未経験から保育士になる方法と転職のポイントを徹底解説!

保育士 未経験

    本記事では、未経験から保育士資格を取得する方法や未経験から転職する際の流れについて紹介しています。

    また、保育士を目指す際に役立つ転職のポイントも紹介しているので、未経験から保育士を目指そうと考えている人は参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人
末永雄大

末永雄大

新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社。数百を超える企業の中途採用を支援。2012年アクシス(株)設立、代表取締役兼転職エージェントとして人材紹介サービスを展開しながら、年間数百人以上のキャリア相談に乗る。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は2,000万回以上。著書「成功する転職面接」「キャリアロジック
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未経験からでも保育士にはなれる

社会人として働いている人の中には「諦めてしまったけどやっぱり保育士として働いてみたい」「保育士の仕事に興味があって未経験からでも保育士になれるのか知りたい」という人もいると思います。

保育士は専門職となるため、未経験から保育士になるには保育士資格の取得が必要ですが、保育士資格の取得ができれば未経験からでも保育園で働くことは十分に可能です。

そのため、もし未経験から保育士に転職したいと考えている人は「保育士資格を取得する方法」で紹介している内容を参考にして、保育士資格を取得して保育士への転職を目指していきましょう。

未経験からでも保育士になりやすい理由

学生の頃に保育士専門学校に通って新卒で保育士になる人であれば、就職先が見つかりやすいのも理解できますが、既に社会人として働いている人でも保育士資格を取得すれば保育士へ転職できるのはなぜなのでしょうか?

まずは保育士資格を取得すれば未経験からでも保育士に転職できる理由について紹介していきますね。

保育士は常に人手不足の状況にある

保育士が未経験からでも保育士資格さえ取得すれば転職ができるのは、保育士が常に人手不足の状態にあることが一番の理由になります。

というのも、令和4年10月時点の保育士の有効求人倍率は2.49倍であり、全職種平均の1.35倍と比較するとかなり有効求人倍率が高い状態にあります。

有効求人倍率が2.34倍ということは、1人の求職者に対して求人が2.34件あるということなので、保育士の転職市場では職場を探している保育士よりも保育士を探している保育施設の方が圧倒的に多い状態にあるのです。

また、保育施設では子供の人数に対して保育士の配置基準が決められていて、経験がなくても保育士資格を保有している人であれば積極的に採用をしている施設も多いのも、未経験からでも保育士資格があれば転職がしやすい大きな理由となっています。

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他にも保育士は女性が96%と言われているため、結婚・妊娠・出産によって退職してしまって、保育士を辞めてしまう人が多いことも人手が不足している一つの要因となっていますね。

女性の社会進出における保育の受け皿を強化しているから

日本では女性の社会進出に伴って、2013年に待機児童が22,741人いることが問題として取り沙汰されてから、国は待機児童解消に向けた取り組みによって、保育士の労働環境の改善や子育て世代の女性の保育の受け皿の整備をしてきました。

その影響で、待機児童は2023年(令和5年時点)で2,680人にまで減少しており、保育士の待遇改善の影響で施設への処遇改善加算の支給によって労働環境を整える動きも進められています。

そして、今後も女性が働きやすい社会を実現するために、国は待機児童0を目指して保育の受け皿を強化していく方針なので、需要が高い状態がまだ続くことが予想されていて、未経験からでも保育士を目指すことができる状態になっているのです。

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国は女性の社会進出や少子高齢化対策のためにも、女性が出産・育児をしやすい環境の整備にも力を入れており、その重要なピースとなるのが保育施設となります。


そのため、後進の育成も含めて未経験からでも保育士になれるように教育環境の整備も進められているため、未経験からでも十分に保育士は目指せる状態になっているようですね。

未経験から保育士として働く際の転職先

未経験から保育士へ転職するには保育士資格が必要になりますが、同時に保育士としてのキャリア形成をするには転職先選びも重要になってきます。

特に、未経験でも採用してくれる施設や経験やスキルを磨きやすい施設にはどのようなものがあるのかを把握しておくことで、未経験から転職したり、保育士としての経験を積んでいく際にも役に立つので把握しておきましょう。

未経験の保育士におすすめの転職先

  • 私立保育園
  • 公立保育園
  • 保育園運営会社の総合保育士
  • プリスクール
  • インターナショナルプリスクール
  • 企業内託児所
  • 院内託児所

保育士として未経験からの転職する際の転職先には「保育園」「プリスクール」「託児所」がありますが、それぞれ特徴が異なるので転職する際には情報収集した上で求人に応募することが大切です。

特に、プリスクールやインターナショナルプリスクールは西欧文化の保育や教育に関する知識や英語でのコミュニケーションも求められるため、英語力がないと転職は難しいと考えておきましょう。

また、企業内託児所は安定して働けるのですが、求人数も少なくて施設内保育になるので十分な経験を積めるとは限りませんし、院内託児所も雇用先が24時間体制の職場になるので夜勤が発生する可能性がある点には注意が必要ですね。

経験を積みたいなら公立か私立の保育園がおすすめ

未経験の保育士におすすめの転職先の中には、プリスクールや託児所も挙げましたが、保育士としての経験を積んでスキルを磨いていきたいのであれば保育園で働くのがおすすめですね。

保育園には公立保育園と私立保育園があり、公立保育園は公務員で待遇が良くて長く働けますが、公務員試験に合格した上で公立の保育施設で採用される必要があるため転職のハードルは高いです。

そのため、もし未経験から保育士として転職して経験を積みたいのであれば、私立の保育園を中心に求人を探していくと転職もしやすくて、経験を積める環境で働くことができますよ。

ですが、私立保育園にも認可保育施設と認可外保育施設があって、認可保育施設は待遇が人気なので競争率が高く、認可外保育施設は転職しやすいですが待遇が認可保育施設よりも悪いこともあるので求人選びの際には慎重に選ぶことが大切です。

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未経験から保育士へ転職する際に希望に合った求人を探したいのであれば、保育士ワーカーマイナビ保育士保育士人材バンクを活用するのがおすすめですね。


いずれのサービスも保育士経験のあるキャリアアドバイザーもいるため、保育士の転職やキャリアに関する相談もできますし、希望を伝えればキャリア形成に最適な求人をしっかりと選んで紹介してくれるので便利ですよ。

保育士におすすめの転職サイト

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  • マイナビ保育士
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保育士になるためには保育士資格の取得が必須

保育士は児童福祉法の法第18条第4項で「保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者」と定義されています。

また、保育士は国家資格である保育士資格を保有している人だけが名乗れる名称資格であり、保育士として働くためには保育士として働けるだけの専門的知識や技術が求められるため、保育士になるためには保育士資格を取得する必要があります。

もちろん、保育園で働くだけなら保育補助として働けるのですが、保育士として保育の仕事に携わっていくためには、保育士登録をして保育士証を交付されなければいけないため、保育士として働くためには保育士資格の取得は必須となっています。

