保育士が時短勤務するメリットは?制度や働き方・年収情報を紹介!

保育士の時短勤務!実際の制度・働き方・年収も紹介

    育児や介護などの理由で時短勤務で働きたい保育士に向けて、制度を受けるための必要条件や給料・年収がどうなるのか解説します。

    また、合わせて保育士が時短勤務で働くメリット・デメリットや求人を探すコツなども紹介します。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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保育士は時短勤務(短時間勤務制度)ができないのか

保育士は9割が女性のため、結婚・出産・育児のライフステージで休職する人も多いです。しかし、産休・育休後に復職をしている人の割合が少なく、保育士資格を持っていても働いていない人も多いことから人材不足の状況が続いています。

また、復職率が低く潜在保育士が多い要因としては「労働条件や待遇が悪い」「仕事と育児の両立が難しい」「ブランクがあることに対する不安」が挙げられます。

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現在では保育士が仕事と育児を両立できるように、時短勤務を導入しやすい環境を整えている保育園も少しずつ増えています。


平成21年6月の「育児・介護休業法」の改正により時短勤務の導入が義務化されてから、改正を重ねて少しずつ時短勤務の働き方が浸透してきています。


ですので、保育士が育児のために時短勤務で働くことができる可能性は十分にあると考えて良いでしょう。

そのため、将来的に子どもを産んで育てたいけど、仕事と育児を両立できるか不安に感じている人は、時短勤務も視野に入れることで、希望する働き方を実現しやすくなるので、時短勤務で働く方法や詳細についてしっかりと把握しておきましょう。

ですが、時短勤務で働いても業務量が変わらない、または希望するキャリアや働き方が実現できないと感じている人もいるため、活用するかどうかは時短勤務の働き方や実態を把握した上で選択することも大切です。

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保育士の時短勤務制度や実際に可能な勤務先、保育園との交渉術などは保育士専門のエージェントに相談することをおすすめします。


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保育士の時短勤務について

育児や介護による時短勤務(短時間勤務制度)に関する制度は、平成21年6月以降も「育児・介護休業法」の改正を重ねながら最適化されて現在の形に落ち着いています。

ですが、保育士の時短勤務の要件や適用条件にはどのようなものが挙げられるのでしょうか?

時短勤務で働きたいと考えている場合には、時短勤務で働くための要件や適用される条件を把握しておかないと希望しても取得できない可能性があるため、しっかりと確認しておきましょう。

保育士の時短勤務の要件

保育士が時短勤務(短時間勤務制度)で働く場合の1日の勤務時間は原則6時間となりますが、時短勤務保育士の定義としては以下のようになっています。

1日6時間未満又は月20日未満勤務する保育士をいい、各施設・各事業所の就業規則で定めた勤務時間を下回る者のうち、1日6時間以上かつ月20日以上勤務する保育士を含む

厚生労働省 短時間保育士及び常勤保育士の取扱いについて

また、保育士が短時間勤務を希望する理由には育児と介護が多いですが、事業者は要件に当てはまる職員から時短勤務の希望があったら対応する義務があり、法律としても以下のように定められています。

  • 短時間勤務制度(所定労働時間の短縮措置)(法第23条)
    -3歳未満の子どもを養育する従業員について、従業員が希望すれば利用できる短時間勤務制度を設けなければならない

  • 介護のための短時間勤務制度等の措置(法第23条第3項)
    -要介護状態にある対象家族を介護する従業員が希望すれば利用できる短時間勤務制度その他の措置(短時間勤務制度等の措置)を講じなければならない

◇参照:育児・介護休業法のあらまし

ですが、育児・介護休業法で保育園には短時間勤務制度の導入が義務化されています。実際には保育園で保育士の配置条件を満たすだけの人員を確保できている状態でなければ、義務化されていても承認は難しいこともある点には注意が必要です。

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そのため、保育士が時短勤務で働くためには、事前に保育園に相談をした上で取得期間を通知して、早い段階で人材を確保しておいてもらうなど、保育士側でも配慮しなければいけない点も多いですね。

時短勤務が適用される条件

保育士が時短勤務を申請するためには、以下の適用条件を満たす必要があります。

短時間勤務制度が適用される対象者

  • 1日の所定労働時間が6時間以下でないこと
  • 日々雇用される者(日雇い労働者)でないこと
  • 短時間勤務制度が適用される期間に現に育児休業をしていないこと

ですが、上記の要件を満たしていても時短勤務の適用外になることもあるため注意が必要です。

短時間勤務制度が適用外になる対象者

  • その事業主に継続して雇用された期間が1年に満たない労働者
  • 1週間の所定労働日数が2日以下の労働者
  • 業務の性質又は業務の実施体制に照らして、短時間勤務制度を講ずることが困難と認められる業務に従事する労働者(指針第二の九の(三))

