機械設計から転職するには?パターン別に成功ポイントを徹底解説!

機械設計から転職するには?パターン別に成功ポイントを徹底解説!

    機械設計から転職を考えている人向けにケース別にポイントをご紹介します。同じ機械設計へ転職する場合、異業種へ転職する場合、未経験から転職するパターンに分けて詳しく解説します。

    また、気になる人が多い異業種への転職は何歳までが良いのか、機械設計からのキャリアパスなどについてご紹介していきます!

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
詳細プロフィールはこちら

機械設計の転職事情

機械設計の転職事情ですが、採用は基本的に経験者がメインです。未経験の場合は、工学系の大学や高専卒の人でないと厳しいと言えますね。

ただ、 資格よりも経験が重視されるので、設計や開発経験があれば年齢は関係ありません。なぜなら専門知識のほうが重要視されるためです。

次で「機械設計から機械設計」「機械設計から異業種」「未経験から機械設計」の3パターンに分けて解説していきます!

機械設計から機械設計への転職

機械設計から機械設計へ転職するケースです。同業界の機械設計へ転職するパターンと、異業界の機械設計へ転職するパターンがあります。

具体的には重工業から重工業、部品メーカーから機械設計事務所などが機械設計として活躍できる場ですね。

ちなみに、機械設計から機械設計へ転職するポイントには、以下の3つがあります。

上記3つについて、それぞれ詳しくご紹介していきたいと思います。

スキルセットが重要視される

自分にどんな知識やスキルがあるのかといったスキルセットが重要視されます。

なぜなら、その技術レベルで何が作れるのか、何ができるのか変わってくるからです。

また、転職者が持っている技術と、会社が求めている技術が変わってくるため、マッチング率も難しくなる傾向にあります。

転職成功の鍵は面接対策

面接対策で効果的なのは、技術レベルと人柄をアピールすることです。何をどう頑張ってきたのか、その中身をきちんと言えるかどうか、これが大きなポイントです。

転職エージェント末永 末永

機械設計から転職される人に共通して見られるのは、「話すのが苦手」という部分ですね。何を話せば良いのか、何を伝えれば良いのかわからないなど…。

面接は自分のスキルを売り込む場でもあるので、自分がこれまでにやってきたことを話せるようにするのがベストです。

転職エージェントでは何を話すのかしっかりアドバイスをしておりますので、自信を持って面接に臨めると思います!

年収アップを目指すなら海外転職も視野に

年収アップを狙うなら海外転職も視野に入れたほうが良いでしょう。その理由は、日本の機械設計技術は中国やベトナムで非常に需要があるからです。

語学力がない人でも付き人がついたり、通訳がいたりするので中国語やベトナム語が話せなくても問題はありません。むしろ、日本よりも良い待遇で転職できることもあります。

ただし、あくまでも年収アップだけを考えるなら、です。日本と海外では物価の基準値が異なりますよね?例えば、日本での年収が600万円だったとすれば、ベトナムの場合はそれよりも年収が少ない傾向にあります。

ですが、ベトナムの基準だと日本の約3倍の金額になります。それは現地ベースだからです。

機械設計から異業種への転職

機械設計から異業種への転職です。こちらのポイントは3つあります。それは以下の通りです。

上記の3つについて、次で詳しくご紹介していきますね!

異業種への転職は28歳までがオススメ

機械設計から異業種への転職は、28歳までがオススメです。

なぜなら、経験年数が長くなるにつれて専門性が高まっていくので、異業種への転職が厳しくなる傾向にあるからなんです。

25歳くらいまでならポテンシャル採用で採用されるケースが大半ですが、それ以上だと業界を超えた転職は難しくなると思ったほうが良いでしょう。

異業種への転職で成功させるポイントについて詳しく知りたい人は合わせてご覧ください!

異業種でも活かせる機械設計の強み

異業種でも活かせる機械設計の強みは「物事を構造化して考えられる力」や「専門的な知識」ですね。

「頭を使って物事や数字を読み取る力」の他にも「業務理解力」もアピールできますよ。PDCAのような「こういう問題があるからこう解決する!」という考え方ができるのも、機械設計の強みだと言えますね。

機械設計からのキャリアパス

機械設計からのキャリアパスは、「スペシャリスト」「ゼネラリスト」の2通りがあります。

「スペシャリスト」は、技術力をひたすら極めていくというものです。技術者として派遣され活躍している人も多く見られます。

「ゼネラリスト」は、マネジメントやプロジェクトマネージャーなどです。

ただ、注意したいのは、基本的に機械設計は機械設計のプロジェクトマネージャーとか、同じ機械設計職じゃないと難しいという点ですね。

未経験から機械設計への転職

未経験から機械設計への転職です。こちらのポイントは2つあります。それは以下の通りです

上記の2つについて、次で詳しくご紹介していきます!

工学系の学部出身は未経験でも転職可能

未経験でも転職できるのは第二新卒までですね。なぜ未経験でも転職可能かというと、学校でやっていたからです。

CADや設計など、学校で習得しているため、未経験でも転職することが可能なんです。

CADオペレーターなら未経験でも転職可能

CADオペレーターをやっているのなら、第二新卒までであれば未経験でも転職が可能です。なぜなら、先入観がないので教えやすく、意欲や基本スキルの高い人材を採用するチャンスが広がるからなんです。

ただ、面接では「なぜ機械設計からCADなの?」と質問されます。この質問にきちんと答えられるようにすることが大切です。

CADとは?

