアプランというのは旅行の計画を立てるときと同じで、まずは目的地を決めますよね。そのときに、現在地から逆算して目的地までの時間と距離を調べると思います。さらに旅行で例えるなら、目的地までの交通手段も考えますよね。

このように、キャリアプランを設計するときも目的地を決めるのは大事ですが「自分が今どこにいて、目的地にたどり着くためにはどのくらいの時間が必要で、どの方法でも目的地までたどり着くのか」を知る必要があります。

そのためにも、まずは自分の現在地を把握することが大切なのです。自分の現在地を知ることで、設計したキャリアプランのゴールまでの道筋を逆算して考えやすくなります。

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現在地を知るためには「ポータブルスキル」と「ヒューマンスキル」の2つを言語化し、スキルの棚卸しをしましょう。ポータブルスキルとヒューマンスキルを言語化するときは、まず以下の内容を洗い出してみてください。

ポータブルスキル

  • 業務の中で成果を上げられたことやチーム/会社に貢献したことは何か?
  • 他の人は苦労しているけど、自分は上手くできることは何か?
  • 業務の中で工夫していることは何か?またなぜそれをやろうと思ったのか?

ヒューマンスキル

  • 人からどういう人と言われやすいか?
  • 元々の性格が変化した転機はあった?あった場合、どのような変化が自分にあった?

上記の内容を洗い出すことで、自分の現在地が分かります。現在地が分かると、自ずと自分の市場価値も知ることができます。

自分の現在地が把握できたら、今度は業務上でのやりがいや苦痛に感じること、モチベーションが上下するポイントも明らかにしていきましょう。自分の向き不向きを理解することで、自分にあったキャリアプランを見つ蹴ることができます。

自分の向き不向きを理解するためには、以下の内容も考えてみてください。

  • 仕事においてやりがい/楽しさを感じる瞬間は?またなぜそう感じるのか?
  • 仕事においてつまらない/嫌だと感じる瞬間の共通点は?またなぜそう感じるのか?

STEP2.将来像を明確にする

次は将来像を明確にしていきましょう。これは先ほど自分の現在地を把握する内容で説明した、旅行でいうところの目的地です。

キャリアにおける将来像は「ありたい姿(being)」と「何をしていたいか(doing)」という2つの観点から明らかにしていくと良いです。

「ありたい姿(being)」では、ありたい姿をイメージして理想的な自分の将来像を描きます。どのような人間性を持ち、どのような状態になっていたいのかという内容を考えていきましょう。

「何をしていたいか(doing)」では「ありたい姿(being)」で考えた内容を元に、それはどのような仕事に就けば叶うのかを想像してください。

「ありたい姿(being)」と「何をしていたいか(doing)」を考えるときは、以下の内容を深掘りしてみてください。

ありたい姿(being)

  • 憧れる・尊敬する人物を複数人あげる。なぜ憧れ尊敬しているのか理由をそれぞれ記載する。
  • 憧れる・尊敬する人物の共通点を探る。
  • 将来はどのような人で在りたいか。(「自信を持った自分」「周りから評価されている自分」など)
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  • 将来はどのような人で在りたくないか。(「人を蔑む自分」「人の可能性を奪う自分」など)

何をしていたいか(doing)

  • 将来の理想的な1週間の過ごし方は?
  • 在りたい姿を叶えるためにはどんなことをする必要があるか?(:「営業でトップの成果を残す」「教育から日本を変革する」など)
  • 在りたい姿を叶えるためにはどのような立場や考え方の人たちに囲まれる必要がありそうか。またどのような立場や考え方の人たちと接しているか。
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  • そのためには現在の仕事を変える必要があるか。あるならばいつ頃までには変えていたいか。
  • 在りたい姿を叶えるためにはどのような職業だと実現できそうか。(できるだけ複数上げる)
  • 在りたい姿を叶えるためにはどのような職場で働く必要があるか。
  • 在りたい姿の自分はどのような業務上の経験を積んでいるか。

以上の内容を深掘りしてください。深掘りができたら、先ほど自分の現在地を知るときに自分の向き不向きも洗い出したと思いますが、その向き不向きを活かしやすそうな職種を探してみてください。

STEP3.今後のロードマップを作る

今後のロードマップを作るのはキャリアプランを設計していく中でもっとも重要な項目です。ここまでのステップで自分の現在地や将来像などを考えてきましたが、今回は描いた将来像までの中間地点を描いていきます。

中間地点を描く理由は、スタート地点とゴールがわかったとしても、途中の道が分からなくなってしまっては漠然とゴールまでの道を進んでしまい「本当にこれで正しいのか?」と不安になってしまうためです。

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将来像にたどり着くために何ステップ必要かは人によって変わります。まずは将来像をより鮮明にして何年後にその将来像へたどり着けるのかを設定しましょう。

具体的には以下の内容を考えてみてください。

  1. 将来像をより鮮明にする
    ・どんな人になりたいか?=将来理想の自分はどんな人物かをまとめる
    ・経験と業務内容=将来像のまとめ
    ・どのようなテクニカルスキルを持っている?
    ・どのようなポータブルスキルを持っている?
    ・どのようなマインドセットを持っている?
  2. 将来像は大体何年後に実現するか目標を決める
  3. 将来像に至るまでのステップを何ステップにするか決める
    ※3年ごとがオーソドックス