◇参照:所定労働時間の短縮措置

時短勤務で働くために転職をした場合でも、正社員や契約社員の場合にはすぐに時短勤務で働けるわけではないため、育児の際に時短勤務を希望するのであれば慎重に判断することも必要です。

また、時短勤務が適用される条件を満たしていても、子どもが3歳以上の場合には法律が定めた対象期間から外れてしまうので、保育園に申請しても通らない可能性もあります。

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保育園の方針や人員の状況によっては3歳以降も取得できるケースはありますが、ほとんどが3歳以上になると時短勤務で働き続けることは難しくなります。

保育士の時短勤務の働き方の特徴

保育士が時短勤務(短時間勤務制度)で働く場合には原則1日6時間勤務となりますが、休憩時間や残業・休日出勤の有無、有給休暇の付与に関しては以下の条件で働くことになります。

労働時間 1日原則6時間(5時間45分から6時間まで)
休憩時間 基本的には1日45分から1時間
働き方(シフト) ①朝から夕方まで
例:8:00〜15:00(休憩1時間)
  9:00〜16:00(休憩1時間)
②朝夕出勤
 例:8:00〜11:00 15:00〜18:00
   9:00〜12:00 16:00〜19:00
残業の有無 残業あり
所定外労働の制限の要件に該当すれば残業の免除は可能
※自主的な残業は免除の対象外
休日出勤の有無 休日出勤あり
代休の取得は可能
有給休暇の付与 週5日勤務の場合はフルタイムと同じ日数を付与
週4日以下かつ週30時間未満の時短勤務者は出勤頻度に応じた比例付与
雇用形態 正社員・契約社員のみ
※パートは保育園と適宜要相談
※派遣は契約時点で時短勤務の選択も可能

保育士が時短勤務をする際には、原則1日6時間勤務になるため、基本的に6時間勤務の1時間休憩となり、育児での時短勤務であれば朝から夕方まで働くケースが多いです。

介護などの理由で時短勤務を申請した場合には、お昼から夕方までの間で家事をこなしたり、夕食の準備をするための中抜けがしやすいように朝夕出勤で働けたりできる可能性もあります。

また、残業に関しては時短勤務でも残業が発生する可能性はありますが、特定の要件を満たしていれば残業は免除されます。また、休日出勤があった際には代休を申請することができるので安心して大丈夫ですよ。

そして、雇用形態に関してはパートであれば働く時間は相談すれば調整できますし、派遣も契約段階で時短での労働契約もできるため、短時間勤務制度は正社員や契約社員向けの制度という認識になります。

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時短勤務の申請条件に当てはまればどこの保育園でも時短勤務の申請は可能ですが、もっと良い条件や働きやすい環境で時短勤務を取得したいと考えている人は転職するのも良いでしょう。


もちろん、時短勤務の取得には雇用されてから1年以上継続して就業する必要がありますが、時短勤務の実績が豊富な職場だと時短勤務中も働きやすいので、選択肢としてはおすすめです。

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また、保育士が転職をする場合には転職エージェントの活用がおすすめですが、時短勤務が可能な保育士求人を探したい場合には保育士特化の転職エージェントを活用するのがおすすめです。


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保育士の時短勤務の給料・年収

令和4年賃金構造基本統計調査の情報を参考に数値を算出した結果、保育士の20代〜50代までの平均給料額は約27万円で平均年収は約397万円となっています。

時短勤務の場合には6時間勤務になるので、給料や年収は年収は現在の給料・年収の0.75倍の数値で算出されることが多いです。

時短勤務時の給料や年収の算出方法

  • 月給(時短)=現在の月収×0.75
  • 賞与(時短)=現在の賞与=0.75
  • 年収(時短)=現在の年収×0.75 もしくは
          月給(時短)×12ヶ月+賞与(時短)

時短勤務ではノーワーク・ノーペイの原則(労働基準法24条)に沿って、稼働時間が減った分の金額を差し引かれるのが一般的なのです。時短勤務を希望する際には、自分の給料や年収に照らし合わせて収入がどの程度になるのか算出しておくことが大切です。

また、育児・介護休業法で規定される不利益取扱いの禁止により、給料の不当な減額は認められません。ですので、労働時間に応じた金額以上の減額があった場合には、法律に抵触する可能性があることを伝えて適切な金額に設定してもらうようにしましょう。

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保育士の平均的な月給や賞与がどれくらいなのか気になる人もいると思うので、保育士の年齢別の給料・賞与・年収を算出しました。