保育士資格を取得する方法

保育士へ転職したいと考えている人は、転職活動を始める前に保育士資格の取得が必要なので、未経験から保育士を目指す人は保育士資格を取得する方法についてしっかりと把握しておくことが大切です。

ですが、保育士資格を取得する方法にはいくつか種類があるため、まずどのような方法があるのかについて確認していきましょう。

指定保育士養成施設を卒業する

厚生労働省の指定保育士養成学校の画像 厚生労働省

保育士資格を取得する方法として一般的なのが指定保育士養成施設に通って卒業する方法で、指定保育士養成施設には大学(4年制)・短期大学(2年制)・専門大学(2年制/3年制)があります。

指定保育士養成施設に通う人の多くは高校卒業した学生が多いですが、指定保育士養成施設では保育士に必要な知識が学べるだけではなく、保育現場で学ぶ保育実習があるため、実践的なカリキュラムに沿って学習ができるのが特徴です。

また、基本的に2年程度の学習で保育士資格を取得するのと同様の知識を身につけることができ、3年生の専門学校や4年生の大学に通えば幼児教育や子供の心理学について学ぶこともできますよ。

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指定保育士養成施設の中には、通信教育や夜間学部を設けている学校もあるため、働きながら学びたい人でも通うことができます。


そのため、自分の置かれている状況や希望に合わせて、自分にとって最適な方法が何かを考えた上で、保育士資格を取得する方法を選んでいくことが大切です。

保育士試験に合格して資格を取得する

厚生労働省の保育士試験の画像 厚生労働省

未経験から保育士資格を取得する方法としては、年2回実施されている保育士試験に受験して合格して保育士として登録する方法もあります。

保育士試験は保育系の学校を卒業した人しか受けられないと思っている人も多いですが、実は大学・短期大学・専門学校を卒業した人であれば、保育士とは関係のない学部・学科でも保育士試験の受験資格を満たすことはできます。

また、大学・短大在学中の人や中途退学した人でも、2年以上在学して62単位取得していれば保育士試験は受験でき、高卒でも該当する児童福祉施設での実務経験が2年以上の2,880時間以上、中卒も該当する児童福祉施設での実務経験が5年以上の7,200時間以上の経験があれば受験はできます。

そのため、指定保育士養成施設に通うのではなく、保育士試験に合格して保育士資格を取得したいと考えている人は、まずは受験資格を満たしているかを確認しておきましょう。

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そして、保育士試験の内容の詳細は以下のようになっているので、受験を考えている人はしっかりと出題範囲を確認して、試験に向けた勉強を進めましょう。

保育士試験の内容
試験日程 前期試験|筆記試験 4月 実技試験 6月
後期試験|筆記試験 10月 実技試験 12月
申し込み方法 オンライン申請・郵送申請
受験費用 受験手数料|12,700円
試験科目 ・筆記試験科目
保育原理・教育原理及び社会的養護・子ども家庭福祉
社会福祉・保育の心理学・子どもの保健
子どもの食と栄養・保育実習理論

・実技試験科目 ※2科目選択式
音楽|課題に対する器楽・声楽等
造形|課題に対する絵画・制作等
言語|課題に対する言葉に関する遊びや表現等

ハローワークの職業訓練で資格取得する

未経験から保育士資格の取得を目指す選択肢の中には、ハローワークの職業訓練で保育士資格の取得を目指す方法もあります。

ハローワークでは保育士だけではなく、就職・再就職をするために必要なスキルの訓練を実施していて、保育士資格も「保育士養成科」を修了することで保育士資格の取得ができます。

保育士養成科は2年間の課程で充実したカリキュラムと附属幼稚園を中心とした多彩な実習で保育士として知識やスキルを磨くことができて、国家資格を受験する必要なく幼稚園教諭2種免許と保育士資格を取得できるのも特徴です。

保育士として転職する際に幼稚園教諭2種免許も保有していると、幼稚園やこども園で働くこともできるようになりますし、保育士としての市場価値も高くなるため未経験からでも転職しやすくなるため、興味のある人は調べてみると良いですよ。

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ただし、保育士養成科は募集定員が少数で、常に募集があるわけではなく、1月ごろに募集を開始して2月に面接を実施して4月から教育課程を行います。


また、受講する際には教科書代をはじめとした自己負担金もあるため、気になる人は在住の自治体のハローワークで詳しく話を聞いてみると良いですよ。

未経験から保育士を目指す際の流れ

未経験から保育士を目指す場合には、基本的に以下の流れで資格取得と転職活動を進めていくことになります。

指定保育士養成施設を卒業する場合

  1. 指定保育士養成施設を探す
  2. 指定保育士養成施設に入学する
  3. 指定保育士養成施設を卒業する
  4. 就職活動を進めて内定を獲得する
  5. 日本保育協会で保育士登録を行う
  6. 保育施設で働く

保育士試験に合格して資格を取得する

  1. 保育士試験の詳細を確認する
  2. 資格勉強の学習スケジュールを立てる
  3. 資格取得のために勉強・練習をする
  4. 保育士試験を受験して合格する
  5. 日本保育協会で保育士登録を行う
  6. 転職活動を進めて内定を獲得する
  7. 保育施設で働く

ハローワークの職業訓練で資格取得する

  1. 近所のハローワークで話を聞く
  2. 保育士養成科に申し込む
  3. 選考に合格して手続きを進める
  4. 2年間の学習カリキュラムを受ける
  5. 保育士養成課のカリキュラムを修了する
  6. 日本保育協会で保育士登録を行う
  7. 転職活動を進めて内定を獲得する
  8. 保育施設で働く

保育士資格の取得後に保育士登録をして保育士証を交付されて初めて保育士として認定されるため、未経験から保育士へ転職する際には資格取得した後に保育士登録を済ませてから転職活動を進めていくことになります。

指定保育士養成施設で保育士資格を取得する場合は卒業の見込みが立った段階で就職活動を始める人も多いですが、保育士試験を受験する人は試験に合格するまでは転職のハードルが高いので、保育士登録をした後の方が転職の成功率は上がります。

また、保育士になるために転職活動を進めていく際には、未経験からでも働ける保育士求人を取り扱っている転職エージェントを活用すると、効率的に転職活動を進めていくことができるので積極的に活用していくと良いですよ。

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そして、未経験から転職できる求人を探しているのであれば、保育士ワーカーマイナビ保育士保育士人材バンクには登録しておくと良いです。


特に、保育士ワーカーは保有求人数が多いので未経験者向けの求人も探しやすいですし、マイナビ保育士も20代の転職に強いマイナビが運営しているので未経験や第二新卒の転職に関する相談もしやすいですよ。

保育士におすすめの転職サイト

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私立保育園の方が未経験転職はしやすい

保育士が就職・転職する際には、保育士としての経験を積むために保育園で働くことを目指す人も多いですが、私立保育園であれば保育士資格を保有していれば未経験からでも転職はしやすいです。