CADとは「Computer Aided Design」の略です。自動車や住宅、建築や服飾などの設計、製図を支援するシステムソフトのことです。

簡単に言えば、今まで手書きで図面を書いていたものをコンピューターとプリンタを使用して書くことができるシステムなんです。

機械設計に強いオススメの転職エージェント

機械設計職として別の企業に転職する場合も、機械設計から別の業種・職種への転職をする場合も、転職エージェントの利用をオススメします。

同じ機械設計職として転職する場合も、業界や企業ごとに求められるスキルや人物像は微妙に異なります。

また、別の業界・職種への転職の場合には、イメージや憧れが先行している場合が多く、入ってみて「思っていたのと違った…」と後悔してしまう失敗が非常に多いです。

いずれの場合にも、転職エージェントを利用することによって、客観的な視点からあなたのスキルが活かせて、叶えたいキャリアが実現できる企業を目利きしてもらうことができますよ。

面談に行ったからといって必ず企業の面接に進まなくてはいけないわけではないので、まずは相談ベースで気軽に転職エージェントに相談をしてみることをオススメします。

メーカーエンジニアの転職に特化した転職エージェント

マイナビメーカー AGENT

機械設計や半導体製造、生産管理、機械エンジニアの人は、業界特化のマイナビメーカー AGENTへの相談がオススメ

※関東エリアの求人が中心となっているので、他エリアの求人は少なめです

マイナビメーカー AGENT

おすすめポイント

  1. メーカー、ものづくり業界に特化したエージェント
  2. ものづくり業界出身のキャリアアドバイザーがニーズにマッチした求人を紹介
  3. 大手だけではなく、中小の優良企業やベンチャー企業の求人も保有

マイナビメーカー AGENTに
相談する

大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント

大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。

リクルートエージェント

業界No.1!転職者の8割が利用している
国内最大の定番エージェント

リクルートエージェント

おすすめポイント

  1. 求人数が業界No.1!人気企業・大手企業の非公開求人を多数保有
  2. 数の強みを活かした幅広い業界・職種の提案が可能
  3. たくさんの求人の中から比較検討できる

リクルートエージェントに
相談する

doda

CMでおなじみ!顧客満足度トップクラス!
豊富な求人数に加えて、専任アドバイザーの手厚いサポートが強み

doda

おすすめポイント

  1. リクルートと並ぶ、実績豊富な国内最大級の転職エージェント
  2. 20万件以上(2023年3月時点、非公開求人を含む)の求人から、厳選して紹介をしてくれる数少ないエージェント
  3. リクルートが保有していない有名企業の求人に出会える可能性が高い

dodaに
相談する

マイナビエージェント

20代の登録者数No.1!
20〜30代前半・第二新卒向けの非公開求人を多数保有

マイナビエージェント

おすすめポイント

  1. 新卒サイトNo.1のマイナビが運営。若手層を採用したい企業とのコネクションが豊富
  2. 営業、メーカー、金融、ITなどの転職支援に強み
  3. 20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスの手厚さに定評あり

マイナビエージェントに
相談する

年収500万円以上の転職を目指す人向け転職サービス

年収700万円以上はハードルが高すぎる…そんな人におすすめの転職サービス!

ビズリーチ(転職サイト)

年収600万〜1500万の優良求人を多数掲載している転職サイト

登録しておくだけでスカウト機能が使えるので、どんな企業からどんなスカウトが来るかで、気軽に自分の市場価値を確かめることができますよ。

ビズリーチ(転職サイト)

おすすめポイント

  1. 企業の採用責任者やヘッドハンターから直接スカウトが届く!
  2. 中小のエージェントとのコネクションも作れるので、大手エージェントと併用して利用するのがオススメ
  3. 大手エージェントで取り扱っていないような隠れた優良求人が見つかる

ビズリーチ(転職サイト)に
相談する

JACリクルートメント

国内3位、高年収求人領域では国内No.1の転職エージェント
外資系企業やコンサル、管理職/専門職への転職サポートに強み(経験者のみ対象)

JACリクルートメント

おすすめポイント

  1. 年収600〜1500万円の高年収の非公開求人を大量に保有
  2. 30〜40代のマネジメント層や専門スキルを持った人向けの求人も多数
  3. 業界・職種別コンサルタントによるレベルの高いサポートを受けられる
※正しい連絡先・ご経歴を入力することで、より条件にマッチした求人のご紹介が可能になります

JACリクルートメントに
相談する

機械設計から転職する人にオススメの関連記事

機械設計から転職する人向けにオススメの記事をいくつかご紹介します。

どの記事も機械設計から機械設計、機械設計から異業種、未経験から機械設計へ転職するどのパターンでも役立つノウハウが詰め込まれているので、ぜひ目を通してみてください!

転職に役立つ関連記事

機械設計以外の他の職種へ転職する際に役立つ関連記事をまとめてみました。

他の職種の仕事内容や働く上で感じやすい悩み・不満を把握できるので、気になる記事があればぜひチェックしてみてください。

line

line

人気の転職エージェント