また、時短勤務の場合の金額も算出しているので、時短勤務の平均的な給料・賞与・年収が気になる人も参考にしてみてください。

フルタイム 時短勤務
年齢 月給 賞与 年収 月給(時短) 賞与(時短) 年収(時短)
20歳〜24歳 23万円 47.4万円 323.4万円 17.2万円 35.5万円 242.5万円
25歳〜29歳 24.8万円 68.4万円 366万円 18.6万円 51.3万円 274.5万円
30歳〜34歳 25.8万円 66.6万円 376.2万円 19.3万円 49.9万円 282.1万円
35歳〜39歳 27万円 76.4万円 400.4万円 20.2万円 57.3万円 300.3万円
40歳〜44歳 29.8万円 85.4万円 443万円 22.3万円 64万円 332.2万円
45歳〜49歳 28.1万円 88.6万円 425.8万円 21万円 66.4万円 319.3万円
50歳〜54歳 28.7万円 80万円 424.4万円 21.5万円 60万円 318.3万円
55歳〜59歳 28.9万円 70.9万円 417.7万円 21.6万円 53.1万円 313.2万円

◇参照:令和4年賃金構造基本統計調査

保育士が時短勤務で働くメリット・デメリット

保育士が時短勤務(短時間勤務制度)で働くためには、特定の条件を満たしている必要がありますが、時短勤務の働き方は育児や介護が必要な人にとってのメリットは大きいです。

ですが、時短勤務で働く場合にはデメリットもあるので、ここでは保育士が時短勤務で働くメリット・デメリットについて紹介していきます。

保育士が時短勤務で働くメリット

保育士が時短勤務で働くメリットには、主に以下のようなものが挙げられます。

時短勤務で働くメリット

  • 仕事と育児・介護を両立しやすくなる
  • 保育士として働き続けることができる
  • 雇用形態を変える必要がなくなる
  • 休職と違って収入を得ることができる
  • 休職によるブランクの発生がない

保育士が時短勤務で働くことを希望する場合には育児や介護が必要なケースも多いですが、時短勤務で働くと原則1日6時間で働くことができるため、仕事と育児・介護の両立がしやすくなります。

また、保育士の中には育児をしながら働きたいと思っている人もいると思いますが、フルタイムでの就業になると両立する自信がないという理由から、子育てが落ち着くまでは休職してしまう人もいます。

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ですが、時短勤務で働くことができるのであれば、休職はせずに保育士として働き続けやすくなります。


それだけではなく、時間が調整しやすいからといってパートや派遣に雇用形態を変える必要もありません。

その他にも、育児中には収入面に不安を感じる人も多いですが、保育士として働き続けることで収入がなくなる心配もありません。時短勤務でも保育士として働き続けることでブランクが発生しないので、時短勤務終了後にキャリア形成がしやすくなるのもメリットとして挙げられます。

時短勤務で働く際には、職場での協力体制が必要になりますし、忙しい中周りに迷惑をかけてしまうと負い目を感じてしまう人もいますが、それでも保育士として働き続けることができる点にメリットを感じる人も多いですね。

保育士が時短勤務で働くデメリット

保育士が時短勤務で働く際にはメリットだけではなく、以下のようなデメリットもあるため注意が必要です。

時短勤務で働くデメリット

  • 労働時間が減るので収入が減ってしまう
  • キャリアアップを目指すことは難しい
  • 人間関係に悪影響が出る可能性がある

保育士が時短勤務で働く場合には、労働時間が減ることでその分収入も減ってしまうため、現在の収入でもきついと感じている人にとっては大きなデメリットになります。

また、企業体制によってはフルタイムのときと同じ仕事をしていても時短勤務であるという理由で、責任のある仕事は他の人に任せて雑務を振られることが増える可能性があります。

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他にもフルタイムの社員と比べて評価が下がる可能性もあるので、時短勤務中に年収アップやキャリアアップは難しいと感じる人も多い傾向にありますね。

さらに、職場で時短勤務の働き方への理解がない場合には、みんなが働いている中で時短勤務で帰宅する人に対して不満を感じる人が出てくるなど、人間関係に悪影響が出る可能性もある点はデメリットに感じる人もいるでしょう。

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時短勤務の際には、業務時間の減少に併せて業務量を減らす必要があります。


そのため「人手が不足しているから」「他の人の業務が増えると不満が出るから」といった理由で、業務量がフルタイムのときと変わらないケースもあります。

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その結果、時間内に業務が終わらず残業や持ち帰りで仕事をしなければいけなくなり、給料が減っただけで時短勤務にした意味がほとんどないと感じてしまっている人も見受けられますね。