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この段階では、自分の将来像までの道筋を具体的なキャリアへ落とし込む必要があります。

転職活動の面接を通過するためには「このプランの中で過去こんな経験したから御社で活躍できる」という活躍性、「このキャリアを進みたいから御社の環境が必要だ」という定着性をここでアピールすることが肝になってきます。

とは言っても、自分の将来像を実際に叶えるため、どのような道筋を描いたらいいのか悩みどころですよね。キャリアの方向性が多様化・複雑化している現代において、誰もが悩まされる障壁でしょう。

実現可能なロードマップを描きたいならマジキャリがおすすめです。マジキャリを運営する弊社アクシスは転職エージェントサービスも合わせて運営しています。

そのため、実際にエージェントを経験したコーチも在籍するなどキャリアの知見の豊富さには申し分なく、その知見を生かしどのようなロードマップを描くのが最適なのかコーチが親身になってアドバイスしてくれます。

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実際マジキャリを利用し、キャリアの設計をしたことで人生が楽しくなったという卒業生の声も寄せられています。

ただいまマジキャリでは初回面談無料キャンペーンをおこなっております。ぜひ一度お気軽にお問合せください。

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女性のキャリアプランの作り方

女性は妊娠や出産といった女性特有のライフイベントによって仕事のキャリアプランに影響が出る場合があります。

最近は育休制度なども充実している会社が増えていますが、結婚や妊娠・出産のことを考えている場合は仕事におけるキャリアプランと合わせて考えてみましょう。

男性もきちんと知ってパートナーへの理解をし共にキャリアを考えていけるといいでしょう。

結婚

結婚をしても正社員として働き続けるか、それとも退職して家事に専念するのかなど様々な選択肢があると思います。

もし結婚しても正社員として働き続けたいと考えているのであれば2~3年前から考え、転職活動をおこなうことをおすすめします。

なぜなら、転職してすぐに長期休暇を取得するのは難しいですし、結婚直後の転職だと妊娠・出産への懸念がついてまわってしまうからです。

妊娠・出産・育児

結婚をすると次に出てくる悩みは妊娠や出産・育児といったところですよね。妊娠や出産の場合は休暇をとる必要があるので、もし妊娠や出産を検討している人も、前もって2年〜3年前に転職活動するのが良いでしょう。

というのも、ほとんどの会社が基本的に入社して1年以上経っていなければ産休・育休制度を利用できないことになっているからなんです。

ですから、ライフイベントから逆算をした上でキャリアプランを立てるのがおすすめだと言えます。

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復帰後も働き続けたい場合や育児と仕事を両立したい場合は、事前にその会社で利用できる制度や復帰した人のキャリアがどうなっているのか調べておくと良いですよ。
前例を知っておくと自分の将来のキャリアについて想像しやすくなり、キャリアプランが立てやすくなります。

キャリアプランを作る際のポイント

ここまでキャリアプランが重要であるということをお伝えしてきました。

そこでここではキャリアプランを作る際に気をつけてほしいことを二つ紹介します。

以下の二つに気をつけてまずは自分でキャリアプランを作ってみてください。

過去の原体験とセットで考える

キャリアプランは未来のことについて話すため「なぜそう思うのか」や「そう思うようになった根拠やきっかけ」という原体験を必ずセットにして答えましょう。

なぜなら未来については事実はなく面接官からするとどうしても抽象的かつ一般的に聞こえてしまうからです。

そのため、あなたなりの思いや本気度を証明するために、あなたがそう思う理由や根拠として原体験を添えて伝えることが求められるのです。

客観的な視点をいれる

キャリアプランを設計したら友人や家族に相談するなどして客観的な意見を取り入れましょう。

客観的な意見をもらうことで自分自身では気付けなかったことに気づくことができ、面接で深掘りされた際も落ち着いて答えることができます。

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転職エージェントやキャリアコーチングサービスのようなキャリアのプロの意見をもらうこともおすすめです。

転職エージェントやキャリアコーチは業界やキャリアに関する知識が豊富にあり、立てたキャリアプランに対して実現の可能性や具体的な行動までアドバイスしてくれます。

転職に関して誰に相談すればいいのかわからない人は以下の記事もおすすめです。

キャリアプランを設計するときのおすすめの相手

先ほどキャリアプランを設計する際は第三者の意見を取り入れることが大切だとお伝えしました。

そこで気軽に相談できてキャリアに関する知識も豊富な相談先を3つ紹介します。

自分にあったところに相談してみてください。

それぞれのサービスについて紹介していきます。

キャリアコーチングサービス

キャリアコーチングサービスは、転職エージェントと違いお客様が料金を支払う代わりに、キャリアについてフラットな状態で相談に乗ってくれます。転職を前提としていなかったとしても相談可能です。

キャリアコーチングは「将来自分が何をしたいのか分からない」や「将来のためどういう道を進んだら良いのかわからない」など、漠然とした悩みから相談内容がハッキリ決まっている悩みまで幅広く相談できるのが特徴です。