特に、認可外保育施設は何かしらの理由で人手不足の状態の施設も多く、未経験からでも保育士資格があれば問題ないという施設もあります。

もちろん、人手不足の職場だと教育環境が整っていなかったり、決して待遇が良いと言えないケースもありますが、未経験から転職する場合には経験を積むための選択肢として入れておく方が求人探しの幅が広がります。

また、待遇面では認可保育施設は処遇改善加算が適応されるため年収も上がりやすいのですが、待遇が良い求人は保育士としての経験がある人と比較されるため不利になる可能性も高いです。

そのため、未経験から保育士に転職するための求人を探す際には、認可保育園と認可外保育施設の両方から候補を洗い出して、しっかりと情報を比較して優先順位を付けてから応募すると良いですよ。

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求人探しのポイントや求人に応募する際の優先順位の付け方がわからない人は、転職エージェントに相談するのもおすすめです。


特に、保育士向けの転職エージェントでは未経験から保育士を目指す人の転職支援の経験も豊富なので、未経験から転職する際の注意点についてもアドバイスをしてもらえますよ。

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公立保育園で働くためには公務員試験への合格が必要

保育士として待遇の良い職場で長く働きたい場合には、公立保育園で働くのがおすすめですが、公立保育園で働くために公務員試験への合格が必要です。

そして、公務員保育士試験の受験資格には年齢制限があるケースも多く、自治体によってその他にも条件を定めているケースもあります。

また、公務員保育士試験には一次試験と二次試験があり、一次試験では筆記試験が実施され、教養試験と専門試験が出題されます。そして、一次試験に合格できれば二次試験に進め、面接はもちろんのこと実技試験や体力試験も実施されます。

そのため、公務員保育士として働くためには保育士資格の取得だけではなく、公務員試験も受けなければいけないため、転職のハードルは私立保育園で働くよりも高くなってしまうのです。

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公務員保育士は競争率も高いですし、試験に合格しても公立保育園に採用されないまま1年経過すると、再度公務員試験を受ける必要があります。


また、採用を希望する公立の保育施設から連絡がくるまでにも時間がかかり、その間待機しなければいけないため注意しましょう。

転職サイトよりも転職エージェントの方が転職しやすい

未経験から保育士へ転職する時に、転職サイトで求人を探そうと考える人も多いですが、円滑に転職活動を進めていきたい人や転職の成功率を少しでも上げたい人は転職エージェントを活用しましょう。

というのも、転職エージェントではキャリアカウンセリングから求人紹介、職務経歴書の添削や面接フォロー、応募後の採用担当者との連絡や内定時の交渉まで一通りの転職支援をしてくれます。

特に、保育士向けの転職エージェントであれば、保育士経験のあるキャリアアドバイザーも在籍しているので、転職やキャリアに関する相談もできますし、未経験からでも積極的に採用している求人を探しやすいです。

もちろん、転職サイトで転職活動を進めるのも良いですが、未経験からの転職では求人の見分け方がわからない人や高望みしすぎて転職活動が上手くいかない人も多いため、まずは転職のプロに相談してみることをおすすめします。

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転職エージェントにもそれぞれ特徴がありますが、求人数や転職支援実績で選ぶなら保育士ワーカーマイナビ保育士保育士人材バンクがおすすめですよ。

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また、他の保育士向けの転職エージェントについて詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてくださいね。

未経験からの転職が可能な保育士求人の例

ここでは、未経験から保育士を目指す人向けに、求人を探す時のイメージがしやすいように未経験からでも転職できる保育士の求人例を紹介しますね。

下記の求人は関東圏を中心に保育施設を運営している会社の求人で、待遇も良く教育体制も整っているので、基準として参考にしてみてください。

保育園運営会社の保育士求人例
募集職種 保育士
雇用形態 正職員
給与 24.1万円〜25.6万円
※未経験者:月給 241,000円~
※月給に東京都の特別手当を含む
試用期間 3ヶ月(期間中も同条件)
募集資格 保育士・保育士資格取得見込の人
勤務時間 1日8時間/週40時間 ※休憩60分
※平均残業時間5.2時間/月
※開園時間は施設によって異なります
休日 日・祝日 ※年間休日120日以上
福利厚生 ・交通費全額支給(規定あり)
・住宅手当・借上社宅
・エプロン貸与
・結婚祝金・出産祝金
・子ども手当(5,000円/月) etc..
ポイント ・未経験歓迎・教育体制充実
・残業少なめ・年間休日120日以上
保育士ワーカー(2024年2月時点)

上記は認定保育施設なので、未経験者でも給料の水準は高いですが、相場では未経験者の給与は21万円〜24万円程度になることが多いです。

また、中には18万円〜20万円程度の求人もありますし、年間休日が少ない施設や週休2日制(1月で1回週2日休みがあれば良い)の求人もあります。

そのため、求人を探す際には応募前に詳細まで確認して、わからないことがあったら問い合わせたり、キャリアアドバイザーに聞いてみてミスマッチが起こらないように注意しましょう。

保育士資格がないなら保育補助もおすすめ

保育士を目指す人の中には、保育士資格は保有していないけど、まずは保育園で働いてどのような仕事をするのか知りたい人もいると思います。

そこで、続いて未経験からでも働ける保育補助の求人例も紹介するので、保育補助として働くことも考えている人は参考にしてみてくださいね。

一般的な保育補助の求人例
募集職種 保育補助
雇用形態 パート
給与 時給:1,150円〜1300円
開園-8:30/17:00-閉園 時給+50円
試用期間 なし
募集資格 資格不問
勤務時間 1日8時間/週40時間 ※休憩60分
※平均残業時間5.2時間/月
※開園時間は施設によって異なります
休日 休日:日曜日・祝日
※他シフトによる勤務日以外
年末年始休暇・有給休暇
※有給休暇:法定通り付与
福利厚生 ・交通費支給(上限:30,000円/月)
・エプロン貸与
・東京都キャリアアップ手当あり
マイナビ保育士(2024年2月時点)

保育補助として働く場合にはパートで働くケースが多く、時給は地域や施設によりますが最低時給+200円程度が時給の相場となっているようです。

また、保育施設によっては保育補助として働いてもらいながら、保育士資格を取得したら保育士として働いてもらうために、正職員として保育補助の求人を出しているケースもあります。

ですが、給与や時給は保育士よりも低く、保育補助の求人数は保育士の求人よりも少ないため、あくまで保育士の現場の経験を積むための選択肢として考えておくのが良いですね。

【年代別】未経験から保育士になるためのポイント

未経験から保育士を目指す人の中には20代だけではなく、30代・40代・50代で未経験から保育士になりたいと考えている人もいるかもしれません。

そこで、本項では年代別で未経験から保育士になるポイントについて紹介していくので参考にしてみてください。

20代未経験から保育士になりたい場合

20代未経験から保育士を目指す場合には、保育士資格を取得できれば転職できる可能性は高いですし、経験を積むことで年収アップを目指せる可能性も十分にあります。

そのため、確実に保育士資格を取得できるように貯金をして指定保育士養成施設を卒業するのも良いですし、こども園で働きたい場合にはハローワークの職業訓練で保育士資格と幼稚園教諭二種の資格取得を目指すのも良いですね。