時短勤務で働いている保育士の実情

仕事と子育てを両立するために時短勤務(短時間勤務制度)で働いている保育士はたくさんいますが、実際に時短勤務で働いてみると大変だと感じて1年程度でフルタイムへの就業へ戻している人も多いです。

というのも、時短勤務で働く保育士を職場全体でフォローし合える保育園であれば良いですが、人手が不足している保育園では少ない人数で多くの仕事をこなさなければいけないため、時短勤務でも仕事内容や業務量が変わらないこともあります。

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とくに、ベテラン保育士はクラスを受け持つことができる保育士がいないと、時短勤務でもクラスの担当になることがあります。


他にも仕事を振られる機会も多いため、時短勤務なのに残業や持ち帰り仕事が多くなってしまうケースもありますね。

また、他の保育士からの時短勤務への理解が得られないと、時間内に終わらない量の業務を任されてしまったり、他の保育士が仕事をしている中で時短勤務で帰ってしまったりしていることで、他の職員から不満が出ることもあります。

実際には業務量は他の保育士と変わらなくても早く終わらせて帰ってしまうと、周りから楽をしていると思われてしまうケースがあります。

さらに忙しいときでも帰らなければいけない状況で負い目を感じてしまうなど、フルタイムで働くよりもストレスを感じることが増えたと感じて、フルタイムに戻した人も多く見るられますね。

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仕事と育児を両立するために時短勤務にしているのに、周囲の理解が得られずに居心地が悪いと感じている人やストレスを溜めてしまっている人も多いです。


また、時短勤務をしたくても保育園の状況を考えると取得しづらいと悩んでいる人もいますが、その場合には早いうちに時短勤務でも働きやすい保育所などに転職することも必要です。

保育士が時短勤務で働く際の注意点

保育士が時短勤務で働く場合には、トラブルを避けるためにも注意しておいて欲しい点があります。

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保育園が時短勤務者への対応をしっかりと確立できているか、周囲の保育士が時短勤務の働き方を理解してくれているかによって働きやすさは大きく変わります。

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また、保育園の状況次第では希望通りに時短勤務を取得できるとは限りません。


時短勤務に関する基本的なことを把握しておかなければ不利益を被る可能性もあるため、しっかり確認をして注意することが必要です。

時短勤務の要件を把握した上で交渉すること

保育士が時短勤務で働く際には、時短勤務の要件や働き方を把握した上で、時短勤務で働く場合の条件を交渉していく必要があります。

また、交渉する際には基本的な情報を把握しておくことで、不利益を被ったり余計なトラブルに巻き込まれたりするリスクを下げることにつながるので、以下の情報はしっかりと把握しておきましょう。

時短勤務時の業務量に関して

時短勤務になる場合には労働時間の減少に合わせて業務量も減らす必要がある。


だが、実際には人員不足の影響で業務量の調整が難しいことも多いため、業務量はしっかりと交渉して調整しないと時短勤務なのに残業や持ち帰りが多くなってしまうリスクがあるので注意。

給料・賞与・年収に関して

基本的には時短勤務前の給料を基準に、勤務時間の減少に比例して給料・賞与・年収が減額されるため、時短勤務では25%カットになることが多い。


だが、何かしらの理由でそれ以上カットになった場合には、しっかりと理由を確認しないと不利益を被ることもあるので注意。

人事評価に関して

時短勤務になると評価が低くなったり、昇給の割合が下がったりする可能性もあるため、時短勤務時の評価の基準は確認しておくこと。


昇給も25%カットの金額になるケースが多いが、時短勤務を理由に昇給が見送りになる場合には不利益取り扱いの禁止に抵触する可能性があるため相談が必要。

働き方に関して

保育園の方針によっては希望通りに働けない可能性もあるため、時短勤務になる場合の働き方は事前に確認しておくこと。


また、希望する働き方が保育園の運営上、問題がないかどうかも考慮して相談することが大切。

休憩に関して

時短勤務の場合には45分〜60分の休憩が一般的だが、労働時間が6時間未満の場合には休憩を取得させる義務が発生しない点には注意が必要。


逆に6時間を1分でも超える場合には45分の休憩が法律で義務化されている。

残業に関して

基本的に時短勤務でも残業が発生することはあるため注意が必要。


特定の要件を満たしていれば残業が免除されることもあるが、残業できないことで人間関係が悪化する可能性もあるため、事前に交渉して業務量を調整することが大切。

時短勤務の期間について

育児・介護休業法では子どもが3歳に達する前日まで時短勤務をすることができ、保育園の方針次第ではその後も時短で働くことは可能。


だが、どの程度の期間で時短勤務を希望するのかは記録として残しておかないと言った言わないでトラブルになる可能性があるので注意が必要。

また、保育園で時短勤務をしたことがある人がいないと、細かい部分は臨機応変に対応するケースもあります。だからこそ、曖昧な条件のまま承認してしまうとトラブルになる可能性があるため注意が必要です。