ただし先ほどもお伝えした通りお客様が料金を支払うわけですが、料金は決して安くはありません。相場観は企業により変わるのでなんとも言えませんが、数千円単位で相談できる企業はほとんどありません。

さらにこれはどの相談サービスにも言えることですが、結局担当になったキャリアアドバイザーやキャリアコーチによって、相談の質は大きく変わります。

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キャリアコーチングは有料ということだけあり、このコーチ選びは慎重におこないたいところですよね。
企業によっては初回コーチングを無料でおこなっているところもあるので、そういったものを利用し、自分と合っていると思えるキャリアコーチングを選んでいくのが良いでしょう。

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手前味噌で恐縮ですが、キャリアコーチングサービスの利用をお考えのお客様にはマジキャリがおすすめです。

マジキャリが弊社独自の基準を満たしたハイレベルなコーチが多数在籍しているのはもちろんのこと、お客様ご希望に合わせたコーチをご案内することができます。

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正直に申し上げて、価格設定は決して安いと言えるものではありません。しかし、その金額以上のサービスをお客様にお届けできていると自負しております。
実際に、卒業生からは満足度92%の高評価をいただいております。

只今初回面談を無料でおこなっていますので、ぜひ一度お試しください。

転職に強いキャリアコーチング

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キャリアコーチングに関して詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。

転職エージェント

転職エージェントは転職を前提としている人に向けたサービスで、面接対策や履歴書の添削といった転職支援の他に、キャリアプラン設計の手伝いをしてくれることがあります。

ただし転職を前提としているサービスなので、転職エージェントによってはそこまで深くキャリアプラン設計を手伝ってくれない場合もあります。

とはいえ転職エージェントは無料で利用できるので、最初にキャリアプラン設計も手伝って欲しいなど要望を伝えてみて、そこでの対応が丁寧かどうかで利用する転職エージェントを決めるという手段もあります。

キャリア形成サポートセンター

キャリア形成サポートセンターは厚生労働省が委託しているサービスで、転職エージェントと同じく無料で利用できます。

公的機関が委託しているサービスなので、そういった意味では1番信頼度は高いかもしれません。

ただしキャリア形成サポートセンターはあくまでもコンサルティングです。お客様本人の変革を促すサービスではないので、お客様自身の気づきであったり、心の奥底に秘めた思いを体現するのは難しいです。

キャリアプランがない人はマジキャリ

「キャリアプランの立て方がわからない…」
「面接で聞かれるのにキャリアプランがない…」
と悩んでいませんか?

転職においてキャリアプランの立て方がわからないと悩んでいるのであれば、まずは過去の振り返りをすることが大切です。

キャリアプランは過去の原体験と紐づけて話す必要があることを冒頭でお伝えしました。

というのも、過去や現在についての質問に対してはそのまま事実を情報として語ればいいですが、キャリアプランのような未来のことには事実はないからです。

そのため、面接官側としてはどうしても抽象的かつ一般的に聞こえてしまうので、自分の想いを証明するためにそう思う理由や根拠を過去の原体験を交えながら、あなたオリジナルのキャリアプランを伝える必要があるんです。

ただ、自分の過去を客観的に振り返るのはかなり難しいです。
例えば、事実ではなく、主観を軸に振り返ってしまうと、面接で使えるような説得力のあるキャリアプランにはなりません。

そこで、転職で使うキャリアプランを考える際に客観的な自己分析が必要になってきます。

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客観的な自己分析をすることで、説得力があり、自分オリジナルのキャリアプランを立てることができるだけではなく、自分のことをよく理解できるようになるため、転職の面接でも大いに役立ちます。

また、転職しなくても今後どういうキャリアを歩むべきか迷っている人には、キャリアプランを作ることで今後どのような経験を積むべきか、何を頑張れば良いかなど、行動指針が見えてきます。

もし、「キャリアプランが立てられない」「自己分析のやり方がわからない」と不安に感じるのであれば、ぜひキャリアコーチングに相談してみてください。

キャリアコーチングは、キャリアや仕事の悩みに対してキャリアコーチが1 対1で相談に乗ってくれるサービスです。

キャリアコーチングのプログラムの1つである自己分析では、過去を徹底的に深掘りをすることであなたの得意・苦手・やりがい・苦痛を分析します。

そして、そこで見えてきた「やりがい」をさらに深掘り、「誰に対して」「何を」「どうすれば」やりがいを感じることができるのかを見つけていきます。

そのやりがいと、理想の将来像を紐づけるとあなただけの熱量のあるキャリアプランを作ることができますよ。

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中でも特におすすめなのがマジキャリです。

マジキャリは、他のキャリアコーチングサービスと比較してもかなり自己分析に力にこだわっています。

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マジキャリのコーチは、キャリアコンサルタント、GAFA企業の元人事といったキャリアのプロが揃っていることも特徴です。

こういったキャリアのプロは採用担当者の目線も持ち合わせているので、何をアピールするべきか、面接官はどこをチェックしているのかもアドバイスしてくれますよ。

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