また、保育士資格を取得した後には学校経由でも良いですし、保育士向けの転職エージェントを活用して転職活動を進めていくことで、効率的に転職活動を進めていくことができますよ。

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20代未経験で転職する際には、転職経験が少ない人も多いと思うので、転職サイトではなく転職エージェントを活用して転職活動を進めていくのがおすすめです。


特に、保育士ワーカーマイナビ保育士保育士人材バンクでは、保育士経験のあるキャリアアドバイザーが手厚く転職の支援をしてくれるので転職活動をスムーズに進めることができますよ。

保育士におすすめの転職サイト

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30代未経験から保育士になりたい場合

30代未経験から保育士になりたいと考えている人も保育士資格を取得すれば転職できる可能性は十分にありますが、資格取得の際には当面の生活費を稼いだり、仕事にブランクを発生させないためにも働きながら資格勉強をすることをおすすめします。

そのため、保育士資格の取得を目指すために大学・短大・専門学校に通う場合には、通信や夜間学部のある学校を選び、保育士試験から資格取得を目指す場合には学習効率を考えて保育士向けの通信講座を活用するのが良いですね。

また、保育士資格を取得した後には転職活動を進めていきますが、転職する際には「今までの職務経歴や経験から保育の仕事に活かせること」「将来のキャリア形成」も踏まえて話をすると、30代未経験からでも採用をしてもらいやすくなりますよ。

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30代未経験から保育士を目指す際に役立つ情報に関しては、以下の記事で詳しく紹介しているので、興味のある人は参考にしてみてください。

40代未経験から保育士になりたい場合

40代未経験から保育士を目指す人でも、保育士資格を取得すれば転職できる可能性はありますが、40代未経験から保育士になる場合には転職する際に年収が下がる可能性もあるため注意が必要です。

また、主婦としてパートで働いていたり、子育て経験があれば保育士の仕事に活かせることもあるため、保育士の仕事に活かせる経験がある人は資格を取得して保育士として働くためのスキルを身につければ転職できる可能性は高くなります。

40代で保育士資格の取得を目指す場合には通信講座を活用して保育士試験を受ける人が多いと思うので、勉強する際にはしっかりと時間を確保して座学と実技の練習も行いましょう。

そして、40代未経験からの転職を成功させるには転職エージェントで転職支援してもらうことも重要なポイントになりますが、転職活動が上手くいかなかった場合には、正職員ではなくパートで働いて経験を積むことを検討することも必要です。

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40代未経験から受け入れてくれる求人は極端に減るため、条件にこだわりすぎると転職が上手くいかない可能性もあります。


そのため、転職する際にはしっかりと転職エージェントで相談しながら、中長期的な視点で転職活動を進めていくことが大切です。

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50代未経験から保育士になりたい場合

50代未経験から保育士になりたい人は、保育士資格を取得すれば転職できる可能性はありますが、正直なところ正職員として働ける求人を探すのが難しい可能性があります。

というのも、保育士として働いている人の中で50代になると経験を積んでいる人ばかりですし、未経験から50代の正職員を雇うなら長く働いてもらえる20代や30代の人を優先的に採用します。

また、保育士の仕事は体力も必要な仕事なので、50代で働く場合には体力的にキツいと感じてしまうことも多いですし、年齢的にも上司が年下になることも多いため、職場全体のバランスを考えると積極的に採用するケースは少ないです。

そのため、50代で保育士を目指す場合には、正職員として働くのが難しそうだと感じたら、保育補助や保育士のパートとして働くことも視野に入れておいた方が良いですね。

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50代で保育士を目指す場合には、50代の保育士が抱える悩みについても把握しておいた方が良いので、詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。

未経験から転職できる保育士求人を探す際のポイント

未経験から保育士に転職できる求人を探す際には、以下のことを意識しておくと転職後にミスマッチが起きることを防げますし、未経験からでも保育士としての経験の経験を積みやすい環境で働くことができます。

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未経験から保育士を目指す人の中には、未経験で働ける求人を探すことばかりに意識が向いてしまい、ブラックな環境の職場を選んでしまうこともあります。


そのため、求人の見方や求人探しのポイントは事前に把握しておくことが大切ですよ。

給料の内訳までしっかりと確認する

未経験から転職する際の求人探しをする時に、求人の中で意識して見ておいた方が良いのが「給料の内訳」の項目になります。

給料は「基本給」と「手当」が基本で、求人に給料22万円/月と書いてあっても内訳を見ると「基本給17万円」「固定残業手当(みなし残業)3万円」「その他手当で2万円」となることも多いです。

また、年収の表記であれば「(基本給+手当)×12+賞与」の金額となり、賞与も保育施設によって変わるので、年収が高くても月収はそこまで高くないケースもよくあります。

そして、給料からは保険料や税金を引き抜いた金額が支払われるため、額面の給料が22万円でも手取りは17万円程度になってしまうので、給料の金額や内訳はしっかりと確認した上で求人に応募するか判断していくことが大切です。

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給与や年収の項目はパッと見た時に金額が高くても、手当で月給を高く見せていたり、20万円〜28万円と幅を広げて良い求人に見せることはよくあります。


そのため、記載金額だけで判断するとミスマッチが発生する可能性もあるので注意しましょう。

休日に関する表記の見方を把握する

求人を見る際には「休日に関する表記」もしっかりと確認しておかないと、実際に働いてみて「休みがなくてしんどい」となりかねません。

保育園では土曜日に開園しているところもあるため、週休2日制と記載しているところも多いですが、実は週休2日制は1ヶ月のうちに1回だけ週2日休みがあれば法律的に違反にならないため週1日休みばかりになることもあります。

また、完全週休2日制は毎週2日の休みがあるのですが、祝日が休みではないケースもあるため、祝日休みの求人を探す際には「完全週休2日制 (土日)・祝日」と明記されているか確認することが大切です。

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その他にも、年間休日は105日や108日で設定している求人も多いですが、目安を正確に把握していないと長期休暇が取れない、週1日しか休めないといったこともあるため注意が必要です。

年間休日数の例(目安)
年間休日数 目安
105日
(最低ライン)
土日・元旦
108日 土日・正月三が日
110日 土日・年末年始
115日 土日・夏季休暇・年末年始
121日 土日・祝日
130日 土日・祝日
夏季休暇・年末年始

離職率が平均よりも低い職場を選ぶ

未経験の保育士が転職する際に気をつけたいのが、気づかない内にブラックな職場に転職してしまうことですが、ブラックな職場かどうかの判断する際の一つの基準になるのがその職場の離職率です。

厚生労働省が発表した「保育士の現状と主な取組」では、令和2年度の保育士の退職率は全体で9.3%、公立保育園は5.9%、私立保育園は10.7%となっています。

そのため、離職率が平均よりも高い職場は何かしらの理由で退職者が重なったか、継続的に人が辞めていく環境で離職率が高いかのどちらかになるので、求人を探す際にはできる限り離職率が低い職場を選ぶ方が安心です。