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そのため、ストレスを感じることがあってもトラブルを避けるために時短勤務の相談をする際には、事情を伝えつつ細かい部分まで交渉して擦り合わせていく必要があります。

保育園の状況によっては申請が通らないこともある

時短勤務の申請に関して、要件を満たしている保育士から申請があれば保育園は時短勤務の申請を受け入れる義務があります。しかし、雇用されてから1年以内の場合や、子どもが3歳以上の場合には申請しても通らない可能性があるので注意が必要です。

また、時短勤務をする場合には要件を満たしていれば保育園側も拒否はできません。ただ、職場の状況も鑑みずに申請をしてしまうと時短勤務で働けたとしても周りからの印象が悪くなり、人間関係が悪化してしまう可能性もあります。

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とくに、保育士の仕事は常勤配置を満たしていても人手が足りていないことも多い傾向にあります。


時短勤務の申請をしても許可した上で保育の質を担保するには人員確保が必要になるケースもあるため、申請したからといってすぐに時短勤務で働けるとは限りません。

その他にも、時短勤務を承認するにあたって業務量を減らそうとしても、人手が足りていない中で他の人に仕事を振ることが難しいこともあります。他にも、時短勤務になることでクラスの担当から外れることも現実的に難しいので、時短勤務をしながらクラスを受け持たなければいけないこともあります。

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そして、時短勤務で働いている最中でも、職員の退職によって人手が不足してしまった状況で、保育園の運営がままならない状況だと時短勤務からフルタイムに戻れないか相談を受けることもあるのが実情です。

時短勤務でも希望するキャリアや働き方が実現できるとは限らない

保育園は基本的にシフト制で回しているケースが多いですが、時短勤務で働く場合には、ある程度は希望も反映されますが、時短勤務で働けば希望する働き方を実現できるとは限りません。

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とくに、就業時間に関しては事前に擦り合わせていても残業が発生することもあります。


残業の免除は特定の要件を満たさなければ適応されませんし、免除されるからといって残業を拒否してしまうと職場での立場も悪くなってしまいます。

また、イレギュラーな仕事や休日出勤に関しても、保育士で協力して運営する中で時短勤務だからといって全てを拒否していると印象が悪くなります。職場での居心地が悪くなる可能性もあるため、気を遣わなければいけないことも多いです。

その他にも、時短勤務の人には責任のある仕事や時間のかかる仕事を任せづらくなる理由から、雑務が増えることもあるので時短勤務中のキャリアアップは難くなる側面もあります。

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時短勤務を申請をするためには雇用されてから1年以上経過している必要があります。今の職場で時短勤務で働くことが難しいと感じた場合には、早い段階で転職を検討することも大切です。


時短勤務で働く人が多い保育園であれば働きやすい環境が整っていますし、経験や実績があれば時短勤務で働くことを前提で採用してくれることもあります。


ですので、まずは希望にマッチする求人があるか相談してみると良いでしょう。

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ただ、正社員だけではなく契約社員や派遣も視野に入れて探すのであれば、大手転職エージェントの活用がおすすめです。

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大手転職エージェントでは、正社員だけではなく契約社員や派遣の求人も取り扱っているため、希望を聞いた上で最適な求人を提案してくれるでしょう。


また、大手転職エージェントであれば経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍しているので、保育士の時短勤務や転職に関する相談もできますよ。

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保育士が時短勤務で働くかどうかの判断基準

保育士が時短勤務(短時間勤務制度)で働くには、申請するための要件を満たしている必要がありますが、時短勤務で働くべきかどうかは家庭環境や職場環境によっても大きく変わってきます。

ですが、具体的にどのような基準で時短勤務を申請すべきかどうか判断に迷う人もいると思うので、保育士の人で時短勤務で働くか迷っている場合には以下の判断基準を参考にしてみてください。

時短勤務で働くかどうかの判断基準

  • 時短勤務で働くべき明確な理由がある
  • 時短勤務で収入が下がっても問題がない
  • 正社員・契約社員のままで働きたい
  • 時短勤務に対する保育士の理解がある

基本的には上記の要件に当てはまる場合には、時短勤務で働いても問題はないと考えて良いでしょう。

とくに、職場で周りの保育士から時短勤務の働き方に理解があれば時短勤務に関する相談もしやすいです。フォローし合える環境が整っていれば業務量の調整もしやすく、必要以上に人間関係に気を遣ってストレスを溜めることも少なくなります。