また、産休や育休後の復職率も確認しておくと、子育てしながらでも働きやすい環境が整っているのか判断しやすいので参考にしてみてください。

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令和4年 雇用動向調査結果の概況」では、職種全体の離職率が15%となっているため、職種全体の離職率に比べて保育士の離職率はだいぶ低いです。


ですが、勤続年数だと保育士2年未満で辞めてしまう人の割合が15.5%、私立保育施設に至っては17.9%と高い割合になっているので、未経験から保育士になってミスマッチを感じて辞めてしまう人も多いようですね。

教育体制が整っている保育施設を選ぶ

未経験から保育士として働く場合には、保育士としての最低限の知識しかないので、保育士として経験を積んだり、新しいことを学べる教育環境が整っている職場かどうかは非常に重要になります。

というのも、教育環境が整っていないと、仕事だけ任せられてやり方を教えてもらえなかったり、マニュアルが整備されていなくて保育士でやり方や指示が違って混乱するといったことも起こります。

また、保育士としての知識を増やすためには研修やセミナー・勉強会へ参加することも大切ですが、教育環境が整っていない職場では、研修制度がなくて学べる機会がなかったり、セミナーや勉強会に参加したいのに残業ばかりで参加できない状況になっているところもあるようです。

そのため、求人を探す際には教育体制が整っているかどうかを確認することや新人に対する教育は具体的にどのようなことを実施しているのかも確認した上で保育施設を選んでいくと良いですよ。

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「教育制度あり」と記載されている求人もありますが、具体的な内容は書かれていないことも多いので、わからなければ問い合わせて確認してみるのもおすすめです。


ですが、教育制度について直接質問することに不安を感じている人は、転職エージェントを活用すればキャリアアドバイザーを経由して質問することもできるので、積極的に頼るのが良いですよ。

保育士におすすめの転職サイト

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まずは認可保育園を中心に探してみる

未経験で保育士として経験を積んでいくのであれば保育園で働くのがおすすめですが、公立保育園は公務員保育士試験を受けて合格した上で採用される必要があるためハードルが高いです。

また、私立保育園には認可保育施設と認可外保育施設がありますが、認可外保育施設は保育士の年収アップに関わる処遇改善加算の支給が受けられないため、比較的給料の金額が少ないところもあります。

そのため、経験を積むために保育園で働きたいのであれば、転職難易度のハードルもそこまで高くなくて、年収アップがしやすい環境が整っている認可保育園を中心に求人を探していきましょう。

もちろん、認可外保育施設でも独自の保育を提供していたり、待遇が良い保育園もありますが、そのような求人は人気で競争率も高いので、まずは認可保育施設の求人を探してみるのがおすすめですよ。

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人気の保育園や待遇の良い職場の求人は、非公開求人として条件にマッチする人だけに紹介されるケースも多いです。


ですが、その中には未経験者も募集している求人もあるため、非公開求人も含めた求人を探したい人は保育士向けの転職エージェントを活用していくと良いですよ。

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積極的にキャリアアドバイザーに相談する

未経験から保育士へ転職する際には「希望する働き方やキャリア形成ができる求人探し」「転職活動の進め方」「求人選びのコツ」などをキャリアアドバイザーに相談することも転職を成功させるためには重要なポイントとなってきます。

特に、保育士向けの転職エージェントでは、保育士の転職市場に精通しているキャリアアドバイザーが在籍していますし、未経験から保育士へ転職するためのノウハウを持っているところも多いです。

また、未経験から転職する場合には、保育園へ転職するためにどのようなことを意識すればいいのか、希望条件が適切なのかといったことも相談した方が求人探しの幅も広がりますし、選考の通過率を上げることにもつながります。

そのため、未経験から保育士へ転職したいと考えている人は、保育士の転職やキャリアについて相談できる保育士向けの転職エージェントを積極的に活用していくようにしましょう。

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保育士向けの転職エージェントを活用するなら、保育士ワーカーマイナビ保育士保育士人材バンクがおすすめですね。


特に、保育士ワーカーは保有求人数が50,000件以上あり、マイナビ保育士も手厚い転職支援をしてくれるので、幅広い選択肢の中から希望の求人を探したい人や転職サポートをして欲しい人は積極的に活用していくと良いですよ。

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保育士の仕事内容・働き方・1日のスケジュール

ここからは、未経験から保育士を目指す人向けに、保育士の仕事内容や働き方の特徴、1日のスケジュールについて紹介していきます。

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その後にも、未経験の保育士が転職する際に知っておいた方が良い情報について紹介していくので参考にしてみてくださいね。

保育士の仕事内容

保育士は0歳(乳児)〜6歳児(未就学児)の保育をする仕事で、主に以下のような仕事をしていきます。

保育士の仕事内容

  • 預けられた子供の保育
  • 保護者対応・保護者支援
  • 保育関連の事務作業
  • 保育園の運営に必要な業務
  • 行事準備・運営業務

子供の保育では、生活習慣を身につけさせたり、身の回りの世話をして日常生活を送れるようにサポートするだけではなく、子供と一緒に遊んで社会性や自主性を養っていきます。

また、保護者対応では保護者との信頼関係の構築のために子供の様子を報告したり、子育てに関する相談に乗ることもありますし、保育関連の事務作業では保育記録や個別保育計画の立案も行います。

そして、クラス担任や役職に就けば保育園の運営に関する業務に携わったり、年間行事があれば保育士で協力して行医の準備や当日の運営業務を行うこともありますね。

保育士の働き方の特徴

保育士として働きたい場合には、事前にどのような働き方なのかを把握しておくことも大切なので、保育士の働き方の特徴について紹介していきますね。

保育士の働き方の特徴

  • 基本的には週休2日のシフト制
  • シフトには早番・中番・遅番がある
  • 子供の迎えが遅いと残業をすることもある
  • 休日に行事がある場合は代休を取得する
  • 夜間保育を提供していると夜勤も発生する

保育士は基本的にシフト制で働くことになりますが、シフトは早番・中盤・遅番があり、開園準備や閉園業務、子供の受け入れや見送りが必要な早番や遅番は少人数で対応して、コア業務が必要になる中番に一番保育士の人数が多い状態にします。

また、保育園は土日と祝日休みのところが多いですが、中には土曜日に保育対応をしていたり、行事がある場合には土日に行事の対応をして代休を取得することもありますね。

そして、認可外保育施設の中には夜間保育を提供しているところもあるため、夜間保育や宿泊を伴う保育を提供している場合には夜勤が発生することもある点には注意が必要です。