また、時短勤務を導入したことがない保育園では時短勤務で年収アップやキャリアアップを目指すのは難しいですが、導入実績が豊富であれば時短勤務をしている中でも適切な評価をしてもらえる可能性もあります。

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そのため、家庭環境などの事情によって時短勤務で働かなければいけない状況の人や、職場で時短勤務への理解があって適切に対応してくれる可能性が高い場合には、時期をしっかりと相談した上で時短勤務の申請するのが良いでしょう。

保育士が時短勤務で働くために必要なこと

保育士が時短勤務(短時間勤務制度)で働くためには、時短勤務で働いても周りに迷惑をかけない状況を作る、または時短勤務がしやすい環境に身を置くことが大切です。

そこで、ここでは保育士が時短勤務で働くために必要なことについて紹介していくので参考にしてみてください。

保育士として業務を滞りなくこなせるだけの経験を積む

保育士として時短勤務で働く際には、時短勤務でも任された仕事は滞りなくこなして周りに迷惑をかけないだけの経験を積むことが必要です。

そもそも時短勤務で働くためには1年以上職場で働く必要があるので、ある程度の仕事を覚えて職場での人間関係も構築できている状態ですが、やはり時短勤務で働くことは周りに負担をかけてしまうこともあります。

また、人手不足の状態では時短勤務だからといって業務量を大きく減らすことは難しく、他の人も手一杯で仕事を任せられる人がいなければ時短勤務であっても仕事が回ってくることもあります。

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そのため、任された仕事は十分にこなせるだけの経験を積み、時短勤務でも周りとの協力体制を作って仕事に支障が出ないように配慮していくことも時短勤務で働く際には大切です。

時短勤務の導入実績のある保育園で働く

保育士として時短勤務で働くためには、時短勤務の導入実績がある保育園で働くのがおすすめです。

というのも、保育園で時短勤務をしている人が多いと周りの保育士も時短勤務の働き方への理解があるからです。他にも適切な仕事量も把握できているため、無理のない範囲で仕事を振ってくれる可能性も高いです。

また、保育園で時短勤務を経験している人が多い場合には協力体制が築けている可能性も高いので、時短勤務の導入実績が豊富な保育園ほど時短勤務で働きやすい環境が整っていると考えて良いでしょう。

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逆に、保育園で時短勤務の導入実績がない、実際に時短勤務で働いている人への保育士や保育園の理解がなくて働きづらそうな環境もあります。


その場合は時短勤務にしても大変な思いをする可能性があるため、早いうちに転職を検討することも必要です。

産休・育休の取得率や復職率が高い保育園で働く

時短勤務で働きやすい保育園かどうか判断する際には、産休・育休の取得率や復職率の高い保育園かどうかも判断するために有効な指標となります。

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産休・育休の取得率や復職率が高い保育園であれば、育児経験のある保育士もいて時短勤務で働くことに理解のあるケースが多いです。


職場としても福利厚生が整っていたり、有給が取りやすくて残業が少なかったりする環境である可能性も高いです。

最近では「産休・育休の取得率100%」「産休・育休後の復職率70%」など、人材を確保するために環境を整えていることを積極的にアピールしている保育園も増えてきています。

そのため、もし今の職場で産休・育休の取得に消極的で妊娠順番制などの暗黙のルールがある場合や、産休・育休後の復職率が低いなど育児をする保育士が働きづらい環境になっていると感じた場合は、早いうちに転職をしておくことも必要です。

時短勤務ができるか早めに相談しておく

時短勤務を申請する際にも急に申請するのではなく、事前に時短勤務ができるかを園長や上司・主任に確認してみたり、時短勤務で働く場合の労働条件はどうなるのか確認したりすることも大切です。

また、産休・育休の取得を検討する場合には復帰後に時短勤務で働くことができるか、時短勤務で働く場合にはどのような形で働くことになるのか確認しておくことで、実際に時短勤務で働く際に認識の齟齬でのトラブルを防ぐことにもつながります。

ですが、中には要件を満たしているのに非正規雇用で働くことを勧めてきたり、時短勤務で働く際の条件や保育園の対応が曖昧だったりした場合には、時短勤務への理解がなくて時短勤務だと働きづらい可能性もあるため注意しましょう。

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保育園によっては退職させないために都合の良いことを言って、時短勤務がしたいと相談したときに難色を示してくることもあります。


その際には、早い段階で時短勤務でも安心して長く働くことができるかどうかを見極めておくことも必要になってきます。

保育士が時短勤務で働ける求人の探し方のコツ

保育士が時短勤務(短時間勤務制度)で働ける求人を探すにはいくつかコツがあります。

ここでは、保育士が時短勤務で働ける求人を探すコツについて紹介していくので、転職後のミスマッチを防ぐためにも参考にしてみてください。

公立保育園・私立保育園の違いを把握する

保育園には公立保育園・私立保育園がありますが、公立と私立では運営体制にも違いがあるため、時短勤務者への対応に違いが出ることも多いです。

では、公立保育園と私立保育園では時短勤務の取得のしやすさや対応に関してはどのような違いがあるのでしょうか?