保育士の1日のスケジュール

保育士が働く際には早番・中番・遅番のシフトに分かれて対応していきますが、具体的な1日のスケジュールとしては以下のような形になります。

7:00〜7:30 早番の出勤・開園準備
7:30〜9:30 園児の出迎え・園児の様子チェック
8:00〜9:30 中番の出勤・早番からの情報共有
9:30〜10:00 朝の体操や朝礼の実施
10:00〜11:30 遅番の出勤・クラス別の保育実施
11:00〜11:30 昼食準備・配膳
11:30〜12:30 昼食・食事補助
12:30〜13:00 昼食の片付け・お昼寝の準備
寝かしつけ
13:00〜14:00 休憩・デスクワーク
14:00〜14:30 起床・おむつ交換・寝具片付け
15:00〜15:30 おやつ
16:00〜16:15 帰りの会・早番の退勤
16:00〜19:00 お見送り・園内清掃・閉園準備
デスクワーク・中番/遅番の退勤

保育士の1日のスケジュールを大きく分けると「開園準備」「園児の受け入れ」「保育対応」「食事補助」「寝かしつけ」「事務作業」「園児の見送り」「閉園業務」となっています。

また、保育園によっては残業が発生したり、開園時間によって時間帯が前後することはありますが、基本的には上記のスケジュールで働くことになると考えておくと良いですよ。

そして、夜勤が発生する保育施設では異なる形で対応することもありますし、パートとして働く場合には特定の時間帯の業務対応だけをすることもありますが、業務内容には大きな違いはありません。

保育士の1日のスケジュールをさらに詳しく知りたい人は、以下の記事を読んでみてください。

保育士に向いている人の特徴と求められるスキル

未経験から保育士を目指す際には、仕事内容や働き方以外にも、向いている人の特徴や求められるスキルに関しても把握しておくことが大切です。

そこで、本項では保育士に向いている人の特徴と求められるスキルについて、それぞれ紹介していくので参考にしてみてくださいね。

保育士に向いている人の特徴

保育士として働いていて2年以内で離職してしまう人は15%に昇りますが、その理由の中には職場環境や保育士の待遇だけではなく、保育士に向いていないと感じたことが理由で辞めてしまった人もいます。

そのため、保育士を目指す前に保育士として働く場合の適正について把握しておくとミスマッチを防ぐことにもつながるので、保育士に向いている人の特徴について紹介していきますね。

保育士に向いている人の特徴

  • 子供が好きな人
  • 何事にも辛抱強く取り組める人
  • 体力に自信がある人
  • コミュニケーション能力がある人
  • 観察力や記憶力がある人
  • 複数のことを同時にこなせる人

保育士に向いている人の特徴として挙げられるのは上記の項目になりますが、保育士として働く以上は子供が好きで何事にも辛抱強く取り組めるかどうかが保育を行う上で重要な要素となってきます。

また、子供と遊ぶには体力も必要ですし、子供・保護者・職場仲間・上司などコミュニケーションを取らなければいけない場面が多いので、コミュニケーション能力がある人も向いていると言えますね。

その他にも、保育士として働くためには、子供と遊びながら観察して保育記録を残していくことも多いため、観察力や記憶力がある人や複数のことを同時にこなせる人も保育士に向いていますよ。

保育士に求められるスキル

保育士の向き不向きにも関連してきますが、保育士として働いていく際には、以下のようなスキルも求められてきます。

保育士に求められるスキル

  • コミュニケーション能力
  • 傾聴力・共感力
  • 観察力・記憶力
  • 体力
  • 忍耐力
  • 柔軟性
  • ピアノ・絵画のスキル
  • 事務作業のためのPCスキル

保育士として働く際にはコミュニケーションを取りながら子供や保護者と信頼関係を築く必要があるため、コミュニケーション能力が求められますが、その中でも傾聴力や共感力は非常に重要な要素となってきます。

また、保育士は子供のお世話をするだけではなく、保育方針を決めて計画に沿って子供の健全な成長を促していくことも求められるため、保育中に子供を観察してその内容を漏らさず記憶して記録に残す能力も必須のスキルと言えます。

そして、子供と遊ぶための基礎的な体力、子供に辛抱強く関わりながら保育をするための忍耐力、何かあった時に臨機応変に対応するための柔軟性、保育の仕事に関連するピアノ・絵画のスキル、事務作業をこなすための最低限のPCスキルも求められるスキルとして挙げられますね。

【経験年数別】保育士の平均給料・年収・手取り

保育士は「給料が低い」「業務量と給料が割に合わない」「給料が少なくて生活ができない」といった声を聞くことも多いですが、実際に保育士の平均年収はどれくらいなのでしょうか?

保育士の月給・賞与・年収

  • 給料:26.6万円  手取り:約22.1万円
  • 賞与:71.2万円  手取り:約58.2万円
  • 年収:391.3万円  手取り:約308.7万円

厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」を見ると保育士の平均年収は391万円となっており、日本の平均年収の458万円と比較すると保育士の年収の水準は低いです。

ですが、実は男女別の平均年数で見た時に女性保育士の平均年収は日本の女性の平均年収よりも高くなっています。

全職種 保育士
男性 563万円 404.3万円
女性 314万円 390.5万円
合計 458万円 391.3万円

参照:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査
   国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査

また、保育士は経験年数で年収が変わりますが、経験年数別の年収は以下のようになっています。

保育士(男女計)
経験年数 月給 賞与 年収
0年 21.9万円 46.8万円 267.9万円
1年〜4年 23.1万円 56.7万円 334.6万円
5年〜9年 24.8万円 65.5万円 364.1万円
10年〜14年 25.9万円 73万円 384.9万円
15年以上 29.9万円 98,6万円 458.4万円
全体合計 26.8万円 71.2万円 384.1万円

参照:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査

上記の数値を見ると、保育士の年収は経験年数が少ないと低いですが、経験を積むと十分に生活できる年収になることがわかると思います。

そのため、未経験から保育士になる際には、年収が少なくて生活ができないという事態にならないように、転職する際には事前に年収の想定を考えた上で年収が上がるまで生活ができるように貯金をしていくことも大切ですよ。

保育士の年収は年々増加傾向にある

女性保育士の平均年収は日本女性の平均年収よりも高いことがわかりましたが、保育士の年収が低いと言われているのは「2013年の平均年種が310万円だったこと」「認可外保育施設は処遇改善加算が受けられないこと」が大きな要因となっています。

以下の処遇改善加算の画像と年収の推移を見ると、国は保育士の待遇改善に取り組んで結果が出ていることがわかりますし、実際に年収は経験を積めば着実に上がる環境があると考えられています。

保育士 年収推移
和暦 月給 賞与 年収
令和元年 24.4万円 70万円 364万円
令和2年 24.9万円 74.7万円 374.5万円
令和3年 25.6万円 74.4万円 382.2万円
令和4年 26.6万円 71.2万円 391.3万円

参照:厚生労働省「令和元年〜令和4年賃金構造基本統計調査

ですが、保育士の待遇改善の補助金の対象は「認可保育施設」だけなので、認可外保育施設の年収は認可保育施設に比べると低い状態となっていて、職場環境の改善ができていない施設もあります。

そのため、未経験から保育士へ転職する場合には、保育士の年収事情も理解した上で、自分の中での優先順位を決めて求人を探していくことが大切です。

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保育士の年収については以下の記事で、具体的な数値や国の施策の情報をもとに解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

年収が上がりやすい環境で働きたいなら公立保育園か認可保育施設がおすすめ

保育士として安定して働いていきたいのであれば、保育士として経験を積んだ上で公立保育園へ転職するか、認可保育施設で働くのがおすすめです。

というのも、公立保育園で働く保育士は公務員なので福利厚生も充実していますし、公務員保育士になってすぐは年収が低いですが、経験を積むことで着実に年収を上げていくことができます。

勤続年数 給料 年収
1年未満 18万1004円 217万2048円
1年以上〜2年未満 18万5907円 223万0884円
2年以上〜3年未満 19万2200円 230万6400円
3年以上〜5年未満 20万3652円 244万3824円
5年以上〜7年未満 21万9989円 263万9868円
7年以上〜10年未満 24万55円 288万660円
10年以上〜15年未満 27万2521円 327万252円
15年以上〜20年未満 31万9045円 382万8540円
20年以上〜25年未満 35万6333円 427万5996円
25年以上〜30年未満 38万339円 456万4068円
30年以上〜35年未満 39万6158円 475万3896円
35年以上 36万9700円 443万6400円

参照:総務省「令和4年地方公務員給与実態調査

また、認可保育施設も待機児童解消や女性の就業率上昇を目的とした保育の受け皿整備のために「待機児童解消加速化プラン」「子育て安心プラン」「新子育て安心プラン」などで待遇改善の対象となっており、年収が上がる環境が整っています。

保育士 処遇改善加算

特に、認可保育施設では処遇改善加算Ⅲが適用されているため認可外保育施設に比べて月給が9,000円上乗せされていますし、平均経験年数に応じて2%〜12%の賃金改善加算がされているため、働き続ければ年収が上がる状態です。

その他にも、処遇改善加算Ⅱのおかげで保育士の役職手当が支給されるようになり、職務分野別リーダー、専門リーダー、副主任保育士になると月5,000円〜40,000円の補助金が保育園に振り込まれるようになっているため役職手当も出ます。

そのため、未経験から保育士に転職する場合に、認可保育施設で働くことができれば、年収の上がりやすい環境で働くことができますよ。

保育士として働くやりがい・大変なこと

保育士として働いているとやりがいを感じることもあれば、大変に感じることもたくさんあります。

また、未経験から保育士に転職する際には、保育士として働くやりがい・大変なことも把握しておかないと、転職後にミスマッチが起きて辞めてしまう人もいるので事前にチェックしておきましょう。

保育士として働くやりがい

保育士を目指す人の中には、保育士として働いていてどのようなことにやりがいを感じるのか気になっている人もいると思います。

保育士として働くやりがいを感じる時

  • 子供と信頼関係を築けた時
  • 子供の笑顔や成長を間近で見れた時
  • 保護者に相談を受けて感謝された時
  • 先輩や園長に仕事を褒められた時
  • 1年間クラスの業務をやり切った時
  • 行事やイベントを無事に終えられた時

保育士として働くやりがいの中でも、子供との信頼関係を築けた時や子供の笑顔や成長を間近で見れた時に一番やりがいを感じるという人は多いです。

また、保育士として保護者と信頼関係を築けて相談された時やアドバイスをして感謝された時もやりがいを感じますし、仕事ぶりを先輩や園長に褒めてもらえた時も嬉しいと感じる人は多いようですね。

そして、保育園ではクラスを分けて1年単位で対応していくことも多いですが、1年を通してクラス担任の業務をやり切った時や行事・イベントを無事に終えられた時もやりがいを感じる人もいますね。

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保育士で働く際に大切なことややりがいをさらに知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。

保育士として働いていて大変なこと

保育士として働いているとやりがいを感じることだけではなく大変なこともたくさんあるため、転職後にミスマッチを起きないようにどのような時に大変だと感じるのかも把握しておきましょう。

保育士として働いていて大変に感じる時

  • 子供が言うことを聞いてくれない時
  • 保護者からクレームをもらった時
  • 子供と一緒に遊んでいる時
  • 忙しくて休憩が取りづらい時
  • 業務量が多くて残業や持ち帰りが発生する時
  • 行事の準備で残業が必要な時

保育士として働いていると、子供が言うことを聞いてくれなかったり、保護者からクレームをもらって対応に迫られることもあります。

また、子供と遊ぶ時もただ遊ぶのではなく、一人一人の状態と行動を観察していく必要があるため、慣れないと大変だと感じる人も多いようですね。

その他にも、保育士として働いていると忙しい施設も多く、子供の保育はイレギュラーなことも発生するため、何かあればまともに休憩が取れないこともありますし、業務量が多い時や行事の準備が必要な時には残業や持ち帰り仕事が発生することも大変なところと言えますね。

1年目の新人保育士によくある仕事の悩み

未経験から保育士として働いていると、仕事が上手くいかなかったり、思っていたような保育ができずに悩む人も多いですが、特に1年目の保育士は仕事が上手くいかなくて悩んでしまう人も多いです。

では、実際に未経験から保育士になった1年目の新人保育士によくある悩みにはどのようなものがあるのでしょうか?

  • 子供と上手く信頼関係が築けない
  • 子供への上手な接し方がわからない
  • 保護者との信頼関係が築けない
  • 職場の人間関係が上手くいかない
  • 覚えなければいけない仕事が多い
  • 仕事が遅くてなかなか終わらない
  • ピアノが上手く弾けない

1年目の新人保育士として働いていると、初めてのことでわからないこともたくさんありますし、思っていたよりも仕事が大変だと感じることもあります。

特に、子供や保護者とのコミュニケーションや信頼関係の構築が上手くできなかったり、接し方がわからなくて悩んでいる人、職場の人間関係が上手く築けずに悩んでいる人も多いです。

また、新しく覚えなければいけない仕事も多く、慣れないと子供の面倒を見ることに精一杯になって事務仕事が遅くて仕事が終わらないこともありますし、ピアノが上手く弾けなくてコンプレックスを感じている人もいるようですね。

保育士のキャリアパス

保育士として働いていく際に年収アップを目指したり、キャリア形成をする際にはキャリアアップを目指すことが大切ですが、具体的に保育士のキャリアパスにはどのようなものがあるのでしょうか?