公立保育園と私立保育園の違い

  • 公立保育園
    公立保育園で働く保育士は公務員保育士となるため、託児所やその他の福利厚生も整っており、時短勤務もしやすい。

  • 私立保育園
    運営は保育園の運営者の方針によって決まるため、時短勤務に対する対応は保育園によって変わる。

公立保育園は市区町村の自治体が運営しており、公立保育園で働く保育士は公務員となり福利厚生も充実しているので、時短勤務でも働きやすい環境が整っていることが多いです。

また、私立保育園は社会福祉法人が運営していることが多いです。私立保育園の時短勤務者への対応は園によって違いが出やすいため、時短勤務のしやすい環境が整っている保育園もあれば、時短勤務者への理解がなくて働きづらい保育園もあります。

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だからこそ、保育園選びをする際には公立保育園と私立保育園の中でも、育休・産休取得後の復職率が高かったり、時短勤務で働いたことのある保育士が多い保育園を選ぶことがポイントです。


そのような保育園なら時短勤務を希望した際に、適切な対応をしてくれる可能性が高いでしょう。

求人情報だけではなく口コミも参考にする

保育士が時短勤務で働ける求人を探す際には、求人情報を確認することも大切ですが、実際に働いた人の口コミや評判をチェックすることも大切です。

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というのも、求人は募集を募るために見せ方を工夫したり、良い情報を中心に掲載したりしているので、実態がどうなっているのかは分かりづらいからです。

そのため、口コミサイトを活用して保育園で実際に働いている人の評判も確認してみることで、実際にはどのような労働環境なのかを確認しやすくなります。情報収集の際には口コミサイトも積極的にチェックしてみると良いでしょう。

ですが、口コミサイトは保育園に不満があって退職した人が書いているケースが多いため、基本的にネガティブな情報が多い前提で真に受けずに、参考程度で考えておくことも大切です。

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保育園に関する口コミサイトはいくつかあるので、保育園について調べたい場合には以下の口コミサイトを参考にしてみてください。

保育士におすすめの口コミサイト

  1. みんなの幼稚園・保育園情報
  2. えんさがそっ♪
  3. 保育地図
  4. 保育ひろば
  5. チビナビ
  6. スタディピア

転職エージェントを積極的に活用する

保育士が時短勤務で働ける求人を探す際には、転職エージェントを活用すると希望に沿った求人を効率的に探すことができるため、積極的に活用していくのがおすすめです。

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また、転職エージェントでは転職が成功するように職務経歴書の添削から面接の日程調整、面接や面接対策のアドバイスをしてくれます。


他にも内定時の条件交渉まで、転職活動で必要なことは一通りサポートしてくれるので、転職に不安を感じている人でも安心して利用することができます。

その他にも、保育士出身のキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントであれば、保育士の働き方や職場環境を理解してくれているので、保育士のキャリアや転職に関する相談がしやすいといったメリットもあります。

転職エージェントではそれぞれ得意分野が異なるため、エージェントによって取り扱っている求人にも違いがあります。そのため、うまく活用することで効率的に時短勤務で働ける求人を探すことができるので積極的に活用していくと良いでしょう。

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保育士の転職に特化している保育士ワーカーマイナビ保育士保育士人材バンクなら、小規模保育所や学童保育・放課後等デイサービス、乳児保育や病院で活躍できる時短勤務の求人をより多く探すことができますよ。


基本給の希望額をはじめ、社会保険が完備されているかどうか、残業少なめなのかなど、相談しながら転職先を納得いくまで探せます。

保育士におすすめの転職サイト

  • 保育士ワーカー
    保育士領域トップクラスの支援実績!保育士の転職といえばこのサイト
  • 保育士人材バンク
    保育士人材バンク限定の求人多数!働きやすさなど独自の情報で転職成功
  • マイナビ保育士
    人材大手のマイナビが運営する保育士特化の転職支援サービス!