保育士のキャリアパスと経験年数の目安

  • クラス担任|0年〜1年以上
  • クラスリーダー|1年〜3年以上
  • 職務分野別リーダー|3年〜7年以上
  • 専門リーダー|7年〜10年以上
  • 副主任保育士|7年〜15年以上
  • 主任保育士|10年〜15年以上
  • 副園長|10年〜15年以上
  • 園長/施設長|15年〜20年以上

保育士として働く場合には上記のキャリアパスを辿っていくことになり、役職が上がるにつれて手当の金額も上がって年収アップが目指せます。

具体的には、クラス担任やクラスリーダー、職務分野別リーダーだと5,000円以内、専門リーダー・副主任保育士だと最大40,000円/月の手当が支給されるようになるため年収も大幅に上がりますよ。

また、職務分野別リーダー、専門リーダー、副主任保育士になるためには、経験を積んでキャリアアップ研修を受講して、役職に就くための要件を満たして指定の役職に任命される必要があります。

ですが、役職は保育士としてキャリア形成をしていく上での指標であり、役職の経験を積めばそれだけ市場価値も上がるため、年収アップを目指したい人は積極的にキャリアアップを目指すと良いですよ。

未経験から転職をするなら転職エージェントの活用がおすすめ

未経験から保育士へ転職する場合には、転職サイトで求人を探すよりも転職エージェントでキャリアアドバイザーに支援してもらいながら転職活動を進めていく方がミスマッチも少なく転職の成功率も上がります。

というのも、転職エージェントではキャリアアドバイザーがキャリアカウンセリングで希望する条件を確認した上で、希望にマッチする求人やキャリアのプラスになるような求人を紹介してくれるため、効率的に求人探しを進めていくことができます。

また、求人に応募した後には人柄についても応募先へ共有してくれますし、職務経歴書の添削や面接対策のフォローもしてくれるため選考の通過率も上がります。

その他にも、面接や保育園の見学の日程調整と当日の同行もしてくれるエージェントも多いですし、内定時には希望の条件で内定がもらえるように交渉もしてもらえるので、積極的に転職エージェントを活用していくと良いですよ。

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未経験から保育士へ転職する際には、いかに希望にマッチした求人を探せるかが重要なので、求人探しの幅を広げるためにも2社〜3社程度の転職サービスを併用することをおすすめします。


特に、転職エージェントでは独占している非公開求人もあり、併用することで求人探しの幅も広がるので、幅広い選択肢の中から機能にマッチする求人を見つけたい人は転職エージェントを併用していくと良いですよ。

保育士におすすめの転職サイト

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保育士人材バンク限定の求人多数!働きやすさなど独自の情報で転職成功

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未経験から保育士になる際のよくある質問

未経験から保育士になる際によくある質問についてまとめたので、参考にしてみてください。

保育士資格なしの未経験でも働けるのか

人物 転職者

保育士は資格なしの未経験でも保育園などで働くことは可能でしょうか?

転職エージェント末永 末永

保育士資格なしの未経験でも保育園で働けますが、資格なしの場合は保育補助という職種で勤務することになりますね。


ただ、保育園によっては保育士資格なしの人を保育補助として採用して、保育士資格取得を支援してくれるところもありますよ。

転職エージェント末永 末永

また、保育補助として働きながら勉強をして、受験・合格して資格取得する人も多いですね。


そのため、資格取得前に保育園で働きたい人は、資格なしでも応募できるかどうかを確認してみるのも良いですよ。

保育士をサポートする保育補助がどのような仕事なのかについては、こちらの記事で解説しているので興味のある人は読んでみてくださいね。

保育士未経験でも担任を任せられるのでしょうか

人物 転職者

保育士未経験でも担任を任せられるのでしょうか?

転職エージェント末永 末永

可能性としてはありますね。保育園によっては任されるところもありますが、正規職員と一緒に必ず複数担任のところに配置されるようになっています。


公立保育園の場合には、7時間以上かつ週5日勤務であればクラス配置されることが多い傾向にありますし、未経験でも正規職員なら1年目でも先輩保育士と一緒に担任を持って指導を受けることも多いですね。

転職エージェント末永 末永

また、保育園によっては人手不足であることから、保育士資格を持っていると配置基準の人数に含まれるため、パート保育士でも主担任の補助や副担任を任される可能性があります。


ですが、基本的に1人担任の可能性はないのでその点は安心して大丈夫ですよ。

ピアノが弾けなくても保育士になれる?

人物 転職者

ピアノ未経験で弾けないのですが、それでも保育士になれますか?

転職エージェント末永 末永

ピアノ未経験で弾けなくても保育士になれますが、ピアノを弾く機会も多いので弾けるようにしておくのが良いですね。


実際に楽譜が読めない、ピアノに触ったこともないという人が保育士になった時に大変だったという体験談もありました。

転職エージェント末永 末永

ただ、ピアノ未経験者が独学で練習するのは非常に大変で苦労すると思うので、ピアノの練習をするならピアノ教室に通ってレッスンを受けることをおすすめします。

また、ピアノ未経験から保育士を目指すなら、以下の記事も参考になるので参考にしてみてくださいね。

保育士が働ける場所は保育園以外にある?

人物 転職者

未経験から保育士になりたいと考えているのですが、保育園以外でも働ける場所ってありますか?

転職エージェント末永 末永

「保育士=保育所勤務」というわけではないので、保育園以外に働ける職場が数多くあります。具体的には以下のような職場が挙げられますね。

  • 助産施設
  • 乳児院
  • 母子生活支援施設
  • 保育所
  • 児童厚生施設
  • 児童養護施設
  • 知的障害児施設
  • 知的障害児通園施設
  • 盲ろうあ児施設
  • 肢体不自由児施設
  • 重症心身障害児施設
  • 児童心理治療施設
  • 児童自立支援施設
  • 児童家庭支援センター

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児童厚生施設と保育所以外では、支援対象が子供だけではなく保護者などに関わるものもあります。その場合は、業務内容に特別な知識や経験、資格など保育以外の知識や経験が求められますね。


一方、児童福祉施設で働く保育士は、正社員からパートなど多様な働き方があり、安定して働ける職場も多いのが特徴として挙げられます。

30代や40代の場合は保育補助で働く人が多い?

人物 転職者

30代や40代の場合は、未経験から保育士を目指すのではなく、保育補助で働くという人のほうが多いのでしょうか?

転職エージェント末永 末永

そんなことはありませんよ。実際に40代過ぎから保育士の資格をとってパート保育士として働いている人も多いです。


また、30代後半で無資格だから保育補助のパートをしているという人もたくさんいるので働き方は自由です。30代や40代から保育士になるのは遅いと思う人も多いですが、そんなことはないので安心してください。

転職エージェント末永 末永

中には40代で保育士試験を受けて合格して、保育士として働いている人もいますし、保育士資格を取得するまで、保育補助として働きながら経験を積んだという人も割といます。


なので、30代・40代未経験から保育士を目指したいと考えている人は、以下の記事が参考になると思うので、ぜひチェックしてみてください。

未経験から保育士に転職するのにおすすめの転職サービスはありますか

人物 転職者

未経験から保育士に転職するのにおすすめの転職サービスはありますか

転職エージェント末永 末永

未経験から保育士を目指すのであれば、保育士ワーカーマイナビ保育士保育士人材バンクがおすすめですね。


いずれの転職エージェントも保育士経験のあるキャリアアドバイザーが在籍しているので相談もしやすいです。


また、転職支援実績も豊富で求人数も多いので、活用することで希望にマッチした求人を見つけることができますよ。

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