保育士が転職をするのにおすすめの転職エージェント

保育士が転職をする際には転職エージェントの活用がおすすめです。中でも実際に転職する際には、大手総合型の転職エージェントか保育士の転職に特化した転職エージェントを活用するのがおすすめです。

とくに、大手総合型の転職エージェントでは全国の求人を豊富に取り扱っていて、各業界の転職に精通したキャリアアドバイザーも在籍しています。ですので、保育士経験のあるキャリアアドバイザーから支援してもらえる可能性もあります。

また、保育士から他の職種へキャリアチェンジするか迷っている場合でも、キャリアの希望や今までの経験を考慮したおすすめの職種や求人を紹介してくれるので、積極的に活用していくと良いでしょう。

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リクルートエージェントdodaマイナビエージェントは転職支援実績も豊富で手厚い転職支援が期待できますし、全国の求人を豊富に取り扱っているため希望の求人が探しやすいのでおすすめです。


また、転職エージェントを活用する際には複数のサービスを併用することで、希望にマッチした求人を探しやすくなるので、気になるエージェントがあればまずは登録してみると良いでしょう。

大手や人気企業の求人を多数保有!大手エージェント

大手エージェントには、全業界・職種の求人が集まっています。さらに、大手企業や人気企業の求人を独占で持っていることも。
幅広い選択肢の中から求人を提案してもらいたい、大手企業や人気企業への転職を検討しているという方は登録しておきましょう。

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保育士の時短勤務に関する質問

最後に、保育士の時短勤務に関する質問についてまとめました。

保育士の時短勤務の適用条件はどうなっているの

人物 保育士

保育士の時短勤務の適用条件はどうなっているのですか?

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時短勤務の適用条件は「1日の所定労働時間が6時間以下でないこと」「日々雇用される者(日雇い労働者)でないこと」「短時間勤務制度が適用される期間に現に育児休業をしていないこと」が挙げられます。


また、その他にも「雇用されてから1年以上経過していること」「子供が3歳未満であること」などの条件もあるので、申請する際には当てはまっているかをしっかりとチェックしておきましょう。

保育士が時短勤務で働く場合にはどんな感じで働くの

人物 保育士

保育士が時短勤務で働く場合にはどんな感じで働くのでしょうか?

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保育士が時短勤務(短時間勤務制度)で働く場合には、基本的に「朝から夕方まで」で働くことが多いです。


また、介護で時短勤務を取得している場合には「朝からお昼」「夕方から閉園まで」といった働き方をするケースもあります。

保育士が時短勤務で働く場合の給料・年収はどうなっているの

人物 保育士

保育士が時短勤務で働く場合の給料・年収はどうなっているのでしょうか?

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時短勤務で働く場合の給料・年収は、ノーワーク・ノーペイの原則(労働基準法24条)に則って稼働時間に合わせて給料・年収の減額をおこないます。


そのため、基本的に現在の給料・年収から25%カットされた金額を提示されることが多いです。

保育士が時短勤務を適応するにはどうすればいい

人物 保育士

保育士が時短勤務を申請するにはどうすればいいのでしょうか?

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保育士が時短勤務を申請する場合には、育児のための時短勤務であれば保育園の就業規則に則って対応する必要がありますが、最低でも1ヶ月前には申し出ると良いでしょう。


また、介護のために時短勤務を申請する場合には、1ヶ月前に希望期間を申し出ることで対応してもらうことができますよ。

保育士が時短勤務で働く場合にはいつまで適用できる?

人物 保育士

保育士が時短勤務で働く場合には、いつまで適用できるのでしょうか?

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保育士が時短勤務で働く場合には、子どもが3歳になる前日までが目安となります。


ですが、実態としては1年未満でフルタイムの就業に戻している人も多く見受けられますね。

保育園に時短勤務はできないと言われた場合はどうすればいい

人物 保育士

保育園に時短勤務はできないと言われた場合はどうすればいいのでしょうか?

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保育園は要件を満たす職員から時短勤務を申請された場合は適応する義務があるため、時短勤務はできないと言われても取得は可能です。


ただ、保育園の運営状況によっては現実的に難しいこともありますし、フルタイムで働いて欲しいと説得される可能性もあります。

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もし時短勤務で働く可能性があるのであれば、早い段階で時短勤務で働きやすい職場へ転職することをおすすめします。

時短勤務の終了後はどの雇用形態にすれば良いか

人物 保育士

保育士が時短勤務で働き終わった後は、どの雇用形態で働くのが良いでしょうか?

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時短勤務が終了したら雇用形態をパートにしてもらうのがおすすめですね。というのも、小学生の子どもを抱えている場合は、参観日や家庭訪問など学校行事も結構多いからです。


何かと学校行事などでお休みすることも多くなると思いますので、融通がききやすいパート勤務にしておくと良いでしょう。

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